JPH0311716Y2 - - Google Patents

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JPH0311716Y2
JPH0311716Y2 JP7131885U JP7131885U JPH0311716Y2 JP H0311716 Y2 JPH0311716 Y2 JP H0311716Y2 JP 7131885 U JP7131885 U JP 7131885U JP 7131885 U JP7131885 U JP 7131885U JP H0311716 Y2 JPH0311716 Y2 JP H0311716Y2
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JP
Japan
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cap
electronic thermometer
power switch
temperature sensor
audio output
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JP7131885U
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、病院等の医療機関及び一般家庭にお
いて使用されている電子体温計に関し、特にキヤ
ツプと電源スイツチと音声出力に関する。
〔従来の技術〕
従来の体温計においては、温度センサーとして
水銀などの素子を用いてたため、体温計本体に占
める表示部の割り合いが非常に大きく、従つて、
表示部の保護保管、また衛生管理の目的から体温
計本体全体を収納するケースと本体との分離型が
一般的であつた。ところで、温度センサー部の電
子化に伴なう検温表示部の小型化及びその波及効
果による体温計本体の小型化にもかかわらず、電
子体温計においても依然として体温計本体との分
離型が用いられている場合が多い。また電子化に
伴ない従来の体温計では不必要であつた電源スイ
ツチの開閉という動作が不可欠になつている。ま
た検温データの認識手段においても、表示装置の
「読み取り」という視覚認識による方法が一般的
である。
〔考案が解決しようとする問題点〕 従来の電子体温計に多く見られるような体温計
本体と収納ケースの分離型の場合、病院その他の
医療機関に見られるように体温計を多量に使用し
ている機関においては、体温計本体を収納ケース
から取り出したままの状態で保管されている場合
が少なくない。収納ケースから取り出したままの
本体は、体温計において重要な役割を占める温度
センサー部が直接本体以外の物質と接触する事に
なり外部衝撃による破損等が起こりやすく、また
電子体温計であるために必要不可欠になつている
電源スイツチの切り忘れにより電力の消耗を早め
るという事が生じていた。また検温データの認識
手段においても、視覚による表示装置の読み取り
という手段に頼らざるをえなかつたため、読み取
りミスが生じやすいという問題が生じていた。本
考案の目的は上記種々の問題点を解決する手段を
提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は体温計本体
と収納ケースとを分離して用いていた収納ケース
を廃止し、電子体温計とキヤツプとを一体化し
て、保管時と使用時の二状態を選択できるように
し、二状態の遷移に同調して電源スイツチをオン
オフさせて、検温終了後に保管時を選択した場合
には内設された音声出力回路により検温データを
唱出させ、その後所定時間後に表示装置上のデー
タが消失するようにしたものである。すなわち、
温度センサーを囲む凹部を有し且つ電子体温計に
回動可能に取付けられたキヤツプと、キヤツプの
凹部が温度センサーを囲んでいる保管位置及びキ
ヤツプが電子体温計に関して前記保管位置と反対
側にある使用位置のそれぞれにおいて、キヤツプ
が電子体温計に弾性的に保持される手段とを設
け、外周側面に設けられた電子体温計本体の電源
スイツチを、前記キヤツプ部の移動によりオンオ
フさせる事を可能にした。この事により従来まで
検温データの認識において、視覚認識により発生
していた読み取りミスを聴覚認識により補うこと
により軽減すると共に、電源スイツチの切り忘れ
による電力の消費を早めるという現象を防ぐ事が
できる。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は本考案による電子体温計の保管時の
斜視図である。電子体温計2の左方部には表示装
置4、右先端部には温度センサー8、また両側面
には体温計の長手方向に沿つて回転抑子溝14が
設けられている。キヤツプ10は、左側部に前記
温度センサー8を囲む凹部11が設けられ、また
両側面に沿つて回転支持棒12が固着され、該回
転支持棒12の先端は、電子体温計2の側面の略
ほぼ中央の回転支点6において回動可能に軸支さ
れており、且つ回転支持棒12は、電子体温計2
の回転抑止溝14に嵌合し、その弾性力によつ
て、電子体温計2を押圧してキヤツプ10を保管
位置に保持すると共に、回転抑止溝14中に設け
られた電源スイツチ13を押圧して電源オフの状
態にしている。
第2図は電子体温計の使用時の斜視図である。
使用時においては、第1図の状態からキヤツプ1
0を回転支点6を軸として回動し、温度センサー
8を露出させ、図に示すようにキヤツプ10を電
子体温計2に関して第1図と反対位置にもつてく
る。この時回転支持棒12は、その弾性によつて
回転抑止溝14に嵌合すると共に電源スイツチ1
3が開放されスイツチが入る。
第3図は温度表示および音声出力の回路構成図
である。第2図に示した使用状態で電源スイツチ
13がオンすることによつて、温度センサー8に
より検知されたデータがA/D変換器36を経て
信号処理部38で処理され表示装置4に表示され
る。この場合アンドゲート46の働きにより電源
スイツチ13のオフ信号が入力されてこない限
り、音声出力回路40、音声出力装置42、デイ
レイタイマ44はアクテイブとならないため無駄
な消費電力を省く事ができる。次に検温後第1図
に示した保管時の状態に戻すと、前述のように電
源スイツチ13が押圧されてオフ状態になる。こ
こで電源オフ信号がアンドゲート46に入力さ
れ、従つて信号処理回路38のメモリ部39に蓄
えられた検温データが音声出力回路40に伝達さ
れ、音声出力回路ブロツクD内のALU40Aが
検温データと照合した音声出力用データをROM
40Cから読み取り、パルス幅変調器40Dによ
り音声出力信号に変換し、音声出力装置42から
検温データが唱出される。電源のオフは、表示装
置用デイレイタイマ44の働きにより、電源スイ
ツチオフ後所定時間後に働いて表示装置4上のデ
ータが消失する事になる。
なお、電源スイツチの位置はキヤツプの回転支
点に関して第1図と反対の位置に電源スイツチ1
3′を埋設し、第1図の体温計保管状態の時には
電源スイツチ13′は解放されてスイツチオフ、
第2図の体温計使用状態の時には電源スイツチ1
3′は回転支持棒12に押圧されてスイツチオン
となる構成にすれば使用時誤つて電源スイツチ1
3に触れ誤操作されることもない。
〔考案の効果〕
以上説明した様に、本考案によれば、電子体温
計の温度センサーを囲む凹部を有するキヤツプを
設け、該キヤツプを体温計に回動可能に取付け、
キヤツプの凹部が温度センサーを囲む位置とこれ
と反対側にキヤツプを回動した使用位置とに弾性
的にキヤツプを保持し、そのキヤツプの移動と同
調させて電源スイツチを開閉させる構造とする事
により、キヤツプの保管、使用位置の切替えの容
易性、確実性と共に、電源スイツチの切り忘れに
よる電力の消耗を防ぐ事ができる。また、検温デ
ータを音声出力する事により視覚認識の場合生じ
ていた読み取りミスを防ぐ事ができ、盲人用に使
用できるなど多大の効果利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案に関する実施例で第1図
は電子体温計の保管時の状態を示す斜視図、第2
図は電子体温計の使用時の状態を示す斜視図、第
3図は構成を示す回路図である。 2……電子体温計、4……表示装置、6……回
転支点、8……温度センサー、10……キヤツ
プ、11……凹部、12……回転支持棒、13…
…電源スイツチ、14……回転抑止溝、16……
音声出力装置、36……A/D変換器、38……
信号処理回路、40……音声出力回路、42……
デイレイタイマ、40A……ALU、40B……
DATA、40C……ROM、40D……パルス幅
変調器、46……アンドゲート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端部に温度センサーを有し、該温度センサ
    ーによつてピツクアツプされた温度を表示する
    表示装置を備えた電子体温計において、前記温
    度センサーを囲む凹部を有し且つ前記電子体温
    計に回動可能に取付けられたキヤツプと、該キ
    ヤツプの前記凹部が温度センサーを囲んでいる
    保管位置及びキヤツプが電子体温計に関して前
    記保管位置と反対側にある使用位置のそれぞれ
    において、前記キヤツプが弾性的に保持される
    手段と、該キヤツプの弾性的保持手段に係合し
    て作動する電源スイツチとを設けた事を特徴と
    する電子体温計。 (2) 温度センサーによつてピツクアツプされた温
    度の出力信号と電源スイツチのオフ信号とのア
    ンドゲートと、該アンドゲートからの温度出力
    信号と照合して該信号を音声出力信号に変換す
    る音声出力回路と、該音声出力信号を唱出する
    音声出力装置と、前記電源スイツチオフ後所定
    時間を経て電源をオフさせるデイレイタイマ
    と、を備えたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の電子体温計。
JP7131885U 1985-05-14 1985-05-14 Expired JPH0311716Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7131885U JPH0311716Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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JP7131885U JPH0311716Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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JPS61187433U JPS61187433U (ja) 1986-11-21
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ID=30608701

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003329517A (ja) * 2002-04-26 2003-11-19 K-Jump Health Co Ltd シート式電子温度計

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US20110137201A1 (en) * 2009-07-23 2011-06-09 Jacob Fraden Oral thermometer with curved probe

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JPS61187433U (ja) 1986-11-21

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