JP2001018715A - タクシー安全走行喚起装置およびこれを組み込んだタクシーメータ - Google Patents

タクシー安全走行喚起装置およびこれを組み込んだタクシーメータ

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JP2001018715A
JP2001018715A JP11194599A JP19459999A JP2001018715A JP 2001018715 A JP2001018715 A JP 2001018715A JP 11194599 A JP11194599 A JP 11194599A JP 19459999 A JP19459999 A JP 19459999A JP 2001018715 A JP2001018715 A JP 2001018715A
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taxi
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Kunio Doi
邦夫 土井
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Futaba Keiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設定された制限速度を超えてタクシーが走行
した場合、自動的に乗客に対して安全性に対する関心を
喚起させる喚起動作を行う、タクシー安全走行喚起装置
を提供しようとするものである。 【構成】 走行環境情報記憶手段と、選択手段と、走行
速度検出手段と、比較手段と、喚起動作手段とで構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タクシーに装着
されるタクシー安全走行喚起装置およびこれを組み込ん
だタクシーメータに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車が走行する道路には、安全性の観
点から場所に応じた最高速度が法定されており(法定速
度)、法定速度を超えて走行するのは原則として許され
ない。このため、自動車の速度が高速道路における法定
最高速度の時速100Kmを超えると、警報音を発する
装置が備えられている自動車もあるが、タクシーでは使
用する車両のコストを削減するため、この装置は一般に
は装備されていない。また、一般道路の走行に対して法
定最高速度の時速60Kmを超えると警報音を発する装
置は、一般には使用されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、走行する道
路の状況によっては、例えば商店街であるとか、道幅が
狭いなどの理由により、安全性の観点から法定の最高速
度よりも遅い速度を制限速度として、それ以下の速度で
走行するのが好ましい場合が多々ある。それにもかかわ
らず、タクシーが乗客を乗せて道路を走行する際、乗客
が先を急ぐ余り、運転手に対してこれらの法定速度や制
限速度を無視して、走行することを要求する場合があ
り、運転手が口頭で危険な旨説明しても聞き入れてもら
えない場合が多々あった。その場合、危険な速度での走
行を避けるため、これらの法定速度や制限速度を越えて
走行した場合に、乗客に危険である旨を理解してもらう
ために、自動的に乗客に対して安全性に対する関心を喚
起させる喚起動作を行う手段が望まれていた。そこでこ
の発明は、この点に対処するためになされたものであっ
て、設定された制限速度を超えてタクシーが走行した場
合、自動的に乗客に対して安全性に対する関心を喚起さ
せる喚起動作を行う、タクシー安全走行喚起装置および
これを組み込んだタクシーメータを提供しようとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、走行中のタ
クシーの走行速度が、タクシー走行環境に対応して決定
された制限速度を超えるときは、乗客に対して安全性に
対する関心を喚起させる喚起動作を行う、タクシー安全
走行喚起装置を考案したものである。尚本明細書では、
タクシー走行環境に対応して決定された制限速度を指定
速度と称する。
【0005】図1は、本発明のタクシー安全走行喚起装
置の構成を、模式的に表した説明図である。図1に示す
ように、このシステムはタクシーの走行環境と、この走
行環境に対応して決定された法定速度または、その前後
の速度に設定した指定速度とを記憶する走行環境情報記
憶手段1と、走行環境が1つの場合はそれを適用走行環
境として選択し、走行環境が複数設けられている場合は
その中から、走行中のタクシーに適用する適用走行環境
を選択する選択手段2と、タクシーの走行速度を検出す
る走行速度検出手段3と、この走行速度を適用走行環境
に対応する指定速度である適用指定速度と比較して、走
行速度が適用指定速度を超える場合に、適用走行環境に
対応する警告情報を出力する比較手段4および、この警
告情報の出力を受けて、乗客に対して安全性に対する関
心を喚起させる喚起動作を行う喚起動作手段5とで構成
される。
【0006】本発明のタクシー安全走行喚起装置の選択
手段2の実現方法として、走行環境が複数設けられてい
る場合に、この複数の走行環境の中から、実際にタクシ
ーが走行する環境に応じて、運転手の手動操作を介在さ
せて適用走行環境を選択する方法がある。この場合は、
下記に述べる適用走行環境を自動的に選択する方法に比
べて、構成がシンプルとなり、従ってタクシー安全走行
喚起装置のコストを低くできる。また喚起動作手段5の
喚起動作として、警報音または音声の発生とする方法が
ある。この場合は、喚起動作を表示で行う方法に比べ
て、乗客に感知されやすくできる。上記の要素を取り入
れた、タクシー安全走行喚起装置の動作及び作用は次の
通りである。
【0007】即ち、運転手は乗客を乗せて走行開始する
ときに適用する適用走行環境を、走行環境情報記憶手段
1に記憶させてある複数の走行環境の中から、実際のタ
クシー走行環境に合わせて、手動操作により選択する。
そして、もしタクシーが乗客の要望により、その適用走
行環境に対応する適用指定速度を超えて走行したとき
は、走行速度検出手段3が検出するタクシーの走行速度
が適用指定速度を超えるので、比較手段4は適用走行環
境に対応した警告情報を出力する。この警告情報により
喚起動作手段5が乗客に対する安全性に対する関心を喚
起させる喚起動作として、警報音または、例えば「法定
速度オーバです。減速してください。」等の音声の発生
を行うので、乗客に危険である旨を理解してもらいやす
くなり、乗客は苦情を言いにくくなるので、走行速度を
指定速度以下に下げることが容易となる。タクシーの走
行環境が、走行中に最初に選択した走行環境と異なる走
行環境に変化したときは、運転手はその変化したタクシ
ーの走行環境に合わせて、新たな走行環境の選択を行え
ば、上記と同様の作用が行われる。走行環境が1つしか
設けられていない場合は、選択手段2はこの走行環境を
適用走行環境とする。この場合のその他の作用は上記と
同様である。
【0008】尚、指定速度を法定速度またはその前後の
速度とするのは、次のような効果を有する。まず、指定
速度を法定速度とすると、走行速度が指定速度即ち法定
速度を少しでも超えると喚起動作を行うので、法定速度
以下を厳密に守ることができる。しかしそうすると、ほ
ぼ法定速度で走行中それを維持し、それを絶対に超えな
いようにすることはかなり困難で、実際にはそれから多
少上下するのが一般であるので、少しでも法定速度を超
えると喚起動作を行うことになるが、このような場合に
まで喚起動作をさせるのは実際的でない。そこで、指定
速度を法定速度よりも多少高めに設定すれば、このよう
な不都合を解消できる。あるいは、法定速度を多少下回
る速度を指定速度とすることにより、走行速度が法定速
度を超える前に喚起動作を行わせることができ、安全性
をより重視した対応ができる。
【0009】上記のタクシー安全走行喚起装置では、指
定速度は法定速度またはその前後の速度としているが、
このような制限を設けなくてもよく、また同一の走行環
境に対して、指定速度は1つとしているが、複数設けて
もよい。この場合、例えば同一の走行環境に対して、指
定速度を2つ設け、一方の指定速度を法定速度とし、他
方の指定速度を法定速度よりも10km/h速い速度と
する。そして、選択手段2では同一のタクシー走行環境
に対して、対応する2つの適用指定速度を選択し、比較
手段4ではこれらの適用指定速度と走行速度とを比較
し、走行速度がこれらの適用指定速度を超えている場合
には、その適用指定速度に対応した警告情報を出力し、
喚起動作手段5の喚起動作としては、これらの警告情報
に対応した警報音または音声、例えば「法定速度オーバ
です。危険ですから減速してください。」または「法定
速度を10キロ以上オーバしています。非常に危険です
から減速してください。」とする。このようにすること
により、乗客に対して安全性に対する関心を、極め細か
く喚起することができる。また、喚起動作手段5の前記
喚起動作を、ランプによる発光や文字表示、あるいはこ
れらと警報音または音声との組み合わせとしてもよい。
【0010】また上記のタクシー安全走行喚起装置で
は、走行環境を、運転手の手動操作介在により選択する
方法としているが、GPSシステム、VICSシステム
またはその双方の出力を参照することにより、自動的に
選択を行わせる方法もある。GPSシステムとは、全地
球測位システムのことであり、GPS人工衛星の発信す
る信号をもとに、自らの所在位置を計算により求めるシ
ステムである。またVICSシステムとは、道路交通情
報通信システムのことであり、ビーコン(受発信機)や
FM多重放送を用いて、渋滞や事故、交通規制等の道路
情報を配信するシステムである。このGPSシステムと
VICSシステムの出力を参照することにより、例えば
GPSシステムによりタクシーが現在走行中の場所を知
ると共に、VICSシステムにより得た各種情報の中か
ら現在走行中の場所に関する情報を参照して、選択手段
2が自動的にタクシー走行環境に対応した適用走行環境
を、自動的に選択するタクシー安全走行喚起装置を構成
できる。このタクシー安全走行喚起装置によれば、運転
手は走行環境に合わせて走行環境を選択する必要が無
く、操作の容易なタクシー安全走行喚起装置を提供でき
る。
【0011】上記に述べたタクシー安全走行喚起装置
を、タクシー運賃の計算を行う装置であるタクシーメー
タに組み込むこともできる。この場合、図1に示す走行
速度検出手段3に、タクシーメータに備えられている距
離パルスを使用することができる。即ち、距離パルスは
一般にタクシーの走行距離を計算するために用いられる
もので、車輪の回転数と比例関係にあるミッションギア
の回転数を減速ギアで減数し、得られる回転数をパルス
の数に変換したものであり、この距離パルスをカウント
することにより精度の高い走行距離が算出でき、計時機
能と組み合わせることにより速度の算出ができる。
【0012】また、タクシーメータには、空車モード、
賃走モード、支払モード等の設定を行うタリフ設定用釦
が設けられており、これらのタリフ設定用釦が押された
ときに出力されるタリフ設定用釦信号を併用して、選択
手段2を構成することもできる。また、走行環境を複数
設ける場合に、高速道路走行用と高速道路以外走行用と
の2つとする方法があり、この場合、高速道路走行用走
行環境の指定速度は高速道路以外走行用走行環境の指定
速度よりも速い値とする。上記の走行環境を高速道路走
行用と高速道路以外走行用の2つとし、且つタクシーメ
ータのタリフ設定用釦信号を併用する方法として、例え
ば、高速道路通行料金計算用に用いられる、高速モード
の設定を行うタリフ設定用釦が備えられているタクシー
メータに、本発明のタクシー安全走行喚起装置を組み込
んだ装置が考えられる。この装置では2つの走行環境の
中から、走行中のタクシーに適用する適用走行環境を選
択する選択手段2の入力信号として、賃走モード設定用
釦信号と高速モード設定用釦信号を用いる。即ち、高速
道路以外走行用走行環境を選択するのに賃走モード設定
用釦信号を、また高速道路走行用走行環境を選択するの
に高速モード設定用釦信号を利用する。この装置の動作
は次の通りとなる。
【0013】まず賃走モード設定用釦が押されて、賃走
モード設定用釦信号が出力され、この信号はタクシーメ
ータに賃走モードであることを知らせるのみならず、選
択手段2に入力されて高速道路走行以外用の走行環境を
適用走行環境として選択する。この適用走行環境での指
定速度を時速60kmとするとタクシーがこの速度を超
えて走行すると、喚起動作手段5が乗客に対する安全性
に対する関心を喚起させる喚起動作を行う。タクシーが
賃走モードで走行中に高速道路に入ると、高速モード設
定用釦が押されて高速モード設定用釦信号が出力され、
この信号はタクシーメータに高速道路通行料金の計算指
示をするとともに、選択手段2に入力されて高速道路走
行用走行環境を適用走行環境として選択する。この適用
走行環境での指定速度を時速100kmとするとタクシ
ーがこの速度を超えて走行すると、前述と同様に喚起動
作手段5が乗客に対する安全性に対する関心を喚起させ
る喚起動作を行う。タクシーが高速道路の通行を終える
と、再度高速モード設定用釦が押されて高速モードが解
除されると共に、選択手段2は元の状態である高速道路
走行以外用の走行環境を適用走行環境として選択する。
以後以上の動作を必要に応じて繰り返す。
【0014】上記で述べたように、タクシーメータに本
発明のタクシー安全走行喚起装置を組み込むことによ
り、一部の機能をメータ機能と安全走行喚起機能の両方
に併用でき、独立したタクシー安全走行喚起装置とタク
シーメータを併用する場合に比べて、装置の簡素化、コ
スト削減を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例につき、図面
に基づき詳しく説明する。図2は本発明のタクシー安全
走行喚起装置の第1実施例の構成を示したブロック図で
ある。この装置は、走行中のタクシーの走行速度が、タ
クシーの走行環境に対応して決定された指定速度を超え
るときは、乗客に対して安全性に対する関心を喚起させ
る喚起動作を行うものであるが、本装置では後述するよ
うに、同一の走行環境に対して2つの指定速度を設けて
いる。次に本装置の構成について説明する。本装置は、
図2に示すように、マイクロプロセッサーで構成される
CPU14と半導体メモリーで構成され、タクシーの走
行環境およびそれに対応する指定速度を記憶させるメモ
リー15を中心にして、これに入力制御部13及び,出
力制御部16を接続し、入力制御部13には、走行環境
とそれに対応する指定速度の選択に使用する6個の押釦
スイッチ11及び、本装置が搭載されるタクシーの走行
速度を検出する走行速度検出部12を接続し、出力制御
部16には、乗客に対して安全性に対する関心を喚起さ
せる喚起動作として音声を発声するスピーカー18を付
設した、音声出力部17を接続している。尚、走行速度
検出部12は、30秒間隔で走行速度を出力する。また
図2において、矢印は情報信号を表したものであり、制
御信号の記載は省略している。
【0016】上記装置のメモリー15には、本装置を動
作させるのに必要なプログラムおよび情報が記憶されて
いる。図3は、この情報の記憶されているエリアマップ
を示したものであり、M1〜M4はその記憶エリアであ
る。図3において、Dは走行環境、Saは指定速度a、
Sbは指定速度b、Dnは適用走行環境、Snaは適用
指定速度a、Snbは適用指定速度b、Spは走行速
度、Aは警告情報A、そしてBは警告情報Bである。こ
こで、走行環境Dはタクシーの走行する環境を分類した
個々の環境であり、指定速度Saおよび指定速度Sbは
走行環境Dに対応して決定された2つの異なる指定速度
である。また、適用走行環境Dnは実際に走行している
タクシーに適用される走行環境であり、適用指定速度S
naおよび適用指定速度Snbは適用走行環境Dnに対
応して決定された2つの異なる指定速度である。そし
て、走行速度Spは実際に走行しているタクシーの走行
速度であり、警告情報Aまたは警告情報Bは走行速度S
pが適用指定速度Snaまたは適用指定速度Snbを超
えた場合に、音声出力部17に出力されるそれぞれの警
告情報である。
【0017】表1は上記の走行環境Dと指定速度Sa、
指定速度Sb、および警告情報A、警告情報Bとの対応
関係を示したものである。表1において、第1実施例の
本装置では6つの走行環境Dを設けており、それぞれの
走行環境Dには指定速度Sa及び指定速度Sbの2つの
指定速度を設けている。また表1の左端の押釦名称は、
図2の押釦スイッチ11のおのおのに付与された名称で
あり、表1に記載の名称が個々の押釦の表面に表示され
ている。例えば、H100の名称を有する押釦スイッチ
11は、No.1の走行環境D、即ち、法定速度が時速
100km/hの高速道路という走行環境D1に対応し
ており、この走行環境D1は時速103km/hの指定
速度Saと時速113km/hの指定速度Sbの2つの
指定速度を有している。またこれらの指定速度Saと指
定速度Sbとはそれぞれ警告情報Aと警告情報Bとに対
応している。この警告情報Aと警告情報Bの内容は、表
2に示されている。
【0018】表1および表2からわかるとおり、2つの
指定速度Saと指定速度Sbは、それぞれの走行環境D
の法定速度とこの法定速度を時速10km/h上回る速
度をそれぞれ若干上回る速度としたものであり、警告情
報Aと警告情報Bはこのおのおのに対応している。ここ
で指定速度Saを法定速度を若干上回る速度としている
のは、前述の通り、ほぼ法定速度で走行中それを維持
し、それを絶対に超えないようにすることはかなり困難
で、実際にはそれから多少上下するのが一般であるの
で、少しでも法定速度を超えると喚起動作をさせるのは
実際的ではなく、そのため指定速度を法定速度よりも多
少高めに設定して、このような不都合を解消させるため
である。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】次に第1実施例の本装置の動作について、
図2から図5に基づき説明する。図4はこの装置の動作
を説明したフローチャートであり、タクシーが走行を開
始してから停車するまでの一連の動作を示している。ま
た図5は、このフローチャートのステップ6の詳細フロ
ーチャートである。尚、図4、図5において‘S番号’
はフローチャートのステップ番号を表す。
【0022】タクシーの運転手は乗客を乗せて走行開始
する際には、通常そのときの走行環境に合わせて押釦ス
イッチ11のいずれかを押す。例えば、一般道路で法定
速度が60km/hの道路を走行するのであれば、G6
0の表示のある押釦スイッチ11を押す。するとCPU
14は入力制御部13を介してこの操作を検知し(S
1)、CPU14はメモリー15のM1の走行環境Dの
中から対応する走行環境D3を取りだし、適用走行環境
Dnとしてメモリー15のM3に記憶させると同時に、
走行環境D3に対応した指定速度Sa(63km/h)
と指定速度Sb(73km/h)を取りだし、適用指定
速度Snaと適用指定速度SnbとしてM3に記憶させ
る(S3)。
【0023】走行速度検出部12は前述のように30秒
毎にタクシーの走行速度Spを出力しているので、これ
が入力制御部13を介してCPU14に伝えられ、CP
U14がこれを検知すると、走行速度Spをメモリー1
5のM4に記憶させる(S4、S5)。もしタクシーの
運転手が乗客の要望をことわりきれずに法定速度以上で
走行したときは、その走行速度SpがM4に記憶され
る。
【0024】次にS6で、走行速度Spと適用指定速度
Snaまたは適用指定速度Snbとの比較判定を行うと
共に、この判定に基づき必要な場合に、警告情報Aまた
は警告情報Bの出力を行う。この詳細が図5である。図
5において、音声出力はまだされていないから(S6
1)、CPU14はメモリー15のM3に記憶してある
適用指定速度SnbとM4に記憶してある走行速度Sp
を取り出して比較し(S62)、走行速度Spが適用指
定速度Snbより大きいとき(S63)、即ちこれは、
法定速度60km/hの道路で73km/h以上で走行
していることになるから、乗客に対する安全性に対する
関心を喚起させることが必要であり、メモリー15のM
2から警告情報Bを取り出して、出力制御部16を介し
て音声出力部17へ出力する(S64)。音声出力部1
7は警告情報Bの内容である「法定速度10キロ以上オ
ーバーしています。非常に危険ですから減速してくださ
い。」を、スピーカー18から音声で出力する。
【0025】走行速度Spが適用指定速度Snbより大
きくないときは(S63)、同様にして適用指定速度S
naと走行速度Spとを比較し(S65)、走行速度S
pが適用指定速度Snaより大きいとき(S66)、即
ちこれは、法定速度60km/hの道路で63km/h
以上で走行していることになるから、乗客に対する安全
性に対する関心を喚起させることがやはり必要である
が、警告の度合いは適用指定速度Snbより多少穏やか
でよいから、警告情報Aを音声出力部17に出力し(S
67)、「法定速度をオーバーしています。危険ですか
ら減速してください」をスピーカー18から音声で出力
する。即ち、表2からわかるとおり警告情報Aと警告情
報Bとでは表現方法を変えている。このようにすること
により、極め細かく乗客に対する安全性に対する関心を
喚起することができる。
【0026】走行速度Spが適用指定速度Snaより大
きくないとき(S66)、即ちこれは、法定速度60k
m/hの道路で63km/h以下で走行していることに
なるから、乗客に対する安全性に対する関心を喚起させ
ることは必要ではなく、何もしないでS6を終了する
(S66)。 次に図4において、CPU14はタクシ
ーが走行を停止しているかチェックし(S7)、そうで
あれば本装置の動作を終了する。走行中であればS8に
進み、押釦スイッチ11が押されたかどうかをチェック
し、押されていればS3に進み、押されていなければS
4に進んで、上記の動作を繰り返す。
【0027】上記のとおり、第1実施例のタクシー安全
走行喚起装置によれば、走行中のタクシーの走行速度
が、タクシー走行環境に対応して決定された指定速度を
超えるときは、自動的に乗客に対して安全性に対する関
心を喚起させる喚起動作を行うので、乗客に危険である
旨を理解してもらいやすくなり、乗客は苦情を言いにく
くなるので、走行速度を指定速度以下に下げることが容
易となる。
【0028】尚、図4において、S1でCPU14は押
釦スイッチ11が押されないかチェックし、押されなけ
れば押されるまで何もしない(S1、S2)。即ち、タ
クシーの運転手が押釦スイッチ11を押さなければ本装
置は機能しない。従ってタクシーの運転手が乗客の様子
で本装置を働かす必要がないときは、押釦スイッチ11
を押さないことにより、本装置を機能させなくすること
ができ、乗客の様子に対して、柔軟に対処することがで
きる。
【0029】第1実施例では、押釦スイッチ11は単な
るスイッチであるが、ランプまたは発光ダイオード等に
よる表示灯を備えた押釦スイッチとしてもよい。この場
合、当該押釦が押されると他の押釦が押されるか、タク
シーが停車するまで当該表示灯が点灯し、タクシー運転
手に対して現在の適用走行環境を知らせることもでき
る。あるいは押釦スイッチ11を一旦押し込むと、他の
押釦スイッチが押し込まれるまでON状態を保つタイプ
のスイッチを用いる方法もある。
【0030】また第1実施例では表1に示すように、指
定速度Saを法定速度を若干上回る速度としているが、
これは指定速度を法定速度とすると、指定速度即ち法定
速度を少しでも超えると喚起動作を行うので、法定速度
以下を厳密に守ることができるのでこのようにする方法
もある。しかし、少しでも法定速度を超えると喚起動作
を行うことになり、ほぼ法定速度で走行中それを維持
し、それを絶対に超えないようにすることはかなり困難
で、実際にはそれから多少前後するのが一般であるの
で、実際的でない。そこで、指定速度を法定速度よりも
多少高めに設定すれば、このような不都合を解消でき
る。
【0031】また、第1実施例では、一つの走行環境に
対して2つの指定速度を設けており、全部で12の指定
速度を設け、これを、法定速度とこの法定速度を時速1
0km/h上回る速度をそれぞれ若干上回る速度とした
2つの速度のグループに分け、この2つのグループに対
応した2つの警告情報を設けているが、12の指定速度
おのおのに個別に対応する警告情報を設ける方法もあ
る。この場合は第1実施例の場合より更に極め細かく、
乗客に対する安全性に対する関心を喚起することができ
る。
【0032】また、第1実施例では、同一の走行環境に
対して2つの指定速度を設けているが、いずれか一つに
してもよい。あるいは、最もシンプルな方法として、走
行環境そのものを、指定速度を1つのみ有する走行環境
一つとする方法も考えられる。例えば、指定速度を10
0km/hとし、喚起動作としては警報音の発生とす
る。この方法によれば、コストの低いタクシー安全走行
喚起装置を提供できる。
【0033】また、第1実施例では、喚起動作として2
種類の音声の発生を用いているが、これを2種類の異な
る警報音としてもよい。例えば、警告情報Aに対する警
報音よりも警告情報Bに対する警報音を周波数の高い音
とする。また、音声または警報音の発生に代えて、ラン
プによる発光や文字表示、あるいはこれらと警報音また
は音声との組み合わせとする方法もある。一般的に、喚
起動作を警報音または音声の発生とすると、喚起動作を
表示で行う方法に比べて、乗客に感知されやすくなる。
【0034】次に、第2実施例について説明する。図6
は本発明のタクシー安全走行喚起装置の第2実施例の構
成を示したブロック図である。図6は第1実施例の図2
から押釦スイッチ11を外し、それぞれにアンテナ3
3、34が接続されたGPS車載装置31とVICS車
載装置32とを入力制御部13に接続したものである。
図6においても、矢印は情報信号を表したものであり、
制御信号は記載を省略している。第2実施例では、図2
のメモリー15には、第2実施例の本装置を動作させる
のに必要なプログラムおよび、第1実施例の走行環境に
相当するものとして、タクシーが走行する場所の電子地
図データの少なくとも道路情報と、この走行環境に対応
して決定された指定速度とを記憶させる。例えば、電子
地図の道路情報は一般的に、ベクトル情報、即ち座標
(緯度、経度)情報と線分情報との組み合わせで構成さ
れているが、この情報と当該道路の法定速度等を参考に
して決定された指定速度をこの情報に関連付けて記憶さ
せる。一方、GPS車載装置31では人工衛星からの電
波により、当該車両の存在位置を計算により求めるが、
この結果は座標(緯度、経度)情報として入力制御部1
3を介してCPU14に送られる。CPU14はこの座
標(緯度、経度)情報を基に電子地図の道路情報を検索
して適用走行環境を選択し、それに関連付けられている
適用指定速度を選択する。後は、第1実施例と同様の動
作を行う。また、VICS車載装置32では渋滞情報等
を受信でき、上記の走行環境として道路情報に渋滞状態
を付加して分類し、それに対応して決定された指定速度
を関連付けて記憶させておくことにより、乗客に対して
安全性に対する関心を、極め細かく喚起することができ
るタクシー安全走行喚起装置を構成できる。
【0035】上記の第2実施例では、適用走行環境は自
動的に選択されるので、運転手は走行環境に合わせて走
行環境を選択する必要が無く、操作の容易なタクシー安
全走行喚起装置を提供できる。
【0036】上記の第1実施例では選択手段に手動操作
を介在させ、第2実施例では選択手段を自動化している
が、これらを組み合わせて構成する方法も考えられる。
また、上記の第2実施例では、走行環境として電子地図
データを使用しているが、これには限られず、タクシー
の走行に影響を及ぼす要素であれば、その要素を加えて
走行環境を構成することにより、乗客に対して安全性に
対する関心を、極め細かく喚起することができるタクシ
ー安全走行喚起装置を構成できる。例えば、気象状態を
一つの要素として加えること等が考えられる。
【0037】上記に述べたタクシー安全走行喚起装置を
タクシーメータに組み込むこともできる。この場合、図
2または図6に示す走行速度検出部12に、タクシーメ
ータに備えられている距離パルスを使用することができ
る。即ち、距離パルスは一般にタクシーの走行距離を計
算するために用いられるもので、車輪の回転数と比例関
係にあるミッションギアの回転数を減速ギアで減数し、
得られる回転数をパルスの数に変換したものであり、こ
の距離パルスをカウントすることにより精度の高い走行
距離が算出でき、計時機能と組み合わせることにより速
度の算出ができる。
【0038】また、タクシーメータには、空車モード、
賃走モード、支払モード、あるいは高速モード等の設定
を行うタリフ設定用釦が設けられており、これらのタリ
フ設定用釦信号を適用走行環境の選択に使用する方法も
ある。例えば、走行環境を、高速道路走行用と高速道路
以外走行用の2つのみとし、表1において、No.1
(釦名称H100)の走行環境を、高速道路走行用の走
行環境とし、No.3(釦名称G60)の走行環境を、
高速道路以外走行用の走行環境とする。そして釦名称G
60または釦名称H100が押されたときの信号の代わ
りに、賃走モード設定用釦信号と高速モード設定用釦信
号を使用する。即ち、賃走モード設定用釦信号が出力さ
れると適用走行環境としてNo.3が選択され、この状
態で高速モード設定用釦信号が出力されると、適用走行
環境としてNo.1が選択され、再度高速モード設定用
釦が押されると、高速モードが解除され適用走行環境と
して元の状態であるNo.3に戻るようにする。この様
に構成された装置の動作は次のようになる。
【0039】まず賃走モード設定用釦が押されて、賃走
モード設定用釦信号が出力されると、タクシーメータに
賃走モードであることを知らせるのみならず、高速道路
走行以外用の走行環境、即ち、表1のNo.3(釦名称
G60)の走行環境が適用走行環境として選択される。
この適用走行環境では2つの指定速度が設けられてお
り、そのときの走行速度に応じて前述のような比較判定
や安全性に対する喚起動作が行われる。タクシーが賃走
モードで走行中に高速道路に入ると、高速モード設定用
釦が押されて高速モード設定用釦信号が出力され、タク
シーメータに高速道路通行料金の計算指示をするととも
に、高速道路走行用の走行環境、即ち、表1のNo.1
(釦名称H100)の走行環境が適用走行環境として選
択される。この適用走行環境でも2つの指定速度が設け
られており、上記同様そのときの走行速度に応じて前述
のような比較判定や安全性に対する喚起動作が行われ
る。タクシーが高速道路の通行を終えると、再度高速モ
ード設定用釦が押されて高速モードが解除されると共
に、表1のNo.3(釦名称G60)の走行環境が、再
び適用走行環境として選択される。以後以上の動作を必
要に応じて繰り返す。
【0040】上記においては、各適用走行環境に2つの
指定速度が設けられているが、これを1つとしてもよ
い。あるいは、最もシンプルな方法として、賃走モード
設定用釦信号の出力により選択される走行環境そのもの
を指定速度を1つのみ有する走行環境一つとしてもよ
い。例えば走行環境を表1のNo.3(釦名称G60)
とし、その指定速度をSaのみとする。また、喚起動作
も、前述の各種方法が採用できる。
【0041】上記で述べたように、タクシーメータに本
発明のタクシー安全走行喚起装置を組み込む方法では、
一部の機能をタクシーメータ機能と安全走行喚起機能の
両方に併用でき、タクシー安全走行喚起装置とタクシー
メータを併用する場合に比べて、装置の簡素化、コスト
削減を図ることができる。
【0042】尚、本発明は、タクシーの乗客に対して安
全性に対する関心を喚起させるためのものであるが、タ
クシーの運転手のために使用することもできる。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載のタクシー安全走行喚起装
置によれば、走行中のタクシーの走行速度が、タクシー
走行環境に対応して決定された指定速度を超えるとき
は、自動的に乗客に対して安全性に対する関心を喚起さ
せる喚起動作を行うので、乗客に危険である旨を理解し
てもらいやすくなり、乗客は苦情を言いにくくなるの
で、走行速度を指定速度以下に下げることが容易とな
る。
【0044】請求項2記載のタクシー安全走行喚起装置
によれば、指定速度を法定速度とすると、指定速度即ち
法定速度を少しでも超えると喚起動作を行うので、法定
速度以下を厳密に守ることができるタクシー安全走行喚
起装置を提供できる。また、指定速度を法定速度よりも
多少高めに設定すれば、走行速度が法定速度から多少上
下しても、喚起動作は必要ではないとする対応方法に対
して、効果的なタクシー安全走行喚起装置を提供でき
る。また、法定速度を多少下回る速度を指定速度とする
ことにより、走行速度が法定速度を超える前に喚起動作
を行わせることができ、安全性をより重視した対応がで
きる、タクシー安全走行喚起装置を提供できる。
【0045】請求項3記載のタクシー安全走行喚起装置
によれば、適用走行環境を自動的に選択する方法に比べ
て、構成がシンプルとなり、従ってコストの低いタクシ
ー安全走行喚起装置を提供できる。
【0046】請求項4記載のタクシー安全走行喚起装置
によれば、適用走行環境は自動的に選択されるので、運
転手は走行環境に合わせて走行環境を選択する必要が無
く、操作の容易なタクシー安全走行喚起装置を提供でき
る。
【0047】請求項5記載のタクシー安全走行喚起装置
によれば、同一のタクシー走行環境に対して、対応して
いる複数の適用指定速度を選択し、比較手段ではこれら
の適用指定速度と走行速度とを比較し、走行速度がこれ
らの適用指定速度を超えている場合には、その適用指定
速度に対応した警告情報を出力し、喚起動作手段も、こ
れらの警告情報に対応した喚起動作を行うので、乗客に
対して安全性に対する関心を極め細かく喚起できる、タ
クシー安全走行喚起装置を提供できる。
【0048】請求項6記載のタクシー安全走行喚起装置
によれば、喚起動作を警報音または音声で行うので、喚
起動作を表示で行う方法に比べて、乗客に感知されやす
いタクシー安全走行喚起装置を提供できる。
【0049】請求項7から請求項9のいずれか1項に記
載のタクシーメータによれば、一部の機能をメータ機能
と安全走行喚起機能の両方に併用でき、独立したタクシ
ー安全走行喚起装置とタクシーメータを併用する場合に
比べて、装置の簡素化、コスト削減を図ったタクシー安
全走行喚起装置を組み込んだタクシーメータを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタクシー安全走行喚起装置の構成を模
式的に表した説明図
【図2】第1実施例のタクシー安全走行喚起装置のブロ
ック図
【図3】第1実施例のメモリーの情報エリアマップ
【図4】第1実施例の動作説明用フローチャート
【図5】図4のステップ6(S6)の詳細フローチャー
【図6】第2実施例のタクシー安全走行喚起装置のブロ
ック図
【符号の説明】
1 走行環境情報記憶手段 2 選択手段 3 走行速度検出手段 4 比較手段 5 喚起動作手段 11 押釦スイッチ 12 走行速度検出部 13 入力制御部 14 CPU 15 メモリー 16 出力制御部 17 音声出力部 18 スピーカー 21 メモリーのデータエリア 31 GPS車載装置 32 VICS車載装置 33 アンテナ 34 アンテナ D 走行環境 Sa 指定速度a Sb 指定速度b Dn 適用走行環境 Sna 適用指定速度a Snb 適用指定速度b Sp 走行速度 A 警告情報A B 警告情報B
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 21/00 G08B 21/00 J G08G 1/052 G08G 1/052 1/0962 1/0962 1/16 1/16 C

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タクシーの走行環境と、この走行環境に
    対応して決定された指定速度とを記憶する、走行環境情
    報記憶手段1と、 前記走行環境の中から、走行中のタクシーに適用される
    適用走行環境を選択する、選択手段2と、 前記走行中のタクシーの走行速度を検出する走行速度検
    出手段3と、 前記適用走行環境に対応する前記指定速度である、適用
    指定速度と前記走行速度とを比較して、前記走行速度が
    前記適用指定速度を超える場合は、前記適用走行環境に
    対応する警告情報を出力する比較手段4と、 前記警告情報の出力を受けて、乗客に対して安全性に対
    する関心を喚起させる喚起動作を行う、喚起動作手段5
    とでなる、タクシー安全走行喚起装置。
  2. 【請求項2】 前記指定速度を法定速度またはその前後
    の速度とした、請求項1記載のタクシー安全走行喚起装
    置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段2に手動操作を介在させて
    なる、請求項1または請求項2記載のタクシー安全走行
    喚起装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段2の動作にGPSシステ
    ム、VICSシステムまたはその双方の出力を参照させ
    てなる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の
    タクシー安全走行喚起装置。
  5. 【請求項5】 同一の前記走行環境に対して、複数の前
    記指定速度が設けられ、それぞれの前記指定速度に対応
    して前記比較手段4から異なる前記警告情報が出力され
    ると共に、この前記警告情報に対応して、前記喚起動作
    手段5が異なる喚起動作を行ってなる、請求項1から請
    求項4のいずれか1項に記載のタクシー安全走行喚起装
    置。
  6. 【請求項6】 前記喚起動作手段5の前記喚起動作を警
    報音または音声の発生とした、請求項1から請求項5の
    いずれか1項に記載のタクシー安全走行喚起装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれか1項に
    記載のタクシー安全走行喚起装置を組み込んだタクシー
    メータ。
  8. 【請求項8】 前記選択手段2にタクシーメータのタリ
    フ設定用釦信号を併用してなる、請求項7記載の、タク
    シー安全走行喚起装置を組み込んだタクシーメータ。
  9. 【請求項9】 前記適用走行環境として、少なくとも高
    速道路走行用と高速道路以外走行用を設けてなる、請求
    項7または請求項8記載の、タクシー安全走行喚起装置
    を組み込んだタクシーメータ。
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