JP2001022648A - 管理メモリチェック装置及び方法 - Google Patents

管理メモリチェック装置及び方法

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JP2001022648A
JP2001022648A JP11192733A JP19273399A JP2001022648A JP 2001022648 A JP2001022648 A JP 2001022648A JP 11192733 A JP11192733 A JP 11192733A JP 19273399 A JP19273399 A JP 19273399A JP 2001022648 A JP2001022648 A JP 2001022648A
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bit
memory
check
hardware configuration
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Yasuyuki Higashiura
康之 東浦
Takumi Kishino
琢己 岸野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】管理メモリのチェック装置を、未使用のハード
に対応するビットにソフトエラーが発生しても正常にチ
ェック可能に構成する。 【解決手段】使用するハードウェア構成に対応する管理
ビットと、使用しないハードウェア構成に対応する管理
ビットを有する管理メモリ1のチェック装置において、
管理ビットが入力される複数のゲード手段Aと、ゲート
手段Aに対し、使用するハードウェア構成に対応するビ
ットが入力されるものにはオン信号を出力し、使用しな
いハードウェア構成に対応するビットが入力されるもの
にはオフ信号を出力するイネーブルレジスタ2と、複数
のゲート手段Aの出力にもとづきチェック信号を出力す
るパリティ・ジェネレータ手段3と、管理メモリに記入
されたパリティ信号と、パリティ・ジェネレータ手段で
作成されたチェック信号とを比較手段4で比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管理メモリチェック
装置及び方法に係り、特に管理メモリをパリティチェッ
クする場合に、ハードウェアの構成により使用する場合
と使用しない場合とがあるビットにおいて未使用のビッ
トにソフトエラーが存在してもパリティチェック結果に
その影響が生じないようにしたチェック装置及び方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータではデータの処理速度を向
上するため、主記憶上のデータをキャッシュメモリに取
込み、これを使用してデータ処理を行うキャッシュ方式
が使用されている。このキャッシュ方式では、キャッシ
ュメモリ上のデータが書き換えられた場合、このデータ
を別のプロセッサユニットが使用する場合があり、デー
タの整合性のためにそのキャッシュを管理することが必
要である。
【0003】このため主記憶上のデータが他のプロセッ
サユニットに使用されているかどうか、主記憶上のデー
タに書き換えが行われたか等のキャッシュを管理するた
めの管理メモリが使用されている。
【0004】ところで、従来の安価なパソコン等の装置
では、この管理メモリのチェックの機能を持っていなか
った。また高価な装置では、管理メモリのチェック機能
は具備していたが、実際に未使用ビットを含めてパリテ
ィチェックを行っていた。例えばプロセッサユニットが
16個まで接続使用される装置における管理メモリのチ
ェックは、16ビットの使用状態データを用意してお
き、仮りに2個しか接続していない場合は最初の2ビッ
トをそのキャッシュの使用状態に応じて管理し、残りの
14ビットを0にしてパリティチェックしていた。そし
てこの未使用の14ビットを含めた16ビットでパリテ
ィチェックを行っていても問題なかった。
【0005】これは、ソフトエラー自体の確率が低いた
めに、このように未使用ビットを含めてパリティチェッ
クを行っても問題なかった。
【0006】近年キャッシュを管理するタグメモリ等の
前記管理メモリの使用が拡大されている。管理メモリ
は、フラグ等に使用する特徴上、システムの構成や実装
されているメモリの容量等により、使用するビットが変
化する場合がある。
【0007】例えば図5に示す如く、キャッシュ62を
有するプロセッサ61の主記憶70をプロセッサ61、
81〜83のCPUが共有する場合プロセッサユニット
毎に1ビットを割り当てるb0 〜b3 と管理情報b4
7 とチェックビットpを具備した構成をとる。
【0008】そしてプロセッサユニットが1、2のみの
場合でもb0 〜b7 でパリティ・チェッカ・ジェネレー
タ64でチェックビットが作成されて、パリティpとエ
クスクルシーブオア(EOR)回路65で比較され、パ
リティチェックが行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、プロセッ
サユニット2の場合未使用のプロセッサユニットに対応
するb2 3 ・・・b7 は意味を持たないが、従来はb
0 〜b7 の8ビットにもとづき、そのままチェックして
いた。
【0010】したがって、このb2 〜b7 がソフトエラ
ーにもとづき異常が存在していた場合、未使用のプロセ
ッサユニットに対応する異常にもとづき、システムダウ
ン等になっていた。プロセッサユニットの場合のみなら
ず、管理メモリが使用されていないメモリブロックに対
応している場合でも、同様の異常が存在する。
【0011】したがって本発明の目的は、このような管
理メモリにおいて、未使用のプロセッサユニットやメモ
リ・ブロックに対応した区分、つまり未使用のビットの
異常により、システムダウンや、不必要な異常通知の発
生を有効に防止することができる管理メモリチェック装
置及び方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の原理を図1に示
す。図1において1は管理メモリ、2はイネーブル・レ
ジスタ、3はパリティ・チェッカ・ジェネレータ、4は
EOR回路である。
【0013】図1では管理メモリ1が管理対象となるコ
ンピュータまたはメモリブロックの数が4の場合を示
す。この例では管理メモリ1が2個のプロセッサユニッ
トに対する管理を行う例を示す。したがって管理メモリ
のビットb0 は、図1では図示省略したキャッシュが第
1プロセッサユニットで使用されるとき「1」が記入さ
れ、同じキャッシュのデータが第2プロセッサユニット
にも使用されているとき、管理メモリのビットb1
「1」となる。そして管理メモリのビットb2 とb 3
いずれも「0」である。
【0014】パリティ・チェッカ・ジェネレータ3は管
理メモリ1にデータが記入されるとき、全ビットb0
3 によりパリティpを作成して管理メモリ1に記入
し、管理メモリ1からデータが読み出されるときビット
0 〜b3 によりチェックビットつまりパリティビット
を再度作成し、EOR回路4にてこのチェックビットが
管理メモリ1から読み出したパリティビットpと同一か
否か比較する。
【0015】管理メモリ1自体にはソフトエラーレート
があり、ハード故障でない場合でもエラーとなる場合が
ある。実際に使用されていないビットb2 、b3 にこの
ようなソフトエラーが発生したときダウンとなることを
防止するため、使用していないビットはチェック対象よ
り外す。このためイネーブルレジスタ2にイネーブルビ
ットをセットして、アンド回路A0 、A1 には「1」
を、アンド回路A2 、A 3 には「0」を出力する。
【0016】これにより、管理メモリ1の使用されない
ビットb2 、b3 にソフトエラーが発生しても、アンド
回路A2 、A3 の出力は必ず「0」となりまたアンド回
路A 0 、A1 の出力は管理メモリのビットb0 、b1
同じ値が出力されるので、非使用のビットにソフトエラ
ーが存在しても正確なパリティチェックが可能となる。
【0017】なお、第1プロセッサユニットにおいてキ
ャッシュの内容が書き換えられたとき、この管理メモリ
1のビットb0 、b1 を読み出してb1 が「1」である
ことを検知し、第2プロセッサユニットにもその書き換
えるべきデータが存在することを認識し、第2プロセッ
サユニットのキャッシュの書き換え制御が行われる。
【0018】本発明の前記目的は下記の構成により達成
される。
【0019】(1)使用するハードウェア構成に対応す
る管理ビットと、使用しないハードウェア構成に対応す
る管理ビットを有する管理メモリ1をパリティチェック
によりチェックする管理メモリチェック装置において、
前記管理ビットが入力される複数のゲード手段A0 〜A
3 と、前記ゲート手段A0 〜A3 に対し、使用するハー
ドウェア構成に対応するビットが入力されるものに対し
てはゲートをオンし、使用しないハードウェア構成に対
応するビットが入力されるものに対してはゲートをオフ
するイネーブルレジスタ2と、前記複数のゲート手段A
0 〜A3 の出力にもとづきチェック信号を出力するパリ
ティ・チェッカ・ジェネレータ手段3と、前記管理メモ
リ1に記入されたパリティ信号と、前記パリティ・チェ
ッカ・ジェネレータ手段3で作成されたチェック信号と
を比較する比較手段4を具備したことを特徴とする。
【0020】(2)前記(1)に記載された管理メモリ
チェック装置において、プロセッサユニットの有無にも
とづき、前記ハードウェア構成を判別するとともに、シ
ステムの立上げ時の診断時にこのCPUの構成を判別し
て、これにもとづき前記イネーブルレジスタにおけるイ
ネーブルビットをセットすることを特徴とする。
【0021】(3)前記(1)に記載された管理メモリ
チェック装置において、メモリブロックの有無にもとづ
き前記ハードウェア構成を判別するとともに、システム
の立上げ時の診断時にこのメモリブロックの接続構成を
判別して、これにもとづき前記イネーブルレジスタにお
けるイネーブルビットをセットすることを特徴とする。
【0022】(4)使用するハードウェア構成に対応す
る管理ビットと、使用しないハードウェア構成に対応す
る管理ビットを有する管理メモリをパリティチェックに
よりチェックする管理メモリチェック方法において、前
記管理ビットが入力されるゲード手段に対し、使用する
ハードウェア構成に対応するビットが入力されるものに
対してはゲートをオンし、使用しないハードウェア構成
に対応するビットが入力されるものに対してはゲートを
オフするイネーブル信号を付与し、前記複数のゲート手
段の出力にもとづきチェック信号を出力し、前記管理メ
モリに記入されたパリティ信号と、前記パリティ・チェ
ッカ・ジェネレータ手段で作成されたチェック信号とを
比較することを特徴とする。
【0023】そしてこれにもとづき下記の効果を奏する
ことができる。
【0024】(1)管理メモリにおける、実際に使用し
ないハードウェア構成に対応する管理ビットの出力を、
イネーブルレジスタに記入したゲートオフ信号により強
制的に「0」に抑制するので、この管理ビットがソフト
エラーによりエラー状態に変化していても、チェックの
際にはこれを正常の場合と同じく「0」にして出力する
ので、ソフトエラーによる悪影響を有効に防止すること
ができる。
【0025】(2)イネーブルレジスタにおけるイネー
ブル信号の書き込みをシステムの立上げ時のCPU構成
の診断時にこれを記入するので、ソフトにより正確に記
入することができ、特別なイネーブル信号記入用のハー
ドを必要とすることがない。
【0026】(3)イネーブルレジスタにおけるイネー
ブル信号の書き込みを、システムの立上げ時のメモリ構
成の診断時にこれを記入するので、ソフトにより正確に
記入することができ、特別なイネーブル信号記入用のハ
ードを必要とすることがない。
【0027】(4)管理メモリにおける、実際に使用し
ないハードウェア構成に対応する管理ビットの出力をゲ
ートオフ信号により強制的に「0」に抑制するので、こ
の管理ビットがソフトエラーによりエラー状態に変化し
ていても、チェックの際にはこれを正常の場合と同じく
「0」にして出力するので、ソフトエラーによる悪影響
を有効に防止することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】A.本発明の一実施の形態 本発明の一実施の形態を図1、図2、図3にもとづき説
明する。図1は本発明の一実施の形態を示し、図2は本
発明の一実施の形態を示し、図3はシステムチェック動
作説明図である。
【0029】図中他図と同記号は同一部を示し、1は管
理メモリ、2はイネーブル・レジスタ、3はパリティ・
チェッカ・ジェネレータ、4はEOR回路、5はチェッ
ク部、10はプロセッサユニット、11はCPU、12
は主記憶、13は構成レジスタ、14は接続部、15は
IO制御部、16はファイル、SBはシステムバス、C
Bは制御信号線である。
【0030】管理メモリ1は主記憶12上のデータが他
のCPUに使用されているのか否かを管理するものであ
り、例えば図1に示す如く、制御用のビットb0 〜b3
とパリティビットpが出力されるように構成されてい
る。
【0031】勿論管理メモリ1はこれに限定されるもの
ではなく、例えばシステムが16台のプロセッサユニッ
トを使用可能に構成する場合に対処理するため、制御用
の16のビットとパリティビットを出力するように構成
されたものを使用してもよい。
【0032】イネーブル・レジスタ2は管理メモリ1の
出力ビットのうち、実際に必要なビットはそのまま出力
し不必要なビットは強制的に「0」出力するためのイネ
ーブル信号を発生するものであり、実際に2台のパソコ
ンが使用されるシステムにおいては、図1に示す如く、
管理メモリ1として4ビット出力のものを使用した場
合、実際に使用される2台のパソコンに対応する出力ビ
ットb0 、b1 をそのまま出力するためのイネーブル制
御信号E0 、E1 と、実際に使用されていないハード構
成に対応する出力ビットb2 、b3 を「0」に出力する
ためのイネーブル制御信号E2 、E3 を出力するもので
ある。この場合ではイネーブル制御信号E 0 、E1 はそ
れぞれ「1」、E2 、E3 はそれぞれ「0」が出力され
る。
【0033】また、イネーブル・レジスタ2は管理メモ
リ1が制御用の16ビットとパリティビットを出力する
場合には、16のイネーブル制御信号を出力するように
構成され、システム構成に応じてイネーブル制御信号の
「1」、「0」の出力が決定されることになる。
【0034】パリティ・チェッカ・ジェネレータ3は、
管理メモリ1にデータを記入するときはb0 〜b3 にも
とづきパリティpを作成してこれを管理メモリ1に送出
し、管理メモリ1からデータを読み出す場合はアンド回
路A0 〜A3 の出力によりチェックビット(パリティp
の作成と同じ演算を行う)を作成してこれをEOR回路
4に送出するものである。
【0035】EOR回路4は、管理メモリ1からデータ
を読み出したときb0 、b1 にエラーが存在するか否か
をチェックするものであり、管理メモリ1から読み出し
たパリティpの値と、パリティ・チェッカ・ジェネレー
タ3が作成したアンド回路A 0 〜A3 の出力にもとづく
パリティ作成演算により得られたチェック値とを比較す
る。そして一致すれば正常と判断するものである。
【0036】チェック部5は管理メモリ1にデータを書
き込むときパリティを生成したり、管理メモリ1からデ
ータを読み出すときにこれをチェックしてデータが正常
か否かを判別するものであり、図1に示すパリティ・チ
ェッカ・ジェネレータ3、EOR回路4及びアンド回路
0 〜A3 により構成されている。アンド回路A0 〜A
3 には管理メモリ1の出力ビットb0 〜b3 が入力され
る。またアンド回路A 0 、A1 にはイネーブル・レジス
タ2からのイネーブル制御信号E0 、E1 が入力され、
アンド回路A2 、A3 にはイネーブル制御信号E2 、E
3 が入力される。
【0037】プロセッサユニット10はシステムバスS
Bに接続されて各種のデータ処理を行うものであり、C
PU11、主記憶12、構成レジスタ13、接続部14
の外に、前記管理メモリ1、イネーブル・レジスタ2、
チェック部5等を具備している。
【0038】CPU11は各種の演算を行うものであ
り、主記憶12に保持されているデータの一部を、処理
能率の向上のためキャッシュ11−0に保持している。
【0039】構成レジスタ13は、このシステムに接続
されたパソコンの数を検知するものであり、システムに
接続されたパソコンから制御線CBを経由して接続信号
が伝達されてくるので、これを構成レジスタ13に保持
し、CPU11が読取ることによりシステムを構成する
パソコンの台数が判別できる。なお図2はプロセッサユ
ニットが2個接続された場合を示すが、本発明は勿論こ
れに限定されるものではない。
【0040】接続部14はプロセッサユニット10をシ
ステムバスSBに接続するインタフェースを構成するも
のである。
【0041】IO制御部15は、プロセッサユニットを
動作するための各種のデータを入力したり、プロセッサ
ユニットのデータ処理結果をファイル16に一時保持し
たり、外部回線に出力するものである。また図示省略し
た表示装置を有し、必要なデータを入力したり、データ
処理結果を表示するものである。
【0042】プロセッサユニット20はプロセッサユニ
ット10と同様に構成されるものであり、プロセッサユ
ニット10とともにシステムを構成するものである。
【0043】システムに電源投入すると、各プロセッサ
ユニットのCPUは図3に示す如き動作を行う。
【0044】(1)プロセッサユニット10では、CP
U11がパワーオンにより自己診断を行う。この自己診
断に際しては主記憶12をクリアしながら自己診断を行
うので、このときメモリ容量をCPU11は判別する。
【0045】(2)それからCPU11は構成レジスタ
13を読み、システムにプロセッサユニット20が接続
されていることを認識する。
【0046】(3)これにもとづき、CPU11は、イ
ネーブル・レジスタ2のイネーブル制御信号E0 、E1
がそれぞれ「1」、E2 、E3 がそれぞれ「0」になる
ように、データ「1100」をソフトにより記入する。
これにより管理メモリ1のハード構成に対応した出力ビ
ットb0 、b1 はアンド回路A0 、A1 から出力されて
パリティ・チェッカ・ジェネレータ3に入力されるが、
ハード構成に対応しない出力ビットb2 、b3 はアンド
回路A2 、A3 から出力阻止され、アンド回路A2 、A
3 からは、出力ビットb2 、b3 にソフトエラーが存在
しても必ず「0」、「0」が出力されることになる。こ
のようにして管理メモリ制御構成状態が完成される。
【0047】なお前記説明ではイネーブル制御信号をソ
フトにより記入する例について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、勿論ハードウエアにより
直接セットしてもよい。
【0048】(4)それからCPU11が実際のデータ
処理を行うために動作する。
【0049】プロセッサユニット20でも、プロセッサ
ユニット10と同様な前記制御が行われる。
【0050】B.本発明の第2の実施の形態 管理メモリにおける管理用のビットb0 、b1 、b2
・・のうち最初のビットは、管理メモリがプロセッサユ
ニットの有無にもとづく管理を行う場合でも、メモリブ
ロックの有無つまりメモリ容量にもとづく管理を行う場
合でも必ず使用されるので、これに対してはアンド回路
により出力抑制を行う必要がない。図5はこのような点
に配慮したものであり、21は管理メモリであって前記
管理メモリ1に対応するもの、22はイネーブル・レジ
スタであって前記イネーブル・レジスタ2に対応するも
の、23はパリティ・チェッカ・ジェネレータであって
前記パリティ・チェッカ・ジェネレータ3に対応するも
の、24はEOR回路であって前記EOR回路4に対応
するもの、A1 〜A3 はそれぞれアンド回路である。
【0051】コンピュータが動作する場合、1個のプロ
セッサユニットと、1つのメモリブロック例えば64M
B空間のメモリを使用するので、管理メモリのビットが
プロセッサユニットの有無に関連した場合でも、メモリ
容量による場合でも管理メモリの最初のビットb0 はか
ならず管理に使用されるので、前記の如く、最初のビッ
トb0 をアンド回路により出力抑制を行う必要がなく、
図4の如く、アンド回路は使用の有無に対するビットに
対してのみ設ければよい。
【0052】管理メモリ21のビットb0 、b1 が使用
され、ビットb2 、b3 が使用されない場合はイネーブ
ル・レジスタ22のイネーブルビットE1 を「1」、E
2 、E3 をそれぞれ「0」にする。動作については他の
実施の形態と同様であり、説明を省略する。
【0053】図4の場合は、管理メモリ21が4ビット
構成の場合のみでなく、8ビット、16ビット等の他の
大きさの場合でも同様に適用することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明により、下記の作用効果を奏する
ことができる。
【0055】(1)管理メモリにおける、実際に使用し
ないハードウェア構成に対応する管理ビットの出力を、
イネーブル・レジスタに記入したゲートオフ信号により
強制的に「0」に抑制するので、この管理ビットがソフ
トエラーによりエラー状態に変化していても、チェック
の際にはこれを正常の場合と同じく「0」にして出力す
るので、ソフトエラーによる悪影響を有効に防止するこ
とができる。
【0056】(2)イネーブル・レジスタにおけるイネ
ーブル信号の書き込みをシステムの立上げ時のプロセッ
サユニット構成の診断時にこれを記入するので、ソフト
により正確に記入することができ、特別なイネーブル信
号記入用のハードを必要とすることがない。
【0057】(3)イネーブル・レジスタにおけるイネ
ーブル信号の書き込みを、システムの立上げ時のメモリ
構成の診断時にこれを記入するので、ソフトにより正確
に記入することができ、特別なイネーブル信号記入用の
ハードを必要とすることがない。
【0058】(4)管理メモリにおける、実際に使用し
ないハードウェア構成に対応する管理ビットの出力をゲ
ートオフ信号により強制的に「0」に抑制するので、こ
の管理ビットがソフトエラーによりエラー状態に変化し
ていても、チェックの際にはこれを正常の場合と同じく
「0」にして出力するので、ソフトエラーによる悪影響
を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である。
【図2】本発明の一実施の形態を実施する構成図であ
る。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態である。
【図5】従来例である。
【符号の説明】
1 管理メモリ 2 イネーブル・レジスタ 3 パリティ・チェッカ・ジェネレータ 4 エクスクルシーブオア(EOR)回路 5 チェック部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用するハードウェア構成に対応する管理
    ビットと、使用しないハードウェア構成に対応する管理
    ビットを有する管理メモリをパリティチェックによりチ
    ェックする管理メモリチェック装置において、 前記管理ビットが入力される複数のゲード手段と、 前記ゲート手段に対し、使用するハードウェア構成に対
    応するビットが入力されるものに対してはゲートをオン
    し、使用しないハードウェア構成に対応するビットが入
    力されるものに対してはゲートをオフするイネーブルレ
    ジスタと、 前記複数のゲート手段の出力にもとづきチェック信号を
    出力するパリティ・チェッカ・ジェネレータ手段と、 前記管理メモリに記入されたパリティ信号と、前記パリ
    ティ・チェッカ・ジェネレータ手段で作成されたチェッ
    ク信号とを比較する比較手段を具備したことを特徴とす
    る管理メモリチェック装置。
  2. 【請求項2】CPUの有無にもとづき、前記ハードウェ
    ア構成を判別するとともに、システムの立上げ時の診断
    時にこのCPUの構成を判別して、これにもとづき前記
    イネーブルレジスタにおけるイネーブルビットをセット
    することを特徴とする請求項1記載の管理メモリチェッ
    ク装置。
  3. 【請求項3】メモリブロックの有無にもとづき前記ハー
    ドウェア構成を判別するとともに、システムの立上げ時
    の診断時にこのメモリブロックの接続構成を判別して、
    これにもとづき前記イネーブルレジスタにおけるイネー
    ブルビットをセットすることを特徴とする請求項1記載
    の管理メモリチェック装置。
  4. 【請求項4】使用するハードウェア構成に対応する管理
    ビットと、使用しないハードウェア構成に対応する管理
    ビットを有する管理メモリをパリティチェックによりチ
    ェックする管理メモリチェック方法において、 前記管理ビットが入力されるゲード手段に対し、使用す
    るハードウェア構成に対応するビットが入力されるもの
    に対してはゲートをオンし、使用しないハードウェア構
    成に対応するビットが入力されるものに対してはゲート
    をオフするイネーブル信号を付与し、前記複数のゲート
    手段の出力にもとづきチェック信号を出力し、前記管理
    メモリに記入されたパリティ信号と、前記パリティ・チ
    ェッカ・ジェネレータ手段で作成されたチェック信号と
    を比較することを特徴とする管理メモリチェック方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015032860A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 日本電気株式会社 データ補正回路及びデータ補正方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015032860A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 日本電気株式会社 データ補正回路及びデータ補正方法

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