JP2001024282A - Iii−v族混晶半導体を用いた半導体装置の製造方法及び光通信システム - Google Patents

Iii−v族混晶半導体を用いた半導体装置の製造方法及び光通信システム

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正彦 近藤
Takeshi Kitatani
健 北谷
Toshiaki Tanaka
俊明 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】良好な結晶性を有するGaInNAs等のNを
含むIII−V族混晶半導体を用いた半導体装置の製造方
法を提供すること。 【解決手段】n−GaAs基板1上に、水素の存在しな
い環境下で、水素を含まない原料として金属ガリウム、
金属インジウム及び金属ヒ素を用い、かつ、ラジオフレ
ケンシー法で励起した窒素を原料として、n−GaAs
バッハァ層2、n−Al0.3Ga0.7Asクラッド層3、
GaInNAsからなる歪単一量子井戸活性層4を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GaInNAs混
晶半導体等のIII−V族混晶半導体を用いた半導体装置
の製造方法及びそのような半導体装置を用いた光通信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来実用化されている光通信システム用
半導体レーザは、すべてInP基板上に作製され、活性
層にGaInPAs又はAlGaInAs混晶半導体を
用いている。また、これらの半導体レーザは、量子井戸
構造及び屈折率導波型構造の採用により高性能になって
いる。しかし、これらの半導体レーザは、高温動作時に
特性が大きく劣化するという問題がある。幹線系光ファ
イバ通信では半導体レーザをペルチェ電熱素子で冷却し
ながら使用しているが、光ファイバ通信が各家庭やオフ
ィスへ、各コンピュータへと導入される今後の加入者系
光ファイバ通信では、半導体レーザ送信モジュールの低
価格化と低消費電力化が必須であり、冷却素子を必要と
しないで温度特性が優れた光通信システム用半導体レー
ザが強く求められている。
【0003】最近、GaInNAs混晶半導体を使用す
ることにより、光通信システム用半導体レーザの温度特
性が大幅に改善できることが報告された(第57回応用
物理学会講演会予稿集 第951頁)。
【0004】なお、ここでいう光通信システムは、長距
離通信のみを指すものではなく、光インターコネクショ
ン等の短距離伝送も含むものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のGaInNAs
混晶半導体は、理論検討では光通信システム用半導体レ
ーザの発光材料として理想的なことが分かっている。し
かし、新材料である故、その作製方法及び作製条件は未
だ確立していない。GaInNAs混晶半導体は、V族
を構成する元素の原子半径がNとAsで大きく異なるた
め、熱力学的に準安定(不安定)な材料であり相分離が
発生しやすく、良質な結晶を得ることは極めて困難であ
る。
【0006】GaInNAs混晶半導体の結晶成長方法
としては、有機金属気相エピタキシー(OMVPE)
法、化学線エピタキシー(CBE)法、及びガスソース
分子線エピタキシー(GS−MBE)法が一般に知られ
ている。しかし、いずれの成長方法においても少なくと
も1つの原料には水素が含まれている。
【0007】本発明者等の検討の結果、上記のどの方法
で作製したGaInNAs混晶半導体にも結晶中に水素
が取り込まれ、その水素が結晶性を劣化させていること
が判明した。
【0008】水素の取り込みを防ぐには、水素がない環
境下で水素を含まない原料を用いて結晶成長を行えばよ
い。このような製造方法としては、金属ガリウム、金属
インジウム、ECR(エレクトロン サイクロトロン
レゾナンス)法によるプラズマ励起窒素及び金属ヒ素を
原料とするGS−MBE法についての第17回北米MB
E会議、講演番号I1における報告のみがある。しかし
ながら報告されたレーザの閾電流密度は9.5kA/c
2であり、実用化に十分な特性とはいえない。
【0009】本発明の第1の目的は、良好な結晶性を有
するIII−V族混晶半導体を用いた半導体装置の製造方
法を提供することにある。本発明の第2の目的は、良好
な結晶性を有するIII−V族混晶半導体を有する半導体
装置を用いた光通信システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等がさらに検討
した結果、上記従来技術で採用したECR法による窒素
の励起方法ではイオン照射により結晶にダメージが発生
し、良質な結晶を作製できないことが判った。また、イ
オン照射によるダメージを防ぐには窒素ガスをラジオフ
レケンシー(Radio Frequency:RF)
法で励起すればよいことも判った。
【0011】従って、上記第1の目的を達成するため
に、本発明の半導体装置の製造方法は、基板上に、水素
の存在しない環境下で、水素を含まない原料を用い、か
つ、ラジオフレケンシー法で励起した窒素を原料として
GaInNAs層を形成するようにしたものである。
【0012】このGaInNAs層の形成は、ガスソー
ス分子線エピタキシー法により行うことが好ましい。ま
た、このGaInNAs層は、半導体発光素子の光を発
生する活性層を構成することが好ましい。水素を含まな
い原料としては、金属ガリウム、金属インジウム及び金
属ヒ素を用いることが好ましい。
【0013】また、上記第1の目的を達成するために、
本発明の半導体装置の製造方法は、基板上に、Alx
yIn1-x-yabAscSb1-a-b-c(但し、x、y、
a、b、cはそれぞれ0≦x≦1、0≦y≦1、0≦a
≦1、0≦b≦1、0≦c≦1の範囲の値である)で表
される半導体層を積層する工程を有し、上記aが、0<
a<1の範囲の値であるNを有する層を、ガスソース分
子線エピタキシー法により、水素の存在しない環境下
で、水素を含まない原料を用い、かつ、ラジオフレケン
シー法で励起した窒素を原料として形成するようにした
ものである。
【0014】上記Nを有する層は、半導体発光素子の光
を発生する活性層を構成することが好ましい。水素を含
まない原料としては、金属アルミニウム、金属ガリウ
ム、金属インジウム、金属ヒ素、金属リン及び金属アン
チモンであることが好ましい。
【0015】いずれの製造方法の場合も、ヒ素ビームは
As4及びAs2分子のどちらでもよいが、相分離を抑制
して結晶性をより向上させるためにはAs4が好まし
く、燐系半導体層とヒ素系半導体層とで急峻な界面を形
成するためにはAs2が好ましい。
【0016】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明の光通信システムは、半導体レーザを上記いずれ
かの半導体装置の製造方法により製造し、この半導体レ
ーザと、半導体レーザの駆動用ICと、受光素子と、受
光素子の駆動用ICと、半導体レーザ及び受光素子とそ
れぞれ光学的に結合する光ファイバーとから構成するよ
うにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1から
図3を用いて説明する。 〈実施例1〉第1の実施例は、本発明を1.3μm帯端
面発光型半導体レーザに適用したものである。図1
(a)はその断面構造図を、図1(b)は活性層の拡大
断面図を示している。n−GaAs基板1上に、n−G
aAsバッファ層2(層厚300nm)、n−Al0.3
Ga0.7Asクラッド層(層厚1500nm、Si:1
×1018cm-3)3、歪単一量子井戸活性層4をGS−
MBE法により順次結晶成長させる。この歪単一量子井
戸活性層4は、図1(b)に示すように、GaAs障壁
層(層厚150nm)10及び12とGa0.7In0.3
0.01As0.99井戸層(層厚7nm)11から構成され
る。
【0018】さらにp−Al0.3Ga0.7Asクラッド層
(層厚1500nm、Be:1×1018cm-3)5、p
−GaAsキャップ層(層厚200nm、Be:1×1
19cm-3)6を順次結晶成長させ、多層構造を作製し
た。
【0019】III族元素の原料は、金属アルミニウム、
金属ガリウム及び金属インジウムを用いた。V族元素の
原料には、RFプラズマで活性化した窒素と金属ヒ素を
用いた。通常の分子線セルに金属ヒ素を装着し、加熱昇
華させてAs4分子ビームとして供給した。そのビーム
強度は、相分離の抑制のために0.01Paに設定し
た。RFプラズマセルの励起窒素出射孔は、イオン照射
によるダメージを防ぐために直径0.2mmとした。G
aAsバッファ層2等は、600℃で結晶成長させた
が、歪単一量子井戸活性層4は、相分離を抑制するため
に480℃と低温で結晶成長した。
【0020】図2(a)に、上記多層構造の室温おける
フォトルミネッセンス(PL)を示す。測定は、p−G
aAsキャップ層6をエッチングにより取り除いた後に
行った。半値幅は28meVで、実用化されているGa
InPAsレーザと同程度であった。また、発光強度
も、同程度であった。
【0021】図2(b)には、ヒ素原料に水素を含むア
ルシンを用いて、ヒ素原料の違い以外は上記多層構造と
同じ条件で作製した従来の多層構造の室温おけるPLを
示す。半値幅は40meVであり、発光強度も約1/1
0であった。以上の結果より、金属ヒ素を用いて作製し
たGaInNAsの結晶性は十分高く問題がないことが
判る。
【0022】さらに、金属ヒ素を用いて作製した多層構
造に、図1(a)に示す如く、SiNx窒化膜を堆積
し、電流狭窄層7を形成した。p側電極8、n側電極9
を形成した後、劈開法により共振器長約400μmのレ
ーザ素子を得た。ストライプ幅は10μmとした。素子
の前面にλ/4(λ:発振波長)の厚みのSiO2によ
る低反射膜を、素子の後面にSiO2とアモルファスS
iからなる4層膜による高反射膜を形成した。その後、
素子を接合面を下にして、ヒートシンク上にボンディン
グした。閾値電流密度が0.5 kA/cm2で室温連
続発振し、発振波長は1.3μmであった。また、25
℃から85℃の範囲における特性温度は150Kと高
く、温度特性が非常に良好であった。また、本レーザ
は、活性層の結晶性が良好なので10万時間以上の長い
素子寿命を有した。
【0023】〈実施例2〉本実施例は、本発明を1.3
μm帯面発光型半導体レーザに適用したものである。以
下、図3を用いて説明する。図3(a)は、その断面構
造を、図3(b)は活性層の拡大図を示している。n−
GaAs基板1上に、後に説明するn型半導体多層膜反
射鏡20、GaAsスペーサ層21、三重量子井戸活性
層24をGSーMBE法により順次成長させた。三重量
子井戸活性層24は、図3(b)に示すように、GaN
0.02As0.98障壁層(層厚5nm)22とGa0.80In
0.200.02As0.98井戸層(層厚5nm)23から構成
され、応力補償型量子井戸構造とした。
【0024】さらにGaAsスペーサ層25、n−Ga
As基板1に格子整合したp−Ga0.5In0.5Pクラッ
ド層26(層厚1μm、C:1×1018cm-3)、p−
GaAsコンタクト層27(層厚100nm、C:1×
1019cm-3)を順次成長させた。GaAsスペーサ層
21、三重量子井戸活性層24及びGaAsスペーサ層
25の厚みの合計が半導体中での波長と等しくなるよう
にGaAsスペーサ層の層厚を調整した。
【0025】n型半導体多層膜反射鏡20は、半導体中
で1/4波長厚の高屈折率のGaAs層と半導体中で1
/4波長厚の低屈折率のAlAs層を交互に積層した。
反射率を99%以上にするために反射鏡層の積層数を2
2対とした。
【0026】III族元素の原料は、金属アルミニウム、
金属ガリウム及び金属インジウムを用いた。V族元素の
原料には、RFプラズマで活性化した窒素、ホスフィ
ン、及び金属ヒ素を用いた。金属ヒ素をバルブドクラッ
カー型の分子線セルに装着し、加熱昇華させて得たAs
4分子をさらに高温でクラッキングしてAs2分子のビー
ムとして供給した。そのビーム強度は、燐系半導体層と
ヒ素系半導体層とで急峻な界面を形成するためには、
0.0001Paと実施例1の場合よりも低く設定し
た。また、n型ドーパントとしてはSiを用い、p型ド
ーパントとしてはC(原料はCBr4)を用いた。
【0027】n型半導体多層膜反射鏡20は600℃、
GaAsスペーサ層21、三重量子井戸活性層24、G
aAsスペーサ層25は450℃、p−Ga0.5In0.5
Pクラッド層26、p−GaAsコンタクト層27は5
00℃で成長した。三重量子井戸活性層24の成長温度
が実施例1の場合よりも低いのは、As2分子ビームの
下で相分離の発生を防ぐためである。
【0028】本実施例では、燐原料に水素を含むホスフ
ィンを用いたが、ホスフィンの成長室への導入はGaI
nNAs活性層の成長後であり、GaInNAs活性層
の成長時には水素がない環境で成長を行った。従って、
実施例1の場合と同様にGaInNAs活性層の結晶性
は良好であった。
【0029】次に、化学気相堆積工程とホトレジスト工
程により直径10μmの円形のSiO2膜(後の工程で
除去するため図示せず)を形成し、これをマスクとして
n型のn型半導体多層膜反射鏡20の途中までウエット
エッチングしてメサ状にする。その後、SiO2マスク
を残したまま化学気相堆積工程によりSiO2保護層2
8を形成し、ポリイミド29を塗布し、硬化する。次
に、反応性イオンビームエッチングによりSiO2マス
クが露出するまでポリイミド29をエッチングし、メサ
の上部のSiO2マスクを図に示したように除去するこ
とで平坦な面が得られる。この後、リフトオフ法により
リング状のp側電極31を形成し、さらにスッパタ蒸着
法により誘電体多層膜反射鏡30を形成し、n側電極3
2を形成した。誘電体多層膜反射鏡30は、誘電体中で
1/4波長厚さの高屈折率TiO2層と誘電体中で1/
4波長厚さの低屈折率SiO2層を交互に積層して作製
した。反射率を99%以上にするために積層数を10対
とした。
【0030】本面発光レーザに電流を注入したところ、
85℃の高温まで連続動作に成功した。レーザ光は誘電
体多層膜反射鏡側から出射され、波長は約1.3μmで
あった。また、本レーザは、活性層の結晶性が良好なの
で面発光レーザの実用化では十分な1万時間以上の長い
素子寿命を有した。
【0031】上記実施例1及び2では、良質な結晶性を
有するGaInNAs層について説明したが、Alx
yIn1-x-yabAscSb1-a-b-c(但し、x、y、
a、b、cはそれぞれ0≦x≦1、0≦y≦1、0≦a
≦1、0≦b≦1、0≦c≦1の範囲の値である)で表
されるIII−V族半導体層を形成するときに、上記aが
0<a<1であるNを有する層を上記と同様にして形成
すれば、良質な結晶性の層を得ることができる。
【0032】また、上記実施例1及び2では、良質な結
晶性を有するGaInNAs層の光通信システム用半導
体レーザへの応用について説明したが、本発明が提供す
る作製方法はGaInNAs層等のNを有するIII−V
族混晶半導体を使用する太陽電池等の他の半導体装置へ
も適用できることはいうまでもない。
【0033】〈実施例3〉受光素子であるフォトダイオ
ードと、その駆動用ICと、半導体レーザと、その駆動
用ICと、半導体レーザ及びフォトダイオードとそれぞ
れ光学的に結合する光ファイバーとからなる光通信シス
テムの半導体レーザとして実施例1又は2の半導体レー
ザを用いた。上記各実施例で述べたようにこの半導体レ
ーザは高温特性に優れ、長寿命であるので、システムの
信頼性は大きく向上した。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、良好な結晶性を有す
るGaInNAs等、上記のようなNを有するIII−V
族混晶半導体を作製できた。その結果、高性能な半導体
装置を提供することができた。また、温度特性に非常に
優れる光通信システムを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の半導体レーザの断面構造図
及びその活性層の拡大断面構造図。
【図2】GaInNAsのPLスペクトル図。
【図3】本発明の実施例2の半導体レーザの断面構造図
及びその活性層の拡大断面構造図。
【符号の説明】
1…n−GaAs基板 2…n−GaAsバッファ層 3…n−Al0.3Ga0.7Asクラッド層 4…歪単一量子井戸活性層 5…p−Al0.3Ga0.7Asクラッド層 6…p−GaAsキャップ層 7…電流狭窄層 8、31…p側電極 9、32…n側電極 10…GaAs障壁層 11…Ga0.7In0.30.01As0.99井戸層 12…GaAs障壁層 20…n型半導体多層膜反射鏡 21…GaAsスペーサ層 22…GaN0.02As0.98障壁層 23…Ga0.80In0.200.02As0.98井戸層 24…三重量子井戸活性層 25…GaAsスペーサ層 26…p−Ga0.5In0.5Pクラッド層 27…p−GaAsコンタクト層 28…SiO2保護層 29…ポリイミド 30…誘電体多層膜反射鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北谷 健 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 田中 俊明 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5F041 AA44 CA04 CA05 CA12 CA34 CA35 CA66 FF14 5F045 AA05 AA08 AB10 AB18 AB19 AD08 AD10 AE11 AF04 BB16 CA12 CA13 DA55 5F073 AA73 AA74 AB17 AB28 BA02 CA20 DA06 EA28 5F103 AA04 DD30 GG01 HH03 LL03 LL04 LL17 RR05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に、水素の存在しない環境下で、水
    素を含まない原料を用い、かつ、ラジオフレケンシー法
    で励起した窒素を原料としてGaInNAs層を形成す
    る工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】上記GaInNAs層の形成は、ガスソー
    ス分子線エピタキシー法により行うことを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】上記GaInNAs層は、半導体発光素子
    の光を発生する活性層を構成することを特徴とする請求
    項1又は2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】上記水素を含まない原料は、金属ガリウ
    ム、金属インジウム及び金属ヒ素であることを特徴とす
    る請求項1から3のいずれか一に記載の半導体装置の製
    造方法。
  5. 【請求項5】基板上に、AlxGayIn1-x-yab
    cSb1-a-b-c(但し、x、y、a、b、cはそれぞれ
    0≦x≦1、0≦y≦1、0≦a≦1、0≦b≦1、0
    ≦c≦1の範囲の値である)で表される半導体層を積層
    する工程を有する半導体装置の製造方法において、上記
    aが、0<a<1の範囲の値である窒素を有する層を、
    ガスソース分子線エピタキシー法により、水素の存在し
    ない環境下で、水素を含まない原料を用い、かつ、ラジ
    オフレケンシー法で励起した窒素を原料として形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】上記窒素を有する層は、半導体発光素子の
    光を発生する活性層を構成することを特徴とする請求項
    5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】上記水素を含まない原料は、金属アルミニ
    ウム、金属ガリウム、金属インジウム、金属ヒ素、金属
    リン及び金属アンチモンであることを特徴とする請求項
    5又6記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】上記金属ヒ素は、As4分子ビームとして
    供給されることを特徴とする請求項1から7のいずれか
    一に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】上記金属ヒ素は、As2分子ビームとして
    供給されることを特徴とする請求項1から7のいずれか
    一に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】請求項1から9のいずれか一に記載の半
    導体装置の製造方法により製造された半導体装置が半導
    体レーザであり、該半導体レーザと、該半導体レーザの
    駆動用ICと、受光素子と、該受光素子の駆動用IC
    と、上記半導体レーザ及び上記受光素子とそれぞれ光学
    的に結合する光ファイバーとからなることを特徴とする
    光通信システム。
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