JP2001019142A - バケット昇降機における内調車カバー - Google Patents

バケット昇降機における内調車カバー

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JP2001019142A
JP2001019142A JP11188191A JP18819199A JP2001019142A JP 2001019142 A JP2001019142 A JP 2001019142A JP 11188191 A JP11188191 A JP 11188191A JP 18819199 A JP18819199 A JP 18819199A JP 2001019142 A JP2001019142 A JP 2001019142A
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inner wheel
crushed material
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scraping plate
wheel
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Satoru Satake
覺 佐竹
Kosei Ryu
厚清 劉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトの蛇行、ベルトの偏りの発生を防止す
ることが可能で、構成が簡単なバケット昇降機における
内調車カバーを提供する。 【解決手段】 下部内調車3の上半部を被覆する内調車
カバー10の内部に、自重により下部内調車3外周に接
触して内調車3表面の付着物を剥離する破砕物掻取板1
4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降機、特に穀物
用乾燥機に装着した昇降機の下部内調車に用いる内調車
カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】バケット昇降機は適当な間隔で多数のバ
ケットが取り付けられているエンドレスのベルトを上下
の内調車間に掛け渡し、バケットを循環移動させて穀粒
などの粒状物を掬(すく)い上げ、上方に運搬するもの
である。ところが、下方部で供給された粒状物が一旦バ
ケットで掬い上げられたが、バケットからこぼれ落ちて
下方に落下し、下部内調車とベルトとの間に嵌(は)ま
り込んで、内調車の回転に伴ってベルトとの間で押し潰
されることがある。特に、高水分の小麦粒が粉砕されて
圧偏されると粘性が高くなり、下部内調車に付着してベ
ルトが蛇行したり、ベルトが偏(かたよ)る原因とな
る。
【0003】これを防止するため従来は、内調車とベル
トとの間に落下する穀粒を防止する内調車カバーを設け
たり、また、実開平2-40713号公報に示すように、バケ
ット昇降機の下部内調車を収容する穀粒侵入防止板の内
部に、両端内外に除塵材を取付けた彎曲(わんきょく)
状の内部防止板を、上記外側除塵材が平ベルトの裏面と
接触する長さに構成すると共に、上記内側除塵材が上記
内調車の外周面に接触するよう、上記内調車の上方に固
定した技術が開示されている。
【0004】これにより、下部内調車内への穀粒の侵入
を防ぎ、さらに除塵材により平ベルトの内面、内調車の
外周面に粉塵等を付着させないようにすることにより、
ドラム形状の内調車を用いても穀粒のつぶれ、ベルトの
蛇行や、ベルトの偏りが発生しないような穀粒破砕防止
装置を提供しようとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平2-40713号公報に示す穀粒破砕防止装置では、穀粒
防止板と、内部防止板と、ベルトの内側を清掃する除塵
板及びプーリの外周面に接触する除塵板が必要であり、
部品点数が多く構成が複雑となる欠点があった。
【0006】本発明は上記問題点にかんがみ、ベルトの
蛇行、偏りの発生を防止することが可能で、構成が簡単
なバケット昇降機における内調車カバーを提供すること
を技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、上部内調車と下部内調車とを回転可能に軸着
するとともに、多数のバケットを装着したベルトを前記
両内調車に懸回し、前記下部内調車の上半部を被覆する
内調車カバーの内部に、一端側が吊設され、他端側が自
重により前記下部内調車外周面に接触されて、該内調車
表面の付着物を剥離する破砕物掻取板を備える、という
技術的手段を講じた。
【0008】これにより、バケットからこぼれ落ちて、
下部内調車とベルトとの間に嵌まり込み、下部内調車に
付着した穀粒などの破砕物は、破砕物掻取板が自重によ
り内調車外周面と接触することにより、きれいに剥離さ
れて清掃され、ベルトの蛇行、ベルトの偏りはなくな
る。また、内調車カバー内部には、破砕物掻取板のみを
備えればよいので、部品点数が少なく簡単な構成で下部
内調車外周面を清掃することができる。
【0009】そして、前記破砕物掻取板は、先端部が前
記下部内調車外周面の全幅に接触する掻取部と、該掻取
部の左右両端側から下方に広がり、掻取った破砕物をバ
ケット昇降機の底部へ誘導する破砕物誘導部とを備えた
ので、剥離された破砕物が破砕物誘導部によりバケット
昇降機の底部に落下することになり、下部内調車に破砕
物が巻き込まれることがなくなる。
【0010】また、前記掻取部の後端部には、掻取った
長尺状の破砕物を受けとめる突起部を形成すると、長尺
状の破砕物であっても、突起部により受け止められ、さ
らに、破砕物誘導部によりバケット昇降機底部に落下さ
せることができるので、再度下部内調車に巻き込む虞
(おそれ)がなくなる。
【0011】また、前記破砕物掻取板は、前記下部プー
リの材質と同等の硬度を有する材質で形成すると、掻取
板が極端に摩耗するのではなく、掻取板の摩耗が下部内
調車の摩耗とほぼ同等となり、耐久性が向上する。
【0012】そして、前記下部内調車と前記破砕物掻取
板との接触角は、前記下部プーリと前記掻取板との接触
面における摩擦角より小さくすると、破砕物掻取板と下
部内調車との接点において摩擦振動が生じないことにな
り、金属と金属の摩擦によって発生する騒音をできる限
り抑えることができる。また、前記接触角は、前記下部
内調車の接線とのなす角度を0°を越えた角度とする
と、接触角の範囲が定まる。
【0013】さらに、前記下部内調車と前記破砕物掻取
板との接触により所定の騒音が生じたとき、前記破砕物
掻取板の交換時期と判別すると、目視による観察をしな
くても交換時期を判別することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。
【0015】図1は昇降機上部の投擲(てき)部を省略
した、バケット昇降機の昇降機下部を示す一部破断斜視
図であり、図2は昇降機下部を正面から見たときの縦断
面図であり、図3は昇降機下部を側面から見たときの内
調車カバーの拡大図である。
【0016】図1において、符号1は昇降機のケーシン
グであって、このケーシング1内の上下部に軸架した上
部内調車2と下部内調車3との間に、多数のバケット4
…を等間隔に装着した平ベルト5が回転自在に懸回さ
れ、通常は上部内調車2をモータ(図示せず)などで回
転駆動させて平ベルト5を循環移動させる。また、ケー
シング1の底部一側には、スクリューコンベア6から搬
送される粒状物(例えば、穀粒)の受樋7が設けられ、
該受樋7を介してケーシング1内に穀粒を供給する。符
号8は昇降機底部に溜まった穀粒を取り出す残留取出口
であり、符号9は平ベルト5の張り具合を点検する点検
窓である。
【0017】符号10は本発明の要部となる内調車カバ
ーであって、該内調車カバー10は、下部内調車3の上
方にあって、平ベルト5の上昇行程側5aと下降行程側
5bとの間に設けられる。そして、内調車カバー10は
その上部を三角屋根の形状にする。つまり、内調車カバ
ー10上部の平ベルト5と接しない部分は、落下穀粒を
ケーシング1内の前後方向に振り分けて流下させる流下
板11,11(図1参照)に形成し、平ベルト5と接す
る部分は鉛直な袖板12,12に形成する。また、該流
下板11,11端縁からは、流下板11,11を鉛直に
折曲げて袖板13,13に形成する。そして、このよう
に形成した内調車カバー10を、下部内調車3の上半分
をほぼ覆うように取り付ける。
【0018】次に、上記内調車カバー10の内部構造に
ついて図2及び図3を参照して説明する。
【0019】上記内調車カバー10の内部は、破砕物掻
取板14が取り付けられる。該破砕物掻取板14は先端
部15aが下部内調車3外周面の全幅に接触する掻取部
15と、該掻取部15の左右両端側から下方に広がり、
掻取った破砕物を下部内調車3の軸3aから逃がしてケ
ーシング1底部に落下させる破砕物誘導部16と、前記
掻取部15の後端部15bに設けられ、掻取った破砕物
を受けとめる突起部18とから構成される。そして、掻
取部15の先端部15aが下部内調車3の外周面と自重
で接するように、掻取部15の後方両端には、リベット
17が貫通する貫通孔17aが設けてあり、袖板13,
13から貫通孔17aに向けてリベット17を嵌装する
と、該リベット17,17が回動軸となって該回動軸を
中心に掻取部15全体が回動可能となる。
【0020】前記破砕物掻取板14の材質としては、下
部内調車3の材質が鋳鉄であれば、硬度がこれと同等程
度の軟鋼の鉄板を用いると、掻取板14の耐久性が向上
する。また、下部内調車3の材質が合成樹脂性であれ
ば、硬度がこれと同等程度の合成樹脂の板を用いると、
掻取板14の耐久性が向上する。
【0021】また、前記破砕物掻取板14と下部内調車
3外周面との接触角は、下部内調車3の摩擦角より小さ
くすることが好ましい。つまり、接触角を図4を参照し
て説明すると、破砕物掻取板14と下部内調車3との接
触角αは、破砕物掻取板14の接点Oにおける接線OPと
掻取板14との間の角度となる。また、下部内調車3に
おける摩擦角βを図5により説明すると、下部内調車3
(外周面を接線OPと平行な無限直線ACと仮定する)と掻
取板14とに働く摩擦力Fと、そのときの接点Oに垂直
に作用する荷重mgの合力をRとするとき、合力Rと荷
重mgとのなす角βが摩擦角となる。そして、接触角α
を摩擦角βより小さくする要因としては、掻取板14と
下部内調車3との接点Oを、下部内調車3の中心Qより
も前側(図4では左方向へ)に設けるとよい。
【0022】そして、接触角αは摩擦角βより小さいと
(例えば、図4に示す接触角αは10〜15°であり、
摩擦角βより小さい)、摩擦振動が生じないことにな
り、金属と金属の摩擦によって発生する騒音をできる限
り抑えることができる。つまり、騒音の原因となる摩擦
振動は乾性摩擦(静止摩擦)が原因となって発生する振
動であり(日本機械学会 機械工学事典P1266 参照)、
接触角αが摩擦角βよりも小さい値であれば、摩擦振動
が発生しないことになる。
【0023】ところで、掻取板14は、騒音の発生を防
止する条件のみを考慮すれば、図4に示す接線OP上に設
けてもよいが、下部内調車3から破砕物を剥離する能力
が悪くなる。そこで、掻取板14と下部内調車3との接
触角αは、接線OPより大きく、摩擦角βより小さい角度
とすればよい。
【0024】次に、上記構成における作用を説明する。
適宜な供給ホッパー(図示せず)に供給された穀粒は、
スクリューコンベア6により搬送されて受樋7から昇降
機のケーシング1に供給される。昇降機に供給された穀
粒は、平ベルト5に取り付けた多数のバケット4…によ
り揚送され、ケーシング1上部の投擲部(図示せず)か
ら次行程へ送られる。揚送される途中にバケット4…か
らこぼれた穀粒の一部は、平ベルト5内側(上昇行程側
5aと下降行程側5bとの間)に降下し、内調車カバー
10に落下する。内調車カバー10に落下した穀粒は流
下板11,11上を流下し、ケーシング1の底部に落下
する。
【0025】一方、まれではあるが、バケット4…から
こぼれた穀粒の一部が内調車カバー10の袖板12,1
2と平ベルト5の内側(上昇行程側5a又は下降行程側
5b)とのわずかな間隙dに侵入することがある(図2
参照)。このとき、下部内調車3の回転に伴って平ベル
ト5との間で穀粒が押し潰され、粘性が高いと下部内調
車3に付着して、平ベルト5の蛇行、偏り及びスリップ
の原因となる。
【0026】しかし、内調車カバー10の内部は、破砕
物掻取板14が取り付けられるので、下部内調車3に付
着した穀粒が掻取板14により掻取られてきれいに清掃
されることになる。これを図6及び図7を参照して説明
する。
【0027】下部内調車3に付着した粉砕、圧偏された
穀粒Kは(図6参照)、該下部内調車3の回転とともに
掻取部15の先端部15aに到達する。このとき、掻取
部15が下部内調車3外周面の全幅に接触しているの
で、下部内調車3に付着した穀粒がすべて剥離される。
そして、剥離された穀粒は破砕物誘導部16により下部
内調車3を回避して、ケーシングの底部に落下すること
になる。また、穀粒以外の圧偏された藁屑Xなどを剥離
する場合は(図7参照)、掻取部15後端部の突起部1
8により受け止めるとともに、突起部18中央から左右
に振り分けられて、破砕物誘導部16からケーシング底
部に落下させることができる。このため、再度下部内調
車3に巻き込まれることがなくなった。
【0028】また、破砕物掻取板14の材質としては、
下部内調車3の材質が鋳鉄であればこれと同等程度の硬
度を有する軟鋼の鉄板を用いているので、掻取板14が
極端に摩耗するのではなく、掻取板14の摩耗が下部内
調車3の摩耗とほぼ同等となり、耐久性が向上する。
【0029】また、前記破砕物掻取板14と下部内調車
3外周面との接触角αは、下部内調車3と前記破砕物掻
取板14との接触面における摩擦角βより小さくする
と、破砕物掻取板14と下部内調車3との接点において
摩擦振動が生じないことになり、金属と金属の摩擦によ
って発生する騒音をできる限り抑えることができる。
【0030】さらに、前記破砕物掻取板14と下部内調
車3との接触により騒音が発生するということは、言い
換えると、接触角αが摩擦角βより大きくなったという
ことである。そして、接触角αが摩擦角βより大きくな
るのは、破砕物掻取板14が摩耗により先端部15aが
禿(ち)びたことによる。そこで、前記破砕物掻取板1
4と下部内調車3との接触により騒音が発生すれば、掻
取板14の交換時期に達したということなので、騒音発
生により掻取板14又は掻取板14を設けた内調車カバ
ー10を交換すればよい。交換時期の判断として、例え
ば、接触角αが摩擦角βを越えたときに生じる音を、稼
動時の音と比較し、稼動時とは明らかに異なる金属どう
しの摩擦音が生じていれば、交換時期とするとよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上部内調
車と下部内調車とを回転可能に軸着するとともに、多数
のバケットを装着したベルトを前記両内調車に懸回し、
前記下部内調車の上半部を被覆する内調車カバーの内部
に、一端側が吊設され、かつ、他端側が自重により前記
下部内調車外周面に接触されて、該内調車表面の付着物
を剥離する破砕物掻取板を備えるので、バケットからこ
ぼれ落ちて、下部内調車とベルトとの間に嵌まり込み、
下部内調車に付着した穀粒などの破砕物は、破砕物掻取
板が自重により内調車外周面と接触することにより、き
れいに剥離されて清掃され、ベルトの蛇行、偏りなどの
発生はなくなる。また、内調車カバー内部には、破砕物
掻取板のみを備えればよいので、部品点数が少なく簡単
な構成で下部内調車外周面が清掃することができる。
【0032】そして、前記破砕物掻取板は、先端部が前
記下部内調車外周面の全幅に接触する掻取部と、該掻取
部の左右両端側から下方に広がり、掻取った破砕物をバ
ケット昇降機の底部へ誘導する破砕物誘導部とを備えた
ので、剥離された破砕物が破砕物誘導部によりバケット
昇降機の底部に落下することになり、下部内調車に破砕
物が巻き込まれることがなくなる。
【0033】そして、前記掻取部の後端部には、掻取っ
た長尺状の破砕物を受けとめる突起部を形成すると、長
尺状の破砕物であっても、突起部により受け止められ、
さらに、破砕物誘導部によりバケット昇降機底部に落下
させることができるので、下部内調車に巻き込む虞(お
それ)がなくなる。
【0034】また、前記破砕物掻取板は、前記下部内調
車の材質と同等の硬度を有する材質で形成すると、掻取
板が極端に摩耗するのではなく、掻取板の摩耗が下部内
調車の摩耗とほぼ同等となり、耐久性が向上する。
【0035】そして、前記下部内調車と前記破砕物掻取
板との接触角は、摩擦角より小さくすると、破砕物掻取
板と下部内調車との接点において摩擦振動が生じないこ
とになり、金属と金属の摩擦によって発生する騒音をで
きる限り抑えることができる。また、前記接触角は、前
記接触角は、前記下部内調車の接線とのなす角度を0°
を越えた角度とすると、接触角の範囲が定まる。
【0036】さらに、前記下部内調車と前記破砕物掻取
板との接触により騒音が生じたとき、前記破砕物掻取板
の交換時期と判別するとよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】昇降機上部の投擲部を省略した、バケット昇降
機の昇降機下部を示す一部破断斜視図である。
【図2】昇降機下部を正面から見たときの縦断面図であ
る。
【図3】昇降機下部を側面から見たときの内調車カバー
の拡大図である。
【図4】破砕物掻取板と下部内調車との接触角をあらわ
す説明図である。
【図5】下部内調車における摩擦角をあらわす説明図で
ある。
【図6】下部内調車と破砕物掻取板との作用を示す概略
図である。
【図7】下部内調車と破砕物掻取板との作用を示す概略
図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 上部内調車 3 下部内調車 4 バケット 5 平ベルト 6 スクリューコンベア 7 受樋 8 残留取出口 9 点検窓 10 内調車カバー 11 流下板 12 袖板 13 袖板 14 破砕物掻取板 15 掻取部 16 破砕物誘導部 17 リベット 18 突起部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部内調車と下部内調車とを回転可能に
    軸着するとともに、多数のバケットを装着したベルトを
    前記両内調車に懸回し、前記下部内調車の上半部を被覆
    する内調車カバーの内部に、一端側が吊設され、かつ、
    他端側が自重により前記下部内調車外周面に接触され
    て、該内調車表面の付着物を剥離する破砕物掻取板を備
    えたことを特徴とするバケット昇降機における内調車カ
    バー。
  2. 【請求項2】 前記破砕物掻取板は、先端部が前記下部
    内調車外周面の全幅に接触する掻取部と、該掻取部の左
    右両端側から下方に広がり、掻取った破砕物をバケット
    昇降機の底部へ誘導する破砕物誘導部とを備えてなる請
    求項1記載のバケット昇降機における内調車カバー。
  3. 【請求項3】 前記掻取部の後端部には、掻取った長尺
    状の破砕物を受けとめる突起部を形成してなる請求項2
    記載のバケット昇降機における内調車カバー。
  4. 【請求項4】 前記破砕物掻取板は、前記下部内調車の
    材質と同等の硬度を有する材質で形成してなる請求項
    1、2又は3記載のバケット昇降機における内調車カバ
    ー。
  5. 【請求項5】 前記下部内調車と前記破砕物掻取板との
    接触角は、前記下部内調車と前記破砕物掻取板との接触
    面における摩擦角より小さくしてなる請求項1、2又は
    3記載のバケット昇降機における内調車カバー。
  6. 【請求項6】 前記接触角は、前記下部内調車の接線と
    のなす角度を0°を越えた角度とする請求項5記載のバ
    ケット昇降機における内調車カバー。
  7. 【請求項7】 前記下部内調車と前記破砕物掻取板との
    接触により所定の騒音が生じたとき、前記破砕物掻取板
    の交換時期と判別する請求項5記載のバケット昇降機に
    おける内調車カバー。
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