JP2001023069A - 緊急通報システム端末装置および緊急通報システム - Google Patents

緊急通報システム端末装置および緊急通報システム

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JP2001023069A JP19812999A JP19812999A JP2001023069A JP 2001023069 A JP2001023069 A JP 2001023069A JP 19812999 A JP19812999 A JP 19812999A JP 19812999 A JP19812999 A JP 19812999A JP 2001023069 A JP2001023069 A JP 2001023069A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急通報システム端末装置において、緊急通
報発信釦の状態を正確に判断する。 【解決手段】 緊急通報発信釦3は、常開スイッチ31
の両端に並列に接続された抵抗R2と、スイッチ31の
一端と導線Bを介して制御部12に接続された抵抗R3
とを有する。スイッチ31の他端は、導線Aにより緊急
通報システム端末装置1の制御部l2に接続されると共
に、抵抗R1を介して電源電圧Vに接続されている。こ
の構成において、制御部12は、前記導線Bを基準電位
として導線Aの電位を監視することにより、スイッチ3
1が押下されていない通常状態、スイッチ31が押下さ
れた動作状態、断線による開放状態、ショートによる断
線状態の4つの状態を把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
に搭載されて、交通事故、急病などの緊急時に、警察、
緊急通報センターなど緊急通報システムを管轄するセン
ターに、現在の車両の位置情報、登録車両などのデータ
を送信する緊急通報システム端末装置および緊急通報シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車などの車両に搭載され
て、警察、緊急通報センターなどの緊急通報システムを
管轄するセンターに通信事業者の基地局などを経由して
電話発信処理を行う緊急通報連絡手段を備えた緊急通報
システム端末装置が知られている。前記緊急通報システ
ム端末装置は、緊急事態発生時に、緊急通報発信釦を押
下して手動により発信処理を行う場合と、エアバッグセ
ンサや衝突センサなどのセンサ部からの信号入力により
自動的に発信処理が行われる場合とがある。
【0003】また、緊急通報発信釦は、スイッチ未押
下、スイッチ押下時の判別だけでなく、開放により断線
した場合、ショートにより短絡した場合を検出する機能
を有するものがあり、従来においては、緊急通報発信釦
のGND線は車両のボデーに接続され、緊急通報システ
ム端末装置へは、1本の信号線によりステータス情報を
伝達していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両に
は、多くの電装機器が搭載されており、それらの電装機
器が電源供給などにより車両のボデーGNDを使用する
場合、車両のボデーの各々の地点に多少の電位差を有す
る場合がある。一方、前記緊急通報発信釦は、断線によ
る開放状態、スイッチが押下されていない通常状態、ス
イッチが押下されている動作状態、ショートによる断線
状態の4つの信号を、電位差別に緊急通報システム端末
装置に出力しており、前記緊急通報発信釦と、緊急通報
システム端末装置の基準となるGND信号に電位差が生
じた場合、前記GND信号を基準とするステータス信号
電位に誤差が生じ、誤認識の原因となる問題点を有して
いた。
【0005】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、緊急通報発信釦の状態を正
確に判断することのできる緊急通報システム端末装置お
よび緊急通報システムを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の緊急通報システ
ム端末装置は、車両に搭載されて、緊急通報発信釦押下
により、緊急通報システムを管轄するセンターに自動的
に緊急発信を行う制御部を備え、前記緊急通報発信釦か
らの緊急通報システム端末装置への信号線を2本で構成
し、前記制御部が前記2本の信号線から入力する信号の
電位差を認識することにより前記緊急通報発信釦の状態
を認識することを特徴とした構成を有している。この構
成により、1本を基準電位に使用し、別の1本をステー
タス信号に用いることにより、緊急通報発信釦の状態
を、緊急通報システム端末装置に確実に出力することが
できることとなる。
【0007】また、本発明の緊急通報システム端末装置
は、前記制御部が、前記緊急通報発信釦の状態のうち、
断線による開放状態、スイッチが押下されていない通常
状態、スイッチが押下されている動作状態、ショートに
よる断線状態を、前記2本の信号線から入力する信号の
電位差により識別することを特徴とした構成を有してい
る。この構成により、前記2本の信号の電位差を使用す
るため、外来ノイズなどに影響されることなく、緊急通
報発信釦の4ステータスを正確に把握することができる
こととなる。
【0008】また、本発明の緊急通報システム端末装置
は、前記制御部が、前記断線による開放状態、スイッチ
が押下されていない通常状態、スイッチが押下されてい
る動作状態、ショートによる断線状態を示す信号を、前
記2本の信号線の“H”信号と“L”信号を用いて4通
りの信号により、識別することを特徴とした構成を有し
ている。この構成により、“H”“L”のディジタル信
号を用いるため、緊急通報発信釦の4ステータスを正確
に把握することができることとなる。
【0009】また、本発明の緊急通報システム端末装置
は、前記制御部が、前記2本の信号線のうち、どちらか
の1本の信号線が断線した場合に、断線による開放、も
しくはショートによる断線のどちらかの状態として判断
することを特徴とした構成を有している。この構成によ
り、通常状態、もしくは押下状態以外の機器の異常を示
す状態に判別することによって、緊急通報発信釦の異常
状態を正確に判断することが可能になる。
【0010】また、本発明の緊急通報システム端末装置
は、前記緊急通報発信釦が有するスイッチからの信号
を、前記緊急通報システム端末装置の制御部に入力する
と共に、前記緊急通報システム端末装置の内部で第1の
抵抗を介してプルアップし、さらに前記スイッチに並列
に第2の抵抗を接続し、さらに前記スイッチの別の一端
を第3の抵抗を介して前記制御部に接続することを特徴
とした構成を有している。この構成により、通常状態、
もしくは押下状態以外の機器の異常を示す状態に判別す
ることによって、緊急通報発信釦の異常状態を正確に判
断することができることとなる。
【0011】また、本発明の緊急通報システム端末装置
は、前記緊急通報発信釦が有するスイッチからの信号
を、緊急通報システム端末装置の制御部に入力すると共
に、前記緊急通報システム端末装置の内部で第1の抵抗
を介してプルアップし、さらに前記スイッチの別の一端
に直列に第3の抵抗を接続し、前記スイッチと前記第3
の抵抗の直列回路にさらに第2の抵抗を並列接続し、前
記第2の抵抗と前記第3の抵抗の接続部を前記制御部に
接続することを特徴とした構成を有している。この構成
により、通常状態、もしくは押下状態以外の機器の異常
を示す状態に判別することによって、緊急通報発信釦の
異常状態を正確に判断することができることとなる。
【0012】また、本発明は、上記したいずれかに記載
の緊急通報システム端末装置と、前記緊急通報システム
端末装置から緊急通報発信信号を受信する機能を備えた
センターとを含む緊急通報システムであり、l本を基準
電位に使用し、別の1本をステータス信号に用いるか、
もしくは2信号の“H/L”により4通りのステータス
信号を生成するなどにより、緊急通報発信釦の状態を、
緊急通報システム端末装置に確実に出力することが可能
になり、適切な緊急通報処理を実現できることとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態1における緊急通報システム端末装置の構成
を示すブロック図である。緊急通報システム端末装置1
は、自動車などの車両に搭載されて、交通事故、急病な
どの緊急時に、警察、緊急通報センターなどの緊急通報
システムを管轄するセンターに、通信アンテナ2を通じ
て現在の車両の位置情報、登録車両などのデータを送信
して車両出動要請を行うものである。緊急通報発信釦3
は、押下されていない通常状態、押下状態、開放断線に
よる異常状態、短絡断線による異常状態を識別すること
ができるものであり、利用者が交通事故、急病などの緊
急時に押下し、発信処理を開始するための信号、短絡断
線異常、開放断線異常などの信号を生成する。また、G
PSアンテナ4は、GPS衛星からのデータを受信す
る。
【0014】緊急通報システム端末装置1において、緊
急通報連絡手段11は、制御部12からの発信要求信号
に対し、制御部12から入力した電話番号により、通信
事業者の基地局などを経由してその電話番号に該当する
通話相手に電話発信処理を開始すると共に、通話相手か
らの発信応答、もしくは通話中信号などの通話中に移行
する信号を受信した場合、音声通話制御、もしくはデー
タ通信制御に移行すると共に、通話中に移行したことを
知らせる信号を制御部12に出力し、さらに、制御部1
2から入力した、車両の進行方向、向きなどの情報、お
よび位置情報などのデータを、通信事業者の基地局など
を経由してその電話番号に該当する通話相手である警
察、緊急通報センターなどの緊急通報システムを管轄す
るセンターに発信する処理を行う。
【0015】制御部12は、位置情報取得処理部l4よ
り取得した位置情報などのデータを記憶部15に記録す
る制御を行うと共に、緊急通報発信釦3からの操作信号
により緊急通報要求があったことを認識し、緊急通報連
絡処理を開始するために、位置情報取得処理部14より
入手し、記憶部15などに蓄積した位置情報履歴などの
データを入力し、さらに、記憶部15から、警察、緊急
通報センターなどの緊急通報システムを管轄するセンタ
ーの電話番号を取得すると共に、その電話番号を用いて
緊急通報連絡手段11に電話の発信要求を行い、さら
に、緊急通報連絡手段1lから、その電話番号に該当す
る通話相手からの発信応答、もしくは通話中信号などの
通話中に移行する信号を受信した場合、通話状態に移行
したと認識し、位置情報取得処理部14から入手した位
置情報履歴データを通信事業者の基地局などを経由して
当該電話番号に対応する通話相手である警察、緊急通報
センターなどの緊急通報システムを管轄するセンターに
発信するための信号を緊急通報連絡手段11に出力する
処理を行う。また、制御部l2は、前記緊急通報発信釦
3からの2本の信号により、前記緊急通報発信釦3の状
態を正確に判断し、各ステータスに応じた処理に移行す
る。
【0016】ジャイロセンサ13は、車両の進行方向、
向きなどの情報を生成する。位置惰報取得処理部14
は、制御部12に対し、ジャイロセンサ13からのデー
タ、GPS受信機16がGPSアンテナ4から受信した
データなどにより生成した位置情報などのデータを制御
部12に出力する。記憶部15は、警察、緊急通報セン
ターなどの緊急通報システムを管轄するセンターの電話
番号、および緊急通報システム端末装置1を搭載する車
両の登録ナンバー、位置情報取得処理部14で生成した
位置情報などの情報を格納すると共に、制御部12から
の要求信号により記録したデータを出力する処理を行
う。GPS受信機16は、GPSアンテナ4から入手し
たデータにより、位置情報などのデータを位置情報取得
処理部14に出力する処理を行う。
【0017】次に、本発明の実施の形態1の動作につい
て説明する。図lにおいて、位置情報取得処理部14
は、ジャイロセンサ13からのデータ、GPS受信機1
6がGPSアンテナ4から受信したデータなどにより位
置情報データを生成する。制御部12は、位置情報取得
処理部14より定期的に位置情報などのデータを取得
し、制御部15に記録する処理を行う。
【0018】利用者は、交通事故、急病などの緊急時に
緊急通報発信釦3を押下する。緊急通報発信釦3は、利
用者の押下により、押下されたことを示す信号を制御部
12に出力する。制御部12は、緊急通報発信釦3から
の操作信号により緊急通報発信要求があったことを認識
し、緊急通報処理を開始する。制御部12は、記憶部l
5から蓄積した位置情報などのデータ、および警察、緊
急通報センターなどの緊急通報システムを管轄するセン
ターの電話番号を取得すると共に、その電話番号を用い
て緊急通報連絡手段11に電話の発信要求を行う。緊急
通報連絡手段l1は、通信アンテナ2を用いて、通信事
業者の基地局などを経由してその電話番号に該当する通
話相手に電話発信処理を開始する。緊急通報連絡手段1
lは、通話相手からの発信応答、もしくは通話中信号な
どの通話中に移行する信号を受信した場合、通話状態に
移行したと認識し、音声通話制御、もしくはデータ通信
制御に移行すると共に、通話中に移行したことを知らせ
る信号を、制御部l2に出力する。制御部12は、通話
に成功したと判断し、位置情報などのデータを通信事業
者の基地局などを経由して当該電話番号に対応する通話
相手である警察、緊急通報センターなど緊急通報システ
ムを管轄するセンターに発信する処理を行う。
【0019】また制御部12は、緊急通報発信釦3から
の2本の信号線により、前記緊急通報発信釦3の状態を
把握する。前記緊急通報発信釦3のスイッチが押下され
ていない通常状態時は通常状態を示す信号を入力し、押
下された場合は押下されたことを示す信号を入力し、開
放断線時は開放断線したことを示す信号、短絡断線時は
短絡断線したことを示す信号を入力する。制御部12
は、押下されたことを示す信号を入力した場合、緊急通
報連絡処理に移行し、開放断線、短絡断線時は、短絡、
開放などの異常状態が発生したことを認識し、インジケ
ータなどにより利用者に異常を通知するなどの処理を行
う。
【0020】(実施の形態2)次に、上記実施の形態1
における緊急通報発信釦3の構成および制御部12が緊
急通報発信釦3の状態を正確に判断するアリゴリズムに
ついて、詳細に説明する。図2は緊急通報発信釦3と、
制御部12の詳細を示す回路図である。図2において、
符号12は図1における制御部12と同様の制御部であ
り、3lは緊急通報発信釦3に内蔵する常開スイッチで
ある。第1の抵抗R1は、緊急通報システム端末装置1
内に設けられ、一端は電圧Vによりプルアップされてお
り、別の一端はマイコンである制御部12内部のADコ
ンバータに接続されている。さらに第1の抵抗R1の別
の一端は、導線Aを用いて緊急通報発信釦3のスイッチ
31の一端に接続されている。スイッチ31には、第2
の抵抗R2が並列に接続されており、スイッチ31を押
下することにより、抵抗R2は短絡状態に移行する。前
記抵抗R2の別の一端は、第3の抵抗R3に接続されて
おり、この抵抗R3の別の一端は、導線Bを用いて制御
部12の基準GNDに接続されている。
【0021】導線Aもしくは導線Bが断線した場合、制
御部12のADコンバータの電位検出部は、抵抗Rlを
介してプルアップされている状態に移行するため、電圧
Vを検出する。スイッチ3lが押下されていない通常状
態の場合、制御部12は、電圧{(R2+R3)/(R1+R2+R3)}
Vを検出する。スイッチ31が押下された動作状態の場
合、制御部12は、電圧{R1/(R1+R3)}Vを検出する。
導線Aがショートによる短絡状態の場合、制御部l2は
0Vを検出する。導線Bがショートによる短絡状態の場
合、制御部12は基準GNDと同一の電位に移行するた
め、正常状態を維持する。
【0022】緊急通報発信釦3の基準GNDと制御部l
2の基準GNDは、導緯Bにより接続されているため、
同一の電位を維持する。そのため、導線Aの信号は、導
線Bの信号を基準とした信号を有するため、制御部l2
により、緊急通報発信釦3の状態を正確に判断すること
が可能になる。
【0023】(実施の形態3)図3は緊急通報発信釦3
と制御部l2の詳細を示す別の回路図である。図3にお
いて、符号12は図lにおける制御部l2と同様の制御
部であり、31は緊急通報発信釦3に内蔵する常開スイ
ッチである。第1の抵抗R1は、緊急通報システム端末
装置1内に設けられ、一端は電圧Vによりプルアップさ
れており、別の一端はマイコンである制御部12内のA
Dコンバータに接続されている。さらに抵抗Rlの別の
一端は、導線Aを用いて第2の抵抗R2およびスイッチ
31の一端に接続されている。スイッチ31の別の一端
は、第3の抵抗R3の一端に接続し、さらに抵抗R3の
別の一端、および抵抗R2の別の一端は導線Bを用いて
制御部12の基準GNDに接続されている。
【0024】導線Aもしくは導線Bが断線した場合、制
御部12のADコンバータの電位検出部は、抵抗Rlを
介してプルアップされている状態に移行するため、電圧
Vを検出する。スイッチ3lが押下されていない通常状
態の場合、制御部12の電位検出部は、電圧{R2/(R1+R
2)}Vを検出する。スイッチ31が押下された動作状態
の場合、制御部12は、電圧〔{(R2*R3)/(R2+R3) }/
{R1+(R2*R3)/(R2+R3)}〕Vを検出する。導線Aがショ
ートによる短絡状態の場合、制御部12は0Vを検出す
る。導線Bがショートによる短絡状態の場合、制御部l
2は基準GNDと同一の電位に移行するため、正常状態
を維持する。
【0025】上記実施の形態2と同様に、緊急通報発信
釦3の基準GNDと制御部12の基準GNDは、導線B
により接続されているため、同一の電位を維持する。そ
のため、導線Aの信号は、導線Bの信号を基準とした信
号を有するため、制御部12により、緊急通報発信釦3
の状態を正確に判断することが可能になる。
【0026】(実施の形態4)図4は緊急通報発信釦3
と制御部12の詳細を示す別の回路図である。本実施の
形態4が実施の形態2と異なる点は、信号線Bを、緊急
通報発信釦3側で車両のボディーGNDに接続している
こと、および信号線Bを緊急通報システム端末装置l側
で第4の抵抗R4によりプルアツプしている点であり、
それ以外の構成は、実施の形態2と同様である。
【0027】緊急通報発信釦3のボディーGNDの電位
をVGND とし、制御部12において、緊急通報発信釦3
のステータスの認識を、導線Aと導線Bの差分で判別す
るとすると、導線Aが断線した場合、マイコンである制
御部12のADコンバータ121の電位検出部は、抵抗
R1を介してプルアップされている状態に移行するた
め、電圧V−VGND を検出する。スイッチ31が押下さ
れていない通常状態の場合、制御部12の電位検出部
は、電圧{(R2+R3)/(R1+R2+R3)}V―VGND を検出す
る。スイッチ3lが押下された動作状態の場合、制御部
12は、電圧{R1/(R1+R3)}V−VGND を検出する。導
線Aがショートによる短絡状態の場合、制御部12は0
Vを検出する。導線Bがショートによる短絡状態の場
合、制御部l2は基準GNDと同一の電位に移行するた
め、正常状態を維持する。さらに導線Bの電位を単独で
監視することにより、断線による開放状態に移行した場
合、導線B側の電位はVになるため、開放状態に移行し
たことを認識することが可能になる。
【0028】実施の形態2同様に、緊急通報発信釦3の
基準GNDと、制御部12の基準GNDは、導線Bによ
り接続されているため、同一の電位を維持する。そのた
め、導線Aの信号は、導線Bの信号を基準とした信号を
有するため、制御部l2により、前記緊急通報発信釦3
の状態を正確に判断することが可能になる。
【0029】(実施の形態5)図5は緊急通報発信釦3
と制御部12の詳細を示す回路図である。本実施の形態
5が実施の形態4と異なる点は、信号線Aおよび信号線
Bを、オペアンプなどの差動増幅器17に入力した後、
その出力である2本の信号線A、Bの電位差をマイコン
である制御部12のADコンバータに入力する構成をと
る点、および導線Bを緊急通報システム端末装置1側で
GNDに接続している点であり、それ以外の構成は、実
施の形態4と同様である。
【0030】導線Aもしくは導線Bが断線した場合、制
御部12のADコンバータの電位検出部は、抵抗R1を
介してプルアップされている状態に移行するため、電圧
Vを検出する。スイッチ31が押下されていない通常状
態の場合、制御部12の電位検出部は、電庄{(R2+R3)/
(R1+R2+R3)}Vを検出する。スイッチ3lが押下された
動作状態の場合、制御部12は、電圧{R1/(R1+R3)}V
を検出する。導線Aがショートによる短絡状態の場合、
制御部12は0Vを検出する。導線Bがショートによる
短絡状態の場合、制御部12は基準GNDと同一の電位
に移行するため、正常状態を維持する。
【0031】本実施の形態では、緊急通報発信釦3から
の信号を差動増幅器17に入力しているため、両信号に
同相に入力するノイズ成分に関しては、差勤増幅器17
で消去することができ、制御部12により、緊急通報発
信釦3の状態を正確に判断することが可能になる。
【0032】以上のように、本発明の実施の形態によれ
ば、緊急通報発信釦3から緊急通報システム端末装置1
への信号線を2本で構成し、前記2本の信号により緊急
通報発信釦3の状態を識別するものであり、1本を基準
電位に使用し、別の1本をステータス信号に用いるか、
もしくは2信号の“H/L”により4通りのステータス
信号を生成することにより、緊急通報発信釦3の状態
を、緊急通報システム端末装置1において確実に把握す
ることが可能になる。
【0033】また、本発明の実施の形態によれば、緊急
通報発信釦3から緊急通報システム端末装置1への2本
の信号線のうち1本を、GNDに接続することにより基
準信号として使用し、別の1本を緊急通報発信釦3のス
テータス信号として使用することにより、緊急通報発信
釦3と緊急通報システム端末装置1が共通の基準電位を
用いることが可能になり、さらに別の1本により、前記
基準電位に基づいた信号を生成することができ、緊急通
報システム端末装置1において、緊急通報発信釦3の正
確なステータスを把握することが可能になる。
【0034】また、本発明の実施の形態によれば、緊急
通報発信釦3から緊急通報システム端末装置1への2本
の信号線のうち1本を、緊急通報システム端末装置1に
有するマイコンのアナログ基準GNDに入力し、別の1
本を前記マイコンのADコンバータに入力することによ
り、マイコンのADコンバータのみを使用して、前記基
準電位に応じた信号を入力することができ、緊急通報シ
ステム端末装置1において、緊急通報発信釦3の正確な
ステータスを把握することが可能になる。
【0035】また、本発明の実施の形態によれば、緊急
通報発信釦3から緊急通報システム端末装置1への2本
の信号線を、緊急通報システム端末装置1に有するオペ
アンプなどの差動増幅器に入力し、前記差動増幅器によ
り前記2本の信号線から入力する信号の電位差を認識す
ることにより、差動増幅器を利用してノイズ成分を除去
し、前記基準電位に応じた信号のみを入力することがで
き、緊急通報システム端末装置1において、緊急通報発
信釦3の正確なステータスを把握することが可能にな
る。
【0036】また、本発明の実施の形態によれば、緊急
通報発信釦3から緊急通報システム端末装置1への2本
の信号線の各々を、制御部12のマイコンが有するAD
コンバータに入力し、前記ADコンバータのみを使用し
て、前記ADコンバータに入力する2信号の電位差によ
りステータスを把握することにより、双方の信号に有す
る同相のノイズ成分を除去することができ、緊急通報シ
ステム端末装置1において、緊急通報発信釦3の正確な
ステータスを把握することが可能になる。
【0037】また、本発明の実施の形態によれば、緊急
通報発信釦3から緊急通報システム端末装置1への2本
の信号線により、断線による開放状態、スイッチが押下
されていない通常状態、スイッチが押下されている動作
状態、ショートによる断線状態を示す信号を出力するこ
とにより、1本を基準電位として使用することができ、
緊急通報発信釦3の4つのステータスを正確に把握する
ことが可能になる。
【0038】また、本発明の実施の形態によれば、緊急
通報発信釦3から緊急通報システム端末装置1への2本
の信号線により、断線による開放状態、スイッチが押下
されていない通常状態、スイッチが押下されている動作
状態、ショートによる断線状態を出力する場合、前記2
本の電位差により識別可能な信号を用いることにより、
外来ノイズなどに影響されることなく、緊急通報発信釦
3の4ステータスを正確に把握することが可能になる。
【0039】また、本発明の実施の形態によれば、緊急
通報発信釦3から緊急通報システム端末装置1への2本
の信号線により、断線による開放状態、スイッチが押下
されていない通常状態、スイッチが押下されている動作
状態、ショートによる断線状態を出力する場合、1本を
基準電位とし、別の1本の電位差を可変することによ
り、前記基準電位に依存した緊急通報発信釦3の4つの
ステータスを正確に把握することが可能になる。
【0040】また、本発明の実施の形態によれば、緊急
通報発信釦3から緊急通報システム端末装置1への2本
の信号線により、断線による開放状態、スイッチが押下
されていない通常状態、スイッチが押下されている動作
状態、ショートによる断線状態を出力する場合、前記2
本の信号線の“H”信号と、“L”信号を用いて4通り
の信号を生成して識別することにより、“H”“L”の
ディジタル信号を用いることができ、緊急通報発信釦3
の4つのステータスを正確に把握することが可能にな
る。
【0041】また、本発明の実施の形態によれば、緊急
通報発信釦3から緊急通報システム端末装置1への2本
の信号線のうち、どちらかの1本の信号線が断線した場
合に、断線による開放、もしくはショートによる断線の
どちらかの状態に判断することにより、スイッチが押下
されていない通常状態、もしくはスイッチが押下された
動作状態以外の機器の異常を判別することができ、緊急
通報発信釦3の異常状態を正確に判断することが可能に
なる。
【0042】また、本発明の実施の形態によれば、緊急
通報発信釦3から緊急通報システム端末装置1への2本
の信号線のうち、ステータス信号を出力する側の信号線
が断線した場合に、断線による開放状態に判断すること
により、信号線が断線した場合に、緊急通報発信釦3か
らの信号の異常を把握することが可能になる。
【0043】また、本発明の実施の形態によれば、緊急
通報発信釦3から緊急通報システム端末装置1への2本
の信号線のうち、基準GND側の信号線が断線した場合
に、ショートによる断線状態に判断することにより、基
準GND線が断線した場合に、緊急通報発信釦3からの
信号の異常を把握することが可能になる。
【0044】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
によれは、緊急通報発信釦から緊急通報システム端末装
置への信号線を2本で構成し、前記2本の信号により緊
急通報発信釦の状態および基準信号を伝達することによ
り、緊急通報システム端末装置において、緊急通報発信
釦の状態を正確に判断することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における緊急通報システ
ム端末装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2における別の緊急通報発
信釦と制御部の接続を示す回路図
【図3】本発明の実施の形態3における別の緊急通報発
信釦と制御部の接続を示す回路図
【図4】本発明の実施の形態4における別の緊急通報発
信釦と制御部の接続を示す回路図
【図5】本発明の実施の形態5における別の緊急通報発
信釦と制御部の接続を示す回路図
【符号の説明】
1 緊急通報システム端末装置 2 通信アンテナ 3 緊急通報発信釦 4 GPSアンテナ 11 緊急通報連絡手段 12 制御部 13 ジャイロセンサ 14 位置情報取得処理部 15 記憶部 16 GPS受信機 17 差動増幅器 31 スイッチ R1 第1の抵抗 R2 第2の抵抗 R3 第3の抵抗 R4 第4の抵抗 A 導線 B 導線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 一夫 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 伊藤 治美 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5C087 BB04 BB12 BB20 BB74 CC05 CC06 DD03 DD14 EE07 FF01 FF05 FF17 FF23 FF30 GG03 GG23 GG57 GG70 GG83

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されて、緊急通報発信釦押下
    により、緊急通報システムを管轄するセンターに自動的
    に緊急発信を行う制御部を備え、前記緊急通報発信釦か
    らの緊急通報システム端末装置への信号線を2本で構成
    し、前記制御部が前記2本の信号線から入力する信号の
    電位差を認識することにより前記緊急通報発信釦の状態
    を認識することを特徴とする緊急通報システム端末装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御部が、前記緊急通報発信釦の状
    態のうち、断線による開放状態、スイッチが押下されて
    いない通常状態、スイッチが押下されている動作状態、
    ショートによる断線状態を、前記2本の信号線から入力
    する信号の電位差により識別することを特徴とする請求
    項1記載の緊急通報システム端末装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部が、前記断線による開放状
    態、スイッチが押下されていない通常状態、スイッチが
    押下されている動作状態、ショートによる断線状態を示
    す信号を、前記2本の信号線の“H”信号と“L”信号
    を用いて4通りの信号により、識別することを特徴とす
    る請求項2記載の緊急通報システム端末装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部が、前記2本の信号線のう
    ち、どちらかの1本の信号線が断線した場合に、断線に
    よる開放、もしくはショートによる断線のどちらかの状
    態として判断することを特徴とする請求項1または2記
    載の緊急通報システム端末装置。
  5. 【請求項5】 前記緊急通報発信釦が有するスイッチか
    らの信号を、前記緊急通報システム端末装置の制御部に
    入力すると共に、前記緊急通報システム端末装置の内部
    で第1の抵抗を介してプルアップし、さらに前記スイッ
    チに並列に第2の抵抗を接続し、さらに前記スイッチの
    別の一端を第3の抵抗を介して前記制御部に接続するこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の緊急
    通報システム。
  6. 【請求項6】 前記緊急通報発信釦が有するスイッチか
    らの信号を、緊急通報システム端末装置の制御部に入力
    すると共に、前記緊急通報システム端末装置の内部で第
    1の抵抗を介してプルアップし、さらに前記スイッチの
    別の一端に直列に第3の抵抗を接続し、前記スイッチと
    前記第3の抵抗の直列回路にさらに第2の抵抗を並列接
    続し、前記第2の抵抗と前記第3の抵抗の接続部を前記
    制御部に接続することを特徴とする請求項1から3のい
    ずれかに記載の緊急通報システム端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載の緊急
    通報システム端末装置と、前記緊急通報システム端末装
    置から緊急通報発信信号を受信する機能を備えたセンタ
    ーとを含む緊急通報システム。
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CN104029645A (zh) * 2014-03-12 2014-09-10 武汉英泰斯特电子技术有限公司 实现低功耗的车辆远程控制系统及该系统的控制方法
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