JPH0424427Y2 - - Google Patents

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JPH0424427Y2
JPH0424427Y2 JP1985000753U JP75385U JPH0424427Y2 JP H0424427 Y2 JPH0424427 Y2 JP H0424427Y2 JP 1985000753 U JP1985000753 U JP 1985000753U JP 75385 U JP75385 U JP 75385U JP H0424427 Y2 JPH0424427 Y2 JP H0424427Y2
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【考案の詳細な説明】 考案の背景 技術分野 本考案は、体温を電子的に検出してデジタル表
示する電子体温計に関する。
従来技術とその問題点 電子体温計は、例えば温度情報を電気信号に交
換する測温体を有する感温部と、この測温体の電
子信号をデジタル信号に変換する測定手段および
このデジタル信号から体温を求める演算手段とを
具備する処理部と、この処理部で求めた体温を表
示する温度表示部と、これら各部に電力を供給す
る電池と、前記各部を収容する函体とからなる構
成である。
この種の電子体温計は、LSIやその他の電子回
路素子の小型化に伴ない、かなりの小型化および
一体化が回路技術的に可能となつている。
そのような電子体温計を病院等で使用する場
合、管理上、整理便宜上等、文字や記号などを電
子体温計自体に表示する必要が生ずることがあ
る。
従来、電子体温計に文字や記号を表示する方法
は、その樹脂製本体に直接印刷したり、該印した
りすることにより行われていた。
一方、電子体温計は、その性質上病院等で使用
されるので、衛生面から薬品による消毒、洗浄が
多数回行われる。この場合、前記印刷による方法
では摩擦による消失、薬品による変質が生じるた
め、文字表示機能を長期間持続させることはでき
ない。
また刻印による方法では、長期間の使用にも対
応できるが、多種多用にわたる文字、記号、図形
にあわせた金型の製造が必要となり、工程の煩雑
化と、コストアツプを避けることができず、実用
的でない。また、刻印部に汚染物質が溜り不衛生
となり易く、洗浄にも不適当である。更に、多色
を用いた表示ができないという欠点もある。
考案の目的 本考案の目的は、文字や記号を容易に付すこと
ができ、それらの表示をすることによつて、病院
での管理上、整理上の便宜を図り、その表示が見
易く、かつその表示が消毒、洗浄等によつて影響
を受けることなく長期間の使用に耐え、防水性に
優れた電子体温計を提供することにある。
このような目的は、下記の本考案によつて達成
される。
すなわち、本考案は、 感温部と、該感温部から電気信号を処理する処
理部と、該処理部の温度情報を表示する温度表示
部と、前記各部に電力を供給する電源部とを有す
る計測機能体が、少なくとも前記温度表示部を除
き、不透明化された樹脂製の表記部材により覆わ
れた状態で、ほぼ全体が透明樹脂製の函体内に液
密に収納されており、 前記表記部材に前記函体外部より目視可能な部
位に表記部位が設けられ、この表記部位に文字、
記号、図形等が付されていることを特徴とする電
子体温計である。
考案の具体的構成 以下本考案の具体的構成について詳細に説明す
る。
第4図に示した本考案の電子体温計は、第1図
に示す実施例のように、実質的に電子体温計とし
ての動作機能を有する計測機能体1が、不透明化
された樹脂製の表記部材11により覆われ状態
で、第3図に示す透明な函体3内の収納されてい
る。
計測機能体1は、感温部12と、処理部13
と、温度表示部14と、電源部15と、表記部材
11とを有する。
図示の例では、処理部13と、電源部15が筒
状の筺体として形成された表示部材11内部に配
置されており、感温部12は、計測機能体1の先
端に細経状に突出している。また、この表記部材
11には、温度表示部14に表示された温度表示
を見るための窓115が開口されている。
このような表記部材11としての筒状筺体は、
ポリフエニレンオキサイド等のポリエーテル;ポ
リエチレンテレフタレート、ホリブチレンテレフ
タレート等のポリエステル;ポリアセタール;ポ
リメチルメタクリレート等のアクリル樹脂;
ABS樹脂等のポリスチレン系樹脂;ポリ−2−
メチルペンテン、ポリプロピレン等のノポリオレ
フイン;ポリカーボネート等の不透明もしくは着
色により不透明化された樹脂から形成される。
この計測機能体1の実質的な外表面を形成する
表記部材11の表面は、文字等の表記を付すこと
が自在な部位とされている。
第1図の例では、表記部材11の上面に、第2
図の例では表記部材11の裏面にそれぞれ目視可
能な表記部位2があるが、図示の例に限らず表記
部材11の目視可能な部位であればどこに表示を
付して表記部位2としてもよい。
この表記部材11の表記部位2には、要求に応
じ、病院名、型式名、製造社名、その他の文字や
記号等が、印刷等によつて付されている。
表記部材に表記部位2の表面は、印刷を施すた
め、平滑とする。
また、この表記部位2の寸法は、筒状筺体とし
ての表記部材11の大きさ等の条件に対応する限
度において、適宜決定することができる。
このような表記部位には、目的にあわせて、文
字、記号、図形等が印刷される。文字等の印刷
は、エポキシ系インクのスクリーン印刷等のよう
な公知の印刷方法によつて行われ、単色のみなら
ず、多色を用いた印刷も可能である。
また、表記部位2に文字等を直接印刷する場合
の他、文字等を印刷した別のプレートやシートを
貼り付けることも可能である。
このような計測機能体1の先端部には、その長
手方向に細経先端部が突出している。そして、細
径先端部は、感温部12を構成し、その先端には
体温情報を電気信号に変換するサーミスタ等の測
温体120が設けられている。
感温部の測温体120は、感温部からの電気信
号を処理する処理部13と接続されている。
処理部13は、LSI等の電子回路素子で構成さ
れており、感温部12から送られてくる信号をデ
ジタル化し、これに基づいて必要な演算や変換を
行う。
このようにして求められた体温の温度情報は、
温度表示部14において、液晶等で表示がなされ
る。
このような、感温部、処理部、温度表示部は、
実施例では筒状の筺体として形成された表記部材
11内部後方に収納された電源部15から供給さ
れる電力によつて作動する。
電源には通常電池を用い、場合によつては、処
理部13との間に、各種スイツチを配置すること
もできる。
このような計測機能体は、筒状の表記部材11
に覆われ透明な函体3内に後述するように液窓に
収納される。
第3図に示すようにこの函体3は、通常函体本
体31と、先端プローブキヤツプ32と、後端キ
ヤツプ33から成る。プローブキヤツプはステン
レス、アルミ等の金属製である。
また函体本体、後端キヤツプの材質は通常同一
であり、温度表示および、表記部材に表示された
文字等が見えるようにするために、透明樹脂製と
さなる。
これらに用いる透明樹脂は、例えばポリスチレ
ン等のポリスチレン系;ポリ−2−メチルペンテ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフイン;ポリメ
チルメタクリレート等のアクリル樹脂;セルロー
スアセテート等のセルロースエステル;ポリエチ
レンフタレート等のポリエステル等である。
このように、函体本体31および後端キツプ3
3(函体3のほぼ全体を透明としたことにより、
表記部位2の形成位置、形状、形成数等を自由に
選択でき、またこのような条件にかかわらず、そ
の表記内容を容易かつ確実に把握することができ
る 第3図に示すように、函体本体31は先端がく
びれた筒状である。函体本体31の内側の寸法
は、表記部材11が納まるのに足りる程度のもの
である。
この函体本体31の先端には、先端プローブキ
ヤツプ32の装着するための嵌合手段が設けられ
ている。この手段は、通常函体本体31先端外側
にリング状凸部310を設け、これを先端プロー
ブキヤツプ32の孔部に嵌入することにより行わ
れる。
この先端キヤツプ32は、測温体120を保護
するためのものであり、測温体120とプローブ
キヤツプの間は熱伝導を改善するポツテイング材
が充填されている。
この函体本体31の後端には、後端キヤツプ3
3が装着される。この装着手段は、第3図に示す
ように後端キヤツプの端部内側にリング状凸部3
30を設け、これを函体本体31内に嵌入にるこ
とにより行われる。あるいはその逆に、函体本体
31の後端部内側にリング状凸部を設け、これを
後端キヤツプ33内に嵌入することによつてもよ
い。
函体本体31と後端キヤツプ33の接合部は、
接着ないし融着される。これによつて、この部分
における防水性が確保される。
考案の具体的効果 本考案の電子体温計によれば、文字や記号等の
表示をすることができるので、病院内で使用され
る場合等に管理上、整理上の便宜を図ることがで
きる。
さらに、本考案は、温度表示部や、表記部位を
持つ計測機能体が、透明樹脂製函体内に収納され
ているため、温度表示や、文字等を容易に見るこ
とができ、かつ、表示された文字や記号等が消
毒、洗浄等によつて影響を受け消失または変色す
ることがないので長期間の使用に対応することが
できる。
しかも、計測機能体は、少なくとも温度表示部
を除き、不透明化された樹脂製の表記部材により
覆われているため、処理部や電源部の回路、配線
等の不要なものを見ることなく、温度表示や表記
部位に付された文字等の必要な部分のみを一目で
確認することができる。
また、本考案の電子体温計は透明函体内部に表
記部位を有するので、従来の外表面に表示を付し
た電子体温計に比べて表示を付すための印刷方法
やインク等が耐薬品、耐摩耗の制限を受けないの
で表示を付すことが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の電子体温計に用いる計測機
能体1の斜視図である。第2図は、本考案の電子
体温計に用いる計測機能体1の裏面からの斜視図
である。第3図は、本考案の電子体温計に用いる
透明函体3の斜視図である。第4図は本考案の電
子体温計の斜視図である。 符号の説明、1……計測機能体、11……表記
部材、12……感温部、120……プローブキヤ
ツプ、13……制御部、14……温度表示部、1
5……電源部、2……表記部位、3……函体、3
1……函体本体、310……リング状凸部、32
……先端キヤツプ、33……後端キヤツプ、33
0……リング状凸部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 感温部と、該感温部からの電気信号を処理す
    る処理部と、該処理部の温度情報を表示する温
    度表示部と、前記各部に電力を供給する電源部
    とを有する計測機能体が、少なくとも前記温度
    表示部を除き、不透明化された樹脂製の表記部
    材により覆われた状態で、ほぼ全体が透明樹脂
    製の函体内に液密に収納されており、 前記表記部材の前記函体外部より目視可能な
    部位に表記部位が設けられ、この表記部位に文
    字、記号、図形等が付されていることを特徴と
    する電子体温計。 (2) 前記表記部材は、前記計測機能体の前記函体
    外部より目視可能な部位のほぼ全域を覆うよう
    に設けられた筒状筺体であり、前記感温部は、
    該筒状筺体の一端より延出している実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の電子体温計。 (3) 前記函体は、函体本体と、先端キヤツプと、
    後端キヤツプとで構成され、前記函体本体およ
    び後端キヤツプが透明樹脂製である実用新案登
    録請求の範囲第1項または第2項に記載の電子
    体温計。
JP1985000753U 1985-01-08 1985-01-08 Expired JPH0424427Y2 (ja)

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JP1985000753U JPH0424427Y2 (ja) 1985-01-08 1985-01-08

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JPS61118045U JPS61118045U (ja) 1986-07-25
JPH0424427Y2 true JPH0424427Y2 (ja) 1992-06-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58193429A (ja) * 1983-04-26 1983-11-11 Terumo Corp 電子体温計

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58193429A (ja) * 1983-04-26 1983-11-11 Terumo Corp 電子体温計

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JPS61118045U (ja) 1986-07-25

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