JPH0428040Y2 - - Google Patents

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JPH0428040Y2
JPH0428040Y2 JP1984057510U JP5751084U JPH0428040Y2 JP H0428040 Y2 JPH0428040 Y2 JP H0428040Y2 JP 1984057510 U JP1984057510 U JP 1984057510U JP 5751084 U JP5751084 U JP 5751084U JP H0428040 Y2 JPH0428040 Y2 JP H0428040Y2
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JP
Japan
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thermometer
storage case
main body
tip
flat part
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JP1984057510U
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JPS60169540U (ja
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、特に電子式の体温計の収納に用いる
のに好適な体温計の収納ケースの改良に関するも
のである。
〈従来技術〉 体温計は従来ガラス管内に水銀を封止した水銀
体温計が主流であつたが、ガラス管が外部の圧力
により破損する恐れがあるため、その取り扱いに
は注意が必要であり、その収納保管にもある程度
強固なケース内に収納する必要がある。通常の収
納ケースは、下部ケースが透明で体温計の有無が
確認できるようになつており、体温計を収納した
後、上部のスクリユーキヤツプを回転させてねじ
止め固定するものが多かつた。
そのため、体温計の出し入れが逐次キヤツプの
回転動作を必要とするため不便であるとともに、
上部スクリユーキヤツプが紛失しやすい欠点があ
つた。
近年において電子式体温計が開発され、表示の
読み易さ、合成樹脂一体成型による安全性からな
どから次第に支持されてきている。このような電
子式体温計では、その先端センサー部分の保護、
及び衛生管理面などから、やはりケース内に収め
ることが望ましい。
そのため、たとえば実開昭57−97243号公報に
開示するように、体温計の検温部の部分のみに収
納ケースを被せるようにしたものが周知となつて
おり、使用時において先端収納ケースを外すだけ
ですぐ使用可能になつていた。
ところが、上記先端の収納ケースは、体温計先
端部分に圧入されて保持されているだけであるた
め、両者の嵌合が悪いと外れ易くなる欠点があつ
た。そのため、先端部分の保護が不完全になり、
体温計がケースより自然落下するなどして破損し
たり、不衛生になつたりする事態も起きていた。
〈考案の目的〉 本考案はかような事情に鑑み、体温計の収納ケ
ースが特定箇所で係合するものとし、体温計が収
納ケースより抜け落ちることのないように図るこ
とを目的としている。
〈実施例〉 以下本考案を図面を参照しつつ述べる。
第1図に本考案の実施例に係る電子式体温計
を、第2図に本考案の実施例に係る前記体温計の
収納ケースを載せた。
第1図において、(a)は体温計の外観を示し、(b)
は体温計の側面を表している。図中体温計本体1
は本体の転がり防止のために表裏両面に平面部分
を有した断面が楕円形形状に形成されている。該
体温計本体1の先端部2には検温センサーが設け
られ、内部回路により前記検温センサーの検知温
度はデジタル化されて表面表示部(液晶表示部)
3に表示される。
又、4は前記体温計本体1の表面の一部が方形
状に削刻された凹部で、内部には社名若しくはシ
ンボルマーク等のデザインが彫られている。そし
て、本実施例にあつては、前記凹部4の一方側縁
(前記先端部2に近い方の辺)1aと前記体温計
本体1の中心線を基準として対称な裏面の位置に
孔1bを形成した。
続いて第2図において、(a)は収納ケースの外観
を示し、(b)は収納ケースの断面を表している。そ
して図中、5が収納ケース本体であり、図の通
り、一方は閉じられ他方が開口となり、体温計本
体の外形に合わせて、対向する平坦部分を有し断
面が楕円形状になつた包体を形成している。
そして、該収納ケース本体5内面には上記体温
計本体1が所定位置に収納された際、該体温計本
体1の前記凹部4の一方側縁1a及び前記孔1b
に相対接する箇所にそれぞれ突起体5a及び5b
が形成されている。
そのため、前記体温計本体1を前記収納ケース
5に挿入すると、該体温計本体1により該収納ケ
ースの平坦部分は、内部突起体5a,5bが体温
計本体1に接触して弾性的に持ち上がる。そして
該体温計を挿入し続けると、凹部4の側縁1aと
孔1bによるロツク溝部分とそれに嵌合する突起
体5a,5bとが係合し、前記平坦部分の弾性変
形が元に戻り、このとき体温計にクリツク感が生
じるため、体温計が所定位置まで挿入されたこと
がわかり、ロツク状態が保持されることになる。
そのため、前記体温計本体1が係合力不足のため
に自重によつて落下するような事態を防止するこ
とができるものである。
なお、この突起体を内面に対向するように2箇
所設けたのは、収納ケース5に体温計本体1を収
める場合に該体温計本体の表裏に関係なく収納可
能にしたためである。
第3図に上記体温計本体の先端部分斜視図を掲
げたが、符号は全て第1図のものと相応する。
〈効果〉 以上のように本考案によれば下記の効果を得
る。
(イ) 体温計が収納ケースより簡単に抜け落ちるこ
とを防止することができる。
(ロ) 体温計を収納ケースに収納した時にロツク部
分を作動させてそのクリツク感によつて使用者
が収納を確認できる。
(ハ) 体温計の表裏に関係なく収納ケースに収納す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはそれぞれ本考案の体温計の外観
図及び側面図、第2図a,bはそれぞれ本考案の
収納ケースの外観図及び断面図、第3図は本考案
の体温計の部分斜視図である。 1……体温計本体、4……凹部、1a……前記
凹部4の一方側縁、1b……孔、5……収納ケー
ス本体、5a,5b……突起体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 体温計の後端部を残して先端検温部を内挿して
    おく体温計の収納ケースであつて、 体温計本体は表裏に平面部分を有し、該表裏の
    平面部分には同一位置にそれぞれ溝を備え、収納
    ケース内面には該体温計表裏の平面部分に対応す
    る平坦部分を有すると共に、該平坦部分には該溝
    に嵌合する突起体を有することを特徴とする体温
    計の収納ケース。
JP5751084U 1984-04-17 1984-04-17 体温計とその収納ケ−ス Granted JPS60169540U (ja)

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JP5751084U JPS60169540U (ja) 1984-04-17 1984-04-17 体温計とその収納ケ−ス

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5751084U JPS60169540U (ja) 1984-04-17 1984-04-17 体温計とその収納ケ−ス

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Publication Number Publication Date
JPS60169540U JPS60169540U (ja) 1985-11-11
JPH0428040Y2 true JPH0428040Y2 (ja) 1992-07-07

Family

ID=30582107

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5751084U Granted JPS60169540U (ja) 1984-04-17 1984-04-17 体温計とその収納ケ−ス

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JP (1) JPS60169540U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5797243U (ja) * 1980-12-05 1982-06-15

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Publication number Publication date
JPS60169540U (ja) 1985-11-11

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