JP2001021977A - レンズ付きフィルムユニット - Google Patents

レンズ付きフィルムユニット

Info

Publication number
JP2001021977A
JP2001021977A JP11194296A JP19429699A JP2001021977A JP 2001021977 A JP2001021977 A JP 2001021977A JP 11194296 A JP11194296 A JP 11194296A JP 19429699 A JP19429699 A JP 19429699A JP 2001021977 A JP2001021977 A JP 2001021977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
lens
film unit
rises
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11194296A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Ishida
賢 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP11194296A priority Critical patent/JP2001021977A/ja
Publication of JP2001021977A publication Critical patent/JP2001021977A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温下に放置して危険状態になったことをユ
ーザーに容易に知らせることができるレンズ付きフィル
ムユニット。 【解決手段】 撮影機構を構成する内部部材を被覆した
外装部材の外表面、若しくは外部から視認可能な部材
に、所定の温度に上昇したときに変色し、温度が低下し
たときに元の色に戻る可逆性を有する示温塗料を塗布し
て形成した温度警告部を設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度上昇したとき
に警告表示することが可能なレンズ付きフィルムユニッ
ト、及び温度上昇したことをメーカーがユーザーに知ら
れずに検知することが可能なレンズ付きフィルムユニッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】レンズ付きフィルムユニットを構成する
大部分の部材は軽量化、多機能化、低原価等のため、樹
脂で成型されている。また、原価的な理由のため、高価
な耐熱性樹脂を用いることができない。このため、レン
ズ付きフィルムユニットを高温下に長時間放置すると変
形する部材があり、動作不良となる危険性がある。従っ
て、従来のレンズ付きフィルムユニットにおいては高温
下に長時間放置しないように使用説明書の中でユーザー
に注意を促していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用説
明書に記載してもユーザーが大凡の使い方を推測できる
ので、読まれない場合が多い。また、外装部材に警告の
文章を記載しても大きな記載スペースが取れないので小
さい文字になってしまい、高齢者には判読し難いことに
なる。更に、子供にとっては記載内容を理解できないこ
とがある。
【0004】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、外表面に簡単で見易い温度警告部を設けたレン
ズ付きフィルムユニットを提案することを第1の課題と
する。
【0005】また、まれには温度上昇によってレンズ付
きフィルムユニットが作動不良になり、クレーム品とし
てメーカーに返却されることがある。このようなとき
に、ユーザーが説明書に記載の温度条件を守って使用し
たのか、それともユーザーが温度条件を無視して高温に
放置したのか調べる必要がある。そこで、どの程度の温
度に放置したかをメーカーがユーザーに知られずに検知
することができる温度検知部を設け、クレーム対応を行
い易くしたレンズ付きフィルムユニットを提案すること
を第2の課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の第1の課題は下記
の手段により解決される。
【0007】撮影機構を構成する内部部材を被覆した
外装部材の外表面、若しくは外部から視認可能な部材
に、所定の温度に上昇したときに変色し、温度が低下し
たときに元の色に戻る可逆性を有する示温塗料を塗布し
て形成した温度警告部を設けたことを特徴とするレンズ
付きフィルムユニット。
【0008】撮影機構を構成する内部部材、若しくは
内部部材を被覆する外装部材の裏面に、所定の温度に上
昇したときに変色し、一度変色すると元の色に戻らない
非可逆性を有する示温塗料を塗布して形成した温度検知
部を設けたことを特徴とするレンズ付きフィルムユニッ
ト。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のレンズ付きフィ
ルムユニットについて2種の実施の形態を説明する。
【0010】[第1の実施の形態]第1の実施の形態を
図1及び図2を参照して説明する。
【0011】図1は後方から見たレンズ付きフィルムユ
ニットの分解斜視図である。図1において、1は各種の
撮影機構を搭載した本体ユニットであり、2は本体ユニ
ット1を前方から被覆する前カバー、3は本体ユニット
1を後方から被覆する後カバーである。
【0012】後カバー3の背面中央には温度警告ラベル
11が張り付けられている。温度警告ラベル11は示温
塗料を用いて図2に示すような二つの丸と危険・注意の
文字が印刷されている。
【0013】示温塗料はサーモペイントとも称し、所定
の温度になると変色する化合物を顔料として含む塗料で
ある。この示温塗料は高温になると顔料化合物の結晶形
の転移に伴って変色するが、低温に戻ると元の色に戻る
可逆性を有している。
【0014】例えば、レンズ付きフィルムユニットが4
5℃に上昇すると、「注意」の左の丸の中が白色から黒
色に変色する。更に、55℃に上昇すると、「危険」の
左の丸の中も黒色に変色する。
【0015】前述の如く、レンズ付きフィルムユニット
においては原価上の理由からさほど耐熱性が充分でない
樹脂を用いている。従って、このような温度警告ラベル
11を後カバー3の中央に張り付けておけば、説明書等
に記載しておかなくても、レンズ付きフィルムユニット
の温度が上昇して動作不良になる危険性があることをユ
ーザーに容易に知らせることができ、注意を促すことが
できる。
【0016】なお、温度警告ラベル11の張り付け場所
は、後カバー3の背面に限定されるものではなく、後カ
バー3の上面であっても、前カバー2であっても、他の
外部から視認可能な部材であってもよい。要はユーザー
に注意を促すことができる見易い場所ならどこでもよ
い。
【0017】また、温度警告ラベル11を用いずに、上
述の示温塗料を上述の場所に直接塗布して図2の如く表
示してもよい。
【0018】加えて、図2の表示は1例であってどのよ
うな表示にしてもよい。また、温度上昇に対して「注
意」と「危険」との2段階の温度にて表示したが、これ
に限らず1段階であっても3段階以上であってもよい
し、設定温度は何度であってもよい。
【0019】更に、温度変化によって色がどのように変
化してもよい。
【0020】最後に、特許請求の範囲における温度警告
部は、本実施の形態における温度警告ラベル11や、示
温塗料を直接塗布して図2の如く形成した文字や記号に
相当する。
【0021】[第2の実施の形態]第2の実施の形態を
図2及び図3を参照して説明する。
【0022】図3は前方から見たレンズ付きフィルムユ
ニットの分解斜視図である。図3において、1は各種の
撮影機構を搭載した本体ユニットであり、2は本体ユニ
ット1を前方から被覆する前カバー、3は本体ユニット
1を後方から被覆する後カバーである。
【0023】後カバー3の内面には温度検知ラベル21
が張り付けられている。温度検知ラベル21は示温塗料
を用いて図2に示すような二つの丸と危険・注意の文字
が印刷されている。
【0024】第1の実施の形態の如く、示温塗料はサー
モペイントとも称し、所定の温度になると変色する化合
物を顔料として含む塗料である。しかし、この示温塗料
は第1の実施の形態と異なり、高温になると顔料化合物
の化学的変化に伴って変色し、一度変色すると元に戻ら
ない不可逆性を有している。
【0025】例えば、レンズ付きフィルムユニットが4
5℃に上昇すると、「注意」の左の丸の中が白色から黒
色に変色する。更に、55℃に上昇すると、「危険」の
左の丸の中も黒色に変色する。そして、常温に戻しても
変色した状態を維持する。
【0026】前述の如く、レンズ付きフィルムユニット
においては原価上の理由からさほど耐熱性が充分でない
樹脂を用いている。従って、このような温度検知ラベル
21を後カバー3に張り付けておけば、ユーザーからク
レーム品として返却されたときのクレーム処理が容易に
なる。即ち、このレンズ付きフィルムユニットから後カ
バー3を外し、温度検知ラベル21を観察すれば、ユー
ザーが使用説明書や第1の実施の形態の如き温度警告の
表示を無視してレンズ付きフィルムユニットを高温下に
放置したため動作不良になったか、それとも他の原因で
動作不良になったかをメーカーはユーザーに知られずに
判別することができる。
【0027】なお、温度検知ラベル21の張り付け場所
は、後カバー3の内面に限定されるものではなく、ユー
ザーから見えない場所であればどこでもよく、高温下で
の影響を受けやすい部材の近傍が望ましい。
【0028】また、温度検知ラベル21を用いずに、上
述の示温塗料を上述の場所に直接塗布してもよい。
【0029】加えて、図2の表示は1例であってどのよ
うな表示にしてもよい。また、温度上昇に対して「注
意」と「危険」との2段階の温度にて表示したが、これ
に限らず1段階であっても3段階以上であってもよい
し、設定温度は何度であってもよい。
【0030】更に、温度変化によって色がどのように変
化してもよい。
【0031】最後に、特許請求の範囲における温度検知
部は、本実施の形態における温度検知ラベル21や、示
温塗料を直接塗布して図2の如く形成した文字や記号に
相当する。
【0032】
【発明の効果】請求項1,2に記載のレンズ付きフィル
ムユニットによれば、簡単で見易い温度警告部を設けた
ので、レンズ付きフィルムユニットを高温下に放置して
危険状態になったことをユーザーに容易に知らせること
ができる。
【0033】請求項3,4に記載のレンズ付きフィルム
ユニットによれば、レンズ付きフィルムユニットがクレ
ーム品としてメーカーに返却されたとき、ユーザーが説
明書等に記載の温度条件を無視して高温に放置したため
動作不良になったのか、それとも他の原因で動作不良に
なったのかをメーカーがユーザーに知られずに検知する
ことができ、クレーム対応が行い易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】後方から見たレンズ付きフィルムユニットの分
解斜視図である。
【図2】示温塗料を用いたラベルの1例である。
【図3】前方から見たレンズ付きフィルムユニットの分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ユニット 2 前カバー 3 後カバー 11 温度警告ラベル 21 温度検知ラベル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影機構を構成する内部部材を被覆した
    外装部材の外表面、若しくは外部から視認可能な部材
    に、所定の温度に上昇したときに変色し、温度が低下し
    たときに元の色に戻る可逆性を有する示温塗料を塗布し
    て形成した温度警告部を設けたことを特徴とするレンズ
    付きフィルムユニット。
  2. 【請求項2】 前記温度警告部は、前記示温塗料を塗布
    したラベルであることを特徴とする請求項1に記載のレ
    ンズ付きフィルムユニット。
  3. 【請求項3】 撮影機構を構成する内部部材、若しくは
    内部部材を被覆する外装部材の裏面に、所定の温度に上
    昇したときに変色し、一度変色すると元の色に戻らない
    非可逆性を有する示温塗料を塗布して形成した温度検知
    部を設けたことを特徴とするレンズ付きフィルムユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記温度検知部は、示温塗料を塗布した
    ラベルであることを特徴とする請求項3に記載のレンズ
    付きフィルムユニット。
JP11194296A 1999-07-08 1999-07-08 レンズ付きフィルムユニット Pending JP2001021977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11194296A JP2001021977A (ja) 1999-07-08 1999-07-08 レンズ付きフィルムユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11194296A JP2001021977A (ja) 1999-07-08 1999-07-08 レンズ付きフィルムユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001021977A true JP2001021977A (ja) 2001-01-26

Family

ID=16322245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11194296A Pending JP2001021977A (ja) 1999-07-08 1999-07-08 レンズ付きフィルムユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001021977A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6694912B2 (en) * 2001-06-27 2004-02-24 Blyth, Inc. Thermochromic ink safety label for chafing fuel cans and methods of making the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6694912B2 (en) * 2001-06-27 2004-02-24 Blyth, Inc. Thermochromic ink safety label for chafing fuel cans and methods of making the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1262753B1 (en) Infrared clinical thermometer
US4736857A (en) Tamper indicating closure
US5076197A (en) Temperature indicator
US4354105A (en) Control system including a temperature-responsive variable optical parameter sensor
US5873892A (en) Thermometric pacifier for infants
JP2001021977A (ja) レンズ付きフィルムユニット
JPH05101603A (ja) 光デイスク・光デイスクドライブおよび光デイスクを収納するカートリツジケース
JP2009223096A (ja) 表示板
US20200154008A1 (en) Imaging device and vehicular display device
JP2001339627A (ja) 撮像装置
JPH10325992A (ja) レンズ付きフィルムユニット、及びその包装体
JPS6241309Y2 (ja)
JPS6343767U (ja)
JPH1143167A (ja) 封印シール
JPH0424427Y2 (ja)
JP2515294Y2 (ja) 電子体温計
JP2008052914A (ja) プラグの温度異常警告方法
JPH0710415Y2 (ja) ラップトップ型情報処理機器
JP3807640B2 (ja) 閉鎖型スプリンクラヘッド及びそのインジケータ
JP2001141576A (ja) 検温シート
KR20230096254A (ko) 온도감응형 시약공병
JP4400998B2 (ja) 感熱記録紙の保存状態確認ラベル
US20060193082A1 (en) Tape cartridge
JPH0428040Y2 (ja)
JP2002365375A (ja) 浴室内監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20050524

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050607

A521 Written amendment

Effective date: 20050714

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20050915

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080930

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110930

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110930

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110930

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250