JP2001018854A - ウイング扉の係止装置 - Google Patents

ウイング扉の係止装置

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JP2001018854A
JP2001018854A JP11189641A JP18964199A JP2001018854A JP 2001018854 A JP2001018854 A JP 2001018854A JP 11189641 A JP11189641 A JP 11189641A JP 18964199 A JP18964199 A JP 18964199A JP 2001018854 A JP2001018854 A JP 2001018854A
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portion main
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウイング扉の開閉を操作すれば自動的に係止
及びその解除が行え、また、長期の使用によっても確実
な係止を可能にする係止装置であって、製造又は改造が
容易でコスト安なウイング扉の係止装置を提供する。 【解決手段】 ウイング扉2の下端付近に設けられた突
出部材21と、該突出部材21が係合される被係合部を
構成する係止部本体33と、該係止部本体33を支持す
るための支持部材21とからなり、上記係止部本体33
は荷台ボディ30から離れた位置を支点として回動でき
るように支持部材21に軸支されるとともに、上記被係
合部は係止部本体33が荷台ボディ30との間に形成す
る隙間からなるものであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックの荷台ボ
ディを上方に開閉するいわゆるウイング扉において、こ
のウイング扉が開放しないように係止するための係止装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ウイング扉の係止装置は、ウ
イング扉に設けられた係止突起を引き掛け、この状態を
維持するように構成されており、これらの操作はレバー
の手動で行われていた。
【0003】しかしながら、上記のような手動の係止装
置では、ウイング扉を閉じた状態において外観上は係止
できているか否かを識別できず、ウイング扉の開閉装置
を作動させた後に、うっかり忘れてしまうことがあっ
た。即ち、ウイング扉そのものは非常に重量があるた
め、油圧シリンダやモータなどを使用して開閉させる装
置を備えた構造になっているが、開放状態から閉鎖状態
までの間に他の作業をしていると、一瞥したとき閉鎖し
ているように錯覚することがあった。特に、配達などの
ように頻繁に開閉する作業をしているような場合には、
何度も係止装置を操作しているうちに係止したつもりに
なってしまうことがあった。また、これらの開閉装置の
操作は運転席の近くで行われ、係止装置は荷台の数箇所
に分散して設けられており、それぞれの係止装置の前部
を手で操作しなければならず、非常に煩瑣であった。そ
のため、振動を与えずに運転すればウイング扉が開放す
ることがないと思い込み、敢えて係止せずに運転するこ
ともあった。
【0004】また、ウイング扉は重量があるうえ、1ま
たは2箇所が支えられているのみであり、長期間の使用
によって若干変形することがあり、このような変形によ
って係止装置による係止に遊びが生じ、十分な係止状態
を得ることができないこともあった。そこで、上記問題
を解決するために本出願人は特開平10−272932
号に記載されているウイング扉の係止装置を開発してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は図11に示
すようにウイング扉2のうち、係止されるべき位置にお
ける下端38の外側には膨出部37が設けられている。
一方、トラックの荷台本体30には係止部本体33が設
置されており、この係止部本体33に設けられる被係合
部34が、膨出部37に係合することによって、荷台本
体30にウイング扉2を係止するものであった。
【0006】しかしながら、上記構成の係止装置では膨
出部37と、これに係合する被係合部34を設けなけれ
ばならないので精密加工が必要とされ、又、ウイング扉
2の内部に係止部本体33を付勢するための圧縮バネ3
5等の付勢手段及び係合解除のために係止部本体33を
回転させるワイヤ36を設けているため、製造又は改造
に要する時間がかかり、結果としてコスト高となってい
た。
【0007】本発明は、上記諸点にかんがみ、ウイング
扉の開閉を操作すれば自動的に係止及びその解除が行
え、また、長期の使用によっても確実な係止を可能にす
る係止装置であって、製造又は改造が容易でコスト安な
ウイング扉の係止装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、トラックの荷
台ボディを上向きに開閉できるウイング扉において、該
ウイング扉の下端付近に設けられた突出部材と、該突出
部材が係合される被係合部を構成する係止部本体と、該
係止部本体を支持するための支持部材とからなり、上記
係止部本体は荷台ボディから離れた位置を支点として回
動できるように支持部材に軸支されるとともに、上記被
係合部は係止部本体が荷台ボディとの間に形成する隙間
からなるものであって、該隙間に上記突出部材が挿入さ
れるとともに上記係止部本体の一端を押圧して該係止部
本体を上記支持部材の支点を中心として回転させ、上記
突出部材が上記荷台ボディと上記係止部本体との間に挟
持されることにより上記ウイング扉が上記荷台ボディに
係止されることを特徴とするウイング扉の係止装置を要
旨とする。
【0009】そして、前記係止部本体一端近傍の外側面
に錘部を形成することにより、前記ウイング扉の開時に
は常に前記係止部本体の上部が前記支持部材の支点より
も外側に位置してなるウイング扉の係止装置としてもよ
い。
【0010】また、前記係止部本体一端を外側に折曲す
ることにより、前記ウイング扉の開時には常に前記係止
部本体の上部が前記支持部材の支点よりも外側に位置し
てなるウイング扉の係止装置としてもよい。
【0011】さらに、前記係止部本体と前記支持部材と
の間に付勢手段を設置することにより、前記ウイング扉
の開時には常に前記係止部本体の上部が前記支持部材の
支点よりも外側に位置するように付勢されてなるウイン
グ扉の係止装置としてもよい。
【0012】また、前記突出部材は弾性変形可能な材質
からなるものであって、該突出部材表面には突部が形成
されていて、該突部を前記係止部本体が押圧することが
できるように構成されてなるウイング扉の係止装置とし
てもよい。
【0013】さらに、前記ウイング扉の開閉動はトラッ
クの荷台内部に設けられた伸縮作動するアクチュエータ
によって行うものであって、該アクチュエータの伸縮作
動を行うことにより前記ウイング扉の前記荷台ボディと
の係止及び係止解除を行うことができるものであるウイ
ング扉の係止装置としてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本実施形態は、図1に示すような
トラック1の荷台ボディを上向きに開閉するウイング扉
2の係止装置に関するものであって、このウイング扉2
の開閉機構について概略を説明する。ウイング扉2は、
トラック1の荷台内部に設けられたアクチュエータ3
と、これに連動する駆動アーム4とにより開閉されるの
である。即ち、駆動アーム4はその一端5が回動自在に
軸支されるとともに、アクチュエータ3の伸縮部6が駆
動アーム4の中央付近7に接続しており、さらに駆動ア
ーム4の他端8とウイング扉2との間には従動部材9が
設けられ、回動する駆動アーム4の駆動力をウイング扉
2に作用させることができるようになっているのであ
る。
【0015】そこで、ウイング扉2を閉鎖するときの係
止装置を説明する。図2は本発明に係る係止装置の第1
の実施形態を示す斜視図であり、図3は図2のA−A断
面図である。図2及び図3に示すように、荷台屋根及び
側面を形成するウイング扉2の下端に一端が固定され他
端がウイング扉の下面2aよりも下方に突出する正面長
方形状の板材である突出部材21が設けられており、こ
の突出部材21の裏面21dは荷台本体30の上部表面
30aを摺接するようにして下方に移動するものであ
る。又、突出部材21に対応する荷台本体30の表面に
は支持部材31が設置されており、この支持部材31に
回動軸32が取り付けられている。そして、この回動軸
32の軸側面に正面長方形状の板材である係止部本体3
3の長手方向中央よりも下方に位置する部分が固定さ
れ、係止部本体33は支持部材31に回動自在に軸支さ
れている。又、係止部本体33下端の底面33aは荷台
本体30の表面に当接するように傾斜面となっている。
そして、係止部本体33は図3において時計回りに回転
し、荷台本体30の表面に当接することにより、それ以
上時計回りに回転しないようになっている。
【0016】次に本発明の第1の実施形態における作用
について図3乃至図5を用いて説明する。図4はウイン
グ扉の係止装置によりウイング扉が係止された状態を示
す図であり、図5はウイング扉の係止が解除された状態
を示す図である。先ず、図3の矢印で示すようにウイン
グ扉2は図示していない荷台屋根中央に設置されている
回動軸を中心とする円弧状の軌道を描いて開閉動される
ものであり、ウイング扉2が円弧状の軌道上を移動して
いるときには係止部本体33がウイング扉2の下端に設
けられている突出部材21と接触しないように係止部本
体33の開き角度は荷台本体30の表面に当接する底面
33aの傾斜角度によって調整されている。そして、ウ
イング扉2の突出部材21が荷台本体30の上端表面に
当接する状態となった時にウイング扉2の円弧状の軌道
を描く動きが停止する。 そして、図4の矢印に示すよ
うにウイング扉2は自重によって突出部材21の裏面2
1dが荷台本体30の上部表面を摺接しながら下方に落
下し、ウイング扉2の下端面2aが荷台本体30の上端
面30bに当接して停止する。この時、係止部本体33
は図3に示した開いた状態から係止部本体33の下部が
突出部材21の下端に押圧されることにより、支持部材
31の回動軸32を中心として反時計回りに回転してこ
の突出部材21の厚みと略同じ間隔を荷台本体30と係
止部本体33との間に形成してなる係入溝に突出部材2
1が収容されるとともに、係止部本体33の表面が荷台
本体30の表面と平行になる状態まで回転し、突出部材
21の表面に係止部本体33の裏面が当接する状態とな
る。したがって、図4に示したウイング扉2が係止され
た状態では突出部材21が荷台本体30と係止部本体3
3との間に挟持されるとともに係止部本体33も固定さ
れて回動することができない状態となる。
【0017】又、ウイング扉2の係止を解除する場合に
は上述の動作と逆の動作をすることとなる。即ち、先ず
ウイング扉2の突出部材21がトラックの接地面に対し
て垂直上方に移動する。すると係止部本体33の固定が
解除され図面上、時計回りに回転し、係止部本体33の
底面33aが荷台本体30の表面に当接する状態まで開
く。そして、ウイング扉2は図5に示す矢印の方向へと
移動する。即ち荷台屋根中央に設置されている回動軸を
中心として円弧状の軌道を描くように開くこととなる。
【0018】次に、本発明の第2乃至第4の実施形態に
ついて説明する。図6乃至図8は本発明に係る係止装置
の他の実施形態を示した断面図である。先ず、図6は係
止部本体33の上部側面に半球状の部材33cを固定し
たものである。これにより、ウイング扉2を開く時に突
出部材21がトラックの接地面に対して垂直上方に移動
した場合には係止部本体33はつりあいが保たれなくな
るので図面上時計回りに回転し、図5に示したように開
くこととなる。又、これと類似するものではあるが、図
7に示すように係止部本体33の上端を外側に曲げた折
曲部33dを形成した構成にしても図6の構成と同様の
効果を得ることができる。又、図8に示すように係止部
本体33の中央と支持部材31との間に付勢手段(引張
バネ)を設置する構成としてもよい。これにより、突出
部材21がトラックの接地面に対して垂直上方に移動し
た場合には常に係止部本体33が開くように付勢されて
いるので、トラックの左側の車輪が右側の車輪よりも低
くなるような路面に停車した場合でも係止部本体33が
反時計回りに回転して荷台本体30に当接しないように
することができる。
【0019】さらに、本発明の第5の実施形態について
説明する。図9は係止装置の第5の実施形態を示す断面
図であり、図10は斜視図である。この図9及び図10
に示すように荷台本体30に凹部30cを設ける構成と
してもよい。そして、突出部材21は係止部本体33に
より係止された時に凹部30c内に収まるようにウイン
グ扉取付部21aと係合部21cとの間に傾斜部21b
を有する構成としている。この構成にすればウイング扉
2の閉時にはウイング扉2及び荷台本体30の外表面よ
り外側に突出するものはなく、見栄えを良くすることが
できるものである。
【0020】又、本発明の第6の実施形態は図11に示
すように突出部材21を断面くの字状の弾性部材とし、
その表面がウイング扉2の表面に平行とはならないよう
に設置してもよい。この場合、図12乃至14に示すよ
うに突出部材21は外側に傾斜する傾斜面21eと内側
に傾斜する傾斜面21fとを有しており、これにより傾
斜面21eと21fとの境目21gが最も外側に突出す
るようになる。この場合、突出部材21の先端が係止部
本体33の下部を押圧して、この係止部本体33は支持
部材31の回動軸32を中心として反時計回りに回転し
突出部材21の境目21gに係止部本体33の裏面が当
接する状態となる。この状態で突出部材21は荷台本体
30の表面と係止部本体33との間に挟持されることと
なるが、突出部材21は弾性変形可能なので荷台本体3
0の表面と係止部本体33の裏面との間に形成される隙
間の幅方向の長さが突出部材21の断面方向の長さhよ
りも短い場合であっても挿入可能であり、且つ挿入され
た後、その復元力により荷台本体30の表面と係止部本
体33の裏面との間に確実に挟持されるのでウイング扉
2のがたつきを防止することができる。
【0021】なお、本発明の趣旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々なる実施の態様をとることができることは無
論である。例えば、ウイング扉2を開閉させるための機
構は、上記のリンク式のほかに、強力なアクチュエータ
3によって直接ウイング扉2を開閉させるものもあり、
この場合であってもウイング扉2の重量が作用する方向
は同一であるから、同様に構成することができるもので
ある。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明は、トラックの荷
台ボディを上向きに開閉できるウイング扉において、該
ウイング扉の下端付近に設けられた突出部材と、該突出
部材が係合される被係合部を構成する係止部本体と、該
係止部本体を支持するための支持部材とからなり、上記
係止部本体は荷台ボディから離れた位置を支点として回
動できるように支持部材に軸支されるとともに、上記被
係合部は係止部本体が荷台ボディとの間に形成する隙間
からなるものであって、該隙間に上記突出部材が挿入さ
れるとともに上記係止部本体の一端を押圧して該係止部
本体を上記支持部材の支点を中心として回転させ、上記
突出部材が上記荷台ボディと上記係止部本体との間に挟
持されることにより上記ウイング扉が上記荷台ボディに
係止されることを特徴とするウイング扉の係止装置を要
旨とするので、簡易な構造でウイング扉の係止ができる
ので、従来の係止装置と比較してコスト安になるととも
に荷台内部に係止装置の部材が突出することがないので
荷台内部のスペースを有効に利用することができる。
【0023】そして、前記係止部本体一端近傍の外側面
に錘部を形成することにより、前記ウイング扉の開時に
は常に前記係止部本体の上部が前記支持部材の支点より
も外側に位置してなるウイング扉の係止装置としてもよ
いので、ウイング扉開時には常に係止部本体を外側に開
いた状態を維持することができる。
【0024】また、前記係止部本体一端を外側に折曲す
ることにより、前記ウイング扉の開時には常に前記係止
部本体の上部が前記支持部材の支点よりも外側に位置し
てなるウイング扉の係止装置としてもよいので、上記錘
部を形成した構成と同様にウイング扉開時には常に係止
部本体を外側に開いた状態を維持することができる。
【0025】さらに、前記係止部本体と前記支持部材と
の間に付勢手段を設置することにより、前記ウイング扉
の開時には常に前記係止部本体の上部が前記支持部材の
支点よりも外側に位置するように付勢されてなるウイン
グ扉の係止装置としてもよいので、左右方向に傾斜のあ
る路面に停車している場合でもウイング扉開時には常に
係止部本体を外側に開いた状態を維持することができ
る。
【0026】また、前記突出部材は弾性変形可能な材質
からなるものであって、該突出部材表面には突部が形成
されていて、該突部を前記係止部本体が押圧することが
できるように構成されてなるウイング扉の係止装置とし
てもよいので、突出部材の厚み幅が係止部本体と荷台ボ
ディとの間に形成される隙間よりも狭い場合でも突出部
材を挿入することができ、挿入後は、その復元力により
荷台本体の表面と係止部本体の裏面との間に確実に挟持
され、係止されることとなるので、ウイング扉のがたつ
きを防止することができる。
【0027】さらに、前記ウイング扉の開閉動はトラッ
クの荷台内部に設けられた伸縮作動するアクチュエータ
によって行うものであって、該アクチュエータの伸縮作
動を行うことにより前記ウイング扉の前記荷台ボディと
の係止及び係止解除を行うことができるものであるウイ
ング扉の係止装置としてもよいので、アクチュエータの
伸縮作動によるウイング扉の開閉動操作と同時にウイン
グ扉と荷台ボディとの係止及び係止解除を行うことがで
き、他に余計な作業を必要としないので、従来の係止装
置のように係止するのを忘れるような事も無いものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウイング扉の開閉機構を示す説明図である。
【図2】本発明に係る係止装置の第1の実施形態を示す
斜視図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】ウイング扉が係止された状態を示す図である。
【図5】ウイング扉の係止が解除された状態を示す図で
ある。
【図6】本発明に係る係止装置の第2の実施形態を示す
断面図である。
【図7】本発明に係る係止装置の第3の実施形態を示す
断面図である。
【図8】本発明に係る係止装置の第4の実施形態を示す
断面図である。
【図9】本発明に係る係止装置の第5の実施形態を示す
断面図である。
【図10】本発明に係る係止装置の第5の実施形態を示
す斜視図である。
【図11】本発明に係る係止装置の第6の実施形態を示
す斜視図である。
【図12】図11のB−B断面図である。
【図13】本発明に係る係止装置の第6の実施形態にお
いてウイング扉が係止された状態を示す断面図である。
【図14】本発明に係る係止装置の第6の実施形態にお
いてウイング扉の係止が解除された状態を示す断面図で
ある。
【図15】従来のウイング扉の係止装置を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 トラック 2 ウイング扉 3 アクチュエータ 4 駆動アーム 6 伸縮部 9 従動部材 21 突出部材 21a ウイング扉取付部 21b 傾斜部 21c 係合部 31 支持部材 30 荷台本体 32 回動軸 33 係止部本体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月27日(2000.6.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は図1に示
すようにウイング扉2のうち、係止されるべき位置にお
ける下端38の外側には膨出部37が設けられている。
一方、トラックの荷台本体30には係止部本体33が設
置されており、この係止部本体33に設けられる被係合
部34が、膨出部37に係合することによって、荷台本
体30にウイング扉2を係止するものであった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】そして、前記係止部本体の他端近傍の外側
面に錘部を形成することにより、前記ウイング扉の開時
には常に前記係止部本体の上部が前記支持部材の支点よ
りも外側に位置してなるウイング扉の係止装置としても
よい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、前記係止部本体の他端を外側に折曲
することにより、前記ウイング扉の開時には常に前記係
止部本体の上部が前記支持部材の支点よりも外側に位置
してなるウイング扉の係止装置としてもよい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、前記突出部材は弾性変形可能な材質
からなるものであって、該突出部材には外側に突出する
突部が形成されていて、該突部を前記係止部本体が押圧
することができるように構成されてなるウイング扉の係
止装置としてもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】又、本発明の第6の実施形態は図11に示
すように突出部材21を断面くの字状の弾性部材とし、
その表面がウイング扉2の表面に平行とはならないよう
に設置してもよい。この場合、図12乃至14に示すよ
うに突出部材21は外側に傾斜する傾斜面21eと内側
に傾斜する傾斜面21fとを有しており、これにより傾
斜面21eと21fとの境目21gが最も外側に突出す
突部が形成される。この場合、突出部材21の先端が
係止部本体33の下部を押圧して、この係止部本体33
は支持部材31の回動軸32を中心として反時計回りに
回転し突出部材21の境目21gに係止部本体33の裏
面が当接する状態となる。この状態で突出部材21は荷
台本体30の表面と係止部本体33との間に挟持される
こととなるが、突出部材21は弾性変形可能なので荷台
本体30の表面と係止部本体33の裏面との間に形成さ
れる隙間の幅方向の長さが突出部材21の断面方向の長
さhよりも短い場合であっても挿入可能であり、且つ挿
入された後、その復元力により荷台本体30の表面と係
止部本体33の裏面との間に確実に挟持されるのでウイ
ング扉2のがたつきを防止することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】そして、前記係止部本体の他端近傍の外側
面に錘部を形成することにより、前記ウイング扉の開時
には常に前記係止部本体の上部が前記支持部材の支点よ
りも外側に位置してなるウイング扉の係止装置としても
よいので、ウイング扉開時には常に係止部本体を外側に
開いた状態を維持することができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】また、前記係止部本体の他端を外側に折曲
することにより、前記ウイング扉の開時には常に前記係
止部本体の上部が前記支持部材の支点よりも外側に位置
してなるウイング扉の係止装置としてもよいので、上記
錘部を形成した構成と同様にウイング扉開時には常に係
止部本体を外側に開いた状態を維持することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】また、前記突出部材は弾性変形可能な材質
からなるものであって、該突出部材には外側に突出する
突部が形成されていて、該突部を前記係止部本体が押圧
することができるように構成されてなるウイング扉の係
止装置としてもよいので、突出部材の厚み幅が係止部本
体と荷台ボディとの間に形成される隙間よりも狭い場合
でも突出部材を挿入することができ、挿入後は、その復
元力により荷台本体の表面と係止部本体の裏面との間に
確実に挟持され、係止されることとなるので、ウイング
扉のがたつきを防止することができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックの荷台ボディを上向きに開閉で
    きるウイング扉において、該ウイング扉の下端付近に設
    けられた突出部材と、該突出部材が係合される被係合部
    を構成する係止部本体と、該係止部本体を支持するため
    の支持部材とからなり、上記係止部本体は荷台ボディか
    ら離れた位置を支点として回動できるように支持部材に
    軸支されるとともに、上記被係合部は係止部本体が荷台
    ボディとの間に形成する隙間からなるものであって、該
    隙間に上記突出部材が挿入されるとともに上記係止部本
    体の一端を押圧して該係止部本体を上記支持部材の支点
    を中心として回転させ、上記突出部材が上記荷台ボディ
    と上記係止部本体との間に挟持されることにより上記ウ
    イング扉が上記荷台ボディに係止されることを特徴とす
    るウイング扉の係止装置。
  2. 【請求項2】 前記係止部本体一端近傍の外側面に錘部
    を形成することにより、前記ウイング扉の開時には常に
    前記係止部本体の上部が前記支持部材の支点よりも外側
    に位置してなる請求項1記載のウイング扉の係止装置。
  3. 【請求項3】 前記係止部本体一端を外側に折曲するこ
    とにより、前記ウイング扉の開時には常に前記係止部本
    体の上部が前記支持部材の支点よりも外側に位置してな
    る請求項1記載のウイング扉の係止装置。
  4. 【請求項4】 前記係止部本体と前記支持部材との間に
    付勢手段を設置することにより、前記ウイング扉の開時
    には常に前記係止部本体の上部が前記支持部材の支点よ
    りも外側に位置するように付勢されてなる請求項1記載
    のウイング扉の係止装置。
  5. 【請求項5】 前記突出部材は弾性変形可能な材質から
    なるものであって、該突出部材表面には突部が形成され
    ていて、該突部を前記係止部本体が押圧することができ
    るように構成されてなる請求項1乃至4に記載のウイン
    グ扉の係止装置。
  6. 【請求項6】 前記ウイング扉の開閉動はトラックの荷
    台内部に設けられた伸縮作動するアクチュエータによっ
    て行うものであって、該アクチュエータの伸縮作動を行
    うことにより前記ウイング扉の前記荷台ボディとの係止
    及び係止解除を行うことができるものである請求項1乃
    至5に記載のウイング扉の係止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104066621A (zh) * 2012-01-25 2014-09-24 李顺采 翼形车身车辆的翼开闭装置
KR101516354B1 (ko) * 2013-08-22 2015-04-30 유운모 차량의 적재함 도어 잠금장치
KR101915582B1 (ko) 2018-06-21 2019-01-07 (주)탑플렉스 특장차의 도어 개폐장치

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