JP2001023352A - 未使用品同等ディスク状記録媒体の作成方法およびその作成装置を備えた記録再生装置 - Google Patents

未使用品同等ディスク状記録媒体の作成方法およびその作成装置を備えた記録再生装置

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JP2001023352A
JP2001023352A JP11195238A JP19523899A JP2001023352A JP 2001023352 A JP2001023352 A JP 2001023352A JP 11195238 A JP11195238 A JP 11195238A JP 19523899 A JP19523899 A JP 19523899A JP 2001023352 A JP2001023352 A JP 2001023352A
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Japan
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disk
disc
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recording
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JP11195238A
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English (en)
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Satoru Higuchi
哲 樋口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばサービス現場等においても、簡単に未
使用品同等ディスクを作成することが可能な未使用品同
等ディスクの作成方法およびその作成装置を備えた記録
再生装置を提供する。 【解決手段】 本データを本データ記録領域103に記
録すると共に、前記本データの記録内容を目次データと
して目次データ記録領域(U−TOC)102に記録し
た書き換え可能なディスク状記録媒体(ミニディスク)
MDにおいて、前記目次データ記録領域に記録した目次
データを消去することにより未使用品同等ディスクを作
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未使用品同等ディ
スクの作成方法およびその作成装置を備えた記録再生装
置に関し、特にサービス現場等においても使用済みのミ
ニディスクを未使用品と同等のディスクにして使用する
ことが可能な未使用品同等ディスクの作成方法およびそ
の作成装置を備えた記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ミニディスク等、光−磁気による
書き換え可能なディスクが商品化されてきた。図4
(A),(B)は、書き換え可能なミニディスクMD
(以下、単にミニディスクMDと記す)の平面図および
内部の層構成を示す図である。ミニディスクMDは、直
径64mm、内側から順にリードインエリア101、U
−TOC(user's table of contents )102、記
録エリア103となっている。
【0003】リードインエリア101は、メーカが書き
込むミニディスクの情報記入エリアである。また、U−
TOC102はユーザのための目次エリアであり、曲
順,曲名等のユーザ情報を記載する。従来、U−TOC
が書かれたミニディスクを消去編集するにはデータが消
去されている旨を意味するブランク情報をU−TOCに
上書きするようにしていた。一方、未使用のミニディス
クにはU−TOC情報が無く、両者の間には一見同じブ
ランクディスクでもこのような違いがあった。
【0004】また、ミニディスクMDは厚さが1.2m
mであり、層構成は表面側から順に、保護膜,反射膜,
誘電体膜,光磁気記録膜,誘電体膜,基盤の6層であ
る。前記光磁気記録膜に情報(データ)を記録する。
【0005】かかる構成のミニディスクMDを搭載して
録音・再生を行うには当然のことながら、記録再生装置
を使用する。この記録再生装置は年々多機能化するため
に、記録再生装置のハード部分(電子回路,機構等)を
駆動させるプログラムが年々複雑になってきている。そ
のため商品としての記録再生装置を設計するに当り、そ
のプログラムのバグを検証することが、多機能化につれ
て重要になってきた。この検証に際し、一度も書き込み
を行っていないミニディスク(未使用品ミニディスク=
バージンディスク)を使用して録音・再生し、バグ検証
を行う必要が生じる場合があるため、その度に未使用品
ミニディスクを必要としていた。
【0006】一方、使用済みミニディスクの記録内容を
消去(イレーズエディット)して、何回もバグ検証に使
用することが考えられる。図5は従来の使用済みミニデ
ィスクのイレーズエディットのフローチャートである。
【0007】図5に示すように、従来のイレーズエディ
ットを行うには(ステップS111)、ミニディスクに
磁界変調オーバーライトヘッドを当てつつ、記録するの
に十分なレーザーパワーを照射してU−TOCにブラン
クディスク用のデータ(ブランク情報)を書き込むと
(ステップS112)、ブランク情報が記録されたブラ
ンクディスクが出来上がる(ステップS113)。な
お、以下において、従来のイレーズエディット方式でイ
レーズしたミニディスクを「従来のイレーズミニディス
ク」と呼称する。
【0008】しかし、この従来のイレーズミニディスク
を前記バグ検証に使用するには問題があった。その理由
を図6を参照しつつ説明する。図6は未使用品ミニディ
スクと従来のイレーズミニディスクとのそれぞれのU−
TOCを、記録再生装置で読み取った場合における処理
の相違の一例を示すフローチャートである。
【0009】先ず、ミニディスクのU−TOCを読み込
み(ステップS121)、正しくU−TOCが書かれて
いるか否かを判断する(ステップS122)。正しく書
かれていなければ(ステップS122:NO)、そのミ
ニディスクは未使用品(バージン)であり(ステップS
123)、ブランクであると認識して通常の書き込み等
のルーチンに進む。
【0010】ステップS122の判断で正しくU−TO
Cが書かれている場合は(ステップS122:YE
S)、ブランクディスク(ブランク情報入りのディス
ク)と書かれているか否かを判断し(ステップS12
4)、ブランクディスクと書かれていれば(ステップS
124:YES)、ブランクであると認識して通常の書
き込み等のルーチンに進む。
【0011】ステップS124でブランクディスクと書
かれていなければ(ステップS124:NO)、録音済
みのミニディスクと判断し、録音済ディスクを再生・録
音するルーティンに進む(ステップS125)。その
他、通常ルーチンの中でイレーズエディットを行ってい
るかどうかの判断を行う場合もある。
【0012】ステップS123の場合は、完全な未使用
品であるのに対し、ステップS124でブランクディス
クと書かれている場合は、完全な未使用品ではなく、従
来のイレーズミニディスクである。
【0013】従って、これらのディスクの識別を行う部
分のプログラム検証を行うためには、完全な未使用品ミ
ニディスクを用いなければならなかった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにバグ検証の度に未使用品ミニディスクを使用してい
たのでは、商品のコストアップを招くし、使用済みのミ
ニディスクの廃棄処分に伴う問題(例えば、環境問題)
を生じてしまう。また、サービス現場等でユーザクレー
ムの再現試験の場合など、現場に未使用品ミニディスク
が無かったりすることがあるため、対策が求められてい
た。
【0015】そこで本発明の課題は、例えばサービス現
場等においても、簡単に未使用品同等ディスクを作成す
ることが可能な未使用品同等ディスクの作成方法および
その作成装置を備えた記録再生装置を提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、本データを本データ記録領域に記録すると
共に、前記本データの記録内容を目次データとして目次
データ記録領域に記録した書き換え可能なディスク状記
録媒体に対して、前記目次データ記録領域に記録した目
次データを消去することにより、未使用品同等ディスク
状記録媒体を作成することを特徴とする。
【0017】また、本データを本データ記録領域に記録
すると共に、前記本データの記録内容を目次データとし
て目次データ記録領域に記録した書き換え可能なディス
ク状記録媒体に対して、前記目次データ記録領域に記録
した目次データを消去することにより、未使用品同等デ
ィスク状記録媒体を作成する未使用品同等ディスク作成
手段を有することを特徴とする。
【0018】このようにすれば、U−TOCに記録した
目次データを消去してしまうので、U−TOCの記録情
報は皆無となり、未使用品同等ディスクとして使用する
ことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。なお、既に説明した部分には同一
符号を付し、重複記載を省略する。図1は、本実施の形
態のミニディスクシステムのブロック図、図2は同ミニ
ディスクシステムにおける本発明の概念を説明する図、
図3は本実施の形態のフローチャートである。
【0020】図1に示したミニディスクシステムの基本
的構成は周知のものであり、本実施の形態のミニディス
クシステムと前記周知のミニディスクシステムとの相違
点は、システムコントローラ11に図3に示す制御を行
うプログラムを格納したメモリ11aを備えた点であ
る。
【0021】図1において、MDは前述の書き換え可能
なミニディスク、2はミニディスクMDを格納したカー
トリッジ、3はミニディスクMDを回転駆動するスピン
ドルモータ、4は記録用磁気ヘッド、5は対物レンズ、
6は内部にレーザ6a(図2参照)等を備えた光ピック
アップ、7は光ピックアップ6を駆動する送りモータで
ある。また、10は制御用プログラムを格納したメモリ
10a等を備えたシステムコントローラ、11はEFM
とCIRCのエンコーダ/デコーダ、12は耐震用メモ
リコントローラ、13は音声圧縮ATRAC方式のエン
コーダ/デコーダ、14は記録用磁気ヘッド4を駆動す
るヘッド駆動部、15はアドレスデコーダ、16はRF
アンプ、17はサーボ制御回路、18はA/D変換器、
19はD/A変換器、21は表示器、22はキーであ
る。また、請求項に記載した「未使用品同等ディスク作
成手段」は、レーザ6a,光ピックアップ6,メモリ1
0a,送りモータ7等で構成する。
【0022】次に図1〜図3を参照しつつ本実施の形態
の動作を説明する。一度記録したことのあるミニディス
クに対し、本発明のエディット方法を行うには(ステッ
プS1)、図2に示すように、ミニディスクMDのU−
TOCに対し、書き込み時(記録時)に使用する十分な
レーザーパワーをレーザ6aから照射し、U−TOCの
記録内容を消去する(ステップS2)。
【0023】このとき、磁界変調オーバーライトヘッド
(記録用磁気ヘッド)4はミニディスクMDから遠ざけ
ておけば、記録信号発生源23からの磁界がディスクに
到達しないため、記録信号を与えたままにしておくこと
ができる。また、磁界変調オーバーライトヘッドをミニ
ディスクMDに通常通り当てたままの場合には、記録信
号発生源23の出力を「0」または「1」の何れか一方
のままにしておいたり、正規のU−TOCと判別されな
い信号を与えたりすればよい。
【0024】このようにして、ミニディスクMDのU−
TOC情報を消去してやれば、未使用のミニディスクM
Dと同様に、U−TOCの情報を持たないミニディスク
MDとなる。即ち、未使用品同等ディスクが完成する
(ステップS3)。
【0025】なお、本実施の形態ではディスク状記録媒
体としてミニディスクの場合を説明したが、TOU管理
を行うものであれば何れの媒体でも良く、例えばパソコ
ン等の記録媒体として使用するMO(magneto −optica
l disc),ASMO(advanced storage magneto −op
tical disc)等のディスク状記録媒体に対しても、本発
明を適用可能であることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、使
用済みのディスク状記録媒体(ミニディスク等)の目次
データを消去してしまうので、このディスク状記録媒体
をセットした記録再生装置は完全な未使用品と判断す
る。従って、一度使用したことのあるディスク状記録媒
体を用いて、未使用品と同等の作用(例えばバグ検証)
を行うことができる。この未使用品同等ディスク作成機
能を記録再生装置のテストモードに入れておけば、使用
済みのディスクを未使用品同等ディスクにリニューアル
することができるので、未使用品のミニディスクを用い
ることなくサービス現場などでユーザークレームの再現
や、工場等の開発現場での設計検証等を、簡単に行うこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のミニディスクシステムの
ブロック図である。
【図2】本発明の概要を説明する図である。
【図3】同実施の形態におけるフローチャートである。
【図4】従来のミニディスクを説明する図であって、
(A)は平面図、(B)は層構成を示す図である。
【図5】従来のミニディスクのイレーズエディットのフ
ローチャートである。
【図6】未使用品ミニディスクと従来イレーズミニディ
スクとのそれぞれのU−TOCを、記録再生装置で読み
取った場合における処理の相違の一例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
MD…ミニディスク、2…カートリッジ、3…スピンド
ルモータ、4…記録用磁気ヘッド、5…対物レンズ、6
…光ピックアップ、6a…レーザ、7…送りモータ、1
0…システムコントローラ、10a…メモリ、11…E
FMとCIRCのエンコーダ/デコーダ、12…耐震用
メモリコントローラ、13…音声圧縮ATRAC方式の
エンコーダ/デコーダ、14…ヘッド駆動部、15…ア
ドレスデコーダ、16…RFアンプ、17…サーボ制御
回路、18…A/D変換器、19…D/A変換器、21
…表示器、22…キー、101…リードインエリア、1
02…U−TOC、103…記録エリア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本データを本データ記録領域に記録する
    と共に、前記本データの記録内容を目次データとして目
    次データ記録領域に記録した書き換え可能なディスク状
    記録媒体に対して、前記目次データ記録領域に記録した
    目次データを消去することにより、未使用品同等ディス
    ク状記録媒体を作成することを特徴とする未使用品同等
    ディスク状記録媒体の作成方法。
  2. 【請求項2】 本データを本データ記録領域に記録する
    と共に、前記本データの記録内容を目次データとして目
    次データ記録領域に記録した書き換え可能なディスク状
    記録媒体に対して、前記目次データ記録領域に記録した
    目次データを消去することにより、未使用品同等ディス
    ク状記録媒体を作成する未使用品同等ディスク作成手段
    を有することを特徴とする未使用品同等ディスク作成装
    置を備えた記録再生装置。
JP11195238A 1999-07-09 1999-07-09 未使用品同等ディスク状記録媒体の作成方法およびその作成装置を備えた記録再生装置 Pending JP2001023352A (ja)

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JP11195238A JP2001023352A (ja) 1999-07-09 1999-07-09 未使用品同等ディスク状記録媒体の作成方法およびその作成装置を備えた記録再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100385413C (zh) * 2004-11-05 2008-04-30 义隆电子股份有限公司 闪存的格式化方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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