JP2766399B2 - 小形電子計算機およびその内蔵ディスクのアクセス方法 - Google Patents
小形電子計算機およびその内蔵ディスクのアクセス方法Info
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- JP2766399B2 JP2766399B2 JP2418382A JP41838290A JP2766399B2 JP 2766399 B2 JP2766399 B2 JP 2766399B2 JP 2418382 A JP2418382 A JP 2418382A JP 41838290 A JP41838290 A JP 41838290A JP 2766399 B2 JP2766399 B2 JP 2766399B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスク装置を内蔵
する小形電子計算機およびその内蔵ディスクのアクセス
方法に関する。
する小形電子計算機およびその内蔵ディスクのアクセス
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディスク装置、例えば磁気ディ
スク装置を内蔵したパーソナルコンピュータ、特にラッ
プトップ型のパーソナルコンピュータで代表されるよう
な可搬型のパーソナルコンピュータ(小形電子計算機)
では、内蔵する磁気ディスク装置にOS(オペレーティ
ングシステム)と称される基本ソフトウェアが格納され
ている。このOS部分は、システムによっては数十MB
以上となることも多く、内蔵磁気ディスク装置が故障し
た場合や、磁気ディスク装置の記憶内容が破壊された場
合などには、データのセーブおよびデータの修復が難し
い。
スク装置を内蔵したパーソナルコンピュータ、特にラッ
プトップ型のパーソナルコンピュータで代表されるよう
な可搬型のパーソナルコンピュータ(小形電子計算機)
では、内蔵する磁気ディスク装置にOS(オペレーティ
ングシステム)と称される基本ソフトウェアが格納され
ている。このOS部分は、システムによっては数十MB
以上となることも多く、内蔵磁気ディスク装置が故障し
た場合や、磁気ディスク装置の記憶内容が破壊された場
合などには、データのセーブおよびデータの修復が難し
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内蔵ディスク装置を持
つ可搬型の小形電子計算機では、この内蔵ディスク装置
の記憶内容が破壊されたような場合には、システムが立
上がらなくなることが多い。このようなとき、内蔵ディ
スク装置に記憶されている内容は、通常はディスクドラ
イブを取出して専用マシーンにかけなければ修復できな
いという問題があった。またOS自身を再度インストー
ルするのにも非常に時間がかかるという問題もあった。
つ可搬型の小形電子計算機では、この内蔵ディスク装置
の記憶内容が破壊されたような場合には、システムが立
上がらなくなることが多い。このようなとき、内蔵ディ
スク装置に記憶されている内容は、通常はディスクドラ
イブを取出して専用マシーンにかけなければ修復できな
いという問題があった。またOS自身を再度インストー
ルするのにも非常に時間がかかるという問題もあった。
【0004】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
でその目的は、内蔵ディスク装置を、そのままの状態
で、他の小形電子計算機から外部ディスク装置(拡張デ
ィスク装置)としてリード/ライトアクセスでき、もっ
てデータセーブの高速化が図れる小形電子計算機および
その内蔵ディスクのアクセス方法を提供することにあ
る。
でその目的は、内蔵ディスク装置を、そのままの状態
で、他の小形電子計算機から外部ディスク装置(拡張デ
ィスク装置)としてリード/ライトアクセスでき、もっ
てデータセーブの高速化が図れる小形電子計算機および
その内蔵ディスクのアクセス方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、装置の中枢
を成すCPUと、このCPUに双方向インタフェースバ
ス、例えばSCSI(Small Computer System Interfac
e )バスを介して接続された装置内蔵のディスク装置と
を備えた小形電子計算機において、装置内蔵のディスク
装置に、SCSIバスに接続された機器の識別情報(I
D番号)が第1の値(#k)の場合には当該機器を内蔵
ディスク装置として識別し、第2の値(#i)の場合に
は当該機器を外部ディスク装置として識別するための所
定の処理プログラムを含む基本ソフトウェアを格納した
ことを特徴とする。
を成すCPUと、このCPUに双方向インタフェースバ
ス、例えばSCSI(Small Computer System Interfac
e )バスを介して接続された装置内蔵のディスク装置と
を備えた小形電子計算機において、装置内蔵のディスク
装置に、SCSIバスに接続された機器の識別情報(I
D番号)が第1の値(#k)の場合には当該機器を内蔵
ディスク装置として識別し、第2の値(#i)の場合に
は当該機器を外部ディスク装置として識別するための所
定の処理プログラムを含む基本ソフトウェアを格納した
ことを特徴とする。
【0006】この発明は更に、上記小形電子計算機に、
装置内蔵のディスク装置のSCSIバス(インタフェー
スバス)上のID番号(識別情報)を任意に設定するた
めの外部から操作可能な識別情報設定機構と、上記SC
SIバスに外部機器を接続するための入出力コネクタと
を設け、この入出力コネクタを介して他の同種の小形電
子計算機が接続され、且つ当該同種の小形電子計算機に
内蔵のディスク装置のID番号が当該同種の小形電子計
算機に設けられた識別情報設定機構によって上記第1の
値から第2の値に変更された状態において上記基本ソフ
トウェア中の上記処理プログラムが起動された場合に、
その処理プログラムに従ってCPUが当該同種の小形電
子計算機に内蔵のディスク装置を外部ディスク装置とし
て上記入出力コネクタを介してアクセスする構成とした
ことを特徴とする。
装置内蔵のディスク装置のSCSIバス(インタフェー
スバス)上のID番号(識別情報)を任意に設定するた
めの外部から操作可能な識別情報設定機構と、上記SC
SIバスに外部機器を接続するための入出力コネクタと
を設け、この入出力コネクタを介して他の同種の小形電
子計算機が接続され、且つ当該同種の小形電子計算機に
内蔵のディスク装置のID番号が当該同種の小形電子計
算機に設けられた識別情報設定機構によって上記第1の
値から第2の値に変更された状態において上記基本ソフ
トウェア中の上記処理プログラムが起動された場合に、
その処理プログラムに従ってCPUが当該同種の小形電
子計算機に内蔵のディスク装置を外部ディスク装置とし
て上記入出力コネクタを介してアクセスする構成とした
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の構成において、小形電子計算機、例えば
パーソナルコンピュータ(第1のパーソナルコンピュー
タと呼ぶ)のSCSIバスには、このSCSIバスに外
部機器を接続するための入出力コネクタが設けられてい
ることから、この入出力コネクタを介して他の同種のパ
ーソナルコンピュータ(第2のパーソナルコンピュータ
と呼ぶ)の入出力コネクタと接続することが可能とな
り、例えば第2のパーソナルコンピュータにとっては、
自装置のSCSIバスが拡張されたのと同等となる。こ
のような接続構成は、例えば第1のパーソナルコンピュ
ータに内蔵のディスク装置、例えば磁気ディスク装置
(内蔵磁気ディスク装置)の記憶内容が破壊された場合
等において、同ディスク装置を第2のパーソナルコンピ
ュータからSCSIバスを介してアクセスするためにと
られる。
パーソナルコンピュータ(第1のパーソナルコンピュー
タと呼ぶ)のSCSIバスには、このSCSIバスに外
部機器を接続するための入出力コネクタが設けられてい
ることから、この入出力コネクタを介して他の同種のパ
ーソナルコンピュータ(第2のパーソナルコンピュータ
と呼ぶ)の入出力コネクタと接続することが可能とな
り、例えば第2のパーソナルコンピュータにとっては、
自装置のSCSIバスが拡張されたのと同等となる。こ
のような接続構成は、例えば第1のパーソナルコンピュ
ータに内蔵のディスク装置、例えば磁気ディスク装置
(内蔵磁気ディスク装置)の記憶内容が破壊された場合
等において、同ディスク装置を第2のパーソナルコンピ
ュータからSCSIバスを介してアクセスするためにと
られる。
【0008】さて、SCSIバスに接続されるディスク
装置等の機器は、それぞれID番号によって区別されて
いる。また、第1および第2のパーソナルコンピュータ
の内蔵磁気ディスク装置には同じ基本ソフトウェア(O
S)が格納されており、この内蔵磁気ディスク装置のI
D番号は同じ値に固定的に設定されている。このため、
上記のように同種の第1および第2のパーソナルコンピ
ュータ(のSCSIバス)同士をそれぞれの入出力コネ
クタを介して接続できても、両パーソナルコンピュータ
の内蔵磁気ディスク装置のID番号が同じ値に設定され
ていることから、一方のパーソナルコンピュータの内蔵
磁気ディスク装置を他方のパーソナルコンピュータの外
部磁気ディスク装置(拡張磁気ディスク装置)とするこ
とはできない。そこで本発明においては、例えば第1の
パーソナルコンピュータの内蔵ディスク装置のID番号
の設定値を外部からのスイッチ操作にて変更することに
より、この内蔵磁気ディスク装置を第2のパーソナルコ
ンピュータの外部磁気ディスク装置としてアクセスでき
るようにしている。この結果、第2のパーソナルコンピ
ュータは、記憶内容が破壊された第1のパーソナルコン
ピュータの内蔵磁気ディスク装置を、そのままの状態で
リード/ライトアクセスすることができる。
装置等の機器は、それぞれID番号によって区別されて
いる。また、第1および第2のパーソナルコンピュータ
の内蔵磁気ディスク装置には同じ基本ソフトウェア(O
S)が格納されており、この内蔵磁気ディスク装置のI
D番号は同じ値に固定的に設定されている。このため、
上記のように同種の第1および第2のパーソナルコンピ
ュータ(のSCSIバス)同士をそれぞれの入出力コネ
クタを介して接続できても、両パーソナルコンピュータ
の内蔵磁気ディスク装置のID番号が同じ値に設定され
ていることから、一方のパーソナルコンピュータの内蔵
磁気ディスク装置を他方のパーソナルコンピュータの外
部磁気ディスク装置(拡張磁気ディスク装置)とするこ
とはできない。そこで本発明においては、例えば第1の
パーソナルコンピュータの内蔵ディスク装置のID番号
の設定値を外部からのスイッチ操作にて変更することに
より、この内蔵磁気ディスク装置を第2のパーソナルコ
ンピュータの外部磁気ディスク装置としてアクセスでき
るようにしている。この結果、第2のパーソナルコンピ
ュータは、記憶内容が破壊された第1のパーソナルコン
ピュータの内蔵磁気ディスク装置を、そのままの状態で
リード/ライトアクセスすることができる。
【0009】
【実施例】図1はこの発明を適用するコンピュータシス
テムの一実施例を示すブロック構成図である。同図にお
いて、10a,10bは同種の小形電子計算機、例えば
ラップトップ型のパーソナルコンピュータである。パー
ソナルコンピュータ10a,10bは、装置の中枢を成
すCPU(中央処理装置)11a,11bと、このCP
U11a,11bに接続される双方向インタフェースバ
ス、例えばSCSIバス12a,12bとを有してい
る。パーソナルコンピュータ10a,10bはまた、S
CSIバス12a,12bによりCPU11a,11b
と接続されるディスク装置、例えば磁気ディスク装置1
3a,13bを有している。この磁気ディスク装置13
a,13bには、他の同種のパーソナルコンピュータに
内蔵の磁気ディスク装置の記憶内容が破壊されている場
合等において、その異常磁気ディスク装置をコンピュー
タ10a,10bからアクセスしてその記憶内容を修復
するための修復プログラム14a,14bを含む同一の
基本ソフトウェア(OS)が格納されている。
テムの一実施例を示すブロック構成図である。同図にお
いて、10a,10bは同種の小形電子計算機、例えば
ラップトップ型のパーソナルコンピュータである。パー
ソナルコンピュータ10a,10bは、装置の中枢を成
すCPU(中央処理装置)11a,11bと、このCP
U11a,11bに接続される双方向インタフェースバ
ス、例えばSCSIバス12a,12bとを有してい
る。パーソナルコンピュータ10a,10bはまた、S
CSIバス12a,12bによりCPU11a,11b
と接続されるディスク装置、例えば磁気ディスク装置1
3a,13bを有している。この磁気ディスク装置13
a,13bには、他の同種のパーソナルコンピュータに
内蔵の磁気ディスク装置の記憶内容が破壊されている場
合等において、その異常磁気ディスク装置をコンピュー
タ10a,10bからアクセスしてその記憶内容を修復
するための修復プログラム14a,14bを含む同一の
基本ソフトウェア(OS)が格納されている。
【0010】パーソナルコンピュータ10a,10bは
更に、磁気ディスク装置13a,13bのSCSIバス
12a,12b上でのID番号(SCSI−IDと呼
ぶ)を外部操作で設定するためのID番号設定スイッチ
(SW)15a,15bと、SCSIバス12a,12
bに外部機器(外部のSCSI機器)を接続するための
入出力コネクタ16a,16bとを有している。ID番
号設定スイッチ15a,15bによって設定される磁気
ディスク装置13a,13bのSCSI−IDは、パー
ソナルコンピュータ10a,10bが単独で通常に使用
される状態では同一値#kである。
更に、磁気ディスク装置13a,13bのSCSIバス
12a,12b上でのID番号(SCSI−IDと呼
ぶ)を外部操作で設定するためのID番号設定スイッチ
(SW)15a,15bと、SCSIバス12a,12
bに外部機器(外部のSCSI機器)を接続するための
入出力コネクタ16a,16bとを有している。ID番
号設定スイッチ15a,15bによって設定される磁気
ディスク装置13a,13bのSCSI−IDは、パー
ソナルコンピュータ10a,10bが単独で通常に使用
される状態では同一値#kである。
【0011】さて、パーソナルコンピュータ10a,1
0bは、それぞれが単独で使用される通常状態では、磁
気ディスク装置13a,13bに格納されている基本ソ
フトウェア(OS)をCPU11a,11bの主記憶
(図示せず)にローディングして、同基本ソフトウェア
に従って各種のアプリケーションプログラム等を実行す
る。このときコンピュータ10a,10bのCPU11
a,11bは、同一内容の基本ソフトウェア(OS)に
従い、磁気ディスク装置13a,13bのSCSI−I
Dが固定値#kであるものと認識して、この磁気ディス
ク装置13a,13bをSCSIバス12a,12b経
由でアクセスする。
0bは、それぞれが単独で使用される通常状態では、磁
気ディスク装置13a,13bに格納されている基本ソ
フトウェア(OS)をCPU11a,11bの主記憶
(図示せず)にローディングして、同基本ソフトウェア
に従って各種のアプリケーションプログラム等を実行す
る。このときコンピュータ10a,10bのCPU11
a,11bは、同一内容の基本ソフトウェア(OS)に
従い、磁気ディスク装置13a,13bのSCSI−I
Dが固定値#kであるものと認識して、この磁気ディス
ク装置13a,13bをSCSIバス12a,12b経
由でアクセスする。
【0012】以上のように、パーソナルコンピュータ1
0a,10bが単独で使用されている状態で、例えばパ
ーソナルコンピュータ10aに内蔵の磁気ディスク装置
13aの記憶内容が破壊されたものとする。この場合、
磁気ディスク装置13aの記憶内容の修復が次のように
行われる。
0a,10bが単独で使用されている状態で、例えばパ
ーソナルコンピュータ10aに内蔵の磁気ディスク装置
13aの記憶内容が破壊されたものとする。この場合、
磁気ディスク装置13aの記憶内容の修復が次のように
行われる。
【0013】まず、修復の対象となる磁気ディスク装置
13aを内蔵するパーソナルコンピュータ10a(のC
PU11a)を停止状態とする。また、パーソナルコン
ピュータ10aのID番号設定スイッチ15aを外部か
ら操作し、磁気ディスク装置13aのSCSI−IDを
#kから修復用に予め定められた別の値#iに切替え
る。この状態で、コンピュータ10aの入出力コネクタ
16aと、このパーソナルコンピュータ10aと同タイ
プの別のパーソナルコンピュータ、例えばパーソナルコ
ンピュータ10bの入出力コネクタ16bとを、図1に
示すように、インタフェースケーブル20により接続す
る。これにより、パーソナルコンピュータ10a,10
b(のSCSIバス12a,12b)がインタフェース
ケーブル20を介して接続されることになる。
13aを内蔵するパーソナルコンピュータ10a(のC
PU11a)を停止状態とする。また、パーソナルコン
ピュータ10aのID番号設定スイッチ15aを外部か
ら操作し、磁気ディスク装置13aのSCSI−IDを
#kから修復用に予め定められた別の値#iに切替え
る。この状態で、コンピュータ10aの入出力コネクタ
16aと、このパーソナルコンピュータ10aと同タイ
プの別のパーソナルコンピュータ、例えばパーソナルコ
ンピュータ10bの入出力コネクタ16bとを、図1に
示すように、インタフェースケーブル20により接続す
る。これにより、パーソナルコンピュータ10a,10
b(のSCSIバス12a,12b)がインタフェース
ケーブル20を介して接続されることになる。
【0014】さて、パーソナルコンピュータ10a,1
0b(のSCSIバス12a,12b)を図1に示すよ
うに接続すると、パーソナルコンピュータ10bでの修
復プログラム14bに従う修復処理を起動させる。これ
によりパーソナルコンピュータ10b内のCPU11b
は、インタフェースケーブル20を介してSCSIバス
12bと接続されている、他のパーソナルコンピュータ
10aのSCSIバス12a上の磁気ディスク装置13
aを、値が#iのSCSI−IDを用いて自コンピュー
タ10bの外部磁気ディスク装置(拡張磁気ディスク装
置)としてアクセスする。このとき、磁気ディスク装置
13aのSCSI−IDは、前記したように通常使用状
態の#k(即ち内蔵磁気ディスク装置として識別するた
めの#k)から拡張磁気ディスク装置として識別するた
めの#iに切替えられているため、CPU11bは、パ
ーソナルコンピュータ10a内の磁気ディスク装置13
aを(内蔵の磁気ディスク装置13bとは明確に区別し
て)拡張磁気ディスク装置として正しくアクセスするこ
とができる。このパーソナルコンピュータ10b側のC
PU11bによる、パーソナルコンピュータ10aに内
蔵の磁気ディスク装置13aへのアクセスにより、磁気
ディスク装置13aを解体しなくても、その記憶内容を
CPU11bから修復することができる。
0b(のSCSIバス12a,12b)を図1に示すよ
うに接続すると、パーソナルコンピュータ10bでの修
復プログラム14bに従う修復処理を起動させる。これ
によりパーソナルコンピュータ10b内のCPU11b
は、インタフェースケーブル20を介してSCSIバス
12bと接続されている、他のパーソナルコンピュータ
10aのSCSIバス12a上の磁気ディスク装置13
aを、値が#iのSCSI−IDを用いて自コンピュー
タ10bの外部磁気ディスク装置(拡張磁気ディスク装
置)としてアクセスする。このとき、磁気ディスク装置
13aのSCSI−IDは、前記したように通常使用状
態の#k(即ち内蔵磁気ディスク装置として識別するた
めの#k)から拡張磁気ディスク装置として識別するた
めの#iに切替えられているため、CPU11bは、パ
ーソナルコンピュータ10a内の磁気ディスク装置13
aを(内蔵の磁気ディスク装置13bとは明確に区別し
て)拡張磁気ディスク装置として正しくアクセスするこ
とができる。このパーソナルコンピュータ10b側のC
PU11bによる、パーソナルコンピュータ10aに内
蔵の磁気ディスク装置13aへのアクセスにより、磁気
ディスク装置13aを解体しなくても、その記憶内容を
CPU11bから修復することができる。
【0015】以上は、SCSIバスに接続されているパ
ーソナルコンピュータ内蔵の磁気ディスク装置を、他の
パーソナルコンピュータの外部磁気ディスク装置(拡張
磁気ディスク装置)としてアクセスする場合について説
明したが、本発明はSCSIバスに限らず、双方向イン
タフェースバスに接続される磁気ディスク装置であれ
ば、同様に適用可能である。また磁気ディスク装置以外
のディスク装置、例えば光ディスク装置にも適用可能で
ある。
ーソナルコンピュータ内蔵の磁気ディスク装置を、他の
パーソナルコンピュータの外部磁気ディスク装置(拡張
磁気ディスク装置)としてアクセスする場合について説
明したが、本発明はSCSIバスに限らず、双方向イン
タフェースバスに接続される磁気ディスク装置であれ
ば、同様に適用可能である。また磁気ディスク装置以外
のディスク装置、例えば光ディスク装置にも適用可能で
ある。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
小形電子計算機に内蔵のディスク装置のID番号を切替
えることにより、このディスク装置を解体することな
く、そのままの状態で、他の小形電子計算機から外部デ
ィスク装置(拡張ディスク装置)としてリード/ライト
アクセスできるので、ディスク装置の記憶内容の修復や
データセーブ等の高速化を図ることができる。
小形電子計算機に内蔵のディスク装置のID番号を切替
えることにより、このディスク装置を解体することな
く、そのままの状態で、他の小形電子計算機から外部デ
ィスク装置(拡張ディスク装置)としてリード/ライト
アクセスできるので、ディスク装置の記憶内容の修復や
データセーブ等の高速化を図ることができる。
【図1】この発明を適用するコンピュータシステムの一
実施例を示すブロック構成図。
実施例を示すブロック構成図。
10a,10b…パーソナルコンピュータ(小形電子計
算機)、11a,11b…CPU、12a,12b…S
CSIバス(双方向インタフェースバス)、13a,1
3b…磁気ディスク装置、14a,14b…修復プログ
ラム、15a,15b…ID番号設定スイッチ(SW、
識別情報設定機構)、16a,16b…入出力コネク
タ、20…インタフェースケーブル。
算機)、11a,11b…CPU、12a,12b…S
CSIバス(双方向インタフェースバス)、13a,1
3b…磁気ディスク装置、14a,14b…修復プログ
ラム、15a,15b…ID番号設定スイッチ(SW、
識別情報設定機構)、16a,16b…入出力コネク
タ、20…インタフェースケーブル。
Claims (2)
- 【請求項1】 装置の中枢を成すCPUを備えた小形電
子計算機において、上記CPUに双方向インタフェースバスを介して接続さ
れた装置内蔵のディスク装置であって、上記インタフェ
ースバスに接続された機器の識別情報が第1の値の場合
には当該機器を内蔵ディスク装置として識別し、第2の
値の場合には当該機器を外部ディスク装置として識別す
るための所定の処理プログラムを含む基本ソフトウェア
が格納された装置内蔵のディスク装置と、 上記ディスク装置の上記インタフェースバス上の識別情
報を任意に設定するための外部から操作可能な識別情報
設定機構と、 上記インタフェースバスに外部機器を接続するための入
出力コネクタとを具備し、上記CPUは、上記入出力コネクタを介して他の同種の
小形電子計算機が接続され、且つ当該同種の小形電子計
算機に内蔵のディスク装置の識別情報が当該同種の小形
電子計算機に設けられた識別情報設定機構によって上記
第1の値から第2の値に変更された状態において上記基
本ソフトウェア中の上記処理プログラムが起動された場
合に、その処理プログラムに従って当該同種の小形電子
計算機に内蔵のディスク装置を外部ディスク装置として
上記入出力コネクタを介してアクセスする ことを特徴と
する小形電子計算機。 - 【請求項2】 装置の中枢を成すCPUと、このCPU
に双方向インタフェースバスを介して接続された装置内
蔵のディスク装置であって、上記インタフェースバスに
接続された機器の識別情報が第1の値の場合には当該機
器を内蔵ディスク装置として識別し、第2の値の場合に
は当該機器を外部ディスク装置として識別するための所
定の処理プログラムを含む基本ソフトウェアが格納され
た装置内蔵のディスク装置と、このディスク装置の上記
インタフェースバス上の識別情報を任意に設定するため
の外部から操作可能な識別情報設定機構と、上記インタ
フェースバスに外部機器を接続するための入出力コネク
タとをそれぞれ備えた2つの同種の小形電子計算機同士
を、この両計算機の上記入出力コネクタを介して接続
し、且つ一方の計算機の上記内蔵ディスク装置の上記識
別情報を上記識別情報設定機構にて第1の値から第2の
値に変更することにより、同内蔵ディスク装置を他方の
計算機の外部ディスク装置としてこの他方の計算機から
上記処理プログラムに従ってアクセス可能としたことを
特徴とする内蔵ディスクのアクセス方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2418382A JP2766399B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 小形電子計算機およびその内蔵ディスクのアクセス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2418382A JP2766399B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 小形電子計算機およびその内蔵ディスクのアクセス方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04225420A JPH04225420A (ja) | 1992-08-14 |
JP2766399B2 true JP2766399B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=18526227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2418382A Expired - Lifetime JP2766399B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 小形電子計算機およびその内蔵ディスクのアクセス方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2766399B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS648432A (en) * | 1987-07-01 | 1989-01-12 | Hitachi Ltd | Floppy disk drive connecting device |
JPH0270250U (ja) * | 1988-11-15 | 1990-05-29 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP2418382A patent/JP2766399B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04225420A (ja) | 1992-08-14 |
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