JP2001018482A - 電子機器の樹脂製外装カバー取り付け構造 - Google Patents

電子機器の樹脂製外装カバー取り付け構造

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JP2001018482A
JP2001018482A JP11191786A JP19178699A JP2001018482A JP 2001018482 A JP2001018482 A JP 2001018482A JP 11191786 A JP11191786 A JP 11191786A JP 19178699 A JP19178699 A JP 19178699A JP 2001018482 A JP2001018482 A JP 2001018482A
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JP
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exterior cover
screw
resin
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outer cover
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JP11191786A
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English (en)
Inventor
Masayuki Takashima
政幸 高島
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生処理コストを下げるための1つとして、
電子機器から取り外しやすい樹脂製外装カバー取り付け
構造を提供する。 【解決手段】 外装カバー1の凹部1a内へ樹脂製支持
部材5を嵌着し、これを介してねじ2を構造体3に捩じ
込んで外装カバー1をねじ止め固定する。樹脂製支持部
材5は、ねじ2を挿通させる小径管部5aとねじ2の頭
部を囲む大径管部5bとの間を連結するたたき面部5c
が、ハンマーのようなものである程度強く叩くと割れる
程度の厚さに形成してある。たたき面部1cを破断させ
ると、ねじ2が小径管部5aごと外装カバー1から離れ
るため、ねじ2をドライバで回して外すという作業が不
要になり、外装カバー1が構造体3から容易に取り外せ
るようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器、例えば複
写機、プリンタ、ファクシミリ等の機器の樹脂製外装カ
バーに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年の
電子機器、例えば複写機やファクシミリ等の画像形成装
置でも、省資源という観点から種々の構成部材のリサイ
クルへの対応が始められてきている。もちろん樹脂製外
装カバーもリサイクル対象となっており、回収した電子
機器から樹脂製外装カバーを外して粉砕し、その後に再
成形し、再生カバーとして再利用するようになってきて
いる。
【0003】ところで従来の電子機器、例えば図1に示
す複写機のような装置では、図2に示すように外装カバ
ー1を止めねじ2で構造体3に固定しているが、勿論そ
の取り外し時には止めねじ2を外す必要がある。止めね
じ2は、一般的には図2に示すように、デザイン上から
止めねじ2を目立たないようにするため、外装カバー1
のねじ止め箇所を一段低めて凹部1aを形成し、凹部1
aの中央部で止めねじ2をねじ込むようになっている。
【0004】このデザイン上でねじが目立たないように
するためにくぼみ1aを設けるという構造では、くぼみ
1a内でねじ2の外周スペースが狭くなるために、入り
込んだゴミ4がこびりつきやすく、また拭き取り難いの
が現状である。外装カバー1を構造体3から取り外した
後もこのゴミ4がこびりついたまま残っていることが多
い。そのようなゴミ4がこびりついたままではリサイク
ルに適さないので、構造体3から取り外した後にいろい
ろな手段でゴミ4を取り除く必要があるが、大変手間の
掛かる作業であるため、再生処理コストを押し上げる結
果となっている。
【0005】また外装カバー1の取り外し作業自体も、
止めねじ2の本数が多いために作業に時間や手間が掛か
り、このため解体処理費が増えてしまうという問題を抱
えている。特開昭61−160060号公報には、機械
の周囲を覆う箱型のカバー構造において、箱型を構成す
る複数の面のうち少なくとも2面が、これら2面を連絡
する薄肉のヒンジ部において折り曲げられた1枚の合成
樹脂板から形成されている事を特徴とする機械のカバー
構造が開示されている。
【0006】この特開昭61−160060号公報のカ
バー構造の場合は、カバーを複数枚一体化しているため
ねじの本数は少なくてすむが、カバー自体が大きくなっ
てしまい、成形が困難であったり、使用場所が限定され
るという問題がある。
【0007】そこで本発明は、再生処理コストを下げる
ための1つとして、電子機器から取り外しやすい樹脂製
外装カバーを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器の樹脂
製外装カバー取り付け構造のうち請求項1に係るもの
は、上記目的を達成するために、電子機器構造体に樹脂
製外装カバーをねじ止めする電子機器の樹脂製外装カバ
ー取り付け構造において、上記樹脂製外装カバーに設け
るねじ通し穴に、ハンマー等で強くたたくと割れる程度
の厚さの薄肉部を有する樹脂製支持部材を嵌着し、該樹
脂製支持部材を介してねじを上記電子機器構造体に捩じ
込んで、ハンマー等で上記樹脂製支持部材を割ることに
より上記外装カバーを上記電子機器構造体から取り外し
可能にねじ止めすることを特徴とする。
【0009】同請求項2に係るものは、上記樹脂製支持
部材の色を上記樹脂製外装カバーと異ならせたことを特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付して説明する。
【0011】図3は本発明に係る電子機器の樹脂製外装
カバー取り付け構造の一実施形態を示す断面図である。
本実施形態は、図3(A)に示すように、外装カバー1
の凹部1aの径を従来の例に比べて広げるとともに、底
部周縁部位に環状の受け部1bを形成し、凹部1a内へ
樹脂製支持部材5を嵌着し、この樹脂製支持部材5を介
してねじ2を構造体3に捩じ込んで外装カバー1をねじ
止め固定するようにしたものである。
【0012】樹脂製支持部材5は、図3(B)の外観斜
視図に示すように、ねじ2の胴部を挿通させる小径管部
5aと、ねじ2の頭部が外部へ露出しないようにその外
周を囲む大径管部5bと、両部5a、5bの間を連結す
るたたき面部5cと、たたき面部5cの外周に小径管部
5aを囲むように設けたスカート部5dからなる。たた
き面部5cは、小径管部5aと大径管部5bを連結する
面で外部へ露出し、一般的な力の人が手等で叩いただけ
では割れないが、ハンマーのようなものである程度強く
叩くと割れる程度の厚さとしてある。またその周囲のス
カート部5dは、凹部1a内に嵌着し、端部が受け部1
b上に位置するようになっている。
【0013】図3(C)は大径管部5bを矢印X方向に
ハンマー等で叩き、たたき面部5cを破断させた状態を
示す断面図である。この状態にすると、たたき面部5c
であった部位でねじ2と外装カバー1が切断されて離れ
るので、いちいちねじ2をドライバで回すなどの作業が
不要になり、外装カバー1を構造体3から取り外しやす
く、外装カバー1自体には傷をつけることなく取り外す
ことができる。
【0014】なお樹脂製支持部材5の色を外装カバー1
と異なるものにしておくと、ねじ部が見つけやすくな
り、またハンマーで叩く際にねらいを付けやすくなる。
【0015】
【発明の効果】請求項1に係る電子機器の樹脂製外装カ
バー取り付け構造は、以上説明してきたように、樹脂製
外装カバーに設けるねじ通し穴に、ハンマー等で強くた
たくと割れる程度の厚さの薄肉部を有する樹脂製支持部
材を嵌着し、樹脂製支持部材を介してねじを電子機器構
造体に捩じ込んで、ハンマー等で樹脂製支持部材を割る
ことにより外装カバーを電子機器構造体から取り外し可
能にねじ止めするので、ねじを外さずにハンマー等で叩
いて強めの衝撃を与えるだけの作業により短時間で樹脂
外装カバーが外せるため、解体処理費用を削減できると
いう効果がある。また樹脂製支持部材を用いることによ
り製造コストはアップするが、ねじ周りのゴミの清掃が
要らなくなるため、清掃処理費を下げることができ、ト
ータルで再生処理コストを下げることができるという効
果がある。
【0016】請求項2に係る電子機器の樹脂製外装カバ
ー取り付け構造は、以上説明してきたように、樹脂製支
持部材の色を外装カバーと異なるものにするので、外装
カバーの取り外し作業時に作業者がねじ部を見つけやす
く、かつハンマー等で叩く際にねらいを付けやすく、解
体処理作業性がアップするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子機器の一例として示す複写機の斜視図であ
る。
【図2】図1の樹脂製外装カバーにおける止めネジ部の
構造を示す断面図である。
【図3】本発明に係る電子機器の樹脂製外装カバーの一
実施形態を示す断面図(A)、樹脂製支持部材の外観斜
視図(B)、たたき面部を破断させた状態を示す断面図
(C)である。
【符号の説明】
1 外装カバー 1a 凹部 1b 受け部 2 ねじ 3 構造体 4 ゴミ 5 樹脂製支持部材 5a 小径管部 5b 大径管部 5c たたき面部 5d スカート部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器構造体に樹脂製外装カバーをね
    じ止めする電子機器の樹脂製外装カバー取り付け構造に
    おいて、上記樹脂製外装カバーに設けるねじ通し穴に、
    ハンマー等で強くたたくと割れる程度の厚さの薄肉部を
    有する樹脂製支持部材を嵌着し、該樹脂製支持部材を介
    してねじを上記電子機器構造体に捩じ込んで、ハンマー
    等で上記樹脂製支持部材を割ることにより上記外装カバ
    ーを上記電子機器構造体から取り外し可能にねじ止めす
    ることを特徴とする電子機器の樹脂製外装カバー取り付
    け構造。
  2. 【請求項2】 上記樹脂製支持部材の色を上記樹脂製外
    装カバーと異ならせたことを特徴とする請求項1の電子
    機器の樹脂製外装カバー取り付け構造。
JP11191786A 1999-07-06 1999-07-06 電子機器の樹脂製外装カバー取り付け構造 Pending JP2001018482A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7024131B2 (en) 2002-11-08 2006-04-04 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge assembling method, process cartridge remanufacturing method, and connecting member
US20120033989A1 (en) * 2010-08-04 2012-02-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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