JP2001024155A - Mimキャパシタ、その製造方法、半導体装置、エアブリッジ金属配線、およびその製造方法 - Google Patents

Mimキャパシタ、その製造方法、半導体装置、エアブリッジ金属配線、およびその製造方法

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JP2001024155A
JP2001024155A JP11190925A JP19092599A JP2001024155A JP 2001024155 A JP2001024155 A JP 2001024155A JP 11190925 A JP11190925 A JP 11190925A JP 19092599 A JP19092599 A JP 19092599A JP 2001024155 A JP2001024155 A JP 2001024155A
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air bridge
mim capacitor
lead
protective film
insulating film
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Kazuhiro Yoshida
和広 吉田
Hiroshi Kinoshita
浩史 木下
Yasushi Yokoi
靖 横井
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/13Energy storage using capacitors

Abstract

(57)【要約】 【課題】高湿度雰囲気中でもイオンマイグレーションが
生じにくく耐久性に優れたMIMキャパシタ、およびそ
の製造方法を提供する。 【解決手段】本発明におけるMIMキャパシタは、基板
1上に形成された下層電極2と、下層電極2上に形成さ
れた絶縁膜3と、絶縁膜3上に形成された上層電極4
と、上層電極4に電気的に接続されたエアブリッジ構造
の引き出し配線5とを有する。引き出し配線のエアブリ
ッジ部7には貫通孔が設けられており、エアブリッジ部
7下側の中空部9の内壁に前記貫通孔を通じて絶縁保護
膜が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MIMキャパシ
タ、および、その製造方法に関し、特に、MMICや薄
膜受動素子、薄膜ハイブリッドIC等に用いられるエア
ブリッジ配線を有するMIMキャパシタ、およびその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】下層電極上に絶縁膜を形成し、さらにそ
の上に上層電極を形成してなるMIMキャパシタは、M
MICやハイブリッドIC等において広く用いられてい
る。従来のMIMキャパシタとして、特開平5−340
3号公報に開示されている構造が知られている。この構
造を有するMIMキャパシタを図10、11に示す。図
10は従来のMIMキャパシタの上面図、図11は図1
0のV−V断面における断面図を表すものである。図1
0、11に示すように、従来のMIMキャパシタは上層
電極24と基板21上に形成される他の金属パターン
(図示せず)との接続配線である引き出し配線25に、
エアブリッジ構造を有するエアブリッジ引き出し配線が
用いられている。従来のMIMキャパシタでは、このよ
うに引き出し配線25のエアブリッジ部27の下に中空
部29を設けることによって、上層電極24と下層電極
22の短絡を防ぐこととしていた。
【0003】しかし、従来のMIMキャパシタはその表
面に保護膜が形成されておらず、電極や配線が露出した
状態であったため、耐湿性等の点で問題があった。そこ
で、上層電極や引き出し配線等の外表面に保護膜を形成
したMIMキャパシタが提案されている。MIMキャパ
シタの外表面に形成された保護膜の構造を図12に示
す。このMIMキャパシタは、下層電極32、絶縁膜3
3、上層電極34、および、引き出し配線35の形成後
に、これらの上から、例えばCVD法等の手法によって
SiN等からなる保護膜36が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図12に示す
従来のMIMキャパシタは、その外表面には保護膜36
が形成されているが、引き出し配線35のエアブリッジ
部37下側の中空部39にはエアブリッジ部37の側方
から保護膜36が十分に回り込むことができないため、
中空部39の内壁には完全には保護膜36が形成されて
いない。したがって、引き出し配線35、上層電極3
4、絶縁膜33の一部が保護膜36によって被覆されず
に露出したままになっている。このようなMIMキャパ
シタを高湿度雰囲気中で使用した場合、上記上層電極3
4、絶縁膜33、および、引き出し配線35の露出部分
でイオンマイグレーションが容易に起こり、短絡が生じ
る等の恐れがあった。
【0005】本発明は上述の問題を鑑みてなされたもの
であり、これらの問題を解決し、高湿度雰囲気中でもイ
オンマイグレーションが生じにくく耐久性に優れたMI
Mキャパシタ、およびその製造方法を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、基板上に形成された下層電極と、下層電極上
に形成された絶縁膜と、絶縁膜上に形成された上層電極
と、上層電極に電気的に接続されたエアブリッジ引き出
し配線を有するMIMキャパシタにおいて、引き出し配
線のエアブリッジ部に貫通孔が設けられており、前記エ
アブリッジ部下側の中空部の内壁に絶縁保護膜が形成さ
れていることを特徴とする。
【0007】このように、エアブリッジ部下側の中空部
の内壁に絶縁保護膜を形成することによって、上層電
極、絶縁膜、下層電極、引き出し配線の全ての部分が保
護膜で覆われることとなり、高湿度雰囲気中で使用した
場合でもイオンマイグレーションが生じにくく耐久性に
優れたMIMキャパシタを得ることができる。
【0008】また、本発明のMIMキャパシタの製造方
法は、基板上に下層電極を形成する工程と、下層電極上
に絶縁膜を形成する工程と、絶縁膜上に上層電極を形成
する工程と、上層電極に電気的に接続されエアブリッジ
部に貫通孔が設けられたエアブリッジ引き出し配線を形
成する工程と、貫通孔を通じてエアブリッジ部下側の中
空部の内壁に絶縁保護膜を形成する工程と、を有するこ
とを特徴とする。
【0009】このように、エアブリッジ部に貫通孔を設
けた引き出し配線の上から絶縁保護膜を形成することに
よって、上層電極や引き出し配線の外表面だけでなく、
エアブリッジ部下側の中空部の内壁にも貫通孔を通じて
保護膜が形成される。その結果、上層電極、絶縁膜、下
層電極、引き出し配線の全ての部分が保護膜で覆われる
こととなり、上記のようなイオンマイグレーションが生
じにくく耐久性に優れたMIMキャパシタを製造するこ
とができる。また、上記MIMキャパシタの引き出し配
線は上層電極と一体的に形成することもできる。
【0010】さらに、本発明のMIMキャパシタの基板
としては、半導体基板を用いることが望ましい。このよ
うにMIMキャパシタを半導体基板上に形成することに
よって、MMICやハイブリッドIC等の一部として用
いることができる。
【0011】なお、本発明のエアブリッジ配線、および
その製造方法はMIMキャパシタの引き出し配線に限ら
れるものではなく、例えばダイオード等の引き出し配線
のように、その他のエアブリッジ金属配線にも適用する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下の実施例では、本発明のMI
Mキャパシタを半導体基板上に形成する場合について説
明する。
【0013】(実施例1)本実施例におけるMIMキャ
パシタを図1〜6に基づいて説明する。図1は本実施例
におけるMIMキャパシタの上面図、図2は図1のX−
X断面における断面図、図3は図1のY−Y断面におけ
る断面図、図4〜6は本実施例におけるMIMキャパシ
タの製造工程図を示し、図4は図1のX−X断面および
Y−Y断面における製造工程、5は図1のX−X断面に
おける製造工程、図6は図1のY−Y断面における製造
工程を示す。
【0014】本実施例におけるMIMキャパシタは図1
〜3に示すように、GaAs半導体基板1上に形成され
た下層電極2、基板1および下層電極2を覆うように形
成された絶縁膜3、下層電極2上に絶縁膜3を介して形
成された上層電極4、基板1上に形成された他の金属パ
ターン(図示せず)と上層電極4とを接続する引き出し
配線5を備え、上記絶縁膜3、上層電極4、引き出し配
線5の露出部分に絶縁保護膜6が形成されている。
【0015】下層電極2と上層電極4は、金属膜で形成
され、例えば、Au−Ge/Ni/Au/Ti、Ti/
Pt/Au、Ti/Al等の積層構造や、Ti、Au、
WSiNx等の単層構造を有する。下層電極2と上層電
極4は、同一の金属であっても異なる金属であってもよ
い。絶縁膜3は、例えば、SiNx、SiO2、SiO
N、SrTiO3、BaSrTiO3、TaO等の絶縁薄
膜で形成される。
【0016】引き出し配線5は、エアブリッジ構造を有
するエアブリッジ引き出し配線であり、エアブリッジ部
7では、その下方に位置する上層電極4、絶縁膜3、お
よび、下層電極2との間に空隙が設けられている。ま
た、エアブリッジ部7は幅W1が約200μmであり、
約50μmの間隔W2をおいて貫通孔8が設けられてい
る。この引き出し配線5は、例えば、AuやCuを用い
て形成される。
【0017】下層電極2、絶縁膜3、上層電極4、引き
出し配線5の露出部分、すなわち、これらの外表面、お
よび、引き出し配線5のエアブリッジ部7下側の中空部
9の内壁と貫通孔8の内壁には絶縁保護膜6が形成され
ている。絶縁保護膜6は、例えばSiNx、SiO2
SiONで形成される。このように、上層電極4、絶縁
膜3、下層電極2、引き出し配線5の全ての部分が保護
膜で覆われることにより、高湿度雰囲気中で使用した場
合でもイオンマイグレーションが生じにくく耐久性に優
れたMIMキャパシタを得ることができる。
【0018】次に、本実施例におけるMIMキャパシタ
の製造方法を図4〜6を用いて説明する。まず、GaA
s半導体基板1上にリフトオフ法を用いて下層電極2を
形成する(図4(a))。下層電極2は蒸着法やスパッ
タリング法により形成することができる。次いで、基板
1および下層電極2を覆うように絶縁膜3を形成する
(図4(b))。絶縁膜3の形成は、CVD法やスパッ
タリング法により行う。続いて、リフトオフ法により下
層電極2上に絶縁膜3を介して上層電極4を形成する
(図4(c))。上層電極4は蒸着法やスパッタリング
法により形成することができる。
【0019】次いで、引き出し配線5を形成する。ま
ず、エアブリッジ部7形成用のレジスト10を形成し、
その上から後に行う電解めっきのためのめっき用給電膜
(図示せず)を形成する(図4(d))。次に、引き出
し配線5形成用のレジスト12をパターニングし(図5
(a)、図6(a))、開口部13に電解めっきを行う
ことによって引き出し配線5を形成する(図5(b)、
図6(b))。電解めっきが終了すると、引き出し配線
5形成用のレジスト12と、エアブリッジ部8形成用の
レジスト10を除去する(図5(c)、図6(c))。
【0020】最後に、絶縁保護膜6を形成する(図5
(d)、図6(d))。絶縁保護膜6は、CVD法やス
パッタリング法により形成することができる。本実施例
では、引き出し配線5のエアブリッジ部7に貫通孔8が
設けられているため、絶縁保護膜6は下層電極2、絶縁
膜3、上層電極4、引き出し配線5の外表面に形成され
るだけでなく、エアブリッジ部7の側方、および、貫通
孔8を通じてエアブリッジ部7下側の中空部9にも十分
に周り込み、中空部9の内壁、および、貫通孔8の内壁
にも保護膜6が形成される。その結果、上層電極4、絶
縁膜3、下層電極2、引き出し配線5の全ての部分が保
護膜で覆われることとなり、上記のようなイオンマイグ
レーションが生じにくく耐久性に優れたMIMキャパシ
タを製造することができる。
【0021】次に、本実施例におけるMIMキャパシタ
と従来のMIMキャパシタの耐久性の比較を行った。従
来のキャパシタとしては、図11に示すように絶縁保護
膜が全く形成されておらず、絶縁膜23、上層電極2
4、引き出し配線25の一部が露出しているもの(比較
例1)、図12に示すように外表面には絶縁保護膜36
が形成されているが、エアブリッジ部37に貫通孔が設
けられていないため、エアブリッジ部37下側の中空部
39の内壁には完全には絶縁保護膜36が形成されてお
らず、中空部39において、絶縁膜33、上層電極3
4、引き出し配線35の一部が露出しているもの(比較
例2)を用いた。
【0022】これらのMIMキャパシタを110℃、
1.2気圧、湿度85%、印加電圧10Vの条件下で使
用し、寿命を測定した。その結果を表1に示す。このよ
うに、絶縁保護膜が全く形成されていない場合(比較例
1)、エアブリッジ部下側の中空部39の内壁の一部に
絶縁保護膜が形成されていない場合(比較例2)に比
べ、本実施例におけるMIMキャパシタでは、寿命が著
しく延び、耐久性が向上していることがわかる。すなわ
ち、下層電極、絶縁膜、上層電極、引き出し配線の全て
の部分を保護膜で被覆することで、高湿度雰囲気中で使
用した場合のイオンマイグレーションの発生を低下させ
ることが確認できた。
【0023】
【表1】 (実施例2)本発明における別のMIMキャパシタを図
7〜9を用いて説明する。図7は本実施例におけるMI
Mキャパシタの上面図、図8は図7のZ−Z断面におけ
る断面図、図9は図7のW−W断面における断面図を示
す。実施例1におけるMIMキャパシタと同じ構造を有
する部分は、同一の符号を付し説明を省略する。
【0024】本実施例におけるMIMキャパシタは、G
aAs半導体基板1上に形成された下層電極2、基板1
および下層電極2を覆うように形成された絶縁膜3、下
層電極2上に絶縁膜3を介して形成された上層電極1
4、基板1上に形成された他の金属パターン(図示せ
ず)と上層電極14とを接続する引き出し配線5を備え
る。引き出し配線5はエアブリッジ構造を有するエアブ
リッジ引き出し配線であり、上記絶縁膜3、上層電極1
4、引き出し配線5の露出部分に絶縁保護膜6が形成さ
れている。引き出し配線5のエアブリッジ部7には貫通
孔8が設けられ、エアブリッジ部7下側の中空部9の内
壁および貫通孔8の内壁にも絶縁保護膜6が形成されて
いる。
【0025】本実施例では、引き出し配線5と上層電極
14は一体的に形成される。すなわち、絶縁膜3の形成
後に、実施例1の製造方法における上層電極4の形成工
程を省略して、絶縁膜3上に直接引き出し配線5を形成
する。このようにして形成された引き出し配線5の一部
は上層電極14を兼ねることとなる。本実施例では、引
き出し配線5を形成するために用いるめっき用給電膜
(図示せず)を、Ti/Pt/Au、Ti/Alの積層
構造やTi、Au、WSiNxの単層構造とすることが
できる。
【0026】本発明では、エアブリッジ部7の幅W1
およびエアブリッジ部7に設ける貫通孔8同士の間隔W
2は、本実施例に記載されたものに限られるものではな
い。特に、貫通孔8同士の間隔W2は、100μm以下
であれば、絶縁保護膜6は貫通孔8を通じて引き出し配
線のエアブリッジ部7下側の中空部9内部にも十分に周
り込み、中空部9の内壁、および、貫通孔8の内壁の全
ての部分を絶縁保護膜6で被覆することができる。した
がって、貫通孔8同士の間隔W2は100μm以下であ
れば本発明の目的は達成できる。また、エアブリッジ部
7の側部からエアブリッジ部7の最も端に位置する貫通
孔8までの距離も、同様に100μm以下であればよ
い。なお、貫通孔8の数および形状は、本実施例に記載
のものには限られない。
【0027】さらに、本発明のエアブリッジ配線、およ
びその製造方法は、本実施例のようにMIMキャパシタ
の引き出し配線に限られるものではなく、例えばダイオ
ードの引き出し配線のように、その他のエアブリッジ金
属配線にも適用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エアブリ
ッジ部下側の中空部の内壁に絶縁保護膜を形成すること
によって、上層電極、絶縁膜、下層電極、引き出し配線
の全ての部分が保護膜で覆われることとなり、高湿度雰
囲気中で使用した場合でもイオンマイグレーションが生
じにくく耐久性に優れたMIMキャパシタを得ることが
できる。
【0029】また、引き出し配線のエアブリッジ部に貫
通孔を設け、絶縁保護膜を形成することによって、上層
電極や引き出し配線の外表面だけでなく、エアブリッジ
部下側の中空部の内壁にも貫通孔を通じて保護膜が形成
される。その結果、上層電極、絶縁膜、下層電極、引き
出し配線の全ての部分が保護膜で覆われることとなり、
上記のようなイオンマイグレーションが生じにくく耐久
性に優れたMIMキャパシタを製造することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるMIMキャパシ
タの構造を示す上面図である。
【図2】図1のX−X断面における断面図である。
【図3】図1のY−Y断面における断面図である。
【図4】(a)〜(d)は、本発明の第一の実施例にお
けるMIMキャパシタの製造工程を示す断面図であり、
図1のX−X断面、およびY−Y断面における製造工程
を示す。
【図5】(a)〜(d)は、図4(a)〜(d)の工程
に続く製造工程を示す断面図であり、図1のX−X断面
における製造工程を示す。
【図6】(a)〜(d)は、図4(a)〜(d)の工程
に続く製造工程を示す断面図であり、図1のY−Y断面
における製造工程を示す。
【図7】本発明の第二の実施例におけるMIMキャパシ
タの構造を示す上面図である。
【図8】図7のZ−Z断面における断面図である。
【図9】図7のW−W断面における断面図である。
【図10】第一の従来例におけるMIMキャパシタの構
造を示す上面図である。
【図11】図10のV−V断面における断面図である。
【図12】第二の従来例におけるMIMキャパシタの構
造を示す上面図である。
【符号の説明】
1、21、31 GaAs半導体基板 2、22、32 下層電極 3、23、33 絶縁膜 4、14、24、34 上層電極 5、25、35 引き出し配線 6、36 絶縁保護膜 7、27、37 エアブリッジ部 8 貫通孔 9、29、39 中空部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E082 AB03 BB10 BC19 BC36 BC40 EE05 EE37 EE41 FG03 FG42 HH21 HH25 KK01 5F038 AC05 AC15 AZ09 CA02 CD18 DF02 EZ02 EZ14 EZ15 EZ20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に形成された下層電極と、 下層電極上に形成された絶縁膜と、 絶縁膜上に形成された上層電極と、 上層電極に電気的に接続されたエアブリッジ引き出し配
    線とを有するMIMキャパシタにおいて、 引き出し配線のエアブリッジ部に貫通孔が設けられてお
    り、 前記エアブリッジ部下側の中空部の内壁に絶縁保護膜が
    形成されていることを特徴とするMIMキャパシタ。
  2. 【請求項2】前記引き出し配線は前記上層電極と一体的
    に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の
    MIMキャパシタ。
  3. 【請求項3】前記基板として半導体基板を用いたことを
    特徴とする、請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】基板上に下層電極を形成する工程と、 下層電極上に絶縁膜を形成する工程と、 絶縁膜上に上層電極を形成する工程と、 上層電極に電気的に接続され、エアブリッジ部に貫通孔
    が設けられたエアブリッジ引き出し配線を形成する工程
    と、 貫通孔を通じてエアブリッジ部下側の中空部の内壁に絶
    縁保護膜を形成する工程と、を有することを特徴とする
    MIMキャパシタの製造方法。
  5. 【請求項5】前記上層電極は前記引き出し配線と一体的
    に形成することを特徴とする、請求項4に記載のMIM
    キャパシタの製造方法。
  6. 【請求項6】エアブリッジ金属配線であって、エアブリ
    ッジ部に貫通孔が設けられており、エアブリッジ部下側
    の中空部の内壁に絶縁保護膜が形成されていることを特
    徴とする、エアブリッジ金属配線。
  7. 【請求項7】基板上に、エアブリッジ部に貫通孔が設け
    られたエアブリッジ金属配線を形成する工程と、 貫通孔を通じてエアブリッジ部下側の中空部の内壁に絶
    縁保護膜を形成する工程と、を有することを特徴とする
    エアブリッジ金属配線の製造方法。
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