JP3276623B2 - バンドアダプター及びフロントディレイラ - Google Patents

バンドアダプター及びフロントディレイラ

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    • B62M9/04Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
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    • B62M9/135Mounting the derailleur on the frame
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  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車におけるフ
ロントディレイラ用のバンドアダプターに関する。より
詳しくは、本発明は、フロントディレイラが種々のサイ
ズの自転車フレームに使用されることを可能とするフロ
ントディレイラ用バンドアダプターに関する。
【0002】
【従来の技術】自転車は、交通手段としてだけではな
く、レクレーションの1形態として人気を集めている。
さらに、自転車は、プロ及びアマチュアの双方において
競技スポーツとしても非常に人気がある。自転車をレク
レーション、交通手段または競技の何れの用途に使用す
るかに関わらず、自転車業界は常に自転車の各種部品の
改良を行っている。広範囲に繰り返し設計がなされてき
た部品として、自転車のフレームがある。実際、各自転
車メーカは、それぞれ、複数の異なるフレームデザイン
を有している。このことは、一連の自転車部品を在庫し
ている自転車ショップと同様に、多くの自転車部品メー
カーにとっても問題となる。
【0003】自転車フレームに装着される一の部材とし
て、フロントディレイラがある。一般的に、フロントデ
ィレイラは、自転車フレームのシートチューブに固着さ
れる。基本的に、フロントディレイラは、自転車フレー
ムのシートチューブに移動不能に固定される固定部材
と、該固定部材に対して移動自在となるように支持され
る可動部とを備えている。該可動部は、チェーンと当接
する一対の垂直面を有するチェーンガイドを支持してい
る。
【0004】フロントディレイラの固定部材は、一般的
に、チェーンガイドがフロントスプロケット上に位置す
るように、自転車のシートチューブを囲繞する管状のク
ランプ部材とされる。自転車フレームは、シートチュー
ブの直径が異なる,種々の形態を有しており、これは、
自転車部品メーカーに対して、各自転車メーカのフレー
ムに適合する種々のフロントディレイラを提供すること
を要求する。即ち、各フロントディレイラの管状クラン
プ部材は、使用者のシートチューブの直径に対応したサ
イズで製造されなければならない。一般的に、シートチ
ューブの直径には、3つのサイズが存在する。最も大き
なシートチューブの直径は、約34.9mmである。中
間のシートチューブの直径は、約31.8mmである。
最も小さいシートチューブの直径は、約28.6mmで
ある。このことは、自転車フレームメーカーの種々の要
求を満たす為に、少なくとも3種類の異なるフロントデ
ィを製造し、在庫し、且つ在庫管理しなければならない
という問題を生じさせる。さらに、部品を供給する自転
車ショップにおいては、ディーラーが異なるチューブ直
径の種々の自転車に対してフロントディレイラを販売で
きるように、交換部品として全種類のフロントディレイ
ラを確保しておかなければならない。
【0005】斯かる問題を解決する為に開発された一つ
の製品として、フロントディレイラの異なるチューブ径
に対する使用を可能とする為に、該フロントディレイラ
と共に使用され得るように構成されたアルミニウム製バ
ンドアダプターが存在する。該従来のバンドアダプター
における一つの問題は、装着が困難なことである。特
に、該バンドアダプターは、組立途中において、フロン
トディレイラに保持されなければならない。このこと
は、多くの自転車にフロントディレイラを組み込む際
に、特に不便である。
【0006】前述のように、従来技術における前記問題
点を解決し得る自転車フロントディレイラ用バンドアダ
プターに対する要求が存在する。本発明は、本開示から
当業者にとって明らかになるであろう他の要求と共に、
前記要求に鑑みなされたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一の目的は、
多くの異なるサイズの自転車フレームと共に使用され得
る自転車フロントディレイラ及び、多くの異なるサイズ
の自転車フレームへの自転車フロントディレイラの適用
を図り得るバンドアダプターを提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、自転車への装着が容
易なフロントディレイラ、及びフロントディレイラを装
着する際に、自転車に対して装着することが容易なバン
ドアダプターを提供することである。
【0009】本発明のさらに他の目的は、軽量な自転車
用フロントディレイラ及び該フロントディレイラ用バン
ドアダプターを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的は、基本的に、
環状クランプ部材用のバンドアダプターを提供すること
によって達成される。該バンドアダプターは、適合部材
及び保持部材を備えている。前記適合部材は、外表面,
及び所定曲率半径を有する湾曲内表面を有している。前
記保持部材は、前記適合部材に連結されると共に、該保
持部材を前記環状クランプ部材に対して固定する連結部
材を有している。前記適合部材は、前記湾曲内表面にお
ける第1湾曲部を備えた第1アダプターと、前記湾曲内
表面における第2湾曲部を備えた第2アダプターとを有
し、前記第2アダプターは前記第1アダプターとは別体
とされる。前記保持部材は、前記第1アダプターが連結
される第1保持体と、前記第2アダプターが連結される
第2保持体とを有し、前記第2保持体は前記第1保持体
とは別体とされている。一態様においては、前記第1及
び第2保持体のそれぞれは、第1及び第2アダプターを
それぞれ受け入れる大きさのリセスを有している他態
様においては、前記リセスに加えて/又は代えて、前記
連結部材は、第1及び第2保持体のそれぞれに形成され
た一対のつめ部を有し得る。
【0011】前記目的は、さらに、環状クランプ部材,
適合部材,バンド保持部材,チェーンガイド及びリンク
機構を備えた自転車用フロントディレイラを提供するこ
とによって達成される。前記環状クランプ部材は、自転
車の一部に連結され得るように構成されている。前記チ
ェーンガイドは、自転車チェーンを横方向へシフトする
為のチェーン受入スロットを有している。前記リンク機
構は、前記チェーンガイドを収縮位置と拡張位置との間
で移動させるべく、該チェーンガイドと環状クランプ部
材との間に連結されている。
【0012】前記バンドアダプターは、環状クランプ部
材の有効クランプ径を減少させる。前記適合部材は、外
表面と、所定曲率半径の湾曲内表面とを有している。前
記保持部材は、前記適合部材に連結される。前記保持部
材は、該保持部材を前記環状クランプ部材に固定する為
の連結部材を有している。詳しくは、前記適合部材は、
前記湾曲内表面における第1湾曲部を備えた第1アダプ
ターと、前記湾曲内表面における第2湾曲部を備えた第
2アダプターとを有し、前記第2アダプターは前記第1
アダプターとは別体とされている。前記保持部材は、前
記第1アダプターが連結される第1保持体と、前記第2
アダプターが連結される第2保持体とを有し、前記第2
保持体は前記第1保持体とは別体とされている。 一態様
においては、前記第1及び第2保持体のそれぞれは、第
1及び第2アダプターをそれぞれ受け入れる大きさのリ
セスを有する。他態様においては、前記リセスに加えて
/又は代えて、前記連結部材は、第1及び第2保持体の
それぞれに形成された一対のつめ部を有するものとされ
る。
【0013】本発明におけるこれらの及び他の目的,構
成,態様及び効果は、添付図面を参照しつつなされる本
発明の好ましい実施の形態を開示した以下の詳細な説明
から、当業者にとって明らかになるであろう。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.まず図1及び図2
を参照すると、フロントディレイラ12が自転車フレー
ムにおけるシートチューブ14に固定された状態で、自
転車10が描かれている。該フロントディレイラ12
は、ドライブトレインのフロントスプロケット22間に
おいてチェーン20を移動させる為に、シフトケーブル
18を介してシフトユニット16によって操作される。
本発明に係るフロントディレイラ12は、広範囲に亘る
種々の自転車フレームに適応し得るように構成されてい
る。
【0015】自転車及びその種々の構成部材は当業界に
おいて広く知られており、従って、自転車10及びその
種々の構成部材に関しては、本発明に関連する構成部材
を除き、ここでは詳細には説明又は描写しない。即ち、
フロントディレイラ12及び該フロントディレイラに関
連する部材だけが説明及び/又は描写される。
【0016】本明細書で使用される「前方、後方、上
方、上、下方、下及び横」なる用語は、通常の乗車状態
を基準として、フロントディレイラ12が装着された自
転車の方向を意味している。従って、これらの用語は、
特許請求の範囲においてフロントディレイラ12を説明
する為に使用されているように、通常の乗車状態におけ
る自転車を基準として、解釈される。
【0017】基本的に、フロントディレイラ12は、固
定又は管状クランプ部材24と、チェーンガイド26
と、前記管状クランプ部材24及びチェーンガイド26
の間に連結されたリンク機構28とを備えている。管状
クランプ部材24には、フロントディレイラ12がより
小さいサイズのシートチューブに装着され得るように、
有効内径を減少させるバンドアダプター30が備えられ
ている。図2及び図5に示されるように、管状クランプ
部材24は、チェーンガイド26が収縮位置(低ギア位
置)から拡張位置(高ギア位置)まで移動し得るよう
に、チェーンガイド26及びリンク機構28の下方に配
設されている。図5に示されるように、リンク機構28
は、好ましくは、付勢部材(トーションスプリング)4
3が通常状態において、チェーンガイド26を自転車1
0のフレームに向かって横方向に付勢するように、構成
されるものとすることができる。即ち、チェーンガイド
26が自転車10のフレームに最も近接された際に、該
チェーンガイド26がシートチューブ14に最も近接さ
れたスプロケット22上にチェーン20を保持するよう
になっている。
【0018】図1及び図2を共に参照すると、リンク機
構28がチェーンガイド26を拡張位置に保持する場
合、該チェーンガイド26は最外方のスプロケット2
2,即ち、シートチューブ14から最も離間されたスプ
ロケット22上に位置する。チェーンガイド26及びリ
ンク機構28の斯かる動作は、シフトユニット16によ
ってコントロールされる。詳しくは、ライダーがシフト
ユニット16のレバーを握ると、これにより、シフトケ
ーブル18が引っ張られ、チェーンガイド26がリンク
機構28を介して拡張位置と収縮位置との間で移動す
る。シフトユニット16は種々のタイプのシフトユニッ
トとし得る。それ故、シフトユニット16の正確な構造
は、ここでは詳細には説明又は描写しない。
【0019】図3〜図5によく示されるように、管状ク
ランプ部材24は、好ましくは、シートチューブ24に
直接に締結されるものとすることができる。環状クラン
プ部材24は、基本的に、第1C型クランプ部44と、
第2C型クランプ部45と、枢支ピン46と、ファスナ
ー47とを備えている。第1C型クランプ部44及び第
2C型クランプ部45は、フロントディレイラ12を自
転車10のシートチューブ14に固定するように、剛性
材料で形成される。好ましくは、クランプ部44,45
は、金属材料で形成される。もちろん、クランプ44,
45は、硬質プラスティック等の他の材料で形成され得
る。図示の実施の形態においては、クランプ部44,4
5は、鍛造又は切削等の通常の製造技術を用いて製造さ
れている。もちろん、クランプ部44,45は、シート
メタルを用いても形成され得る。
【0020】さらに、図4及び図5を参照すると、バン
ドアダプター30は、基本的に、第1保持体32aと、
第2保持体32bと、一対の同一形状アダプター33と
を備えている。第1保持体32aは環状クランプ部材2
4における第1クランプ部44にクリップ係合するよう
に構成され、他方、第2保持体32bは環状クランプ部
材24における第2クランプ部45にクリップ係合する
ように構成されている。基本的に、第1及び第2保持体
32a,32bは共にバンド保持部材を形成するC型形
状の部材とされ、他方、前記一対のアダプター33は共
に、環状クランプ部材24の有効内径を縮小させる為
に、前記バンド保持部材に連結される適合部材を形成す
る。
【0021】好ましい実施の形態において、第1及び第
2保持体32a,32bは、硬質弾性樹脂材料又はプラ
スティック等の非金属材料で形成される。他方、アダプ
ター33は、アルミニウム等の金属材料で形成される。
斯かる非金属材料と金属材料との組み合わせによって、
自転車10のシートチューブ14上に効果的な締結力を
維持しつつ、軽量で、且つ、環状クランプ部材24への
装着が容易なバンドアダプターが提供される。アダプタ
ー33は、滑らかな表面,又は砂吹き等によって形成さ
れる粗い表面の双方を有し得る。
【0022】図6〜図12に示されるように、第1保持
体32aは、上方湾曲部34aと、下方湾曲部35a
と、該上方湾曲部34a及び下方湾曲部35a間に延び
る一対の連結部36aとを有し、アダプター33を受け
入れるように形成されたC型形状部材とされている。前
記各部34a,35a,36aは、アダプター33の一
方を受け入れる為の開口又はリセスを有している。好ま
しくは、前記開口又はリセスは、後述するように、前記
アダプター33の一方を保持し得る大きさとされる。
【0023】図3,図6,図11及び図12に示される
ように、上方湾曲部34aは、クランプ部44の上部の
上に載置されるように、長手方向のほぼ全域に亘って、
断面L型形状とされている。上方湾曲部34aには、略
中央部に配された保持当接部(つめ部)又はフック37
aが備えられている。該保持当接部(つめ部)又はフッ
ク37aは、環状クランプ部材24のクランプ部44の
上部にクリップ係合される。即ち、クランプ部44の一
部を受け入れる為に、上方湾曲部34aには、湾曲形状
の空間37a′が形成されている。好ましくは、第1保
持体32aは、該第1保持体が環状クランプ部材24の
クランプ部44にクリップ係合され得るように、弾性変
形可能な材料で形成される。上方湾曲部34aには、さ
らに、アダプター33の第1保持体32aに対する外方
への動きを制限する為に該アダプター33と係合する当
接部(つめ部)又はタブ38aが備えられている。
【0024】下方湾曲部35aは、上部湾曲部34aと
同様の構成を有している。下方湾曲部35aは、環状ク
ランプ部材24のクランプ部44の底部にクリップ係合
される。下方湾曲部35aは、環状クランプ部材24の
クランプ部44と係合し且つ連結する為の保持当接部
(つめ部)又はフック39aを有している。下方湾曲部
35aは、さらに、アダプター33の第1保持体32a
に対する外方への動きを制限する為に該アダプター33
の底部と係合する他の当接部(つめ部)又はタブ40a
を有している。
【0025】保持当接部37a,39aは、クランプ部
44の上部及び底部とスナップ係合するように構成され
た連結部材を形成している。より詳しくは、第1保持体
32aは、該第保持体32aのクランプ部44への連結
によって、弾性変形される。保持当接部又はフック37
a,39aは比較的小さいから、第1保持体32aの弾
性変形量はそれ程大きくならない。即ち、第1保持体3
2aは、限られた弾性又は可撓性を有する比較的剛性の
ある材料で形成され得る。前記保持当接部37a,39
aは、上方湾曲部34a及び下方湾曲部35aのそれぞ
れの対向面において、垂直方向に沿って互いに対向して
いる。
【0026】同様に、タブ38a,40aも、垂直方向
に沿って互いに対向している。タブ38a,40aは、
アダプター33の上部及び底部にスナップ係合するよう
に構成された連結部材を形成している。より詳しくは、
第1保持体32aは、アダプター33の一方を該第1保
持体32aに連結することによって、弾性変形される。
従って、アダプター33は第1保持体32aに対して固
定され、第1保持体32aはクランプ部材24に対して
固定される。
【0027】図13〜図18によく示されるように、第
2保持体32bは、上方湾曲部34bと、下方湾曲部3
5bと、該上方湾曲部34b及び下方湾曲部35b間に
延びる一対の連結部36bとを有し、アダプター33を
受け入れるように構成されたC型形状部材とされてい
る。前記各部34b〜36bは、アダプター33の他方
を受け入れる為の開口又はリセスを有している。好まし
くは、前記開口又はリセスは、前記アダプターの他方を
保持し得る大きさとされている。
【0028】図3,図17及び図18によく示されるよ
うに、上方湾曲部34bは、クランプ部45の上部の上
に載置されるように、長手方向のほぼ全域に亘って、断
面L型形状とされている。上方湾曲部34bには、図1
7に示されるように、略中央部に配された保持当接部
(つめ部)又はフック37bが備えられている。該保持
当接部(つめ部)又はフック37bは、環状クランプ部
材24の第2クランプ部45の上部にクリップ係合され
る。即ち、第2クランプ部45の一部を受け入れる為
に、上方湾曲部34bには、湾曲形状の空間37b′が
形成されている。好ましくは、第2保持体32bは、該
第2保持体が環状クランプ部材24の第2クランプ部4
5にクリップ係合され得るように、弾性変形可能な材料
で形成される。上方湾曲部34bには、さらに、第2保
持体32bに対するアダプター33の外方への動きを制
限する為に該アダプター33と係合する当接部(つめ
部)又はタブ38bが備えられている。
【0029】下方湾曲部35bは、上部湾曲部34bと
同様の構成を有している。下方湾曲部35bは、環状ク
ランプ部材24の第2クランプ部45の底部にクリップ
係合される。図17に示されるように、下方湾曲部35
bは、環状クランプ部材24の第2クランプ部44と係
合し且つ連結する為の保持当接部(つめ部)又はフック
39bを有している。図18に示されるように、下方湾
曲部35bは、さらに、第2保持体32bに対するアダ
プター33の外方への動きを制限する為に該アダプター
33の底部と係合する他の当接部(つめ部)又はタブ4
0bを有している。
【0030】保持当接部37b,39bは、クランプ部
45の上部及び底部とスナップ係合するように構成され
た連結部材を形成している。より詳しくは、第2保持体
32bは、該第保持体32bのクランプ部45への連結
によって、弾性変形される。保持当接部又はフック37
b,39bは比較的小さいから、第2保持体32bの弾
性変形量はそれ程大きくならない。即ち、第2保持体3
2bは、限られた弾性又は可撓性を有する比較的剛性の
ある材料で形成され得る。前記保持当接部37b,39
bは、上方湾曲部34b及び下方湾曲部35bのそれぞ
れの対向面において、垂直方向に沿って互いに対向して
いる。
【0031】同様に、タブ38b,40bも、垂直方向
に沿って互いに対向している。タブ38b,40bは、
アダプター33の上部及び底部にスナップ係合するよう
に構成された連結部材を形成している。より詳しくは、
第2保持体32bは、アダプター33の他方と連結する
ことによって、弾性変形される。従って、アダプター3
3は第2保持体32bに対して固定され、第2保持体3
2bはクランプ部材24に対して固定される。
【0032】図4及び図19〜図21によく示されるよ
うに、アダプター33は、フレーム10のシートチュー
ブ14と係合するように構成された湾曲内面を有する湾
曲又は弓形状の部材である。本実施の形態1において、
アダプター33は、略一定の厚さを有している。アダプ
ター33の厚みは、フレームのサイズに依って、約1.
5mm〜約3.2mmの範囲とされる。具体的には、約
34.9mmの直径を有するシートチューブの場合、バ
ンドアダプター30は利用されない。直径約31.8m
mの中サイズのシートチューブ14の場合、アダプター
3の厚みは、約1.55mmとされる。直径約28.6
mmの小サイズのシートチューブの場合、アダプター3
3は約3.15mmの厚みを有するものとされる。
【0033】アダプター33は中央部に配設された一対
のノッチ41を有している。該一対のノッチは、第1保
持体32aのタブ38a,40a又は第2保持体32b
のタブ38b,40bを受け入れる,アダプター33
は、前述したように、第1及び第2保持体32a,32
bの開口内に固定される。好ましくは、アダプター33
は、第1及び第2保持体32a,32bの開口と同じ大
きさとされる。
【0034】クランプ部44,45の第1端部は、自転
車10に対して略垂直方向に延びる枢支ピン46によっ
て、回動自在に連結されている。クランプ部44,45
の他端部は、ファスナー47を介して、着脱自在に連結
されている。ファスナー47は、好ましくは、第2クラ
ンプ部45のネジ付孔に螺合されるスクリュー又はボル
トとされる。もちろん、ファスナー47は、ナット等と
の共働下においても使用され得る。
【0035】図4及び図5によく示されるように、第2
クランプ部45は、リンク機構28の一部を有してい
る。即ち、リンク機構28の一部は、後述するように、
第2クランプ部45に一体的に形成されている。
【0036】第2クランプ部45は、互いに略平行に垂
直方向に延びる一対の装着フランジ50,52を有して
いる。装着フランジ50,52の各々は、後述するよう
に、リンク機構28の一部を装着する為に、枢支ピン5
5a,55bを受け入れる枢支孔53,54を有してい
る。装着フランジ50は、さらに、リンク機構28の他
の部分を該装着フランジに連結させる為に、枢支ピン5
7を受け入れる第2枢支孔56を有している。詳細には
後述するように、フランジ50は、リンク機構28の一
部を形成している。フランジ50は、固定リンクであ
る。
【0037】図3〜図5を参照すると、チェーンガイド
26は、好ましくは、高剛性材料で形成される。例え
ば、チェーンガイド26は、好ましくは、所望形状に曲
げられる硬質シートメタル等の金属で形成される。チェ
ーンガイド26は、チェーン20を自転車10に対して
横方向へ移動させる為に該チェーン20と係合するよう
に構成された一対の垂直シフトプレート61,62によ
って形成されたチェーン受入スロット60を有してい
る。シフトプレート61,62は、プレート63,64
によって連結されている。プレート63は、シフトプレ
ート61,62の間に一体形成されている。プレート6
4は、シフトプレート62と一体形成される一端部と、
スクリュー65を介してシフトプレート61に着脱自在
に連結される他端部とを有している。
【0038】図5によく示されるように、チェーンガイ
ド26は、さらに、リンク機構28を連結させる為にシ
フトプレート61から略水平方向に延びる一対の装着フ
ランジ66,67を有している。装着フランジ66は、
リンク機構28における一のリンクを形成している。よ
り詳しくは、装着フランジ66は、略水平部68及び略
垂直部69を有している。水平部68は、調整ネジを受
け入れる為の一対のネジ付孔70,71を有している。
調整ネジ72は低速位置調整ネジであり、他方、調整ネ
ジ73は高速位置調整ネジである。調整ネジ72,73
は、チェーンガイド26の移動範囲を調整する為に、後
述するように、リンク機構28の一部と係合する。即
ち、水平部68に対する調整ネジ72,73の軸方向延
在量を個々に調整することによって、チェーンガイド2
6の収縮(低速ギア)位置及び拡張(高速ギア)位置が
互いに独立して調整される。
【0039】上部カバー74は、装着フランジ66,6
7を覆う為に備えられる。上部カバー74は、好ましく
は、一対の孔75,76を有する非金属又はプラスティ
ック部材とされる。一対の孔75,76は、調整ネジ7
2,73のネジ径より若干小径に形成される。従って、
調整ネジ72,73が孔75,76に螺入されると、非
金属部材はカット又はタップされ、内ネジが形成され
る。これにより、上部カバー74と調整ネジ72,73
との間に摩擦係合が生じる。従って、調整ネジ72,7
3は、基本的に、人によって人為的に調整されない限
り、上部カバー74と調整ネジ72,73との間の摩擦
力の為に、振動によっては軸方向に移動しない。
【0040】装着フランジ66の垂直部69は、リンク
機構28における一のリンクを形成している。装着フラ
ンジ66は、後述するように、リンク機構28における
一対のリンクを回動自在に装着する為の一対の枢支孔7
7,78を有している。装着フランジ67は、垂直部6
9との間にリンク機構の一リンクを回動自在に連結させ
る為に、該垂直部69の枢支孔78と位置合わせされた
枢支孔79を有している。
【0041】リンク機構28は、好ましくは、第1リン
ク81,第2リンク(垂直部)69,第3リンク(装着
フランジ)50及び第4リンク82を有する4バー形式
のリンク機構とし得る。第1リンク81は、第4リンク
82の回動支点を通る直線に略平行な直線上に配された
回動支点を有している。同様に、第2リンク(垂直部)
69は、第3リンク(装着フランジ)50の回動支点を
通る直線に略平行な直線上に配された回動点を有してい
る。
【0042】第1リンク81は、シフトケーブルを取り
付ける為のケーブル取付部材84を有している。第1リ
ンク81の一端部は、枢支ピン86によって、第2リン
ク又は垂直部69に回動自在に連結されている。第1リ
ンク81の他端部は、枢支ピン57を介して、環状クラ
ンプ部材24の第3リンク又はフランジ50に回動自在
に連結されている。第1リンク81は、枢支ピン86,
57を受け入れる為の一対の離間された枢支孔88を有
している。第1リンク81は、好ましくは、保持ワッシ
ャ90をスナップ係合させることにより、枢支ピン8
6,57上に支持される。よく詳しくは、枢支ピン8
6,57の各々は、保持ワッシャ90を受け入れる為の
溝92を有している。
【0043】ケーブル取付部材84は、ケーブル18の
インナーワイヤを取り付ける為の,ワイヤクランプ9
4,ボルト95及びナット96を有している。
【0044】第4リンク82は、枢支ピン104a,1
04bを介して、第2リンク又はチェーンガイドにおけ
る垂直部69に回動自在に連結されている。詳しくは、
枢支ピン104a,104bは、チェーンガイド26に
おけるフランジ66,67の枢支孔78,79に受け入
れられる。第4リンク82の他端部は、第3リンク又は
装着フランジに枢支ピン55を介して回動自在に装着さ
れる。第4リンク82の上端部には、チェーンガイドの
収縮位置と拡張位置との間における移動を制限する為に
調整ネジ72,73と係合する扇形部材105が備えら
れている。より詳しくは、扇形部材105には、図5及
び図6によく示されるように、低速側停止面106及び
高速側停止面107が備えられている。低速側停止面1
06は低速側調整ネジ72の自由端部と係合するように
構成され、他方、高速側停止面107は高速側調整ネジ
73と係合するように配されている。斯かる構成は、従
来から周知の比較的一般的な調整機構であるから、該調
整機構についてはここでは詳細には説明又は描写しな
い。
【0045】付勢部材43は、好ましくは、通常状態に
おいてチェーンガイド26を拡張位置から収縮位置へ付
勢すべく、第1端部が装着フランジ50の一部に係合し
且つ第2端部が第1リンク81の一部と係合する状態
で、枢支ピン57に装着されるコイル部を有している。
即ち、付勢部材又はコイルスプリング43は、通常状態
において、チェーンガイド26を拡張位置から収縮位置
へ向かって押圧するトーションスプリングとされる。も
ちろん、チェーンガイド26の移動は、比較的一般的な
方法に従って、ケーブル18を移動させるシフトユニッ
ト16によってコントロールされる。
【0046】実施の形態2.ここで、図22及び図23
を参照すると、本発明の第2の実施の形態に係るバンド
アダプターにおける変更されたアダプター133が描か
れている。基本的に、アダプター133は、アダプター
133を二分割するブリッジ部材135によって形成さ
れる,長手方向に延びる同サイズの一対の開口134が
形成されている点を除き、第1の実施の形態のアダプタ
ー33と同様の構成を有している。アダプター133
は、アダプター33とほぼ同様の方法に従って、第1及
び第2保持体32a,32bと共に使用され得るように
構成されている。それ故、アダプター133について
は、ここでは詳細には説明又は描写しない。
【0047】実施の形態3.ここで、図24及び図25
を参照すると、本発明の第3の実施の形態に係るバンド
アダプターにおけるアダプター233が描かれている。
アダプター233は、長手方向に延びる単一の大きな開
口234が形成されるようにブリッジ135が取り除か
れている点を除き、前記実施の形態2におけるアダプタ
ー133と略同一の構成を有している。前記実施の形態
2と同様に、アダプター233は実施の形態1における
保持体32a又は32bの何れかと共に使用され得るよ
うに構成されている。それ故、アダプター233につい
ては、ここでは詳細には説明又は描写しない。
【0048】本発明を説明する為に数種の実施の形態を
選択したが、特許請求の範囲によって画される発明の要
旨を逸脱することなく種々の変形又は変更をし得ること
は、本開示に接した当業者にとって明らかな事項であ
る。さらに、本発明に係る前記各実施の形態は、本発明
を説明するためだけのものであり、特許請求の範囲によ
って画される発明又はその均等範囲を制限するものでは
ない。
【0049】
【発明の効果】本発明に係るバンドアダプターによれ
ば、フロントディレイラを種々のサイズの自転車フレー
ムに使用させることが可能となる。又、本発明に係るバ
ンドアダプターによれば、フロントディレイラ装着時
に、容易に自転車に装着させることができる。又、本発
明に係るバンドアダプターによれば、軽量化を図ること
ができる。
【0050】さらに、本発明に係るフロントディレイラ
によれば、種々のサイズの自転車フレームに対して適用
し得る。又、本発明に係るフロントディレイラによれ
ば、種々のサイズの自転車フレームへの装着を容易に行
うことができる。又、本発明に係るフロントディレイラ
によれば、軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態に従って、
フロントディレイラがシートチューブに連結された一般
的な自転車の側面図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態におけるバ
ンドアダプターによって、自転車フレームのシートチュ
ーブに連結されたフロントディレイラの斜視図である。
【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態に係るバン
ドアダプターが連結された状態の図2に示すフロントデ
ィレイラの平面図である。
【図4】図4は、本発明の第1の実施の形態に係るバン
ドアダプターが連結された状態の図2に示すフロントデ
ィレイラの斜視図である。
【図5】図5は、図2〜図4に示すフロントディレイラ
及びバンドアダプターにおける選択された部分の分解斜
視図である。
【図6】図6は、図2〜図5に示すバンドアダプターに
おける第1保持体及び第1アダプターの分解斜視図であ
る。
【図7】図7は、図6に示す第1保持体の内面側から視
た立面図である。
【図8】図8は、図6及び図7に示す第1保持体の外面
側から視た立面図である。
【図9】図9は、図6〜図8に示す第1保持体の平面図
である。
【図10】図10は、図7における10-10線断面図であ
る。
【図11】図11は、図7における11-11線断面図であ
る。
【図12】図12は、図7における12-12線断面図であ
る。
【図13】図13は、図2〜図5に示すバンドアダプタ
ーにおける第2保持体の平面図である。
【図14】図14は、図13に示す第2保持体の底面図
である。
【図15】図15は、図13及び図14に示す第2保持
体の内面側から視た立面図である。
【図16】図16は、図13〜図15に示す第2保持体
の外面側から視た立面図である。
【図17】図17は、図15における17-17線断面図で
ある。
【図18】図18は、図15における18-18線断面図で
ある。
【図19】図19は、図2〜図5に示すバンドアダプタ
ーにおける一のアダプターの平面図である。
【図20】図20は、図19に示すアダプターの内面側
から視た立面図である。
【図21】図21は、図19及び図20に示すアダプタ
ーの底面図である。
【図22】図22は、本発明の第2の実施の形態に係る
バンドアダプターにおけるアダプターの斜視図である。
【図23】図23は、図22に示すアダプターの内面側
から視た立面図である。
【図24】図24は、本発明の第3の実施の形態に係る
バンドアダプターにおけるアダプターの斜視図である。
【図25】図25は、図24に示すアダプターの内面側
から視た立面図である。
【符号の説明】
12 フロントディレイラ 24 環状クランプ部材 26 チェーンガイド 28 リンク機構 30 バンドアダプター 32a,32b 第1保持体,第2保持体 37a,39a 第1クランプ部用当接部 37b,39b 第2クランプ部用当接部 33 アダプター

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状クランプ部材の有効クランプ径を縮
    小させるバンドアダプターであって、 外表面,及び所定の曲率半径を有する湾曲内表面を有す
    る適合部材と、 前記適合部材が連結される保持部材であって、該保持部
    材を環状クランプ部材に固定する為の連結部材を有する
    保持部材とを備え、前記適合部材は、前記湾曲内表面における第1湾曲部を
    備えた第1アダプターと、前記湾曲内表面における第2
    湾曲部を備えた第2アダプターとを有し、前記第2アダ
    プターは前記第1アダプターとは別体とされ、 前記保持部材は、前記第1アダプターが連結される第1
    保持体と、前記第2アダプターが連結される第2保持体
    とを有し、前記第2保持体は前記第1保持体とは別体と
    されており、 前記第1及び第2保持体のそれぞれは、第1及び第2ア
    ダプターをそれぞれ受け入れる大きさのリセスを有して
    いる ことを特徴とするバンドアダプター。
  2. 【請求項2】 環状クランプ部材の有効クランプ径を縮
    小させるバンドアダプターであって、 外表面,及び所定の曲率半径を有する湾曲内表面を有す
    る適合部材と、 前記適合部材が連結される保持部材であって、該保持部
    材を環状くらぬ部材に固定する為の連結部材を有する保
    持部材とを備え、 前記適合部材は、前記湾曲内表面における第1湾曲部を
    備えた第1アダプターと、前記湾曲内表面における第2
    湾曲部を備えた第2アダプターとを有し、前記第2アダ
    プターは前記第1アダプターとは別体とされ、前記保持部材は、前記第1アダプターが連結される第1
    保持体と、前記第2アダプターが連結される第2保持体
    とを有し、前記第2保持体は前記第1保持体とは別体と
    されており、 前記連結部材は、第1及び第2保持体のそれぞれに形成
    された一対のつめ部を有している ことを特徴とするバン
    ドアダプター。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2保持体上の前記つめ部
    の少なくとも一つは、弾性変形可能であることを特徴と
    する請求項2に記載のバンドアダプター。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2保持体のそれぞれは、
    第1及び第2アダプターをそれぞれ受け入れる大きさの
    リセスを有していることを特徴とする請求項2又は3に
    記載のバンドアダプター。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2アダプターは、金属材
    料で形成されていることを特徴とする請求項1から4の
    何れかに記載のバンドアダプター。
  6. 【請求項6】 前記金属材料は、アルミニウムであるこ
    とを特徴とする請求項5に記載のバンドアダプター。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2アダプターは、前記湾
    曲内表面に沿った非円滑面を有していることを特徴とす
    る請求項から6の何れかに記載のバンドアダプター。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2アダプターは、前記湾
    曲内表面に沿った円滑面を有していることを特徴とする
    請求項から6の何れかに記載のバンドアダプター。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2アダプターのそれぞれ
    は、少なくとも一つの開口を有していることを特徴とす
    る請求項から8の何れかに記載のバンドアダプター。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2アダプターのそれぞ
    れは、少なくとも二つの開口を有していることを特徴と
    する請求項9に記載のバンドアダプター。
  11. 【請求項11】 前記第1及び第2保持体は、非金属材
    料で形成されていることを特徴とする請求項1から10
    の何れかに記載のバンドアダプター。
  12. 【請求項12】 前記第1及び第2アダプターは、それ
    ぞれ、前記環状クランプ部材の有効クランプ径を減少さ
    せるべく、該環状クランプ部材から内方へ向かって横方
    向へ延びるようにされた,1.5mmから3.2mmの
    範囲内の有効厚さを有していることを特徴とする請求項
    1から11の何れかに記載のバンドアダプター。
  13. 【請求項13】 自転車の一部に連結され得る有効クラ
    ンプ径を有する環状クランプ部材と、 前記環状クランプ部材の有効クランプ径を減少させる適
    合部材であって、外表面及び所定曲率半径の湾曲内表面
    を有する適合部材と、 前記環状クランプ部材に対し固定する為の連結部材を有
    する保持部材と、 自転車のチェーンを横方向へシフトする為のチェーン受
    入スロットを有するチェーンガイドと、 前記チェーンガイドを収縮位置と拡張位置との間で移動
    させるように、前記環状クランプ部材と前記チェーンガ
    イドとの間に連結されたリンク機構とを備え 前記適合部材は、前記湾曲内表面における第1湾曲部を
    備えた第1アダプターと、前記湾曲内表面における第2
    湾曲部を備えた第2アダプターとを有し、前記第2アダ
    プターは前記第1アダプターとは別体とされ、 前記保持部材は、前記第1アダプターが連結される第1
    保持体と、前記第2アダプターが連結される第2保持体
    とを有し、前記第2保持体は前記第1保持体とは別体と
    されており、 前記第1及び第2保持体のそれぞれは、第1及び第2ア
    ダプターをそれぞれ受け入れる大きさのリセスを有して
    いる ことを特徴とする自転車用フロントディレイラ。
  14. 【請求項14】 自転車の一部に連結され得る有効クラ
    ンプ径を有する環状クランプ部材と、 前記環状クランプ部材の有効クランプ径を減少させる適
    合部材であって、外表面及び所定曲率半径の湾曲内表面
    を有する適合部材と、 前記環状クランプ部材に対し固定する為の連結部材を有
    する保持部材と、 自転車のチェーンを横方向へシフトする為のチェーン受
    入スロットを有するチェーンガイドと、 前記チェーンガイドを収縮位置と拡張位置との間で移動
    させるように、前記環状クランプ部材と前記チェーンガ
    イドとの間に連結されたリンク機構とを備え、 前記適合部材は、前記湾曲内表面における第1湾曲部を
    備えた第1アダプターと、前記湾曲内表面における第2
    湾曲部を備えた第2アダプターとを有し、前記第2アダ
    プターは前記第1アダプターとは別体とされ、 前記保持部材は、前記第1アダプターが連結される第1
    保持体と、前記第2アダプターが連結される第2保持体
    とを有し、前記第2保持体は前記第1保持体とは別体と
    されており、 前記連結部材は、第1及び第2保持体のそれぞれに形成
    された一対のつめ部を有していることを特徴とする自転
    車用フロントディレイラ。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2保持体上の前記つめ
    部の少なくとも一つは、弾性変形可能であることを特徴
    とする請求項14に記載の自転車用フロントディレイ
    ラ。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2保持体のそれぞれ
    は、第1及び第2アダプターをそれぞれ受け入れる大き
    さのリセスを有していることを特徴とする請求項14又
    は15に記載の自転車用フロントディレイラ。
  17. 【請求項17】 前記第1及び第2アダプターは、金属
    材料で形成されていることを特徴とする請求項13から
    16の何れかに記載の自転車用フロントディレイラ。
  18. 【請求項18】 前記金属材料は、アルミニウムである
    ことを特徴とする請求項17に記載の自転車用フロント
    ディレイラ。
  19. 【請求項19】 前記第1及び第2アダプターは、前記
    湾曲内表面に沿った非円滑面を有していることを特徴と
    する請求項13から18の何れかに記載の自転車用フロ
    ントディレイラ。
  20. 【請求項20】 前記第1及び第2アダプターは、前記
    湾曲内表面に沿った円滑面を有していることを特徴とす
    る請求項13から18の何れかに記載の自転車用フロン
    トディレイラ。
  21. 【請求項21】 前記第1及び第2アダプターのそれぞ
    れは、少なくとも一つの開口を有していることを特徴と
    する請求項13から20の何れかに記載の自転車用フロ
    ントディレイラ。
  22. 【請求項22】 前記第1及び第2アダプターのそれぞ
    れは、少なくとも二つの開口を有していることを特徴と
    する請求項21に記載の自転車用フロントディレイラ。
  23. 【請求項23】 前記第1及び第2保持体は、非金属材
    料で形成されていることを特徴とする請求項13から
    の何れかに記載の自転車用フロントディレイラ。
  24. 【請求項24】 前記第1及び第2アダプターは、それ
    ぞれ、前記環状クランプ部材の有効クランプ径を減少さ
    せるべく、該環状クランプ部材から内方へ向かって横方
    向へ延びるようにされた,1.5mmから3.2mmの
    範囲内の有効厚さを有していることを特徴とする請求項
    13から23の何れかに記載の自転車用フロントディレ
    イラ。
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