JP2001018878A - 自転車部品組立体、ケーブル固定ボルト保持ツール、及びケーブル固定ボルト保持方法 - Google Patents

自転車部品組立体、ケーブル固定ボルト保持ツール、及びケーブル固定ボルト保持方法

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JP2001018878A
JP2001018878A JP2000156618A JP2000156618A JP2001018878A JP 2001018878 A JP2001018878 A JP 2001018878A JP 2000156618 A JP2000156618 A JP 2000156618A JP 2000156618 A JP2000156618 A JP 2000156618A JP 2001018878 A JP2001018878 A JP 2001018878A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 自転車部品にケーブル固定ボルトを緩めた状
態で保持するケーブル固定ボルト保持ツールを提供す
る。 【解決手段】 第1自転車部材13を有する自転車部品
と、ヘッド部及び軸部を有するケーブル固定ボルト40
と、前記ヘッド部44と係合する第1部分51、前記軸
部の近傍又は該軸部に近接して配設される第2部分5
2、前記軸部及び前記第1自転車部材の少なくとも一方
と係合する第3部分53を有し、前記ケーブル固定ボル
トに着脱可能に連結されるツール12とを備え、前記第
1部分,第2部分及び第3部分は、前記ケーブル固定ボ
ルトが前記第1自転車部材から脱離することを防止しつ
つ、前記ケーブル固定ボルトを緩めた状態で保持し得る
ように配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車部品にケー
ブル固定ボルトを保持する為のケーブル固定ボルト保持
ツール、及び該ツールを備えた自転車部品組立体、並び
に、斯かる保持方法に関する。より詳しくは、本発明
は、輸送及び/又は在庫中においてケーブル固定ボルト
を緩めた状態で維持することによって、自転車部品の組
立効率を向上させ得るケーブル固定ボルト保持ツール、
及び該ツールを備えた自転車部品組立体、並びに、斯か
る保持方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自転車は、輸送手段としてだけではな
く、レクレーションの形態としても人気を集めてきてい
る。さらに、自転車は、アマチュア及びプロの双方のス
ポーツ競技としても非常に人気がある。自転車をレクレ
ーション、運搬または競技の何れの用途に使用するかに
関わらず、自転車の業界は常に自転車の各種部品の改良
を行っている。それ故、自転車オーナーは、常に、最新
の改良部品を用いて種々の自転車部品の向上を行ってお
り、自転車店は自転車部品に関し最新の改良品を揃えな
ければならない。
【0003】ディレイラ及びブレーキ等の自転車部品
は、一般的に、コントロールケーブルを介して連結され
たレバー又は操作装置によって操作される。前記コント
ロールケーブルは、一般的に、ケーブル固定ボルトによ
って自転車部品に連結される。従来においては、自転車
部品メーカーが自転車メーカ又は自転車店へディレイラ
又はブレーキを輸送する際、ケーブル固定ボルトの落下
を防止する為に該ボルトは固く締結されている。ケーブ
ル固定ボルトが緩い場合には、輸送中の振動によってケ
ーブル固定ボルトがブレーキ又はディレイラから脱落
し、紛失される可能性があるからである。
【0004】一方、ブレーキ又はディレイラを受け取る
と、自転車メーカー又は個々の自転車ディーラーは、コ
ントロールケーブルを連結する為にケーブル固定ボルト
を緩める必要がある。ケーブル固定ボルトに付加された
トルクによっては、作業者はケーブル固定ボルトを緩め
ることが困難な場合がある。ケーブル固定ボルトを緩め
ることが困難であると、作業者に対してフラストレーシ
ョンを感じさせると共に、自転車部品の組立により時間
が掛かることになる。
【0005】又、ローノーマルタイプのリアディレイラ
においては、該ディレイラのテンションプーリーは、通
常状態において、チェーンを自転車の後方ギアセットに
おけるローギア又は大ギア上に保持するように付勢され
る。言い換えると、ディレイラのスプリングは、通常状
態において、リアディレイラを拡張位置に保持する。従
って、ローノーマルタイプのリアディレイラには、一般
的に、輸送に際し、大きな箱が必要となる。ローノーマ
ルタイプディレイラの輸送時におけるサイズを小さくす
る為に、ローノーマルタイプディレイラを傾倒位置に保
持するツールが開発されている。即ち、該ツールは、輸
送時又は在庫時において、リアディレイラをよりコンパ
クトな状態に保持し得るように構成されている。詳しく
は、前記ツールは、リアディレイラにおけるリンク機構
のスプリングを圧縮位置又は傾倒位置に保持するよう
に、前記リンク機構内に配設される。より詳しくは、前
記ツールは、リアディレイラをよりコンパクトにすべ
く、該リアディレイラをトップギア位置に保持する。斯
かるツールを使用することによって、ローノーマルタイ
プのディレイラは、より小型のパッケージに収容されて
輸送され得る。しかしながら、該ツールは、ケーブル固
定ボルトがディレイラから脱離することを防止するもの
ではない。
【0006】前記観点から、従来技術における前記問題
点を解決し得る,ケーブル固定ボルト保持用のケーブル
固定ボルト保持ツール又はクリップに対する要望が存在
する。本発明は、該要求、及び、本開示から当業者にと
って明らかである他の要望に鑑みなされたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一の目的は、
輸送中及び/又は在庫中において、自転車部品にケーブ
ル固定ボルトを緩めた状態で保持するケーブル固定ボル
ト保持ツール、及び該ツールを備えた自転車部品組立
体、並びに、自転車部品にケーブル固定ボルトを緩めた
状態で保持する方法を提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、輸送中及び/又は在
庫中において、リアディレイラをコンパクトな状態に保
持し得るケーブル固定ボルト保持ツール、及び該ツール
を備えた自転車部品組立体、並びに、リアディレイラを
コンパクトな状態に保持し得る方法を提供することであ
る。
【0009】さらに、本発明の他の目的は、製造コスト
が安価であるケーブル固定ボルト保持ツール、及び該ツ
ールを備えた自転車部品組立体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的は、ケーブル固
定ボルトを自転車部品に緩んだ状態で保持するケーブル
固定ボルト保持ツールを提供することによって達成され
る。該ツールは、ケーブル固定ボルトが自転車部品から
外れることを防止しつつ、該ケーブル固定ボルトが緩め
られた状態で輸送及び/又は在庫されることを許容す
る。該ツールは、ディレイラ及びブレーキ装置の双方に
おけるケーブル固定ボルトと共に使用され得る。該ツー
ルは、基本的に、3つの部分を有している。第1部分
は、ケーブル固定ボルトのヘッド部と係合する。第2部
分は、前記第1部分から離間されており、且つ、ケーブ
ル固定ボルトの軸部の近傍又は該軸部に近接して配設さ
れる。そして、第3部分は、前記第2部分から離間され
ており、且つ、前記軸部又は(例えば、ナット、リンク
又はブレーキアーム等の)自転車部品の少なくとも一方
と係合する。各態様において、前記第1,第2及び第3
部分は、ケーブル固定ボルトが自転車部品の該当部分か
ら外れることを防止しつつ、該ケーブル固定ボルトを緩
んだ状態で保持し得るように配設されている。特定の態
様においては、該ツールはリアディレイラと共に使用さ
れ、前記第3部分は、リアディレイラを傾倒位置に保持
する。
【0011】前記目的は、さらに、ケーブル固定ボルト
を有する自転車部品と、前記ケーブル固定ボルトが前記
自転車部品から脱離することを防止しつつ、該固定ボル
トを緩んだ状態で保持すべく、前記自転車部品及び/又
は固定ボルトに連結されるツールとを備えた自転車部品
組立体を提供することによっても達成される。前記自転
車部品は、ネジ付ボルトを受け入れる開口を有する第1
自転車部材を備えている。前記ケーブル固定ボルトは、
ヘッド部と、該ヘッド部から自由端部まで延びる軸部と
を有している。前記軸部には、前記ネジ付ボルト受入開
口と係合するネジが形成されている。前記ツールは、第
1部分,第2部分及び第3部分を備えており、前記ケー
ブル固定ボルトに着脱自在に連結される。前記第1部分
は、前記ケーブル固定ボルトのヘッド部と係合する。前
記第2部分は、前記ケーブル固定ボルトの軸部の近傍に
又は該軸部に近接して配設される。前記第3部分は、前
記軸部又は前記第1自転車部材の少なくとも一方と係合
する。前記第1部分,第2部分及び第3部分は、前記ケ
ーブル固定ボルトが自転車部品から外れることを防止し
つつ、該ケーブル固定ボルトを緩んだ状態で保持し得る
ように、配置されている。
【0012】さらに、前記目的は、基本的に、ケーブル
固定ボルトを自転車部品に保持するケーブル固定ボルト
保持ツールを提供することによっても達成される。該ツ
ールは、第1部分と、該第1部分から離間された第2部
分と、該第2部分から離間された第3部分とを備えてい
る。前記第1部分は、ケーブル固定ボルトのヘッド部と
係合するように構成されている。前記第2部分は、ケー
ブル固定ボルトの軸部の近傍に又は該軸部に近接して配
置されるように構成されている。前記第3部分は、自転
車部品の一部と係合するように構成されている。前記第
1,第2及び第3部分は、ケーブル固定ボルトが前記自
転車部品の一部から外れることを防止しつつ、該ケーブ
ル固定ボルトを緩んだ状態で保持するように、配設され
ている。
【0013】本発明の他の態様によれば、ケーブル固定
ボルトを緩んだ状態で保持する方法が提供される。該方
法は、第1部分、該第1部分から離間された第2部分、
及び該第2部分から離間された第3部分を有するツール
を用意する工程と、前記ツールの第1部分を、前記ケー
ブル固定ボルトのヘッド部と係合するように配設する工
程と、前記ツールの第2部分を、前記ケーブル固定ボル
トの軸部近傍に又は該軸部に近接して配設する工程と、
前記ツールの第3部分を、自転車部品における第1自転
車部材及び前記軸部の少なくとも一方と係合するように
配設する工程とを含んでいる。前記第1,第2及び第3
部分は、ケーブル固定ボルトが前記自転車部品の一部か
ら外れることを防止しつつ、該ケーブル固定ボルトを緩
んだ状態で保持するように、配設される。
【0014】本発明におけるこれらの及び他の目的,構
成,態様及び効果は、添付図面を参照しつつなされる本
発明の好ましい実施の形態を開示した以下の詳細な説明
から、当業者にとって明らかになるであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.まず、図1を参照
すると、種々の自転車部品を備えた一般的な自転車10
が描かれている。前記自転車部品の多くは、ケーブルを
介して該自転車部品に連結されたレバー又は操作装置に
よって操作される。前記ケーブルは、一般的に、ケーブ
ル固定ボルトによって自転車部品に連結される。本発明
は、自転車の組立容易性を向上させる為に、ケーブル固
定ボルトを緩めた状態で自転車部品に保持すべく使用さ
れるケーブル固定ボルト保持ツール又はクリップ、及び
該ツールを備えた自転車部品組立体、並びに斯かる保持
方法に関する。自転車10は、リアディレイラ13,フ
ロントディレイラ14及び一対のブレーキ15等の構成
部品を操作するケーブルを有している。リアディレイラ
13及びフロントディレイラ14は、一般的な方法に従
って、シフトケーブル20を介してシフトユニット18
によって操作される。同様に、ブレーキ15は、一般的
な方法に従って、ブレーキケーブル24を介してブレー
キ操作装置又はレバー22によって操作される。
【0016】自転車及び該自転車の種々の構成部品は当
業界において周知であり、従って、自転車10及び構成
部品については、本発明に関連する部品を除き、ここで
は詳細には説明又は描写しない。即ち、本明細書におい
ては、ディレイラ13,14及びブレーキ15について
のみ、本発明に関連する限りにおいて、簡単に説明及び
/又は描写される。
【0017】図2及び図3に良く示されるように、リア
ディレイラ13は、通常状態においおて、自転車10の
後方ギアセットにおけるローギア又は大ギアへ向かって
付勢されるローノーマルタイプのディレイラである。本
実施の形態において、ケーブル固定ボルト保持ツール1
2は、輸送中及び/又は在庫中において、リアディレイ
ラ13をよりコンパクトな状態に保持し得るるように構
成されている。より詳しくは、ケーブル固定ボルト保持
ツール12は、リアディレイラ13をよりコンパクトに
すべく該リアディレイラ13をトップギア位置に保持す
る。リアディレイラ13は比較的一般的なローノーマル
タイプのディレイラとし得る。従って、リアディレイラ
13についてはここでは詳細には説明又は描写しない。
むしろ、リアディレイラ13は、該ディレイラと共に使
用されるケーブル固定ボルト保持ツール12の用途を理
解する為に、簡単に説明される。
【0018】基本的に、リアディレイラ13は、ベース
又は固定部材30と、可動部材31と、リンク機構32
と、付勢部材又はスプリング33とを備えている。固定
部材30は、一般的なブラケットアクスルアッセンブリ
34を介して、自転車10のフレームに連結される。リ
ンク機構32は、一端部において前記固定部材30に揺
動自在に連結され且つ他端部において前記可動部材31
に揺動自在に連結されたインナーリンク35及びアウタ
ーリンク36を有している。付勢部材又はスプリング3
3は、可動部材31をローギア位置に向けて付勢する為
に、固定部材30と可動部材31との間に配設されてい
る。好ましくは、リアディレイラ13の構成部材の各々
は、当業界において良く知られた,比較的軽量な剛性材
料で製造される。前記可動部材31にはケージ37が揺
動自在に連結されており、該ケージ37は、自転車10
のチェーンを緊張状態におくように、付勢されている。
さらに、ケージ37には、ガイドプーリー38及びテン
ションプーリー39が回転自在に連結されている。
【0019】本実施の形態において、ケーブル固定ボル
ト40は、該ボルトとリンク機構32におけるインナー
リンク35の作動アームとの間に配置されたケーブル固
定プレート41と共に、該作動アームに連結されてい
る。より詳しくは、インナーリンク35は、前記ケーブ
ル固定ボルト40と螺合するネジ孔を有する一体形成さ
れたナット部42を有している。ケーブル固定ボルト4
0は、ヘッド部44と、該ヘッド部から自由端部まで延
びる,外ネジを有する軸部45とを有する比較的一般的
なケーブル固定ボルトである。ケーブル固定プレート4
1は、ケーブル固定ボルト40のヘッド部44とインナ
ーリンク35のナット部42との間に位置するように、
該ケーブル固定ボルト40のネジ付軸部45上に移動可
能に配設されている。本実施の形態においては、ナット
部42はインナーリンク35の一部分であるが、インナ
ーリンク35にネジ無し孔を備え、且つ、別体のナット
を使用し得ることは、本開示から当業者にとって明らか
であろう。もちろん、斯かる態様は、装着の困難性の理
由から、本実施の形態よりは好ましくないものである。
【0020】シフトケーブル20がインナーリンク35
に取り付けられると、該シフトケーブル20のインナー
ワイヤは、前記インナーリンク35のナット部42とケ
ーブル固定プレート41との間に配置させられる。従っ
て、ケーブル固定ボルト40のヘッド部44は、シフト
ケーブル20のインナーワイヤと直接に係合しない。
【0021】ケーブル固定ボルト保持ツール12は、ケ
ーブル固定ボルト40をインナーリンク35に対して緩
めた状態で保持する為に用いられる。前記ケーブル固定
ボルト保持ツール12は、ケーブル固定ボルト40がリ
アディレイラ13から脱離せずに、従って、ケーブル固
定ボルト40が紛失されることなく、該ケーブル固定ボ
ルト40を緩めた状態でリアディレイラ13が輸送及び
/又は在庫されることを許容する。ケーブル固定ボルト
40を緩めた状態で保持することによって、シフトケー
ブル20のインナーリンク35への装着及び連結作業の
効率化が図られる。好ましくは、ケーブル固定ボルト保
持ツール12は、一個の単一部材として形成される。さ
らに、好ましくは、ケーブル固定ボルト保持ツール12
は、比較的軽量で且つ安価な固い硬質プラスティック材
料で形成される。もちろん、これらの利点を有さない他
の適当な材料も利用され得る。例えば、ケーブル固定ボ
ルト保持ツール12は、強化ポリプロピレン、POM等
のポリアセタール、又は他の適当な熱可塑性材料で形成
され得る。
【0022】基本的に、図5,図6及び図9に示される
ように、ケーブル固定ボルト保持ツール12は、本体部
49と、把持部50と、前記本体部49から延びる3つ
のボルト保持部51,52,53とを備えている。前記
3つのボルト保持部51,52,53は、ケーブル固定
ボルト40を緩めた状態で保持する。本実施の形態にお
いて、第1ボルト保持部51は、ケーブル固定ボルト4
0のヘッド部44と係合する。そして、第2ボルト保持
部52は、ケーブル固定ボルト40のネジ付軸部45の
近傍又は該軸部45に近接して配設される。さらに、第
3ボルト保持部53は、インナーリンク35のナット部
42とディレイラ13の可動部材31との間に配設され
る。本実施の形態においては、第3ボルト保持部53
は、ケーブル固定ボルト40を緩めた状態に保持するだ
けではなく、リアディレイラ13を付勢部材又はスプリ
ング33の付勢力に抗してトップギア位置又はよりコン
パクトな位置に保持する。
【0023】図9に良く示されているように、ケーブル
固定ボルト保持ツール12の第1及び第2ボルト保持部
51,52は、前記本体部49に対して略直交して延び
ており、且つ、互いに平行関係にある。第1及び第2ボ
ルト保持部51,52は、好ましくは、図5及び図6に
示されるように、ケーブル固定ボルト40のヘッド部4
4の軸方向長さとケーブル固定プレート41の厚さとに
対応した距離、互いに離間される。従って、ケーブル固
定ボルト保持ツール12がディレイラ13に装着される
と、ケーブル固定ボルト40のヘッド部44及びケーブ
ル固定プレート41は、第1ボルト保持部51と第2ボ
ルト保持部52との間に位置する。斯かる態様に代え
て、必要な場合及び/又は所望の場合には、ケーブル固
定プレート41を第2ボルト保持部52の反対側に配設
し得ることは、本開示から当業者にとって明らかであろ
う。該変更可能態様においては、第1ボルト保持部51
と第2ボルト保持部52との間の距離は、ケーブル固定
ボルト40のヘッド部44の軸方向長さ又は厚みまで縮
められる。
【0024】本実施の形態に係るケーブル固定ボルト保
持ツール12においては、第3ボルト保持部53は、イ
ンナーリンク35のナット部42及び可動部材31をそ
れぞれ受け入れる一対のノッチ54,55を有してい
る。従って、インナーリンク35及び可動部材31がそ
れぞれ第3ボルト保持部53の前記ノッチ54,55内
に配設されると、ケーブル固定ボルト保持ツール12は
リアディレイラ13にしっかりと締結される。より詳し
くは、付勢部材又はスプリング33は、ケーブル固定ボ
ルト保持ツール12をディレイラ13に固定する為に、
第3ボルト保持部53に対して、対向する一対の付勢力
を付加する。ケーブル固定ボルト保持ツール12は、リ
ンク機構32がローギア位置からトップギア位置へ移動
するように該リンク機構32を付勢部材又はスプリング
33の付勢力に抗して移動させることによって、装着さ
れる。斯かる移動によって、可動部材31とインナーリ
ンク35のナット部42との間の距離が拡がる。
【0025】この状態において、ケーブル固定ボルト保
持ツール12は、第3ボルト保持部53の第1ノッチ5
4がインナーリンク35のナット部42と係合し、且
つ、第3ボルト保持部53の第2ノッチ55が可動部材
31と係合するように、インナーリンク35のナット部
42と可動部材31との間に装着され得る。リンク機構
32を開放すると、スプリング33が可動部材31をイ
ンナーリンク35のナット部42に向けて押圧する。し
かし、可動部材31及びリンク機構32の移動は、第3
ボルト保持部53によって制限される。第3ボルト保持
部53のノッチ54,55は、ケーブル固定ボルト40
のネジ付軸部45の長手軸に平行な双方向の移動をそれ
ぞれ制限する,互いに向き合う一対の当接面56,57
を有している。斯かる構成は、ケーブル固定ボルト保持
ツール12がディレイラ13から不意に外れないことを
保証する。即ち、斯かる構成は、ケーブル固定ボルト4
0が脱離することを防止する。
【0026】図2に示されるように、ケーブル固定ボル
ト保持ツール12がリアディレイラ13に装着されない
場合、リアディレイラ13は拡張位置をとり、大きな空
間を占める。これは、リアディレイラ13がローノーマ
ルタイプのリアディレイラであるからであり、該ローノ
ーマルタイプのリアディレイラにおいては、ガイドプー
リー38は、通常状態において、チェーンを自転車10
の後方ギアセットにおけるローギア又は大ギア上に保持
するように付勢される。言い換えると、リアディレイラ
13のスプリングは、通常状態において、リアディレイ
ラ13を拡張位置に保持する。従って、ローノーマルタ
イプのリアディレイラは、拡張状態での輸送の為に、大
きな収容ボックスを必要とする。輸送時のローノーマル
タイプディレイラの大きさを縮小させる為に、ケーブル
固定ボルト保持ツール12は、図3及び図4に示される
ように、ローノーマルタイプディレイラ13を傾倒位置
に保持する。言い換えると、ケーブル固定ボルト保持ツ
ール12は、輸送中及び/又は在庫中において、リアデ
ィレイラ13をよりコンパクトな状態に保持し得るよう
に構成されている。詳しくは、ケーブル固定ボルト保持
ツール12の第3ボルト保持部53が、リンク機構32
のスプリング33を圧縮位置又は傾倒位置に保持する為
に、可動部材31とインナーリンク35との間に配設さ
れる。即ち、ケーブル固定ボルト保持ツール12は、リ
アディレイラがよりコンパクトになるように、該リアデ
ィレイラをトップギア位置に保持する。ケーブル固定ボ
ルト保持ツールを用いることによって、ローノーマルタ
イプディレイラ13はより小さいパッケージ内に収容さ
れて輸送され得る。
【0027】図9に示されるように、好ましくは、第2
ボルト保持部52に、該第2ボルト保持部52がケーブ
ル固定ボルト40のネジ付軸部45を部分的に囲繞する
ことを許容するリセス又はノッチ58が備えられる。第
2ボルト保持部52の前記ノッチ又はリセス58は、さ
らに、第1ボルト保持部51がケーブル固定ボルト40
のヘッド部44とより確実に且つより完全に係合するこ
とを許容する。もちろん、図10に示されるような、第
2ボルト保持部のノッチ又はリセスが省略された変形ケ
ーブル固定ボルト保持ツール12′も使用され得る。該
変形ケーブル固定ボルト保持ツール12′は、その他の
点においては、前記ケーブル固定ボルト保持ツール12
と共通する。それ故、同一又は相当部分に対して、ダッ
シュを付けた同一符号を用いている。即ち、ケーブル固
定ボルト保持ツール12′は、本体部49′と、把持部
50′と、3つのボルト保持部51′,52′,53′
とを備えている。
【0028】実施の形態2.図11〜図18を参照する
と、本発明の実施の形態2に係るケーブル固定ボルト保
持ツール112が、自転車10に装着される変形された
リアディレイラ113と共に使用され得るように描かれ
ている。本実施の形態は、ケーブル固定ボルト保持ツー
ル112が前記実施の形態1における輸送及び在庫時の
特性を有さない点、及び、ケーブル固定ボルト140が
変更されている点を除き、前記実施の形態1と同様であ
る。
【0029】図11及び図12に良く示されるように、
リアディレイラ113は、通常状態において、自転車1
0の後方ギアセットのトップギア又は小ギアへ付勢され
るトップノーマルタイプディレイラである。ディレイラ
113は、比較的、一般的なトップノーマルタイプディ
レイラである。従って、リアディレイラ113について
は、ここでは詳細には説明又は描写しない。ただ、リア
ディレイラ113は、該リアディレイラと共働するケー
ブル固定ボルト保持ツール112の用途を理解する為
に、簡潔にのみ説明される。
【0030】基本的に、リアディレイラ113は、ベー
ス又は固定部材130と、可動部材131と、リンク機
構132と、付勢部材又はスプリング(図示せず)とを
備えている。固定部材130は、一般的なブラケットア
クスルアッセンブリ134を介して、自転車10のフレ
ームに連結される。リンク機構132は、インナーリン
ク(図示せず)と、一端部において前記ベース部材13
0に揺動自在に連結され且つ他端部において前記可動部
材131に揺動自在に連結されたアウターリンク136
とを備えている。前記付勢部材は、可動部材131をト
ップギア位置へ向けて押圧すべく、固定部材130と可
動部材131との間に配設されている。好ましくは、リ
アディレイラ113の構成部材の各々は、当業界におい
て良く知られている比較的軽量な剛性材料で形成され
る。前記可動部材131には、ケージ137が揺動自在
に連結されており、該ケージ137は、自転車10のチ
ェーンを緊張下におくように、付勢されている。前記ケ
ージ137には、ガイドプーリー138及びテンション
プーリー139が回転自在に連結されている。
【0031】本実施の形態において、前記ケーブル固定
ボルト140は、ケーブル固定プレート141がアウタ
ーリンク136とナット142との間に配設された状態
で、リンク機構132のアウターリンク136のネジ無
し孔内に挿入される。より詳しくは、アウターリンク1
36は、ケーブル固定ボルト140との間の相対回転を
防止すべく該ケーブル固定ボルト140の対応部分と係
合する非円形孔を有している。ケーブル固定ボルト14
0は、ヘッド部144と、該ヘッド部144から自由端
部まで延びるネジ付軸部145とを有する比較的一般的
なケーブル固定ボルトである。ナット142は、ケーブ
ル固定ボルト140が螺入されるネジ付孔を有してい
る。ケーブル固定プレート141は、前記ナットとアウ
ターリンク136との間に配設されるように、前記ケー
ブル固定ボルト140のネジ付軸部145上に移動可能
に配設される。
【0032】シフトケーブル20がアウターリンク13
6に取り付けられると、シフトケーブル20のインナー
ワイヤはアウターリンク136の外表面とケーブル固定
プレートとの間に配設される。従って、ケーブル固定ボ
ルト140の軸部145上のナット142は、シフトケ
ーブル20のインナーワイヤと直接に係合しない。
【0033】ケーブル固定ボルト保持ツール112は、
ケーブル固定ボルト140をアウターリンク136に対
して緩めた状態で保持する為に用いられる。前記ケーブ
ル固定ボルト保持ツール112は、ケーブル固定ボルト
140がリアディレイラ113から脱離することなく、
従って、ケーブル固定ボルト140が紛失されることな
く、該ケーブル固定ボルト140を緩めた状態でリアデ
ィレイラ113が輸送及び/又は在庫されることを許容
する。ケーブル固定ボルト140を緩めた状態で保持す
ることによって、シフトケーブル20のアウターリンク
136への装着及び連結作業の効率化が図られる。好ま
しくは、ケーブル固定ボルト保持ツール112は、一個
の単一部材として形成される。さらに、好ましくは、ケ
ーブル固定ボルト保持ツール112は、比較的軽量で且
つ安価な固い硬質プラスティック材料で形成される。も
ちろん、これらの利点を有さない他の適当な材料も利用
され得る。
【0034】基本的に、図17に示されるように、ケー
ブル固定ボルト保持ツール112は、本体部149と、
把持部150と、前記本体部149からの延びる3つの
ボルト保持部151,152,153とを備えている。
前記3つのボルト保持部151,152,153は、ケ
ーブル固定ボルト140を緩めた状態で保持する。本実
施の形態において、第1ボルト保持部151は、ケーブ
ル固定ボルト140のヘッド部144と係合する。そし
て、第2ボルト保持部152は、ケーブル固定ボルト1
40のネジ付軸部145の近傍又は該軸部に近接して配
設される。さらに、第3ボルト保持部153は、ケーブ
ル固定ボルト140のネジ付軸部145の自由端部と係
合する。
【0035】図17に良く示されているように、ケーブ
ル固定ボルト保持ツール112の第1,第2及び第3ボ
ルト保持部151,152,153は、前記本体部14
9に対して略直交して延びており、且つ、互いに平行関
係にある。第1及び第2ボルト保持部151,152
は、好ましくは、図13及び図14に示されるように、
ケーブル固定ボルト140のヘッド部144の軸方向長
さとアウターリンク136の厚さとに対応した距離、互
いに離間される。従って、ケーブル固定ボルト保持ツー
ル112がディレイラ113に装着されると、ケーブル
固定ボルト140のヘッド部144及びアウターリンク
136の一部は、第1ボルト保持部151と第2ボルト
保持部152との間に位置する。斯かる態様に代えて、
必要な場合及び/又は所望の場合には、ケーブル固定プ
レート141を第1ボルト保持部151と第2ボルト保
持部152との間に配設し得ることは、本開示から当業
者にとって明らかであろう。該変更可能態様において
は、第1ボルト保持部151と第2ボルト保持部152
との間の距離は、ケーブル固定プレート141の軸方向
長さ又は厚みまで増加される。
【0036】図17に示されるように、好ましくは、第
2ボルト保持部152に、該第2ボルト保持部152が
ケーブル固定ボルト140のネジ付軸部145を部分的
に囲繞することを許容するリセス又はノッチ158が備
えられる。第2ボルト保持部152の前記ノッチ又はリ
セス158は、さらに、第1ボルト保持部151がケー
ブル固定ボルト140のヘッド部144とより確実に且
つより完全に係合することを許容する。もちろん、図1
8に示されるような、第2ボルト保持部のノッチ又はリ
セスが省略された変形ケーブル固定ボルト保持ツール1
12′も使用され得る。該変形ケーブル固定ボルト保持
ツール112′は、その他の点においては、前記ケーブ
ル固定ボルト保持ツール112と共通する。それ故、同
一又は相当部分に対して、ダッシュを付けた同一符号を
用いている。即ち、ケーブル固定ボルト保持ツール11
2′は、本体部149′と、把持部150′と、3つの
ボルト保持部151′,152′,153′とを備えて
いる。
【0037】再び、図17を参照すると、好ましくは、
第3ボルト保持部153には凹部又は孔160が備えら
れる。ケーブル固定ボルト140のネジ付軸部145の
自由端部は、好ましくは、前記凹部又は孔160内に受
け入れられる。好ましい形態において、前記凹部又は孔
160は、有底孔とされる。もちろん、必要な場合及び
/又は所望の場合には、前記孔160が貫通孔とされ得
ることは、本開示から当業者にとって明らかであろう。
【0038】実施の形態3.図19〜図22を参照する
と、本発明の実施の形態3に係るケーブル固定ボルト保
持ツール又はクリップ212が、図11〜図16のディ
レイラに使用され得るように描かれている。本実施の形
態は、変更されたケーブル固定ボルト240がディレイ
ラ113と共に使用されている点、及びケーブル固定ボ
ルト保持ツール212が前記ケーブル固定ボルト240
と適合し得るように変更されている点を除き、前記実施
の形態2と同様である。
【0039】本実施の形態においては、ケーブル固定ボ
ルト240は、前記実施の形態2における固定ボルトと
反対の位置関係にあり、ナット242がディレイラ11
3のアウターリンク136と当接するようになってい
る。前記固定ボルト240は、ヘッド部244と、該ヘ
ッド部244から自由端部まで延びるネジ付軸部245
とを備えている。ナット242は、ケーブル固定ボルト
のネジ付軸部245が螺入されるネジ付孔を有してい
る。ケーブル固定プレート241は、ヘッド部244と
アウターリンク136との間に位置するように、ケーブ
ル固定ボルト240のネジ付軸部245上に移動自在に
配設される。ナット242は、アウターリンク136に
着脱自在に連結され得るし、又は、本実施の形態におけ
るアウターリンクの一部として一体的に形成され得る。
何れの場合にも、好ましくは、ナット242は、アウタ
ーリンク136に対して相対回転しないものとすること
ができる。本実施の形態におけるように、ナット242
がアウターリンク136とは別体の部材である場合、ナ
ット242は、ケーブル固定ボルト240の締め付け中
における該ナット242の回転を防止すべく、アウター
リンク136の内表面と係合する。
【0040】図21に示されるように、ケーブル固定ボ
ルト保持ツール212は、基本的に、本体部249と、
把持部250と、前記本体部249から延びる3つのボ
ルト保持部251,252,253とを備えている。前
記3つのボルト保持部251,252,253は、ケー
ブル固定ボルト240を緩めた状態で保持する。本実施
の形態において、第1ボルト保持部251は、ケーブル
固定ボルト240のヘッド部244と係合する。そし
て、第2ボルト保持部252は、ケーブル固定ボルト2
40のネジ付軸部245の近傍に又は該軸部に近接して
配設される。さらに、第3ボルト保持部253は、ケー
ブル固定ボルト240のネジ付軸部245の自由端部と
係合する。
【0041】図21に良く示されているように、ケーブ
ル固定ボルト保持ツール212の第1,第2及び第3ボ
ルト保持部251,252,253は、前記本体部24
9に対して略直交して延びており、且つ、互いに平行関
係にある。第1及び第2ボルト保持部251,252
は、好ましくは、図19及び図20に示されるように、
ケーブル固定ボルト240のヘッド部244の軸方向長
さとケーブル固定プレートの厚さとに対応した距離、互
いに離間される。従って、ケーブル固定ボルト保持ツー
ル212がディレイラ113に装着されると、ケーブル
固定ボルト240のヘッド部244及びケーブル固定プ
レート241は、第1ボルト保持部251と第2ボルト
保持部252との間に位置する。斯かる態様に代えて、
必要な場合及び/又は所望の場合には、ケーブル固定プ
レート241を第2ボルト保持部252の反対側に配設
し得ることは、本開示から当業者にとって明らかであろ
う。該変更可能態様においては、第1ボルト保持部15
1と第2ボルト保持部152との間の距離は、ケーブル
固定ボルト240のヘッド部244の軸方向長さ又は厚
みまで減少される。
【0042】再び、図21を参照すると、好ましくは、
第3ボルト保持部253には凹部又は孔260が備えら
れる。ケーブル固定ボルト240のネジ付軸部245の
自由端部は、好ましくは、前記凹部又は孔260内に受
け入れられる。好ましい形態において、前記凹部又は孔
260は、有底孔とされる。もちろん、必要な場合及び
/又は所望の場合には、前記孔260が貫通孔とされ得
ることは、本開示から当業者にとって明らかであろう。
【0043】図21に示されるように、好ましくは、第
2ボルト保持部252に、該第2ボルト保持部252が
ケーブル固定ボルト240のネジ付軸部245を部分的
に囲繞することを許容するリセス又はノッチ258が備
えられる。第2ボルト保持部252の前記ノッチ又はリ
セス258は、さらに、第1ボルト保持部251がケー
ブル固定ボルト240のヘッド部244とより確実に且
つより完全に係合することを許容する。もちろん、図2
2に示されるような、第2ボルト保持部のノッチ又はリ
セスが省略された変形ケーブル固定ボルト保持ツール2
12′も使用され得る。該変形ケーブル固定ボルト保持
ツール212′は、その他の点においては、前記ケーブ
ル固定ボルト保持ツール212と共通する。それ故、同
一又は相当部分に対して、ダッシュを付けた同一符号を
用いている。即ち、ケーブル固定ボルト保持ツール21
2′は、本体部249′と、把持部250′と、3つの
ボルト保持部251′,252′,253′とを備えて
いる。
【0044】実施の形態4.図23〜図28を参照する
と、本発明に従った実施の形態4に係るケーブル固定ボ
ルト保持ツール312が、フロントディレイラ14と共
に使用し得るように、描かれている。本実施の形態は、
ケーブル固定ボルト保持ツール312がフロントディレ
イラ14におけるケーブル固定ボルト340用に変更さ
れている点を除き、前記実施の形態2及び3と同様であ
る。
【0045】一般的に、フロントディレイラ14は、自
転車フレームに移動不能に固定される固定部材330
と、リンク機構332によって固定部材330に対し移
動可能となるように支持される可動部材331と、付勢
部材又はスプリング333とを備えている。可動部材3
31は、チェーンと当接する一対の垂直プレート33
8,339を有するチェーンガイドの形態をなしてい
る。前記可動部材331は、シフトケーブル20を引っ
張ることによって、固定部材330に対して移動可能と
されている。可動部材331及び固定部材330は、通
常、揺動リンク335,336を介して、相互連結され
る。シフトケーブル20は、アウターリンク336に対
してトルクを付加すべく該アウターリンク336に連結
されており、これにより、リンク335,336が可動
部材331を移動させるようになっている。シフトケー
ブル20は、ケーブル固定ボルト340及びナット34
2を介して、アウターリンク336の作動アーム337
に固定されている。ケーブル固定ボルト340は、ヘッ
ド部344と、ネジ部及び非ネジ部を有する軸部345
とを有している。
【0046】ケーブル固定ボルト保持ツール312は、
図29に示されるように、基本的に、本体部349と、
把持部350と、本体部349から延びる3つのボルト
保持部351,352,353とを備えている。前記3
つのボルト保持部351,352,353は、ケーブル
固定ボルト340を緩めた状態で保持する。本実施の形
態において、第1ボルト保持部351は、ケーブル固定
ボルト340のヘッド部344の外方端部と係合する。
そして、第2ボルト保持部352は、ケーブル固定ボル
ト340のヘッド部344の近傍又は該ヘッド部344
に近接して配設される。さらに、第3ボルト保持部35
3は、ケーブル固定ボルト340の軸部345の自由端
部と係合する。
【0047】図29に良く示されるように、ケーブル固
定ボルト保持ツール312の第1,第2及び第3ボルト
保持部351,352,353は、本体部349に対し
て略直交する方向に延びており、且つ、互いに略平行な
関係にある。第1及び第2保持部351,352は、好
ましくは、図23に示されるように、ケーブル固定ボル
ト340のヘッド部344の軸方向長さに対応した距
離、互いに離間される。従って、ケーブル固定ボルト保
持ツール312がディレイラ14に装着されると、ケー
ブル固定ボルト340のヘッド部344は、第1ボルト
保持部351と第2ボルト保持部352との間に配置さ
れる。
【0048】図29に示されるように、好ましくは、第
2ボルト保持部352に、該第2ボルト保持部352が
ケーブル固定ボルト340の軸部345における非ネジ
部を部分的に囲繞することを許容するリセス又はノッチ
358が備えられる。第2ボルト保持部352の前記ノ
ッチ又はリセス358は、さらに、第1ボルト保持部3
51がケーブル固定ボルト340のヘッド部344とよ
り確実に且つより完全に係合することを許容する。もち
ろん、図30に示されるような、第2ボルト保持部のノ
ッチ又はリセスが省略された変形ケーブル固定ボルト保
持ツール312′も使用され得る。該変形ケーブル固定
ボルト保持ツール312′は、その他の点においては、
前記ケーブル固定ボルト保持ツール312と共通する。
それ故、同一又は相当部分に対して、ダッシュを付けた
同一符号を用いている。即ち、ケーブル固定ボルト保持
ツール312′は、本体部349′と、把持部350′
と、3つのボルト保持部351′,352′,353′
とを備えている。
【0049】再び、図29を参照すると、好ましくは、
第3ボルト保持部353には凹部又は孔360が備えら
れる。ケーブル固定ボルト340の軸部345の自由端
部は、好ましくは、前記凹部又は孔360内に受け入れ
られる。好ましい形態において、前記凹部又は孔360
は、有底孔とされる。もちろん、必要な場合及び/又は
所望の場合には、前記孔360が貫通孔とされ得ること
は、本開示から当業者にとって明らかであろう。
【0050】実施の形態5.図31〜図38を参照する
と、本発明の実施の形態5に係るケーブル固定ボルト保
持ツール又はクリップ412が、変更されたフロントデ
ィレイラ414と共働し得るように描かれている。本実
施の形態は、ケーブル固定ボルト保持ツール412が前
記変形フロントディレイラ414のケーブル固定ボルト
440の変形構成と適合し得るように変更されている点
を除き、前記実施の形態4と同様である。
【0051】一般的に、フロントディレイラ414は、
自転車フレームに移動不能に固定される固定部材430
と、リンク機構432によって固定部材430に対し移
動可能となるように支持される可動部材431と、付勢
部材又はスプリング433とを備えている。可動部材4
31は、チェーンと当接する一対の垂直プレート43
8,439を有するチェーンガイドを形成している。前
記可動部材431は、シフトケーブル20を引っ張るこ
とによって、固定部材430に対して移動可能とされて
いる。可動部材431及び固定部材430は、通常、揺
動リンク435,436を介して、相互連結される。シ
フトケーブル20は、インナーリンク435に対してト
ルクを付加し得るように該インナーリンク435に連結
されており、これにより、リンク435,436が可動
部材431を移動させるようになっている。シフトケー
ブル20は、ケーブル固定ボルト440及びナット44
2を介して、インナーリンク435の作動アーム437
に固定されている。前記ナット442は、前記実施の形
態1におけると同様に、インナーリンク435における
作動アーム437を形成する部材の一部とし得るし、若
しくは、本明細書で開示した他の実施の形態におけると
同様に、インナーリンク435の作動アーム437の一
部と係合する別体の部材ともし得る。ケーブル固定ボル
ト440は、ヘッド部444と、ネジ付軸部445とを
有している。
【0052】ケーブル固定ボルト保持ツール412は、
図37に示されるように、基本的に、本体部449と、
把持部450と、本体部449から延びる3つのボルト
保持部451,452,453とを備えている。前記3
つのボルト保持部451,452,453は、ケーブル
固定ボルト440を緩めた状態で保持する。本実施の形
態において、第1ボルト保持部451は、ケーブル固定
ボルト440のヘッド部444と係合する。そして、第
2ボルト保持部452は、ケーブル固定ボルト440の
ネジ付軸部445の近傍に又は該軸部に近接して配設さ
れる。さらに、第3ボルト保持部453は、ケーブル固
定ボルト440のネジ付軸部445の自由端部と係合す
る。
【0053】図37に良く示されるように、ケーブル固
定ボルト保持ツール412の第1及び第2ボルト保持部
451,452は、本体部449に対して略直交する方
向に延びており、且つ、互いに略平行な関係にある。第
1及び第2保持部451,452は、好ましくは、図3
3及び図34に示されるように、ケーブル固定ボルト4
40のヘッド部444の軸方向長さ及びケーブル固定プ
レート441の厚さに対応した距離、互いに離間され
る。従って、ケーブル固定ボルト保持ツール412がデ
ィレイラ414に装着されると、ケーブル固定ボルト4
40のヘッド部444及びケーブル固定プレート441
は、第1ボルト保持部451と第2ボルト保持部452
との間に配置される。斯かる態様に代えて、所望の場合
及び/又は必要な場合には、ケーブル固定プレート44
1を第2ボルト保持部452の反対側へ配設し得ること
は、本開示から当業者にとって明らかであろう。該可能
変更態様においては、第1ボルト保持部451と第2ボ
ルト保持部452との間の距離は、ケーブル固定ボルト
440のヘッド部444の軸方向長さ又は厚さまで短縮
される。
【0054】図37に示されるように、好ましくは、第
2ボルト保持部452に、該第2ボルト保持部452が
ケーブル固定ボルト440のネジ付軸部445を部分的
に囲繞することを許容するリセス又はノッチ458が備
えられる。第2ボルト保持部452の前記ノッチ又はリ
セス458は、さらに、第1ボルト保持部451がケー
ブル固定ボルト440のヘッド部444とより確実に且
つより完全に係合することを許容する。もちろん、図3
8に示されるような、第2ボルト保持部のノッチ又はリ
セスが省略された変形ケーブル固定ボルト保持ツール4
12′も使用され得る。該変形ケーブル固定ボルト保持
ツール412′は、その他の点においては、前記ケーブ
ル固定ボルト保持ツール412と共通する。それ故、同
一又は相当部分に対して、ダッシュを付けた同一符号を
用いている。即ち、ケーブル固定ボルト保持ツール41
2′は、本体部449′と、把持部450′と、3つの
ボルト保持部451′,452′,453′とを備えて
いる。
【0055】再び、図37を参照すると、好ましくは、
第3ボルト保持部453には凹部又は孔460が備えら
れる。ケーブル固定ボルト440のネジ付軸部445の
自由端部は、好ましくは、前記凹部又は孔460内に受
け入れられる。好ましい形態において、前記凹部又は孔
460は、有底孔とされる。もちろん、必要な場合及び
/又は所望の場合には、前記孔460が貫通孔とされ得
ることは、本開示から当業者にとって明らかであろう。
【0056】実施の形態6.図39〜図41を参照する
と、本発明の実施の形態6に係るケーブル固定ボルト保
持ツール又はクリップ512が、自転車10におけるブ
レーキ15の一つと共に使用され得るように、描かれて
いる。本実施の形態に係るケーブル固定ボルト保持ツー
ル又はクリップ512は、該ケーブル固定ボルト保持ツ
ール512が自転車10におけるブレーキ15の一方又
は双方に対して使用され得るように変更されている点を
除き、前記各実施の形態と同様である。
【0057】ブレーキ15の各々は、ブレーキシュー5
32が固着された一対のブレーキアーム530,531
を備えている。ブレーキアーム530,531の下端部
は、取付ボルト534を介して、自転車10のフレーム
に揺動自在に連結されている。一方、ブレーキアーム5
30,531の上端部は、リンクアーム535及びケー
ブル固定ボルト540を介して、ブレーキケーブル24
に連結されている。ケーブル固定ボルト540は、ブレ
ーキアーム531に形成されたネジ孔に螺入される。ブ
レーキアーム531の上部は、該ブレーキアーム531
に一体形成されるナット部542を形成している。ケー
ブル固定ボルト540上には、ブレーキケーブル24と
係合すべく、ケーブル固定プレート541が配設されて
いる。より詳しくは、ケーブル固定ボルト540は、ヘ
ッド部544と、ケーブル固定プレートが配設されるネ
ジ付軸部545とを備えている。
【0058】ケーブル固定ボルト保持ツール512は、
図40に示されるように、基本的に、本体部549と、
把持部550と、本体部549から延びる3つのボルト
保持部551,552,553とを備えている。前記3
つのボルト保持部551,552,553は、ケーブル
固定ボルト540を緩めた状態で保持する。本実施の形
態において、第1ボルト保持部551は、ケーブル固定
ボルト540のヘッド部544と係合する。そして、第
2ボルト保持部552は、ケーブル固定ボルト540の
ネジ付軸部545の近傍に又は該軸部に近接して配設さ
れる。さらに、第3ボルト保持部553は、ブレーキア
ームのナット部542と係合する。
【0059】図40に良く示されるように、ケーブル固
定ボルト保持ツール512の第1及び第2ボルト保持部
551,552は、本体部549に対して略直交する方
向に延びており、且つ、互いに略平行な関係にある。第
1及び第2保持部551,552は、好ましくは、図3
9に示されるように、ケーブル固定ボルト540のヘッ
ド部544の軸方向長さ及びケーブル固定プレート54
1の厚さに対応した距離、互いに離間される。従って、
ケーブル固定ボルト保持ツール512がブレーキ15に
装着されると、ケーブル固定ボルト540のヘッド部5
44及びケーブル固定プレート541は、第1ボルト保
持部551と第2ボルト保持部552との間に配置され
る。斯かる態様に代えて、所望の場合及び/又は必要な
場合には、ケーブル固定プレート541を第2ボルト保
持部552の反対側へ配設し得ることは、本開示から当
業者にとって明らかであろう。該可能変更態様において
は、第1ボルト保持部551と第2ボルト保持部552
との間の距離は、ケーブル固定ボルト540のヘッド部
544の軸方向長さ又は厚さまで短縮される。
【0060】図40に示されるように、好ましくは、第
2ボルト保持部552に、該第2ボルト保持部552が
ケーブル固定ボルト540のネジ付軸部545を部分的
に囲繞することを許容するリセス又はノッチ558が備
えられる。第2ボルト保持部552の前記ノッチ又はリ
セス558は、さらに、第1ボルト保持部551がケー
ブル固定ボルト540のヘッド部544とより確実に且
つより完全に係合することを許容する。もちろん、図4
1に示されるような、第2ボルト保持部のノッチ又はリ
セスが省略された変形ケーブル固定ボルト保持ツール5
12′も使用され得る。該変形ケーブル固定ボルト保持
ツール512′は、その他の点においては、前記ケーブ
ル固定ボルト保持ツール512と共通する。それ故、同
一又は相当部分に対して、ダッシュを付けた同一符号を
用いている。即ち、ケーブル固定ボルト保持ツール51
2′は、本体部549′と、把持部550′と、3つの
ボルト保持部551′,552′,553′とを備えて
いる。
【0061】実施の形態7.図42〜図44を参照する
と、本発明の実施の形態7に係るケーブル固定ボルト保
持ツール612が、自転車10のブレーキ15の一つと
共に使用され得るように、描かれている。ケーブル固定
ボルト保持ツール612は、該保持ツール612が若干
変更されている点を除き、前記実施の形態6と同様であ
る。
【0062】ケーブル固定ボルト保持ツール612は、
図43に示されるように、基本的に、本体部649と、
把持部650と、本体部649から延びる3つのボルト
保持部651,652,653とを備えている。前記3
つのボルト保持部651,652,653は、ケーブル
固定ボルト640を緩めた状態で保持する。本実施の形
態において、第1ボルト保持部651は、ケーブル固定
ボルト540のヘッド部544と係合する。そして、第
2ボルト保持部652は、ケーブル固定ボルト540の
ネジ付軸部545の近傍に又は該軸部に近接して配設さ
れる。さらに、第3ボルト保持部653は、ブレーキア
ームのナット部542と係合する。本実施の形態におい
ては、第3ボルト保持部653は、ナット部542のネ
ジ付孔543に受け入れられる突起654を有してい
る。ケーブル固定ボルト540のネジ付軸部545の端
部は、前記突起654から離間されている。
【0063】図43に良く示されるように、ケーブル固
定ボルト保持ツール612の第1及び第2ボルト保持部
651,652は、本体部649に対して略直交する方
向に延びており、且つ、互いに略平行な関係にある。第
1及び第2保持部651,652は、好ましくは、図4
2に示されるように、ケーブル固定ボルト540のヘッ
ド部544の軸方向長さ及びケーブル固定プレート54
1の厚さに対応した距離、互いに離間される。従って、
ケーブル固定ボルト保持ツール612がブレーキ15に
装着されると、ケーブル固定ボルト540のヘッド部5
44及びケーブル固定プレート541は、第1ボルト保
持部651と第2ボルト保持部652との間に配置され
る。
【0064】図43に示されるように、好ましくは、第
2ボルト保持部652に、該第2ボルト保持部652が
ケーブル固定ボルト540のネジ付軸部545を部分的
に囲繞することを許容するリセス又はノッチ658が備
えられる。第2ボルト保持部652の前記ノッチ又はリ
セス658は、さらに、第1ボルト保持部651がケー
ブル固定ボルト540のヘッド部544とより確実に且
つより完全に係合することを許容する。もちろん、図4
4に示されるような、第2ボルト保持部のノッチ又はリ
セスが省略された変形ケーブル固定ボルト保持ツール6
12′も使用され得る。該変形ケーブル固定ボルト保持
ツール612′は、その他の点においては、前記ケーブ
ル固定ボルト保持ツール612と共通する。それ故、同
一又は相当部分に対して、ダッシュを付けた同一符号を
用いている。即ち、ケーブル固定ボルト保持ツール61
2′は、本体部649′と、把持部650′と、3つの
ボルト保持部651′,652′,653′とを備えて
いる。第3ボルト保持部653′は、ナット部542の
ネジ付孔543と係合する突起654′を有している。
【0065】本発明を説明する為に数種の実施の形態に
ついて説明したが、特許請求の範囲によって画される発
明の要旨から逸脱することなく、種々の変形又は変更が
可能であることは本開示から当業者にとって明らかであ
ろう。さらに、本発明に従った前記実施の形態の記載
は、本発明を説明する為のものであり、特許請求の範囲
によって画される発明及びその均等範囲を制限するもの
ではない。
【0066】
【発明の効果】本発明に係るケーブル固定ボルト保持ツ
ール及び該ツールを備えた自転車部品組立体の一態様に
よれば、輸送中及び/又は在庫中において、ケーブル固
定ボルトが自転車部品から脱離することを防止しつつ該
自転車部品に緩めた状態で保持される。又、本発明に係
るケーブル固定ボルト保持ツール及び該ツールを備えた
自転車部品組立体の特定の態様によれば、輸送中及び/
又は在庫中において、リアディレイラをコンパクトな状
態で保持することができる。
【0067】又、本発明に係るケーブル固定ボルト保持
方法の一態様によれば、輸送中及び/又は在庫中におい
て、ケーブル固定ボルトが自転車部品から脱離すること
を防止しつつ該自転車部品に緩めた状態で保持される。
又、本発明に係るケーブル固定ボルト保持方法の特定の
態様によれば、輸送中及び/又は在庫中において、リア
ディレイラをコンパクトな状態で保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るケーブル固定ボルト保持
ツール又はクリップが適用され得る通常の自転車の部分
側面図である。
【図2】図2は、本発明の一形態に係るケーブル固定ボ
ルト保持ツール又はクリップが連結されていない状態の
ローノーマルタイプの一般的のリアディレイラの側面図
である。
【図3】図3は、本発明の一形態に係るケーブル固定ボ
ルト保持ツール又はクリップが連結されているリアディ
レイラの側面図である。
【図4】図4は、本発明の一形態に係るケーブル固定ボ
ルト保持ツール又はクリップが連結された図3に示すリ
アディレイラの背面図である。
【図5】図5は、本発明の一形態に係るケーブル固定ボ
ルト保持ツール又はクリップが連結された図3及び図4
に示すリアディレイラの一部拡大側面図である。
【図6】図6は、本発明の一形態に係るケーブル固定ボ
ルト保持ツール又はクリップが連結された図3〜図5に
示すリアディレイラの一部拡大背面図である。
【図7】図7は、前記ケーブル固定ボルト保持ツール又
はクリップが取り外された状態の図3〜図6に示すリア
ディレイラの一部拡大側面図である。
【図8】図8は、前記ケーブル固定ボルト保持ツール又
はクリップが取り外された状態の図3〜図7に示すリア
ディレイラの一部拡大背面図である。
【図9】図9は、図3〜図8に示すリアディレイラに用
いられたケーブル固定ボルト保持ツール又はクリップの
斜視図である。
【図10】図10は、図3〜図8に示すリアディレイラ
に使用され得る,本発明の他の形態に係るケーブル固定
ボルト保持ツール又はクリップの斜視図である。
【図11】図11は、本発明の他の形態に係るケーブル
固定ボルト保持ツール又はクリップ及び他の形態に係る
リアディレイラの側面図である。
【図12】図12は、図11に示す他の形態に係るリア
ディレイラ及びケーブル固定ボルト保持ツール又はクリ
ップの背面図である。
【図13】図13は、本発明の一形態に係るケーブル固
定ボルト保持ツール又はクリップが連結されている,図
11及び図12に示すリアディレイラの一部拡大側面図
である。
【図14】図14は、前記ケーブル固定ボルト保持ツー
ル又はクリップが連結されている,図11及び図12に
示すリアディレイラの一部拡大背面図である。
【図15】図15は、前記ケーブル固定ボルト保持ツー
ル又はクリップが取り外されている,図11〜図14に
示すリアディレイラの一部拡大側面図である。
【図16】図16は、前記ケーブル固定ボルト保持ツー
ル又はクリップが取り外されている,図11〜図15に
示すリアディレイラの一部拡大背面図である。
【図17】図17は、図11〜図16に示すリアディレ
イラに用いられたケーブル固定ボルト保持ツール又はク
リップの斜視図である。
【図18】図18は、図11〜図16に示すリアディレ
イラに使用され得るケーブル固定ボルト保持ツール又は
クリップの他の形態の斜視図である。
【図19】図19は、変形されたケーブル固定ボルト保
持ツール又はクリップが連結されている,図11〜図1
6に示すリアディレイラの一部拡大側面図である。
【図20】図20は、前記変形ケーブル固定ボルト保持
ツール又はクリップが連結されている,図11〜図16
に示すリアディレイラの一部拡大背面図である。
【図21】図21は、図19及び図20に示すリアディ
レイラに用いられているケーブル固定ボルト保持ツール
又はクリップの斜視図である。
【図22】図22は、図19及び図20に示すリアディ
レイラに用いられ得るケーブル固定ボルト保持ツール又
はクリップの他の形態の斜視図である。
【図23】図23は、本発明の他の形態に係るケーブル
固定ボルト保持ツール又はクリップを備えたフロントデ
ィレイラの側面図である。
【図24】図24は、図23に示すフロントディレイラ
及びケーブル固定ボルト保持ツール又はクリップの背面
図である。
【図25】図25は、本発明の一形態に係るケーブル固
定ボルト保持ツールが連結されている,図23及び図2
4に示すフロントディレイラの一部拡大側面図である。
【図26】図26は、前記ケーブル固定ボルト保持ツー
ル又はクリップが連結されている,図23〜図25に示
すフロントディレイラの一部拡大背面図である。
【図27】図27は、前記ケーブル固定ボルト保持ツー
ル又はクリップが取り外されている,図23〜図26に
示すフロントディレイラの一部拡大側面図である。
【図28】図28は、前記ケーブル固定ボルト保持ツー
ル又はクリップが取り外されている,図23〜図27に
示すフロントディレイラの一部拡大背面図である。
【図29】図29は、図23〜図26に示すフロントデ
ィレイラに用いられているケーブル固定ボルト保持ツー
ル又はクリップの斜視図である。
【図30】図30は、図23〜図26に示すフロントデ
ィレイラに用いられ得るケーブル固定ボルト保持ツール
又はクリップの他の形態の斜視図である。
【図31】図31は、他の形態に係るケーブル固定ボル
ト保持ツール又はクリップ及び他の形態に係るフロント
ディレイラの側面図である。
【図32】図32は、図31に示す他の形態に係るフロ
ントディレイラ及びケーブル固定ボルト保持ツール又は
クリップの背面図である。
【図33】図33は、前記ケーブル固定ボルト保持ツー
ル又はクリップが連結されている,図31及び図32に
示すフロントディレイラの一部拡大側面図である。
【図34】図34は、前記ケーブル固定ボルト保持ツー
ルが連結されている,図31〜図33に示すフロントデ
ィレイラの一部拡大背面図である。
【図35】図35は、前記ケーブル固定ボルト保持ツー
ル又はクリップが取り外されている,図31〜図34に
示すフロントディレイラの一部拡大側面図である。
【図36】図36は、前記ケーブル固定ボルト保持ツー
ル又はクリップが取り外されている,図31〜図34に
示すフロントディレイラの一部拡大背面図である。
【図37】図37は、図31〜図34に示すフロントデ
ィレイラに用いられているケーブル固定ボルト保持ツー
ル又はクリップの斜視図である。
【図38】図38は、図31〜図34に示されたフロン
トディレイラに用いられ得るケーブル固定ボルト保持ツ
ール又はクリップの他の形態の斜視図である。
【図39】図39は、ブレーキ及び該ブレーキに連結さ
れたケーブル固定ボルト保持ツール又はクリップの他の
形態の正面図である。
【図40】図40は、図39に示されたブレーキに用い
られているケーブル固定ボルト保持ツール又はクリップ
の斜視図である。
【図41】図41は、図39に示すブレーキに用いられ
得るケーブル固定ボルト保持ツール又はクリップの斜視
図である。
【図42】図42は、ブレーキ及び該ブレーキに連結さ
れたケーブル固定ボルト保持ツールの他の形態の正面図
である。
【図43】図43は、図42に示すブレーキに用いられ
ているケーブル固定ボルト保持ツール又はクリップの斜
視図である。
【図44】図44は、図42に示すブレーキに使用され
得るケーブル固定ボルト保持ツールの他の形態の斜視図
である。
【符号の説明】
12,112,212,312,412,512,612 ケーブル固定ボルト保
持ツール 13 リアディレイラ 14 フロントディレイラ 15 ブレーキ 32,132,232,332,432 リンク機構 40,140,240,340,440,540,640 ケーブル固定ボルト 41,141,241,341,441,541,641 ケーブル固定プレート 42,142,242,342,442,552,652 ナット部 44,144,244,344,444,544,644 ヘッド部 45,145,245,345,445,545,645 軸部 51,151,251,351,451,551,651 第1ボルト保持部 52,152,252,352,452,552,652 第2ボルト保持部 53,153,253,353,453,553,653 第3ボルト保持部 530,531 ブレーキアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 和夫 大阪府河内長野市美加の台1−37−1

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネジ付ボルト受入開口部を備えた第1自
    転車部材を有する自転車部品と、 ヘッド部及び該ヘッド部から自由端部まで延びる軸部を
    有し、前記軸部には前記ネジ付ボルト受入開口部と係合
    するネジが形成されているケーブル固定ボルトと、 前記ケーブル固定ボルトに着脱可能に連結されるツール
    であって、前記ケーブル固定ボルトのヘッド部と係合す
    る第1部分と、前記ケーブル固定ボルトの前記軸部の近
    傍又は該軸部に近接して配設される第2部分と、前記軸
    部及び前記第1自転車部材の少なくとも一方と係合する
    第3部分とを有するツールとを備え、 前記第1部分,第2部分及び第3部分は、前記ケーブル
    固定ボルトが前記第1自転車部材から脱離することを防
    止しつつ、前記ケーブル固定ボルトを緩めた状態で保持
    し得るように配置されていることを特徴とする自転車部
    品組立体。
  2. 【請求項2】 前記自転車部品は、リアディレイラであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の自転車部品組立
    体。
  3. 【請求項3】 前記第1自転車部材は、前記リアディレ
    イラのリンク部材であることを特徴とする請求項2に記
    載の自転車部品組立体。
  4. 【請求項4】 前記第1自転車部材は、前記軸部が受け
    入れられるネジ無し孔を有する前記リアディレイラのリ
    ンク部材に配設されたナットであることを特徴とする請
    求項2に記載の自転車部品組立体。
  5. 【請求項5】 前記自転車部品は、フロントディレイラ
    であることを特徴とする請求項1に記載の自転車部品組
    立体。
  6. 【請求項6】 前記第1自転車部材は、前記フロントデ
    ィレイラのリンク部材であることを特徴とする請求項5
    に記載の自転車部品組立体。
  7. 【請求項7】 前記第1自転車部材は、前記軸部が受け
    入れられるネジ無し孔を有する前記フロントディレイラ
    のリンク部材に配設されたナットであることを特徴とす
    る請求項5に記載の自転車部品組立体。
  8. 【請求項8】 前記自転車部品は、ブレーキ装置である
    ことを特徴とする請求項1に記載の自転車部品組立体。
  9. 【請求項9】 前記第1自転車部材は、ブレーキアーム
    であることを特徴とする請求項8に記載の自転車部品組
    立体。
  10. 【請求項10】 前記ヘッド部と前記第1自転車部材と
    の間において前記軸部上に配設されたケーブル固定プレ
    ートをさらに備えていることを特徴とする請求項1から
    9の何れかに記載の自転車部品組立体。
  11. 【請求項11】 前記ツールは、非金属材料で形成され
    ていることを特徴とする請求項1から10の何れかに記
    載の自転車部品組立体。
  12. 【請求項12】 前記ツールの前記第2部分は、前記ケ
    ーブル固定ボルトの前記軸部が配設されるリセスを有し
    ていることを特徴とする請求項1から11の何れかに記
    載の自転車部品組立体。
  13. 【請求項13】 前記ツールの前記第1,第2及び第3
    部分は、一個の単一部材として形成されていることを特
    徴とする請求項1から12の何れかに記載の自転車部品
    組立体。
  14. 【請求項14】 前記ツールの前記第1,第2及び第3
    部分は、実質的に平行な部材であることを特徴とする請
    求項1から13の何れかに記載の自転車部品組立体。
  15. 【請求項15】 前記ツールの第1及び第2部分は、実
    質的に平行な部材であり、 前記ツールの第3部分は、付勢部材によって、前記第1
    自転車部材と第2自転車部材との間に保持されることを
    特徴とする請求項1から13の何れかに記載の自転車部
    品組立体。
  16. 【請求項16】 前記付勢部材は、前記第1及び第2自
    転車部材を傾倒位置から拡張位置に向かって付勢するも
    のであり、 前記ツールの前記第3部分は、前記第1及び第2自転車
    部材が前記拡張位置へ移動することを防止し得るよう
    に、第1自転車部材と第2自転車部材との間に配設され
    ることを特徴とする請求項15に記載の自転車部品組立
    体。
  17. 【請求項17】 前記第3部分は、前記ケーブル固定ボ
    ルトの軸部と係合することを特徴とする請求項1から1
    6の何れかに記載の自転車部品組立体。
  18. 【請求項18】 前記第3部分は、前記軸部の自由端部
    を受け入れる孔を有していることを特徴とする請求項1
    7に記載の自転車部品組立体。
  19. 【請求項19】 前記第3部分の孔は、前記軸部の自由
    端部を受け入れる有底孔であることを特徴とする請求項
    18に記載の自転車部品組立体。
  20. 【請求項20】 前記第3部分の孔は、前記軸部の自由
    端部を受け入れる貫通孔であることを特徴とする請求項
    18に記載の自転車部品組立体。
  21. 【請求項21】 前記第3部分は、前記第1自転車部材
    と係合することを特徴とする請求項1から16の何れか
    に記載の自転車部品組立体。
  22. 【請求項22】 前記ツールの前記第3部分は、前記第
    2自転車部材との相対移動を制限すべく、該第2自転車
    部材と係合するリセスを有していることを特徴とする請
    求項21に記載の自転車部品組立体。
  23. 【請求項23】 前記ツールの第1及び第2部分は、実
    質的に平行な部材であることを特徴とする請求項22に
    記載の自転車部品組立体。
  24. 【請求項24】 自転車部品にケーブル固定ボルトを保
    持する為のツールであって、 前記ケーブル固定ボルトのヘッド部と係合するように構
    成された第1部分と、 前記第1部分から離間され、前記ケーブル固定ボルトの
    軸部近傍に配設される第2部分と、 前記第2部分から離間され、前記自転車部品の一部及び
    前記軸部の少なくとも一方と係合するように構成された
    第3部分とを備え、 前記第1,第2及び第3部分は、前記ケーブル固定ボル
    トが前記自転車部品から外れることを防止しつつ、前記
    ケーブル固定ボルトを緩めた状態で保持し得るように配
    置されていることを特徴とするケーブル固定ボルト保持
    ツール。
  25. 【請求項25】 前記ツールは非金属材料で形成されて
    いることを特徴とする請求項24に記載のケーブル固定
    ボルト保持ツール。
  26. 【請求項26】 前記第1,第2及び第3部分は、一個
    の単一部材として一体形成されていることを特徴とする
    請求項24又は25に記載のケーブル固定ボルト保持ツ
    ール。
  27. 【請求項27】 前記第2部分は、前記ケーブル固定ボ
    ルトの軸部が配設されるリセスを有していることを特徴
    とする請求項24から26の何れかに記載のケーブル固
    定ボルト保持ツール。
  28. 【請求項28】 前記第1及び第2部分は、実質的に平
    行な部材であり、 前記第3部分は、自転車部材との相対移動を制限すべく
    該自転車部材と係合するリセスを有していることを特徴
    とする請求項24から27の何れかに記載のケーブル固
    定ボルト保持ツール。
  29. 【請求項29】 前記第1部分,第2部分及び第3部分
    は、実質的に平行な部材であることを特徴とする請求項
    24から27の何れかに記載のケーブル固定ボルト保持
    ツール。
  30. 【請求項30】 前記第3部分は、前記ケーブル固定ボ
    ルトの軸部の自由端部を受け入れる孔を有していること
    を特徴とする請求項28又は29に記載のケーブル固定
    ボルト保持ツール。
  31. 【請求項31】 前記第3部分の孔は、前記ケーブル固
    定ボルトの軸部の自由端部を受け入れる有底孔であるこ
    とを特徴とする請求項30に記載のケーブル固定ボルト
    保持ツール。
  32. 【請求項32】 前記第3部分の孔は、前記ケーブル固
    定ボルトの軸部の自由端部を受け入れる貫通孔であるこ
    とを特徴とする請求項30に記載のケーブル固定ボルト
    保持ツール。
  33. 【請求項33】 自転車部品にケーブル固定ボルトを緩
    んだ状態で保持する方法であって、 第1部分、該第1部分から離間された第2部分、及び該
    第2部分から離間された第3部分を有するツールを用意
    する工程と、 前記ツールの第1部分を、前記ケーブル固定ボルトのヘ
    ッド部と係合するように配設する工程と、 前記ツールの第2部分を、前記ケーブル固定ボルトの軸
    部近傍に又は該軸部に近接して配設する工程と、 前記ケーブル固定ボルトが前記自転車部品における第1
    自転車部材から外れることを防止しつつ、該ケーブル固
    定ボルトを緩んだ状態で保持すべく、前記ツールの第3
    部分を、前記自転車部品における第1自転車部材及び前
    記軸部の少なくとも一方と係合するように配設する工程
    とを含むことを特徴とするケーブル固定ボルト保持方
    法。
  34. 【請求項34】 前記自転車部品はリアディレイラであ
    ることを特徴とする請求項33に記載のケーブル固定ボ
    ルト保持方法。
  35. 【請求項35】 前記第1自転車部材は前記リアディレ
    イラにおけるリンク部材であることを特徴とする請求項
    34に記載のケーブル固定ボルト保持方法。
  36. 【請求項36】 前記第1自転車部材は前記軸部が配設
    されるネジ無し孔を有する前記リアディレイラのリンク
    部材に配設されたナットであることを特徴とする請求項
    34に記載のケーブル固定ボルト保持方法。
  37. 【請求項37】 前記ツールの第3部分は、前記第1自
    転車部材及び第2自転車部材を傾倒位置から拡張位置へ
    向けて押圧する付勢部材によって該第1自転車部材と第
    2自転車部材との間に維持されており、前記第1及び第
    2自転車部材が前記拡張位置へ移動することを防止し得
    るようになっていることを特徴とする請求項34から3
    6の何れかに記載のケーブル固定ボルト保持方法。
  38. 【請求項38】 前記自転車部品はフロントディレイラ
    であることを特徴とする請求項33に記載のケーブル固
    定ボルト保持方法。
  39. 【請求項39】 前記第1自転車部材は前記フロントデ
    ィレイラにおけるリンク部材であることを特徴とする請
    求項38に記載のケーブル固定ボルト保持方法。
  40. 【請求項40】 前記第1自転車部材は、前記軸部が配
    設されるネジ無し孔を有する前記フロントディレイラの
    リンク部材に配設されたナットであることを特徴とする
    請求項38に記載のケーブル固定ボルト保持方法。
  41. 【請求項41】 前記自転車部品はブレーキ装置であ
    り、 前記第1自転車部材はブレーキアームであることを特徴
    とする請求項33に記載のケーブル固定ボルト保持方
    法。
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