JP2001019283A - 画像形成装置の両面装置 - Google Patents
画像形成装置の両面装置Info
- Publication number
- JP2001019283A JP2001019283A JP19525899A JP19525899A JP2001019283A JP 2001019283 A JP2001019283 A JP 2001019283A JP 19525899 A JP19525899 A JP 19525899A JP 19525899 A JP19525899 A JP 19525899A JP 2001019283 A JP2001019283 A JP 2001019283A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- sided
- double
- paper
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
Abstract
を形成するために再給紙される用紙の後端部が両面搬送
路の搬送手段で汚れないようにする。 【解決手段】 両面搬送路15に受け入れた用紙Pを、
その後端部Prが複数の搬送ローラ41,43,45の
いずれにも接触しない位置に停止させる制御装置50を
設ける。それにより、両面搬送路15に搬送された用紙
Pは、その後端部Prが対の搬送ローラ43と搬送コロ
44のニップを過ぎて搬送ローラ43や41に接触しな
い位置で停止するので、その後端部Prが搬送ローラ4
3や搬送コロ44に付着したトナー等が擦り付けられる
ことにより汚れるのを防止することができる。
Description
形成された用紙を第2面に画像を形成するために両面搬
送路に複数設けられている搬送ローラ等の搬送手段によ
り再給紙する画像形成装置の両面装置に関する。
面に画像が形成された用紙を、その第2面に画像を形成
するために表裏を反転させた状態にして、再度作像系に
向けて再給紙する両面装置がある(例えば特開平5−5
3393号公報参照)。このような両面装置には、表裏
を反転させた用紙を、それぞれ対をなす搬送ローラと搬
送コロとからなる搬送手段が用紙搬送方向に間隔を置い
て複数設けられた両面搬送路で一端停止させた後に、そ
れを再給紙するようにしたものがある。
うに用紙が両面搬送路において複数の対をなす搬送ロー
ラと搬送コロの間に挾持された状態で停止される場合に
は、そのときの搬送ローラの停止タイミングによって
は、用紙の後端が搬送ローラや搬送コロに微量に付着し
ているトナー等により汚れてしまうことがあった。
路71にそれぞれ対をなす搬送ローラ72,搬送コロ7
3と、搬送ローラ74,搬送コロ75と、搬送ローラ7
6,搬送コロ77とが配設されていて、第1面(表面)
に画像が形成された用紙Pが、その略中間部分が搬送ロ
ーラ72と搬送コロ73とにより、後端部Prが搬送ロ
ーラ74と搬送コロ75とによりそれぞれ挾持された状
態で一旦停止されるようになっているときに、用紙Pの
後端部Prに汚れが生じることがあった。
送ローラ74が回転を続けているときに生じるものであ
り、この場合には用紙全体は搬送ローラ72が回転を停
止していることにより搬送が停止されているが、搬送ロ
ーラ74は回転を続けているため、用紙Pの後端部Pr
は図12に示すように搬送ローラ74と搬送コロ75と
のニップを抜けるまで搬送される。
態にあるので、用紙Pは図示のように搬送ローラ72と
搬送ローラ74との間に位置する部分が撓んだ状態にな
り、後端が用紙自身の持つ腰の強さにより回転している
搬送ローラ74と搬送コロ75とのニップに接触した状
態のままになる。
の表面に微量でもトナー等が付着していると、その汚れ
が用紙Pの後端部Prに擦り付けられるようになること
により、後端部Prが汚れてしまうということがあっ
た。そして、この用紙の後端部の汚れは、用紙の厚さが
厚いものほど汚れやすいということがあった。
たものであり、第1面に画像が形成された後に第2面に
画像を形成するために再給紙される用紙の後端部が、両
面搬送路に設けられている搬送手段で汚されないように
することを目的とする。
達成するため、第1面に画像が形成された用紙を用紙搬
送方向に複数の搬送手段を間隔を置いて設けた両面搬送
路に受け入れた後に、その用紙を第2面に画像を形成す
るために上記搬送手段により再給紙する画像形成装置の
両面装置において、上記両面搬送路に受け入れた用紙
を、その後端部が上記複数の搬送手段のいずれにも接触
しない位置に停止させる両面用紙停止位置制御手段を設
けたものである。
て、用紙に厚紙を使用する際の厚紙モードを選択するた
めの厚紙モード選択手段を設け、上記両面用紙停止位置
制御手段は厚紙モード選択手段により厚紙モードが選択
されたときに、上記両面搬送路に受け入れた用紙を後端
部が上記複数の搬送手段のいずれにも接触しない位置に
停止させるように制御する手段であるようにするとよ
い。
用紙搬送方向に複数の搬送手段を間隔を置いて設けた両
面搬送路に受け入れた後に、その用紙を第2面に画像を
形成するために上記搬送手段により再給紙する画像形成
装置の両面装置において、上記両面搬送路に受け入れた
用紙の後端部も含む複数箇所に同時に上記複数の搬送手
段を接触させた状態でその複数の搬送手段を同時に停止
させる搬送手段同時停止制御手段を設けるとよい。
面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態例
である画像形成装置の搬送系と両面装置を制御系と共に
示す概略構成図、図2は同じくその両面装置が装着され
た画像形成装置を示す全体構成図である。
に画像が形成された用紙(転写紙)Pを用紙搬送方向に
複数のそれぞれ対をなす搬送手段である搬送ローラ4
1,搬送コロ42と、搬送ローラ43,搬送コロ44
と、搬送ローラ45,搬送コロ46とを間隔を置いて設
けた両面搬送路15に受け入れた後に、その用紙Pを第
2面(裏面)に画像を形成するために搬送ローラ41と
搬送コロ42とにより再給紙するものであり、図2に示
すような画像形成装置の装置本体1内に設けられてい
る。
ている光学読取系3により読み取った画像データを基に
して、光書込系4が作像系5に設けられている感光体6
上に潜像を形成し、その潜像を作像系5の現像装置7が
トナーにより可視像とする。なお、後述する両面画像形
成時(用紙の表裏の両面に画像を形成するモード)に
は、光学読取系3が読み取った画像データを予め記憶部
に記憶しておき、その画像データを基にして、光書込系
4が感光体6上に潜像を順次形成していく。
系8から用紙Pを給紙し、それを作像系5に搬送路19
を通して搬送し、感光体6上の可視像を用紙P上の正確
な位置に転写する。その用紙Pは、定着装置9に搬送さ
れ、そこで可視像(トナー像)が定着され、その後で図
1に仮想線で示す揺動位置にある排紙分岐爪33に案内
されて直線搬送され、排紙ローラ対20により装置本体
1の外部の排紙トレイ11に排出される。
ら排出する反転排紙、又は裏面にも画像を形成する両面
画像形成を行う場合には、排紙分岐爪33が図1に実線
で示す揺動位置に揺動しているので、用紙Pは反転搬送
路12から両面装置2へ向けて搬送される。
は、その用紙Pが反転搬送路12に送り込まれ、それが
両面装置2の両面トレイ13に一旦搬送された後に進行
方向が逆転されて、反転送り出し通路23から図1に仮
想線図示の両面分岐爪28により反転排紙通路14へ案
内され、表裏が反転された状態で排紙トレイ11上に排
出される。
路12に送り込まれた用紙Pは、同様に両面トレイ13
に一旦搬送された後に進行方向が逆転されて、今度は図
1に実線図示の両面分岐爪28に案内されて両面搬送路
15に搬送される。そして、その用紙Pは、再び図2に
示した作像系5に送り込まれ、そこで裏面に画像が形成
された後に、定着装置9からストレートに搬送されて排
紙トレイ11上に排出される。
る。両面装置2は、図1に示すようにコロ支持軸16に
間隔を置いて複数のコロ17が串状に取り付けられた搬
送コロ10と、複数の隣合うコロ17の間に先端部(図
で右方)側が入り込むように回動付勢された反転分岐爪
18と、その反転分岐爪18により搬送コロ10のコロ
17に押し付けられながら搬送されてその反転分岐爪1
8を通過して両面トレイ13上に搬送された用紙Pを、
搬送コロ10による搬送方向と逆の矢示A方向に搬送す
る逆転駆動ローラ21と逆転従動コロ22とからなる反
転搬送手段とを備えている。
ドにより図1に実線で示す退避位置と仮想線で示す給紙
位置とに移動するようになっており、用紙Pを両面トレ
イ13上に受け入れるときには実線図示の退避位置に退
避していて、その用紙Pを反転搬送(逆送)するときに
仮想線図示の位置に下降する。
より搬送される用紙Pの後端が反転分岐爪18の先端を
通過すると、その反転分岐爪18が図1で反時計回り方
向に揺動する。そのため、その用紙Pが、逆転駆動ロー
ラ21と逆転従動コロ22とにより進行方向が逆に変更
されて反転搬送されると、それが反転分岐爪18により
案内されて反転送り出し通路23へ搬送される。
り込まれる用紙Pを図1で左方に搬送する両面駆動ロー
ラ31と、その両面駆動ローラ31に圧接して従動回転
する両面従動コロ32とを設けている。また、その両面
駆動ローラ31の同図で左方側には、実線で示す位置と
仮想線で示す位置とに揺動可能な両面分岐爪28を設け
ている。
の部分に、互いに接近・離間可能な対の位置規制サイド
フェンス29を設けており、それにより用紙Pの搬送方
向に直交する紙幅方向の両側縁の位置を規制するように
している。また、この両面装置2は、反転分岐爪18を
通る用紙を検知する検知センサ26を搬送コロ10の用
紙搬送方向上流側に設けている。その検知センサ26
は、例えば反射型のフォトセンサを使用する。
駆動側のローラであり、それらに従動側の搬送コロ4
2,44,46がそれぞれ圧接している。その搬送ロー
ラ41は、クラッチ55を介して駆動系に連結されてい
て、そのクラッチ55をオン・オフさせることにより単
独で回転駆動させたり、それを停止させたりすることが
できるようになっている。
されており、その一方の搬送ローラ43(搬送ローラ4
5側であってもよい)がクラッチ56を介して駆動系に
連結されている。したがって、そのクラッチ56をオン
・オフさせることにより搬送ローラ43と45を同時に
回転駆動させたり、それらを停止させたりすることがで
きるようになっている。
間には、検知センサ61が配設されている。また、搬送
ローラ43と45の間にも検知センサ62が配設されて
いる。さらに、搬送路19上の対のレジストローラ35
の用紙搬送方向上流側にも検知センサ63が配設されて
いる。なお、この検知センサ61,62及び63は、例
えば反射型のフォトセンサである。
に受け入れた用紙Pを、その後端部Prが複数の搬送ロ
ーラ41,43,45のいずれにも接触しない位置に停
止させる両面用紙停止位置制御手段として機能する制御
装置50を備えている。すなわち、その制御装置50
は、両面搬送路15に搬送された用紙Pが、その後端部
Prが図1に示したように、対の搬送ローラ43と搬送
コロ44のニップを過ぎて搬送ローラ43や41に接触
しない図示の位置で停止するように、クラッチ55,5
6を制御する。
能を有する中央処理装置(CPU)と、各処理プログラ
ム及び固定データを格納したROMと、処理データを格
納するデータメモリであるRAMと、入出力回路(I/
O)とからなる図3に示すようなマイクロコンピュータ
51を備えている。また、タイマ52も備えている。
2から、それらが用紙を検知した際に出力する信号をそ
れぞれ入力する。また、その他のセンサ類からも、各種
のセンサ信号を入力する。そして、この制御装置50
は、搬送ローラ41を駆動させるためのクラッチ55に
対して、それを駆動させる信号を所定のタイミングで出
力する。また、搬送ローラ43を駆動させるためのクラ
ッチ56に対しても、それを駆動させる信号を所定のタ
イミングで出力する。さらに、その他の駆動系に対して
も、それらを所定のタイミングで駆動させるための信号
を、それぞれ出力する。
像形成装置における両面画像形成について、具体例を示
して詳しく説明する。この画像形成装置では、複数枚
(この例では6枚以上の場合を説明する)の用紙の第1
面と第2面の両方にそれぞれ画像を形成する両面画像形
成を行う場合には、図4に示すように3枚の用紙P1 ,
P2 ,P3 を連続させて給紙し、それぞれ第1面(表
面)に目的とする画像を作像系5で形成する。また、4
枚目の用紙P4 も給紙するが、その先端が図1に示した
再給紙下ガイド板36と給紙右ガイド板37との間に位
置するところで一旦停止状態にする。
の用紙P1 ,P2 ,P3 は、順次両面装置2に搬送さ
れ、表裏が反転されて両面搬送路15に搬送されるが、
その際に1枚目の用紙P1 は両面搬送路15内で停止さ
れずにそのまま再給送され、作像系5で第2面(裏面)
に画像が形成された後にストレート排紙で排紙トレイ1
1上に排出される。そして、その1枚目の用紙P1 の後
端を検知センサ63が検知したタイミングで、再給紙下
ガイド板36と給紙右ガイド板37との間で待機してい
た4枚目の用紙P4 の給送が再開される。
目の用紙P2 は、図5に示すようにその先端が検知セン
サ61により検知されると、それから予め設定されてい
る一定時間経過した後にクラッチ55(図3)により搬
送ローラ41への回転力が遮断されることにより停止す
る。また、3枚目の用紙P3 は、その先端が検知センサ
62により検知されると、それから予め設定されている
一定時間経過した後にクラッチ56(図3)により搬送
ローラ43,45への回転力が遮断されることにより停
止する。
用紙P4 の後端を検知センサ63が検知すると、そのタ
イミングで両面搬送路15上で停止状態にあった2枚目
の用紙P2 の給送が再開される。また、3枚目の用紙P
3 は、2枚目の用紙P2 の給送再開後に給送が再開さ
れ、その先端が検知センサ61により検知されると、そ
れから予め設定されている一定時間経過した後にクラッ
チ55により搬送ローラ41への回転力が遮断されるこ
とにより停止する(第6図参照)。
4枚目の用紙P4 のときと同様に、その先端が再給紙下
ガイド板36と給紙右ガイド板37との間に位置すると
ころで一旦停止した状態にある。第2面に画像を形成す
る2枚目の用紙P2 の後端を検知センサ63が検知する
と、そのタイミングで再給紙下ガイド板36と給紙右ガ
イド板37との間で待機していた5枚目の用紙P5 の給
送が再開される。
知センサ63が検知すると、そのタイミングで両面搬送
路15上で停止状態にあった3枚目の用紙P3 の給送が
再開される。次に、6枚目の用紙P6 が給紙されて再給
紙下ガイド板36と給紙右ガイド板37との間で一旦停
止され、第2面に画像を形成する3枚目の用紙P3 の後
端を検知センサ63が検知すると、そのタイミングで再
給紙下ガイド板36と給紙右ガイド板37との間で待機
していた6枚目の用紙P6 の給送が再開される。
面搬送路15内に既に4枚目の用紙P4 が、その先端が
検知センサ61により検知されてから一定時間経過した
後にクラッチ55により搬送ローラ41への回転力が遮
断されることにより、図示の所定の位置に停止してい
る。
後端を検知センサ63が検知すると、両面搬送路15上
の4枚目の用紙P4 が給送され、以後7枚目以降の用紙
P7が同様に給紙されていく。そして、これら2枚目以
降の用紙についても、第2面に画像が形成された後は全
てストレート排紙されて、排紙トレイ11上に排出され
ていく。
枚の用紙を両面画像形成する際には上述したような動作
で両面画像形成が行われていくが、その際に各用紙が図
2に示した作像系5の感光体6を通過していく順を示し
たものが図8である。すなわち、この画像形成装置で複
数枚の用紙に両面画像形成を行うと、1枚目から3枚目
の用紙P1 〜P3 が連続して感光体6に搬送されで第1
面(表面)の画像形成がそれぞれ行われ、次に1枚目の
用紙P1 の第2面(裏面)の画像形成が行われる。
面)の画像形成が行われ、次に2枚目の用紙P2 の第2
面(裏面)の画像形成が行われる。以下、次の順で画像
形成が行われる。すなわち、5枚目の用紙P5 の第1面
(表面)→3枚目の用紙P3 の第2面(裏面)→6枚目
の用紙P6 の第1面(表面)→4枚目の用紙P4 の第2
面(裏面)→7枚目の用紙P7 の第1面(表面)……。
は両面画像形成を行った際に、2枚目以降の各用紙Pは
両面搬送路15内で一旦停止状態になるが、その際に搬
送ローラ41は2枚目以降の用紙の先端を検知センサ6
1が検知してから予め設定されている一定時間経過した
後に停止する。しかしながら、その用紙搬送方向下流側
に位置する搬送ローラ43と45は、次の用紙の先端を
検知センサ62が検知してから予め設定されている一定
時間経過するまでは回転を続ける。
図12で説明したように、用紙の後端部が回転を続けて
いる搬送ローラに接触した状態のまま搬送が停止される
と、その回転を続けている搬送ローラの表面に微量でも
トナー等が付着していた場合には、その汚れが用紙の後
端部に擦り付けられることによって、その後端部が汚れ
やすいということがあった。
したように、図1に示した搬送ローラ41と搬送コロ4
2とで用紙Pが挾持された状態で搬送が停止されたとき
には、その用紙Pは後端部Prが搬送ローラ43に接触
しない位置で停止されるので、その後端部Prの汚れを
防止することができる。
装置の他の実施の形態を示す図3と同様なブロック図で
あり、図3と対応する部分には同一の符号を付してあ
る。この実施の形態による両面装置は、用紙に厚紙を使
用する際の厚紙モードを選択するための厚紙モード選択
手段である厚紙モード選択キー27を設け、両面用紙停
止位置制御手段として機能する制御装置50′が、厚紙
モード選択キー27により厚紙モードが選択されたとき
に、図1で説明した両面搬送路15に受け入れた用紙P
を、その後端部Prが複数の搬送ローラ41,43,4
5のいずれにも接触しない位置に停止させるように制御
する点が、図1で説明した両面装置2と異なる。
紙モードが選択されなかったときには、制御装置50′
は両面搬送路15に受け入れた用紙Pを、搬送ローラ4
1,搬送コロ42と、搬送ローラ43,搬送コロ44
(図1参照)の両者で挾持した状態で停止させるように
クラッッチ55,56の動作を制御する。
紙の用紙のときは厚紙モードを選択すれば、用紙の後端
部が搬送ローラ43に接触しない位置で停止されること
により、後端部が汚れるのを防止することができる。
ードを選択しなければ、用紙は搬送ローラ41,搬送コ
ロ42と、搬送ローラ43,搬送コロ44の両者で挾持
された状態で停止されるので、搬送ローラ41と搬送コ
ロ42だけで用紙を挾持して停止させるようにしている
ときにはクラッチ55の切れが悪いと、搬送ローラ41
の停止タイミングが遅れることにより用紙の停止位置が
ずれて搬送不良が起きてしまう恐れがあるが、この実施
の形態による両面装置によれば、用紙の後端部Prを搬
送ローラ43と搬送コロ44とで挾持して停止させるの
で、用紙の位置ずれを防止することができるため搬送不
良を回避することができる。なお、厚紙モード選択キー
27は、例えば装置外部の操作パネル等に設ける。
面装置の更に異なる他の実施の形態を示す図3と同様な
ブロック図であり、図3と対応する部分には同一の符号
を付してある。この実施の形態による両面装置は、両面
搬送路15に受け入れた用紙Pの後端部Prも含む複数
箇所に同時に搬送ローラ41,搬送コロ42と、搬送ロ
ーラ43,搬送コロ44を接触させた状態で、その搬送
ローラ41と43を同時に停止させる制御装置50″を
設けている。すなわち、この実施の形態では、制御装置
50″が搬送手段同時停止制御手段として機能する。
おいて一時的に停止される用紙Pは、搬送ローラ41,
搬送コロ42と、搬送ローラ43,搬送コロ44とに共
に接触した状態で停止されるが、その搬送ローラ41と
43は同時に停止されるようにクラッチ55,56が制
御されるので、用紙Pの後端部Prに搬送ローラ43の
汚れが擦り付けられるのを防止することができる。
ば、次に記載する効果を奏する。請求項1の画像形成装
置の両面装置によれば、両面搬送路に送り込まれた用紙
は、その後端部が複数の搬送手段のいずれにも接触しな
い位置に停止されるので、その後端部が搬送手段に付着
したトナー等により汚れるのを防止することができる。
ば、用紙に厚紙を使用するときには厚紙モード選択手段
により厚紙モードを選択するだけで、両面搬送路に送り
込まれた厚紙の用紙を、その後端部が複数の搬送手段の
いずれにも接触しない位置に停止させることができるの
で、その後端部が汚れるのを防止することができる。
ば、両面搬送路に搬送された用紙は、その後端部も含む
複数箇所が同時に複数の搬送手段に接触した状態で、そ
の複数の搬送手段が同時に停止することにより搬送が停
止されるので、後端部が汚れるのを防止することができ
る。
搬送系と両面装置を制御系と共に示す概略構成図であ
る。
を示す全体構成図である。
である。
に4枚目の用紙まで給紙された状態を示す概略図であ
る。
面に画像形成された後に第2面に画像を形成するために
作像部に再給紙された状態を示す概略図である。
紙された状態を示す概略図である。
紙された状態を示す概略図である。
用紙が感光体を通過していく順を示した説明図である。
実施の形態を示す図3と同様なブロック図である。
に異なる他の実施の形態を示す図3と同様なブロック図
である。
ぞれ搬送ローラと搬送コロとにより挾持されて停止され
る例を示す概略図である。
挾持している搬送ローラと搬送コロとが回転していると
その用紙の後端部が汚れてしまう様子を説明するための
概略図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 第1面に画像が形成された用紙を用紙搬
送方向に複数の搬送手段を間隔を置いて設けた両面搬送
路に受け入れた後に、その用紙を第2面に画像を形成す
るために前記搬送手段により再給紙する画像形成装置の
両面装置において、 前記両面搬送路に受け入れた用紙を、その後端部が前記
複数の搬送手段のいずれにも接触しない位置に停止させ
る両面用紙停止位置制御手段を設けたことを特徴とする
画像形成装置の両面装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置の両面装置
において、用紙に厚紙を使用する際の厚紙モードを選択
するための厚紙モード選択手段を設け、前記両面用紙停
止位置制御手段は前記厚紙モード選択手段により厚紙モ
ードが選択されたときに、前記両面搬送路に受け入れた
用紙を後端部が前記複数の搬送手段のいずれにも接触し
ない位置に停止させるように制御する手段であることを
特徴とする画像形成装置の両面装置。 - 【請求項3】 第1面に画像が形成された用紙を用紙搬
送方向に複数の搬送手段を間隔を置いて設けた両面搬送
路に受け入れた後に、その用紙を第2面に画像を形成す
るために前記搬送手段により再給紙する画像形成装置の
両面装置において、 前記両面搬送路に受け入れた用紙の後端部も含む複数箇
所に同時に前記複数の搬送手段を接触させた状態で該複
数の搬送手段を同時に停止させる搬送手段同時停止制御
手段を設けたことを特徴とする画像形成装置の両面装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19525899A JP3813383B2 (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 画像形成装置の両面装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19525899A JP3813383B2 (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 画像形成装置の両面装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001019283A true JP2001019283A (ja) | 2001-01-23 |
JP3813383B2 JP3813383B2 (ja) | 2006-08-23 |
Family
ID=16338153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19525899A Expired - Fee Related JP3813383B2 (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 画像形成装置の両面装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3813383B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180064291A (ko) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | 캐논 가부시끼가이샤 | 시트의 양측면에 화상을 형성할 수 있는 화상 형성 장치 |
US10579001B2 (en) | 2016-12-05 | 2020-03-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus able to form images on both sides of sheet |
-
1999
- 1999-07-09 JP JP19525899A patent/JP3813383B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180064291A (ko) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | 캐논 가부시끼가이샤 | 시트의 양측면에 화상을 형성할 수 있는 화상 형성 장치 |
JP2018090417A (ja) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US10579001B2 (en) | 2016-12-05 | 2020-03-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus able to form images on both sides of sheet |
KR102182418B1 (ko) * | 2016-12-05 | 2020-11-24 | 캐논 가부시끼가이샤 | 시트의 양측면에 화상을 형성할 수 있는 화상 형성 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3813383B2 (ja) | 2006-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3744728B2 (ja) | シート搬送装置及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP2002116591A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3089850B2 (ja) | シート反転装置 | |
JP2002365862A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3813383B2 (ja) | 画像形成装置の両面装置 | |
JP3562690B2 (ja) | 画像記録装置の用紙搬送方法 | |
JP2001233522A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2770326B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001019253A (ja) | 用紙反転装置 | |
JP2013023330A (ja) | 画像形成装置およびシート搬送装置 | |
JP2009107821A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3940882B2 (ja) | シート反転装置 | |
JP2001097622A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004203496A (ja) | 記録紙搬送装置及び画像形成装置 | |
JPH0638838Y2 (ja) | 複写機等のインバ−タのゲ−ト装置 | |
JP2009067503A (ja) | 用紙搬送機構、画像形成装置 | |
JPS6190952A (ja) | シ−ト搬送装置 | |
JPS6190932A (ja) | 原稿搬送装置 | |
JP2000211773A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0753542B2 (ja) | 原稿搬送装置 | |
JPS63134438A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH03253866A (ja) | 用紙反転装置 | |
JP2002284396A (ja) | 画像形成装置 | |
JPS6190964A (ja) | 原稿搬送装置 | |
JPS6190936A (ja) | 原稿搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060228 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060530 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130609 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |