JP2001018934A - 帯飾りを取り扱うための装置およびシステム - Google Patents

帯飾りを取り扱うための装置およびシステム

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JP2001018934A
JP2001018934A JP2000159025A JP2000159025A JP2001018934A JP 2001018934 A JP2001018934 A JP 2001018934A JP 2000159025 A JP2000159025 A JP 2000159025A JP 2000159025 A JP2000159025 A JP 2000159025A JP 2001018934 A JP2001018934 A JP 2001018934A
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cassette
banding
chute
feeder
support
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JP2000159025A
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Rainer Herrmann
ヘルマン レイナー
Thomas Jung
ユング トーマス
Rolf Kramp
クランプ ロルフ
Norbert Schulte
シュルテ ノーベルト
Wolfgang Wurf
ブルフ ボルフガング
Heiko Hertrich
ハートリッヒ ヘイコ
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British American Tobacco Germany GmbH
Original Assignee
British American Tobacco Germany GmbH
BAT Cigarettenfabriken GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C9/00Details of labelling machines or apparatus
    • B65C9/08Label feeding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C9/00Details of labelling machines or apparatus
    • B65C9/08Label feeding
    • B65C9/10Label magazines
    • B65C9/105Storage arrangements including a plurality of magazines

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  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯飾りを取り扱う装置またはシステムであっ
て、従来のシステムの欠点を克服する装置またはシステ
ムを提供すること。 【解決手段】 帯飾り取扱装置であって、該装置は、帯
飾り機(1)に帯飾り(「スタンプ」)を供給するよう
に配列された少なくとも1個のカセット(3)、各カセ
ット(3)の排出末端用のクロージャー(16)、およ
びカセット支持体(5)を備え、ここで、各カセット
(3)は、該カセット支持体(5)にて、実質的に垂直
に配列されており、そして該帯飾り機(1)の帯飾りフ
ィーダーシュート(2)の上に配置可能である、帯飾り
取扱装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯飾り(band
eroles)を取り扱う装置およびシステムに関す
る。特に、本発明は、タバコパックに帯飾り(言い換え
れば、いわゆる歳入(税金)帯飾り)をとり付けること
に関係した技術分野に適用できる。
【0002】
【従来の技術】このような帯飾りは、使用者(この場
合、タバコ製造業者)に関係した国家税務当局により、
印刷シートとして発送されており、この場合、それら
は、その製造ラインで利用可能である。この目的のため
に、これらの印刷シートは、積み重ねられ、その帯飾り
形式に切り取られる(すなわち、打ち抜き機で打ち抜き
加工される)。次いで、数千個の帯飾りの積み重ねが、
通常、ケースの中に供給され、この製造ラインの帯飾り
機(banderoling machine)に供給
されるが、この場合、それらは、帯飾りフィーダーシュ
ートに手動で装填される。
【0003】請求項1の前提部分は、DE 197 3
0 307 A1で記述されているような帯飾り取扱装
置に基づいている。この文献によれば、その帯飾り積み
重ねは、直線状コンベヤを経由して、大容器状カセット
にて、帯飾り機に送達される。この配置では、このカセ
ットは、水平に位置しており、そして数個の平行なチャ
ンバを有し、各チャンバには、帯飾りの積み重ねが収容
されている。各チャンバの1側面には、この帯飾りの積
み重ね用のプッシャーが配列されているのに対して、他
端では、クロージャー部材(すなわち、下降可能なピ
ン)が設けられている。一旦、このピンが、チャンバの
排出末端で下降すると、これらの帯飾りは、このプッシ
ャーにより排出されて、フィーダーコンベヤに運ぶこと
ができる。
【0004】このシステムの欠点は、このカセットが水
平に位置していることから、この帯飾りの積み重ねを前
進または排出するために、前記プッシャーが必要なこと
にある。また、排出する帯飾りの積み重ねが、さらに加
工するために、このフィーダーコンベヤ上の正しい地点
に実際に到達するように、このカセットを、この直線状
コンベヤ上に正確に配置する必要があることも不利であ
り、このことから、複雑な制御システムが必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それゆえ、本発明の目
的は、帯飾りを取り扱う装置またはシステムであって、
記述した従来のシステムの欠点を克服する装置またはシ
ステムを提供することにある。さらに特定すると、本発
明は、これらの帯飾りを引き続いて案内する簡単かつ正
確な手段を可能にする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による帯飾り取扱
装置は、帯飾り機(1)に帯飾り(「スタンプ」)を供
給するように配列された少なくとも1個のカセット
(3)、各カセット(3)の排出末端用のクロージャー
(16)、およびカセット支持体(5)を備え、ここ
で、各カセット(3)は、該カセット支持体(5)に
て、実質的に垂直に配列されており、そして該帯飾り機
(1)の帯飾りフィーダーシュート(2)の上に配置可
能である。
【0007】1つの実施態様では、各カセット(3)
が、そのカセット支持体(5)から取り外し可能であ
り、そして1つの積み重ねの帯飾りだけを収容するシュ
ート(28)を備える。
【0008】1つの実施態様では、前記カセット支持体
(5)が、前記帯飾り機(1)から取り外し可能な回転
式位置合わせ支持体であり、前記カセット(3)が周囲
に配列されている垂直回転軸を有する。
【0009】1つの実施態様では、前記クロージャー
(16)が、開放中にて、前記帯飾り機(1)または前
記帯飾りフィーダーシュート(2)に対して適切な位置
で固定して配列された受容部(29)により収容される
ように、位置調節可能に配列されている。
【0010】1つの実施態様では、前記クロージャー
(16)が、前記カセット(3)の排出開口部にて、ガ
イド(21)内で延びているプッシャーであり、開閉装
置(10、11)により両側で作動可能であり、該開閉
装置が、さらに特定すると、プッシュ舌手段として構成
されている。
【0011】1つの実施態様では、前記開閉装置(1
0、11)に、圧縮空気アクチュエータが設けられてい
る。
【0012】1つの実施態様では、前記装置の前記カセ
ット支持体(5)および全ての重要部品、例えば、前記
回転式位置合わせ支持体(5)用の回転駆動装置
(6)、電源および圧縮空気供給源ならびに制御装置
が、ベースプレート(7)上の支持アーム(8)を含む
梁によって、前記帯飾り機(1)に取り付けられてい
る。
【0013】1つの実施態様では、前記カセット支持体
が、各カセット(3)に対して固定可能および解放可能
なロッキング手段(15、27)を備える。
【0014】1つの実施態様では、各カセット(3)
が、さらに、該カセット(3)のうち前記排出開口部の
反対側の末端用のクロージャー(18)を備える。
【0015】1つの実施態様では、前記帯飾りフィーダ
ーシュート(2)が、下方傾斜シュート部(43)およ
び上方シュート部(45)を備え、該上方シュート部
が、前記垂直線の方へ曲げられており、前記帯飾りの積
み重ねを扇形にするために、該上方シュート部(45)
のより曲がっていない方の側の領域にて、ファニング手
段(42、44)が設けられている。
【0016】1つの実施態様では、前記ファニング手段
(42、44)が、前記フィーダーシュート(2)へと
突き出ている隆起により構成されている。
【0017】1つの実施態様では、前記隆起が、波形
(44)であり、さらに特定すると、順々に互いから離
れて間隔を開けて配列された数個の波形の稜および谷を
有する。
【0018】1つの実施態様では、前記フィーダーシュ
ート(2)のうち前記波形(44)と反対側の側面に
て、逆圧要素(48)、さらに特定すると、鋼鉄製逆圧
バネが配列されている。
【0019】1つの実施態様では、前記隆起が、ツメ
(42)、縁部、輪郭を浮き上がらせた挿入物またはバ
ネを装填した棚である。
【0020】本発明による、帯飾り機(1)のフィーダ
ーシュート(2)と反対側に帯飾りを含むカセット
(3)を拘束するための装置は、カセット(3)の排出
開口部用のクロージャー(16)を備え、ここで、該ク
ロージャーは、その開放操作中にて、該帯飾り機(1)
または帯飾りフィーダーシュート(2)に対して定位置
で配列された受容部(29)に収容されるように、構成
されている。
【0021】1つの実施態様では、前記クロージャー
(16)が、前記カセットの前記排出開口部にて、ガイ
ド(21)内で延びているプッシャーであり、開閉装置
(10、11)により、両側で作動可能であり、該開閉
装置が、さらに特定すると、プッシュ舌手段として構成
されている。
【0022】1つの実施態様では、前記開閉装置(1
0、11)に、圧縮空気アクチュエータが設けられてい
る。
【0023】1つの実施態様では、カセット支持体
(5)および前記開閉装置素(10、11)ならびに圧
縮空気力供給源が、ベースプレート(7)上の支持アー
ム(8)を含む梁によって、前記帯飾り機(1)に対し
て適切な位置で固定して取り付けられている。
【0024】本発明による、カセット(3)を帯飾りの
積み重ね(24)で満たすためのシステムは、帯飾り積
み重ねフィーダー(23、25、26)によって満たさ
れる。
【0025】1つの実施態様では、前記帯飾り積み重ね
フィーダー(23、25、26)が、該帯飾りの積み重
ね(24)を、請求項1〜9のいずれかに記載の装置へ
と移動する。
【0026】1つの実施態様では、前記帯飾り積み重ね
フィーダーが、レール(23)上を動くピッカー(2
5)である。
【0027】1つの実施態様では、前記帯飾り積み重ね
フィーダーが、ピッカー(30)を取り付けたロボット
アーム(26)である。
【0028】上記目的は、本発明に従って、請求項1お
よび15に従った装置および請求項19で記載のシステ
ムにより、達成される。
【0029】本発明に従って帯飾りを取り扱うための装
置では、少なくとも1個のカセットを備え、これは、帯
飾りがそこから帯飾り機へと供給されるように配列され
ており、各カセットは、そのカセット支持体にて、実質
的に垂直に配列されており、そしてこの帯飾り機の帯飾
りフィーダーシュートの上に配置されている。
【0030】有利なことに、本発明に従ったこのような
構成の1つのために、このカセットからこの帯飾りの積
み重ねを排出するための手段は、もはや必要ではない。
何故なら、各カセットを垂直に配列することにより、重
力によって、これらの帯飾りの下方への排出が自動的に
保証されるからである。それゆえ、今ここで、プッシャ
ーを設けるという複雑性を付け加えることなしに、帯飾
りの供給を収容するカセットを簡単に設計することが可
能である。市場に出ている帯飾り機の大部分の帯飾りフ
ィーダーシュートは、少なくとも、その上部にて、実質
的に垂直に配列されており、これらの帯飾りが、今ここ
で、同様に垂直に配列したカセットから、これらの帯飾
りフィーダーシュートへと直接移動できるようにされ
る。本発明はまた、傾斜している帯飾りフィーダーシュ
ートを有する帯飾り機にも適用できることに注目すべき
である;この場合、もし有利なら、さらに詳述するよう
に、このフィーダーシュートの上部にて、垂直入口部が
作製され得る。この装置は、特性がモジュール構成であ
り、それにより、この帯飾り機の制御または機械システ
ムを妨害することなく、公知の帯飾り機に直接装着した
構造が可能となる。
【0031】本発明に従った装置の1実施態様では、各
カセットは、そのカセット支持体から取り外し可能であ
り、そして1つの積み重ねの帯飾りだけを収容するシュ
ートを備える。この配列では、本発明に従ったモジュー
ル構造の利点が明らかである。すなわち、これらのカセ
ットがこのカセット支持体から取り外し可能に固定でき
るとき、これらのカセットを帯飾りの積み重ねで予め満
たすことが可能であり、再充填のためには、各場合にお
いて、このカセット支持体には、満たしたカセット1個
だけを適用する必要しかなく、すなわち、帯飾りの個々
の積み重ねを手動で再充填する必要がなくなり、このこ
とは、また、今ここで、もはや、これらの帯飾りが、再
充填時に汚れたり損傷したりする危険はないという利点
を含む。これらのカセットが、本実施態様での場合のよ
うに、帯飾りの単一の積み重ねだけを収容するためのシ
ュートを備えるとき、これらのカセットを交換すること
もまた、ずっと容易になる。単一の帯飾りシュートだけ
を有するカセットは、非常に軽くて取扱が簡単である。
特に、このことは、前記DE 197 30 307
A1(ここでは、数個の積み重ねを含む大きくて重いカ
セットを取り扱わなければならないことが要求される)
で開示されたシステムよりも有利なことを意味する。こ
れらの帯飾りを収容する個々のカセットを使用すること
により、全体的に、この装置の融通性が実質的に高ま
る。この装置により、非常に異なる帯飾り形式(幅×長
さ)のカセットを収容することが可能となり、すなわ
ち、このカセットをアダプタレールによりこの形式に適
合することだけが必要であるか、またはカセットは、対
応する形式で使用される。
【0032】本発明の別の好ましい実施態様では、この
カセット支持体は、回転式位置合わせ支持体であり、こ
れは、この帯飾り機から取り外し可能であり、そしてこ
れらのカセットが周囲に配列されている、垂直回転軸を
有する。このような回転可能な配列は、準備した容易に
アクセス可能な回転式位置合わせ支持体の周囲に、帯飾
りを満たした多数のカセットを設けることができるとい
う利点を有する。この帯飾り機の操作中にて、カセット
が空になったとき、この支持体は、次の満たしたカセッ
トがこの帯飾り機の帯飾りフィーダーシュートの上に配
置されるような角度で回転し得、また、この帯飾り再充
填が長期間にわたって再保証される(すなわち、一旦、
このカセットが空になると、それは、予め満たしたカセ
ットと交換できる)。
【0033】有利なことに、各カセットのクロージャー
は、その開放工程中にて、この帯飾り機または帯飾りフ
ィーダーシュートに対して定位置で配列された受容部で
保持されるように、位置調節可能に配列されている。こ
の配列では、このクロージャーは、このカセットの排出
開口部にて、ガイド内で延びているプッシャーであり
得、開閉装置(さらに特定すると、プッシュ舌手段)に
より、両側で作動可能である。この開放工程中に定位置
で固定された受容部にこのクロージャーが収容されてい
るために、このカセットを、この帯飾りフィーダーシュ
ートの上にセンタリング、正確な配置および拘束するこ
とが保証される。これにより、これらのカセットがこの
帯飾りフィーダーシュートに到達した際の任意の複雑な
位置決めをする必要がなくなる。何故なら、このカセッ
トが開いた後、今ここで、この帯飾りフィーダーシュー
トの上に正確に配置されることが自動的に保証されるか
らである。このカセットは、すなわち、このプッシャー
を開くと、正しい位置で固定される。このプッシュ舌手
段は、特に、この開閉装置に対して圧縮空気アクチュエ
ータを設けたとき、このクロージャーの簡単かつ迅速な
開閉を保証する。
【0034】好ましくは、本発明に従って、この装置を
帯飾り機に配置するために、この装置のカセット支持体
および全ての重要部品、例えば、この回転式位置合わせ
支持体用の回転駆動装置、電源および圧縮空気供給源な
らびに制御装置は、ベースプレート上の支持アームを含
む梁によって、この帯飾り機に取り付けられる。
【0035】このカセット支持体上に各カセットを適切
な位置で固定および解放するための手段が設けられてい
るとき、このカセット支持体全体(すなわち、例えば、
回転式位置合わせ支持体全体)が移動でき、例えば、こ
れらのカセットが解き放たれることなしに、交換でき
る。これにより、また、空のカセットを備えた回転式位
置合わせ支持体を取り除いて、それを、カセットを満た
した回転式位置合わせ支持体と交換することが可能とな
る。さらに特定すると、各カセットが、さらに、このカ
セットのうちこの排出末端と反対側の末端用に対してク
ロージャーを備え付けているとき、このことは、帯飾り
のいずれの損失もなしに、可能である。
【0036】既に述べたように、本発明は、一部の機械
(例えば、高速包装機用の帯飾り機)に設けられた帯飾
りフィーダーシュートを傾斜させるように適用できる。
このような傾斜シュートを用いて本発明を実現するため
には、この帯飾りフィーダーシュートは、下部傾斜シュ
ート部、およびこのカセット支持体が実質的に垂直に配
列できる垂直線の方へ曲げられた上方シュート部を備え
るように、構成されている。
【0037】このような構成では、これらの帯飾りが、
その運動の垂直方向からこの曲げ部でのほぼ45°傾斜
へと反らす必要があるという問題が存在し得る。結果的
に、この下部傾斜シュート部での帯飾りの傾斜は、この
シュートの上部まで、いずれの変化も伴わずに持続す
る。それゆえ、新たに供給した積み重ねは、先に供給し
た帯飾りと水平に接触することができないが、ノーズ角
では、帯飾りは、規則的に捩れる結果、この問題によ
り、この包装機の休止時間が生じる。
【0038】この問題は、この帯飾りフィーダーシュー
トの曲げ部領域にて、その曲がりの少ない側に、この帯
飾りの積み重ねを扇形にする(fanning)ための
手段を位置づけた装置により、本発明に従って解決され
る。このようにしてこの積み重ねを扇形にすることに
は、いくつかの利点がある。このファニング効果により
達成できる利点の1つには、これらの帯飾りが、今ここ
で、この曲げシュート部の上部にて、それらの水平位置
を回復すること、すなわち、この下方シュート部での帯
飾り傾斜がその上部まで持続することを防止することが
ある。今ここで、このカセットから上に進んでいる帯飾
りは、同様に水平に配列された帯飾り上へと水平に落ち
て、それにより、この捩れおよび上記問題を未然に防
ぎ、この包装機の休止時間がなくされる。
【0039】本発明に従ったファニング効果のさらに他
の利点は、これらの帯飾りの高速分離(singlin
g)、すなわち、互いにくっついている任意の帯飾りを
引き離すことにより生じ、その結果、この包装機の滑ら
かで乱れのない操作が得られる。
【0040】上記設計の好ましい実施態様では、このフ
ァニング手段は、このフィーダーシュートへ内と突き出
ている隆起により、形成される。有利なことに、これら
の隆起は、今度は、波形となり、これは、特に、順々に
互いから離れて間隔を開けて配列された数個の稜および
谷を有する。
【0041】一般に、この隆起により形成された制限の
位置、数、表面および形状を適合させることにより、種
々の限界条件(例えば、細片サイズの公差、材料の品質
および縁部の外観)が最適化できると言える。これらの
制限が波形により得られるとき、その摩擦力は、バネを
装填した外部シュート壁により、設定できる。これらの
帯飾りが、個々の波形を過ぎて滑るとき、これらの帯飾
り(同じサイズ)の積み重ねがこの曲面の正接に対して
垂直に案内できるように、一方に偏したファニング効果
が達成される。
【0042】好ましくは、このフィーダーシュートのう
ちこの波形と反対側の側面には、逆圧要素(特に、鋼鉄
製逆圧バネ)が設けられる。これは、これらの帯飾りが
この反対側からこの波形の谷へと押し戻される(urg
e back)という点で、このファニング効果を積極
的に支持する。
【0043】前記隆起は、上で述べた波形以外のある種
の他の様式(すなわち、例えば、ツメ、縁部、輪郭を浮
き上がらせた挿入物またはバネを装填した棚)で構成さ
れ得、それにより、このような隆起の任意の組合せは、
同様に、特定の場合における結果を最適化し得る。
【0044】本発明は、さらに、カセット(これは、帯
飾り、およびこのカセットのうち帯飾り機のフィーダー
シュートと反対側にある排出開口部用のクロージャーを
備える)を拘束するための装置に関し、これは、このク
ロージャーが、その開放作用中にて、この帯飾り機また
はフィーダーシュートとは反対側の位置で固定して配列
された受容部で収容されるように、構成されていること
を特徴とする。上で指摘したように、この装置をこのよ
うに構成することは、このカセットが、このクロージャ
ーの開放中にて、その正しい位置で拘束され、それによ
り、このカセットに対して任意の過度に正確な進入路制
御をする必要がなくなる。この装置の枠組みでも、ま
た、この開閉装置に対して、圧縮空気アクチュエータを
設けることが可能である。さらに、カセット支持体およ
びこの開閉装置ならびに圧縮空気供給源が、ベースプレ
ート上の支持アームを含む梁によって、この帯飾り機ま
たは帯飾りフィーダーと反対側に固定的に配置され得
る。このクロージャーが、このカセットの排出開口部に
て、ガイド内で延びているプッシャーであり、この開閉
装置により両側で作動可能であり、さらに特定すると、
プッシュ舌手段として構成されているとき、このプッシ
ャーは、受容部に位置づけられ、この受容部は、このベ
ースプレートに位置づけられ、そしてこのベースプレー
トは、この支持アームによって、この帯飾り機に対して
適切な位置で固定して位置づけられて、それにより、正
確に位置決めされた拘束が可能となる。
【0045】本発明は、さらに、帯飾りの積み重ねでカ
セットを満たすためのシステムに関し、ここで、これら
のカセットは、帯飾り積み重ねフィーダーによって、満
たされる。従来技術によれば、この帯飾りの積み重ね
は、依然として、手動で、フィーダーカセットに装填さ
れている。しかしながら、このことは、汚染または損傷
または適切でない位置への落下(特に、紙製バンドを解
くとき)の危険を被って、それらの結合力を損なう。本
発明において、これらのカセットの充填操作の自動化の
ためにフィーダーを設けているのは、この理由のためで
ある。この帯飾り積み重ねフィーダーにより、この帯飾
りの積み重ねを、種々の実施態様にて、上記装置へと移
動させることが可能となる。この目的のために、この帯
飾り積み重ねフィーダーは、レール上で延びているピッ
カーとして、またはピッカーを取り付けたロボットアー
ムとして構成され得、このピッカーは、帯飾り積み重ね
を自動的に取り上げ、打ち抜いて、適切なサイズに切り
取り、それをこのカセット内に置く。これらのカセット
を収容することに関連して記述されている装置は、ベー
スプレート、クロージャー装置、回転式位置合わせ支持
体、電気制御装置、圧縮空気アクチュエータおよびプッ
シュ舌手段からなり、それゆえ、また、これらのカセッ
トを帯飾りで満たすのに使用できる。
【0046】全く一般的に、本発明に従った装置用の回
転式位置合わせ支持体に代えて、また、これらのカセッ
ト用の直線状コンベア手段が使用され得ることに注目す
べきである。最も簡単な場合には、この取り外し可能カ
セットは、帯飾り機の帯飾りフィーダーシュートの上に
垂直に吊された単一ハンガーに装着され得る。
【0047】本発明は、今ここで、添付の図面を参照し
て、好ましい実施態様によって詳述される。
【0048】
【発明の実施の形態】今ここで、図1を参照すると、本
発明に従った装置が、非常に一般的に図示されている。
参照番号1は、帯飾り機に一致し、これには、帯飾りフ
ィーダーシュート2を経由して、帯飾り積み重ねが供給
される。帯飾りフィーダーシュート2の上の側方には、
ここで側面図で示した回転式位置合わせ支持体5、回転
式位置合わせ支持体5用の回転駆動装置6(これは、モ
ーター(電気モーター)4により、駆動される)が配列
されている。
【0049】この回転式位置合わせ支持体の周囲には、
帯飾り積み重ねを含む垂直カセット3が配列されてい
る。回転式位置合わせ支持体5の最外右側縁部に位置し
ているカセットは、帯飾りフィーダーシュート2の真上
に位置していて、帯飾りが帯飾りフィーダーシュート2
へと落ちて、次いで、帯飾り機1により個々に加工され
るようになる。本発明の要旨は、この非常に簡単な図か
ら既に明らかであり、すなわち、カセット3からこの帯
飾りを排出するのに機械的手段を少しも必要としないよ
うに(すなわち、この帯飾りは、単に、重力により、シ
ュート2へと落下する)、帯飾りの供給を帯飾りフィー
ダーシュート2へと給送することにある。この場合に
は、本発明に従った装置を使用しつつ、帯飾りフィーダ
ーシュート2は、ほぼ常に、操作中にて、完全に満たさ
れた状態であり、カセット3を下方へと開いたとき、こ
れらの帯飾りが傾きがないような非常に小さい距離にわ
たってのみ、落下する必要があるようにされることに注
目すべきである。
【0050】図2では、この回転式位置合わせ支持体を
より詳細に図示している図6を参照して、このような回
転式位置合わせ支持体が、いかにして、帯飾り機1に取
り付けることができるかが詳細に示されている。支持ア
ーム8は、帯飾り機1とスイベル接合されており、そし
てベースプレート7を保持している。この好ましいスイ
ベル型設計では、この帯飾り機の操作は損なわれず、ま
た、故障が起こるかまたは整備時には、ベースプレート
7は、正しい道筋から離れて旋回できる。ベースプレー
ト7には、本発明に従った装置の全ての要素が配列され
ているが、このうち、図2では、モーター4およびベル
ト駆動装置6だけが明示されており、これらによって、
このベースプレートの上面から突出しているアーバ9の
回転が可能になる。アーバ9は、回転式位置合わせ支持
体5を支持し、その接続は、例えば、取り外し可能な円
錐形嵌め込みであり得る。
【0051】図3で示すように、このベースプレート
は、部分13にて、この開閉機構を備え、これは、2部
分形状であり、その中間部では、開口部12を有し、こ
れは、操作中にて、カセットの下部および帯飾りフィー
ダーシュート2の上部を受容する。その断片図では、こ
の開閉機構は、開口部12の両側にて、2個のプッシュ
舌部10および11を有することがわかり、このカセッ
トクロージャーを開放するには、プッシャー11が関与
している。プッシャー10は、他方、このカセットクロ
ージャーの閉鎖を行う。このカセットクロージャーの開
閉動作は、図4でさらに詳細に示す。
【0052】図4は、本発明に従った装置の側面図であ
る。左側部分では、ベースプレート7には、カセット支
持体として役立つ回転式位置合わせ支持体6が回転可能
に取り付けられている。回転式位置合わせ支持体5は、
図6から明らかなように、中心マウント(指示せず)お
よび2個の周囲支持体31o(上部)および31u(下
部)からなる。その周囲では、周囲支持体31oおよび
31uの各々は、カセット3が並列して装着できるよう
に、周囲に分散されたフック14の機能を持つ。図4の
右側部分には、装着したカセット3が図示されており、
これは、位置入力手段(これは、付属物15およびピン
27を備え、このピンは、カセット3の背面にある穴を
貫通するように、バネが装填されている)によって、さ
らに拘束される。
【0053】図2で示した駆動装置によって、この回転
式位置合わせ支持体は、常に、次の満たしたカセットが
帯飾りフィーダーシュート2の上に位置するまで回転さ
れ、これは、光電セル制御装置(図示せず)によって、
達成され得る。
【0054】既に述べたように、カセット3は、図4で
は側面から見られ得るが、開口部12(これは、図3に
て、上から見ている)にある帯飾りフィーダーシュート
2の上に位置づけられている。この開閉機構を詳細に述
べる前に、まず、カセットの構造を、図5を参照して検
討する。図5では、このカセットは、三方で示されてお
り、そのうち、左上の図は、このカセットの開放部の正
面図であり、そして右上の図は、背面図である。この正
面図の下には、表図(face view)が図示され
ている。
【0055】このカセットは、2個の側壁19および2
0から本質的になり、これらは、バックプレート(指示
せず)によって、互いから特定の距離で保持されてい
る。このバックプレートの開口部を経由して、取付支柱
17o(上部)および17u(下部)が延びている。こ
の図の下に図示している表図から明らかなように、この
カセットは、それゆえ、受容シュート28を形成し、こ
こでは、これらの帯飾りを挿入して積み重ねることがで
きる。カセット3の下部排出側では、サイドプレート1
9および20の下端で両側に備えられたガイド21で延
びているプッシャー16として、カセットクロージャー
が配列されている。プッシャー16は、カセット3の排
出末端が開いてこれらの帯飾りが落ちることができるよ
うに、ガイド21にて、後方へ移動できる。この表図で
は、半開き位置が図示されている。
【0056】さらに、このカセットは、別のプッシャー
18を備え、これは、同様に、その上部で案内され、そ
れによって、このカセットは、完全に閉鎖できる。両方
のプッシャー16、18を閉じたとき、カセット3内に
含まれている帯飾りは、もはや、カセット3の位置には
関係なく、落ちることができなくなる。何故なら、その
前部は、各場合において、このサイドプレート上のノー
ズ22によって、制限されているからである。
【0057】図5で示したような閉鎖プッシャー16の
設計を心に留めておくと、今ここで、いかにして、この
開閉機構が、図4での細分化した詳細で示すように作用
するかが、よく理解できるようになる。既に指摘したよ
うに、図4は、このカセットを側面図で示しており、こ
の断片図から、この場合のクロージャー16は、左側へ
と伸長しており、すなわち、開放位置に位置していて、
それは、受容部29に位置しており、この場合、帯飾り
フィーダーシュート2に対して、正確に中心を合わせれ
らた位置に置かれることが明らかである。この正確なセ
ンタリングは、ベースプレート7に対して固定的に配列
された受容部29から起こり、このベースプレートは、
順に、帯飾り機1に固定され、それにより、同様に、帯
飾りフィーダーシュート2に対して、正確に配置され
る。それゆえ、プッシュ舌部11(これは、図4では、
側面から見ている)により、プッシャー16を受容部2
9へと導入したとき、このカセットは、常に、帯飾りフ
ィーダーシュート2に対して、正しい位置で拘束され
る。これにより、カセットの進入路に対して、正確に位
置決めする(すなわち、回転式位置合わせ支持体5の回
転運動)必要がなくなり、カセット3の正確な配置が、
常に自動的に保証される。
【0058】プッシャー16を開放するために設けられ
たプッシュ舌部11と同様に、また、その反対側では、
プッシュ舌部10が配列されており、これは、右側へと
伸長すると、カセット3に対する停止閉鎖位置にて、プ
ッシャー16を位置決めする。これらの2個のクロージ
ャー舌部10、11は、非常に迅速に移動する必要があ
り、このために、それらは、圧縮空気で動かされてい
る。各個の圧縮空気ラインおよび各場合でのモーター4
用の電源ケーブルも、同様に、ベースプレート7または
その中に嵌め込まれている。
【0059】従って、帯飾りで満たしたカセット3を、
回転式位置合わせ支持体5の位置合わせによって、帯飾
りフィーダーシュート2の上に配置するとき、舌部11
は、帯飾りがカセット3からフィーダーシュート2へと
落ちることができるように、急激に、クロージャー16
を左側に押して、適切な位置に跳ね戻す。カセット3が
空になると、一定時間後、舌部10は、クロージャー1
6を閉鎖位置へと押し戻し、そして回転式位置合わせ支
持体5は、帯飾りが満たされたカセット3がフィーダー
シュート2の上に再度配置されるまで、さらに回転す
る。それを開くと、すなわち、新たなカセットをプッシ
ャー16により左側へと移動した後、プッシャー16
は、受容部29により受容されて拘束され、それによ
り、フィーダーシュート2の上に正確に配置されたカセ
ット3を中心に位置づける。
【0060】図7および8では、帯飾りの積み重ねでカ
セットを満たすための本発明に従ったシステムの2つの
実施態様が図示されている。図7の右側は、その上に回
転式位置合わせ支持体5を取り付けた帯飾り機1の上か
ら見た図である。その左側に示す傾けた図では、いかに
して、帯飾りの積み重ね24が、回転式位置合わせ支持
体5へとレール23上を動くピッカー25により、カセ
ット3へと導入されるかが明らかであり、それにより、
これらの帯飾りの手動給送が省かれ潜在的な損傷が未然
に防がれる。
【0061】図8は、さらに別の自動化充填手段を図示
しており、ここで、ピッカー30は、ロボットアーム2
6に配列されている。ピッカー30はまた、これらの帯
飾りを、積み重ねごとに、回転式位置合わせ支持体5へ
と給送する。
【0062】図9では、最後に、本発明のさらに別の局
面、すなわち、図1で既に原理的に図示しているよう
に、その上部で曲げられた帯飾りフィーダーシュート2
の好ましい実施態様が図示されている。現在市場に出て
いる一部の高速包装機は、その下部で傾斜して配向され
た帯飾りフィーダーシュートを備える。その垂直に配列
されたカセットを備えた本発明がこれらの包装機と共に
使用できるためには、これらのシュートは、それらの上
部にて、その垂直線に対して曲げた形状にする必要があ
る。カセット3の下にあるこのような帯飾りフィーダー
シュート2の1個が、その垂直線に対して曲げられた上
方シュート部45および傾斜した直線状の下方シュート
部43を備えることは、図9から明らかである。
【0063】上方シュート部45の頂部にある帯飾り
が、下方シュート部43にあるように傾いて位置するの
を防止するために、左外側、すなわち、図9のシュート
の曲がりが少ない側には、ファニング手段が適用され
る。一例として、図9では、上方シュート部45および
その僅かに下に図示されている波形44に、ツメ42が
示されている。
【0064】このシュート内に突き出ているツメ42の
ため、および波形44の稜46のために、これらの帯飾
りは、図示しているように、このシュートのこの側(す
なわち、具体的に現れている角度を付けた空の区域4
1)にて、扇形に広がる。
【0065】このファニング効果は、特に強調すべき2
つの利点がある。1つは、これらの帯飾りが、曲がった
上方シュート部45の頂部にて、それらの実質的に垂直
な位置を保持しており、その結果、この実質的に水平な
位置でカセットから落下する帯飾りが、帯飾りフィーダ
ーシュート2での積み重ねの同様に水平に位置している
上部へと落ちて、それにより、この包装機の捩れ、中断
および休止時間が回避できるようになることである。第
二の利点は、上方シュート部45にある帯飾りの積み重
ねを扇形にしつつ、これらの帯飾りが下方へ前進するの
で、同時に、分離効果(singling effec
t)が具体的に現れて、その結果、一時的に分離されて
いる帯飾りが得られることである。それゆえ、共にくっ
ついている任意の帯飾りは、互いから分離でき、この包
装機の滑らかで故障のない操作が保証される。
【0066】これらの帯飾りの実施態様および特定の特
徴に依存して、波形44およびツメ42は、単独または
複数で使用され得、あるいは単独で順々に配置され得、
それにより、それらの任意の組合せもまた、可能とな
る。
【0067】さらに好ましい効果を得るためにファニン
グまたは分離を高めるために、上方シュート部45の内
側(すなわち、より大きく曲げられた側)には、逆圧要
素が適用され、これらは、3個の単一の円形鋼鉄製バネ
48として、図9で示されている。これらの鋼鉄製バネ
48が加える軽いバネ圧により、これらの帯飾りは、そ
の反対側で、波形44の谷へと押し戻されて、この分離
効果を促進する。
【0068】図示した帯飾りフィーダーシュートのこの
ような実施態様では、本発明は、また、傾斜している帯
飾りフィーダーを有する包装機と共に、普遍的な用途が
ある。
【0069】本発明は、帯飾り取扱装置に関し、これ
は、帯飾り機に帯飾りを供給するために配列された少な
くとも1個のカセット、各カセットの排出末端用のクロ
ージャー、およびカセット支持体を備え、ここで、各カ
セットは、このカセット支持体にて、実質的に垂直に配
列されており、そしてこの帯飾り機の帯飾りフィーダー
シュートの上に配置可能である。さらに、本発明は、帯
飾り機の帯飾りフィーダーシュートに対して帯飾りを含
むカセットを拘束するための装置に関し、この装置は、
このカセット(3)の排出開口部用のクロージャーを有
し、ここで、このクロージャーは、その開放操作中に
て、この帯飾り機または帯飾りフィーダーシュートに対
して定位置で配列された受容部に収容されるように、構
成されている。本発明は、さらに、カセットを帯飾りの
積み重ねで満たすためのシステムに関し、ここで、この
カセットは、帯飾り積み重ねフィーダーによって、満た
される。
【発明の効果】本発明によれば、帯飾りを取り扱う装置
またはシステムであって、従来のシステムの欠点を克服
する装置またはシステムが提供される。さらに特定する
と、本発明によって、これらの帯飾りを引き続いて案内
する簡単かつ正確な手段が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、帯飾り機において帯飾りを取り扱うた
めの装置の一般化した図である。
【図2】図2は、本発明に従った装置を取り付けるため
に帯飾り機に固定された梁の側面図である。
【図3】図3は、帯飾りカセット用の開閉機構を示す図
2の梁の平面図である。
【図4】図4は、本発明に従った装置の側面図である。
【図5】図5は、本発明に従った装置用のカセットを三
方から見た図である。
【図6】図6は、本発明に従った装置用のカセット回転
式位置合わせ支持体の側面図および平面図である。
【図7】図7は、レール上で延びているピッカーを備え
る自動帯飾り積み重ねフィーダーの図である。
【図8】図8は、ロボットアームを備える自動帯飾り積
み重ねフィーダーの図である。
【図9】図9は、ファニング手段を備える帯飾り積み重
ねフィーダーの図である。
【符号の説明】
1 帯飾り機 2 帯飾りフィーダーシュート 3 カセット 5 カセット支持体 16 クロージャー
フロントページの続き (71)出願人 591059700 ALSTERUFER 4,20354 HA MBURG,GERMANY (72)発明者 トーマス ユング ドイツ国 95448 バイロイト, ゴット フリード ゼンパー ベーク 10 (72)発明者 ロルフ クランプ ドイツ国 22926 アーレンスブルグ, リリアンベーク 26 (72)発明者 ノーベルト シュルテ ドイツ国 95448 バイロイト, シュト ゥックベルガーシュトラーセ 11シー (72)発明者 ボルフガング ブルフ ドイツ国 95500 ハイナースロイト, アム ホプフェンベルグ 32 (72)発明者 ヘイコ ハートリッヒ ドイツ国 95445 バイロイト, ボーデ ンゼアリング 68

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯飾り取扱装置であって、該装置は、帯
    飾り機(1)に帯飾り(「スタンプ」)を供給するよう
    に配列された少なくとも1個のカセット(3)、各カセ
    ット(3)の排出末端用のクロージャー(16)、およ
    びカセット支持体(5)を備え、ここで、各カセット
    (3)は、該カセット支持体(5)にて、実質的に垂直
    に配列されており、そして該帯飾り機(1)の帯飾りフ
    ィーダーシュート(2)の上に配置可能である、帯飾り
    取扱装置。
  2. 【請求項2】 各カセット(3)が、そのカセット支持
    体(5)から取り外し可能であり、そして1つの積み重
    ねの帯飾りだけを収容するシュート(28)を備える、
    請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記カセット支持体(5)が、前記帯飾
    り機(1)から取り外し可能な回転式位置合わせ支持体
    であり、前記カセット(3)が周囲に配列されている垂
    直回転軸を有する、請求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記クロージャー(16)が、開放中に
    て、前記帯飾り機(1)または前記帯飾りフィーダーシ
    ュート(2)に対して適切な位置で固定して配列された
    受容部(29)により収容されるように、位置調節可能
    に配列されている、請求項1〜3のいずれかに記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 前記クロージャー(16)が、前記カセ
    ット(3)の前記排出末端にて、ガイド(21)内で延
    びているプッシャーであり、開閉装置(10、11)に
    より両側で作動可能であり、該開閉装置が、さらに特定
    すると、プッシュ舌手段として構成されている、請求項
    4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記開閉装置(10、11)に、圧縮空
    気アクチュエータが設けられている、請求項4または5
    に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記装置の前記カセット支持体(5)お
    よび全ての重要部品、例えば、前記回転式位置合わせ支
    持体(5)用の回転駆動装置(6)、電源および圧縮空
    気供給源ならびに制御装置が、ベースプレート(7)上
    の支持アーム(8)を含む梁によって、前記帯飾り機
    (1)に取り付けられている、請求項1〜6のいずれか
    に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記カセット支持体が、各カセット
    (3)に対して固定可能および解放可能なロッキング手
    段(15、27)を備える、請求項1〜7のいずれかに
    記載の装置。
  9. 【請求項9】 各カセット(3)が、さらに、該カセッ
    ト(3)のうち前記排出末端の反対側の末端用のクロー
    ジャー(18)を備える、請求項1〜8のいずれかに記
    載の装置。
  10. 【請求項10】 前記帯飾りフィーダーシュート(2)
    が、下方傾斜シュート部(43)および上方シュート部
    (45)を備え、該上方シュート部が、前記垂直線の方
    へ曲げられており、前記帯飾りの積み重ねを扇形にする
    ために、該上方シュート部(45)のより曲がっていな
    い方の側の領域にて、ファニング手段(42、44)が
    設けられている、請求項1〜9のいずれかに記載の装
    置。
  11. 【請求項11】 前記ファニング手段(42、44)
    が、前記フィーダーシュート(2)へと突き出ている隆
    起により構成されている、請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記隆起が、波形(44)であり、さ
    らに特定すると、順々に互いから離れて間隔を開けて配
    列された数個の波形の稜および谷を有する、請求項11
    に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記フィーダーシュート(2)のうち
    前記波形(44)と反対側の側面にて、逆圧要素(4
    8)、さらに特定すると、鋼鉄製逆圧バネが配列されて
    いる、請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記隆起が、ツメ(42)、縁部、輪
    郭を浮き上がらせた挿入物またはバネを装填した棚であ
    る、請求項11に記載の装置。
  15. 【請求項15】 帯飾り機(1)のフィーダーシュート
    (2)と反対側に帯飾りを含むカセット(3)を拘束す
    るための装置であって、該装置は、カセット(3)の排
    出開口部用のクロージャー(16)を備え、ここで、該
    クロージャーは、その開放操作中にて、該帯飾り機
    (1)または帯飾りフィーダーシュート(2)に対して
    定位置で配列された受容部(29)に収容されるよう
    に、構成されている、装置。
  16. 【請求項16】 前記クロージャー(16)が、前記カ
    セットの前記排出開口部にて、ガイド(21)内で延び
    ているプッシャーであり、開閉装置(10、11)によ
    り、両側で作動可能であり、該開閉装置が、さらに特定
    すると、プッシュ舌手段として構成されている、請求項
    15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記開閉装置(10、11)に、圧縮
    空気アクチュエータが設けられている、請求項15また
    は16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 カセット支持体(5)および前記開閉
    装置素(10、11)ならびに圧縮空気力供給源が、ベ
    ースプレート(7)上の支持アーム(8)を含む梁によ
    って、前記帯飾り機(1)に対して適切な位置で固定し
    て取り付けられている、請求項15〜17のいずれかに
    記載の装置。
  19. 【請求項19】 カセット(3)を帯飾りの積み重ね
    (24)で満たすためのシステムであって、ここで、該
    カセットは、帯飾り積み重ねフィーダー(23、25、
    26)によって満たされる、システム。
  20. 【請求項20】 前記帯飾り積み重ねフィーダー(2
    3、25、26)が、該帯飾りの積み重ね(24)を、
    請求項1〜9のいずれかに記載の装置へと移動する、請
    求項19に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 前記帯飾り積み重ねフィーダーが、レ
    ール(23)上を動くピッカー(25)である、請求項
    19または20に記載のシステム。
  22. 【請求項22】 前記帯飾り積み重ねフィーダーが、ピ
    ッカー(30)を取り付けたロボットアーム(26)で
    ある、請求項19または20に記載のシステム。
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