JP2001018927A - 硬貨包装機 - Google Patents

硬貨包装機

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JP2001018927A
JP2001018927A JP11188266A JP18826699A JP2001018927A JP 2001018927 A JP2001018927 A JP 2001018927A JP 11188266 A JP11188266 A JP 11188266A JP 18826699 A JP18826699 A JP 18826699A JP 2001018927 A JP2001018927 A JP 2001018927A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積硬貨の搬送時及び包装時における硬貨崩
れを確実に検出して、硬貨崩れを生じた集積硬貨の包装
を防止する。 【解決手段】 集積部14にて集積された集積硬貨を支
持する硬貨受け31を移動させる硬貨受け移動機構32
によって集積部14から包装部17へ搬送されて包装部
17の包装ローラ39によって包装される集積硬貨の最
上部までの距離を検出する距離センサ51を設ける。集
積部14から包装部17へ搬送されて包装部17にて包
装される集積硬貨の最上部までの適正な距離のデータが
時系列的に基準データとして予め記憶されているメモリ
と、メモリに記憶されている基準データと距離センサ5
1からの検出データとを比較して、集積部14から包装
部17へ搬送されて包装部17にて包装される集積硬貨
の過不足を監視する制御部とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投入された硬貨を
所定枚数毎に集積して包装する硬貨包装機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、硬貨の崩れを検出する機能を
有する硬貨包装機として、特開平10−24909号公
報に示すものが知られている。ここで、この硬貨包装機
について説明する。この装置は、回転円盤にバラ硬貨が
投入されると、この回転円盤より硬貨が一枚ずつ硬貨通
路に送り出され、このとき硬貨通路に設けられた硬貨判
別部にて、搬送される硬貨の真偽および、金種が判別さ
れるようになっている。
【0003】その後、硬貨通路を経由した硬貨は、集積
部に供給され、この集積部の集積ドラム間にて一枚ずつ
積み重ねられる。集積部の集積ドラム間に、上下方向に
積み重ねられた集積硬貨は、その下方の硬貨受けに受け
渡され、この硬貨受けが下降することにより、集積硬貨
は、集積部の下方に設けられた包装部に搬送されるよう
になっている。
【0004】そして、この装置には、硬貨受けを上下に
移動させる揺動アームの揺動軸に、ロータリーエンコー
ダが配置されており、また、集積部の下方に、集積硬貨
の移動経路を挟んで水平に対向するフォトセンサが配置
されている。つまり、集積硬貨の集積部から包装部への
搬送が開始されると、集積硬貨によって遮光されてフォ
トセンサがOFFとなり、集積硬貨が通過しきった時点
でONとなるまでの間におけるロータリーエンコーダか
ら出力されるパルス数に基づいて、集積硬貨に過不足が
あるか否かを判別するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記装
置は、フォトセンサがOFFとなってからONとなるま
でのロータリーエンコーダのパルス数のみで集積硬貨の
過不足を判別しているため、フォトセンサを通過した後
に、集積硬貨の硬貨崩れが発生した場合であっても、過
不足のない集積硬貨が搬送されたと判断して、包装部に
て包装動作が行われてしまうという問題があった。
【0006】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、集積硬貨の搬送時及び包装時における硬貨崩れを
確実に検出して、硬貨崩れを生じた集積硬貨の包装を防
止することができる硬貨包装機を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の硬貨包装機は、所定枚数の硬貨を集
積させる集積部と、該集積部にて集積された硬貨を搬送
する搬送手段と、該搬送手段によって搬送される集積硬
貨の周囲に包装紙を巻回して包装する包装部とを有する
硬貨包装機において、前記包装部に搬送されて包装され
る前記集積硬貨の最上部までの距離を検出する距離検出
手段と、前記包装部における集積硬貨の最上部までの適
正な距離のデータが基準データとして予め記憶されてい
る記憶手段と、該記憶手段に記憶されている基準データ
と前記距離検出手段からの検出データとを比較して、前
記包装部にて包装される集積硬貨の過不足を監視する制
御手段とを有することを特徴としている。
【0008】このように、距離検出手段からの検出デー
タと記憶手段に予め記憶されている基準データとを比較
することにより、包装部にて包装される集積硬貨の過不
足を監視するもの、つまり、集積硬貨の過不足を包装部
にて監視するものであるので、過不足なく正常に集積さ
れた集積硬貨を確実に包装することができる。すなわ
ち、包装部までの搬送動作中や包装部における包装動作
中における硬貨の崩れ等による過不足、特に不足を検出
して、過不足状態の集積硬貨の包装を未然に防ぐことが
できる。
【0009】請求項2記載の硬貨包装機は、所定枚数の
硬貨を集積させる集積部と、該集積部にて集積された硬
貨を搬送する搬送手段と、該搬送手段によって搬送され
る集積硬貨の周囲に包装紙を巻回して包装する包装部と
を有する硬貨包装機において、前記搬送手段によって前
記集積部から前記包装部までの間を搬送される集積硬貨
の最上部までの距離を検出する距離検出手段と、前記集
積部から前記包装部までの間を搬送される集積硬貨の最
上部までの適正な距離のデータが基準データとして予め
記憶されている記憶手段と、該記憶手段に記憶されてい
る基準データと前記距離検出手段からの検出データとを
比較して、前記搬送手段によって搬送される集積硬貨の
過不足を監視する制御手段とを有することを特徴として
いる。
【0010】このように、距離検出手段からの検出デー
タと記憶手段に予め記憶されている基準データとを比較
することにより、集積部から包装部まで搬送される集積
硬貨の過不足を監視するもの、つまり、集積硬貨の過不
足を包装部へ搬送されるまで監視するものであるので、
過不足なく正常に集積された集積硬貨を包装部に配設し
て包装させることができる。すなわち、包装部までの搬
送動作中における硬貨の崩れ等による過不足、特に不足
を検出して、過不足状態の集積硬貨の包装を未然に防ぐ
ことができる。
【0011】請求項3記載の硬貨包装機は、所定枚数の
硬貨を集積させる集積部と、該集積部にて集積された硬
貨を搬送する搬送手段と、該搬送手段によって搬送され
る集積硬貨の周囲に包装紙を巻回して包装する包装部と
を有する硬貨包装機において、前記搬送手段によって前
記集積部から前記包装部へ搬送されて前記包装部にて包
装される前記集積硬貨の最上部までの距離を検出する距
離検出手段と、前記集積部から前記包装部へ搬送されて
前記包装部にて包装される集積硬貨の最上部までの適正
な距離のデータが基準データとして予め記憶されている
記憶手段と、該記憶手段に記憶されている基準データと
前記距離検出手段からの検出データとを比較して、前記
集積部から前記包装部へ搬送されて前記包装部にて包装
される集積硬貨の過不足を監視する制御手段とを有する
ことを特徴としている。
【0012】すなわち、距離検出手段からの検出データ
と記憶手段に予め記憶されている基準データとを比較す
ることにより、集積部から包装部まで搬送されさらに包
装部にて包装される集積硬貨の過不足を監視するもの、
つまり、集積硬貨の過不足を、包装部へ搬送されるまで
監視し、さらに包装部においても監視するものであるの
で、過不足なく正常に集積された集積硬貨を包装部に配
設して包装させることができる。すなわち、包装部まで
の搬送動作中及び包装部における包装動作中における硬
貨の崩れ等による過不足、特に不足を検出して、過不足
状態の集積硬貨の包装を未然に防ぐことができる。
【0013】請求項4記載の硬貨包装機は、請求項1〜
3のいずれか1項記載の硬貨包装機において、前記記憶
手段には、前記集積部にて集積される最上部の硬貨の適
正高さの範囲のデータが基準データとして予め記憶さ
れ、前記距離検出手段は、前記集積部にて集積される硬
貨の最上部までの距離を検出してなり、前記制御手段
は、前記記憶手段に記憶されている基準データと前記距
離検出手段からの検出データとを比較して、前記集積部
にて集積される最上部の硬貨の高さを前記適正高さの範
囲内に配設すべく、前記集積部の駆動手段を制御するこ
とを特徴としている。
【0014】このように、集積部における硬貨の集積動
作中に、その集積される最上部の硬貨までの距離が適正
高さ範囲に収まるように、集積部の駆動手段の駆動が制
御されるので、集積部にて集積される硬貨の高さを常に
適正な高さにすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る硬貨包装機の
実施の形態について、図面を参照して説明する。図1に
示すように、実施の形態に係る硬貨包装機は、投入され
たバラ硬貨を一枚ずつ分離して繰り出す分離繰出部11
と、該分離繰出部11で一枚ずつ分離されて繰り出され
た硬貨を搬送する搬送部12と、該搬送部12に設けら
れて包装する金種の硬貨を判別および計数する判別計数
部(図示略)と、該判別計数部で判別・計数された硬貨
を所定枚数のみ後述する集積部14に搬送させるため所
定枚数を越える硬貨の移動を規制するストッパ(図示
略)と、搬送部12の終端部に配置され、判別・計数さ
れた所定枚数の硬貨を集積して柱状の集積硬貨を形成す
る集積部14と、集積硬貨の周面に包装紙16を巻回し
てその両端を加締めることにより包装硬貨を形成する包
装部17と、集積部14で形成された集積硬貨を包装部
17に向け搬送する硬貨移動部18とを有している。
【0016】分離繰出部11は、バラ硬貨が一括して投
入される回転円盤20と、該回転円盤20の周縁部に配
置された図示せぬガイド部材とを有しており、ガイド部
材には、硬貨の一枚のみが通過可能な開口部が形成され
ていて、この開口部を介して回転円盤20と搬送部12
とが連通している。これにより、回転円盤20が回転す
ることによりその遠心力で硬貨がガイド部材で一枚ずつ
に分離されて搬送部12に繰り出されるようになってい
る。
【0017】搬送部12は、分離繰出部11から繰り出
された硬貨の移動を案内する搬送路21と、該搬送路2
1に繰り出された硬貨を該搬送路21に沿って移動させ
る搬送ベルト22とで構成されている。判別計数部は、
搬送部12にて搬送される硬貨が包装する金種のもので
あるか否かを判別する判別センサと搬送部12にて搬送
される硬貨を計数する計数センサとを具備し、包装する
金種以外の異種硬貨や偽硬貨を排除するとともに、設定
された金種の硬貨のみを計数センサによって計数するよ
うになっている。つまり、判別計数部によって硬貨の金
種及び真偽が鑑別され、異金種や偽と鑑別された硬貨は
リジェクト口(図示略)へ、真と鑑別された硬貨は、集
積部14へと搬送されるようになっている。
【0018】集積部14は、上下方向にそれぞれ軸線を
配置して設けられるとともに螺旋状の突起部27をそれ
ぞれ有する一対の集積ドラム28,28と、これら集積
ドラム28,28の間位置の後側に鉛直立設されて突起
部27の傾斜による硬貨の移動を規制する図示せぬ後側
規制板と、該後側規制板に集積ドラム28,28の間位
置を介して対向配置された図示せぬ前側規制板と、集積
ドラム28,28の直下に開閉自在に設けられたシャッ
タ29とを有している。
【0019】集積ドラム28,28は、相互の突起部2
7,27の高さ位置を一致させた状態で、搬送路21か
らの硬貨の供給に同期させて、互いに反対方向に間欠的
に回転駆動させられるようになっている。
【0020】これにより、搬送部12を通じて供給され
た硬貨が、前側規制板および後側規制板で前後方向の移
動が規制された状態で、集積ドラム28,28の突起部
27,27に乗せられて一段下降させられ、その後に供
給された硬貨が先の硬貨の上に積み重ねられる結果、こ
れら集積ドラム28,28間および前後の規制板間に、
複数の硬貨が上下方向にほぼ同軸をなして積み重ね状態
に集積され、集積硬貨が形成されるようになっている。
そして、集積ドラム28,28の突起部27,27の回
転で、突起部27,27に支持されて下降する集積硬貨
は、突起部27,27が集積硬貨から外れるとシャッタ
29に受け渡される。
【0021】硬貨移動部18は、集積部14の下側にお
いて上下方向に移動自在に配され、集積部14のシャッ
タ29から受け取った集積硬貨を、水平延在する上面に
おいて下方から支持する硬貨受け31と、該硬貨受け3
1を、集積部14から集積硬貨を受け取る待機位置、包
装部17による包装作業が実施される包装位置および包
装位置の下方の退避位置の間で移動させる硬貨受け移動
機構(搬送手段)32とを具備している。
【0022】ここで、集積部14のシャッタ29は、閉
状態でその上に載置させていた集積硬貨を、硬貨受け3
1が待機位置に位置した時点で開作動することにより該
硬貨受け31に受け渡すようになっている。
【0023】硬貨受け移動機構32は、集積部14の下
方であって包装部17の近傍に鉛直方向に立設された支
持棒33に沿って鉛直上下に移動可能とされるとともに
先端上側に前記硬貨受け31がその軸線を鉛直上下に沿
わせて設けられた支持アーム34と、該支持アーム34
を上下に移動させるカムモータ(図示略)とを具備して
いる。そして、硬貨受け移動機構32は、硬貨受け31
に集積硬貨が受け渡された状態で支持アーム34を支軸
33に沿って下降させることにより該集積硬貨を集積部
14から包装部17に向けて搬送する。
【0024】包装部17は、集積部14の下方位置に配
置されており、包装位置に位置された硬貨受け31に支
持された集積硬貨の周囲に包装紙16を供給して巻回す
る包装機構37と、包装された包装紙16を集積硬貨の
上下端縁において加締める加締機構38とを具備してい
る。
【0025】包装機構37は、硬貨受け移動機構32の
作動によって、集積部14から包装部17に移動させら
れ包装位置に位置された集積硬貨を半径方向から挟持す
る複数例えば3本の平行な包装ローラ39,39,39
を具備している。
【0026】また、包装機構37には、包装ローラ3
9,39,39と集積硬貨との間に包装紙16を繰り出
す駆動ローラ40a及び従動ローラ40bからなる包装
紙供給ローラ40と、包装紙供給ローラ40と包装ロー
ラ39,39,39との間に配置され、包装紙供給ロー
ラ40から適切な長さ分(例えば集積硬貨の周面の約2
巻き分)の包装紙16が繰り出されたところで該包装紙
16を切断するカッタ41とが設けられている。
【0027】ここで、硬貨受け31で支持されて包装ロ
ーラ39,39,39の間に配置された集積硬貨は、互
いに近接する包装ローラ39,39,39で挟持される
ことになるが、この挟持時に包装紙供給ローラ40から
繰り出された包装紙16も包装ローラ39,39,39
と集積硬貨との間に挟持されることになり、この状態
で、包装ローラ39,39,39が回転することによ
り、包装紙供給ローラ40から繰り出された包装紙16
が該集積硬貨の円筒面側の周囲に巻回される。なお、こ
の包装紙16は集積硬貨に巻回された状態で該集積硬貨
から上下両端部が突出するようにその幅が集積硬貨の高
さより広い寸法とされている。
【0028】加締機構38は、硬貨受け31で支持され
た状態の集積硬貨が包装ローラ39,39,39の間に
挟持されその周囲に包装紙16が巻回された状態で、該
集積硬貨に上下方向から近接させられることにより、包
装紙16の上下端部を加締める一対の加締爪43,44
を具備している。これら加締爪43,44は支持アーム
34を上下に移動させるカムモータで駆動されて相互に
近接・離間するよう上下動するもので、包装ローラ3
9,39,39に対し横方向にも近接離間可能とされて
いる。
【0029】上記のように構成された硬貨包装機には、
図2に示すように、その集積部14を構成する集積ドラ
ム28,28間における上方位置に、距離センサ(距離
検出手段)51が設けられている。この距離センサ51
は、集積部14、集積部14と包装部17との間及び包
装部17において、集積される硬貨及び集積されて搬送
されさらに包装される集積硬貨Sの最上部の硬貨までの
距離を検出するものである。
【0030】この距離センサ51は、図3に示すよう
に、制御部(制御手段)52に接続されており、この距
離センサ51からの検出データは、時系列信号として、
制御部52へ出力されるようになっている。制御部52
には、メモリ(記憶手段)53が接続されており、制御
部52は、このメモリ53に予め時系列的に記憶されて
いる基準データを引き出し、この引き出した基準データ
と距離センサ51からの検出データとを比較するように
なっている。
【0031】そして、この検出データと基準データとか
ら、集積硬貨Sに異常があると判断した場合には、警報
部54へ警報信号を出力し、この警報部54から警報を
出力させるようになっている。なお、図3中符号55
は、集積部14の集積ドラム28を回転駆動させる駆動
部(駆動手段)である。
【0032】次に、上記構成の硬貨包装機の動作を説明
する。上述したように、ホッパーに投入された硬貨は、
回転円盤20上に送り込まれ、回転円盤20が回転する
ことにょってその外周に設けられた搬送部12へ送り込
まれ、一枚ずつ搬送される。搬送された硬貨は、集積ド
ラム28,28の螺旋状の突起27,27に一枚ずつ支
持されるとともに、集積ドラム28,28が回動するこ
とによって、突起27,27に支持された硬貨が所定位
置まで下方に下降され、次に搬送される硬貨の受け入れ
体制にはいる。
【0033】そして、所定枚数集積された集積硬貨S
は、集積ドラム28,28が一回転することによって、
その下方に位置するシャッタ29上に移動される。集積
部14に所定枚数集積された集積硬貨Sは、シャッタ2
9が開かれることにより、その下方に配置された硬貨受
け31に受け渡される。その後、硬貨受け31は、支持
棒33に沿って支持アーム34とともに下降し、包装部
17へ搬送される。
【0034】集積硬貨Sが包装部17へ送られると、包
装紙供給ローラ40によって、包装紙16が繰り出され
る。そして、集積硬貨Sと包装ローラ39,39,39
との間に包装紙16の先端が送り込まれた時点から、包
装ローラ39,39,39は、集積硬貨Sを挟みながら
同一方向に回転する。所定量の包装紙16が包装紙供給
ローラ40によって繰り出されると、包装紙供給ローラ
40が停止し、回転を続ける包装ローラ39,39,3
9と停止した包装紙供給ローラ40の間で包装紙16が
緊張状態に引っ張られることで、カッタ41に押し付け
られて切断される。そして、包装ローラ39,39,3
9が回転を続けることにより、集積硬貨Sの周りに包装
紙16が巻き付けられる。
【0035】その後、集積硬貨Sに巻き回された包装紙
16の上下端部の加締め動作が行われる。つまり、包装
紙16が巻き回された状態の集積硬貨Sが引き続き回転
された状態に維持され、この状態にて、上下の加締爪4
3,44が集積硬貨S方向へ移動され、これにより、こ
れら加締爪43,44によって集積硬貨Sに巻き回され
ている包装紙16の上下端部が加締められる。
【0036】このように動作する上記硬貨包装機では、
距離センサ51からの検出データに基づいて、制御部5
2が次のように集積硬貨Sを監視するようになってい
る。ここで、上記のように、集積部14における硬貨の
集積動作、硬貨受け31による集積硬貨Sの搬送動作及
び包装部17における集積硬貨Sの包装動作が行われる
際の距離センサ51の検出データは、図4に示すように
なる。
【0037】なお、図4において、(a)で示す範囲
は、集積部14において硬貨が集積されている際の、距
離センサ51からの検出データであり、(b)で示す範
囲は、硬貨受け31によって集積硬貨Sが集積部14か
ら包装部17へ搬送される際の、距離センサ51からの
検出データであり、(c)で示す範囲は、包装部17に
て集積硬貨Sが包装紙16によって包装される際の、距
離センサ51からの検出データである。
【0038】また、図5に示すものは、図4(a)にて
示した集積部14にて硬貨が集積される際の距離センサ
51からの検出データを詳細に示したものである。つま
り、図4及び図5に示すように、距離センサ51の検出
データは、正常時には、次のようになる。まず、集積動
作時(a)では、硬貨が一枚ずつ集積されて、その度
に、集積ドラム28が回動して硬貨が下方へ所定距離だ
け下降されるため、一定の波形となり、その波形の下端
が最上部の硬貨までの距離となっている。
【0039】なお、ここで、1枚目の硬貨は、2枚目の
硬貨が受け取る際の高さより高め(距離センサ51によ
り検出される距離が短くなる方向)に設定されている。
これは、最初の1枚目の硬貨以外は集積ドラム28,2
8間に硬貨が載置されており、既に載置されている硬貨
の上面がガイド的な役目となり、搬送されてきた硬貨の
先端を持ち上げることとなるが、1枚目の硬貨はガイド
的な役目の硬貨が存在しないため、予め硬貨が受け渡さ
れる時の硬貨受け31の距離を高くしており、硬貨受け
31がガイド的な役目をするようになっているからであ
る。
【0040】次いで、搬送動作時(b)では、集積硬貨
Sが集積部14から包装部17へ搬送されて、距離セン
サ51からの距離が次第に遠くなるため、次第に距離が
大きくなるように傾斜した検出データとなる。なお、搬
送開始時付近及び搬送終了時付近は、搬送の加減速のた
め、距離センサ51からの検出データが曲線となる。そ
して、この範囲の検出データは、硬貨受け31を駆動さ
せるコンベア−カムのカム曲線と相似形である。その
後、包装動作時(c)では、集積硬貨Sは回転されて包
装紙16が巻き付けられる動作のため、距離センサ51
からの距離は変化せず、したがって、一定となる。
【0041】(1)集積部14における硬貨の集積動作
時の監視 集積部14を構成する集積ドラム28,28同士の間に
搬送部12から硬貨が送り込まれて、集積ドラム28,
28の突起27,27によって硬貨が支持されると、距
離センサ51によって集積ドラム28,28の突起2
7,27によって支持された硬貨までの距離が検出さ
れ、その検出データが制御部52へ出力される。
【0042】制御部52は、メモリ53に予め記憶され
ている基準データを引き出し、この基準データと距離セ
ンサ51からの検出データとを比較する。ここで、この
ときの基準データとは、図6に示すように、搬送部12
から送り込まれて集積される硬貨までの距離の適正範
囲、つまり、閾値L、Hによって区切られた硬貨の適正
高さの範囲であり、距離センサ51からの検出データが
閾値L、Hの範囲内に入っている場合は、硬貨の高さが
適正であると判断されるようになっている。なお、1枚
目の硬貨は、前述したように、硬貨受け31を高めに配
置させてガイド的な役目をさせているため、距離センサ
51からの距離が短くなる。このため、1枚目の硬貨に
ついての検出データは、基準データと比較しない。
【0043】そして、距離センサ51から集積される最
上部の硬貨までの距離が短く、閾値L、Hの範囲外であ
る場合(図6においてHラインの下側の場合)は、硬貨
の高さが高すぎると判断される。また、距離センサ51
から集積される最上部の硬貨までの距離が長く、閾値
L、Hの範囲外である場合(図6においてLラインの上
側の場合)は、硬貨の高さが低すぎると判断される。
【0044】そして、このように、集積される最上部の
硬貨までの距離が閾値L、Hの範囲外である場合、制御
部52は、駆動部55へ制御信号を出力して集積ドラム
28の回転量を補正する。つまり、集積される最上部の
硬貨までの距離が閾値L、Hの範囲内に入るように、集
積ドラム28が回転される。
【0045】なお、集積ドラム28を回転させる駆動部
55のモータとして、パルスモータを用いた場合は、パ
ルス数の増減を行って集積ドラム28の回転量の調整を
行う。つまり、距離センサ51から集積される最上部の
硬貨までの距離が短いと判断された場合は、集積ドラム
28のモータへのパルス数を増加させ、長いと判断され
た場合は、パルス数を減少させる。
【0046】(2)硬貨受け31による集積部14から
包装部17までの搬送動作時の監視 集積部14にて集積された集積硬貨Sが、硬貨受け31
に受け渡されてこの硬貨受け31とともに硬貨受け移動
機構32によって包装部17へ搬送される際の集積硬貨
Sの最上部の硬貨までの距離が距離センサ51によって
検出され、その検出データが制御部52に出力される。
【0047】制御部52は、メモリ53に予め記憶され
ている基準データを引き出し、この基準データと距離セ
ンサ51からの検出データとを比較する。ここで、この
基準データとしては、硬貨受け移動機構32によって集
積部14から包装部17へ集積硬貨Sが正常に搬送され
る際の距離センサ51から集積硬貨Sの最上部の硬貨ま
での適正な距離の時系列的なデータ(硬貨受け31を駆
動させるコンベア−カムのカム線図と相似形の曲線のデ
ータ)であり、制御部52は、この基準データと検出デ
ータとを比較し、検出データが基準データと相似形の曲
線で変化した場合に、硬貨崩れ等による過不足なく正常
に搬送されたと判断する。
【0048】ここで、検出データが、基準データと異な
る曲線で変化した場合(例えば、突然、集積硬貨Sまで
の距離が増加する等)は、搬送動作中に、硬貨崩れ等の
異常が生じていると判断し、警報部54へ警報信号を出
力し、係員にメンテナンスを促すべく警報を警報部54
から出力させる。
【0049】(3)包装部17における集積硬貨Sへの
包装紙16の包装動作時の監視 包装部17に搬送された集積硬貨Sが、包装ローラ3
9,39,39によって回転されながら所定長さの包装
紙16を巻き回され、さらに、この巻き回された包装紙
16の上下端部が加締爪43,44によって加締められ
る際の集積硬貨Sの最上部の硬貨までの距離が距離セン
サ51によって検出され、その検出データが制御部52
に出力される。
【0050】制御部52は、メモリ53に予め記憶され
ている基準データを引き出し、この基準データと距離セ
ンサ51からの検出データとを比較する。ここで、この
基準データとしては、包装部17にて包装される集積硬
貨Sが正常に包装される際の距離センサ51から集積硬
貨Sの最上部の硬貨までの適正な距離の時系列的なデー
タ(集積硬貨Sの最上部の硬貨までの距離は変化するこ
とがないので、一定の直線のデータ)であり、制御部5
2は、この基準データと検出データとを比較し、検出デ
ータが基準データと一致している場合に、硬貨崩れ等の
過不足なく正常に包装されていると判断する。
【0051】ここで、検出データが、基準データから所
定量外れた場合(突然、集積硬貨Sまでの距離が増加す
る等)は、包装動作中に、硬貨崩れ等の異常が生じてい
ると判断し、警報部54へ警報信号を出力し、係員にメ
ンテナンスを促すべく警報部54から警報を出力させ
る。
【0052】このように、上記の硬貨包装機によれば、
距離センサ51からの検出データとメモリ53に予め記
憶されている基準データとを比較することにより、集積
部14から包装部17まで搬送されさらに包装部17に
て包装される集積硬貨Sの過不足を監視するもの、つま
り、集積硬貨Sの過不足を、包装部17へ搬送されるま
で監視し、さらに包装部17においても監視するもので
あるので、過不足なく正常に集積された集積硬貨Sを包
装部17に配設して包装させることができる。
【0053】すなわち、包装部17までの搬送動作中及
び包装部17における包装動作中における硬貨の崩れに
よる過不足、特に不足を検出して、過不足状態の集積硬
貨Sの包装を未然に防ぐことができる。
【0054】また、集積部14における硬貨の集積動作
中に、その集積される硬貨の最上部の硬貨までの距離が
適正高さ範囲に収まるように、制御部52によって集積
部14の駆動部55の駆動が制御されるので、集積部1
4にて集積される硬貨の高さを常に適正な高さにするこ
とができる。
【0055】なお、集積部14と包装部17とが上下に
配置された上記の硬貨包装機の場合、図7に示すよう
に、集積部14と包装部17との間において、集積部1
4から包装部17への搬送経路から外れた位置に距離セ
ンサ51を設け、この距離センサ51によって包装部1
7にて包装される集積硬貨Sの最上部の硬貨までの距離
を検出するようにしても良い。この場合、集積部14か
ら硬貨受け移動機構32によって搬送される集積硬貨S
の最上部の硬貨までの距離を、包装部17へ搬送される
直前から検出し、続いて包装中にて検出することができ
る。
【0056】また、距離センサ51による包装部17の
集積硬貨Sの最上部の硬貨までの距離の検出が、集積部
14にて集積される硬貨によって妨げられることがない
ので、距離センサ51による検出時に、集積部14にて
硬貨の集積動作を行わせることができる。なお、集積部
14において、集積される最上部の硬貨までの距離を検
出してその集積状態を監視する場合は、集積部14にて
集積される最上部の硬貨までの距離を検出する距離セン
サ51を別個に設ければ良い。
【0057】また、図8に示すものは、集積部14にて
集積された集積硬貨Sを上下からピン61,61によっ
て挟持して水平方向へ搬送して包装部17へ配置させる
搬送機構(搬送手段)62を有する硬貨包装機である。
この硬貨包装機には、包装部17の上部に距離センサ5
1が設けられ、搬送機構62によって包装部17に搬送
された集積硬貨Sの最上部の硬貨までの距離を検出する
ようになっている。
【0058】そして、この硬貨包装機の場合、距離セン
サ51からの検出データに基づいて制御部52が、包装
部17によって集積硬貨Sを包装する包装動作が行われ
る際の、集積硬貨Sの最上部の硬貨までの距離が、メモ
リ53に記憶されている基準データから外れていないか
否かを判定し、外れている場合に、警報部54へ警報信
号を出力して、係員に、包装中の集積硬貨Sに異常が生
じていることを警報によって知らせてメンテナンスを促
すようになっている。
【0059】つまり、この硬貨包装機の場合、集積部1
4にて集積された集積硬貨Sを、ピン61,61によっ
て上下から挟持して搬送するものであるので、搬送機構
62による搬送中に集積硬貨Sに硬貨崩れが生じる恐れ
がないため、包装部17における包装中での集積硬貨S
の監視だけを行うようしている。
【0060】なお、上記の例では、集積部14及び包装
部17にてそれぞれ集積硬貨Sの最上部の硬貨までの距
離を距離センサ51によって検出し、その検出データと
基準データとを比較して、集積硬貨Sの集積状態を監視
するようにしたが、包装部17に配設された集積硬貨S
の最上部の硬貨までの距離、あるいは包装部17へ搬送
される集積硬貨Sの最上部の硬貨までの距離のいずれか
を検出して、その検出データと基準データとを比較して
集積硬貨Sの過不足の監視を行うようにしても良い。
【0061】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の硬貨包
装機によれば、下記の効果を得ることができる。請求項
1記載の硬貨包装機によれば、距離検出手段からの検出
データと記憶手段に予め記憶されている基準データとを
比較することにより、包装部にて包装される集積硬貨の
過不足を監視するもの、つまり、集積硬貨の過不足を包
装部にて監視するものであるので、過不足なく正常に集
積された集積硬貨を確実に包装することができる。すな
わち、包装部までの搬送動作中や包装部における包装動
作中における硬貨の崩れ等による過不足、特に不足を検
出して、過不足状態の集積硬貨の包装を未然に防ぐこと
ができる。
【0062】請求項2記載の硬貨包装機によれば、距離
検出手段からの検出データと記憶手段に予め記憶されて
いる基準データとを比較することにより、集積部から包
装部まで搬送される集積硬貨の過不足を監視するもの、
つまり、集積硬貨の過不足を包装部へ搬送されるまで監
視するものであるので、過不足なく正常に集積された集
積硬貨を包装部に配設して包装させることができる。す
なわち、包装部までの搬送動作中における硬貨の崩れ等
による過不足、特に不足を検出して、過不足状態の集積
硬貨の包装を未然に防ぐことができる。
【0063】請求項3記載の硬貨包装機によれば、距離
検出手段からの検出データと記憶手段に予め記憶されて
いる基準データとを比較することにより、集積部から包
装部まで搬送されさらに包装部にて包装される集積硬貨
の過不足を監視するもの、つまり、集積硬貨の過不足
を、包装部まで搬送されるまで監視し、さらに包装部に
おいても監視するものであるので、過不足なく正常に集
積された集積硬貨を包装部に配設しさらに包装部におい
ても過不足なく包装させることができる。すなわち、包
装部までの搬送動作中及び包装部における包装動作中に
おける硬貨の崩れ等による過不足、特に不足を検出し
て、過不足状態の集積硬貨の包装を未然に防ぐことがで
きる。
【0064】請求項4記載の硬貨包装機によれば、集積
部における硬貨の集積動作中に、その集積される最上部
の硬貨までの距離が適正高さ範囲に収まるように、集積
部の駆動手段の駆動が制御されるので、集積部にて集積
される硬貨の高さを常に適正な高さにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の硬貨包装機の全体構成
を説明する概略斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態の硬貨包装機の構成及び
構造を説明する集積部及び包装部の正面図である。
【図3】 本発明の実施の形態の硬貨包装機の機能を説
明する機能ブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態の硬貨包装機に設けられ
た距離センサの検出データを説明するグラフ図である。
【図5】 本発明の実施の形態の硬貨包装機に設けられ
た距離センサの検出データを説明するグラフ図である。
【図6】 本発明の実施の形態の硬貨包装機に設けられ
た距離センサの検出データと基準データとの比較を説明
するグラフ図である。
【図7】 本発明の他の実施の形態の硬貨包装機を説明
する集積部及び包装部の正面図である。
【図8】 本発明の他の実施の形態の硬貨包装機を説明
する搬送機構によって集積硬貨が搬送された包装部の正
面図である。
【符号の説明】
14 集積部 16 包装紙 18 包装部 32 硬貨受け移動機構(搬送手段) 51 距離センサ(距離検出手段) 52 制御部(制御手段) 53 メモリ(記憶手段) 62 搬送機構(搬送手段) S 集積硬貨

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定枚数の硬貨を集積させる集積部と、
    該集積部にて集積された硬貨を搬送する搬送手段と、該
    搬送手段によって搬送される集積硬貨の周囲に包装紙を
    巻回して包装する包装部とを有する硬貨包装機におい
    て、 前記包装部に搬送されて包装される前記集積硬貨の最上
    部までの距離を検出する距離検出手段と、 前記包装部における集積硬貨の最上部までの適正な距離
    のデータが基準データとして予め記憶されている記憶手
    段と、 該記憶手段に記憶されている基準データと前記距離検出
    手段からの検出データとを比較して、前記包装部にて包
    装される集積硬貨の過不足を監視する制御手段とを有す
    ることを特徴とする硬貨包装機。
  2. 【請求項2】 所定枚数の硬貨を集積させる集積部と、
    該集積部にて集積された硬貨を搬送する搬送手段と、該
    搬送手段によって搬送される集積硬貨の周囲に包装紙を
    巻回して包装する包装部とを有する硬貨包装機におい
    て、 前記搬送手段によって前記集積部から前記包装部までの
    間を搬送される集積硬貨の最上部までの距離を検出する
    距離検出手段と、 前記集積部から前記包装部までの間を搬送される集積硬
    貨の最上部までの適正な距離のデータが基準データとし
    て予め記憶されている記憶手段と、 該記憶手段に記憶されている基準データと前記距離検出
    手段からの検出データとを比較して、前記搬送手段によ
    って搬送される集積硬貨の過不足を監視する制御手段と
    を有することを特徴とする硬貨包装機。
  3. 【請求項3】 所定枚数の硬貨を集積させる集積部と、
    該集積部にて集積された硬貨を搬送する搬送手段と、該
    搬送手段によって搬送される集積硬貨の周囲に包装紙を
    巻回して包装する包装部とを有する硬貨包装機におい
    て、 前記搬送手段によって前記集積部から前記包装部へ搬送
    されて前記包装部にて包装される前記集積硬貨の最上部
    までの距離を検出する距離検出手段と、 前記集積部から前記包装部へ搬送されて前記包装部にて
    包装される集積硬貨の最上部までの適正な距離のデータ
    が基準データとして予め記憶されている記憶手段と、 該記憶手段に記憶されている基準データと前記距離検出
    手段からの検出データとを比較して、前記集積部から前
    記包装部へ搬送されて前記包装部にて包装される集積硬
    貨の過不足を監視する制御手段とを有することを特徴と
    する硬貨包装機。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段には、前記集積部にて集積
    される最上部の硬貨の適正高さの範囲のデータが基準デ
    ータとして予め記憶され、前記距離検出手段は、前記集
    積部にて集積される硬貨の最上部までの距離を検出して
    なり、 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている基準デ
    ータと前記距離検出手段からの検出データとを比較し
    て、前記集積部にて集積される最上部の硬貨の高さを前
    記適正高さの範囲内に配設すべく、前記集積部の駆動手
    段を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項記載の硬貨包装機。
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