JP2001018500A - 媒体パラメータ発生装置 - Google Patents
媒体パラメータ発生装置Info
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- G03G15/6502—Supplying of sheet copy material; Cassettes therefor
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- B65H7/02—Controlling article feeding, separating, pile-advancing, or associated apparatus, to take account of incorrect feeding, absence of articles, or presence of faulty articles by feelers or detectors
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- G03G2215/00362—Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 媒体入力装置内の媒体の量を判定するための
正確で低価格の装置を提供すること。 【解決手段】 媒体パラメータ発生装置は、第1の電極
13と、前記第1の電極13に対向して配置された第2
の電極14と、前記第1の電極13および前記第2の電
極14に結合しており、前記第1の電極13と前記第2
の電極14との間にある誘電体の第1の特性に基づき媒
体11(たとえば、印刷媒体)の量に関連する第1のパ
ラメータを発生するよう構成されている測定回路15
と、を備えてなっている。
正確で低価格の装置を提供すること。 【解決手段】 媒体パラメータ発生装置は、第1の電極
13と、前記第1の電極13に対向して配置された第2
の電極14と、前記第1の電極13および前記第2の電
極14に結合しており、前記第1の電極13と前記第2
の電極14との間にある誘電体の第1の特性に基づき媒
体11(たとえば、印刷媒体)の量に関連する第1のパ
ラメータを発生するよう構成されている測定回路15
と、を備えてなっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成システム
において媒体パラメータを発生する装置に関する。
において媒体パラメータを発生する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタ、電子写真式プ
リンタ、電子写真式複写機、ファックス装置等の画像形
成システムでは、媒体トレイ等の媒体入力装置に保存さ
れている媒体の量を正確に検知することが重要である。
また、画像形成ジョブを効率良く処理するには、画像形
成システムが、画像形成ジョブを完了するのに十分な媒
体が媒体入力装置に残っているか否かを判定することが
重要である。したがって、媒体入力装置内の媒体の量を
判定するための正確で低価格の装置が必要である。
リンタ、電子写真式複写機、ファックス装置等の画像形
成システムでは、媒体トレイ等の媒体入力装置に保存さ
れている媒体の量を正確に検知することが重要である。
また、画像形成ジョブを効率良く処理するには、画像形
成システムが、画像形成ジョブを完了するのに十分な媒
体が媒体入力装置に残っているか否かを判定することが
重要である。したがって、媒体入力装置内の媒体の量を
判定するための正確で低価格の装置が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、媒体入力装置内の媒体の量を判定するための正確で
低価格の装置を提供することを目的としている。
は、媒体入力装置内の媒体の量を判定するための正確で
低価格の装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】したがって、媒体上に画
像を形成するシステムでは、媒体入力装置にある媒体の
量に関連する第1のパラメータを発生するための装置
は、第1の電極と、この第1の電極と対向して配置され
た第2の電極とを備えており、媒体入力装置内の媒体を
第1の電極と第2の電極との間に配置できるようになっ
ている。媒体の量を判定する装置は、また、第1の電極
および第2の電極に結合した測定回路を備えている。こ
の測定回路は、第1の電極と第2の電極との間にある誘
電体の第1の特性に基づき第1のパラメータを発生する
構成を備えている。
像を形成するシステムでは、媒体入力装置にある媒体の
量に関連する第1のパラメータを発生するための装置
は、第1の電極と、この第1の電極と対向して配置され
た第2の電極とを備えており、媒体入力装置内の媒体を
第1の電極と第2の電極との間に配置できるようになっ
ている。媒体の量を判定する装置は、また、第1の電極
および第2の電極に結合した測定回路を備えている。こ
の測定回路は、第1の電極と第2の電極との間にある誘
電体の第1の特性に基づき第1のパラメータを発生する
構成を備えている。
【0005】媒体上に画像を形成するシステムは、第1
の電極と、第2の電極と、媒体入力装置とを備えてい
る。媒体入力装置にある媒体の量を判定する方法は、第
1の電極と第2の電極との間にある誘電体の第1の特性
に基づき第1の値を発生する動作を含んでいる。この方
法は、また、第1の値に基づき媒体入力装置にある媒体
の量を判定する動作を含んでいる。
の電極と、第2の電極と、媒体入力装置とを備えてい
る。媒体入力装置にある媒体の量を判定する方法は、第
1の電極と第2の電極との間にある誘電体の第1の特性
に基づき第1の値を発生する動作を含んでいる。この方
法は、また、第1の値に基づき媒体入力装置にある媒体
の量を判定する動作を含んでいる。
【0006】媒体入力装置から装填される媒体に画像を
形成するシステムは、画像形成装置を備えている。この
システムは、更に、画像形成装置に結合した媒体入力装
置にある媒体の量を判定する装置を備えている。この媒
体入力装置にある媒体の量を判定する装置は、第1の電
極と、この第1の電極と対向して配置された第2の電極
とを備えており、媒体を第1の電極と第2の電極との間
で媒体入力装置に配置できるようになっている。この媒
体の量を判定する装置は、また、第1の電極および第2
の電極に結合した測定回路を備えている。この測定回路
は、第1の電極と第2の電極との間にある誘電体の第1
の特性に基づき第1のパラメータを発生する構成を備え
ている。媒体の量を判定する装置は、また、測定回路か
らこの第1のパラメータを受取り、この第1のパラメー
タに基づき媒体入力装置にある媒体の量を判定するよう
配置された制御器を備えている。
形成するシステムは、画像形成装置を備えている。この
システムは、更に、画像形成装置に結合した媒体入力装
置にある媒体の量を判定する装置を備えている。この媒
体入力装置にある媒体の量を判定する装置は、第1の電
極と、この第1の電極と対向して配置された第2の電極
とを備えており、媒体を第1の電極と第2の電極との間
で媒体入力装置に配置できるようになっている。この媒
体の量を判定する装置は、また、第1の電極および第2
の電極に結合した測定回路を備えている。この測定回路
は、第1の電極と第2の電極との間にある誘電体の第1
の特性に基づき第1のパラメータを発生する構成を備え
ている。媒体の量を判定する装置は、また、測定回路か
らこの第1のパラメータを受取り、この第1のパラメー
タに基づき媒体入力装置にある媒体の量を判定するよう
配置された制御器を備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、この明細書に例示した
特定の実施形態に限定されない。媒体タイプ検知装置お
よび媒体量検知装置の実施形態を単色電子写真式プリン
タに関して説明するが、当業者は、この明細書を理解す
ることにより、媒体タイプ検知装置および媒体量検知装
置がカラーおよび単色双方のの電子写真式画像形成装
置、インクジェット画像形成装置、電子写真式複写機、
ファックス装置、または使用する媒体を装置内に保存す
る他の装置にも適用可能であることを認識するであろ
う。使用する媒体を装置内に保存し、媒体タイプ検知装
置の恩恵を受ける他の装置には、たとえば、大型印刷機
械またはチケットを保存するチケット販売器がある。
特定の実施形態に限定されない。媒体タイプ検知装置お
よび媒体量検知装置の実施形態を単色電子写真式プリン
タに関して説明するが、当業者は、この明細書を理解す
ることにより、媒体タイプ検知装置および媒体量検知装
置がカラーおよび単色双方のの電子写真式画像形成装
置、インクジェット画像形成装置、電子写真式複写機、
ファックス装置、または使用する媒体を装置内に保存す
る他の装置にも適用可能であることを認識するであろ
う。使用する媒体を装置内に保存し、媒体タイプ検知装
置の恩恵を受ける他の装置には、たとえば、大型印刷機
械またはチケットを保存するチケット販売器がある。
【0008】図1を参照すると、図示してあるのは媒体
タイプ検知装置および媒体量検知装置の一実施形態を備
えた、電子写真式プリンタ1等の電子写真式画像形成シ
ステムの一例の簡略断面図である。光伝導体ドラム3の
表面を所定電圧に充電するのに充電ローラ2を使用して
いる。レーザスキャナ4の内部にあるレーザダイオード
(図示せず)がレーザビーム5を放出し、該レーザビー
ム5は、光伝導体ドラム3の表面を横断して掃引される
につれてパルス状に断続し、光伝導体ドラム3の表面か
ら選択的に放電させる。光伝導体ドラム3は、矢印6で
示したように時計廻りに回転する。
タイプ検知装置および媒体量検知装置の一実施形態を備
えた、電子写真式プリンタ1等の電子写真式画像形成シ
ステムの一例の簡略断面図である。光伝導体ドラム3の
表面を所定電圧に充電するのに充電ローラ2を使用して
いる。レーザスキャナ4の内部にあるレーザダイオード
(図示せず)がレーザビーム5を放出し、該レーザビー
ム5は、光伝導体ドラム3の表面を横断して掃引される
につれてパルス状に断続し、光伝導体ドラム3の表面か
ら選択的に放電させる。光伝導体ドラム3は、矢印6で
示したように時計廻りに回転する。
【0009】光伝導体ドラム3の表面電圧を選択的に放
電してから、光伝導体ドラム3の表面に存在する静電潜
像を現像するのに現像ローラ7を使用する。電子写真式
印字カートリッジ10のトナー貯蔵容器9に貯蔵されて
いるトナー8は、トナー貯蔵容器9の内部の位置から現
像ローラ7に移動する。現像ローラ7の内部に配置され
た磁石がトナーを現像ローラ7の表面に磁気的に吸引す
る。現像ローラ7が反時計廻りに回転するにつれて、現
像ローラ7の表面上、光伝導体ドラム3の放電した領域
とは対向する位置にあるトナーが、光伝導体ドラム3の
表面と現像ローラ7の表面との間の隙間を横断して移動
し、静電潜像を現像する。
電してから、光伝導体ドラム3の表面に存在する静電潜
像を現像するのに現像ローラ7を使用する。電子写真式
印字カートリッジ10のトナー貯蔵容器9に貯蔵されて
いるトナー8は、トナー貯蔵容器9の内部の位置から現
像ローラ7に移動する。現像ローラ7の内部に配置され
た磁石がトナーを現像ローラ7の表面に磁気的に吸引す
る。現像ローラ7が反時計廻りに回転するにつれて、現
像ローラ7の表面上、光伝導体ドラム3の放電した領域
とは対向する位置にあるトナーが、光伝導体ドラム3の
表面と現像ローラ7の表面との間の隙間を横断して移動
し、静電潜像を現像する。
【0010】印刷媒体11等の媒体が、媒体トレイ12
等の媒体入力装置に装填されている。媒体量検知装置の
一実施形態は、媒体トレイ12に装填されている印刷媒
体11の上方に配置された第1の板13、および媒体ト
レイ12に装填されている印刷媒体11の下方に配置さ
れた第2の板14を備えている。第1の板13は媒体ト
レイ12に取付けることができ、または電子写真式プリ
ンタ1に取付けて支持することができる。同様に、第2
の板14は媒体トレイ12に取付けることができ、また
は取付け具により電子写真式プリンタ1に支持させるこ
とができる。図1に示す媒体量検知装置の実施形態で
は、第1の板13を媒体トレイ12の支持面の上方に配
置し、媒体トレイ12が印刷媒体11で一杯になった状
態で、印刷媒体11と第1の板13との間に非常に小さ
い隙間が存在するようにしてある。加えて、図1に示す
媒体量検知装置の実施形態では、第2の板14を印刷媒
体11の下、媒体トレイ12の上向き面の上に配置し
て、印刷媒体11が第2の板14の上で静止するように
している。第1の板13および第2の板14は、測定回
路15に電気的に結合している。
等の媒体入力装置に装填されている。媒体量検知装置の
一実施形態は、媒体トレイ12に装填されている印刷媒
体11の上方に配置された第1の板13、および媒体ト
レイ12に装填されている印刷媒体11の下方に配置さ
れた第2の板14を備えている。第1の板13は媒体ト
レイ12に取付けることができ、または電子写真式プリ
ンタ1に取付けて支持することができる。同様に、第2
の板14は媒体トレイ12に取付けることができ、また
は取付け具により電子写真式プリンタ1に支持させるこ
とができる。図1に示す媒体量検知装置の実施形態で
は、第1の板13を媒体トレイ12の支持面の上方に配
置し、媒体トレイ12が印刷媒体11で一杯になった状
態で、印刷媒体11と第1の板13との間に非常に小さ
い隙間が存在するようにしてある。加えて、図1に示す
媒体量検知装置の実施形態では、第2の板14を印刷媒
体11の下、媒体トレイ12の上向き面の上に配置し
て、印刷媒体11が第2の板14の上で静止するように
している。第1の板13および第2の板14は、測定回
路15に電気的に結合している。
【0011】電子写真式プリンタ1により印刷を開始す
ると、印刷媒体11の一単位がピックアップローラ16
により電子写真式プリンタ1の媒体経路に引き込まれ
る。媒体タイプ検知装置の一実施形態は、印刷媒体11
がピックアップローラ16から離れるにつれて辿る経路
の上方に配置された第3の板17、および印刷媒体11
がピックアップローラ16から離れるにつれて辿る経路
の下方に配置された第4の板18を備えている。第3の
板17および第4の板18は共に取付け具により電子写
真式プリンタ1に支持させることができる。第3の板1
7および第4の板18は印刷媒体11が辿る経路に対し
て配置されており、それらは共に印刷媒体11が第3の
板17および第4の板18の傍を通過するとき印刷媒体
11の上面および下面に非常に接近する。
ると、印刷媒体11の一単位がピックアップローラ16
により電子写真式プリンタ1の媒体経路に引き込まれ
る。媒体タイプ検知装置の一実施形態は、印刷媒体11
がピックアップローラ16から離れるにつれて辿る経路
の上方に配置された第3の板17、および印刷媒体11
がピックアップローラ16から離れるにつれて辿る経路
の下方に配置された第4の板18を備えている。第3の
板17および第4の板18は共に取付け具により電子写
真式プリンタ1に支持させることができる。第3の板1
7および第4の板18は印刷媒体11が辿る経路に対し
て配置されており、それらは共に印刷媒体11が第3の
板17および第4の板18の傍を通過するとき印刷媒体
11の上面および下面に非常に接近する。
【0012】印刷媒体11は、駆動ローラ19により移
動し、印刷媒体11の前縁が光伝導体ドラム3の下に到
達するのと、印刷媒体11の前縁に対応する静電潜像を
有する光伝導体ドラム3の表面上の領域の回転とが同期
するようになっている。光伝導体ドラム3が時計廻りに
回転し続けるにつれて、その放電領域にトナーが付着し
ている光伝導体ドラム3の表面が、転写ローラ20によ
り充電された印刷媒体11に接触し、トナー粒子を光伝
導体ドラム3の表面から離して印刷媒体11の表面に吸
引するようになる。光伝導体ドラム3の表面から印刷媒
体11の表面へのトナーの転写は、完全には有効でな
く、したがって幾らかのトナー粒子が光伝導体ドラム3
の表面に残る。光伝導体ドラム3が回転し続けるにつれ
て、その表面に付着したままになっているトナー粒子
は、清掃刃21により除去され、廃棄トナーホッパ22
に投入される。
動し、印刷媒体11の前縁が光伝導体ドラム3の下に到
達するのと、印刷媒体11の前縁に対応する静電潜像を
有する光伝導体ドラム3の表面上の領域の回転とが同期
するようになっている。光伝導体ドラム3が時計廻りに
回転し続けるにつれて、その放電領域にトナーが付着し
ている光伝導体ドラム3の表面が、転写ローラ20によ
り充電された印刷媒体11に接触し、トナー粒子を光伝
導体ドラム3の表面から離して印刷媒体11の表面に吸
引するようになる。光伝導体ドラム3の表面から印刷媒
体11の表面へのトナーの転写は、完全には有効でな
く、したがって幾らかのトナー粒子が光伝導体ドラム3
の表面に残る。光伝導体ドラム3が回転し続けるにつれ
て、その表面に付着したままになっているトナー粒子
は、清掃刃21により除去され、廃棄トナーホッパ22
に投入される。
【0013】印刷媒体11が光伝導体ドラム3を通って
紙経路を移動するにつれて、コンベア23は、印刷媒体
11を融着器24に引き渡す。印刷媒体11は、圧力ロ
ーラ25と融着器24を囲むスリーブ26との間を通
る。圧力ローラ25は印刷媒体11をスリーブ26に押
しつけ、スリーブ26を変形させる。圧力ローラ25
は、回転するにつれて、スリーブ26を融着器24の周
りに回転させる駆動力を与える。融着器24では、熱が
スリーブ26を介して印刷媒体11に加えられるので、
トナー粒子は印刷媒体11の表面に融着する。出力ロー
ラ27は印刷媒体11を、融着器24を出てから出力ト
レイ28に押し込む。
紙経路を移動するにつれて、コンベア23は、印刷媒体
11を融着器24に引き渡す。印刷媒体11は、圧力ロ
ーラ25と融着器24を囲むスリーブ26との間を通
る。圧力ローラ25は印刷媒体11をスリーブ26に押
しつけ、スリーブ26を変形させる。圧力ローラ25
は、回転するにつれて、スリーブ26を融着器24の周
りに回転させる駆動力を与える。融着器24では、熱が
スリーブ26を介して印刷媒体11に加えられるので、
トナー粒子は印刷媒体11の表面に融着する。出力ロー
ラ27は印刷媒体11を、融着器24を出てから出力ト
レイ28に押し込む。
【0014】フォーマッタ29は、表示リスト、ベクト
ル図形、またはラスタ印刷データ等の印刷データを、ホ
ストコンピュータ30のアプリケーションプログラムに
関連して動作する印刷ドライバから受取る。フォーマッ
タ29は、この比較的高いレベルの印刷データを二進印
刷データのストリームに変換する。フォーマッタ29
は、二進印刷データのストリームを制御器31に送る。
加えて、フォーマッタ29および制御器31は、電子写
真式印刷プロセスを制御するのに必要なデータを交換す
る。制御器31は、レーザスキャナ4が備えている走査
ミラーの回転に同期しているレーザスキャナ4に二進印
刷データのストリームを供給する。レーザスキャナ4の
レーザダイオードに送られた二進印刷データのストリー
ムは、レーザダイオードを脈動させて光伝導体ドラム3
の上に静電潜像を形成する。
ル図形、またはラスタ印刷データ等の印刷データを、ホ
ストコンピュータ30のアプリケーションプログラムに
関連して動作する印刷ドライバから受取る。フォーマッ
タ29は、この比較的高いレベルの印刷データを二進印
刷データのストリームに変換する。フォーマッタ29
は、二進印刷データのストリームを制御器31に送る。
加えて、フォーマッタ29および制御器31は、電子写
真式印刷プロセスを制御するのに必要なデータを交換す
る。制御器31は、レーザスキャナ4が備えている走査
ミラーの回転に同期しているレーザスキャナ4に二進印
刷データのストリームを供給する。レーザスキャナ4の
レーザダイオードに送られた二進印刷データのストリー
ムは、レーザダイオードを脈動させて光伝導体ドラム3
の上に静電潜像を形成する。
【0015】二進印刷データのストリームをレーザスキ
ャナ4に供給することに加え、制御器3は、充電ローラ
2、現像ローラ7、および転写ローラ20等の電子写真
プロセスに使用される構成要素に電圧および電流を供給
する高圧電源(図1には示してない)を制御する。ま
た、制御器31は、プリンタギヤ列に駆動力を与える駆
動モータ(図1には示していない)を制御する。更に、
制御器31は、印刷媒体11を電子写真式プリンタ1の
媒体経路を介して移動させるのに必要な様々なクラッチ
および紙送りローラを制御する。電子写真プロセスに関
するこれ以上の詳細は、ジョン・ワイリ・アンド・サン
ズのワイリ科学叢書中の、1984年に発行されたエド
ガー・エム・ウィリアムズ著「ゼログラフプロセスの物
理と技術」に見ることができ、その開示を参考のためこ
の明細書に組込む。
ャナ4に供給することに加え、制御器3は、充電ローラ
2、現像ローラ7、および転写ローラ20等の電子写真
プロセスに使用される構成要素に電圧および電流を供給
する高圧電源(図1には示してない)を制御する。ま
た、制御器31は、プリンタギヤ列に駆動力を与える駆
動モータ(図1には示していない)を制御する。更に、
制御器31は、印刷媒体11を電子写真式プリンタ1の
媒体経路を介して移動させるのに必要な様々なクラッチ
および紙送りローラを制御する。電子写真プロセスに関
するこれ以上の詳細は、ジョン・ワイリ・アンド・サン
ズのワイリ科学叢書中の、1984年に発行されたエド
ガー・エム・ウィリアムズ著「ゼログラフプロセスの物
理と技術」に見ることができ、その開示を参考のためこ
の明細書に組込む。
【0016】高レベルにおいて、電子写真式プリンタ1
は、画像形成装置を備えており、その一実施形態は、媒
体タイプ検知装置および媒体量検知装置の実施形態に結
合した画像形成装置32である。画像形成装置32は、
媒体11上に画像を形成するのに必要な動作を行なう。
画像形成装置32は、レーザスキャナ4、光伝導体ドラ
ム3、転写ローラ20等の、媒体11上に画像を形成す
るのに必要な組立体を備えている。媒体タイプ検知装置
および媒体量検知装置は、画像形成装置32に結合して
媒体11への画像の形成を最適にするのに必要な情報を
提供する。
は、画像形成装置を備えており、その一実施形態は、媒
体タイプ検知装置および媒体量検知装置の実施形態に結
合した画像形成装置32である。画像形成装置32は、
媒体11上に画像を形成するのに必要な動作を行なう。
画像形成装置32は、レーザスキャナ4、光伝導体ドラ
ム3、転写ローラ20等の、媒体11上に画像を形成す
るのに必要な組立体を備えている。媒体タイプ検知装置
および媒体量検知装置は、画像形成装置32に結合して
媒体11への画像の形成を最適にするのに必要な情報を
提供する。
【0017】図2に示してあるのは、測定回路15の簡
略概略図である。第1の板13、第2の板14、第3の
板17、および第4の板18は、それぞれ、第1のノー
ド100と第2のノード101、第3のノード102お
よび第4のノード103との間で、測定回路15に電気
的に結合している。測定回路15は、各々方形波出力信
号を発生する、第1および第2の二重傾斜積分器回路1
04および105を備えている。第1および第2の二重
傾斜積分器回路104および105により発生される方
形波出力信号の周波数は、二重傾斜積分器の各々と関連
するそれぞれのノードの間にある誘電体の特性(主とし
て媒体11の誘電率により決まる)によって変わる。第
1および第2の二重傾斜積分器回路104および105
が結合しているそれぞれのノードの間のキャパシタンス
が増大するにつれて、方形波出力信号の周波数が減少す
る。第1および第2の二重傾斜積分器回路104および
105の動作原理は同じである。しかしながら、第1お
よび第2の二重傾斜積分器回路104および105によ
り発生される方形波出力信号の周波数をほぼ等しくした
ければ、第1の板13と第2の板14との間および第3
の板17と第4の板18との間のキャパシタンス値の予
想範囲の相違のため、少なくとも幾つかの構成要素の値
を変える必要がある。
略概略図である。第1の板13、第2の板14、第3の
板17、および第4の板18は、それぞれ、第1のノー
ド100と第2のノード101、第3のノード102お
よび第4のノード103との間で、測定回路15に電気
的に結合している。測定回路15は、各々方形波出力信
号を発生する、第1および第2の二重傾斜積分器回路1
04および105を備えている。第1および第2の二重
傾斜積分器回路104および105により発生される方
形波出力信号の周波数は、二重傾斜積分器の各々と関連
するそれぞれのノードの間にある誘電体の特性(主とし
て媒体11の誘電率により決まる)によって変わる。第
1および第2の二重傾斜積分器回路104および105
が結合しているそれぞれのノードの間のキャパシタンス
が増大するにつれて、方形波出力信号の周波数が減少す
る。第1および第2の二重傾斜積分器回路104および
105の動作原理は同じである。しかしながら、第1お
よび第2の二重傾斜積分器回路104および105によ
り発生される方形波出力信号の周波数をほぼ等しくした
ければ、第1の板13と第2の板14との間および第3
の板17と第4の板18との間のキャパシタンス値の予
想範囲の相違のため、少なくとも幾つかの構成要素の値
を変える必要がある。
【0018】図3に示してあるのは、第1の二重傾斜積
分器回路104の簡略概略図である。第2の二重傾斜積
分器105は、同様に構成され、第3のノード102お
よび第4のノード103に結合している。第1の二重傾
斜積分器回路104は、出力端子と非反転入力端子との
間に結合した第1の抵抗器201を備えた第1の演算増
幅器200を備えている。第1の抵抗器201により与
えられる正フィードバックは、第1の演算増幅器200
を比較器として動作させる。第1の演算増幅器200を
比較器に置き換えることができる。第1の演算増幅器2
00の出力端子は、第2の抵抗器202を介して第2の
演算増幅器203の反転入力端子に結合している。第2
の演算増幅器203の反転入力端子は第1のノード10
0にも結合している。第2の演算増幅器203の出力端
子は第2のノード101に結合している。第3の抵抗器
204は第2の演算増幅器203の出力端子と第1の演
算増幅器200の非反転入力端子との間に結合してい
る。第1の演算増幅器200の反転入力端子はVcc/2
の値を有する基準電圧に結合している。第2の演算増幅
器203の非反転入力端子はVcc/2の値を有する基準
電圧に結合している。
分器回路104の簡略概略図である。第2の二重傾斜積
分器105は、同様に構成され、第3のノード102お
よび第4のノード103に結合している。第1の二重傾
斜積分器回路104は、出力端子と非反転入力端子との
間に結合した第1の抵抗器201を備えた第1の演算増
幅器200を備えている。第1の抵抗器201により与
えられる正フィードバックは、第1の演算増幅器200
を比較器として動作させる。第1の演算増幅器200を
比較器に置き換えることができる。第1の演算増幅器2
00の出力端子は、第2の抵抗器202を介して第2の
演算増幅器203の反転入力端子に結合している。第2
の演算増幅器203の反転入力端子は第1のノード10
0にも結合している。第2の演算増幅器203の出力端
子は第2のノード101に結合している。第3の抵抗器
204は第2の演算増幅器203の出力端子と第1の演
算増幅器200の非反転入力端子との間に結合してい
る。第1の演算増幅器200の反転入力端子はVcc/2
の値を有する基準電圧に結合している。第2の演算増幅
器203の非反転入力端子はVcc/2の値を有する基準
電圧に結合している。
【0019】第1の演算増幅器200に適用される正フ
ィードバックのため、その出力は、接地電位とVccに近
い正の電源電圧との間で切り替わる。第2の演算増幅器
203は負のフィードバックを伴いその線形領域で動作
する。その結果、反転入力端子の電圧は、非反転入力端
子の電圧、すなわち、Vcc/2に非常に近い電圧に保持
される。第1の演算増幅器200の出力端子の電圧が丁
度高レベルに移り変わった場合を考える。この時点で、
第2の演算増幅器203の出力は、その最大値にある。
第1の演算増幅器200の出力端子の電圧が高レベルに
あると、Vcc/(2×R2)の大きさの正の電流が第2
の演算増幅器203の反転入力端子に結合しているノー
ドに流入する(R2:第2の抵抗器202の値)。この
電流は、第2の演算増幅器203に適用される負のフィ
ードバックがその反転入力端子をVcc/2に非常に近い
電圧に保持するので、第1の演算増幅器200の出力が
高レベルにある期間中実質的に一定である。この一定電
流のため、第1のノード100と第2のノード101
(第1の板13と第2の板14とにより形成されるキャ
パシタンスに結合している)との間の電圧は時間ととも
に直線的に増大し、それにより三角波を生ずる(第1の
ノード100と第2のノード101との間の電圧も、第
1の演算増幅器200の出力が接地電位に近いときは直
線的に減少する)。この電圧が増大するにつれて、第2
の演算増幅器203の出力端子の電圧は、第2の演算増
幅器203の反転入力端子の電圧を非反転入力端子の電
圧とほぼ等しく維持するために、降下する。その結果、
第2の演算増幅器203の出力端子の電圧も三角波形を
有することになる。第1の演算増幅器200の方形波出
力信号の周波数は、第1のノード100と第2のノード
101との間のキャパシタンスの値、第1のノード10
0と第2のノード101との間のキャパシタンスの充電
率を決める第2の抵抗器202の値、および 第1のノ
ード100と第2のノード101との間のキャパシタン
スの充電および放電が発生する電圧範囲を決める第1の
抵抗器201と第3の抵抗器204の値により決まる。
ィードバックのため、その出力は、接地電位とVccに近
い正の電源電圧との間で切り替わる。第2の演算増幅器
203は負のフィードバックを伴いその線形領域で動作
する。その結果、反転入力端子の電圧は、非反転入力端
子の電圧、すなわち、Vcc/2に非常に近い電圧に保持
される。第1の演算増幅器200の出力端子の電圧が丁
度高レベルに移り変わった場合を考える。この時点で、
第2の演算増幅器203の出力は、その最大値にある。
第1の演算増幅器200の出力端子の電圧が高レベルに
あると、Vcc/(2×R2)の大きさの正の電流が第2
の演算増幅器203の反転入力端子に結合しているノー
ドに流入する(R2:第2の抵抗器202の値)。この
電流は、第2の演算増幅器203に適用される負のフィ
ードバックがその反転入力端子をVcc/2に非常に近い
電圧に保持するので、第1の演算増幅器200の出力が
高レベルにある期間中実質的に一定である。この一定電
流のため、第1のノード100と第2のノード101
(第1の板13と第2の板14とにより形成されるキャ
パシタンスに結合している)との間の電圧は時間ととも
に直線的に増大し、それにより三角波を生ずる(第1の
ノード100と第2のノード101との間の電圧も、第
1の演算増幅器200の出力が接地電位に近いときは直
線的に減少する)。この電圧が増大するにつれて、第2
の演算増幅器203の出力端子の電圧は、第2の演算増
幅器203の反転入力端子の電圧を非反転入力端子の電
圧とほぼ等しく維持するために、降下する。その結果、
第2の演算増幅器203の出力端子の電圧も三角波形を
有することになる。第1の演算増幅器200の方形波出
力信号の周波数は、第1のノード100と第2のノード
101との間のキャパシタンスの値、第1のノード10
0と第2のノード101との間のキャパシタンスの充電
率を決める第2の抵抗器202の値、および 第1のノ
ード100と第2のノード101との間のキャパシタン
スの充電および放電が発生する電圧範囲を決める第1の
抵抗器201と第3の抵抗器204の値により決まる。
【0020】第1の抵抗器201および第3の抵抗器2
04により形成される分圧器は、第1の演算増幅器20
0の非反転入力端子の電圧を設定する。第1の演算増幅
器200の非反転入力端子の電圧は、第1の演算増幅器
200の出力端子の電圧、第2の演算増幅器203の出
力端子の電圧、および第1の抵抗器201および第3の
抵抗器204の値により決まる。電流が第1のノード1
00と第2のノード101との間のキャパシタンスを充
電し続けるにつれて、第2の演算増幅器203の出力端
子の電圧が降下し続ける。第1の演算増幅器200の非
反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧よりわずか
に降下すると、第1の演算増幅器200の出力がVccか
ら接地電位に切り替わる。第1の演算増幅器200の出
力電圧がVccから接地電位に切り替わるときの第2の演
算増幅器203の出力波形の電圧値(VHL)は、Vccの
値、第1の抵抗器201の値(R1)、および第3の抵
抗器204の値(R3)により以下のように決まる。 等式1 VHL=Vcc×((R1−R3)/(2×R1)) 第1の演算増幅器200の出力電圧が接地電位からVcc
に切り替わるときの第2の演算増幅器203の出力波形
の電圧値(VLH)は、Vccの値、第1の抵抗器201の
値(R1)、および第3の抵抗器204の値(R3)によ
り以下のように決まる。 等式2 VLH=Vcc×((R1+R3)/(2×R1)) 等式1および等式2は、第1の演算増幅器200の出力
電圧がVccから接地電位に、および接地電位からVccに
遷移を行なうときの第2の演算増幅器203の出力の電
圧値を与える。
04により形成される分圧器は、第1の演算増幅器20
0の非反転入力端子の電圧を設定する。第1の演算増幅
器200の非反転入力端子の電圧は、第1の演算増幅器
200の出力端子の電圧、第2の演算増幅器203の出
力端子の電圧、および第1の抵抗器201および第3の
抵抗器204の値により決まる。電流が第1のノード1
00と第2のノード101との間のキャパシタンスを充
電し続けるにつれて、第2の演算増幅器203の出力端
子の電圧が降下し続ける。第1の演算増幅器200の非
反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧よりわずか
に降下すると、第1の演算増幅器200の出力がVccか
ら接地電位に切り替わる。第1の演算増幅器200の出
力電圧がVccから接地電位に切り替わるときの第2の演
算増幅器203の出力波形の電圧値(VHL)は、Vccの
値、第1の抵抗器201の値(R1)、および第3の抵
抗器204の値(R3)により以下のように決まる。 等式1 VHL=Vcc×((R1−R3)/(2×R1)) 第1の演算増幅器200の出力電圧が接地電位からVcc
に切り替わるときの第2の演算増幅器203の出力波形
の電圧値(VLH)は、Vccの値、第1の抵抗器201の
値(R1)、および第3の抵抗器204の値(R3)によ
り以下のように決まる。 等式2 VLH=Vcc×((R1+R3)/(2×R1)) 等式1および等式2は、第1の演算増幅器200の出力
電圧がVccから接地電位に、および接地電位からVccに
遷移を行なうときの第2の演算増幅器203の出力の電
圧値を与える。
【0021】二重傾斜積分器は、電気的雑音が存在して
いるとき小さいキャパシタンス値を測定するのに特に適
している。第1および第2の二重傾斜積分器104およ
び105は共に、それらが結合しているそれぞれのノー
ドの間のキャパシタンスに関係する周波数を発生する。
これらのキャパシタンス値が小さいため、周波数の測定
には電気的雑音から生ずる誤差が入りやすい。二重傾斜
積分器は、キャパシタンスの測定時に電気的雑音の影響
を減らすように設計されている。第1および第2の二重
傾斜積分器104および105の各々により発生される
方形波出力信号の周波数は、電流の積分によって決ま
る。この積分には、第1のノード100と第2のノード
101との間および第3のノード102と第4のノード
103との間のキャパシタンスにかかる電圧に影響する
電気的雑音を平均するという効果がある。この平均化演
算は、第2の演算増幅器203の出力に対する電気的雑
音の影響を減らす。したがって、第1および第2の二重
傾斜積分器104および105からの方形波出力信号の
周波数は電気的雑音にあまり影響されない。
いるとき小さいキャパシタンス値を測定するのに特に適
している。第1および第2の二重傾斜積分器104およ
び105は共に、それらが結合しているそれぞれのノー
ドの間のキャパシタンスに関係する周波数を発生する。
これらのキャパシタンス値が小さいため、周波数の測定
には電気的雑音から生ずる誤差が入りやすい。二重傾斜
積分器は、キャパシタンスの測定時に電気的雑音の影響
を減らすように設計されている。第1および第2の二重
傾斜積分器104および105の各々により発生される
方形波出力信号の周波数は、電流の積分によって決ま
る。この積分には、第1のノード100と第2のノード
101との間および第3のノード102と第4のノード
103との間のキャパシタンスにかかる電圧に影響する
電気的雑音を平均するという効果がある。この平均化演
算は、第2の演算増幅器203の出力に対する電気的雑
音の影響を減らす。したがって、第1および第2の二重
傾斜積分器104および105からの方形波出力信号の
周波数は電気的雑音にあまり影響されない。
【0022】第1および第2の二重傾斜積分器104お
よび105が測定しようとするキャパシタンスの値は、
一般に非常に小さい。測定回路15は、ピコファラッド
(pF)のわずか10分の幾つかのキャパシタンスの変
化を測定する能力を有する必要がある場合がある。この
ため、測定回路15は、電気的雑音に高い免疫性を有す
るよう設計する必要のある場合がある。所定の供給電圧
(Vcc)で、第1および第2の二重傾斜積分器104お
よび105の雑音免疫性を最適にするために第1の抵抗
器201、第2の抵抗器202、および第3の抵抗器2
04の値を選択することに関係する幾つかの考察事項が
存在する。これら抵抗器の値が、方形波出力信号の周波
数が低くなりすぎるように選択されれば、第1のノード
100と第2のノード101との間のキャパシタンスを
充電する電流が非常に小さくなるので、電流雑音(たと
えば、増幅器の散弾雑音またはオペアンプのバイアス電
流)が周波数にかなり影響する可能性がある。これら抵
抗器の値が、方形波出力信号の周波数が高くなりすぎる
ように選択されれば、第1のノード100と第2のノー
ド101との間の電気的雑音が平均化される期間が非常
に短くなるので、第1のノード100と第2のノード1
01との間のキャパシタンスにかかる雑音電圧が周波数
にかなり影響する可能性がある。二重傾斜積分器の雑音
免疫性を最適にする操作は第1の抵抗器201、第2の
抵抗器202、および第3の抵抗器204の値を選択し
て電流雑音および電圧雑音の影響を釣り合わせることを
含んでいる。
よび105が測定しようとするキャパシタンスの値は、
一般に非常に小さい。測定回路15は、ピコファラッド
(pF)のわずか10分の幾つかのキャパシタンスの変
化を測定する能力を有する必要がある場合がある。この
ため、測定回路15は、電気的雑音に高い免疫性を有す
るよう設計する必要のある場合がある。所定の供給電圧
(Vcc)で、第1および第2の二重傾斜積分器104お
よび105の雑音免疫性を最適にするために第1の抵抗
器201、第2の抵抗器202、および第3の抵抗器2
04の値を選択することに関係する幾つかの考察事項が
存在する。これら抵抗器の値が、方形波出力信号の周波
数が低くなりすぎるように選択されれば、第1のノード
100と第2のノード101との間のキャパシタンスを
充電する電流が非常に小さくなるので、電流雑音(たと
えば、増幅器の散弾雑音またはオペアンプのバイアス電
流)が周波数にかなり影響する可能性がある。これら抵
抗器の値が、方形波出力信号の周波数が高くなりすぎる
ように選択されれば、第1のノード100と第2のノー
ド101との間の電気的雑音が平均化される期間が非常
に短くなるので、第1のノード100と第2のノード1
01との間のキャパシタンスにかかる雑音電圧が周波数
にかなり影響する可能性がある。二重傾斜積分器の雑音
免疫性を最適にする操作は第1の抵抗器201、第2の
抵抗器202、および第3の抵抗器204の値を選択し
て電流雑音および電圧雑音の影響を釣り合わせることを
含んでいる。
【0023】図2において、周波数測定装置106が第
1の演算増幅器200の出力端子に接続されている。周
波数測定装置106は、第1の演算増幅器200の出力
端子に発生される方形波の周波数を測定するのに必要な
ハードウェア(ばかりでなく、第2の二重傾斜積分器1
05の対応する演算増幅器に関する同様の測定を行なう
ためのハードウェアをも)備えている。第1および第2
の二重傾斜積分器104および105により発生される
方形波の周波数を判定するのに使用できる周波数測定装
置106の多様なハードウェア構成が存在する。
1の演算増幅器200の出力端子に接続されている。周
波数測定装置106は、第1の演算増幅器200の出力
端子に発生される方形波の周波数を測定するのに必要な
ハードウェア(ばかりでなく、第2の二重傾斜積分器1
05の対応する演算増幅器に関する同様の測定を行なう
ためのハードウェアをも)備えている。第1および第2
の二重傾斜積分器104および105により発生される
方形波の周波数を判定するのに使用できる周波数測定装
置106の多様なハードウェア構成が存在する。
【0024】周波数測定装置106の実施形態は、第1
のカウンタ107および第2のカウンタ108を備えて
いる。第1および第2の二重傾斜積分器回路104およ
び105により発生される方形波出力信号の各々は、二
つのカウンタのクロック入力端子の一方に接続すること
ができる。各方形波出力信号が低レベルから高レベルに
移ると、それぞれのカウンタがその出力信号を1だけ増
加させる。周波数測定装置106にある論理回路109
は、カウンタ出力を周期的にゼロにリセットする。そし
て、第1のカウンタ107および第2のカウンタ108
がリセットされてから、たとえば、論理回路109を動
作させるのに使用される所定数のクロックパルスをカウ
ントすることにより決まる所定の時間が経過したとき、
論理回路が第1のカウンタ107および第2のカウンタ
108の出力を読取る。カウンタの出力が蓄積される時
間間隔は、論理回路109を使用するクロックパルスの
数をカウントすることにより認識される。その時間間隔
にわたって生じた第1および第2の二重傾斜積分器回路
104および105の方形波出力信号の完全サイクルの
数は、カウンタの出力を読むことにより認識される。こ
れらの値を論理回路が使用して、第1および第2の二重
傾斜積分器回路104および105の各々の出力におけ
る周波数を計算できる。第1のカウンタ107および第
2のカウンタ108を使用して多数のカウンタ値を発生
し、結果を平均することにより別の雑音免疫性を得るこ
とができる。論理回路の代わりにファームウェアの制御
で動作するマイクロプロセッサを使用してカウンタをリ
セットし、カウンタ値を読み、このカウンタ値に基づき
方形波出力信号の周波数を判定することが可能である。
のカウンタ107および第2のカウンタ108を備えて
いる。第1および第2の二重傾斜積分器回路104およ
び105により発生される方形波出力信号の各々は、二
つのカウンタのクロック入力端子の一方に接続すること
ができる。各方形波出力信号が低レベルから高レベルに
移ると、それぞれのカウンタがその出力信号を1だけ増
加させる。周波数測定装置106にある論理回路109
は、カウンタ出力を周期的にゼロにリセットする。そし
て、第1のカウンタ107および第2のカウンタ108
がリセットされてから、たとえば、論理回路109を動
作させるのに使用される所定数のクロックパルスをカウ
ントすることにより決まる所定の時間が経過したとき、
論理回路が第1のカウンタ107および第2のカウンタ
108の出力を読取る。カウンタの出力が蓄積される時
間間隔は、論理回路109を使用するクロックパルスの
数をカウントすることにより認識される。その時間間隔
にわたって生じた第1および第2の二重傾斜積分器回路
104および105の方形波出力信号の完全サイクルの
数は、カウンタの出力を読むことにより認識される。こ
れらの値を論理回路が使用して、第1および第2の二重
傾斜積分器回路104および105の各々の出力におけ
る周波数を計算できる。第1のカウンタ107および第
2のカウンタ108を使用して多数のカウンタ値を発生
し、結果を平均することにより別の雑音免疫性を得るこ
とができる。論理回路の代わりにファームウェアの制御
で動作するマイクロプロセッサを使用してカウンタをリ
セットし、カウンタ値を読み、このカウンタ値に基づき
方形波出力信号の周波数を判定することが可能である。
【0025】代わりに、周波数測定装置106は、方形
波出力信号の各々をサンプリングし、第1および第2の
二重傾斜積分器104および105からの方形波出力信
号の各々の周波数を判定することにより実施できる。サ
ンプルの値に基づき、周波数測定装置106は方形波出
力信号の各々の周期を判定し、これから周波数を計算で
きる。サンプリングを使用して周波数を判定するのに、
周波数測定装置106は、特別に設計された論理回路を
使用することができ、またはファームウェアを実行して
サンプルから周波数を計算するマイクロプロセッサを使
用することができる。
波出力信号の各々をサンプリングし、第1および第2の
二重傾斜積分器104および105からの方形波出力信
号の各々の周波数を判定することにより実施できる。サ
ンプルの値に基づき、周波数測定装置106は方形波出
力信号の各々の周期を判定し、これから周波数を計算で
きる。サンプリングを使用して周波数を判定するのに、
周波数測定装置106は、特別に設計された論理回路を
使用することができ、またはファームウェアを実行して
サンプルから周波数を計算するマイクロプロセッサを使
用することができる。
【0026】周波数測定装置106は制御器31に結合
している。制御器31は各方形波出力信号の周波数を表
す値を読取る。周波数の値は、第1の板13と第2の板
14との間および第3の板17と第4の板18との間の
キャパシタンスが変化するにつれて変化する。制御器3
1によりアクセスされるルックアップテーブルを使用し
て、第2の二重傾斜積分器105により発生される方形
波の周波数を特定の媒体タイプに対応するルックアップ
テーブルの中の値に合わせて、媒体タイプを判定するこ
とができる。この媒体タイプを使用して制御器31がア
クセスするための複数のルックアップテーブルから一つ
を選定する。各ルックアップテーブルは、周波数の値を
多様な媒体タイプについて媒体の量と関連づけるデータ
を有している。第1の二重傾斜積分器104により発生
される方形波の周波数を検出された媒体タイプに対する
ルックアップテーブルの中の値に合わせて、媒体トレイ
12に存在する媒体の量を判定することができる。
している。制御器31は各方形波出力信号の周波数を表
す値を読取る。周波数の値は、第1の板13と第2の板
14との間および第3の板17と第4の板18との間の
キャパシタンスが変化するにつれて変化する。制御器3
1によりアクセスされるルックアップテーブルを使用し
て、第2の二重傾斜積分器105により発生される方形
波の周波数を特定の媒体タイプに対応するルックアップ
テーブルの中の値に合わせて、媒体タイプを判定するこ
とができる。この媒体タイプを使用して制御器31がア
クセスするための複数のルックアップテーブルから一つ
を選定する。各ルックアップテーブルは、周波数の値を
多様な媒体タイプについて媒体の量と関連づけるデータ
を有している。第1の二重傾斜積分器104により発生
される方形波の周波数を検出された媒体タイプに対する
ルックアップテーブルの中の値に合わせて、媒体トレイ
12に存在する媒体の量を判定することができる。
【0027】測定回路15の他の実施形態が可能であ
る。たとえば、測定回路は、第1の板13と第2の板1
4との間および第3の板17と第4の板18との間に時
間変化電圧を供給する信号源を備えることができる。抵
抗器を信号源と第1の板13および第3の板17の各々
との間に直列に接続する。第1の板13と第2の板14
との間および第3の板17と第4の板18との間に現わ
れる各電圧をアナログ/ディジタル変換器を使用して測
定する。このアナログ/ディジタル変換器の出力を制御
器31に接続する。
る。たとえば、測定回路は、第1の板13と第2の板1
4との間および第3の板17と第4の板18との間に時
間変化電圧を供給する信号源を備えることができる。抵
抗器を信号源と第1の板13および第3の板17の各々
との間に直列に接続する。第1の板13と第2の板14
との間および第3の板17と第4の板18との間に現わ
れる各電圧をアナログ/ディジタル変換器を使用して測
定する。このアナログ/ディジタル変換器の出力を制御
器31に接続する。
【0028】第3の板17および第4の板18にかかる
電圧の大きさは、これら板の間のキャパシタンスが増大
するにつれて減少する。媒体タイプが異なれば誘電率が
異なるから、第3の板17と第4の板18との間のキャ
パシタンスは媒体タイプによって変わる。アナログ/デ
ィジタル変換器で測定した第3の板17と第4の板18
との間の電圧の大きさを制御器31がアクセスするルッ
クアップテーブルの値に合わせて、媒体タイプを判定す
ることができる。電気的雑音についての懸念から、電圧
の平均化を行なうことが必要となる。
電圧の大きさは、これら板の間のキャパシタンスが増大
するにつれて減少する。媒体タイプが異なれば誘電率が
異なるから、第3の板17と第4の板18との間のキャ
パシタンスは媒体タイプによって変わる。アナログ/デ
ィジタル変換器で測定した第3の板17と第4の板18
との間の電圧の大きさを制御器31がアクセスするルッ
クアップテーブルの値に合わせて、媒体タイプを判定す
ることができる。電気的雑音についての懸念から、電圧
の平均化を行なうことが必要となる。
【0029】他のアナログ/ディジタル変換器は、第1
の板13と第2の板14との間の電圧を測定できる。先
に判定した媒体タイプを使用して、電圧測定値を特定の
媒体タイプについての媒体の量に合わせる、制御器31
がアクセスするための複数のルックアップテーブルのう
ち一つを選択する。第1の板13と第2の板14との間
の電圧の値がルックアップテーブルの中の最も近い値に
合致すれば、それが媒体量を示す。測定回路15のこの
実施形態の代わりの実施形態としては、第1の板13と
第2の板14および第3の板17と第4の板18にかか
る電圧の、キャパシタンスの変化にともなう(信号源に
対する)位相の変化を使用してルックアップテーブルか
ら媒体量および媒体タイプを判定できるものである。
の板13と第2の板14との間の電圧を測定できる。先
に判定した媒体タイプを使用して、電圧測定値を特定の
媒体タイプについての媒体の量に合わせる、制御器31
がアクセスするための複数のルックアップテーブルのう
ち一つを選択する。第1の板13と第2の板14との間
の電圧の値がルックアップテーブルの中の最も近い値に
合致すれば、それが媒体量を示す。測定回路15のこの
実施形態の代わりの実施形態としては、第1の板13と
第2の板14および第3の板17と第4の板18にかか
る電圧の、キャパシタンスの変化にともなう(信号源に
対する)位相の変化を使用してルックアップテーブルか
ら媒体量および媒体タイプを判定できるものである。
【0030】測定回路15の更に他の実施形態が可能で
ある。測定回路15のすべての実施形態の重要な機能的
能力は、第1の板13と第2の板14との間および第3
の板17と第4の板18との間にある誘電体の特性に関
連する値を有するパラメータを発生することである。こ
れら誘電体依存のパラメータを用いれば、それらが電圧
値、電流値、周波数、または類似のものであっても、制
御器31は、媒体タイプおよび媒体量を判定することが
できる。
ある。測定回路15のすべての実施形態の重要な機能的
能力は、第1の板13と第2の板14との間および第3
の板17と第4の板18との間にある誘電体の特性に関
連する値を有するパラメータを発生することである。こ
れら誘電体依存のパラメータを用いれば、それらが電圧
値、電流値、周波数、または類似のものであっても、制
御器31は、媒体タイプおよび媒体量を判定することが
できる。
【0031】図4に示してあるのは、媒体タイプ検知装
置の一実施形態の一部を示す簡略図である。媒体タイプ
検知装置は、第3の板17および第4の板18を備えて
いる。第3の板17および第4の板18は、電子写真式
プリンタ1の内側に対向して配置され、それらの間に予
想される最大の厚さの印刷媒体11の一単位が第3の板
17と第4の板18との間を通過できるのに十分な大き
さの隙間が存在するようにしている。板の間のキャパシ
タンスおよび印刷媒体11が隙間を移動するときの誘電
体の変化がキャパシタンスに及ぼす影響を極大にするた
めには第3の板17と第4の板18との間の隙間が比較
的狭いことが好ましいが、測定回路15および制御器3
1に必要な変更を施せば大きい隙間を使用できることを
認識すべきである。図4は電子写真式プリンタ1の内側
に配置された第3の板17および第4の板18を示して
いるが、これら板の配置は、電子写真式プリンタ1の内
側に限定されない。第3の板17および第4の板18
が、印刷媒体11の単一単位が第3の板17と第4の板
18との間を通過できるように配置されているかぎり、
印刷媒体11の特性は、板の位置に関係なく、媒体タイ
プ検知装置を使用して測定できる。第3の板17および
第4の板18を平行な長方形状として示してあるが、そ
れらの間に測定可能な信号を与えるに十分なキャパシタ
ンスが存在するかぎり、板はどんな形状およびどんな相
対位置のものとしてもよいことも認識すべきである。
置の一実施形態の一部を示す簡略図である。媒体タイプ
検知装置は、第3の板17および第4の板18を備えて
いる。第3の板17および第4の板18は、電子写真式
プリンタ1の内側に対向して配置され、それらの間に予
想される最大の厚さの印刷媒体11の一単位が第3の板
17と第4の板18との間を通過できるのに十分な大き
さの隙間が存在するようにしている。板の間のキャパシ
タンスおよび印刷媒体11が隙間を移動するときの誘電
体の変化がキャパシタンスに及ぼす影響を極大にするた
めには第3の板17と第4の板18との間の隙間が比較
的狭いことが好ましいが、測定回路15および制御器3
1に必要な変更を施せば大きい隙間を使用できることを
認識すべきである。図4は電子写真式プリンタ1の内側
に配置された第3の板17および第4の板18を示して
いるが、これら板の配置は、電子写真式プリンタ1の内
側に限定されない。第3の板17および第4の板18
が、印刷媒体11の単一単位が第3の板17と第4の板
18との間を通過できるように配置されているかぎり、
印刷媒体11の特性は、板の位置に関係なく、媒体タイ
プ検知装置を使用して測定できる。第3の板17および
第4の板18を平行な長方形状として示してあるが、そ
れらの間に測定可能な信号を与えるに十分なキャパシタ
ンスが存在するかぎり、板はどんな形状およびどんな相
対位置のものとしてもよいことも認識すべきである。
【0032】図5に示したのは、媒体量検知装置の一実
施形態の一部を示す簡略図である。媒体量検知装置は第
1の板13および第2の板14を備えている。第1の板
13は媒体トレイ12の蓋300の下面に取付けられ、
媒体トレイ12に印刷媒体11が一杯詰まっている状態
でスタックの最上部にある印刷媒体11の単位と第1の
板13の表面との間に非常に小さい隙間が存在するよう
に配置されている。第2の板14は、媒体トレイ12の
内側下面に配置されている。第1の板13と第2の板1
4との間に誘電体の可能なかぎり小さい部分が非印刷媒
体の誘電体から形成されことが望ましいが、必要な変更
を測定回路15および制御器31に施せば、非印刷媒体
の誘電体の更に大きい部分が作用することを認識すべき
である。更に、第1の板13および第2の板14を平行
な長方形状として示してあるが、キャパシタンスの変化
に伴い周波数の測定し得る変化が存在するかぎり、板は
どんな形状およびどんな相対位置のものでもよい。
施形態の一部を示す簡略図である。媒体量検知装置は第
1の板13および第2の板14を備えている。第1の板
13は媒体トレイ12の蓋300の下面に取付けられ、
媒体トレイ12に印刷媒体11が一杯詰まっている状態
でスタックの最上部にある印刷媒体11の単位と第1の
板13の表面との間に非常に小さい隙間が存在するよう
に配置されている。第2の板14は、媒体トレイ12の
内側下面に配置されている。第1の板13と第2の板1
4との間に誘電体の可能なかぎり小さい部分が非印刷媒
体の誘電体から形成されことが望ましいが、必要な変更
を測定回路15および制御器31に施せば、非印刷媒体
の誘電体の更に大きい部分が作用することを認識すべき
である。更に、第1の板13および第2の板14を平行
な長方形状として示してあるが、キャパシタンスの変化
に伴い周波数の測定し得る変化が存在するかぎり、板は
どんな形状およびどんな相対位置のものでもよい。
【0033】媒体タイプ検知装置の第3の板17および
第4の板18は、平行板コンデンサを形成している。平
行板コンデンサでは、板の面積が板の間の距離に対して
比較的大きければ、平行板コンデンサのキャパシタンス
は(空気誘電体を仮定)、板の面積に自由空間の誘電率
を乗じ且つ板の間の距離で除したものにほぼ等しい。空
気以外の誘電体については、キャパシタンスの値にその
誘電体に関連する誘電率を乗ずる。第3の板17と第4
の板18との間のキャパシタンスは、印刷媒体11の誘
電率によって変わる。第3の板17と第4の板18との
間のキャパシタンスは、一方が印刷媒体11の誘電率お
よび印刷媒体11の厚さに等しい板間隔を有し、他方が
空気の誘電率および第3の板17と第4の板18との間
の距離から印刷媒体の厚さを減じたものに等しい板間隔
を有する、直列を成す二つのコンデンサとして設計でき
る。直列に接続した二つのコンデンサの総キャパシタン
スは、各コンデンサのキャパシタンスの値の逆数の和の
逆数である。
第4の板18は、平行板コンデンサを形成している。平
行板コンデンサでは、板の面積が板の間の距離に対して
比較的大きければ、平行板コンデンサのキャパシタンス
は(空気誘電体を仮定)、板の面積に自由空間の誘電率
を乗じ且つ板の間の距離で除したものにほぼ等しい。空
気以外の誘電体については、キャパシタンスの値にその
誘電体に関連する誘電率を乗ずる。第3の板17と第4
の板18との間のキャパシタンスは、印刷媒体11の誘
電率によって変わる。第3の板17と第4の板18との
間のキャパシタンスは、一方が印刷媒体11の誘電率お
よび印刷媒体11の厚さに等しい板間隔を有し、他方が
空気の誘電率および第3の板17と第4の板18との間
の距離から印刷媒体の厚さを減じたものに等しい板間隔
を有する、直列を成す二つのコンデンサとして設計でき
る。直列に接続した二つのコンデンサの総キャパシタン
スは、各コンデンサのキャパシタンスの値の逆数の和の
逆数である。
【0034】第3のノード102および第4のノード1
03は、それぞれ、第4の板18および第3の板17に
電気的に結合している。第2の二重傾斜積分器105
は、第4のノード103と第3のノード102との間の
キャパシタンスに基づく周波数を有する方形波を発生す
る。周波数測定装置106は制御器31に結合してい
る。制御器31は、媒体タイプおよび媒体量を判定する
ために周波数測定装置106により測定された、第1お
よび第2の二重傾斜積分器104および105の周波数
を読取る。
03は、それぞれ、第4の板18および第3の板17に
電気的に結合している。第2の二重傾斜積分器105
は、第4のノード103と第3のノード102との間の
キャパシタンスに基づく周波数を有する方形波を発生す
る。周波数測定装置106は制御器31に結合してい
る。制御器31は、媒体タイプおよび媒体量を判定する
ために周波数測定装置106により測定された、第1お
よび第2の二重傾斜積分器104および105の周波数
を読取る。
【0035】各タイプの印刷媒体は、その材料の厚さお
よび誘電率を含むパラメータに基づき、第3の板17と
第4の板18との間に配置されたとき、特性キャパシタ
ンスを創出する。たとえば、紙(木材パルプおよび充填
材から構成されている)は、オーバヘッドに使用される
プラスチックとは異なる誘電率を有している。ラベル
(にかわおよび紙から構成されている)は、紙およびオ
ーバヘッドとは異なる誘電率を有している。材料による
誘電率の変化に加えて、印刷媒体11の誘電率は、印刷
媒体11の水分含有量および温度の変化に伴って変わる
が、この変化は比較的小さい。
よび誘電率を含むパラメータに基づき、第3の板17と
第4の板18との間に配置されたとき、特性キャパシタ
ンスを創出する。たとえば、紙(木材パルプおよび充填
材から構成されている)は、オーバヘッドに使用される
プラスチックとは異なる誘電率を有している。ラベル
(にかわおよび紙から構成されている)は、紙およびオ
ーバヘッドとは異なる誘電率を有している。材料による
誘電率の変化に加えて、印刷媒体11の誘電率は、印刷
媒体11の水分含有量および温度の変化に伴って変わる
が、この変化は比較的小さい。
【0036】先に述べたように、第2の二重傾斜積分器
105からの方形波出力信号の周波数は、第3の板17
と第4の板18との間のキャパシタンスが変化するにつ
れて変化する。第3の板17と第4の板18との間のキ
ャパシタンスは印刷媒体11のタイプで変化する。キャ
パシタンスが増大するにつれて、第2の二重傾斜積分器
105からの方形波出力信号の周波数は減少する。方形
波出力信号の周波数と印刷媒体のタイプとの間の経験的
関係を生成することができる。この経験的関係は媒体タ
イプルックアップテーブルとして制御器31によりアクセ
スされる。
105からの方形波出力信号の周波数は、第3の板17
と第4の板18との間のキャパシタンスが変化するにつ
れて変化する。第3の板17と第4の板18との間のキ
ャパシタンスは印刷媒体11のタイプで変化する。キャ
パシタンスが増大するにつれて、第2の二重傾斜積分器
105からの方形波出力信号の周波数は減少する。方形
波出力信号の周波数と印刷媒体のタイプとの間の経験的
関係を生成することができる。この経験的関係は媒体タ
イプルックアップテーブルとして制御器31によりアクセ
スされる。
【0037】同様に、第1の二重傾斜積分器104から
の方形波出力信号の周波数は、第1の板13と第2の板
14との間のキャパシタンスが変化するにつれて変化す
る。第1の板13と第2の板14との間のキャパシタン
スは、媒体トレイ12にある印刷媒体11の量が変化す
るにつれて変化する。他に、所定量の印刷媒体11につ
いては、キャパシタンスは媒体タイプが変化するにつれ
て変化する。固有のキャパシタンス特性を有する各媒体
タイプについては、第1の二重傾斜積分器104からの
方形波出力信号の周波数と媒体トレイ12にある印刷媒
体11の量との間に経験的関係を生成することができ
る。これらの経験的関係を使用して、制御器31がアク
セスする媒体量ルックアップテーブルが形成される。
の方形波出力信号の周波数は、第1の板13と第2の板
14との間のキャパシタンスが変化するにつれて変化す
る。第1の板13と第2の板14との間のキャパシタン
スは、媒体トレイ12にある印刷媒体11の量が変化す
るにつれて変化する。他に、所定量の印刷媒体11につ
いては、キャパシタンスは媒体タイプが変化するにつれ
て変化する。固有のキャパシタンス特性を有する各媒体
タイプについては、第1の二重傾斜積分器104からの
方形波出力信号の周波数と媒体トレイ12にある印刷媒
体11の量との間に経験的関係を生成することができ
る。これらの経験的関係を使用して、制御器31がアク
セスする媒体量ルックアップテーブルが形成される。
【0038】第1の板13と第2の板14との間および
第3の板17と第4の板18との間にかかる電圧の大き
さまたは位相を測定する測定回路15の代わりの実施形
態において、媒体タイプおよび媒体量のルックアップテ
ーブルを形成することもできる。これら実施形態に対す
るルックアップテーブルは、電圧の大きさまたは電圧の
位相を媒体タイプおよび媒体量に関連づけるデータを備
えている。
第3の板17と第4の板18との間にかかる電圧の大き
さまたは位相を測定する測定回路15の代わりの実施形
態において、媒体タイプおよび媒体量のルックアップテ
ーブルを形成することもできる。これら実施形態に対す
るルックアップテーブルは、電圧の大きさまたは電圧の
位相を媒体タイプおよび媒体量に関連づけるデータを備
えている。
【0039】制御器31は、第2の二重傾斜積分器10
5からの方形波出力信号の周波数をルックアップテーブ
ルの値と比較して第3の板17と第4の板18との間を
通過する印刷媒体のタイプを判定する。周波数がルック
アップテーブルに載っている値の周りの範囲内にあれ
ば、その媒体タイプをルックアップテーブルの値に対応
するものとして分類する。当該範囲は、その媒体タイプ
の個別単位間の差、環境の変化、および測定誤差による
誘電率の変化によって決まる。
5からの方形波出力信号の周波数をルックアップテーブ
ルの値と比較して第3の板17と第4の板18との間を
通過する印刷媒体のタイプを判定する。周波数がルック
アップテーブルに載っている値の周りの範囲内にあれ
ば、その媒体タイプをルックアップテーブルの値に対応
するものとして分類する。当該範囲は、その媒体タイプ
の個別単位間の差、環境の変化、および測定誤差による
誘電率の変化によって決まる。
【0040】媒体タイプは、互いに非常に近接した誘電
率を有していることがある。その場合には、ほぼ等しい
厚さに対して、第3の板17と第4の板18との間のキ
ャパシタンスは非常に近い可能性がある。これら印刷媒
体のタイプを区別するには、第2の二重傾斜積分器10
5を(たとえば、板により形成されるキャパシタンスの
充電率を制御する抵抗器の値を自動的に変えることによ
り)多数の周波数出力を発生するよう構成することがで
きる。材料が異なれば誘電率周波数応答が異なる可能性
があるため、この測定は材料を区別する方法を与える。
この特徴を備えるよう媒体タイプ検知装置を実施するに
は、測定を行なった他の周波数に対する他のルックアッ
プテーブルにアクセスできるような制御器31の構成を
必要とする。
率を有していることがある。その場合には、ほぼ等しい
厚さに対して、第3の板17と第4の板18との間のキ
ャパシタンスは非常に近い可能性がある。これら印刷媒
体のタイプを区別するには、第2の二重傾斜積分器10
5を(たとえば、板により形成されるキャパシタンスの
充電率を制御する抵抗器の値を自動的に変えることによ
り)多数の周波数出力を発生するよう構成することがで
きる。材料が異なれば誘電率周波数応答が異なる可能性
があるため、この測定は材料を区別する方法を与える。
この特徴を備えるよう媒体タイプ検知装置を実施するに
は、測定を行なった他の周波数に対する他のルックアッ
プテーブルにアクセスできるような制御器31の構成を
必要とする。
【0041】図6に示してあるのは、第3の板17と第
4の板18との間に配置される媒体11の誘電体の特性
を示す電気的モデルである。誘電率がほぼ等しい異なる
媒体タイプを区別する他の可能な方法には、媒体の誘電
損(キャパシタンス401と直列の抵抗器400として
モデル化してある)の測定および/または媒体を通る誘
電漏洩電流(キャパシタンス401と並列の抵抗器40
2としてモデル化してある)の測定がある。誘電損およ
び/または誘電漏洩電流は、誘電率がほぼ等しい異なる
媒体間で異なることがあることから、媒体タイプを区別
する方法を与える。誘電損または誘電漏洩電流の差異
は、板の間に媒体が存在する状態と存在しない状態との
間の位相または振幅の差(第3の板17と第4の板18
との間に電気信号を印加することから生ずる)を慎重に
測定することにより検出することができる。差の測定値
をルックアップテーブルの値と比較して媒体タイプを判
定できる。ルックアップテーブル中の媒体タイプは、板
の間のキャパシタンスおよび媒体11の誘電損および/
または誘電漏洩電流に関係するパラメータを使用するこ
とにより選定される。これを、一方の次元がキャパシタ
ンスで他方が誘電損および/または誘電漏洩電流である
二次元ルックアップテーブルと考える ことができる。
4の板18との間に配置される媒体11の誘電体の特性
を示す電気的モデルである。誘電率がほぼ等しい異なる
媒体タイプを区別する他の可能な方法には、媒体の誘電
損(キャパシタンス401と直列の抵抗器400として
モデル化してある)の測定および/または媒体を通る誘
電漏洩電流(キャパシタンス401と並列の抵抗器40
2としてモデル化してある)の測定がある。誘電損およ
び/または誘電漏洩電流は、誘電率がほぼ等しい異なる
媒体間で異なることがあることから、媒体タイプを区別
する方法を与える。誘電損または誘電漏洩電流の差異
は、板の間に媒体が存在する状態と存在しない状態との
間の位相または振幅の差(第3の板17と第4の板18
との間に電気信号を印加することから生ずる)を慎重に
測定することにより検出することができる。差の測定値
をルックアップテーブルの値と比較して媒体タイプを判
定できる。ルックアップテーブル中の媒体タイプは、板
の間のキャパシタンスおよび媒体11の誘電損および/
または誘電漏洩電流に関係するパラメータを使用するこ
とにより選定される。これを、一方の次元がキャパシタ
ンスで他方が誘電損および/または誘電漏洩電流である
二次元ルックアップテーブルと考える ことができる。
【0042】更に、同じ原理を使用して第1の板13と
第2の板14との間にある媒体量を判定することができ
る。媒体トレイ12にある媒体の量が減少するにつれ
て、第1の板13と第2の板14との間の誘電漏洩電流
が増大する。また、媒体トレイ12にある媒体の量が減
少するにつれて、媒体に関連する誘電損が減少する。第
1の板13と第2の板14との間に印加された電気信号
の位相または振幅の変化を測定し、これらをルックアッ
プテーブルの値と比較することにより、媒体量を判定で
きる。媒体タイプが異なるものの量が異なると、第1の
板13と第2の板14との間に値が非常に近いキャパシ
タンスを生ずる。誘電損および/または誘電漏洩電流の
測定を行なってこの情況における媒体量を判定できる。
媒体タイプまたは媒体量を判定するための誘電漏洩電流
の測定は、媒体と板とを接触させることにより最も良好
に実施できる。これを達成するためには、機械的手段を
使用して板と媒体11とを接触させればよい。
第2の板14との間にある媒体量を判定することができ
る。媒体トレイ12にある媒体の量が減少するにつれ
て、第1の板13と第2の板14との間の誘電漏洩電流
が増大する。また、媒体トレイ12にある媒体の量が減
少するにつれて、媒体に関連する誘電損が減少する。第
1の板13と第2の板14との間に印加された電気信号
の位相または振幅の変化を測定し、これらをルックアッ
プテーブルの値と比較することにより、媒体量を判定で
きる。媒体タイプが異なるものの量が異なると、第1の
板13と第2の板14との間に値が非常に近いキャパシ
タンスを生ずる。誘電損および/または誘電漏洩電流の
測定を行なってこの情況における媒体量を判定できる。
媒体タイプまたは媒体量を判定するための誘電漏洩電流
の測定は、媒体と板とを接触させることにより最も良好
に実施できる。これを達成するためには、機械的手段を
使用して板と媒体11とを接触させればよい。
【0043】媒体タイプの識別は、媒体トレイ12にあ
る印刷媒体11の量の測定に使用できる。加えて、媒体
タイプの識別を電子写真式プリンタ1が利用して、印刷
品位を最適にするために電子写真式印刷プロセスの調節
を行なうことができる。媒体タイプの情報は、電子写真
式複写機に同様に利用できる。更に、インクジェットプ
リンタ等の他のタイプの画像形成システムでは、印刷品
位を最適にするために媒体タイプの知識を印刷プロセス
の制御に役立てることができる。
る印刷媒体11の量の測定に使用できる。加えて、媒体
タイプの識別を電子写真式プリンタ1が利用して、印刷
品位を最適にするために電子写真式印刷プロセスの調節
を行なうことができる。媒体タイプの情報は、電子写真
式複写機に同様に利用できる。更に、インクジェットプ
リンタ等の他のタイプの画像形成システムでは、印刷品
位を最適にするために媒体タイプの知識を印刷プロセス
の制御に役立てることができる。
【0044】媒体量検知装置の第1の板13および第2
の板14は、平行板コンデンサを形成する。媒体トレイ
12が満杯のときの第1の板13と第2の板14との間
のキャパシタンスは印刷媒体11の誘電率によって変わ
る。更に、第1の板13と第2の板14との間のキャパ
シタンスは媒体トレイ12に装填されている印刷媒体1
1の量によって変わる。媒体トレイ12に印刷媒体11
が一杯に装填されていると、第1の板13と第2の板1
4との間のキャパシタンスは、媒体トレイ12が空の場
合より(印刷媒体11の誘電率にほぼ等しいファクタだ
け)大きい。媒体トレイ12が部分的に装填されている
と、キャパシタンス値は一杯の状態と空の状態との間に
ある。
の板14は、平行板コンデンサを形成する。媒体トレイ
12が満杯のときの第1の板13と第2の板14との間
のキャパシタンスは印刷媒体11の誘電率によって変わ
る。更に、第1の板13と第2の板14との間のキャパ
シタンスは媒体トレイ12に装填されている印刷媒体1
1の量によって変わる。媒体トレイ12に印刷媒体11
が一杯に装填されていると、第1の板13と第2の板1
4との間のキャパシタンスは、媒体トレイ12が空の場
合より(印刷媒体11の誘電率にほぼ等しいファクタだ
け)大きい。媒体トレイ12が部分的に装填されている
と、キャパシタンス値は一杯の状態と空の状態との間に
ある。
【0045】媒体トレイ12に印刷媒体11が部分的に
装填されている状態で、第1の板13と第2の板14と
の間のキャパシタンスは、一方が印刷媒体11の誘電率
および印刷媒体11のスタックの厚さに等しい板間隔を
有し、他方が空気の誘電率および第1の板13と第2の
板14との間の距離から印刷媒体11のスタックの厚さ
を減じたものに等しい板間隔を有する、直列を成す二つ
のコンデンサとして設計することができる。
装填されている状態で、第1の板13と第2の板14と
の間のキャパシタンスは、一方が印刷媒体11の誘電率
および印刷媒体11のスタックの厚さに等しい板間隔を
有し、他方が空気の誘電率および第1の板13と第2の
板14との間の距離から印刷媒体11のスタックの厚さ
を減じたものに等しい板間隔を有する、直列を成す二つ
のコンデンサとして設計することができる。
【0046】媒体トレイ12に入っている印刷媒体11
が消費されるにつれて、第1の板13と第2の板14と
の間のキャパシタンスは減少する。第1の板13と第2
の板14との間のキャパシタンスが減少するにつれて
(板13は第1のノード100に電気的に結合し、板1
4は第2のノード101に結合している)、第1の二重
傾斜積分器104からの方形波出力信号の周波数が増大
する。
が消費されるにつれて、第1の板13と第2の板14と
の間のキャパシタンスは減少する。第1の板13と第2
の板14との間のキャパシタンスが減少するにつれて
(板13は第1のノード100に電気的に結合し、板1
4は第2のノード101に結合している)、第1の二重
傾斜積分器104からの方形波出力信号の周波数が増大
する。
【0047】媒体タイプ検知装置を電子写真式プリンタ
1が備えていなければ、媒体量検知装置を使用して媒体
トレイ12に残っている印刷媒体11の量を推定するこ
とができる代わりの方法が存在する。通常、ホストコン
ピュータ30がデータを電子写真式プリンタ1に送る
と、そのデータに含まれているのは、印刷ジョブを完了
するのに必要な印刷媒体11の単位の数を指定する情報
である。代わりに、この情報がホストコンピュータ30
により与えられなければ、フォーマッタ29が印刷ジョ
ブを完了するのに必要な印刷媒体11の単位の数を決定
する。制御器31は、媒体量を判定するのに役立つキャ
リブレーションを行なうためにジョブサイズ情報を使用
できる。
1が備えていなければ、媒体量検知装置を使用して媒体
トレイ12に残っている印刷媒体11の量を推定するこ
とができる代わりの方法が存在する。通常、ホストコン
ピュータ30がデータを電子写真式プリンタ1に送る
と、そのデータに含まれているのは、印刷ジョブを完了
するのに必要な印刷媒体11の単位の数を指定する情報
である。代わりに、この情報がホストコンピュータ30
により与えられなければ、フォーマッタ29が印刷ジョ
ブを完了するのに必要な印刷媒体11の単位の数を決定
する。制御器31は、媒体量を判定するのに役立つキャ
リブレーションを行なうためにジョブサイズ情報を使用
できる。
【0048】これを行なうことができる一つの方法は、
以下のとおりである。印刷ジョブを始める前に、制御器
31は、周波数測定装置106を使用して、第1の二重
傾斜積分器104により発生される方形波出力信号の測
定を行なう。印刷媒体11の各連続単位が媒体トレイ1
2から取出されるにつれて、方形波出力信号の周波数の
測定が制御器31により行なわれる。印刷ジョブで処理
される印刷媒体11の単位の数の関数としての、方形波
出力信号の周波数の変化の関係は、媒体トレイ12にあ
る印刷媒体11のタイプの特性である。制御器31は、
この経験的測定関係を利用して、媒体トレイ12に残っ
ている媒体の量を判定するのに使用されるルックアップ
テーブルを選定する。
以下のとおりである。印刷ジョブを始める前に、制御器
31は、周波数測定装置106を使用して、第1の二重
傾斜積分器104により発生される方形波出力信号の測
定を行なう。印刷媒体11の各連続単位が媒体トレイ1
2から取出されるにつれて、方形波出力信号の周波数の
測定が制御器31により行なわれる。印刷ジョブで処理
される印刷媒体11の単位の数の関数としての、方形波
出力信号の周波数の変化の関係は、媒体トレイ12にあ
る印刷媒体11のタイプの特性である。制御器31は、
この経験的測定関係を利用して、媒体トレイ12に残っ
ている媒体の量を判定するのに使用されるルックアップ
テーブルを選定する。
【0049】印刷媒体11の単位が媒体トレイ12から
取出されるとき連続する周波数測定値を使用しなくて
も、媒体量の測定はやはり可能である。この場合には、
媒体量検知装置は標準重量の紙に基づく単一ルックアッ
プテーブルを使用する。標準重量の紙以外の媒体タイプ
については、媒体量検知装置の出力は、媒体トレイ12
に残っている印刷媒体の量の近似値である。
取出されるとき連続する周波数測定値を使用しなくて
も、媒体量の測定はやはり可能である。この場合には、
媒体量検知装置は標準重量の紙に基づく単一ルックアッ
プテーブルを使用する。標準重量の紙以外の媒体タイプ
については、媒体量検知装置の出力は、媒体トレイ12
に残っている印刷媒体の量の近似値である。
【0050】媒体トレイ12に入っている媒体の量およ
びタイプは、ユーザが電子写真式プリンタ1の前面パネ
ルからアクセスするのに利用できる。代わりに、制御器
31が媒体のタイプおよび量の情報をフォーマッタ29
に送り、ホストコンピュータ30がその情報を電子写真
式プリンタ1からロードすることができる。
びタイプは、ユーザが電子写真式プリンタ1の前面パネ
ルからアクセスするのに利用できる。代わりに、制御器
31が媒体のタイプおよび量の情報をフォーマッタ29
に送り、ホストコンピュータ30がその情報を電子写真
式プリンタ1からロードすることができる。
【0051】開示した媒体量検知装置および媒体タイプ
検知装置の実施形態には、これらの装置を媒体の量を判
定し媒体のタイプを判定するタスクに特に適するように
する幾つかの性能特性がある。たとえば、検知装置を媒
体に接触させる必要がなくて、媒体を損傷する危険度を
下げ且つ媒体が詰まる危険度を下げる他に、検知装置は
紙繊維等の汚染物質によりその有効性を低下させる可能
性のある光学構成要素を備えてもいない。加えて、媒体
量検知装置および媒体タイプ検知装置は、媒体量および
媒体タイプのそのそれぞれの判定を画像形成システムに
使用される可能性のあるすべての異なる媒体タイプに関
して行なう能力を有している。更に、媒体量検知装置お
よび媒体タイプ検知装置の実施形態は、低価格の実施に
よく適している。他に、媒体量検知装置および媒体タイ
プ検知装置の実施形態を、印刷が行なわれている間にお
よび画像形成システムの処理量に与える影響を極小にす
るよう構成することができる。
検知装置の実施形態には、これらの装置を媒体の量を判
定し媒体のタイプを判定するタスクに特に適するように
する幾つかの性能特性がある。たとえば、検知装置を媒
体に接触させる必要がなくて、媒体を損傷する危険度を
下げ且つ媒体が詰まる危険度を下げる他に、検知装置は
紙繊維等の汚染物質によりその有効性を低下させる可能
性のある光学構成要素を備えてもいない。加えて、媒体
量検知装置および媒体タイプ検知装置は、媒体量および
媒体タイプのそのそれぞれの判定を画像形成システムに
使用される可能性のあるすべての異なる媒体タイプに関
して行なう能力を有している。更に、媒体量検知装置お
よび媒体タイプ検知装置の実施形態は、低価格の実施に
よく適している。他に、媒体量検知装置および媒体タイ
プ検知装置の実施形態を、印刷が行なわれている間にお
よび画像形成システムの処理量に与える影響を極小にす
るよう構成することができる。
【0052】媒体量検知装置および媒体タイプ検知装置
の開示した実施形態は共に、それらが使用される画像形
成システムに実質的な性能利益を与える。制御器31に
より判定される媒体タイプはユーザに媒体トレイ12に
装填した媒体のタイプを判定させるので、ユーザは媒体
が印刷ジョブに適しているか否かを判定することができ
る。更に、制御器31により判定される媒体タイプの情
報は、画像形成システムが画像形成プロセスを最適化す
るのに使用できる。
の開示した実施形態は共に、それらが使用される画像形
成システムに実質的な性能利益を与える。制御器31に
より判定される媒体タイプはユーザに媒体トレイ12に
装填した媒体のタイプを判定させるので、ユーザは媒体
が印刷ジョブに適しているか否かを判定することができ
る。更に、制御器31により判定される媒体タイプの情
報は、画像形成システムが画像形成プロセスを最適化す
るのに使用できる。
【0053】媒体タイプ検知装置の他の可能な有益な用
途は、媒体トレイ12にある媒体タイプが印刷ジョブに
必要なタイプに合っているか否かを判定することにあ
る。ホストコンピュータ30が、印刷データとともに、
印刷を行なおうとする媒体のタイプを指定する情報を与
えれば、制御器31は、所望の媒体が媒体トレイ12に
装填されたことを確認するために、媒体タイプ検知装置
から得た媒体タイプ情報をホストコンピュータ30によ
り与えられた情報と比較することができる。媒体トレイ
12にある実際の媒体と印刷ジョブに必要な媒体とが対
応していなければ、制御器31は、ホストコンピュータ
30に指示し、ホストコンピュータ30は、ユーザに指
示して交換作業の機会を与えることができる。
途は、媒体トレイ12にある媒体タイプが印刷ジョブに
必要なタイプに合っているか否かを判定することにあ
る。ホストコンピュータ30が、印刷データとともに、
印刷を行なおうとする媒体のタイプを指定する情報を与
えれば、制御器31は、所望の媒体が媒体トレイ12に
装填されたことを確認するために、媒体タイプ検知装置
から得た媒体タイプ情報をホストコンピュータ30によ
り与えられた情報と比較することができる。媒体トレイ
12にある実際の媒体と印刷ジョブに必要な媒体とが対
応していなければ、制御器31は、ホストコンピュータ
30に指示し、ホストコンピュータ30は、ユーザに指
示して交換作業の機会を与えることができる。
【0054】媒体量検知装置の更に他の可能な有益な用
途は、媒体トレイ12にある媒体の量についてユーザに
前向きに知らせることにある。ホストコンピュータ30
が印刷ジョブを完了するのに必要な印刷媒体11の単位
の数を指定する印刷ジョブ情報を与えたとすれば、電子
写真式プリンタ1は、媒体量検知装置からの媒体量情報
を使用してユーザに、印刷ジョブを完了するのに十分な
単位の印刷媒体11が存在しているか否かを知らせるこ
とができる。これによりユーザは、印刷ジョブを一層効
率よく完了できる。更に一般的に言えば、電子写真式プ
リンタ1は、媒体量検知装置からの情報を使用してユー
ザに、直接にまたはホストを介して、媒体トレイ12が
空に近いことを知らせることができる。これによりユー
ザは適切な処置をとることができる。
途は、媒体トレイ12にある媒体の量についてユーザに
前向きに知らせることにある。ホストコンピュータ30
が印刷ジョブを完了するのに必要な印刷媒体11の単位
の数を指定する印刷ジョブ情報を与えたとすれば、電子
写真式プリンタ1は、媒体量検知装置からの媒体量情報
を使用してユーザに、印刷ジョブを完了するのに十分な
単位の印刷媒体11が存在しているか否かを知らせるこ
とができる。これによりユーザは、印刷ジョブを一層効
率よく完了できる。更に一般的に言えば、電子写真式プ
リンタ1は、媒体量検知装置からの情報を使用してユー
ザに、直接にまたはホストを介して、媒体トレイ12が
空に近いことを知らせることができる。これによりユー
ザは適切な処置をとることができる。
【0055】図7に示してあるのは、媒体タイプ検知装
置および媒体量検知装置の開示した実施形態を使用する
方法を示す高レベルフローチャートである。ステップ5
00で、媒体を第3の板17と第4の板18との間で移
動させる。次に、ステップ502で、第2の二重傾斜積
分器105が第3の板17と第4の板18との間のキャ
パシタンスによって決まる周波数を有する方形波出力信
号を発生する。次に、ステップ504で、周波数測定装
置106が方形波出力信号の周波数に関係する第1のパ
ラメータを発生する。次に、ステップ506で、制御器
31が周波数測定装置106からの第1のパラメータを
読取る。次に、ステップ508で、制御器31が第1の
パラメータを使用して媒体タイプルックアップテーブル
から媒体タイプを判定する。次に、ステップ510で、
第1の二重傾斜積分器104が第1の板13と第2の板
14との間のキャパシタンスによって決まる周波数を有
する方形波出力信号を発生する。次に、ステップ512
で、周波数測定装置106が方形波出力信号の周波数に
関係する第2のパラメータを発生する。次に、ステップ
514で、制御器31が周波数測定装置106からの第
2のパラメータを読取る。次に、ステップ516で、制
御器31が媒体タイプ情報を使用して媒体量ルックアッ
プテーブルを選択する。最後に、ステップ518で、制
御器31が第2のパラメータを使用して選択した媒体量
ルックアップテーブルにアクセスし、媒体量を判定す
る。
置および媒体量検知装置の開示した実施形態を使用する
方法を示す高レベルフローチャートである。ステップ5
00で、媒体を第3の板17と第4の板18との間で移
動させる。次に、ステップ502で、第2の二重傾斜積
分器105が第3の板17と第4の板18との間のキャ
パシタンスによって決まる周波数を有する方形波出力信
号を発生する。次に、ステップ504で、周波数測定装
置106が方形波出力信号の周波数に関係する第1のパ
ラメータを発生する。次に、ステップ506で、制御器
31が周波数測定装置106からの第1のパラメータを
読取る。次に、ステップ508で、制御器31が第1の
パラメータを使用して媒体タイプルックアップテーブル
から媒体タイプを判定する。次に、ステップ510で、
第1の二重傾斜積分器104が第1の板13と第2の板
14との間のキャパシタンスによって決まる周波数を有
する方形波出力信号を発生する。次に、ステップ512
で、周波数測定装置106が方形波出力信号の周波数に
関係する第2のパラメータを発生する。次に、ステップ
514で、制御器31が周波数測定装置106からの第
2のパラメータを読取る。次に、ステップ516で、制
御器31が媒体タイプ情報を使用して媒体量ルックアッ
プテーブルを選択する。最後に、ステップ518で、制
御器31が第2のパラメータを使用して選択した媒体量
ルックアップテーブルにアクセスし、媒体量を判定す
る。
【0056】本発明の幾つかの実施形態を例示し、それ
らの形態を説明してきたが、当業者には、本発明の精神
からまたは特許請求の範囲から逸脱することなく、それ
らの実施形態に種々の変更を加え得ることが容易に明ら
かである。
らの形態を説明してきたが、当業者には、本発明の精神
からまたは特許請求の範囲から逸脱することなく、それ
らの実施形態に種々の変更を加え得ることが容易に明ら
かである。
【0057】以下に、本発明の実施形態を要約する。 1.媒体(11)上に画像を形成するシステム(1)に
おいて、媒体入力装置(12)にある媒体(11)の量
に関連する第1のパラメータを発生する媒体パラメータ
発生装置であって、第1の電極(13)と、前記第1の
電極(13)に対向して配置され、前記媒体入力装置
(12)にある前記媒体(11)を前記第1の電極(1
3)との間に配置するようにした第2の電極(14)
と、前記第1の電極(13)および前記第2の電極(1
4)に結合しており、前記第1の電極(13)と前記第
2の電極(14)との間にある誘電体の第1の特性に基
づき前記第1のパラメータを発生するよう構成されてい
る測定回路(15)と、を備えてなることを特徴とする
媒体パラメータ発生装置。
おいて、媒体入力装置(12)にある媒体(11)の量
に関連する第1のパラメータを発生する媒体パラメータ
発生装置であって、第1の電極(13)と、前記第1の
電極(13)に対向して配置され、前記媒体入力装置
(12)にある前記媒体(11)を前記第1の電極(1
3)との間に配置するようにした第2の電極(14)
と、前記第1の電極(13)および前記第2の電極(1
4)に結合しており、前記第1の電極(13)と前記第
2の電極(14)との間にある誘電体の第1の特性に基
づき前記第1のパラメータを発生するよう構成されてい
る測定回路(15)と、を備えてなることを特徴とする
媒体パラメータ発生装置。
【0058】2.更に、前記第1のパラメータを前記測
定回路(15)から受取り、前記第1のパラメータに基
づき前記媒体入力装置(12)にある前記媒体(11)
の量を判定するよう構成されている制御器(31)、を
備えてなることを特徴とする上記1に記載の媒体パラメ
ータ発生装置。
定回路(15)から受取り、前記第1のパラメータに基
づき前記媒体入力装置(12)にある前記媒体(11)
の量を判定するよう構成されている制御器(31)、を
備えてなることを特徴とする上記1に記載の媒体パラメ
ータ発生装置。
【0059】3.前記制御器(31)が、少なくとも一
つのルックアップテーブルにアクセスして前記第1のパ
ラメータと比較し、前記媒体(11)の量を判定する構
成を備え、前記誘電体の第1の特性には前記媒体(1
1)の誘電率が含まれていることを特徴とする上記2に
記載の媒体パラメータ発生装置。
つのルックアップテーブルにアクセスして前記第1のパ
ラメータと比較し、前記媒体(11)の量を判定する構
成を備え、前記誘電体の第1の特性には前記媒体(1
1)の誘電率が含まれていることを特徴とする上記2に
記載の媒体パラメータ発生装置。
【0060】4.前記制御器(31)が、各々が前記媒
体(11)のタイプに対応する複数のルックアップテー
ブルにアクセスする構成を備え、且つ前記制御器(3
1)が、前記媒体入力装置(12)にある前記媒体(1
1)に関連する情報に基づき前記ルックアップテーブル
のうち一つを選択して前記第1のパラメータと比較する
構成を備えていることを特徴とする上記3に記載の媒体
パラメータ発生装置。
体(11)のタイプに対応する複数のルックアップテー
ブルにアクセスする構成を備え、且つ前記制御器(3
1)が、前記媒体入力装置(12)にある前記媒体(1
1)に関連する情報に基づき前記ルックアップテーブル
のうち一つを選択して前記第1のパラメータと比較する
構成を備えていることを特徴とする上記3に記載の媒体
パラメータ発生装置。
【0061】5.第1の電極(13)、第2の電極(1
4)、および媒体入力装置(12)を備え、媒体(1
1)上に画像を形成するシステム(1)において、前記
媒体入力装置(12)にある前記媒体(11)の量を判
定する媒体量判定方法であって、前記第1の電極(1
3)と前記第2の電極(14)との間にある誘電体の第
1の特性に基づき第1の値を発生するステップと、前記
第1の値に基づき前記媒体入力装置(12)にある前記
媒体(11)の量を判定するステップと、を備えている
ことを特徴とする媒体量判定方法。
4)、および媒体入力装置(12)を備え、媒体(1
1)上に画像を形成するシステム(1)において、前記
媒体入力装置(12)にある前記媒体(11)の量を判
定する媒体量判定方法であって、前記第1の電極(1
3)と前記第2の電極(14)との間にある誘電体の第
1の特性に基づき第1の値を発生するステップと、前記
第1の値に基づき前記媒体入力装置(12)にある前記
媒体(11)の量を判定するステップと、を備えている
ことを特徴とする媒体量判定方法。
【0062】6.前記媒体(11)の量を判定するステ
ップには、前記第1の値を少なくとも一つのルックアッ
プテーブルと比較するステップが含まれることを特徴と
する上記5に記載の媒体量判定方法。
ップには、前記第1の値を少なくとも一つのルックアッ
プテーブルと比較するステップが含まれることを特徴と
する上記5に記載の媒体量判定方法。
【0063】7.更に、前記第1の値を発生してから行
なわれ、前記媒体入力装置(12)から前記媒体(1
1)の一単位を取出すステップと、前記媒体(11)の
一単位を取出してから行なわれ、前記誘電体の前記第1
の特性に基づき第2の値を発生するステップと、を備
え、前記媒体(11)の量を判定するステップには、前
記第1の値および前記第2の値に基づき前記ルックアッ
プテーブルを選択して前記第1の値と比較するステップ
が含まれていることを特徴とする上記6に記載の媒体量
判定方法。
なわれ、前記媒体入力装置(12)から前記媒体(1
1)の一単位を取出すステップと、前記媒体(11)の
一単位を取出してから行なわれ、前記誘電体の前記第1
の特性に基づき第2の値を発生するステップと、を備
え、前記媒体(11)の量を判定するステップには、前
記第1の値および前記第2の値に基づき前記ルックアッ
プテーブルを選択して前記第1の値と比較するステップ
が含まれていることを特徴とする上記6に記載の媒体量
判定方法。
【0064】8.媒体入力装置(12)から装填される
媒体(11)上に画像を形成する画像形成システム
(1)であって、画像形成装置(32)と、前記画像形
成装置(32)に結合し、前記媒体入力装置(12)に
ある前記媒体(11)の量を判定する装置であって、第
1の電極(13)と、前記媒体(11)を前記第1の電
極(13)と第2の電極(14)との間で前記媒体入力
装置(12)に配置できるように前記第1の電極(1
3)に対向して配置された第2の電極(14)と、前記
第1の電極(13)および前記第2の電極(14)に結
合し、前記第1の電極(13)と前記第2の電極(1
4)との間にある誘電体の第1の特性に基づき第1のパ
ラメータを発生するよう構成された測定回路(15)
と、前記測定回路(15)から前記第1のパラメータを
受け取るよう配置され、前記第1のパラメータに基づき
前記媒体入力装置(12)にある前記媒体(11)の量
を判定する制御器(31)と、を備えている装置と、を
備えてなることを特徴とする画像形成システム(1)。
媒体(11)上に画像を形成する画像形成システム
(1)であって、画像形成装置(32)と、前記画像形
成装置(32)に結合し、前記媒体入力装置(12)に
ある前記媒体(11)の量を判定する装置であって、第
1の電極(13)と、前記媒体(11)を前記第1の電
極(13)と第2の電極(14)との間で前記媒体入力
装置(12)に配置できるように前記第1の電極(1
3)に対向して配置された第2の電極(14)と、前記
第1の電極(13)および前記第2の電極(14)に結
合し、前記第1の電極(13)と前記第2の電極(1
4)との間にある誘電体の第1の特性に基づき第1のパ
ラメータを発生するよう構成された測定回路(15)
と、前記測定回路(15)から前記第1のパラメータを
受け取るよう配置され、前記第1のパラメータに基づき
前記媒体入力装置(12)にある前記媒体(11)の量
を判定する制御器(31)と、を備えている装置と、を
備えてなることを特徴とする画像形成システム(1)。
【0065】9.更に、第3の電極(17)と、前記第
3の電極(17)に対向して配置され、前記媒体(1
1)が前記媒体入力装置(12)から前記第3の電極
(17)との間に移動するようにした第4の電極(1
8)とを備え、前記第3の電極(17)および前記第4
の電極(18)が前記測定回路(15)に結合し、前記
測定回路(15)は、前記第3の電極(17)と前記第
4の電極(18)との間にある誘電体の第2の特性に基
づき第2のパラメータを発生するよう構成されているこ
とを特徴とする上記8に記載の画像形成システム
(1)。
3の電極(17)に対向して配置され、前記媒体(1
1)が前記媒体入力装置(12)から前記第3の電極
(17)との間に移動するようにした第4の電極(1
8)とを備え、前記第3の電極(17)および前記第4
の電極(18)が前記測定回路(15)に結合し、前記
測定回路(15)は、前記第3の電極(17)と前記第
4の電極(18)との間にある誘電体の第2の特性に基
づき第2のパラメータを発生するよう構成されているこ
とを特徴とする上記8に記載の画像形成システム
(1)。
【0066】10.前記第1のパラメータには第1の周
波数が含まれ、前記第2のパラメータには第2の周波数
が含まれ、前記制御器(31)は、前記第2の周波数に
基づき前記第1の周波数と比較するための前記ルックア
ップテーブルを選択する構成を備え、前記測定回路(1
5)は、前記媒体(11)の誘電率を備えた誘電体の前
記第1の特性により前記第1の周波数を発生する第1の
回路(104)を備え、前記測定回路(15)は、前記
媒体(11)の誘電率を備えた誘電体の前記第2の特性
により前記第2の周波数を発生する第2の回路(10
5)を備え、前記媒体(11)上に画像を形成する前記
システム(1)は、電子写真式印刷システム(1)を備
えている、ことを特徴とする上記9に記載の画像形成シ
ステム(1)。
波数が含まれ、前記第2のパラメータには第2の周波数
が含まれ、前記制御器(31)は、前記第2の周波数に
基づき前記第1の周波数と比較するための前記ルックア
ップテーブルを選択する構成を備え、前記測定回路(1
5)は、前記媒体(11)の誘電率を備えた誘電体の前
記第1の特性により前記第1の周波数を発生する第1の
回路(104)を備え、前記測定回路(15)は、前記
媒体(11)の誘電率を備えた誘電体の前記第2の特性
により前記第2の周波数を発生する第2の回路(10
5)を備え、前記媒体(11)上に画像を形成する前記
システム(1)は、電子写真式印刷システム(1)を備
えている、ことを特徴とする上記9に記載の画像形成シ
ステム(1)。
【0067】
【発明の効果】上述したように、本発明の媒体パラメー
タ発生装置は、第1の電極と、前記第1の電極に対向し
て配置された第2の電極と、前記第1の電極および前記
第2の電極に結合しており、前記第1の電極と前記第2
の電極との間にある誘電体の第1の特性に基づき媒体の
量に関連する第1のパラメータを発生するよう構成され
ている測定回路と、を備えてなっており、媒体の量を正
確に判定することができる。また、本発明の媒体パラメ
ータ発生装置は、構成が簡単であり、低価格で提供する
ことができる。
タ発生装置は、第1の電極と、前記第1の電極に対向し
て配置された第2の電極と、前記第1の電極および前記
第2の電極に結合しており、前記第1の電極と前記第2
の電極との間にある誘電体の第1の特性に基づき媒体の
量に関連する第1のパラメータを発生するよう構成され
ている測定回路と、を備えてなっており、媒体の量を正
確に判定することができる。また、本発明の媒体パラメ
ータ発生装置は、構成が簡単であり、低価格で提供する
ことができる。
【図1】媒体タイプ検知装置および媒体量検知装置の実
施形態を備えた電子写真式プリンタの簡略断面図であ
る。
施形態を備えた電子写真式プリンタの簡略断面図であ
る。
【図2】測定回路を概略的に示す簡略ブロック図であ
る。
る。
【図3】二重傾斜積分器を概略的に示す簡略回路図であ
る。
る。
【図4】媒体タイプ検知装置の実施形態の一部を示す簡
略側面図である。
略側面図である。
【図5】媒体量検知装置の実施形態の一部を示す簡略側
面図である。
面図である。
【図6】図4に示す第3の板と第4の板との間の誘電体
の簡略電気的モデルを示す図である。
の簡略電気的モデルを示す図である。
【図7】媒体タイプ検知装置および媒体量検知装置を使
用する方法を示す高レベルフローチャートである。
用する方法を示す高レベルフローチャートである。
1 電子写真式プリンタ(画像形成システム) 11 印刷媒体(媒体) 12 媒体トレイ(媒体入力装置) 13 第1の板(第1の電極) 14 第2の板(第2の電極) 15 測定回路 17 第3の板(第3の電極) 18 第4の板(第4の電極) 31 制御器 32 画像形成装置 104 二重傾斜積分器回路(第1の回路) 105 二重傾斜積分器回路(第2の回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クインティン・ティー・フィリップス アメリカ合衆国 アイダホ州, ボイセ, ゴールデンロッド 11720 (72)発明者 ジェフリー・エス・ウィーヴァー アメリカ合衆国 アイダホ州, ボイセ, エヌ・マース・プレイス 4731
Claims (1)
- 【請求項1】 媒体(11)上に画像を形成するシステ
ム(1)において、媒体入力装置(12)にある媒体
(11)の量に関連する第1のパラメータを発生する媒
体パラメータ発生装置であって、 第1の電極(13)と、 前記第1の電極(13)に対向して配置され、前記媒体
入力装置(12)にある前記媒体(11)を前記第1の
電極(13)との間に配置するようにした第2の電極
(14)と、 前記第1の電極(13)および前記第2の電極(14)
に結合しており、前記第1の電極(13)と前記第2の
電極(14)との間にある誘電体の第1の特性に基づき
前記第1のパラメータを発生するよう構成されている測
定回路(15)と、を備えてなることを特徴とする媒体
パラメータ発生装置。
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1999
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-
2000
- 2000-06-20 GB GB0015126A patent/GB2351809B/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-06-30 JP JP2000198749A patent/JP2001018500A/ja active Pending
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---|---|
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