JP2001020295A - アンカーボルト保持具 - Google Patents
アンカーボルト保持具Info
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- JP2001020295A JP2001020295A JP11192696A JP19269699A JP2001020295A JP 2001020295 A JP2001020295 A JP 2001020295A JP 11192696 A JP11192696 A JP 11192696A JP 19269699 A JP19269699 A JP 19269699A JP 2001020295 A JP2001020295 A JP 2001020295A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉄筋が埋設されたコンクリートにアンカーボ
ルトを容易かつ正確に設置することができるアンカーボ
ルト保持具を提供する。 【解決手段】 アンカーボルト保持具14を構成する掛
止め部材15は帯状をなす金属板を断面ほぼ逆Ω状に折
り曲げて形成されている。掛止め部材15には、その両
端部が内方へ折り曲げられ、さらにその先端部を外方へ
折り曲げて掛止め部16が形成されている。掛止め部材
15の中心部には挿通孔17が形成されて、その挿通孔
17の外縁の一部に沿って、環状に巻回された線バネ1
8の一部が溶接により固着されている。そして、挿通孔
17に挿通されたアンカーボルト19が線バネ18のバ
ネ力により直立保持される。
ルトを容易かつ正確に設置することができるアンカーボ
ルト保持具を提供する。 【解決手段】 アンカーボルト保持具14を構成する掛
止め部材15は帯状をなす金属板を断面ほぼ逆Ω状に折
り曲げて形成されている。掛止め部材15には、その両
端部が内方へ折り曲げられ、さらにその先端部を外方へ
折り曲げて掛止め部16が形成されている。掛止め部材
15の中心部には挿通孔17が形成されて、その挿通孔
17の外縁の一部に沿って、環状に巻回された線バネ1
8の一部が溶接により固着されている。そして、挿通孔
17に挿通されたアンカーボルト19が線バネ18のバ
ネ力により直立保持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建築物の鉄筋コ
ンクリートに設置されるアンカーボルトを保持するため
のアンカーボルト保持具に関するものである。
ンクリートに設置されるアンカーボルトを保持するため
のアンカーボルト保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば建築物の土間コンクリートは、地
盤上の割栗石上に鉄筋を敷設した後に、コンクリートを
打設して構成される。そして、この土間コンクリートに
アンカーボルトを植設するには、まず、コンクリートの
打設前に所望する位置の鉄筋にシース管を固定する。次
に、そのシース管にアンカーボルトの頭部側を挿入し、
シース管内にグラウトを注入充填し、硬化させる。
盤上の割栗石上に鉄筋を敷設した後に、コンクリートを
打設して構成される。そして、この土間コンクリートに
アンカーボルトを植設するには、まず、コンクリートの
打設前に所望する位置の鉄筋にシース管を固定する。次
に、そのシース管にアンカーボルトの頭部側を挿入し、
シース管内にグラウトを注入充填し、硬化させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、前記従
来方法によるアンカーボルトの設置では、シース管の固
定、アンカーボルトの挿入、グラウトの充填等、多くの
作業を必要とする。また、アンカーボルトをシース管に
挿入した状態で位置決めする必要があるため、それらの
作業が非常に面倒であるという問題があった。
来方法によるアンカーボルトの設置では、シース管の固
定、アンカーボルトの挿入、グラウトの充填等、多くの
作業を必要とする。また、アンカーボルトをシース管に
挿入した状態で位置決めする必要があるため、それらの
作業が非常に面倒であるという問題があった。
【0004】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、アンカーボルトを容易かつ正確に設置する
ことができるアンカーボルト保持具を提供することにあ
る。
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、アンカーボルトを容易かつ正確に設置する
ことができるアンカーボルト保持具を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明のアンカーボルト保持具1
4は、コンクリート24に埋設される鉄筋23の一部に
掛止めされ、アンカーボルト19を挿通可能な挿通孔1
7を有する掛止め部材15と、前記挿通孔17に挿通さ
れたアンカーボルト19に係合してアンカーボルト19
を直立状態で定位置に保持する保持部材18とを備えた
ことを特徴とするものである。
めに、請求項1に記載の発明のアンカーボルト保持具1
4は、コンクリート24に埋設される鉄筋23の一部に
掛止めされ、アンカーボルト19を挿通可能な挿通孔1
7を有する掛止め部材15と、前記挿通孔17に挿通さ
れたアンカーボルト19に係合してアンカーボルト19
を直立状態で定位置に保持する保持部材18とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、保持部材
18によりアンカーボルト19が掛止め部材15の定位
置に直立状態で保持され、その掛止め部材15が鉄筋2
3に掛止めされて、アンカーボルト19が鉄筋23の定
位置に設置される。従って、従来とは異なり、シース管
に対するアンカーボルト19の位置決めや、グラウト注
入等のような作業が不要となり、アンカーボルト19の
設置が容易である。
18によりアンカーボルト19が掛止め部材15の定位
置に直立状態で保持され、その掛止め部材15が鉄筋2
3に掛止めされて、アンカーボルト19が鉄筋23の定
位置に設置される。従って、従来とは異なり、シース管
に対するアンカーボルト19の位置決めや、グラウト注
入等のような作業が不要となり、アンカーボルト19の
設置が容易である。
【0007】請求項2に記載の発明のアンカーボルト保
持具14は、請求項1に記載の発明において、前記掛止
め部材15は板材よりなり、その中央部に挿通孔17を
有することを特徴とするものである。
持具14は、請求項1に記載の発明において、前記掛止
め部材15は板材よりなり、その中央部に挿通孔17を
有することを特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、掛止め部
材15の構造が簡単であるため製造が簡易化され、アン
カーボルト保持具14の製造が簡易化される。請求項3
に記載の発明のアンカーボルト保持具14は、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、前記掛止め部材1
5は、鉄筋23に弾性力を利用して掛止めされる掛止め
部16を両端部に折り曲げ形成したことを特徴とするも
のである。
材15の構造が簡単であるため製造が簡易化され、アン
カーボルト保持具14の製造が簡易化される。請求項3
に記載の発明のアンカーボルト保持具14は、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、前記掛止め部材1
5は、鉄筋23に弾性力を利用して掛止めされる掛止め
部16を両端部に折り曲げ形成したことを特徴とするも
のである。
【0009】請求項3に記載の発明によれば、掛止め部
16の弾性力により、掛止め部材15が鉄筋23に確実
に掛止めされ、アンカーボルト19がコンクリートの流
動圧力等によって動くのが抑制でき、アンカーボルト1
9を所定位置に保持できる。また、掛止め部16を鉄筋
23に掛止する場合には、掛止め部16をその弾性に抗
して撓ませるだけでよく、掛止め作業が容易である。し
かも、掛止め部16を鉄筋23に掛止めするための別部
品が不要で、構成が簡単になる。
16の弾性力により、掛止め部材15が鉄筋23に確実
に掛止めされ、アンカーボルト19がコンクリートの流
動圧力等によって動くのが抑制でき、アンカーボルト1
9を所定位置に保持できる。また、掛止め部16を鉄筋
23に掛止する場合には、掛止め部16をその弾性に抗
して撓ませるだけでよく、掛止め作業が容易である。し
かも、掛止め部16を鉄筋23に掛止めするための別部
品が不要で、構成が簡単になる。
【0010】請求項4に記載の発明のアンカーボルト保
持具14は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発
明において、前記保持部材18は、掛止め部材15に固
定された線バネ18であることを特徴とするものであ
る。
持具14は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発
明において、前記保持部材18は、掛止め部材15に固
定された線バネ18であることを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項4に記載の発明によれば、線バネ1
8のバネ力により、アンカーボルト19が掛止め部材1
5に確実に保持される。また、掛止め部材15として低
コストのものを使用できる。
8のバネ力により、アンカーボルト19が掛止め部材1
5に確実に保持される。また、掛止め部材15として低
コストのものを使用できる。
【0012】請求項5に記載の発明のアンカーボルト保
持具14は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発
明において、コンクリート打設面10に設置され、鉄筋
23をコンクリート打設面10から浮き上がった状態で
支持する支持部材11を設け、その支持部材11には前
記保持部材18をコンクリート打設面10から浮上した
状態でセットできるようにしたセット部12を設けたこ
とを特徴とするものである。
持具14は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発
明において、コンクリート打設面10に設置され、鉄筋
23をコンクリート打設面10から浮き上がった状態で
支持する支持部材11を設け、その支持部材11には前
記保持部材18をコンクリート打設面10から浮上した
状態でセットできるようにしたセット部12を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0013】請求項5に記載の発明によれば、アンカー
ボルト19を保持した掛止め部材15を、支持部材11
のセット部12にセットすることにより、アンカーボル
ト19がコンクリート打設面10から浮上した状態で保
持される。このため、アンカーボルト19として、短い
ものを使用することができ、その取り扱いが容易になる
とともに、アンカーボルト19のコストを低減すること
ができる。
ボルト19を保持した掛止め部材15を、支持部材11
のセット部12にセットすることにより、アンカーボル
ト19がコンクリート打設面10から浮上した状態で保
持される。このため、アンカーボルト19として、短い
ものを使用することができ、その取り扱いが容易になる
とともに、アンカーボルト19のコストを低減すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。図2に示すように、地盤
10a上にはコンクリート打設面としての割栗石10が
敷設され、その割栗石10上には鉄筋23が敷設されて
いる。図1及び図2に示すように、割栗石10上に設置
される支持部材11は、帯状をなす金属板をほぼ脚付台
形状に形成してなり、その中央部には長方形状のセット
部としてのセット孔12が透設されている。セット孔1
2の長さ方向への長さはL1に設定されている。
面に基づいて詳細に説明する。図2に示すように、地盤
10a上にはコンクリート打設面としての割栗石10が
敷設され、その割栗石10上には鉄筋23が敷設されて
いる。図1及び図2に示すように、割栗石10上に設置
される支持部材11は、帯状をなす金属板をほぼ脚付台
形状に形成してなり、その中央部には長方形状のセット
部としてのセット孔12が透設されている。セット孔1
2の長さ方向への長さはL1に設定されている。
【0015】図1に示すように、アンカーボルト保持具
14を構成する掛止め部材15は帯状をなす金属板を断
面ほぼ逆Ω状に折り曲げて形成されている。掛止め部材
15には、その両端部が内方へ折り曲げられ、さらにそ
の先端部を外方へ折り曲げて掛止め部16が形成されて
いる。両掛止め部16の折り曲げ部分間の間隔L2は前
記支持部材11のセット孔12の長さL1より若干長く
形成されている。
14を構成する掛止め部材15は帯状をなす金属板を断
面ほぼ逆Ω状に折り曲げて形成されている。掛止め部材
15には、その両端部が内方へ折り曲げられ、さらにそ
の先端部を外方へ折り曲げて掛止め部16が形成されて
いる。両掛止め部16の折り曲げ部分間の間隔L2は前
記支持部材11のセット孔12の長さL1より若干長く
形成されている。
【0016】掛止め部材15の中心部には挿通孔17が
形成されている。その挿通孔17の外縁に沿って、環状
に巻回された保持部材としての線バネ18は一部が掛止
め部材15の上面に溶接により固着されている。そし
て、図3(b)の2点鎖線に示すように、線バネ18は
その内径を挿通孔17よりも常に縮めた状態になってい
る。掛止め部材15と線バネ18とによりアンカーボル
ト保持具14が構成される。
形成されている。その挿通孔17の外縁に沿って、環状
に巻回された保持部材としての線バネ18は一部が掛止
め部材15の上面に溶接により固着されている。そし
て、図3(b)の2点鎖線に示すように、線バネ18は
その内径を挿通孔17よりも常に縮めた状態になってい
る。掛止め部材15と線バネ18とによりアンカーボル
ト保持具14が構成される。
【0017】図1及び図3に示すように、金属材料製の
アンカーボルト19は軸部20と、その軸部20の基端
部に形成された先細形状をなす頭部21とにより形成さ
れ、軸部20の先端部にはねじ部22が形成されてい
る。軸部20の外径は前記挿通孔17の内径とほぼ同じ
に形成され、頭部21の外径は挿通孔17の内径より大
きく形成されている。そして、挿通孔17にアンカーボ
ルト19の軸部20を挿通することができるようになっ
ている。
アンカーボルト19は軸部20と、その軸部20の基端
部に形成された先細形状をなす頭部21とにより形成さ
れ、軸部20の先端部にはねじ部22が形成されてい
る。軸部20の外径は前記挿通孔17の内径とほぼ同じ
に形成され、頭部21の外径は挿通孔17の内径より大
きく形成されている。そして、挿通孔17にアンカーボ
ルト19の軸部20を挿通することができるようになっ
ている。
【0018】さて、土間コンクリートにアンカーボルト
19を設置するに際し、まず、図2に示すように、割栗
石10上に支持部材11を設置し、その支持部材11上
を通るように、鉄筋23を割栗石10上に配置する。次
いで、図3(a)に示すように、掛止め部材15の挿通
孔17に、アンカーボルト19の頭部21が下方を向く
ように軸部20を挿通させる。このとき、図3(b)に
示すように、掛止め部材15に固定された線バネ18
は、そのバネ力により軸部20を直立状態に保持する。
そのため、アンカーボルト19が掛止め部材15に対し
て移動しないように保持される。
19を設置するに際し、まず、図2に示すように、割栗
石10上に支持部材11を設置し、その支持部材11上
を通るように、鉄筋23を割栗石10上に配置する。次
いで、図3(a)に示すように、掛止め部材15の挿通
孔17に、アンカーボルト19の頭部21が下方を向く
ように軸部20を挿通させる。このとき、図3(b)に
示すように、掛止め部材15に固定された線バネ18
は、そのバネ力により軸部20を直立状態に保持する。
そのため、アンカーボルト19が掛止め部材15に対し
て移動しないように保持される。
【0019】次に、図4の2点鎖線に示すように、両掛
止め部16の弾性力に抗して両掛止め部16を内方へ撓
めて縮める。さらに、その状態でアンカーボルト19の
頭部21側からアンカーボルト保持具14を支持部材1
1のセット孔12に挿入し、掛止め部16の折り曲げ部
分がセット孔12の近傍に位置する鉄筋23に掛止めさ
せる。この状態において、線バネ18により保持された
アンカーボルト19は割栗石10から浮上した状態で支
持されている。なお、この段階で線バネ18のバネ力に
対してアンカーボルト19を上下動させることにより、
アンカーボルト19の高さを調節しても良い。
止め部16の弾性力に抗して両掛止め部16を内方へ撓
めて縮める。さらに、その状態でアンカーボルト19の
頭部21側からアンカーボルト保持具14を支持部材1
1のセット孔12に挿入し、掛止め部16の折り曲げ部
分がセット孔12の近傍に位置する鉄筋23に掛止めさ
せる。この状態において、線バネ18により保持された
アンカーボルト19は割栗石10から浮上した状態で支
持されている。なお、この段階で線バネ18のバネ力に
対してアンカーボルト19を上下動させることにより、
アンカーボルト19の高さを調節しても良い。
【0020】最後に、図5に示すように、コンクリート
を打設して土間コンクリート24が養生される。その結
果、土間コンクリート24内にアンカーボルト19が移
動不能に固定して設置される。
を打設して土間コンクリート24が養生される。その結
果、土間コンクリート24内にアンカーボルト19が移
動不能に固定して設置される。
【0021】そして、図5の2点鎖線に示すように、ア
ンカーボルト19の周縁に調整モルタル25が打設さ
れ、その調整モルタル25上に突出したアンカーボルト
19にナット29により土台26が固定される。
ンカーボルト19の周縁に調整モルタル25が打設さ
れ、その調整モルタル25上に突出したアンカーボルト
19にナット29により土台26が固定される。
【0022】以上のように、この実施形態においては、
掛止め部材15の挿通孔17にアンカーボルト19を挿
通して線バネ18により直立状態で保持することによ
り、アンカーボルト保持具14によりアンカーボルト1
9を土間コンクリート24の定位置に固定して設置する
ことができる。従って、従来とは異なり、シース管等を
使用しないため、その作業を容易に行うことができる。
掛止め部材15の挿通孔17にアンカーボルト19を挿
通して線バネ18により直立状態で保持することによ
り、アンカーボルト保持具14によりアンカーボルト1
9を土間コンクリート24の定位置に固定して設置する
ことができる。従って、従来とは異なり、シース管等を
使用しないため、その作業を容易に行うことができる。
【0023】さらに、アンカーボルト保持具14は中央
部に挿通孔17を有する金属板製の掛止め部材15と、
挿通孔17外縁の線バネ18とにより構成される。その
ため、構造が簡単でアンカーボルト保持具14を簡単に
製造することができるとともに、その製造コストの低減
を図ることができる。
部に挿通孔17を有する金属板製の掛止め部材15と、
挿通孔17外縁の線バネ18とにより構成される。その
ため、構造が簡単でアンカーボルト保持具14を簡単に
製造することができるとともに、その製造コストの低減
を図ることができる。
【0024】掛止め部材15は折り曲げ形成された掛止
め部16の弾性力により鉄筋23に掛止めされる。その
ため、鉄筋23に掛止めする手段を別に設ける場合と比
較してその構造を簡易化することができる。
め部16の弾性力により鉄筋23に掛止めされる。その
ため、鉄筋23に掛止めする手段を別に設ける場合と比
較してその構造を簡易化することができる。
【0025】掛止め部材15の両端部の掛止め部16の
弾性力により掛止め部16が鉄筋23に確実に掛止めさ
れる。従って、掛止め部材15がコンクリート打設中に
移動するのを抑制して、アンカーボルト19の移動を防
止することができる。
弾性力により掛止め部16が鉄筋23に確実に掛止めさ
れる。従って、掛止め部材15がコンクリート打設中に
移動するのを抑制して、アンカーボルト19の移動を防
止することができる。
【0026】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 図6に示すように、掛止め部材15に挿通孔17を
2箇所に形成するとともに、それらに対応して線バネ1
8をそれぞれ設けてアンカーボルト保持具14を構成し
ても良い。そして、束基礎形成の際に、U字状をなす束
U型アンカーボルト28の両端部を挿通孔17に挿通し
て線バネ18により保持させる。このように構成した場
合も、束基礎形成の際に、アンカーボルト保持具14に
より束U型アンカーボルト28を容易かつ正確に設置す
ることができる。
具体化することも可能である。 ・ 図6に示すように、掛止め部材15に挿通孔17を
2箇所に形成するとともに、それらに対応して線バネ1
8をそれぞれ設けてアンカーボルト保持具14を構成し
ても良い。そして、束基礎形成の際に、U字状をなす束
U型アンカーボルト28の両端部を挿通孔17に挿通し
て線バネ18により保持させる。このように構成した場
合も、束基礎形成の際に、アンカーボルト保持具14に
より束U型アンカーボルト28を容易かつ正確に設置す
ることができる。
【0027】・ 図7に示すように、支持部材11の一
側縁部を切り欠いてセット部12を形成しても良い。こ
のように構成した場合、アンカーボルト保持具14を、
開口からセット部12方向へスライドさせてセットする
ことができる。従って、アンカーボルト保持具14の支
持部材11に対するセットを容易に行うことができる。
側縁部を切り欠いてセット部12を形成しても良い。こ
のように構成した場合、アンカーボルト保持具14を、
開口からセット部12方向へスライドさせてセットする
ことができる。従って、アンカーボルト保持具14の支
持部材11に対するセットを容易に行うことができる。
【0028】・ 図8に示すように、支持部材11を省
略し、掛止め部材15の掛止め部16を鉄筋23に掛け
止めするのみの構成としても良い。 ・ 建築物の布基礎にアンカーボルト19を設置する際
に、布基礎構築用の鉄筋に、アンカーボルト19を保持
した掛止め部材15の掛止め部16を掛止めする。その
状態で型枠間にコンクリートを打設して布基礎を構築す
るとともに、アンカーボルト保持具14によりアンカー
ボルト19を布基礎に設置する。このように構成した場
合も、アンカーボルト保持具14により布基礎にアンカ
ーボルト19を容易かつ正確に設置することができる。
略し、掛止め部材15の掛止め部16を鉄筋23に掛け
止めするのみの構成としても良い。 ・ 建築物の布基礎にアンカーボルト19を設置する際
に、布基礎構築用の鉄筋に、アンカーボルト19を保持
した掛止め部材15の掛止め部16を掛止めする。その
状態で型枠間にコンクリートを打設して布基礎を構築す
るとともに、アンカーボルト保持具14によりアンカー
ボルト19を布基礎に設置する。このように構成した場
合も、アンカーボルト保持具14により布基礎にアンカ
ーボルト19を容易かつ正確に設置することができる。
【0029】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 ・ コンクリートに埋設される鉄筋の一部に掛止めさ
れ、アンカーボルトを挿通可能な挿通孔を有する掛止め
部材と、前記挿通孔に挿通されたアンカーボルトに係合
してアンカーボルトを直立状態で定位置に保持する保持
部材とよりなるアンカーボルト保持具を用い、前記掛止
め部材の挿通孔に、アンカーボルトを挿通するととも
に、そのアンカーボルトを保持部材により保持し、掛止
め部材を前記鉄筋の一部に掛止めるアンカーボルト保持
具の使用方法。
的思想について以下に記載する。 ・ コンクリートに埋設される鉄筋の一部に掛止めさ
れ、アンカーボルトを挿通可能な挿通孔を有する掛止め
部材と、前記挿通孔に挿通されたアンカーボルトに係合
してアンカーボルトを直立状態で定位置に保持する保持
部材とよりなるアンカーボルト保持具を用い、前記掛止
め部材の挿通孔に、アンカーボルトを挿通するととも
に、そのアンカーボルトを保持部材により保持し、掛止
め部材を前記鉄筋の一部に掛止めるアンカーボルト保持
具の使用方法。
【0030】このようにした場合、鉄筋が埋設されるコ
ンクリートにアンカーボルトを容易に設置することがで
き、かつそのアンカーボルトをコンクリートに正確に固
定することができる。
ンクリートにアンカーボルトを容易に設置することがで
き、かつそのアンカーボルトをコンクリートに正確に固
定することができる。
【0031】・ コンクリートに埋設される鉄筋の一部
に掛止めされ、アンカーボルトを挿通可能な挿通孔を有
する掛止め部材と、前記挿通孔に挿通されたアンカーボ
ルトに係合してアンカーボルトを直立状態で定位置に保
持する保持部材とよりなるアンカーボルト保持具と、コ
ンクリート打設面に設置され、前記保持部材をコンクリ
ート打設面から浮上した状態でセットできるようにした
セット部を有する支持部材とよりなるアンカーボルト保
持具の使用方法であって、掛止め部材の挿通孔に、アン
カーボルトを挿通するとともに、そのアンカーボルトを
保持部材により保持し、前記鉄筋をコンクリート打設面
から浮き上がった状態で支持した支持部材のセット部
に、掛止め部材をセットするとともに、鉄筋の一部に掛
止めるアンカーボルト保持具の使用方法。
に掛止めされ、アンカーボルトを挿通可能な挿通孔を有
する掛止め部材と、前記挿通孔に挿通されたアンカーボ
ルトに係合してアンカーボルトを直立状態で定位置に保
持する保持部材とよりなるアンカーボルト保持具と、コ
ンクリート打設面に設置され、前記保持部材をコンクリ
ート打設面から浮上した状態でセットできるようにした
セット部を有する支持部材とよりなるアンカーボルト保
持具の使用方法であって、掛止め部材の挿通孔に、アン
カーボルトを挿通するとともに、そのアンカーボルトを
保持部材により保持し、前記鉄筋をコンクリート打設面
から浮き上がった状態で支持した支持部材のセット部
に、掛止め部材をセットするとともに、鉄筋の一部に掛
止めるアンカーボルト保持具の使用方法。
【0032】このようにした場合、アンカーボルトをコ
ンクリート打設面から浮上した状態で鉄筋が埋設された
コンクリートに容易に設置することができ、かつそのア
ンカーボルトをコンクリートに正確に固定することがで
きる。
ンクリート打設面から浮上した状態で鉄筋が埋設された
コンクリートに容易に設置することができ、かつそのア
ンカーボルトをコンクリートに正確に固定することがで
きる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
アンカーボルト保持具によれば、保持部材によりアンカ
ーボルトが掛止め部材の定位置に直立状態で保持され、
その掛止め部材が鉄筋に掛止めされて、アンカーボルト
が鉄筋の定位置に設置される。従って、従来とは異な
り、シース管に対するアンカーボルトの位置決めや、グ
ラウト注入等のような作業が不要となり、アンカーボル
トの設置が容易である。
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
アンカーボルト保持具によれば、保持部材によりアンカ
ーボルトが掛止め部材の定位置に直立状態で保持され、
その掛止め部材が鉄筋に掛止めされて、アンカーボルト
が鉄筋の定位置に設置される。従って、従来とは異な
り、シース管に対するアンカーボルトの位置決めや、グ
ラウト注入等のような作業が不要となり、アンカーボル
トの設置が容易である。
【0034】請求項2に記載の発明のアンカーボルト保
持具によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、
掛止め部材の構造が簡単であるため製造が簡易化され、
アンカーボルト保持具の製造が簡易化される。
持具によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、
掛止め部材の構造が簡単であるため製造が簡易化され、
アンカーボルト保持具の製造が簡易化される。
【0035】請求項3に記載の発明のアンカーボルト保
持具によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効
果に加えて、掛止め部の弾性力により、掛止め部材が鉄
筋に確実に掛止めされ、アンカーボルトがコンクリート
の流動圧力等によって動くのが抑制でき、アンカーボル
トを所定位置に保持できる。また、掛止め部を鉄筋に掛
止する場合には、掛止め部をその弾性に抗して撓ませる
だけでよく、掛止め作業が容易である。しかも、掛止め
部を鉄筋に掛止めするための別部品が不要で、構成が簡
単になる。
持具によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効
果に加えて、掛止め部の弾性力により、掛止め部材が鉄
筋に確実に掛止めされ、アンカーボルトがコンクリート
の流動圧力等によって動くのが抑制でき、アンカーボル
トを所定位置に保持できる。また、掛止め部を鉄筋に掛
止する場合には、掛止め部をその弾性に抗して撓ませる
だけでよく、掛止め作業が容易である。しかも、掛止め
部を鉄筋に掛止めするための別部品が不要で、構成が簡
単になる。
【0036】請求項4に記載の発明のアンカーボルト保
持具によれば、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
発明の効果に加えて、線バネのバネ力により、アンカー
ボルトが掛止め部材に確実に保持される。また、掛止め
部材として低コストのものを使用できる。
持具によれば、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
発明の効果に加えて、線バネのバネ力により、アンカー
ボルトが掛止め部材に確実に保持される。また、掛止め
部材として低コストのものを使用できる。
【0037】請求項5に記載の発明のアンカーボルト保
持具によれば、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
発明の効果に加えて、アンカーボルトを保持した掛止め
部材を、支持部材のセット部にセットすることにより、
アンカーボルトがコンクリート打設面から浮上した状態
で保持される。このため、アンカーボルトとして、短い
ものを使用することができ、その取り扱いが容易になる
とともに、アンカーボルトのコストを低減することがで
きる。
持具によれば、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
発明の効果に加えて、アンカーボルトを保持した掛止め
部材を、支持部材のセット部にセットすることにより、
アンカーボルトがコンクリート打設面から浮上した状態
で保持される。このため、アンカーボルトとして、短い
ものを使用することができ、その取り扱いが容易になる
とともに、アンカーボルトのコストを低減することがで
きる。
【図1】 アンカーボルトの設置状態を示す分解斜視
図。
図。
【図2】 割栗石上に支持部材を設置した状態を示す側
断面図。
断面図。
【図3】 (a)はアンカーボルト保持具にアンカーボ
ルトを保持させた状態を示す側面図、(b)は線バネを
示す平面図。
ルトを保持させた状態を示す側面図、(b)は線バネを
示す平面図。
【図4】 支持部材にアンカーボルト保持具をセットし
た状態の側断面図。
た状態の側断面図。
【図5】 土間コンクリートを打設した状態を示す側断
面図。
面図。
【図6】 アンカーボルト保持具の別例を示す分解斜視
図。
図。
【図7】 支持部材の別例を示す分解斜視図。
【図8】 アンカーボルト保持具の使用状態を示す斜視
図。
図。
10…コンクリート打設面としての割栗石、11…支持
部材、12…セット部としてのセット孔、14…アンカ
ーボルト保持具、15…掛止め部材、16…掛止め部、
17…挿通孔、18…保持部材としての線バネ、19…
アンカーボルト、23…鉄筋、24…土間コンクリー
ト。
部材、12…セット部としてのセット孔、14…アンカ
ーボルト保持具、15…掛止め部材、16…掛止め部、
17…挿通孔、18…保持部材としての線バネ、19…
アンカーボルト、23…鉄筋、24…土間コンクリー
ト。
Claims (5)
- 【請求項1】 コンクリートに埋設される鉄筋の一部に
掛止めされ、アンカーボルトを挿通可能な挿通孔を有す
る掛止め部材と、 前記挿通孔に挿通されたアンカーボルトに係合してアン
カーボルトを直立状態で定位置に保持する保持部材とを
備えたことを特徴とするアンカーボルト保持具。 - 【請求項2】 前記掛止め部材は板材よりなり、その中
央部に挿通孔を有することを特徴とする請求項1に記載
のアンカーボルト保持具。 - 【請求項3】 前記掛止め部材は、鉄筋に弾性力を利用
して掛止めされる掛止め部を両端部に折り曲げ形成した
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンカ
ーボルト保持具。 - 【請求項4】 前記保持部材は、掛止め部材に固定され
た線バネであることを特徴とする請求項1〜請求項3の
いずれかに記載のアンカーボルト保持具。 - 【請求項5】 コンクリート打設面に設置され、鉄筋を
コンクリート打設面から浮き上がった状態で支持する支
持部材を設け、その支持部材には前記保持部材をコンク
リート打設面から浮上した状態でセットできるようにし
たセット部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項
4のいずれかに記載のアンカーボルト保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11192696A JP2001020295A (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | アンカーボルト保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11192696A JP2001020295A (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | アンカーボルト保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001020295A true JP2001020295A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16295537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11192696A Pending JP2001020295A (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | アンカーボルト保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001020295A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002092944A1 (en) * | 2001-05-15 | 2002-11-21 | Ervin Jaklics | Building structure |
JP2013011053A (ja) * | 2011-05-31 | 2013-01-17 | Marunaka:Kk | コンクリート基礎用アンカーボルト保持具と、アンカーボルト付き保持具 |
KR101295412B1 (ko) * | 2012-11-14 | 2013-08-09 | 주식회사 삼안 | 인양용 연결판을 이용한 마찰증대용 아스팔트 매트 |
DE102012007700A1 (de) * | 2012-04-19 | 2013-10-24 | Viebrockhaus Ag | Stahlbetondecke mit mindestens einer darauf befestigten Fußpfette und Verfahren zur Herstellung einer Stahlbetondecke mit mindestens einer darauf befestigten Fußpfette |
JP2016000888A (ja) * | 2014-06-11 | 2016-01-07 | メークス株式会社 | 鉄骨ユニットのレベル調整具 |
JP2016142001A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 新日鐵住金株式会社 | 補剛部材 |
JP2019011597A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 大成建設株式会社 | あと施工アンカー構造およびあと施工アンカーの施工方法 |
JP2021107633A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | 積水ハウス株式会社 | アンカーボルト用吊り治具 |
-
1999
- 1999-07-07 JP JP11192696A patent/JP2001020295A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102012007700B4 (de) * | 2012-04-19 | 2015-06-25 | Viebrockhaus Ag | Stahlbetondecke mit mindestens einer darauf befestigten Fußpfette |
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JP7322696B2 (ja) | 2019-12-27 | 2023-08-08 | 積水ハウス株式会社 | アンカーボルト用吊り治具 |
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Legal Events
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