JP2542651B2 - 磁気カ―ド - Google Patents
磁気カ―ドInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は目視判別不可能に情報が記録された磁気カー
ドに関するものであり、ここでいう磁気カードとは磁気
記録部を有するカード状物品、乗車券、回数券、定期
券、商品券、投票券など偽造防止を要求される物品をい
う。
ドに関するものであり、ここでいう磁気カードとは磁気
記録部を有するカード状物品、乗車券、回数券、定期
券、商品券、投票券など偽造防止を要求される物品をい
う。
[従来技術と発明が解決しようとする問題点] 近年、I.D.カード、クレジットカード、キャッシュカ
ード、ギフトカードをはじめとして、テレフォンカード
に代表されるプリペイドカード、乗車券、回数券、定期
券、商品券、投票券などの普及に伴ない、偽造防止技術
に対する関心が高まりつつある。特に磁気記録部への改
ざんは比較的容易なので磁気部以外のカードの一部に改
ざんが困難な照合記録部を形成して偽造防止性を高める
ものがある。例えば、基体上に照合記録部として、一般
人には入手困難な情報形成体、例えばホログラムを形成
する方法が挙げられよう。しかし、ホログラムのような
形成体をカード上に設けることはカード自体の製造コス
トが高くなるので、一部の会員制カード等には利用され
るが、利用者を特定しないプリペイドカード、乗車券、
回数券などには実施が困難である。このような使い捨て
カード類に照合記録部を形成する方法としては、バーコ
ードを形成して、光学的に読み取らせる方法があるが、
記録部が目視可能であるために偽造性が高く、信頼性に
欠けるものである。
ード、ギフトカードをはじめとして、テレフォンカード
に代表されるプリペイドカード、乗車券、回数券、定期
券、商品券、投票券などの普及に伴ない、偽造防止技術
に対する関心が高まりつつある。特に磁気記録部への改
ざんは比較的容易なので磁気部以外のカードの一部に改
ざんが困難な照合記録部を形成して偽造防止性を高める
ものがある。例えば、基体上に照合記録部として、一般
人には入手困難な情報形成体、例えばホログラムを形成
する方法が挙げられよう。しかし、ホログラムのような
形成体をカード上に設けることはカード自体の製造コス
トが高くなるので、一部の会員制カード等には利用され
るが、利用者を特定しないプリペイドカード、乗車券、
回数券などには実施が困難である。このような使い捨て
カード類に照合記録部を形成する方法としては、バーコ
ードを形成して、光学的に読み取らせる方法があるが、
記録部が目視可能であるために偽造性が高く、信頼性に
欠けるものである。
その他、不可視光によってのみ読み取らせることが可
能な照合記録部を形成することも考えられるが、通常考
えられる不可視光記録体の材料であるキノシアニン類
や、チアシアニン類は一般に高価であるために汎用性に
欠ける。また、記録材料を入手することで、同様なカー
ドを偽造することも可能である。
能な照合記録部を形成することも考えられるが、通常考
えられる不可視光記録体の材料であるキノシアニン類
や、チアシアニン類は一般に高価であるために汎用性に
欠ける。また、記録材料を入手することで、同様なカー
ドを偽造することも可能である。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上述の如くの問題点を解決するために、より
安価で汎用性のある記録材料を用いて、しかも偽造が困
難な磁気カードを提案するものであり、即ちカード基体
上に磁性層、赤外光反射層、及び赤外光を吸収する照合
記録パターンを順次積層してなる磁気カードにおいて、
可視光を吸収し、かつ赤外光を透過する隠蔽層で該照合
記録パターンを隠蔽し、可視光を吸収し、かつ赤外光を
透過する該隠蔽層と異色の疑似パターンを該隠蔽層上に
設けてなることを特徴とする磁気カードを提供するもの
である。
安価で汎用性のある記録材料を用いて、しかも偽造が困
難な磁気カードを提案するものであり、即ちカード基体
上に磁性層、赤外光反射層、及び赤外光を吸収する照合
記録パターンを順次積層してなる磁気カードにおいて、
可視光を吸収し、かつ赤外光を透過する隠蔽層で該照合
記録パターンを隠蔽し、可視光を吸収し、かつ赤外光を
透過する該隠蔽層と異色の疑似パターンを該隠蔽層上に
設けてなることを特徴とする磁気カードを提供するもの
である。
[作用] 本発明によれば、カードの真偽を証明する照合記録パ
ターンが磁気記録部以外に設けられており、これを通常
目視不可能なように可視光を吸収し、かつ赤外光を透過
するところの隠蔽層で隠蔽して、該照合記録パターンが
赤外光のみで読み取ることが可能なように構成して、改
ざんが困難な磁気カードを提供しようとするものであ
る。
ターンが磁気記録部以外に設けられており、これを通常
目視不可能なように可視光を吸収し、かつ赤外光を透過
するところの隠蔽層で隠蔽して、該照合記録パターンが
赤外光のみで読み取ることが可能なように構成して、改
ざんが困難な磁気カードを提供しようとするものであ
る。
しかも、該隠蔽層の上面には可視光を吸収し、赤外光
を透過する疑似パターンが、形成されているので、一般
に偽造者はカード表面の照合パターンが疑似パターンで
あることを知り得ないので、より一層偽造防止効果を高
めることができる。
を透過する疑似パターンが、形成されているので、一般
に偽造者はカード表面の照合パターンが疑似パターンで
あることを知り得ないので、より一層偽造防止効果を高
めることができる。
これによって、より高度な偽造防止性を有する情報記
録媒体を提供できるものであり、また、使用される記録
体の材料は安価で汎用的である。
録媒体を提供できるものであり、また、使用される記録
体の材料は安価で汎用的である。
[実施例] 次に本発明に基づく磁気カードを図面を参照しなが
ら、詳細に説明する。
ら、詳細に説明する。
第1図は本発明の磁気カードの実施例である。(2)
(3)はカード基体(1)上に形成された照合記録パタ
ーンであり、層構成をより詳しく説明するために第1図
I−I′線での断面図であるところの第2図を参照す
る。
(3)はカード基体(1)上に形成された照合記録パタ
ーンであり、層構成をより詳しく説明するために第1図
I−I′線での断面図であるところの第2図を参照す
る。
カード基体(1)上に磁性層(4)、及び赤外光反射
層(5)を順次積層し、該赤外光反射層(5)上に赤外
光を吸収する記録体からなる真の情報に対応した照合記
録パターン(3)を形成する。次に照合記録パターン
(3)が外部から目視不可能なように可視光を吸収し、
かつ赤外光を透過する隠蔽層(6)を照合記録パターン
(3)上に形成する。更に隠蔽層(6)上に可視光を吸
収し、かつ赤外光を透過する疑似パターン(2)を設け
て、該疑似パターン上に透明な保護シートを積層する。
層(5)を順次積層し、該赤外光反射層(5)上に赤外
光を吸収する記録体からなる真の情報に対応した照合記
録パターン(3)を形成する。次に照合記録パターン
(3)が外部から目視不可能なように可視光を吸収し、
かつ赤外光を透過する隠蔽層(6)を照合記録パターン
(3)上に形成する。更に隠蔽層(6)上に可視光を吸
収し、かつ赤外光を透過する疑似パターン(2)を設け
て、該疑似パターン上に透明な保護シートを積層する。
カード基体(1)は紙、或いはプラスチックシートか
らなるものである。赤外光反射層(5)は例えばアルミ
ニウム、クロム等の金属蒸着層、或いは炭酸カルシウ
ム、又は酸化チタンを主成分とする白インキ等からなる
ものである。
らなるものである。赤外光反射層(5)は例えばアルミ
ニウム、クロム等の金属蒸着層、或いは炭酸カルシウ
ム、又は酸化チタンを主成分とする白インキ等からなる
ものである。
また、照合記録パターン(3)は有機金属錯体系、ア
ンスラキノン系、アルミニウム系、ポリメチン系、ジイ
モニウム系のものなど赤外光吸収材料からなるもの、又
はカーボンブラックを用いたインキ等からなるものであ
る。更に隠蔽層(6)は赤外線を透過させるが、可視光
は吸収される。
ンスラキノン系、アルミニウム系、ポリメチン系、ジイ
モニウム系のものなど赤外光吸収材料からなるもの、又
はカーボンブラックを用いたインキ等からなるものであ
る。更に隠蔽層(6)は赤外線を透過させるが、可視光
は吸収される。
例えば、第3図に示すようなシアン(23)、イエロー
(21)、マゼンタ(22)のプロセスインキを所定の混合
比で混合したグレー系の混色インキからなるものであ
る。
(21)、マゼンタ(22)のプロセスインキを所定の混合
比で混合したグレー系の混色インキからなるものであ
る。
また、疑似パターン(2)の材料も赤外光を透過する
が、可視光は吸収される混色プロセスインキであり、隠
蔽層とは異なる混合比の混色インキ、すなわち、異色の
インキで所望のパターンを隠蔽層上に印刷して形成され
たものである。
が、可視光は吸収される混色プロセスインキであり、隠
蔽層とは異なる混合比の混色インキ、すなわち、異色の
インキで所望のパターンを隠蔽層上に印刷して形成され
たものである。
また、保護層(6)は、例えばカード基体(1)が紙
である場合にOPニスをコートするか或いは塩ビ系の透明
プラスチックフィルムを貼り合わせることで形成し、ま
た、カード基体(1)がプラスチックシートである場合
には、塩ビ系の透明プラスチクシートをラミネートする
ことで形成するものである。
である場合にOPニスをコートするか或いは塩ビ系の透明
プラスチックフィルムを貼り合わせることで形成し、ま
た、カード基体(1)がプラスチックシートである場合
には、塩ビ系の透明プラスチクシートをラミネートする
ことで形成するものである。
以上のように構成したプリペイドカードにおいては、
照合記録パターン(3)はその存在が容易に察知される
ことから、偽造される恐れが少ない。また、カードに赤
外光を照射すると、照合記録パターン(3)が存在する
部分はほとんど赤外光を反射せず、一方存在しない部分
はその内部に赤外光反射層(5)を設けていることか
ら、赤外光を高率で反射する。そのため、この反射率の
違いから、パターンを読み取ってカードが本物であるか
否かの判別を行うことが可能となる。
照合記録パターン(3)はその存在が容易に察知される
ことから、偽造される恐れが少ない。また、カードに赤
外光を照射すると、照合記録パターン(3)が存在する
部分はほとんど赤外光を反射せず、一方存在しない部分
はその内部に赤外光反射層(5)を設けていることか
ら、赤外光を高率で反射する。そのため、この反射率の
違いから、パターンを読み取ってカードが本物であるか
否かの判別を行うことが可能となる。
具体的方法としては赤外光センサーにて、この記録部
を走査し、そのパターンに応じた出力信号を得、この出
力信号が所定のものか否かを確認することで真偽を判別
したり、或いはIRスコープを用いて目視でパターンを見
ることにより、真偽を判別することが可能となる。更
に、赤外光反射層(5)、及び照合記録パターン(3)
は隠蔽層(6)により、不可視となっているのでその存
在の察知をより一層困難にする。
を走査し、そのパターンに応じた出力信号を得、この出
力信号が所定のものか否かを確認することで真偽を判別
したり、或いはIRスコープを用いて目視でパターンを見
ることにより、真偽を判別することが可能となる。更
に、赤外光反射層(5)、及び照合記録パターン(3)
は隠蔽層(6)により、不可視となっているのでその存
在の察知をより一層困難にする。
また、疑似パターン(2)が目視可能なようにカード
上に形成されているので、偽造者は通常疑似パターンを
真の情報の記録部と誤認するので偽造防止への効果を一
層高められることができる。第4図乃至第6図は本発明
の他の実施例である。第4図は隠蔽層(6)上の疑似パ
ターンの一部は真の照合パターン(3′)を含んでい
て、照合記録パターン(3)とパターン(3′)との組
み合わせによって真の照合情報を提供できるようにした
ものである。パターン(3′)は赤外光を吸収する照合
記録パターンと同様な組成の記録体て形成する。このよ
うに構成することによって一層改ざん防止効果を高める
と共に、パターン(3)とパターン(3′)との見当合
わせには高度な印刷技術を必要とするので偽造は困難で
ある。
上に形成されているので、偽造者は通常疑似パターンを
真の情報の記録部と誤認するので偽造防止への効果を一
層高められることができる。第4図乃至第6図は本発明
の他の実施例である。第4図は隠蔽層(6)上の疑似パ
ターンの一部は真の照合パターン(3′)を含んでい
て、照合記録パターン(3)とパターン(3′)との組
み合わせによって真の照合情報を提供できるようにした
ものである。パターン(3′)は赤外光を吸収する照合
記録パターンと同様な組成の記録体て形成する。このよ
うに構成することによって一層改ざん防止効果を高める
と共に、パターン(3)とパターン(3′)との見当合
わせには高度な印刷技術を必要とするので偽造は困難で
ある。
また、この場合、他の疑似パターン(2)とパターン
(3′)とは、色相が同一であることが望ましい。一例
として、疑似パターン(2)は前述したごとくのシア
ン、イエロー、マゼンタの混色インキで黒色のパターン
を形成し、真の照合情報を含むパターン(3′)は通常
のカーボンブラックを混合した黒色インキを使用すれば
良い。
(3′)とは、色相が同一であることが望ましい。一例
として、疑似パターン(2)は前述したごとくのシア
ン、イエロー、マゼンタの混色インキで黒色のパターン
を形成し、真の照合情報を含むパターン(3′)は通常
のカーボンブラックを混合した黒色インキを使用すれば
良い。
第5図は磁性層(4)は赤外光が形成されたカード基
体の反対側に形成されたものである。
体の反対側に形成されたものである。
また、第6図は第5図の磁気カードの赤外光反射層
(5)をカード基体(1)を兼ねたものである。このよ
うに本発明の磁気カードは、磁気層の形成される位置、
及び赤外光反射層の有無を必要に応じて変更することが
できる。
(5)をカード基体(1)を兼ねたものである。このよ
うに本発明の磁気カードは、磁気層の形成される位置、
及び赤外光反射層の有無を必要に応じて変更することが
できる。
[効果] 本発明によれば、カードの真偽を証明する照合記録パ
ターンが磁気記録部以外に設けられており、これを通常
目視不可能なように可視光を吸収し、かつ赤外光を透過
するところの隠蔽層で隠蔽して、該照合記録パターンが
赤外光のみで読み取ることが可能なように構成して、改
ざんが困難な磁気カードを提供するものである。
ターンが磁気記録部以外に設けられており、これを通常
目視不可能なように可視光を吸収し、かつ赤外光を透過
するところの隠蔽層で隠蔽して、該照合記録パターンが
赤外光のみで読み取ることが可能なように構成して、改
ざんが困難な磁気カードを提供するものである。
しかも、該隠蔽層の上面には可視光を吸収し、赤外光
を透過する疑似パターンが形成されているので、一般に
偽造者はカード表面の照合パターンが疑似パターンであ
ることを知り得ないので、より一層偽造防止効果を高め
ることができる。
を透過する疑似パターンが形成されているので、一般に
偽造者はカード表面の照合パターンが疑似パターンであ
ることを知り得ないので、より一層偽造防止効果を高め
ることができる。
これによって、より高度な偽造防止性を有する情報記
録媒体を提供できるものであり、また、使用される記録
体の材料は極めて安価で汎用性に富むものである。
録媒体を提供できるものであり、また、使用される記録
体の材料は極めて安価で汎用性に富むものである。
第1図は本発明の磁気カードの平面図、第2図、第4図
乃至第6図は本発明の実施例にして第1図のI−I′線
での断面図であり、第3図は本発明に使用された材料で
あるシアン、イエロー、マゼンタのプロセスインキの光
透過率特性を示した図である。 1……カード基材 2……疑似パターン 3……照合記録パターン 4……磁性層 5……赤外光反射層 6……隠蔽層
乃至第6図は本発明の実施例にして第1図のI−I′線
での断面図であり、第3図は本発明に使用された材料で
あるシアン、イエロー、マゼンタのプロセスインキの光
透過率特性を示した図である。 1……カード基材 2……疑似パターン 3……照合記録パターン 4……磁性層 5……赤外光反射層 6……隠蔽層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−297192(JP,A) 特開 昭62−13394(JP,A) 特開 昭58−171995(JP,A) 実開 昭56−176875(JP,U) 実開 昭61−93279(JP,U)
Claims (4)
- 【請求項1】カード基体上に磁性層、赤外光反射層、及
び赤外光を吸収する照合記録パターンを順次積層してな
る磁気カードにおいて、可視光を吸収し、かつ赤外光を
透過する隠蔽層で該照合記録パターンを隠蔽し、可視光
を吸収し、かつ赤外光を透過する該隠蔽層と異色の疑似
パターンを該隠蔽層上に設けてなることを特徴とする磁
気カード。 - 【請求項2】該疑似パターンの一部は真の照合情報を含
むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気カ
ード。 - 【請求項3】該磁性層は該赤外光反射層が形成されたカ
ード基体の反対面に形成されたことを特徴とする特許請
求の範囲1項記載の磁気カード。 - 【請求項4】該赤外光反射層はカード基体自身が兼ねる
ことを特徴とする特許請求の範囲3項記載の磁気カー
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62310746A JP2542651B2 (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 磁気カ―ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62310746A JP2542651B2 (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 磁気カ―ド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01150588A JPH01150588A (ja) | 1989-06-13 |
JP2542651B2 true JP2542651B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=18008987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62310746A Expired - Lifetime JP2542651B2 (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 磁気カ―ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542651B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0460473U (ja) * | 1990-10-03 | 1992-05-25 | ||
JP2751783B2 (ja) * | 1993-04-16 | 1998-05-18 | 東レ株式会社 | 識別マークの表示体付き繊維商品および繊維商品の識別マークの読み取り方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58171995A (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-08 | 日本ト−タ−株式会社 | バ−コ−ドを有する投票券 |
JPS61115201A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-02 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 磁気記録方式 |
JPS6213394A (ja) * | 1985-07-11 | 1987-01-22 | 大日本印刷株式会社 | カ−ド |
JPS6233325A (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-13 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 感熱磁気記録媒体 |
-
1987
- 1987-12-08 JP JP62310746A patent/JP2542651B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01150588A (ja) | 1989-06-13 |
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