JP2004256103A - 自転車用ディレーラ - Google Patents

自転車用ディレーラ Download PDF

Info

Publication number
JP2004256103A
JP2004256103A JP2004051377A JP2004051377A JP2004256103A JP 2004256103 A JP2004256103 A JP 2004256103A JP 2004051377 A JP2004051377 A JP 2004051377A JP 2004051377 A JP2004051377 A JP 2004051377A JP 2004256103 A JP2004256103 A JP 2004256103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
derailleur
shaft portion
bicycle
cable
washer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004051377A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Nanko
義昭 南光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Publication of JP2004256103A publication Critical patent/JP2004256103A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M9/00Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
    • B62M9/04Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
    • B62M9/06Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
    • B62M9/10Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
    • B62M9/12Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like the chain, belt, or the like being laterally shiftable, e.g. using a rear derailleur
    • B62M9/131Front derailleurs
    • B62M9/137Mounting or guiding of cables
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20396Hand operated
    • Y10T74/20402Flexible transmitter [e.g., Bowden cable]
    • Y10T74/2045Flexible transmitter [e.g., Bowden cable] and sheath support, connector, or anchor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20396Hand operated
    • Y10T74/20402Flexible transmitter [e.g., Bowden cable]
    • Y10T74/20462Specific cable connector or guide

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

【課題】 固定ワッシャを保持できる自転車フロントディレーラを提供する。
【解決手段】 このディレーラ12は、固定部材31と、可動部材34と、リンク機構と、ケーブル装着アセンブリ36とを含む。このケーブル装着アセンブリ36は、ケーブル固定ボルト51と、ケーブル固定ワッシャ52と、オーリング53とを有する。オーリング53は、ケーブル固定ワッシャ52をケーブル固定ボルト51のシャフト部分51bの周囲に保持するように配置される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、自転車用ディレーラ、特に、ワッシャを保持できる固定ボルトを用いた自転車用ディレーラに関する。この固定ボルトは、ケーブル固定ボルトまたはディレーラ固定ボルトのいずれかである。
自転車の利用は、交通手段としてだけでなく、リクリエーションの一形態としてますます人気が高まっている。さらに、自転車競技もプロアマを問わず大変人気のあるスポーツとなっている。自転車の利用目的がリクリエーション、交通、競技のいずれであれ、自転車業界はそのさまざまな部品をたえず改良しており、自転車のシフト用の部品もその1つである。長年にわたり設計し直され続けている自転車部品の1つがフロントディレーラである。フロントディレーラは通常、フロントスプロケットに隣接して自転車フレームに取付けられる。
一般に、フロントディレーラは、自転車フレームに移動不能に固定された固定部材と、固定部材に対して移動可能に支持されている可動部材とを含む。通常、固定部材は、シートチューブに固定された管状クランプ部材であるが、ボトムブラケットに連結されている場合もある。可動部材はチェーンガイドを有し、このガイドに、複数枚のフロントスプロケット間でチェーンを接触及び移動させるための1対のケージプレートが設けられている。可動部材は、固定部材に対して所定の方向にスプリングにより付勢されており、フロントディレーラに連結されたシフトコントロールケーブルが引っ張られたりあるいは解放されることにより、固定部材に対して移動する。可動部材と固定部材とは、ピボットリンクを介して相互に連結されている。ピボットリンクの一方にコントロールケーブルが連結されており、このケーブルからトルクが加えられると、両方のピボットリンクが可動部材を移動させる。コントロールケーブルは、操作力がコントロールケーブルに加えられる位置で、リンクに固着されている。そして、ケーブルに加わる力がリンクを揺動させるトルクに変換される。
通常、フロントディレーラのコントロールケーブルは、ケーブル固定ワッシャを用いたケーブル固定用ボルトにより、リンクの一方に装着される。しかし、コントロールケーブルをフロントディレーラに装着する際、このケーブル固定ワッシャが落下しやすく、この装着に無駄な時間がかかりかねない。
また、フロントディレーラは、ディレーラ固定ワッシャを用いたディレーラ固定用ボルトにより、ブラケットに装着されることが多いが、この場合も、フロントディレーラをブラケットに装着する際、この固定ワッシャが落下しやすいため、自転車のブラケットにフロントディレーラを装着するのに、時間を浪費しかねない。
特開平10−053187号公報 特開平06−305475号公報
上記を鑑みると、当業者には本開示内容から、従来技術における上記課題を克服した改良型自転車フロントディレーラが必要であることが明白であろう。本発明は、従来技術におけるこの要望ならびに、当業者であれば以下の開示内容から明白になるであろう他の要望に応えるものである。
本発明の1つの目的は、取り付けを簡単にするために固定ワッシャを固定ボルトに保持できる自転車用ディレーラを提供することである。
本発明のもう1つの目的は、比較的単純な構造であるため、安価で製造及び/または組み立てが可能な自転車用ディレーラを提供することである。
上記目的は基本的に、固定部材と、可動部材と、リンク機構と、ケーブル装着アセンブリとを含む自転車フロントディレーラを提供することで達成できる。固定部材は、自転車フレームに装着されるものである。可動部材は、チェーン収容スロットが設けられたチェーンガイド部分を有し、自転車のチェーンを横方向に移動させる。リンク機構は、固定部材とチェーンガイド部分との間に連結され、チェーンガイド部分を横方向の第1位置と第2位置との間で移動させるものである。このリンク機構に連結されているのがケーブル装着アセンブリであり、このアセンブリには、ケーブル固定ボルト、ケーブル固定ワッシャ及び弾性部材が含まれる。ケーブル固定ボルトは、工具係合面が形成されたヘッド部分と、リンク機構に形成されたネジ穴に螺合するネジ部が形成されたシャフト部分とを有する。ケーブル固定ワッシャは、外周面と、ボルト受け開口部を構成する内周面とを含み、この開口部内に、ケーブル固定ボルトのシャフト部分が挿入される。弾性部材は、シャフト部分のネジ部とヘッド部分との間でシャフト部分周囲に保持され、ケーブル固定ワッシャをケーブル固定ボルトのシャフト部分周囲に保持するように配置される。
また、上記目的は基本的に、固定部材と、可動部材と、リンク機構と、ケーブル装着アセンブリとを含む自転車フロントディレーラを提供することで達成できる。固定部材は、自転車フレームに装着されるものである。可動部材は、チェーン収容スロットが設けられたチェーンガイド部分を有し、自転車のチェーンを横方向に移動させる。リンク機構は、固定部材とチェーンガイド部分との間に連結され、チェーンガイド部分を横方向の第1位置と第2位置との間で移動させるものである。このリンク機構に連結されているのがケーブル装着アセンブリである。ケーブル装着アセンブリは、ディレーラ固定ボルトと、ディレーラ固定ワッシャと、弾性部材とを含む。ディレーラ固定ボルトは、工具係合面が形成されたヘッド部分と、固定部材に形成されたネジ穴に螺合するネジ部が形成されたシャフト部分とを有する。ディレーラ固定ワッシャは、外周面と、ボルト受け開口部を構成する内周面とを含み、この開口部内にディレーラ固定ボルトのシャフト部分が挿入される。弾性部材は、シャフト部分のネジ部とヘッド部分との間でシャフト部分周囲に保持され、ディレーラ固定ワッシャをディレーラ固定ボルトのシャフト部分周囲に保持するように配置される。
以上のみならず、本発明の他の目的、特徴、態様及び利点が、添付の図面と併せて本発明の好適実施形態を開示する以下の詳述から当業者には明白になるであろう。
ここで、添付の図面を参照する。これらの図面は本発明の開示内容原本の一部である。
以上のような本発明では、自転車用ディレーラにおいて、固定ワッシャを固定ボルトに保持できるので、取付が簡単になる。また、比較的単純な構造であるため、安価で製造、組み立てができる。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。当業者には本開示内容から、この説明が例示のみを目的としており、請求の範囲及びその均等物により定められる本発明を何ら制限するものではないことが明白であろう。
まず図1を参照すると、本発明の一実施形態によるフロントディレーラ12を備えた自転車10が例示されている。フロントディレーラ12は自転車フレーム14のシートチューブ13に装着されている。自転車10にはリアディレーラ15も装着されており、このリアディレーラについても本発明を適用することが可能である。これらのフロントディレーラ12及びリアディレーラ15は、ハンドルバー24に取付けられた1対のシフトユニット16及び17により、従来通りに操作される。リアディレーラ15用のシフトユニット17を図1に示し、フロントディレーラ12用のシフトユニット16を図2に示す。フロントディレーラ12はシフトコントロールまたはディレーラケーブル18を操作する(引っ張るまたは解放する)ことで駆動され、これによりチェーン20が駆動部の3枚のフロントスプロケット22a、22b及び22c間で移動し、変速がなされる。また、リアディレーラ15はシフトコントロールまたはディレーラケーブル19を操作する(引っ張るまたは解放する)ことで駆動され、これによりチェーン20が駆動部の複数枚のリアスプロケット間で移動し、変速がなされる。
本明細書ではフロントディレーラ12を、駆動部のフロントスプロケット22a、22b及び22cの間でチェーン20をシフトする3段ディレーラとして例示しているが、当業者には本開示内容から、フロントディレーラ12を、必要及び/または所望に応じて、2枚のフロントスプロケットのみ備えた駆動部にも使用できることが明白であろう。
自転車及びそのさまざまな構成部材は従来技術で周知であるため、本発明に関連する構成部材を除き、本明細書ではその説明及び/または例示を省略する。言い換えれば、本明細書では、フロントディレーラ12及びその関連構成部材についてのみ、詳しく説明及び/または例示する。本明細書でいう用語「前方、後方、上方、下向き、垂直、水平、下方及び横方向」は、方向を示す他の用語と同様に、本発明を装備した自転車に対する方向を指している。したがって、これらの用語は、本明細書を説明するために用いられている場合、本発明を装備した自転車に対するものとして解釈されるものである。
図3〜図5を参照しながら、本発明の一実施形態によるフロントディレーラ12を詳細に説明する。フロントディレーラ12は基本的に、固定部材31と、内側リンク部材32と、外側リンク部材33と、可動部材34と、付勢部材35とを含む。ディレーラケーブル18のインナーワイヤ18aは、ケーブル装着アセンブリ36により外側リンク部材33に連結されている。固定部材31は、クランプブラケット37及びディレーラ固定ボルトアセンブリ38を介して自転車フレーム14のシートチューブ13に装着されている。これらの部材31〜34が4連リンク機構を構成しており、固定部材31に対して接近及び離反する方向に可動部材34を移動させる。
本実施形態の場合、フロントディレーラ12はボトムスイング型フロントディレーラである。このため、コントロールケーブル18がシフトユニット16により引っ張られると、可動部材34は自転車フレーム14の中央長手方向面に対して横方向外向き及び上向きに移動する。したがって、シフトユニット16によってシフトコントロールケーブル18を操作すると、可動部材34は、自転車フレーム14のシートチューブ13に対して横方向に接近、離反して、チェーン20をフロントスプロケット22a、22b及び22c間で横方向にシフトさせる。言い換えれば、内側リンク32及び外側リンク33が上方ピボット軸の下方で揺動して、従来と同様に、フロントディレーラ12の固定部材31及び可動部材34と共に4連リンク機構を形成する。
図5から明らかなように、固定部材31は、以下で説明するように、クランプブラケット37及びディレーラ固定ボルトアセンブリ38により自転車フレーム14に連結される。基本的に、固定部材31にフレーム固定穴40が形成されており、ここにクランプブラケット37がディレーラ固定ボルトアセンブリ38で取付けられる。また、図3に示すように、内側及び外側リンク部材32及び33は、ピボットピン41及び42により固定部材31に回動自在に連結されている。
内側リンク部材32の一方の端部はピボットピン41により固定部材31に回動自在に連結されており、他方の端部はピボットピン43により可動部材34に回動自在に連結されている。外側リンク部材33の一方の端部はピボットピン42により固定部材31に回動自在に連結されており、他方の端部はピボットピン44により可動部材34に回動自在に連結されている。外側リンク部材33には延出部分33aが形成されており、この延出部分33aには、ケーブル装着アセンブリ36によりインナーワイヤ18bを連結させるためのネジ穴33bが形成されている。
固定部材31の本体は、1対の調整用ネジ穴と、その中にそれぞれ螺合された1対の垂直な調節ネジ45及び46とを含む。調節ネジ45及び46を回すことで、その垂直方向位置を調節し、その自由端を選択的に内側リンク部材32に接触させることにより内側リンク部材32の移動範囲が調節され、これにより可動部材34の移動範囲を調節することができる。
可動部材34は、自転車10のチェーン20を自転車フレーム14の長手方向面に対して横断する方向にシフトさせるように構成され、チェーン収容スロット34bが設けられたチェーンガイド部分34aを有する。また、このガイド部分34aには、チェーン20を横方向に移動させるように構成されたチェーンガイド面も形成されている。内側及び外側リンク部材32及び33は、その下方端部にて可動部材34に回動自在に連結され、それぞれの下方ピボット軸を中心に可動部材34に対して回動できるようになっている。内側及び外側リンク部材32及び33はさらに、その上方端部にて固定部材31に回動自在に連結され、それぞれの上方ピボット軸を中心に固定部材31に対して回動できるようになっている。この構造から、内側及び外側リンク部材32及び33は、固定部材31とチェーンガイド部分34aとの間に連結されたリンク機構の一部となって、チェーンガイド部分34aを内側位置と外側位置との間で移動させるようになっている。
付勢部材35を、好ましくは、ねじりバネとして、そのコイル部分をピボットピン43に接触させ、バネの第1及び第2の自由端をそれぞれ内側リンク部材32及び可動部材34と係合させる。さらに具体的に言えば、付勢部材35を、内側リンク部材32と可動部材34との間で連結して、常に可動部材34を自転車フレーム14のシートチューブ13に向けて付勢させておくようにする。
図3及び図4に示すように、ケーブル装着アセンブリ36は、リンク機構、すなわち、外側リンク部材33の延出部分33aに連結されている。ここで図6〜図8を参照すると、ケーブル装着アセンブリ36は、ケーブル固定ボルト51と、ケーブル固定ワッシャ52と、弾性部材53とを含む。弾性部材53が、以下で説明するように、ケーブル固定ワッシャ52をケーブル固定ボルト51に保持する。
図6〜図8に示すように、ケーブル固定ボルト51は、ヘッド部分51a及びシャフト部分51bを含む硬い剛性部材である。このヘッド部分51a及びシャフト部分51bを、好ましくは、適した硬質剛性材料によって単一の部材として一体形成する。ヘッド部分51aの一方の端部に工具係合面51cが設けられ、他方の端部にシャフト部分51b向きの軸方向当接面51dが設けられている。ヘッド部分51aの工具係合面51cは軸方向に延在する有底の穴であり、その横断面を円形以外、好ましくは六角形とする。
シャフト部分51bは、ヘッド部分51a側の第1の端部と、ネジ51eが形成された第2の端部とを含み、第1の端部と第2の端部との間に中心軸Oが延在している。シャフト部分51bのネジ部51eは、外側リンク部材33の延出部分33aに設けられたネジ穴33bに螺合される。
弾性部材53は、ネジ部51eとヘッド部分51aとの間でシャフト部分51bの周囲に保持される。具体的に言えば、ヘッド部分51aに隣接するシャフト部分51bの第1の端部に環状溝51fが形成されており、弾性部材53は、この溝51f内に配置されて、ケーブル固定ワッシャ52をシャフト部分51bに取り外し自在に保持する。
ケーブル固定ワッシャ52は、ネジ部51eとヘッド部分51aとの間で、シャフト部分51b周囲に配置される。ケーブル固定ワッシャ52は、環状外周面52aと、ボルト受け開口部を構成する環状内周面52bとを含んでおり、この開口部内に、ケーブル固定ボルト51のシャフト部分51bが挿入される。ケーブル固定ワッシャ52の環状内周面52bは管状の階段形状であり、これにより、弾性部材53を中に配置する環状凹部52cが形成されている。言い換えれば、ケーブル固定ワッシャ52の環状内周面52bは、第1の環状部分と第2の環状部分とを有する。第1の環状部分は、第1の径の環状凹部52cにより構成されており、第2の環状部分は、第1の径より小さい第2の径の環状フランジ52dにより構成されている。また、第2の径が第1の径より小さいため、フランジ52dにより、軸方向に対向する当たり面52eが形成されている。外周面52aは、軸方向に対向する端面52gから径方向外側向きに延びる先細り部分52fを有する。この先細り部分52fにより、ワイヤ18aにかかる応力が削減される。
好ましくは、弾性部材53は、エラストマ材料などの弾性かつ可撓性である材料で形成された可撓性Oリングである。弾性部材53の開口部の内径を、シャフト部分51bの溝51fの外径と実質的に同じか、これよりわずかに小さくし、弾性部材53の外径を、ケーブル固定ワッシャ52の環状凹部52cの内径よりわずかに大きくする。こうすることにより、ケーブル固定ワッシャ52を弾性部材53周囲に取付けると、弾性部材53は、径方向にわずかに圧縮されて、シャフト部分51の環状凹部51f内に収まる。この構造により、弾性部材53にダメージを与えることなく、ケーブル固定ワッシャ52を必要に応じて簡単に取り出したり、交換したりすることができる。
図9〜図11に示すように、ディレーラ固定ボルトアセンブリ38は、ディレーラ固定ボルト61と、ディレーラ固定ワッシャ62と、補助ワッシャ63と、弾性部材64とを含む。弾性部材64が、ディレーラ固定ワッシャ62をディレーラ固定ボルト61の周囲に保持している。
図11から明らかなように、ディレーラ固定ボルト61は、ヘッド部分61a及びシャフト部分61bを含む硬い剛性部材である。ヘッド部分61a及びシャフト部分61bを、好ましくは、適した硬質剛性材料によって単一の部材として一体形成する。ヘッド部分61aの一方の端部には工具係合面61cが設けられ、他方の端部にはシャフト部分61b向きの軸方向当接面61dが設けられている。ヘッド部分61aの工具係合面61cは、軸方向に延在する有底の穴であり、その横断面を円形以外、好ましくは六角形とする。
シャフト部分61bは、ヘッド部分61a側の第1の端部と、ネジ61eが形成された第2の端部とを含み、第1の端部と第2の端部との間に中心軸Oが延在している。シャフト部分61bに形成されているネジ部61eは、固定部材31に設けられたネジ穴40に螺合される。
弾性部材64は、ネジ部61eとヘッド部分61aとの間でシャフト部分61bの周囲に保持される。具体的に言えば、ヘッド部分61aに隣接するシャフト部分61bの第1の端部に環状溝61fが形成されており、弾性部材64はこの溝61f内に配置され、ディレーラ固定ワッシャ62をシャフト部分61bに取り外し自在に保持する。
図9及び図10に示すように、ディレーラ固定ワッシャ62は、ネジ部61eとヘッド部分61aとの間で、シャフト部分61bのネジの形成されていない部分の周囲に配置されている。ディレーラ固定ワッシャ62は、環状外周面62aと、ボルト受け開口部を構成する環状内周面62bとを含んでおり、この開口部内にディレーラ固定ボルト61のシャフト部分61bが挿入される。ディレーラ固定ワッシャ62の環状内周面62bは環状の階段形状であり、これにより弾性部材64が収容される環状凹部62cが形成されている。言い換えれば、ディレーラ固定ワッシャ62の環状内周面62bは、第1の環状部分と第2の環状部分とを有する。第1の環状部分は、第1の径の環状凹部62cにより構成されており、第2の環状部分は、第1の径より小さい第2の径の環状フランジ62dにより構成されている。また、第2の径が第1の径より小さいため、フランジ62dにより、軸方向に対向する当たり面62eが形成されている。また、ディレーラ固定ワッシャ62には、固定部材31と接触する軸方向に向いた凹状端面62fが形成されている。この凹状端面62fは、固定部材31の外側接触面に沿う形状となっている。
好ましくは、弾性部材64を、エラストマ材料などの弾性かつ可撓性である材料で形成された可撓性Oリングとする。弾性部材64の開口部の内径を、シャフト部分61bの溝61fの外径よりわずかに小さくし、弾性部材64の外径を、ディレーラ固定ワッシャ62の環状凹部62cの内径よりわずかに大きくする。こうすることにより、ディレーラ固定ワッシャ52を弾性部材64周囲に取付けると、弾性部材64は径方向にわずかに圧縮されて、シャフト部分61の環状凹部62c内に収まる。この構造により、弾性部材64にダメージを与えることなく、ディレーラ固定ワッシャ62を必要に応じて簡単に取り出したり、交換したりすることができる。
次に、フロントディレーラ12の動作について簡単に説明する。フロントディレーラ12は、基本的に従来と同様に動作して、チェーンガイド部分34を横方向に3枚のフロントスプロケット22a、22b及び22cの間で移動させ、チェーン20をこれらのスプロケット間でシフトさせる。基本的に、コントロールケーブル18がシフトコントロールユニット16を介して引っ張られると、リンク部材32及び33が付勢部材35の付勢力に逆らって移動して、チェーンガイド部分34aを横方向に自転車10の中央面から遠ざかる方向にシフトさせる。これとは反対に、コントロールケーブル18がシフトコントロールユニット16を介して解放されると、リンク部材32及び33が付勢部材35の付勢力に従って上記とは反対に移動し、チェーンガイド部分34aを横方向に自転車10の中央面に向けてシフトさせる。言い換えれば、可動部材34は普段、自転車の中央面に対して中央及び外側位置から内側位置に向けて付勢された状態にある。
本明細書でいう「実質的に」「約」及び「およそ」などの程度を示す用語は、最終結果が大幅に変化しない程度に、こうした用語に修飾された条件に妥当量の偏差を含むことを意味している。こうした程度を示す用語が、その用語で修飾する条件の意味を否定するものでない場合には、これらの用語を、修飾された条件に対する少なくとも±5%の偏差を含むものとして解釈すべきである。
以上、選択した実施形態のみを用いて本発明を例示してきたが、当業者であれば、当業者には本開示内容から、請求の範囲に定める本発明の範囲を逸脱することなく、さまざまな変更及び修正を本明細書に加えられることが明白であろう。さらに、本発明による実施形態に関する上述は例示のみを目的とするものであって、請求の範囲及びその均等物によって定められる本発明を何ら制限するものではない。
本発明の好適実施形態によるケーブル固定ボルトアセンブリ及びディレーラ固定ボルトアセンブリを有する自転車フロントディレーラを装備した自転車を示す側面図である。 図1に例示したフロントディレーラを操作するフロントシフタまたはフロントシフト操作装置を示す側面図である。 図1のフロントディレーラを示す正面側斜視図であり、チェーンガイドが外側位置にある状態を示している。 図3のフロントディレーラを示す外側正面図であり、チェーンガイドが内側位置にある状態を示している。 図3及び図4に例示した自転車のフロントディレーラを示す平面図であり、チェーンガイドが内側位置にある状態を示している。 ケーブル固定ボルトアセンブリを連結したケーブル固定部分を示す拡大部分側面図であり、ケーブル固定ワッシャ及び弾性保持部材を部分断面として示している。 ケーブル固定ボルトアセンブリを示す拡大側面図であり、ケーブル固定ワッシャ及び弾性保持部材を部分断面として示している。 ケーブル固定ボルトアセンブリを示す拡大分解組立側面図であり、ケーブル固定ワッシャ及び弾性保持部材を部分断面として示している。 図3〜図5に例示したフロントディレーラのディレーラ固定部材に連結されたディレーラ固定ボルトアセンブリを示す拡大部分側面図であり、ディレーラ固定ワッシャ、補助ワッシャ及び弾性保持部材を部分断面として示している。 ディレーラ固定ボルトアセンブリを示す拡大側面図であり、ディレーラ固定ワッシャ、補助ワッシャ及び弾性保持部材を部分断面として示している。 ディレーラ固定ボルトアセンブリを示す拡大分解組立側面図であり、ディレーラ固定ワッシャ、補助ワッシャ及び弾性保持部材を部分断面として示している。
符号の説明
10 自転車
12 フロントディレーラ
13 シートチューブ
14 フレーム
15 リアディレーラ
20 チェーン
31 固定部材
32 内側リンク部材
33 外側リンク部材
33a 延出部分
33b ネジ穴
34 可動部材
34a チェーンガイド部分
34b チェーン収容スロット
36 ケーブル装着アセンブリ
38 ディレーラ固定ボルトアセンブリ
51 ケーブル固定ボルト
51a,61a ヘッド部分
51b,61b シャフト部分
51c,61c 工具係合面
51d,61d 軸方向当接面
51e,61e ネジ部
51f,61f 環状溝
52 ケーブル固定ワッシャ
52a,62a 環状外周面
52b,62b 環状内周面
52c,62c 環状凹部
52e,62e 当たり面
52f 先細り部分
53,64 弾性部材
61 ディレーラ固定ボルト
62 ディレーラ固定ワッシャ
62f 凹状端面
63 補助ワッシャ

Claims (20)

  1. 自転車フレームに装着される固定部材と、
    チェーン収容スロットが設けられたチェーンガイド部分を有し、チェーンを横方向に移動するための可動部材と、
    前記チェーンガイド部分を横方向の第1位置と第2位置との間で移動させるように、前記固定部材と前記チェーンガイド部分との間に連結されたリンク機構と、
    前記リンク機構に連結されたケーブル装着アセンブリとを備え、
    前記ケーブル装着アセンブリは、
    工具係合面が形成されたヘッド部分と、前記リンク機構に形成されたネジ穴に螺合するネジ部が形成されたシャフト部分とを有するケーブル固定ボルトと、
    外周面と、前記ケーブル固定ボルトのシャフト部分が挿入されるボルト受け開口部を構成する内周面とを含むケーブル固定ワッシャと、
    前記シャフト部分のネジ部と前記ヘッド部分との間において前記シャフト部分周囲に保持され、前記ケーブル固定ワッシャを前記ケーブル固定ボルトのシャフト部分周囲に保持するための弾性部材とを含む、
    自転車用ディレーラ。
  2. 前記弾性部材が可撓性オーリングである、請求項1に記載の自転車用ディレーラ。
  3. 前記ケーブル固定ワッシャ及び前記シャフト部分の少なくとも一方に溝が形成されており、前記溝の中に前記弾性部材が配置されている、請求項1に記載の自転車用ディレーラ。
  4. 前記弾性部材が配置される前記溝が前記ケーブル固定ボルトのシャフト部分に形成されており、
    前記弾性部材が前記ケーブル固定ワッシャの前記内周面に接触する、
    請求項3に記載の自転車用ディレーラ。
  5. 前記シャフト部分がネジの形成されていない部分を含み、
    前記溝が前記シャフト部分のネジ部と前記ネジの形成されていない部分との間に形成されている、
    請求項4に記載の自転車用ディレーラ。
  6. 前記ケーブル固定ワッシャの内周面が、第1の径の第1の環状部分と、前記第1の径より小さい第2の径でかつ軸方向向きの当たり面を形成する第2の環状部分とを有する、請求項1又は3に記載の自転車用ディレーラ。
  7. 前記弾性部材が、前記ケーブル固定ワッシャの内周面の前記第2の環状部分内に配置されている、請求項6に記載の自転車用ディレーラ。
  8. 前記ケーブル固定ワッシャの外周面が、軸方向向き端面から径方向外向きに延びる先細り部分を有する、請求項1に記載の自転車用ディレーラ。
  9. 前記シャフト部分がネジの形成されていない部分を含み、
    前記溝が前記シャフト部分のネジ部と前記ネジが形成されていない部分との間に形成されており、
    前記弾性部材が、前記ケーブル固定ワッシャの内周面の前記第2の環状部分と接触するように前記溝内に配置されている、
    請求項7に記載の自転車用ディレーラ。
  10. 自転車フレームに装着される固定部材と、
    チェーン収容スロットが設けられたチェーンガイド部分を有し、チェーンを横方向に移動するための可動部材と、
    前記チェーンガイド部分を横方向の第1位置と第2位置との間で移動させるように、前記固定部材と前記チェーンガイド部分との間に連結されたリンク機構と、
    前記リンク機構に連結されたケーブル装着アセンブリとを備え、
    前記固定部材は、
    工具係合面が形成されたヘッド部分と、前記固定部材に形成されたネジ穴に螺合するネジ部が形成されたシャフト部分とを有するディレーラ固定ボルトと、
    外周面と、前記ディレーラ固定ボルトのシャフト部分が挿入されるボルト受け開口部を構成する内周面とを含むディレーラ固定ワッシャと、
    前記シャフト部分のネジ部と前記ヘッド部分との間において前記シャフト部分周囲に保持され、前記ディレーラ固定ワッシャを前記ディレーラ固定ボルトのシャフト部分周囲に保持するための弾性部材とを含む、
    自転車用ディレーラ。
  11. 前記弾性部材が可撓性オーリングである、請求項10に記載の自転車用ディレーラ。
  12. 前記ディレーラ固定ワッシャが、前記ボルト収容開口部に対して軸方向向きの凹状端面を有する、請求項11に記載の自転車用ディレーラ。
  13. 前記ディレーラ固定ワッシャと前記ディレーラ固定ボルトのヘッド部分との間に配置された補助ワッシャをさらに含む、請求項12に記載の自転車用ディレーラ。
  14. 前記ディレーラ固定ワッシャ及び前記シャフト部分の少なくとも一方に溝が形成されており、前記溝の中に前記弾性部材が配置されている、請求項10に記載の自転車用ディレーラ。
  15. 前記弾性部材が配置される前記溝が前記ディレーラ固定ボルトのシャフト部分に形成されており、
    前記弾性部材が前記ディレーラ固定ワッシャの前記内周面に接触する、
    請求項14に記載の自転車用ディレーラ。
  16. 前記シャフト部分がネジの形成されていない部分を含み、
    前記溝が前記シャフト部分のネジ部と前記ネジの形成されていない部分との間に形成されている、
    請求項15に記載の自転車用ディレーラ。
  17. 前記ディレーラ固定ワッシャの内周面が、第1の径である第1の環状部分と、前記第1の径より小さい第2の径でかつ軸方向向きの当たり面を形成する第2の環状部分とを有する、請求項12又は14に記載の自転車用ディレーラ。
  18. 前記弾性部材が、前記ディレーラ固定ワッシャの内周面の前記第2の環状部分内に配置されている、請求項17に記載の自転車用ディレーラ。
  19. 前記シャフト部分がネジの形成されていない部分を含み、
    前記溝が前記ネジ部と前記ネジの形成されていない部分との間に形成されており、
    前記弾性部材が、前記ディレーラ固定ワッシャの内周面の前記第2の環状部分と接触するように前記溝内に配置されている、
    請求項18に記載の自転車用ディレーラ。
  20. 前記ケーブル装着アセンブリが、
    工具係合面を設けたヘッド部分と、前記リンク機構に形成されたネジ穴に螺合するネジ部が形成されたシャフト部分とを有するケーブル固定ボルトと、
    外周面と、前記ケーブル固定ボルトのシャフト部分が挿入されるボルト受け開口部を構成する内周面とを含むケーブル固定ワッシャと、
    前記ケーブル固定ボルトのシャフト部分のネジ部とヘッド部分との間において前記ケーブル固定ボルトのシャフト部分周囲に保持され、前記ケーブル固定ワッシャを前記ケーブル固定ボルトのシャフト部分周囲に保持するための弾性ワッシャ保持部材とを含む、
    請求項10に記載の自転車用ディレーラ。
JP2004051377A 2003-02-27 2004-02-26 自転車用ディレーラ Withdrawn JP2004256103A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/374,525 US6902503B2 (en) 2003-02-27 2003-02-27 Bicycle derailleur

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004256103A true JP2004256103A (ja) 2004-09-16

Family

ID=32771447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004051377A Withdrawn JP2004256103A (ja) 2003-02-27 2004-02-26 自転車用ディレーラ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6902503B2 (ja)
EP (1) EP1452436A3 (ja)
JP (1) JP2004256103A (ja)
CN (1) CN100337874C (ja)
TW (1) TW200416171A (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7152498B2 (en) * 2003-12-03 2006-12-26 Shimano Inc. Bicycle control cable fixing device
US7331890B2 (en) * 2004-02-26 2008-02-19 Shimano Inc. Motorized front derailleur mounting member
EP1602572A1 (en) * 2004-06-04 2005-12-07 Campagnolo S.R.L. Chain guide for the front derailleur of a bicycle
DE102005022381A1 (de) 2005-05-14 2006-11-16 Sram Deutschland Gmbh Kettenumwerfer mit variabler Befestigung
DE102005057862A1 (de) * 2005-12-03 2007-06-06 Sram Deutschland Gmbh Vorderer Kettenumwerfer
US7722486B2 (en) * 2005-12-14 2010-05-25 Shimano Inc. Top/bottom pull bicycle front derailleur
US20070191158A1 (en) * 2006-02-01 2007-08-16 Shimano Inc. Bicycle front derailleur
US7867118B2 (en) * 2006-06-15 2011-01-11 Shimano Inc. Bicycle front derailleur
US20080026891A1 (en) * 2006-07-31 2008-01-31 Shimano Inc. Bicycle rear derailleur
SE531616C2 (sv) * 2006-08-31 2009-06-09 Gustavsberg Ab Fästbar mutter samt fästaggregat innefattande en sådan mutter och en bricka
KR100831070B1 (ko) * 2007-05-09 2008-05-20 한국고벨주식회사 호이스트를 이용한 터닝장치
CN201106614Y (zh) * 2007-08-29 2008-08-27 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 螺钉组合
US20090111624A1 (en) * 2007-10-31 2009-04-30 Douglas Chiang Front speed change device
DE102008049360A1 (de) 2008-09-29 2010-04-08 Sram Deutschland Gmbh Kettenschaltung für ein Fahrrad
US9033833B2 (en) 2011-01-28 2015-05-19 Paha Designs, Llc Gear transmission and derailleur system
US10207772B2 (en) 2011-01-28 2019-02-19 Paha Designs, Llc Gear transmission and derailleur system
US9327792B2 (en) 2011-01-28 2016-05-03 Paha Designs, Llc Gear transmission and derailleur system
US9061730B2 (en) * 2011-09-30 2015-06-23 Shimano Inc. Front derailleur with contact member
US20140265220A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Zike, Llc Low Profile Derailleur For Chain Driven Personal Vehicle
JP2015016792A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 株式会社シマノ フロントディレーラ
ITMI20131949A1 (it) * 2013-11-22 2015-05-23 Campagnolo Srl Dispositivo di montaggio di un deragliatore di un cambio posteriore su un telaio di bicicletta
DE102015010311A1 (de) * 2015-08-06 2017-02-09 Sram Deutschland Gmbh Vordere Umwerfereinrichtung für eine Fahrradkettenschaltung
US10086905B2 (en) * 2016-03-22 2018-10-02 Shimano Inc. Bicycle front derailleur with mounting bracket
CN107416117B (zh) * 2017-07-10 2023-01-03 宁波优升车业有限公司 一种带挡链块的后拨链器
US11745828B2 (en) * 2020-06-30 2023-09-05 Shimano Inc. Front derailleur and chain guide of bicycle derailleur
TWI789225B (zh) * 2022-01-27 2023-01-01 台灣微轉股份有限公司 自行車前撥鏈器

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2752814A (en) * 1954-06-09 1956-07-03 Joseph A Iaia Conical headed fastener having annular sealing means positioned in said head
DE1881801U (de) * 1963-06-25 1963-10-31 Theodor Rapp K G Unterlagscheiben-sicherung.
GB1478462A (en) * 1974-11-06 1977-06-29 Gkn Bolts Nuts Ltd Captive washer for fastener assembly
US4066058A (en) * 1976-05-12 1978-01-03 Deere & Company Vibration isolation system
JPS53102550A (en) * 1977-02-21 1978-09-06 Shimano Industrial Co Front derailer
US4424048A (en) * 1980-06-17 1984-01-03 Shimano Industrial Company Limited Front derailleur for a bicycle having horizontally positioned linkage members
DE3135408A1 (de) * 1981-09-07 1983-03-24 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Verfahren zum unverlierbaren vormontieren von schrauben-scheibenkombinationen zum sichern von schraubverbindungen
IT8421749V0 (it) * 1984-05-10 1984-05-10 Metal Work Spa Guarnizione di tenuta per componenti di circuiti pneumatici o idraulici.
CH665887A5 (de) * 1985-04-16 1988-06-15 Carl Geisser Schraube mit unverlierbarer unterlagsscheibe.
US4701088A (en) * 1985-11-06 1987-10-20 Textron Inc. Undercut sealing threaded fastener
US4702657A (en) * 1986-06-27 1987-10-27 Parker Hannifin Corporation Self centering seal
US5188495A (en) * 1992-02-28 1993-02-23 Illinois Tool Works Inc. Fastener assembly useful as drain plug
US5647710A (en) * 1995-05-17 1997-07-15 Cushman; Paul W. Bolt with removable head
US5779581A (en) * 1996-06-19 1998-07-14 Shimano, Inc. Top pull front derailleur
JPH1137132A (ja) * 1997-07-18 1999-02-09 Hitachi Ltd ボルト
US6099425A (en) * 1999-03-29 2000-08-08 Shimano, Inc. Front derailleur for a bicycle
US6341538B1 (en) * 1999-05-27 2002-01-29 Shimano (Singapore) Private, Ltd. Cable connecting apparatus for a bicycle component
US6234926B1 (en) * 1999-05-28 2001-05-22 Shimano Inc. Tool for a cable fixing bolt

Also Published As

Publication number Publication date
EP1452436A3 (en) 2005-07-20
CN1550407A (zh) 2004-12-01
CN100337874C (zh) 2007-09-19
TW200416171A (en) 2004-09-01
EP1452436A2 (en) 2004-09-01
US6902503B2 (en) 2005-06-07
US20040171446A1 (en) 2004-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004256103A (ja) 自転車用ディレーラ
US10604212B2 (en) Bicycle rear derailleur with a motion resisting structure
JP3568123B2 (ja) 自転車リアディレーラのケージ板調節機構
US7166048B2 (en) Bicycle derailleur with protective support
US20080026891A1 (en) Bicycle rear derailleur
US7090603B2 (en) Rear derailleur with a shock absorber disposed between a base member and a mounting member
US7963870B2 (en) Bicycle rear derailleur
US7189172B2 (en) Rear derailleur with a threaded member for mounting the derailleur to a bicycle frame
EP1447317B2 (en) Bicycle front derailleur
CN109250029B (zh) 自行车后变速器
US7824285B2 (en) Bicycle rear derailleur
US20060194660A1 (en) Bicycle derailleur with a motion limiting structure
US7527571B2 (en) Rear derailleur for bicycle
EP1897796B1 (en) Bicycle rear derailleur
US8057332B2 (en) Bicycle derailleur
TWI323234B (en) Bicycle rear derailleur
US20060053954A1 (en) Mountable bicycle structure
EP1582449A2 (en) Bicycle derailleur
CN101139004A (zh) 自行车拨链器
US9623932B2 (en) Bicycle derailleur
US6290621B1 (en) Derailleur for a bicycle
JP2000355294A (ja) 自転車ペダル
US6902504B2 (en) Cage plate adjusting mechanism for a bicycle rear derailleur
JP4516326B2 (ja) チェーンテンション構造
JP2006199266A (ja) 自転車用リアディレーラ

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060823