JP2001018819A - 電動パワーステアリング装置の制御装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置の制御装置

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JP2001018819A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電動パワーステアリング装置をメイン及びサブ
の2つのCPU又はMCUで制御し、制御性と安全性を
向上させる。 【解決手段】ステアリングシャフトに発生する操舵トル
クに基いて演算された操舵補助指令値と、モータの電流
値とから演算した電流制御値に基いてステアリング機構
に操舵補助力を与える前記モータを制御するようになっ
ている電動パワーステアリング装置の制御装置におい
て、少なくともトルク信号、車速信号、前記モータ電流
検出値、モータ端子電圧をそれぞれ入力する第一の制御
部及び第二の制御部を具備し、前記第一の制御部及び第
二の制御部で前記モータを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や車両の操
舵系にモータによる操舵補助力を付与するようにした電
動パワーステアリング装置の制御装置に関し、特にメイ
ン及びサブの2つの制御部(CPU又はMCU:Micro
Controller Unit)を具備し、一方でモータ制御を行
い、他方で駆動系の異常を監視するようにして制御性や
安全性を向上した電動パワーステアリング装置の制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車や車両のステアリング装置をモー
タの回転力で補助負荷付勢する電動パワーステアリング
装置は、モータの駆動力を、減速機を介してギア又はベ
ルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いは
ラック軸に補助負荷付勢するようになっている。かかる
従来の電動パワーステアリング装置は、アシストトルク
(操舵補助トルク)を正確に発生させるため、モータ電
流のフィードバック制御を行っている。フィードバック
制御は、電流指令値とモータ電流検出値との差が小さく
なるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モー
タ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変調)
制御のデュ−ティ比の調整で行っている。
【0003】ここで、電動パワーステアリング装置の一
般的な構成を図8に示して説明すると、操向ハンドル1
の軸2は減速ギア3、ユニバーサルジョイント4a及び
4b、ピニオンラック機構5を経て操向車輪のタイロッ
ド6に結合されている。軸2には、操向ハンドル1の操
舵トルクを検出するトルクセンサ10が設けられてお
り、操向ハンドル1の操舵力を補助するモータ20がク
ラッチ21、減速ギア3を介して軸2に結合されてい
る。パワーステアリング装置を制御するコントロールユ
ニット30には、バッテリ14からイグニションキー1
1及びリレー13を経て電力が供給され、コントロール
ユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵ト
ルクTと車速センサ12で検出された車速Vとに基いて
アシスト指令の操舵補助指令値Iの演算を行い、演算さ
れた操舵補助指令値Iに基いてモータ20に供給する電
流を制御する。クラッチ21はコントロールユニット3
0でON/OFF制御され、通常の動作状態ではON
(結合)されている。そして、コントロールユニット3
0によりパワーステアリング装置が故障と判断された
時、及びイグニションキー11、リレー13によりバッ
テリ14の電源(電圧Vb)がOFFとなっている時
に、クラッチ21はOFF(切離)される。
【0004】コントロールユニット30は主としてCP
Uで構成されるが、そのCPU内部においてプログラム
で実行される一般的な機能を示すと図9のようになる。
例えば位相補償器31は独立したハードウェアとしての
位相補償器を示すものではなく、CPUで実行される位
相補償機能を示している。コントロールユニット30の
機能及び動作を説明すると、トルクセンサ10で検出さ
れて入力される操舵トルクTは、操舵系の安定性を高め
るために位相補償器31で位相補償され、位相補償され
た操舵トルクTAが操舵補助指令値演算器32に入力さ
れる。又、車速センサ12で検出された車速Vも操舵補
助指令値演算器32に入力される。操舵補助指令値演算
器32は、入力された操舵トルクTA及び車速Vに基い
てモータ20に供給する電流の制御目標値である操舵補
助指令値Iを決定する。操舵補助指令値Iは減算器30
Aに入力されると共に、応答速度を高めるためのフィー
ドフォワード系の微分補償器34に入力され、減算器3
0Aの偏差(I−i)は比例演算器35に入力され、そ
の比例出力は加算器30Bに入力されると共にフィード
バック系の特性を改善するための積分演算器36に入力
される。微分補償器34及び積分演算器36の出力も加
算器30Bに加算入力され、加算器30Bでの加算結果
である電流指令値Eが、モータ駆動信号としてモータ駆
動回路37に入力される。モータ20のモータ電流値i
はモータ電流検出回路38で検出され、モータ電流検出
値iは減算器30Aに入力されてフィードバックされ
る。
【0005】上述のように、従来は1つのCPUでトル
ク信号(操舵トルクT)や電流検出値iに基づき電流指
令値を演算し、その電流指令値に基づいてモータを駆動
制御していた。この場合、決定したモータ電流駆動方向
に対して、ハードロジックや別なCPUでトルク信号に
基づいて操舵トルク方向信号を生成し、この操舵トルク
方向信号とモータ駆動方向とが一致した場合のみモータ
を駆動していた。また、モータ駆動系の異常を検出する
際に、検出してから異常を確定するまでの時間が一定で
あり、常に正確なものではなかった。
【0006】また、従来は1つのCPUに外付けのWD
T(Watch Dog Timer)を設けて、CPUからクリアパル
スをWDTへ入力することにより、CPUの暴走を監視
していた。もし、予め定められた時間内にクリアパルス
が入力されない場合には、WDTよりリセット信号をC
PUへ出力し、CPUを再起動させていた。更に、2つ
のCPUを使用したシステムではお互いに予め定められ
た周期のパルスを出力し合い、そのパルスの周期を相互
に監視することで相手のCPUの暴走を監視していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような電動パワ
ーステアリング装置では、モータの出力が大きくなるに
従ってモータの慣性が大きくなり、操舵特性を確保する
ためにモータの慣性を補償する必要が出てきた。この慣
性を補償する制御によって、従来行われていたトルク信
号による方向と実際にモータ駆動される方向とが一致し
なくなって来た。これにより、慣性補償機能の入った制
御が正常に動作しているにも拘らず、もう一方の制御部
がトルク信号に基づくトルク方向信号を出力することに
よって、モータ駆動が一時的に停止されるような不都合
が生じていた。つまり、従来から行ってきた操舵トルク
の方向による方向インターロックが、実際のシステムに
適合しなくなってきている。
【0008】また、従来はモータ駆動系の異常を検出す
る際に、検出してから異常を確定するまでの時間が一定
であった。しかし、電流指令値とモータ電流検出値の差
を求めて異常を検出している場合、大きな差がある場合
には明らかに異常があると考えられ、早急にシステムを
停止させる必要がある。また、小さな差が検出された場
合には、ノイズ等の影響による誤検出が考えられるた
め、確定までに時間をかける必要がある。
【0009】更に従来のように外付けのWDTを用いて
CPUの暴走を監視する場合は、プログラムが正常に動
作しないことによりCPUに暴走が発生し、WDTから
のリセット信号により再起動するようにしている。しか
し、再度同様な場所でプログラムが暴走を引き起こして
しまうような故障の場合、モータの出力状態と停止状態
とが交互に発生し、ドライバに対して危険な状態を引き
起こしていた。
【0010】一方、2つの制御部を備えたシステムで、
1つの制御部が制御演算し、もう一方の制御部がそれを
監視する場合、監視している制御部が正常に動作してい
ることを確認するために、2つの制御部が相互にCPU
の暴走を監視する必要がある。
【0011】また、2つのCPUを用いたシステムで相
互にパルス信号を送受信してCPUの暴走を監視する場
合、プログラム自身が正常に動作しないで監視パルスだ
けを出力し続けて暴走を検出できなかったり、電磁波や
ノイズによって正常に出されているパルス信号を誤って
計測して誤検出する場合があった。
【0012】本発明は上述のような事情よりなされたも
のであり、本発明の目的は、特に慣性の大きいモータを
制御する場合、メイン及びサブの2つのディジタル制御
部(CPU又はMCU)を具備し、一方の制御部でパワ
ーステアリングの制御を行い、他方の制御部で相互に監
視するようにして制御性や安全性を向上した電動パワー
ステアリング装置の制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステアリング
シャフトに発生する操舵トルクに基いて演算された操舵
補助指令値と、モータの電流検出値とから演算した電流
指令値に基いてステアリング機構に操舵補助力を与える
前記モータを制御するようになっている電動パワーステ
アリング装置の制御装置に関するもので、本発明の上記
目的は、少なくともトルク信号、車速信号、前記モータ
電流検出値、モータ端子電圧をそれぞれ入力する第一の
制御部及び第二の制御部を具備し、前記第一の制御部及
び第二の制御部で前記モータを制御することによって達
成される。
【0014】また、本発明の上記目的は、少なくともト
ルク信号、車速信号、前記モータ電流検出値、モータ端
子電圧をそれぞれ入力する第一の制御部及び第二の制御
部を具備して前記前記モータを制御すると共に、両制御
部がモータ角速度を推定する機能を備え、前記第一の制
御部と前記第二の制御部の間をシリアル通信で接続し、
相互に所定の通信コマンドを送受信することで、相手の
制御部が正常に動作しているかを監視すると共に、MC
U内に内蔵されたWDTで自己監視することにより達成
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明では、電動パワーステアリ
ング装置の制御装置としてCPUやMCUで成る制御部
を2つ設け、各制御部に少なくともトルク信号、車速信
号、モータ電流検出値、モータ端子電圧を入力し、第一
の制御部で演算したモータ電流指令値でモータを制御す
ると共に、第二の制御部で演算したモータ電流指令値と
モータ電流検出値との差に基づいて、第一の制御部で演
算したモータ電流指令値が正常であるか否かを判断す
る。あるいは、第二の制御部で演算されたモータ電流指
令値の方向と、第一の制御部から出力されるモータ駆動
方向信号とを比較し、第一の制御部で演算されたモータ
電流指令値が正常か否かを判断している。更に、各制御
部に自己監視用と相手監視用のWDTをそれぞれ設け、
相互に通信コマンドを送受信することによって制御部の
暴走を検出している。
【0016】以下、本発明の実施例を、図面を参照して
詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の実施例を示すブロック図で
あり、トルクセンサ201からのトルク信号Tr及び車
速センサ202からの車速信号VsはメインMCU10
1及びサブMCU102に入力され、メインMCU10
1で演算されたモータ駆動信号Irはモータ駆動回路1
10に入力され、モータ駆動信号Irに基づいてモータ
駆動回路110はモータ200を駆動する。メインMC
U101は相互監視するためにサブ用のWDT101
S、メインMCU自己監視用WDT101Mを内蔵して
おり、サブMCU102も相互監視するためにメイン用
のWDT102M、サブMCU自己監視用WDT102
Sを内蔵している。バッテリ203の入力をON/OF
Fするリレー111は、メインMCU101から出力さ
れるリレーON/OFF信号RS1及びサブMCU10
2から出力されるリレーON/OFF信号RS2によっ
てON/OFF制御され、モータ200の電流はモータ
電流検出回路112で検出され、その電流検出値Idは
モータ端子電圧Vmと共にメインMCU101及びサブ
MCU102に入力され、サブMCU102から出力さ
れるモータ駆動禁止信号Mpはモータ駆動回路110に
入力されている。
【0018】メインMCU101及びサブMCU102
は、いずれもトルク信号Tr、車速信号Vs、電流検出
値Id、モータ端子電圧Vmに基づいてモータ駆動信号
(電流指令値)Irを生成するが、メインMCU101
からのモータ駆動信号(電流指令値)Irのみがモータ
駆動回路110に入力され、サブMCU102で算出さ
れた電流指令値Irは監視用に使用される。メインMC
U101及びサブMCU102の機能構成は図2に示す
ようになっている。即ち、メインMCU101及びサブ
MCU102ではいずれもトルク信号Tr、車速Vs、
モータ電流検出値Id、モータ端子電圧Vmに基づいて
電流指令値Irを演算しており、モータ角速度推定部1
20、モータ慣性補償部121、収れん性制御部12
2、操舵補助指令値演算部123、センター応答性改善
部124、ロバスト安定化補償部125、加算器130
及び131で構成されている。モータ角速度推定部12
0はモータ電流検出値Id及びモータ端子電圧Vmから
モータ200の逆起電圧を算出し、この逆起電圧からモ
ータ角速度ωを推定している。推定されたモータ角速度
ωはモータ慣性補償部121及び収れん性制御部122
に入力され、モータ慣性補償部121の出力は加算器1
31に入力され、収れん性制御部122の出力は加算器
130に入力される。操舵補助指令値演算部123はト
ルク信号Trを基にモータ電流指令値Irのベースとな
る値を算出しており、センター応答性改善部124もト
ルク信号Trを基にモータ電流指令値Irのベースとな
る値を算出しており、いずれの算出値も加算器130に
入力されている。加算器130の加算値はロバスト安定
化補償部125に入力され、その出力が加算器131に
入力され、加算器131の加算値がモータ電流指令値I
rとなっている。収れん性制御部122及び操舵補助指
令値演算部123は車速信号Vsをパラメータとしてお
り、収れん性制御部122は車両のヨーの収れん性を改
善するためにハンドルが振れ回る動作に対してブレーキ
をかけるようになっており、モータ慣性補償部121は
モータ200の慣性や摩擦を補償している。また、セン
ター応答性改善部124は、ステアリングの中立付近の
制御の応答性を高め、滑らかでスムーズな操舵を実現す
るようになっており、ロバスト安定化補償部125は特
開平8−290778号公報に示されている補償部であ
り、sをラプラス演算子とする特性式G(s)=(s2
+a1・s+a2)/(s2+b1・s+b2)を有
し、検出トルクに含まれる慣性要素とバネ要素から成る
共振系の共振周波数のピーク値を除去し、制御系の安定
性と応答性を阻害する共振周波数の位相のずれを補償し
ている。なお、特性式G(s)のa1,a2,b1,b
2は共振系の共振周波数により決定されるパラメータで
ある。
【0019】また、モータ角速度推定部120は特開平
10−109655号に示されている手法で角速度推定
を行っても良く、本出願人による特願平9−15107
5号に記述された角速度推定を行っても良い。即ち、断
続モードと連続モードとでそれぞれ異なったモータ駆動
系のインピーダンスモデルを定義することにより、駆動
方式が駆動系インピーダンスに及ぼす影響を考慮してモ
ータ角速度を推定している。Ioを断続モードから連続
モードへ切り替わる電流値とし、KT・ωを逆起電力の
推定値としたとき、下記数式(1)及び(2)で推定す
る。
【0020】I<Ioの場合 KT・ω=Vm−R1・i …(1) I≧Io KT・ω=Vm−(R2・i+b) …(2) ただし、R1は基準温度における断続モードのインピー
ダンスであり、R2は基準温度における連続モードのイ
ンピーダンスであり、bは定数である。
【0021】このような構成において、電流演算異常検
出を図3のフローチャートを参照して説明する。サブM
CU102では、先ずサブMCU102で演算された電
流指令値Irsの読込みを行い(ステップS1)、次い
で電流検出値Idの読込みを行い(ステップS2)、そ
の差の絶対値|Ir−Id|が所定値Ierrより大きい
か否かを判定する(ステップS3)。上記差の絶対値が
上記所定値Ierr以下であればカウンタをクリア(ス
テップS7)して前記ステップS1にリターンし、上記
差の絶対値が上記所定値Ierrより大きければ、次に
所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS
4)。所定時間が経過していなければ経過時間をカウン
トアップし(ステップS5)、上記ステップS1にリタ
ーンし、所定時間が経過していればモータ駆動信号を禁
止してモータ200を停止すると共に、リレー111を
OFFする(ステップS6)。即ち、サブMCU102
は、モータ駆動禁止信号Mpをモータ駆動回路110に
入力してモータ200の駆動を停止すると共に、リレー
ON/OFF信号RS2をリレー111に入力してリレ
ー111を遮断する。
【0022】一方、メインMCU101とサブMCU1
02との間では、シリアル通信により相互に動作(暴
走)の監視を行っており、その動作例を図4のフローチ
ャートを参照して説明する。図4はメインMCU101
の動作を示しているが、サブMCU102の動作も同一
である。
【0023】メインMCU101は常時サブMCU10
2から正常なコマンドを受信したか否かを判断しており
(ステップS10)、正常なコマンドを受信した場合に
は内蔵しているサブ用のWDT101Sをクリアし(ス
テップS11)、上記待機状態に戻る。上記ステップS
10で正常コマンドを受信していないと判断した場合に
は、内蔵のWDT101Sを「+1」加算し(ステップ
S12)、WDT101Sの計数値が所定の閾値以上で
あるか否かを判定する(ステップS13)。計数値が閾
値以下であれば上記待機状態に戻り、計数値が閾値を越
えた場合にはサブMCU102Sの暴走を確定し(ステ
ップS14)、モータ駆動信号IrをOFFすると共
に、リレーON/OFF信号RS1によってリレー11
1をOFFする(ステップS15)。なお、サブMCU
102が暴走を確定した場合には、モータ駆動信号Ir
をOFFするのではなく、モータ駆動禁止信号Mpを出
力してモータ駆動回路110を停止させ、リレーON/
OFF信号RS2によってリレー111をOFFする。
サブMCU102で生成されるモータ電流指令値Irs
は監視用であり、モータ駆動回路110には供給されて
いないからである。
【0024】ところで、自己監視用WDTのMCU暴走
検出時間を同じ時間に設定しておくと、2つのMCUが
ほぼ同時に暴走した場合に、自己監視用WDTによる再
起動後は両制御部が一時的に正常に動作して相互監視が
機能せず、再度同様なプログラムの暴走が発生した場合
に、自己監視用WDTによる再起動を繰り返す恐れがあ
る。このため、本発明では、メインMCU監視用WDT
の暴走検出時間と、サブMCU監視用WDTの暴走検出
時間を異ならせることにより、より確実に暴走を検出す
ることができるようにしている。
【0025】図5は本発明の他の実施例を図1に対応さ
せて示しており、サブMCU102は自分が演算した電
流指令値のモータ駆動方向を判定すると共に、メインM
CU101がモータ駆動回路110へ出力したモータ駆
動方向信号Dsを入力し、双方の方向を比較することで
メインMCU101の演算が正常に行われたかを判断す
る。他の点では、図1の場合と全く同様である。
【0026】このような構成において、その動作を図6
のフローチャートを参照して説明する。サブMCU10
2は先ず自分が演算したモータ電流指令値Irsの方向
を読込み(ステップS20)、次にメインMCU101
から出力したモータ駆動方向信号Dsを読込み(ステッ
プS21)、両者の方向が一致しているか否かを判定す
る(ステップS22)。両者の方向が一致していれば正
常であるのでカウンタをクリア(ステップS26)して
上記ステップS20にリターンし、上記動作を繰り返
す。また、両者の方向が一致していなければ異常と考え
られるが、直ぐに決定するのではなく、所定時間の経過
後に判定するようにしている(ステップS23)。所定
時間が経過していなければ異常ではないと判定し、経過
時間をカウンタでカウントアップして(ステップS2
4)上記ステップS20にリターンする。また、上記ス
テップS23で所定時間が経過すれば異常を確定し、モ
ータ駆動禁止信号Mpを出力してモータ駆動回路110
を停止すると共に、リレーON/OFF信号RS2を出
力してリレー111をOFFする(ステップS25)。
本発明では上述のように異常が検出された場合にも直ち
に異常とするのではなく、所定時間の経過後に異常を確
定してその後の処理を行うようにしているが、検出レベ
ルと異常確定時間との関係を図7に示すように可変させ
ても良い。即ち、検出レベルが小さい場合には異常の程
度が軽いと考えられるので異常確定時間を長くし、検出
レベルが大きい場合には異常の程度が重いと考えられる
ので異常確定時間を短かくしている。なお、図6では2
次曲線で可変しているが、1次曲線で可変するようにし
ても良い。
【0027】本発明は、コラム式及びピニオン式電動パ
ワーステアリング装置に適用できることは勿論、ラック
アシスト式電動パワーステアリング装置にも適用可能で
ある。また、上述ではMCUについて説明したが、CP
Uについても全く同様である。
【0028】
【発明の効果】本発明では、電動パワーステアリング装
置の制御装置を2つの制御部(CPU若しくはMCU)
で構成し、それぞれの制御部がモータ角速度を推定する
機能を持ち、第一の制御部で電流指令値を生成してモー
タを駆動すると共に、第二の制御部でも同様な演算を行
い、第二の制御部で演算された電流指令値と、第一の制
御部で制御されたモータの電流検出値とを比較し、或は
回転方向に関しても同一になっているか否かを判定し、
異常を検出するようにしているので、制御性及び安全性
が向上する。また、本発明では2つの制御部の間でシリ
アル通信による相互監視を行うと共に、MCUに内蔵さ
れたWDTで自己監視を行っているので、CPU等の暴
走による事故を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の制御部における電流指令演算部の機能
構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の動作例を示すフローチャートである。
【図4】本発明における制御部の相互監視の動作例を示
すフローチャートである。
【図5】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】本発明の動作例を示すフローチャートである。
【図7】本発明における異常の確定を説明するための図
である。
【図8】電動パワーステアリング装置の概略構成を示す
構造図である。
【図9】電動パワーステアリング装置の制御装置の一例
を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 操向ハンドル 5 ピニオンラック機構 30 コントロールユニット 101 メインMCU 102 サブMCU 110 モータ駆動回路 111 リレー 112 モータ電流検出回路 120 モータ角速度推定部 121 モータ慣性補償部 122 収れん性制御部 123 操舵補助指令値演算部 124 センター応答性改善部 125 ロバスト安定化補償部 200 モータ 201 トルクセンサ 202 車速センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂口 徹 群馬県前橋市鳥羽町78番地 日本精工株式 会社内 Fターム(参考) 3D032 CC35 CC50 DA15 DA23 DA63 DA64 DA65 DC01 DC02 DC03 DC09 DC17 DC29 DC33 DC34 DD10 DD17 DD18 DE09 EA01 EB11 EC23 EC27 GG01 3D033 CA03 CA13 CA16 CA20 CA21 CA31 CA32

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングシャフトに発生する操舵トル
    クに基いて演算された操舵補助指令値と、モータの電流
    検出値とから演算した電流指令値に基いてステアリング
    機構に操舵補助力を与える前記モータを制御するように
    なっている電動パワーステアリング装置の制御装置にお
    いて、少なくともトルク信号、車速信号、前記モータ電
    流検出値、モータ端子電圧をそれぞれ入力する第一の制
    御部及び第二の制御部を具備し、前記第一の制御部及び
    第二の制御部で前記モータを制御するようにしたことを
    特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  2. 【請求項2】前記第二の制御部は、前記トルク信号、前
    記車速信号、前記モータ電流検出値、前記モータ端子電
    圧に基づいて電流指令値を演算し、前記第一の制御部を
    監視するようになっている請求項1に記載の電動パワー
    ステアリング装置の制御装置。
  3. 【請求項3】前記第一の制御部及び第二の制御部で前記
    モータの角速度を推定するようになっている請求項2に
    記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  4. 【請求項4】前記第二の制御部で演算された電流指令値
    と、前記モータ電流検出値との差に基づいて、前記第一
    の制御部で演算された電流指令値が正常か否かを判断
    し、電流異常が検出された場合にモータ駆動信号及びリ
    レーの少なくとも一方を遮断するようになっている請求
    項3に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  5. 【請求項5】前記第二の制御部で演算された電流指令値
    の方向と、前記第一の制御部で生成されたモータ駆動方
    向信号とを比較し、前記第一の制御部で演算された電流
    指令値の方向が正常か否かを判断し、方向異常が検出さ
    れた場合にモータ駆動信号及びリレーの少なくとも一方
    を遮断するようになっている請求項3に記載の電動パワ
    ーステアリング装置の制御装置。
  6. 【請求項6】前記電流異常を確定する時間が検出レベル
    によって可変となっている請求項4に記載の電動パワー
    ステアリング装置の制御装置。
  7. 【請求項7】ステアリングシャフトに発生する操舵トル
    クに基いて演算された操舵補助指令値と、モータの電流
    検出値とから演算した電流指令値に基いてステアリング
    機構に操舵補助力を与える前記モータを制御するように
    なっている電動パワーステアリング装置の制御装置にお
    いて、少なくともトルク信号、車速信号、前記モータ電
    流検出値、モータ端子電圧をそれぞれ入力する第一の制
    御部及び第二の制御部を具備して前記モータを制御する
    と共に、前記第一の制御部と前記第二の制御部の間をシ
    リアル通信で接続し、相互に所定の通信コマンドを送受
    信することで、相手の制御部が暴走しないかを監視する
    ようにしたことを特徴とする電動パワーステアリング装
    置の制御装置。
  8. 【請求項8】前記第一の制御部及び第二の制御部がそれ
    ぞれ内蔵したWDTで自己監視するようになっている請
    求項7に記載の電動パワーステアリング装置の制御装
    置。
  9. 【請求項9】前記相手の制御部の暴走が検出された場
    合、モータ駆動信号及びリレーの少なくとも一方を遮断
    するようになっている請求項8に記載の電動パワーステ
    アリング装置の制御装置。
  10. 【請求項10】前記第一の制御部が有する内蔵WDT
    と、前記第二の制御部が有する内蔵WDTの制御部暴走
    検出の開始時間が異なっている請求項8に記載の電動パ
    ワーステアリング装置の制御装置。
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