JP2001018515A - 偽造防止有価証券 - Google Patents
偽造防止有価証券Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 偽造判別の精度を向上させるとともに、偽造
者が有価証券に使用される蛍光材料を含むインキを入手
したとしても容易に偽造できないようにする。 【解決手段】 偽造判別有価証券１は、偽造判別箇所１
０１において、“本物”という文字１０１ａの偽造判別
情報が蛍光材料を含むインキで透明な状態で潜像印刷さ
れており、偽造判別箇所１０１以外では券名，金額，有
効期間の券面情報が印刷された紫外線を吸収する透明フ
ィルム１０で形成されている。
者が有価証券に使用される蛍光材料を含むインキを入手
したとしても容易に偽造できないようにする。 【解決手段】 偽造判別有価証券１は、偽造判別箇所１
０１において、“本物”という文字１０１ａの偽造判別
情報が蛍光材料を含むインキで透明な状態で潜像印刷さ
れており、偽造判別箇所１０１以外では券名，金額，有
効期間の券面情報が印刷された紫外線を吸収する透明フ
ィルム１０で形成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、偽造防止有価証
券に関し、特に偽造判別を高精度に行なうようにしたも
のである。
券に関し、特に偽造判別を高精度に行なうようにしたも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、有価証券として商品券，チケット
券，金券等があるが、これらの有価証券には偽造を判別
する箇所（以下、偽造判別箇所という）を有している。
券，金券等があるが、これらの有価証券には偽造を判別
する箇所（以下、偽造判別箇所という）を有している。
【０００３】ここで、偽造判別箇所を有する従来の有価
証券を、図６に示す商品券で説明する。
証券を、図６に示す商品券で説明する。
【０００４】この商品券５は、図６に示すように、その
素材が紫外線を透過する透明フィルム５０であって、こ
の透明フィルム５０の表面には、本物であるか偽物であ
るかを判別するための偽造判別箇所５０１と、商品券，
金額，有効期間等の券面情報を有する券面情報印刷箇所
５０２を有している。
素材が紫外線を透過する透明フィルム５０であって、こ
の透明フィルム５０の表面には、本物であるか偽物であ
るかを判別するための偽造判別箇所５０１と、商品券，
金額，有効期間等の券面情報を有する券面情報印刷箇所
５０２を有している。
【０００５】そして、この偽造判別箇所５０１には、
“本物”という文字５０１ａからなる偽造判別情報が蛍
光材料を含むインキにより透明な状態で潜像印刷されて
いる。
“本物”という文字５０１ａからなる偽造判別情報が蛍
光材料を含むインキにより透明な状態で潜像印刷されて
いる。
【０００６】この商品券５は、図７（ａ）（ｂ）に示す
ように、偽造判別箇所５０１にブラックライト光（紫外
線）６０が照射されたとき、蛍光材料が発光して、偽造
判別箇所５０１に“本物”という文字５０１ａが表裏面
側で確認できる。
ように、偽造判別箇所５０１にブラックライト光（紫外
線）６０が照射されたとき、蛍光材料が発光して、偽造
判別箇所５０１に“本物”という文字５０１ａが表裏面
側で確認できる。
【０００７】しかしながら、上記のような従来の商品券
５では、ブラックライト光６０が表裏面側のどちらから
照射されても蛍光材料を含むインキが発光して“本物”
という文字５０１ａを確認できるため、偽造判別の判定
が単純であり、高精度に検出できないという問題点があ
った。
５では、ブラックライト光６０が表裏面側のどちらから
照射されても蛍光材料を含むインキが発光して“本物”
という文字５０１ａを確認できるため、偽造判別の判定
が単純であり、高精度に検出できないという問題点があ
った。
【０００８】また、蛍光材料を含むインキを入手するこ
とは現在容易に行なえるため、この種のインキを用いて
偽造判別箇所に“本物”という文字５０１ａを潜像印刷
すれば、簡単に偽物の有価証券を作成できるという問題
点があった。
とは現在容易に行なえるため、この種のインキを用いて
偽造判別箇所に“本物”という文字５０１ａを潜像印刷
すれば、簡単に偽物の有価証券を作成できるという問題
点があった。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、偽造判別を精度よく行なうことができる偽造判別有
価証券を提供することにある。
問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、偽造判別を精度よく行なうことができる偽造判別有
価証券を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、本物と偽物を判別する偽造
判別箇所を備えた偽造防止有価証券において、上記偽造
判別箇所が、紫外線を吸収または反射して遮断する透明
フィルム上に有しており、上記偽造判別箇所の透明フィ
ルム上には、文字，記号，図柄等の偽造判別情報が蛍光
材料を含むインキにより印刷されているようにする。
め、請求項１記載の発明は、本物と偽物を判別する偽造
判別箇所を備えた偽造防止有価証券において、上記偽造
判別箇所が、紫外線を吸収または反射して遮断する透明
フィルム上に有しており、上記偽造判別箇所の透明フィ
ルム上には、文字，記号，図柄等の偽造判別情報が蛍光
材料を含むインキにより印刷されているようにする。
【００１１】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、上記偽造判別箇所の透明フィルムには、上
記偽造判別情報が蛍光材料を含むインキにより印刷され
ており、上記偽造判別箇所以外の透明フィルムには、券
面情報が印刷されているようにする。
明において、上記偽造判別箇所の透明フィルムには、上
記偽造判別情報が蛍光材料を含むインキにより印刷され
ており、上記偽造判別箇所以外の透明フィルムには、券
面情報が印刷されているようにする。
【００１２】請求項３記載の発明は、本物と偽物を判別
する偽造判別箇所を備えた偽造防止有価証券において、
上記偽造判別箇所において、文字，記号，図柄等の偽造
判別情報が蛍光材料を含むインキにより印刷された、紫
外線を吸収または反射して遮断する透明フィルムと、券
名，金額，有効期間等の券面情報が印刷された紙材とが
貼合されて一体に形成されているようにする。
する偽造判別箇所を備えた偽造防止有価証券において、
上記偽造判別箇所において、文字，記号，図柄等の偽造
判別情報が蛍光材料を含むインキにより印刷された、紫
外線を吸収または反射して遮断する透明フィルムと、券
名，金額，有効期間等の券面情報が印刷された紙材とが
貼合されて一体に形成されているようにする。
【００１３】この発明では、紫外線を吸収または反射し
て遮断する透明フィルムの一方の面に蛍光材料を含むイ
ンキで偽造判別情報を印刷したことにより、蛍光材料を
含むインキに対してブラックライト光（紫外線）を直接
照射すれば発光するが、透明フィルムを介して照射した
ときには発光しない。この結果偽造判別を行なうことが
できる。
て遮断する透明フィルムの一方の面に蛍光材料を含むイ
ンキで偽造判別情報を印刷したことにより、蛍光材料を
含むインキに対してブラックライト光（紫外線）を直接
照射すれば発光するが、透明フィルムを介して照射した
ときには発光しない。この結果偽造判別を行なうことが
できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る偽造防止有
価証券の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明す
る。
価証券の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明す
る。
【００１５】図１はこの発明に係る偽造防止有価証券の
平面図であり、図２はII−II線の拡大断面図である。
平面図であり、図２はII−II線の拡大断面図である。
【００１６】この実施形態の偽造防止有価証券としての
商品券１は、図１に示すように、紫外線を吸収する透明
フィルム１０で構成されており、その一方の面には、本
物と偽物を判別する文字，記号，図柄等の偽造判別情
報、例えば“本物”という文字１０１ａからなる偽造判
別情報を有する偽造判別箇所１０１と、商品券，金額，
有効期間等の券面情報を有する券面情報印刷箇所１０２
とを有している。
商品券１は、図１に示すように、紫外線を吸収する透明
フィルム１０で構成されており、その一方の面には、本
物と偽物を判別する文字，記号，図柄等の偽造判別情
報、例えば“本物”という文字１０１ａからなる偽造判
別情報を有する偽造判別箇所１０１と、商品券，金額，
有効期間等の券面情報を有する券面情報印刷箇所１０２
とを有している。
【００１７】透明フィルム１０は、図２に示すように、
紫外線を透過する透明フィルム基材１１１と、紫外線を
吸収する紫外線吸収層１１２とから形成されている。
紫外線を透過する透明フィルム基材１１１と、紫外線を
吸収する紫外線吸収層１１２とから形成されている。
【００１８】透明フィルム１０の一方の面には、“本
物”という文字１０１ａからなる偽造判別情報が蛍光材
料を含むインキにより透明な状態で潜像印刷されて形成
された偽造判別箇所１０１と、商品券，金額，有効期間
等の券面情報がインキ（酸化重合インキ，UVインキ等）
で印刷され、またはアルミ蒸着されて形成された券面情
報印刷箇所１０２とを有している。
物”という文字１０１ａからなる偽造判別情報が蛍光材
料を含むインキにより透明な状態で潜像印刷されて形成
された偽造判別箇所１０１と、商品券，金額，有効期間
等の券面情報がインキ（酸化重合インキ，UVインキ等）
で印刷され、またはアルミ蒸着されて形成された券面情
報印刷箇所１０２とを有している。
【００１９】この商品券１は、図３（ａ）に示すよう
に、偽造判別箇所１０１に印刷された蛍光材料を含むイ
ンキにブラックライト２０から紫外線が照射されると、
上記インキが発光し、“本物”という文字１０１ａが確
認できる。
に、偽造判別箇所１０１に印刷された蛍光材料を含むイ
ンキにブラックライト２０から紫外線が照射されると、
上記インキが発光し、“本物”という文字１０１ａが確
認できる。
【００２０】一方、この商品券１は、図３（ｂ）に示す
ように、フィルムを介して偽造判別箇所１０１に印刷さ
れた蛍光材料を含むインキにブラックライト２０から紫
外線が照射されても、透明フィルム１０の紫外線吸収層
１１２で紫外線を吸収し、上記インキに紫外線が到達し
ないため、“本物”という文字１０１ａは発光せず、
“本物”という文字は確認できない。
ように、フィルムを介して偽造判別箇所１０１に印刷さ
れた蛍光材料を含むインキにブラックライト２０から紫
外線が照射されても、透明フィルム１０の紫外線吸収層
１１２で紫外線を吸収し、上記インキに紫外線が到達し
ないため、“本物”という文字１０１ａは発光せず、
“本物”という文字は確認できない。
【００２１】上記したように、この実施形態の商品券１
では、紫外線が偽造判別箇所１０１にあるインキに直接
照射されたとき、“本物”という文字１０１ａの偽造判
別情報を確認でき、かつ、紫外線を遮断するフィルムを
介してでは上記偽造判別情報を確認することができな
い。
では、紫外線が偽造判別箇所１０１にあるインキに直接
照射されたとき、“本物”という文字１０１ａの偽造判
別情報を確認でき、かつ、紫外線を遮断するフィルムを
介してでは上記偽造判別情報を確認することができな
い。
【００２２】この場合においてのみ、この商品券を本物
と判別するので、従来のように、いずれの側にも“本
物”という文字が表示される従来のものと比し、偽造判
別の精度を向上させることができる。
と判別するので、従来のように、いずれの側にも“本
物”という文字が表示される従来のものと比し、偽造判
別の精度を向上させることができる。
【００２３】また、この商品券１では、紫外線を吸収す
る紫外線吸収層１１２に蛍光材料を含むインキで“本
物”という文字１０１ａを印刷して偽造判別箇所を形成
したので、偽造者が商品券１に使用される蛍光材料を含
むインキを仮に入手できたとしても、使用されている透
明フィルム１０が紫外線吸収層１１２を有するものであ
ることを知らないかぎり、容易に偽造されることがな
い。
る紫外線吸収層１１２に蛍光材料を含むインキで“本
物”という文字１０１ａを印刷して偽造判別箇所を形成
したので、偽造者が商品券１に使用される蛍光材料を含
むインキを仮に入手できたとしても、使用されている透
明フィルム１０が紫外線吸収層１１２を有するものであ
ることを知らないかぎり、容易に偽造されることがな
い。
【００２４】図４はこの発明の他の実施形態を示すもの
で、この実施形態の商品券は、透明フィルム１０自体が
紫外線を吸収するものである。
で、この実施形態の商品券は、透明フィルム１０自体が
紫外線を吸収するものである。
【００２５】この商品券１は、上記した実施形態の商品
券１と同様、表面側から偽造判別箇所１０１にブラック
ライト２０から紫外線が照射されると、蛍光材料を含む
インキで印刷された“本物”という文字１０１ａが発光
して表示される一方、裏面側から偽造判別箇所１０１に
ブラックライト２０から紫外線が照射されても、透明フ
ィルム１０で紫外線を吸収するので、“本物”という文
字１０１ａが発光せず、表示されない。
券１と同様、表面側から偽造判別箇所１０１にブラック
ライト２０から紫外線が照射されると、蛍光材料を含む
インキで印刷された“本物”という文字１０１ａが発光
して表示される一方、裏面側から偽造判別箇所１０１に
ブラックライト２０から紫外線が照射されても、透明フ
ィルム１０で紫外線を吸収するので、“本物”という文
字１０１ａが発光せず、表示されない。
【００２６】上記したこれらの実施形態の商品券１は、
その素材として透明フィルム基材１１１と紫外線吸収
層１１２とから形成された透明フィルム１０、フィル
ム自体が紫外線を吸収する透明フィルム１０を用いて構
成されているが、これに代えて、次のような構成のもの
であってもよい。
その素材として透明フィルム基材１１１と紫外線吸収
層１１２とから形成された透明フィルム１０、フィル
ム自体が紫外線を吸収する透明フィルム１０を用いて構
成されているが、これに代えて、次のような構成のもの
であってもよい。
【００２７】図５（ａ）に示す商品券１は、紫外線吸収
層１１２が設けられ紫外線を透過する透明フィルム基材
１１１と、紙材１１とが貼合されて一体形成されてお
り、紫外線吸収層１１２には、上記のような偽造判別情
報が蛍光材料を含むインキで潜像印刷されており、紙材
１１には、上記のような券面情報が印刷されている。
層１１２が設けられ紫外線を透過する透明フィルム基材
１１１と、紙材１１とが貼合されて一体形成されてお
り、紫外線吸収層１１２には、上記のような偽造判別情
報が蛍光材料を含むインキで潜像印刷されており、紙材
１１には、上記のような券面情報が印刷されている。
【００２８】図５（ｂ）に示す商品券１は、それ自体が
紫外線を吸収する透明フィルム１０と、紙材１１とが貼
合されて一体形成されており、透明フィルム１０には、
偽造判別情報が蛍光材料を含むインキで潜像印刷されて
おり、また、紙材１１には、上記のような券面情報が印
刷されている。
紫外線を吸収する透明フィルム１０と、紙材１１とが貼
合されて一体形成されており、透明フィルム１０には、
偽造判別情報が蛍光材料を含むインキで潜像印刷されて
おり、また、紙材１１には、上記のような券面情報が印
刷されている。
【００２９】なお、偽造判別情報として上記実施形態に
おいては、“本物”なる文字を用いて説明したが、これ
に代えて他の文字、記号、図柄等を用いても良いことは
勿論である。
おいては、“本物”なる文字を用いて説明したが、これ
に代えて他の文字、記号、図柄等を用いても良いことは
勿論である。
【００３０】また、上記実施形態の偽造判別有価証券と
しての商品券１は、紫外線吸収層１１２を有する透明フ
ィルム１０、またはそれ自体が紫外線を吸収する透明フ
ィルム１０が使用されているが、これに代えて紫外線反
射層を有する透明フィルムまたはそれ自体が紫外線を反
射する透明フィルムであってもよく、これらの場合にお
いても同様な効果が得られる。
しての商品券１は、紫外線吸収層１１２を有する透明フ
ィルム１０、またはそれ自体が紫外線を吸収する透明フ
ィルム１０が使用されているが、これに代えて紫外線反
射層を有する透明フィルムまたはそれ自体が紫外線を反
射する透明フィルムであってもよく、これらの場合にお
いても同様な効果が得られる。
【００３１】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成されてい
るため以下のような効果を有する。
るため以下のような効果を有する。
【００３２】（１）請求項１乃至３記載の発明によれ
ば、ブラックライト光が直接蛍光材料を含むインキに照
射されたとき、蛍光材料を含むインキが発光して“本
物”と表示するとともに、フィルムを介してブラックラ
イト光が蛍光材料を含むインキに照射されたとき、蛍光
材料を含むインキが発光しない場合のみ、本物と判別さ
れる。
ば、ブラックライト光が直接蛍光材料を含むインキに照
射されたとき、蛍光材料を含むインキが発光して“本
物”と表示するとともに、フィルムを介してブラックラ
イト光が蛍光材料を含むインキに照射されたとき、蛍光
材料を含むインキが発光しない場合のみ、本物と判別さ
れる。
【００３３】従って、従来のようにいずれかの方から照
射されても“本物”と表示する有価証券に比し、本物判
別を高精度に行なうことができる。
射されても“本物”と表示する有価証券に比し、本物判
別を高精度に行なうことができる。
【００３４】（２）また、請求項１乃至３記載の発明に
よれば、偽造者が蛍光材料を含むインキを仮に入手でき
たとしても、この発明に係る有価証券を容易に製作する
ことができない。
よれば、偽造者が蛍光材料を含むインキを仮に入手でき
たとしても、この発明に係る有価証券を容易に製作する
ことができない。
【図１】この発明に係る有価証券としての商品券の平面
図。
図。
【図２】図１中のII−II線の拡大断面図。
【図３】（ａ）は図１の偽造判別箇所にブラックライト
により紫外線を直接照射した場合を示す説明図。（ｂ）
は図１の偽造判別箇所にフィルムを介してブラックライ
トにより紫外線を照射した場合を示す説明図。
により紫外線を直接照射した場合を示す説明図。（ｂ）
は図１の偽造判別箇所にフィルムを介してブラックライ
トにより紫外線を照射した場合を示す説明図。
【図４】他の実施形態に係る偽造判別有価証券としての
商品券の拡大断面図。
商品券の拡大断面図。
【図５】他の実施形態に係る偽造判別有価証券としての
商品券の拡大断面図。
商品券の拡大断面図。
【図６】従来の偽造防止有価証券としての商品券の平面
図。
図。
【図７】（ａ）は図６の商品券の表面側からブラックラ
イトにより紫外線を照射した場合を示す説明図。（ｂ）
は図６の商品券の裏面側からブラックライトにより紫外
線を照射した場合を示す説明図。
イトにより紫外線を照射した場合を示す説明図。（ｂ）
は図６の商品券の裏面側からブラックライトにより紫外
線を照射した場合を示す説明図。
１ 商品券（偽造防止有価証券） １０ 紫外線を吸収する透明フィルム １１１ 透明フィルム基材 １１２ 紫外線吸収層 １０１ 偽造判別箇所 １０１ａ “本物”という文字（偽造判別情報） １０２ 券面情報印刷箇所 １１ 紙材 ２０ ブラックライト
Claims (3)
- 【請求項１】 本物と偽物を判別する偽造判別箇所を備
えた偽造防止有価証券において、 上記偽造判別箇所は、 紫外線を吸収または反射して遮断する透明フィルム上に
有しており、上記偽造判別箇所の透明フィルム上には、
文字，記号，図柄等の偽造判別情報が蛍光材料を含むイ
ンキにより印刷されていることを特徴とする偽造防止有
価証券。 - 【請求項２】 上記偽造判別箇所の透明フィルムには、
上記偽造判別情報が蛍光材料を含むインキにより印刷さ
れており、上記偽造判別箇所以外の透明フィルムには、
券面情報が印刷されていることを特徴とする請求項１記
載の偽造判別有価証券。 - 【請求項３】 本物と偽物を判別する偽造判別箇所を備
えた偽造防止有価証券において、 上記偽造判別箇所において、文字，記号，図柄等の偽造
判別情報が蛍光材料を含むインキにより印刷された、紫
外線を吸収または反射して遮断する透明フィルムと、 券名，金額，有効期間等の券面情報が印刷された紙材と
が貼合されて一体に形成されていることを特徴とする偽
造判別有価証券。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19652299A JP2001018515A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 偽造防止有価証券 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19652299A JP2001018515A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 偽造防止有価証券 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001018515A true JP2001018515A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16359150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19652299A Withdrawn JP2001018515A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 偽造防止有価証券 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001018515A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002283777A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Toshiba Corp | 個人認証媒体及びその製造方法 |
| KR100427400B1 (ko) * | 2002-02-28 | 2004-04-29 | 황혜자 | 위조방지 인쇄용지 및 그 제조방법 |
| JP2009160837A (ja) * | 2008-01-08 | 2009-07-23 | Toppan Printing Co Ltd | 偽造防止媒体及び偽造防止媒体の判別方法 |
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-
1999
- 1999-07-09 JP JP19652299A patent/JP2001018515A/ja not_active Withdrawn
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