JP2001021821A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001021821A
JP2001021821A JP19562999A JP19562999A JP2001021821A JP 2001021821 A JP2001021821 A JP 2001021821A JP 19562999 A JP19562999 A JP 19562999A JP 19562999 A JP19562999 A JP 19562999A JP 2001021821 A JP2001021821 A JP 2001021821A
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Japan
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light
laser
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forming apparatus
filters
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English (en)
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Hiroyuki Matsuba
浩幸 松葉
Takuo Shimokawa
拓生 下川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、タンデム型カラー画像形成装置に
おける光走査手段の光学部品の共有化において、主走査
方向における感光体表面上の光強度分布のばらつきを抑
え、優れた画像品質を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数の光ビームを出射する複数の光源
と、前記複数の光ビームそれぞれによりそれぞれ走査さ
れる複数の被走査体と、前記複数の光ビームを共通に偏
向する偏向手段と、前記偏向手段により偏向された複数
の光ビームを前記複数の被走査体へ分配するビーム分配
手段と、前記ビーム分配手段を経た複数の光ビームから
所定の光ビームのみを抽出し対応する被走査体へ導く複
数のビーム抽出手段とから成り、前記ビーム抽出手段が
湾曲形状を有することで前記ビーム抽出手段へ入射する
光ビームの入射角度を小さくなるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用して画像を形成する画像形成装置において、複数の光
ビームを用いて複数の被走査体を走査するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真方式を採用した画像
形成装置においては、カラー画像を高速に出力する為に
YMCB4色に対応した複数の光ビーム、複数の感光体
を備え、それぞれの感光体に光ビームを照射して書込み
を行なう、いわゆるタンデム型の画像形成装置が知られ
ている。
【0003】図3は従来の画像形成装置の模式図であ
る。図3に示すように、記録用紙1の搬送方向に沿って
Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk
(ブラック)の4色に対応する感光体2a、2b、2
c、2dと、これらの感光体2a、2b、2c、2dの
周囲に帯電器3a、3b、3c、3d、光走査手段4
a、4c、4c、4d、現像器5a、5b、5c、5
d、クリーナ6a、6b、6c、6dが備えられ、また
記録用紙1の搬送を行なう搬送ベルト7、搬送ベルト7
を張設する駆動ローラ8、従動ローラ9、及び記録用紙
1にトナーを加熱定着させる定着ローラ10、圧接ロー
ラ11が備えられている。帯電器3a、3b、3c、3
dは、対応する感光体2a、2b、2c、2dの表面を
一様に帯電させる。光走査手段4a、4c、4c、4d
はY、M、C、Bkのデータにもとづいて変調されたレ
ーザビームを出射し、感光体2a、2b、2c、2d表
面に静電潜像が形成される。
【0004】現像器5a、5b、5c、5dは、感光体
2a、2b、2c、2dの表面に形成された静電潜像に
対して対応する色のトナーによりトナー像を形成する。
各トナー像は感光体2a、2b、2c、2dの回転に伴
って記録用紙1への転写位置へ移動する一方、記録用紙
1が搬送ベルト7により搬送され、タイミングを合わせ
て記録用紙1の所定の位置に各感光体2a、2b、2
c、2dからトナー像が順次転写される。記録用紙1に
対してのトナー像の転写が終了した後、記録用紙1は定
着ローラ10で加熱され、トナー像は記録用紙1上に定
着される。また、クリーナ6a、6b、6c、6dによ
り、転写後に感光体2a、2b、2c、2dの表面に残
留したトナーが除去される。
【0005】図4は従来の画像形成装置の光走査手段の
構成図、図5は従来の画像形成装置の光走査手段の側面
図である。図3における光走査手段4a、4c、4c、
4dはいずれも同じ構成であるので、ここでは光走査手
段4aの説明だけを行なう。光走査手段4aは、Yの画
像データにより変調されたレーザビームを出射するレー
ザダイオード12と、レーザダイオード12から出射さ
れた発散光を平行光に変換するコリメータレンズ13
と、コリメータレンズ13を通過した光ビームを一方向
にだけ収束させるシリンドリカルレンズ14と、シリン
ドリカルレンズ14からの光ビームを感光体長手方向に
走査するポリゴンスキャナ15と、ポリゴンスキャナ1
5により等角速度走査された光ビームを感光体2a上で
等速度走査されるように変換するfθレンズ16と、f
θレンズ16を通過したレーザビームの進行方向を90
°変換する反射ミラー17と、感光体4a上に光ビーム
を副走査方向に集光するシリンドリカルレンズ18とか
ら構成される。
【0006】このような構成の光走査手段4aにより、
図3の画像形成装置の感光体2a上にY、M、C、Bk
の画像データに基づいて変調された光ビームが照射さ
れ、静電潜像を形成する。
【0007】以上のように従来のタンデム型画像形成装
置では、複数の感光体2a、2b、2c、2dに対応す
る光走査手段4a、4c、4c、4dを複数有する為、
装置の小型化、低コスト化を阻害していた。これに対し
て、複数の光走査手段の光学部品を共有化することで小
型化、低コスト化を図った画像形成装置が提案されてい
る。
【0008】図6は、従来の画像形成装置の光学部品を
共有化した光走査手段の構成図、図7は従来の画像形成
装置の光学部品を共有化した光走査手段の側面図であ
る。図6に示すように、この光走査手段には、Yの画像
データに基づいて変調された波長780nmで紙面に平
行な偏光面を有するレーザビームを出射するレーザダイ
オード18aと、Mの画像データに基づいて変調された
波長780nmで紙面に垂直な偏光面を有するレーザビ
ームを出射するレーザダイオード18bと、Cの画像デ
ータに基づいて変調された波長680nmで紙面に平行
な偏光面を有するレーザビームを出射するレーザダイオ
ード18cと、Bkの画像データに基づいて変調された
波長680nmで紙面に垂直な偏光面を有するレーザビ
ームを出射するレーザダイオード18dが備えられてい
る。また、レーザダイオード18a、18b、18c、
18dから出射されたそれぞれのレーザビームを平行光
に変換するコリメータレンズ19a、19b、19c、
19dと、コリメータレンズ19a、19b、19c、
19dから出射されたレーザビームを副走査方向に収束
するシリンドリカルレンズ20a、20b、20c、2
0dと、紙面に平行な偏光面を有するレーザビームを透
過し、紙面に垂直な偏光面を有するレーザビームを反射
する偏光ビームスプリッタ21、22と、波長780n
mのレーザビームを反射し、波長680nmのレーザビ
ームを透過するバンドパスミラー23と、前記バンドパ
スミラー23を経て合成された4本のレーザビームを反
射偏向するポリゴンスキャナ24と、反射偏向された4
本のレーザビームを感光体2a、2b、2c、2d上で
等速走査させるfθレンズ25と、入射光の略50%を
透過し、略50%を反射するハーフミラー26、27、
28と、ハーフミラー26、27を透過した4本のレー
ザビームを感光体2aの方向に導く反射ミラー29と、
ハーフミラー26を透過し、ハーフミラー27を反射し
た4本のレーザビームを感光体2bの方向に導く反射ミ
ラー30、31と、ハーフミラー26で反射した4本の
レーザビームをハーフミラー28に導く反射ミラー32
と、ハーフミラー28で反射された4本のレーザビーム
を感光体2cの方向に導く反射ミラー33、34と、ハ
ーフミラー28を透過した4本のレーザビームを感光体
2dの方向に導く反射ミラー35と、780nm近傍の
光を透過し、680nm近傍の光を反射あるいは吸収す
るバンドパスフィルター36a、36bと、680nm
近傍の光を透過し、780nm近傍の光を反射あるいは
吸収するバンドパスフィルター61a、36bと、紙面
に垂直な偏光面を有する光を透過し、紙面に平行な偏光
面を有する光を反射する偏光フィルター38a、38b
と、紙面に平行な偏光面を有する光を透過し、紙面に垂
直な偏光面を有する光を反射する偏光フィルター39
a、39bと、偏光フィルター38a、39a、38
b、39bを通過した光を感光体2a、2b、2c、2
d上に集光するシリンドリカルレンズ40a、40b、
40c、40dとが備えられている。バンドパスフィル
ター36a、36b、36c、36dは、例えば色ガラ
スフィルターや誘電体多層膜コーティングフィルターな
どである。
【0009】このような構成の光走査手段において、図
6に示すように、Yの画像データに基づいて変調されて
レーザダイオード18aから出射された波長780nm
で紙面に平行な偏光面を有するレーザビームは、コリメ
ータレンズ19aで平行光となり、シリンドリカルレン
ズ20aで副走査方向に収束され、偏光ビームスプリッ
タ21を透過し、バンドパスミラー23で反射されてポ
リゴンスキャナ24の反射偏光面に線状に集光する。次
に図7に示すように、ポリゴンスキャナ24で反射偏光
されたレーザビームはハーフミラー26、27、28の
各々において略50%ずつ反射および透過され、また反
射ミラー29、30、31、32、33、34、35に
反射されて、最終的に4本のレーザビームに分けられて
バンドパスフィルター36a、36b、37a、37b
に入射する。M、C、Bkの画像データに基づいて変調
されてレーザダイオード18b、18c、18dから出
射されたレーザビームについても同様に最終的に4本の
レーザビームに分けられてバンドパスフィルター36
a、36b、37a、37bに入射する。レーザダイオ
ード18aからのレーザビームは波長780nmである
ためバンドパスフィルター36a、36bを透過する
が、紙面に垂直(図7において)な偏光面を有するため
偏光フィルター39aは透過できず、偏光フィルター3
8aを透過し、シリンドリカルレンズ40aで副走査方
向に収束されて感光体2a上に集光する。同様に、Mの
画像データに基づいて変調されてレーザダイオード18
bから出射されたレーザビームは感光体2b上に、Cの
画像データに基づいて変調されてレーザダイオード18
cから出射されたレーザビームは感光体2c上に、Bk
の画像データに基づいて変調されてレーザダイオード1
8dから出射されたレーザビームは感光体2d上に集光
される。これにより感光体2a、2b、2c、2d表面
に各々Y、M、C、Bkの画像データに基づいた静電潜
像が形成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光走査手段を有する画像形成装置では、複数のレー
ザビームから所定のレーザビームを分離するビーム抽出
手段であるバンドパスフィルター、偏光ビームスプリッ
タに入射するレーザビームの入射角度が光偏向手段によ
る偏向反射の影響で大きく変動するため(一般的な電子
写真方式の光走査手段では±30〜55°程度)、バン
ドパスフィルター、偏光ビームスプリッタにおける入射
角度による光透過率が不均一である特性に影響して、レ
ーザダイオードから感光体に到達するレーザビームの伝
達率が主走査方向に不均一となったり、また各感光体に
所定の光ビーム以外の光ビームが混入したりして画像品
質に問題が発生する。
【0011】本発明の課題は、上述した問題点を解決し
て、優れた出力画像品質を実現する画像形成装置を提供
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の第1の画像形成装置は、複数の光ビームを出
射する複数の光源と、前記複数の光ビームそれぞれによ
りそれぞれ走査される複数の被走査体と、前記複数の光
ビームを共通に偏向する偏向手段と、前記偏向手段によ
り偏向された複数の光ビームを前記複数の被走査体へ分
配するビーム分配手段と、前記ビーム分配手段を経た複
数の光ビームから所定の光ビームのみを抽出し対応する
被走査体へ導く複数のビーム抽出手段とから成り、前記
ビーム抽出手段が湾曲形状を有することで前記ビーム抽
出手段へ入射する光ビームの入射角度が小さくなるよう
に構成した。
【0013】本発明によれば、各レーザダイオードから
各感光体に到達するレーザビームの伝達率が主走査方向
に均一となり、また各感光体に所定の光ビーム以外の光
ビームが混入したりすることのない良好な画像品質を有
する小型、低価格のタンデム型の画像形成装置を実現で
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の光ビームを出射する複数の光源と、前記複数
の光ビームそれぞれによりそれぞれ走査される複数の被
走査体と、前記複数の光ビームを共通に偏向する偏向手
段と、前記偏向手段により偏向された複数の光ビームを
前記複数の被走査体へ分配するビーム分配手段と、前記
ビーム分配手段を経た複数の光ビームから所定の光ビー
ムのみを抽出し対応する被走査体へ導く複数のビーム抽
出手段とから成り、前記ビーム抽出手段が湾曲形状を有
することで前記ビーム抽出手段へ入射する光ビームの入
射角度を小さくすることを特徴とする画像形成装置であ
り、ビーム抽出手段に入射する光ビームの入射角度が小
さくなることで、ビーム抽出手段における主走査方向の
光透過率のばらつきが低減され、各レーザダイオードか
ら各感光体に到達するレーザビームの伝達率が主走査方
向に均一となり、また各感光体への所定の光ビーム以外
の光ビームの混入が低減された良好な画像品質を有する
小型、低価格のタンデム型の画像形成装置を実現でき
る。
【0015】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。
【0016】図1は本発明の各実施の形態に共通な画像
形成装置の構成図であり、図2は本発明の各実施の形態
に共通な画像形成装置の側面図である。図1に示すよう
に、この光走査手段には、Yの画像データに基づいて変
調された波長780nmで紙面に平行な偏光面を有する
レーザビームを出射するレーザダイオード41aと、M
の画像データに基づいて変調された波長780nmで紙
面に垂直な偏光面を有するレーザビームを出射するレー
ザダイオード41bと、Cの画像データに基づいて変調
された波長680nmで紙面に平行な偏光面を有するレ
ーザビームを出射するレーザダイオード41cと、Bk
の画像データに基づいて変調された波長680nmで紙
面に垂直な偏光面を有するレーザビームを出射するレー
ザダイオード41dが備えられている。また、レーザダ
イオード41a、41b、41c、41dから出射され
たそれぞれのレーザビームを平行光に変換するコリメー
タレンズ42a、42b、42c、42dと、コリメー
タレンズ42a、42b、42c、42dから出射され
たレーザビームを副走査方向に収束するシリンドリカル
レンズ43a、43b、43c、43dと、紙面に平行
な偏光面を有するレーザビームを透過し、紙面に垂直な
偏光面を有するレーザビームを反射する偏光ビームスプ
リッタ44、45と、波長780nmのレーザビームを
反射し、波長680nmのレーザビームを透過するバン
ドパスミラー46と、前記バンドパスミラー46を経て
合成された4本のレーザビームを反射偏向するポリゴン
スキャナ47と、反射偏向された4本のレーザビームを
感光体48a、48b、48c、48d上で等速走査さ
せるfθレンズ49と、入射光の略50%を透過し、略
50%を反射するハーフミラー50、51、52と、ハ
ーフミラー50、51を透過した4本のレーザビームを
感光体48aの方向に導く反射ミラー53と、ハーフミ
ラー50を透過し、ハーフミラー51を反射した4本の
レーザビームを感光体48bの方向に導く反射ミラー5
4、31と、ハーフミラー50で反射した4本のレーザ
ビームをハーフミラー52に導く反射ミラー56と、ハ
ーフミラー52で反射された4本のレーザビームを感光
体48cの方向に導く反射ミラー57、58と、ハーフ
ミラー52を透過した4本のレーザビームを感光体48
dの方向に導く反射ミラー59と、780nm近傍の光
を透過し、680nm近傍の光を反射あるいは吸収する
バンドパスフィルター60a、60bと、680nm近
傍の光を透過し、780nm近傍の光を反射あるいは吸
収するバンドパスフィルター61a、60bと、紙面に
垂直な偏光面を有する光を透過し、紙面に平行な偏光面
を有する光を反射する偏光フィルター62a、62b
と、紙面に平行な偏光面を有する光を透過し、紙面に垂
直な偏光面を有する光を反射する偏光フィルター63
a、63bと、偏光フィルター62a、63a、62
b、63bを通過した光を感光体48a、48b、48
c、48d上に集光するシリンドリカルレンズ64a、
64b、64c、64dとが備えられている。ここで、
バンドパスフィルター60a、60b、61a、61b
および偏光フィルター62a、63a、62b、63b
は、図1に示すように湾曲した形状を有し、これによっ
てポリゴンスキャナ47によって偏光されたレーザビー
ムがバンドパスフィルター60a、60b、61a、6
1bおよび偏光フィルター62a、63a、62b、6
3bに入射する入射角度が低減される。バンドパスフィ
ルター60a、60b、60c、60dは、例えば色ガ
ラスフィルターや誘電体多層膜コーティングフィルター
などである。
【0017】このような構成の光走査手段において、図
1に示すように、Yの画像データに基づいて変調されて
レーザダイオード41aから出射された波長780nm
で紙面に平行な偏光面を有するレーザビームは、コリメ
ータレンズ42aで平行光となり、シリンドリカルレン
ズ43aで副走査方向に収束され、偏光ビームスプリッ
タ44を透過し、バンドパスミラー46で反射されてポ
リゴンスキャナ47の反射偏光面に線状に集光する。次
に図2に示すように、ポリゴンスキャナ47で反射偏光
されたレーザビームはハーフミラー50、51、52の
各々において略50%ずつ反射および透過され、また反
射ミラー53、54、55、56、57、58、59に
反射されて、最終的に4本のレーザビームに分けられて
バンドパスフィルター60a、60b、61a、61b
に入射する。M、C、Bkの画像データに基づいて変調
されてレーザダイオード41b、41c、41dから出
射されたレーザビームについても同様に最終的に4本の
レーザビームに分けられてバンドパスフィルター60
a、60b、61a、61bに入射する。
【0018】レーザダイオード41aからのレーザビー
ムは波長780nmであるためバンドパスフィルター6
0a、60bを透過するが、紙面に垂直(図7におい
て)な偏光面を有するため偏光フィルター62aは透過
するが、偏光フィルター63aは透過できず、偏光フィ
ルター62aを透過したレーザビームはシリンドリカル
レンズ64aで副走査方向に収束されて感光体48a上
に集光する。同様に、Mの画像データに基づいて変調さ
れてレーザダイオード41bから出射されたレーザビー
ムは感光体48b上に、Cの画像データに基づいて変調
されてレーザダイオード41cから出射されたレーザビ
ームは感光体48c上に、Bkの画像データに基づいて
変調されてレーザダイオード41dから出射されたレー
ザビームは感光体48d上に集光される。これにより感
光体48a、48b、48c、48d各々の表面に各々
Y、M、C、Bkの画像データに基づいた静電潜像が形
成される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置では、複数の光ビームの中から所定の光ビームを波
長と偏光面の違いにより透過させるビーム抽出手段を湾
曲形状にしたことで、偏向手段により光ビームが偏向さ
れても、ビーム抽出手段への入射角を小さくすることが
できるので、各レーザダイオードから各感光体に到達す
るレーザビームの伝達率が主走査方向に均一となり、ま
た各感光体に所定の光ビーム以外の光ビームが混入した
りすることのない良好な画像品質を有する小型、低価格
のタンデム型の画像形成装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態に共通な画像形成装置の
構成図
【図2】本発明の各実施の形態に共通な画像形成装置の
側面図
【図3】従来の画像形成装置の模式図
【図4】従来の画像形成装置の光走査手段の構成図
【図5】従来の画像形成装置の光走査手段の側面図
【図6】従来の画像形成装置の光学部品を共有化した光
走査手段の構成図
【図7】従来の画像形成装置の光学部品を共有化した光
走査手段の側面図
【符号の説明】
41a〜41d レーザダイオード 42a〜42d コリメータレンズ 43a〜43d シリンドリカルレンズ 44、45 偏光ビームスプリッタ 46 バンドパスミラー 47 ポリゴンスキャナ 48a〜48d 感光体 49 fθレンズ 50、51、52 ハーフミラー 53〜59 反射ミラー 60a、60b、61a、61b バンドパスフィルタ
ー 62a、62b、63a、63b 偏光フィルター 64a〜64d シリンドリカルレンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光ビームを出射する複数の光源と、
    前記複数の光ビームそれぞれによりそれぞれ走査される
    複数の被走査体と、前記複数の光ビームを共通に偏向す
    る偏向手段と、前記偏向手段により偏向された複数の光
    ビームを前記複数の被走査体へ分配するビーム分配手段
    と、前記ビーム分配手段を経た複数の光ビームから所定
    の光ビームのみを抽出し対応する被走査体へ導く複数の
    ビーム抽出手段とから成り、前記ビーム抽出手段が湾曲
    形状を有することで前記ビーム抽出手段へ入射する光ビ
    ームの入射角度を小さくすることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】前記複数のビーム抽出手段が、入射する光
    ビームの波長と偏向面の違いを利用して複数の光ビーム
    から所定の光ビームを抽出することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6954312B2 (en) * 2002-12-27 2005-10-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Light scanning unit
JP2013125105A (ja) * 2011-12-14 2013-06-24 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
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