JP2001020620A - 建 具 - Google Patents

建 具

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JP2001020620A
JP2001020620A JP11193710A JP19371099A JP2001020620A JP 2001020620 A JP2001020620 A JP 2001020620A JP 11193710 A JP11193710 A JP 11193710A JP 19371099 A JP19371099 A JP 19371099A JP 2001020620 A JP2001020620 A JP 2001020620A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス保持枠部分の見付け寸法を小さくで
き、採光用開口部の開口面積も大きくできる建具を提供
すること。 【解決手段】 中窓24用の枠体225と遮蔽体22と
を別体にした。このため、直射日光の照射で生じる遮蔽
体22の熱伸びは、枠体225や、内部のガラスパネル
229、戸板本体21の開口部218等で妨げられる心
配がなく、熱伸びを確実に許容できる。従って、直射日
光の照射で遮蔽体22が縦方向に熱伸びしても、枠体2
25は熱伸びしないので、枠体225と開口部218と
の対向面間に熱伸び吸収用のスペースを設ける必要がな
く、枠体225の特に上下枠226,227の見付け寸
法Hを小さくでき、中窓24の開口面積を大きくでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の玄関、勝手
口のドア、引戸や、雨戸等、通常の窓や出入口に開閉自
在に建込みされる建具に関する。
【0002】
【背景技術】近年の建物においては、快適な生活空間を
形成し、かつ冷暖房に使用するエネルギーを減少させて
省エネルギー化を図るために、外壁や建具等における断
熱性能が重視されている。このため、玄関ドア、玄関引
戸等の建具としても、断熱性能を有する建具が用いられ
るようになっている。
【0003】このような断熱性を有する建具として、方
形状に框組みされたフレームと、このフレームの見込み
方向の両面に張り付けられた鋼板と、各鋼板間に充填さ
れる断熱部材からなり、一部に採光用の開口部が形成さ
れた戸板本体を備える断熱ドアが知られている。
【0004】この断熱ドアでは、採光用開口部に配置さ
れたガラスは、戸板本体の室外面側に設けられた化粧材
と、戸板本体の室内側の開口部周りに設けられた額縁と
で挟持されている。具体的にいえば、室外側の化粧材に
は開口部内に延長してガラスの室外面にあてがわれる室
外側ヒレ部、およびガラスの外側を越えて室内側の額縁
までさらに延長した取付片が設けられ、室内側の額縁に
はガラスの室内面にあてがわれる室内側ヒレ部が設けら
れている。これらのヒレ部および取付片はガラスの四周
に沿ってそれぞれ設けられ、額縁を化粧材の取付片にビ
ス止めすることで、ガラスの四周縁が化粧材および額縁
の各ヒレ部間で挟持されるようになっている。つまり、
化粧材および額縁は、ガラスを保持する保持枠を兼用し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
断熱ドアの化粧材を例えばアルミ等の金属材を用いて形
成すると、化粧材に直射日光が照射すると化粧材の温度
が上昇して熱伸びする。この際、化粧材はガラスを保持
する保持枠としても兼用されているので、開口部分の構
造としては、化粧材が熱伸びした場合でも、化粧材の前
記取付片等が開口部の内面にぶつからないように構成し
ておく必要がある。
【0006】このため、従来は、化粧材の取付片と開口
部内面との間を所定間隔離して設け、化粧材が熱伸びし
てもその伸びを吸収できるように構成していた。そし
て、化粧材の室外側ヒレ部は、化粧材の熱伸び後におい
てもガラスを確実に挟持する必要があるので、化粧材の
伸び量を考慮してガラスへのかかり寸法を大きくする必
要があった。
【0007】しかしながら、化粧材の室外側ヒレ部のガ
ラスに対するかかり寸法が大きいと、化粧材の外観上の
見付け寸法が大きくなり、その分、開口面積が小さくな
ってしまうという問題があった。
【0008】本発明の目的は、ガラス保持枠部分の見付
け寸法を小さくでき、採光用開口部の開口面積も大きく
できる建具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の建具
は、採光部を有する基本ユニットと、この基本ユニット
の室外面側に取り付けられて基本ユニットの前記採光部
を除く室外面の一部または全面を覆う付帯ユニットとを
備え、前記基本ユニットには、採光部に設けられた透光
性パネルを保持するパネル保持枠が設けられ、前記付帯
ユニットはこのパネル保持枠と別体とされていることを
特徴とするものである。
【0010】なお、基本ユニットとは、その基本ユニッ
ト単独で建具として必要とされる剛性、防水性、断熱
性、遮音性等を有するユニットを意味する。具体的に
は、四周框組みされた上框、下框および左右の竪框と、
この框の室内外にそれぞれ取り付けられた室内面材およ
び室外面材と、この室内外面材間に配置された紙や樹脂
製などの断熱性を有するハニカムコア(ペーパーハニカ
ムなど)や、ウレタン樹脂等の断熱部材とを備えるもの
などが利用できる。ただし、本発明は、基本ユニットが
断熱性を有していない場合でも適用できる。
【0011】このような建具においては、基本ユニット
の室外面側に設けられた付帯ユニットは、ガラスなどの
透光性パネルを保持するパネル保持枠と別体とされてい
るので、付帯ユニットに直射日光が照射して熱伸びして
も、パネル保持枠は熱伸びせず、パネル保持枠と採光用
に設けられる開口部分との対向面間に熱伸び吸収用のス
ペースを設ける必要がない。このため、パネル保持枠の
見付け寸法を小さくでき、採光部の開口面積を大きくで
きる。そして、このような作用効果は、夜間や冬季のよ
うに、付帯ユニットが低温となって収縮する場合にも同
様に得られ、すなわち、付帯ユニットの伸縮に対応可能
である。
【0012】また、前記パネル保持枠には前記透光性パ
ネルの室外面を保持するヒレ部が設けられ、前記パネル
保持枠の室内側に配置された化粧額縁には前記透光性パ
ネルの室内面を保持する別のヒレ部が設けられ、これら
のヒレ部間で前記透光性パネルが挟持されていることが
好ましい。このような構成の場合には、パネル保持枠単
体で透光性パネルを保持する必要がないので、パネル保
持枠の構造を簡単にできるうえ、透光性パネルの保持を
容易に行える。
【0013】さらに、前記付帯ユニットは、パネル保持
枠の室外面の一部または全面を被覆していることが好ま
しい。このような付帯ユニットによれば、パネル保持枠
を覆うように付帯ユニットを構成するから、パネル保持
枠への直射日光の照射を制限でき、パネル保持枠の熱伸
び等も防止できる。
【0014】以上において、前記基本ユニットの外周に
は前記付帯ユニットの外周を保持するエッジ材が設けら
れ、このエッジ材と付帯ユニットとの間には、当該付帯
ユニットの面内方向の伸縮を許容する隙間が形成されて
いることが望ましい。このような構成では、付帯ユニッ
トが直射日光を受けて熱伸びする場合でも、この熱伸び
による変位量を隙間で吸収でき、付帯ユニットが室外側
にはらもうとするのを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実施形態に係る
建具としての断熱ドア1を示す外観姿図、図2、図3
は、断熱ドア1の縦断面図および横断面図、図4は、横
断面図における要部を示す拡大図、図5は、断熱ドア1
を模式的に示す分解斜視図である。
【0016】断熱ドア1は、いわゆる片開きドアであ
り、建物の玄関開口部に設けられるドア枠10と、ドア
枠10内に配置される戸板20とで構成され、主に戸板
20に断熱性が付与されている。なお、このような断熱
ドアとしては、本実施形態のような片開きドアの他、両
開きタイプ、すなわち通常は締め切られることが多い袖
パネルを備えた親子ドアであってもよい。
【0017】ドア枠10は、それぞれアルミの押出形材
からなる上枠11、下枠12、および左右の縦枠13を
四周枠組みして形成されている。各枠材11〜13の室
内側に設けられたリップ溝11A〜13Aには、係止用
のツメ部14A,15A,16Aを有したアタッチメン
ト14,15,16がワンタッチ式で着脱自在に取り付
けられている。
【0018】このようなアタッチメント14〜16とし
ては、例えば樹脂製のものとアルミ製のものとがあり、
また、特に上枠11および縦枠13用のアタッチメント
14,16としては、実線で示したアングル無しのもの
と、一点鎖線で示したアングル有りのものとが用意され
ている。これらのアタッチメント14〜16は、その材
質や形状が異なるものの中から適宜選択して用いられる
ことで、各枠材11〜13を変えずにドア枠10として
の納まりや意匠面でのバリエーションを増やすことが可
能である。
【0019】一方、戸板20は、図5にも示すように、
基本ユニットとしての戸板本体21と、戸板本体21の
室外面における中窓24部分を除いた略全面を覆う付帯
ユニットとしての遮蔽体22と、中窓24の室内側の四
周縁を覆う化粧額縁23とを備えている。そして、中窓
24が本発明に係る採光部になっている。
【0020】戸板本体21は、それぞれ中空のアルミ押
出形材からなる上框211、下框212、および左右の
竪框213を四周枠組みして形成した框組み214と、
框組み214内に配置された断熱性を有するペーパーハ
ニカムコア215と、このペーパーハニカムコア215
および框組み214の室内外側に接合された鋼板21
6,217からなり、中央に中窓24用の開口部218
を有している。そして、ペーパーハニカムコア215に
より、戸板本体21に断熱性能が付与され、戸板本体2
1での室内外側の熱伝達が行われ難くなっている。
【0021】また、図3において、框組み214の一方
の竪框213は他方に比べて大きな断面寸法を有し、よ
り大きな接触面積で鋼板216,217と接触してい
る。このため、竪框213の室内面には、室外側に後退
した段差部213Aが設けられ、この段差部213Aを
埋めるようにして断熱シート213Bが貼設されてい
る。すなわち、竪框213はその断面寸法が大きいこと
により、室外側の熱による室内側への影響が懸念される
が、室内面の大部分を断熱シート213Bを介して鋼板
217と接触させることで、竪框213を介して伝わる
室外側の鋼板216の熱を室内側の鋼板217(戸板本
体21の室内面)に達し難くしている。
【0022】戸板本体21を構成する框組み214にお
いて、上框211の上端は、図2に示すように、立上部
分に跨設された上エッジ材219で閉塞されており、こ
れによって上框211の長手方向に沿った二条の排水ス
ペース220,221が形成されている。このような排
水スペース220,221は、雨水等の排水流路として
の役目の他、電気錠223(図3)のための電気配線2
23A(図2中に円形の一点鎖線で図示)用のスペース
としても用いられ、また、上エッジ材219を取り外す
ことで容易にメンテナンス可能である。さらに、図2に
おいて、下框212にも、下方から下エッジ材222が
あてがわれてビス止めされている。
【0023】框組み214の各竪框213は、断面矩形
の中空とされ、図3中の右側に示すように、一方の竪框
213の中空部にはドア枠10の縦枠13に対して係脱
する前記電気錠223が収容されている。このことによ
り、電気錠223固定用に穿設された竪框213のビス
孔から雨水が浸入した場合でも、雨水が竪框213の中
空部を伝って落下するようになり、ペーパーハニカムコ
ア215に達する心配がない。縦框213に穿設される
縦エッジ材224や図示しないドアクローザ固定用のビ
ス孔から浸入する雨水に対しても同じである。さらに、
図3中の左側に示すように、このような構成は他方の竪
框213でも同様であり、竪框213に縦エッジ材22
4に加えてドア枠10との接続を行うヒンジ25が固定
されていても、この固定部分から浸入する雨水がペーパ
ーハニカムコア215内まで達することはない。
【0024】図2、図4において、中窓24は、遮蔽体
22とは別体とされて戸板本体21の開口部218内に
収容されたパネル保持枠としての枠体225を備えてお
り、枠体225と遮蔽体22とを別体にすることで、直
射日光が照射することによって生じる遮蔽体22の熱伸
びが中窓24側に影響するのを抑制している。
【0025】枠体225は、アルミ押出形材からなる上
枠226、下枠227、および左右の縦枠228を溶接
や接着、またはL字形ブラケットを介して互いに45°
接合して枠組みされている。枠体225内には透光性パ
ネルとしての複層のガラスパネル229が配置され、ガ
ラスパネル229の室外面が各枠材226〜228の室
外側のヒレ部226A,227A,228Aにシール材
230を介して支持され、室内面が枠体225に室内側
からビス止めされた化粧額縁23の内周縁のヒレ部23
2Aでシール材231を介して支持されている。
【0026】化粧額縁23は、同一断面形状の四本のア
ルミ製あるいは樹脂製の形材232を、溶接や接着、あ
るいはブラケットを介して互いに45°接合して枠組み
したものであり、室内側から見た場合(内観)の意匠性
の向上が図られている。
【0027】このような中窓24では、枠体225を室
外側から室内側に向けて挿入し、枠体225の室外側の
外周縁部分を戸板本体21の室外面に係止させる。この
後、ガラスパネル229を枠体225内に配置し、化粧
額縁23を枠体225にビス止めし、これによってガラ
スパネル229を枠体225および化粧額縁23の各ヒ
レ部226A〜228A,232A間で挟持するととも
に、戸板本体21を挟持するようにして枠体225およ
び化粧額縁23を互いに固定する。この際、二点鎖線で
示すように、枠体225の外周と戸板本体21の室外面
との境界部分に止水材233によるテーピングによって
止水処理を施す。
【0028】以下には、戸板本体21を覆う遮蔽体22
について詳説する。図1、図5において、遮蔽体22
は、戸板本体21の室外面の四周縁を覆う上横材23
4、下横材235、および左右の第1縦材236を備え
ている。これらの部材234〜236は、アルミの押出
形材で板材として形成されており、各第1縦材236の
内側には一対の第2縦材237が配置され、各第2縦材
237のさらに内側には中窓24の左右の縁を覆う一対
の第3縦材238が配置されている。そして、最も内側
の第3縦材238および上下の横材234,235によ
り、中窓24を構成する枠体225の室外面全域が覆わ
れている。このような縦長の遮蔽体22は、室外側面に
直射日光が照射することで温度が上昇し、縦方向に熱伸
びすることになる。
【0029】上下の横材234,235と第1縦材23
6とは、第1縦材236が通った状態(縦がち・縦通
し)でビス止めによって90°接合され、全体枠状に形
成されている。この際、第1縦材236は、図3に示す
ように、外周側の見込み片236Aがビス236Bによ
って縦エッジ材224の室外側に固定されている。見込
み片236Aに穿設されるビス孔(図示略)は長孔とさ
れている。第1縦材236の他方側の見込み片236C
にはリップ溝236Dが設けられ、このリップ溝236
Dが戸板本体21側に貼設された樹脂製のガイド部材2
39に嵌合されている。
【0030】つまり、縦長の第1縦材236は、直射日
光が照射すると縦方向の熱伸びが生じるが、左右のうい
ちの一方の側では長孔によってビス236Bとの間での
干渉が避けられ、他方の側ではガイド部材239に沿っ
てスライドし、第1縦材236としての熱伸びが戸板本
体21に妨げられずに行われるようになっている。
【0031】なお、ガイド部材239は、予め第1縦材
236に嵌合されており、枠状に組まれた各板材234
〜236を戸板本体21に取り付けるのと同時に、該戸
板本体21の室外面に貼設される。また、ガイド部材2
39を貼設するには、接着剤や両面テープの他、面ファ
スナーを用いてもよい。ガイド部材239の材質は金属
でもよいが、熱を戸板本体21側に伝え難い低熱伝導率
の樹脂製とすることが好ましい。そして、第1縦材の見
込み片236A,236Cは、これ自体が補強リブとし
て作用し、第1縦材236の剛性を向上させるのにも役
立っている。
【0032】ところで、枠状に組まれた上横材234、
下横材235、および第1縦材236においては、図2
に示すように、下横材235の下端が戸板本体21の下
エッジ材222に載置され、上横材234の上端が上エ
ッジ材219に係止されている。この際、上横材234
側では、上横材234の上端と上エッジ材219の平面
部分との間に隙間240が設けられている。
【0033】つまり、直射日光の照射面積は上下の横材
234,235に比して第1縦材236の方が大きいた
め、下横材235の下端が下エッジ材222に載置され
ている本実施形態では、第1縦材236の縦方向への熱
伸びに伴って上横材234が上方に移動する。この際、
上横材234と上エッジ材219との間の隙間240で
熱伸びよる変位量が吸収され、遮蔽体22の上部側にお
いても、その熱伸びを戸板本体21側と干渉することな
く生じさせることが可能である。
【0034】なお、本実施形態では、下エッジ材222
の室外端が上方に折曲しており、枠状に組まれた遮蔽体
22の上横材234、下横材235、および第1縦材2
36を、上方の隙間240を利用して倹飩式に戸板本体
21に取り付ける際、下横材235を下エッジ材222
の前記折曲部分でガイドさせて容易に落とし込むことが
可能である。そして、下横材235も水平な二条のガイ
ド部材239を介して戸板本体21に取り付けられてい
る。また、上下の横材234,235および第1縦材2
36が見付け方向に若干熱伸びすることを考慮し、前述
した第1縦材236固定用のビス236Bと見込み片2
36Aとの間には、該熱伸びによる変位を吸収するゴム
座金等の弾性体が介装されている。
【0035】遮蔽体22を構成する第2、第3縦材23
7,238も、アルミ製の押出形材であり、第1縦材2
36などと同じく板材である。先に第3縦材238は、
図3に示すように、左右両側の見込み片238Aに設け
られたリップ溝238Bを二条のガイド部材239に嵌
合することで、戸板本体21および枠体225に対して
上下スライド可能に取り付けられている。一方、第2縦
材237は、その左右両側の見込み片237Aが第1縦
材236および第3縦材238の対向し合う見込み片2
36C,238Aに設けられた係合部236E,238
Cに係合して取り付けられており、やはり上下にスライ
ド可能である。
【0036】これら第2、第3縦材237,238の上
端側および下端側は、上横材234および下横材235
にそれぞれ呑み込まれている。すなわち、図2におい
て、上横材234の下側の見込み片234A、および下
横材235の上側の見込み片235Aには、第2、第3
縦材237,238の外形形状にならった切り欠き(図
示略)が設けられ、この切り欠き部分にそれらの上下端
部側が印籠形式で呑み込まれている。
【0037】第2、第3縦材237,238の下端は、
下横材235の見込み片235Aの下方に設けられた別
の見込み片235B上に載置されている。上横材234
にも同様な見込み片234Bが設けられ、この見込み片
234Bおよび前記見込み片235Bの各室内側には、
第2、第3縦材237,238の上下端に係止される係
止部234C,235Cが設けられている。従って、中
窓24に近い上横材234の下側や、下横材235の上
側は、戸板本体21に取り付けられた第2、第3縦材2
37,238に確実に係止されることになり、室外側へ
のばたつきが抑えられている。なお、第2、第3縦材2
37,238においても、それぞれの見込み片237
A、238Aにより、それらの剛性の向上が図られてい
る。
【0038】以上のような遮蔽体22では、上横材23
4、下横材235、第1〜第3縦材236〜238が見
込み片234A,235A,236A,237A,23
8Aを有することで、その室外面が戸板本体21から離
間しており、各横材234,235、各縦材236〜2
38と戸板本体21との間には断熱層としての空気層2
41が形成されている。この空気層241により、遮蔽
体22の熱が戸板本体21に伝達され難くなり、戸板本
体21の熱伸びや熱による劣化が確実に抑制される。な
お、このような空気層241を外部と良好に連通させ、
空気層241内と外部との間で空気を流通させてもよ
く、このような場合には、遮蔽体22の裏面側での放熱
が良好に行えるので、遮蔽体22に直射日光が照射して
も室外面の温度上昇を抑えることができ、戸板本体21
だけでなく遮蔽体22自身の熱伸びも防止できる。
【0039】このような本実施形態においては、上横材
234、下横材235、第1〜第3縦材236〜238
を遮蔽体22として予め組み立てておき、下横材23
5、第1、第3縦材236,238にはガイド部材23
9を嵌め込んでおく。この状態から、遮蔽体22を戸板
本体21に組み付け、戸板20を完成させる。断熱ドア
1全体の設置は、通常のドア施工と同じ手順で行われ
る。すなわち、建物の玄関開口部分にドア枠10を固定
し、ドア枠10に対して戸板20をヒンジ25およびド
アクローザ等を介して取り付ければよい。
【0040】このような本実施形態によれば、以下のよ
うな効果がある。 1)断熱ドア1の戸板20には中窓24が設けられてい
るが、この中窓24を構成する枠体225と遮蔽体22
とは別体であるため、直射日光が照射することで生じる
遮蔽体22の熱伸びは、枠体225や、内部のガラスパ
ネル229、中窓24用に設けられた戸板本体21の開
口部218等によって妨げられる心配がなく、遮蔽体2
2の熱伸びを確実に許容できる。従って、遮蔽体22に
直射日光が照射して縦方向に大きく熱伸びしても、枠体
225は熱伸びしないので、枠体225と開口部218
の内面との間に熱伸び吸収用のスペースを設ける必要が
なく、枠体225の特に上下枠226,227の見付け
寸法H(図2)を小さくでき、中窓24の開口面積を大
きくできる。
【0041】2)枠体225にはガラスパネル229の
室外面を保持するヒレ部226A〜228Aが設けら
れ、化粧額縁23にはガラスパネル229の室内面を保
持する別のヒレ部232Aが設けられ、これらのヒレ部
226A〜228A,232A間でガラスパネル229
が挟持されているので、枠体225単体でガラスパネル
229を保持する必要がなく、枠体225の構造を簡単
にできる。また、ガラスパネルの保持作業を、枠体22
5に化粧額縁23をビス止めするといった化粧額縁23
の固定作業と同時に行え、効率的である。
【0042】3)遮蔽体22は、枠体225の室外面の
全面を被覆しているため、枠体225への直射日光の照
射を制限でき、枠体225自身の熱伸び等も防止でき
る。
【0043】4)戸板20は、断熱性を有する戸板本体
21と、この戸板本体21の室外側に配置された遮蔽体
22とを備えているため、戸板本体21の室外面に直射
日光が照射するのを遮蔽でき、室外面の温度が上昇する
のを防止できる。従って、戸板本体21への直射日光の
照射が遮蔽されることにより、その室外面と室内面との
温度差を小さくできるから、室外面の熱伸びを防止で
き、よって建具としての基本性能が要求される戸板本体
21の反りを有効に防止でき、また、紫外線による劣化
を防止できる。
【0044】5)戸板本体21の室外側が遮蔽体22で
覆われていることで、雨水等も直接戸板本体21に降り
注ぐことがなく、止水性を良好にできるとともに、雨水
による劣化も確実に防止でき、耐候性・耐久性も向上さ
せることができる。
【0045】6)戸板本体21の外周には遮蔽体22の
外周を保持する上エッジ材219、下エッジ材222、
および左右の縦エッジ材224が設けられ、上エッジ材
219と遮蔽体22との間には、遮蔽体22の縦方向の
伸縮を許容する隙間240が形成されているので、遮蔽
体22が直射日光を受けて熱伸びしても、この熱伸びに
よる変位量を隙間240で吸収でき、遮蔽体22が室外
側にはらもうとするのを防止できる。また、隙間240
が設けられていることで、遮蔽体22を熱伸びする金属
材料で形成しても何ら問題を生じないから、遮蔽体22
を構成する各横材234,235、各縦材236〜23
8をアルミの押出形材で形成でき、加工性を良好にでき
る。
【0046】7)遮蔽体22の第2、第3縦材237,
238は、上横材234および下横材235に対して印
籠形式で挿入されているとともに、各横材234,23
5には各縦材237,238の室内側に係止される係止
部234C,235Cが設けられているので、戸板本体
21に固定された各縦材237,238に各横材23
4,235を確実に係止でき、各横材234,235の
室外側へのばたつきを防止できる。具体的には、中窓2
4に近い上横材234の下側や、下横材235の上側
を、戸板本体21に取り付けられた第2、第3縦材23
7,238に確実に係止でき、そのばたつきを防止でき
る。
【0047】8)遮蔽体22は、戸板本体21の室外面
の外周に沿った部分まで被覆しているため、該室外面の
外周部分や戸板本体21の端面側に雨水等を入り込み難
くできる。従って、戸板本体21の端面側に電気錠22
3、ヒンジ25、ドアクローザ等の建具構成部品をビス
止めしても、ビス孔から雨水が浸入する心配がなく、戸
板20としての止水性を良好に維持でき、戸板20をド
ア用に良好に用いることができる。そして、これらの電
気錠223、ヒンジ25、およびドアクローザなどの戸
板構成部品は、戸板20の中でも戸板としての剛性を有
する戸板本体21に取り付けられているので、各構成部
品を戸板20に確実に取り付けることができるうえ、戸
板20の開閉中にそれらの構成部材の取付け部が変形等
して機能しなくなる心配がなく、断熱ドア1の耐久性を
向上させることができる。
【0048】9)遮蔽体22は、戸板本体21との間に
断熱層としての空気層241を備えているので、遮蔽体
22が熱伝導率の高いアルミで形成されていても、その
遮蔽体22に照射することで発生する熱を空気層241
で遮断して戸板本体21側に伝達し難くでき、戸板本体
21の室外面の熱伸びや、熱による室外面の劣化をより
確実に防ぐことができる。
【0049】10)戸板20は、戸板本体21に照射され
る直射日光が制限されことにより、戸板本体21の室内
外面の温度に大きな相違が生じず、熱伸びによる反りが
防止されので、従来大きな温度差が生じ易かった断熱性
能を有する建具として特に有効である。
【0050】11)遮蔽体22を構成する第1縦材236
の熱伸び時には、第1縦材236の一方の側では長孔に
よってビス236Bとの間での干渉が避けられ、他方の
側ではガイド部材239に沿ってスライドするので、第
1縦材236の熱伸びを戸板本体21側に妨げられずに
許容できる。また、第2縦材237では、第1、第3縦
材236,238間にスライド可能に係合され、第3縦
材238においても、ガイド部材239を介してスライ
ド可能に戸板本体21に取り付けられているので、これ
らの縦材237,238の熱伸びも戸板本体21側に妨
げられずに許容できる。従って、遮蔽体22全体が縦方
向に熱伸びした場合、遮蔽体22を戸板本体21に取り
付けた状態でも、その熱伸びを許容でき、熱伸びによる
変位量が前述した隙間240で吸収されるのと相まっ
て、遮蔽体22での反りの発生を一層確実に防止でき
る。
【0051】12)遮蔽体22は、その縦長の形状によ
り、主に縦方向への熱伸びが許容されればよいが、本実
施形態では、下横材235が水平なガイド部材239を
介して戸板本体21に取り付けられていたり、第1縦材
236の戸板本体21へのビス止め用にゴム座金等の弾
性材が介装されているため、遮蔽体22の横方向への若
干の伸びをも確実に許容できる。
【0052】13)遮蔽体22は、戸板本体21に倹飩式
で取り付けられる際に、下端が戸板本体21の下エッジ
材222の折曲部分でガイドされ、その下端を容易に落
とし込むことができ、作業を迅速かつ確実にできる。
【0053】14)遮蔽体22の各横材234,235や
各縦材236〜238には、見込み片234A,234
B,235A,235B,236A,236C,237
A,238Aが設けられているため、それらの剛性を向
上させることができ、遮蔽体22として予め組み立てた
場合でも撓んだりせず、取り扱いを容易にできる。さら
に、剛性の向上により、強風時の負圧等にも十分に対抗
できる。また、見込み片234A,234B,235
A,235B,236A,236C,237A,238
Aは放熱フィンとしても作用するので、遮蔽体22の熱
を空気層240に効率よく逃がすことができ、遮蔽体2
2の温度上昇を抑えて遮蔽体22の熱伸びをより生じ難
くできる。
【0054】15)ドア枠10に取り付けられるアタッチ
メント14〜16は、その材質や形状が異なるものの中
から適宜選択して用いられるため、各枠材11〜13を
変えずにドア枠10としての納まりや意匠面でのバリエ
ーションを増やすことができる。
【0055】〔第2実施形態〕図6、図7、図8、図9
には、本発明の第2実施形態に係る断熱ドア2の外観姿
図、縦断面図、横断面図、および横断面の拡大図が示さ
れている。なお、本実施形態では、前記第1実施形態と
同様な部材に同一符号を付し、それらの説明を省略また
は簡略化する。
【0056】断熱ドア2には、本発明の付帯ユニットと
して、戸板本体21の開口部218における室外側の周
縁部分のみを覆う化粧額縁26が設けられている。従っ
て、断熱ドア2では、枠体225の室外面の略全域は被
覆されているが、戸板本体21の室外面の多くの部分が
露出している。また、化粧額縁26は、アルミ製の同一
断面形状の形材245を45°接合によって枠組みした
ものである。
【0057】このような化粧額縁26では、左右両側の
形材245の室内側に中窓24用の枠体225がビス2
48で固定されている。また、枠体225の室内側に
は、第1実施形態と同様に室内用の化粧額縁23がビス
止めされている。これにより、戸板本体21の開口部2
18周りは、各化粧額縁23,26および枠体225を
用いて挟持されることになる。この際、ビス248を貫
通させるために穿設された枠体225のビス孔は長孔
(図示略)とされ、化粧額縁26の縦方向の熱伸びを干
渉しないようになっている。
【0058】一方、本実施形態での枠体225は、各枠
材226〜228をビス249(図9)で互いに90°
接合したものであり、戸板本体21の開口部218に対
して室内側から挿入配置されている。また、戸板本体2
1の室外面には、アルミや樹脂製の押出形材からなる二
条の化粧モール246が両面テープや、接着剤、面ファ
スナー等の適宜な接着手段で貼設されている。
【0059】本実施形態では、先ず、枠組みした化粧額
縁26の室内面にテープ状の止水材233(図7、図
9)を貼り付けておき、この化粧額縁26を戸板本体2
1の開口部218に室外側からあてがっておく。これに
より、止水材233の一部は戸板本体21の室外面に密
着することになる。次いで、枠組みした枠体225を室
内側から開口部218内に収容し、化粧額縁26にビス
248で固定する。この際、枠体225の室外面は戸板
本体21の室外面と略面一となって対向する止水材23
3に密着し、戸板本体21および枠体225の境界部分
での止水性が確保される。この後、ガラスパネル229
を枠体225内に室内側から配置し、最後に、室内側の
化粧額縁23を枠体225にビス止めするとともに、ガ
ラスパネル229を保持する。
【0060】このような実施形態によれば、付帯ユニッ
トとしての構成は第1実施形態と異なるものの、室外側
の化粧額縁26と中窓24用の枠体225とが別体であ
ることにより、化粧額縁26が直射日光の照射によって
熱伸びした場合でも、この化粧額縁26の熱伸びを枠体
225に干渉されずに許容できる。従って、枠体225
部分に熱伸び用のスペースを設ける必要がなく、枠体2
25の見付け寸法Hを小さくでき、中窓24の開口面積
を大きくでき、前述した1)の効果を同様に得ることが
できる。
【0061】また、本実施形態では、第1実施形態と同
様な構成により、前述した2),3),15)の効果を同
様に得ることができる。さらに、本実施形態での戸板本
体21の室外面は、僅かではあるが化粧額縁26で被覆
されているので、前述の4)の効果ほどではないが、戸
板本体21の被覆部分への直射日光の照射を遮蔽でき、
その分、戸板本体21の熱伸びを少なくできるという効
果はある。これにより、10)の効果も同様に得ることが
できる。そして、特に戸板本体21の開口部218周り
が化粧部材26で覆われていることで、この部分に直接
雨水等が降り注ぐ心配がないから、前述の5)の効果ほ
どではないが、幾分の止水性、耐候性・耐久性の向上を
図ることができる。
【0062】加えて、本実施形態では、第1実施形態に
ない構成により、以下の効果を奏することができる。 16)本実施形態では、中窓24の枠体225と遮蔽体2
2とが別体であることにより、枠体225を各枠材22
6〜228の90°接合によって組み立てることができ
る。このため、枠体225の止水処理を通常一般的な枠
組みに適用される方法で行えるので、止水処理を容易か
つ確実にできる。
【0063】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではない。前記各実施形態では、戸板本体21が
ペーパーハニカムコア215を用いることで断熱性を有
していたが、戸板本体の断熱構造は任意であり、例え
ば、ペーパーロールコアを用いてもよい。また、断熱構
造としては、発泡ポリスチレンフォームや発泡ウレタン
フォーム等の樹脂製保温材を、表裏両面から樹脂板や金
属板で挟み込んだサンドイッチ構造のものや、厚肉板状
の樹脂製充実パネル、あるいは木製パネルであってもよ
く、その他としては、ペーパーハニカムコアまたはペー
パーロールコアの内部に樹脂製保温材を充填した構造を
適用してもよい。そして、戸板本体を樹脂製や木製とし
た場合には、遮蔽体や室外側の化粧額縁で覆うことで室
外面の紫外線劣化を防止でき、耐候性・耐久性を向上さ
せることができる。また、各実施形態で説明したような
遮蔽体や室外側の化粧額縁等も、上述の戸板本体と同様
な断熱性構造を有していてもよい。ただし、戸板本体や
遮蔽体が断熱性を有しない場合でも本発明に含まれる。
【0064】さらに、各実施形態で説明したようなドア
枠に断熱性を付与してもよい。すなわち、ドア枠を構成
する各枠材を例えばアルミ押出形材からなる室外部材
と、同様にアルミ押出形材からなる室内部材と、これら
の室内外部材を連結する樹脂製の断熱部材とからなる断
熱形材で構成することにより実施可能である。そして、
このような断熱構造は、戸板本体のような基本ユニット
にも適用可能であり、例えば、戸板本体の框組みを構成
する各框を断熱形材とすればよい。なお、断熱形材に用
いられる断熱部材としては、樹脂を注入して構成するも
のに限らず、予め成形されかつ室内外部材間にかしめに
より結合される板状の断熱部材でもよい。
【0065】前記各実施形態では、枠体225および室
内側の化粧額縁23もそれぞれ別体であったが、これら
が一体である場合でもよく、前述の1)の効果を阻害す
ることはない。すなわち、室内側の化粧額縁はもとより
直射日光を受けないので、熱伸びせず、開口部内の枠体
との干渉を考慮する必要がないからである。しかし、通
常このような場合には、化粧額縁に相当する部分の内観
を向上させる目的で、形材の45°接合が行われるか
ら、枠体に相当する部分も45°接合とされ、よって前
述した16)の効果を得られない場合がある。
【0066】各実施形態では、枠体225は、その室外
面の全域あるいは略全域が遮蔽体22や化粧額縁26で
覆われていたが、枠体の室外面の一部が覆われた場合
や、全く覆われない場合でも本発明に含まれる。要する
に、本発明では、そのうような枠体と遮蔽体または化粧
額縁とがそれぞれ別体であればよい。
【0067】また、本発明の建具としては、ドアに限ら
ず、障子を有した引戸などであってもよい。その他、本
発明の目的を達成できる範囲であれば、建具を構成する
各部材の形状や材質等は任意に決められてよい。
【0068】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
採光部のパネル保持枠と付帯ユニットとがそれぞれ別体
であるため、付帯ユニットに直射日光が照射して熱伸び
しても、パネル保持枠は熱伸びしせず、パネル保持枠と
採光部用開口部分との対向面間に熱伸び吸収用のスペー
スを設ける必要がない。このため、パネル保持枠の見付
け寸法を小さくでき、採光部の開口面積を大きくできる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す外観姿図である。
【図2】第1実施形態を示す縦断面図である。
【図3】第1実施形態を示す横断面図である。
【図4】図3の要部を拡大して示す拡大図である。
【図5】第1実施形態を模式的に示す分解斜視図であ
る。
【図6】本発明の第2実施形態を示す外観姿図である。
【図7】第2実施形態を示す縦断面図である。
【図8】第2実施形態を示す横断面図である。
【図9】図8の要部を示す拡大図である。
【符号の説明】
1,2…建具である断熱ドア、21…基本ユニットであ
る戸板本体、22…第1実施形態での付帯ユニットであ
る遮蔽体、24…採光部である中窓、26…第2実施形
態での付帯ユニットである化粧額縁、225…パネル保
持枠である枠体、226A,227A,228A,23
2A…ヒレ部、229…透光性パネルであるガラスパネ
ル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E014 AA02 AA03 BA02 BB00 BB01 BC00 2E016 HA00 JA11 JC01 JC04 KA02 KA05 KA06 LA01 LA10 LB01 LB02 LB05 LB09 LB17 MA01 MA06 MA08 MA21 NA02 NA07 PA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 採光部を有する基本ユニットと、この基
    本ユニットの室外面側に取り付けられて基本ユニットの
    前記採光部を除く室外面の一部または全面を覆う付帯ユ
    ニットとを備え、 前記基本ユニットには、採光部に設けられた透光性パネ
    ルを保持するパネル保持枠が設けられ、前記付帯ユニッ
    トは、このパネル保持枠と別体とされている建具。
  2. 【請求項2】 前記パネル保持枠には前記透光性パネル
    の室外面を保持するヒレ部が設けられ、前記パネル保持
    枠の室内側に配置された化粧額縁には前記透光性パネル
    の室内面を保持する別のヒレ部が設けられ、これらのヒ
    レ部間で前記透光性パネルが挟持されている請求項1に
    記載の建具。
  3. 【請求項3】 前記付帯ユニットは、パネル保持枠の室
    外面の一部または全面を被覆している請求項1または請
    求項2に記載の建具。
  4. 【請求項4】 前記基本ユニットの外周には前記付帯ユ
    ニットの外周を保持するエッジ材が設けられ、このエッ
    ジ材と付帯ユニットとの間には、当該付帯ユニットの面
    内方向の伸縮を許容する隙間が形成されている請求項1
    〜3のいずれかに記載の建具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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