JP2001018255A - 射出成形方法及びその装置 - Google Patents

射出成形方法及びその装置

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JP2001018255A JP11197276A JP19727699A JP2001018255A JP 2001018255 A JP2001018255 A JP 2001018255A JP 11197276 A JP11197276 A JP 11197276A JP 19727699 A JP19727699 A JP 19727699A JP 2001018255 A JP2001018255 A JP 2001018255A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、混練機に射出機への混練物供給圧
が伝わることがなく、品質のばらつきのない成形品を製
造できる射出成形方法を提供する。 【解決手段】 機能性粉体とバインダー樹脂とを混練機
31により混練し、該混練機31で得られた混練物を貯
留装置33により一時貯留してから射出機32に供給し
て射出成形する方法において、前記貯留装置33を一対
設け、一方の貯留装置A:33aから混練物を前記射出
機32に供給して射出成形するとともに、前記混練機3
1から他方の貯留装置B:33bに混練物を供給して貯
留させ、次いで、前記貯留装置B:33bから混練物を
前記射出機32に供給して射出成形するとともに、前記
混練機31から前記貯留装置Aに混練物を供給して貯留
させ、上記切替え操作を交互に繰り返しながら射出成形
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機能性粉体とバイ
ンダー樹脂とからなる混合物を射出成形する方法及びそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の射出成形方法及びそ
の装置としては、特開平9−295329号工法記載の
ものが知られている。この射出成形装置は、図11に示
すように、混練原料を混練する混練機1と、混練機1で
得られた混練物を射出成形する射出機2と、射出機2に
供給する混練物を一時貯留する貯留装置3と、混練機1
から混練物の導出先を貯留装置3と射出機2との間で切
り替える開閉バルブ4とから構成されている。
【0003】混練機1は、加熱筒5の内部に、例えばオ
イルモータにより駆動される押出しスクリュー6が回動
自在に設けられるとともに、外部に混練原料供給用ホッ
パー7が取り付けられている。射出機2は、加熱筒8の
内部に、例えばオイルモータにより回転駆動されるとと
もに、ピストンにより前後進駆動される射出スクリュー
9が設けられ、また先端部に射出ノズル10が設けられ
ている。そして、計量時には、射出スクリュー9の前方
に計量空間11が形成される。
【0004】貯留装置3は、貯留室12の内部に、ピス
トンにより駆動される押出しプランジャー13が昇降自
在に設けられている。押出しプランジャー13が上昇す
ると、その下方に貯留空間14が形成される。開閉バル
ブ4は、ロータリー式で、その弁体には一文字形に混練
物通路15を有する。
【0005】そして、貯留装置2の混練物出入口16と
開閉バルブ4の混練物入口17とを混練物通路18で接
続するとともに、開閉バルブ4の混練物出口19と射出
機2の混練物入口20とを混練物通路21で接続し、さ
らに、混練機1の混練物出口22を混練物通路18の途
中に斜め下向きに開口せしめている。
【0006】上記装置を用いて射出成形する場合には、
まず、図11に示すように、開閉バルブ4を閉じた状態
(図中の点線参照)で混練機1を運転し、混練機1から
の混練物を通路18を介して貯留装置3に導入する。こ
のときの導入圧により押出しプランジャー13が上昇
し、その下方に形成された貯留空間14内に混練物が一
時貯留される。
【0007】続いて、開閉バルブ4を開き、同時に押出
しプランジャー13を下降させるとともに、射出スクリ
ュー9を回転させる。これにより、貯留空間14内の混
練物が押し出され、この混練物に混練機1からの混練物
が合流し、これら合流混練物が開閉バルブ4を経由して
射出スクリュー9上に供給され、これと同時に、射出機
2の射出スクリュー9を後退させて計量空間11内に移
動して貯留される。
【0008】次に、図12に示すように、開閉バルブ4
を閉じ、射出スクリュー9の回転を止めるとともに前進
させる。これにより、計量空間11内の混練物は射出ノ
ズル10から射出され、所定の射出成形の用に供され
る。
【0009】他方、混練機1は、通路18を介して混練
物を貯留装置3に導入し、この導入圧により押出しプラ
ンジャー13が上昇し、その下方の貯留空間14内に混
練物が一時貯留される。かくして、装置は図11に示す
当初の状態に戻るので、以後は上記操作を繰り返すので
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置及び方法によれば、貯留装置3の貯留空間14から混
練物を押出しプランジャー13で射出機2に供給するに
際して、押出しプランジャー13の押出し圧力が通路1
8を介して混練機1に伝わる。そのため、押出し圧力が
作用しているときは、混練のトルクが一時的に高くな
り、安定した混練が実現されない。
【0011】また、前記押出し圧力のために、貯留装置
3からの混練物が通路18を介して混練機1内に逆流す
ることがある。この場合は、混練時の熱履歴が著しく異
なる混練物が混ざり合うことになる。したがって、安定
した射出成形が実施されず、射出成形品の品質にばらつ
きが生ずるという問題があった。
【0012】本発明は、従来の方法及び装置を改良し
て、このような問題点を取り除くことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の射出成形方法は、機能性粉体とバイン
ダー樹脂とを混練機により混練し、該混練機で得られた
混練物を貯留装置により一時貯留してから射出機に供給
して射出成形する方法において、前記貯留装置を一対設
け、一方の貯留装置Aから混練物を前記射出機に供給し
て射出成形するとともに、前記混練機から他方の貯留装
置Bに混練物を供給して貯留させ、次いで、前記貯留装
置Bから混練物を前記射出機に供給して射出成形すると
ともに、前記混練機から前記貯留装置Aに混練物を供給
して貯留させ、上記切替え操作を交互に繰り返しながら
射出成形することを特徴とするものである(請求項
1)。
【0014】そして、好ましい態様として、前記混練物
は、機能性樹脂として磁性粉体70〜92重量%と、残
部のバインダー樹脂からなる(請求項2)。
【0015】また、第2の発明の射出成形装置は、前記
第1の発明の方法を実施するための装置であって、機能
性粉体とバインダー樹脂とを混練する混練機と、該混練
機から供給される混練物の一時貯留と前記射出機への供
給とを交互に行なう一対の貯留装置A、Bと、これら貯
留装置A、Bから交互に混練物を供給されて射出成形す
る射出機と、前記混練機と前記一対の貯留装置A、Bと
の間に接続されて、これら貯留装置A、Bによる混練物
の貯留を交互に切り替える貯留切替え手段と、前記一対
の貯留装置A、Bと前記射出機との間に接続されて、こ
れら貯留装置A、Bによる混練物の出願機への供給を交
互に切り替える供給切替え手段とを具備してなることを
特徴とするものである(請求項3)。
【0016】そして、好ましい態様として、前記貯留切
替え手段及び前記供給切替え手段は、L字形又は弧状の
混練物通路を有する切替えバルブ(請求項5)、又は一
文字形の混練物通路を有する開閉バルブからなる(請求
項6)。
【0017】
【作用】本発明の方法及び装置によると、一対の貯留装
置A、Bのいずれか一方が射出機に混練物を供給すると
きは、該貯留装置は貯留切替え手段により混練機との間
の通路が遮断される。したがって、貯留装置から射出機
への混練物の供給圧力が混練機に伝わることはない。そ
のため、一定の安定した混練物が得られ、品質が優れ、
安定した射出成形品を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を示す図
面に基づいて説明するが、本発明は以下の実施態様に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内で任意に変更できることは云うまでもない。
【0019】実施態様1 本実施態様の射出成形装置は、図1に示すように、混練
原料を混練する混練機31と、混練機31で得られた混
練物を射出成形する射出機32と、混練機31から供給
される混練物の一時貯留と射出機32への供給とを交互
に行なう一対の貯留装置33a、33bと、混練機31
と一対の貯留装置33a、33bとの間に接続されて、
貯留装置33a、33bによる混練物の貯留を交互に切
り替える貯留切替え手段34と、一対の貯留装置33
a、33bと射出機32との間に接続されて、貯留装置
33a、33bによる混練物の射出機32への供給を交
互に切り替える供給切替え手段35とから構成されてい
る。
【0020】混練機31は、加熱筒36の内部に、例え
ばオイルモータにより回転駆動される押出しスクリュー
37が回動自在に設けられるとともに、外部に混練原料
供給用ホッパー38が取り付けられている。混練原料
は、機能性粉体とバインダー樹脂とからなる混合物粉体
又はペレット状物である。
【0021】射出機32は、加熱筒39の内部に、例え
ばオイルモータにより回転駆動されるとともに、ピスト
ンにより前後進駆動される射出スクリュー40が設けら
れ、また先端部に射出ノズル41が設けられている。そ
して、計量時には、射出スクリュー40の前方に計量空
間42が形成される。
【0022】一対の貯留装置33a、33bは、それぞ
れの貯留室43a、43bの内部に、ピストンにより駆
動される押出しプランジャー44a、44bが昇降自在
に設けられている。押出しプランジャー44a、44b
が上昇すると、その下方に貯留空間45a、45bが形
成される。
【0023】貯留切替え手段34及び供給切替え手段3
5は、それぞれがロータリー式の切替えバルブで、弁体
にL字形又は弧状の混練物通路46、47を有する。以
後、記述を簡単にするために、これら両手段34、35
を切替えバルブ34、35という。
【0024】そして、図2に示すように、混練機31の
混練物出口48と切替えバルブ34の混練物入口49と
を混練物通路50で接続するとともに、切替えバルブ3
4の混練物出口51a、51bと貯留装置33a、33
bの混練物出入口52a、52bとを混練物通路53
a、53bで接続する。また、貯留装置33a、33b
の混練物出入口52a、52bと切替えバルブ35の混
練物入口54a、54bとを混練物通路55a、55b
で接続するとともに、切替えバルブ35の混練物出口5
6と射出機32の混練物入口57とを混練物通路58で
接続する。
【0025】次に、上記構成の装置を用いて射出成形す
る方法を図1〜図4に基づいて工程順に説明する。全工
程を通じて混練機31は連続運転され、混練物を一対の
貯留装置33a、33bに交互に供給する。
【0026】図1に示す供給工程では、一方の貯留装置
A:33aは、押出しプランジャー44aを下降させ
て、既に貯留空間45aに貯留していた混練物を切替え
バルブ35を介して射出機32に供給する。このとき、
貯留装置A:33aは切替えバルブ34により混練機3
1から遮断されている。
【0027】また、他方の貯留装置B:33bは、切替
えバルブ34を介して混練機31に接続され、混練機3
1から混練物を供給される。この供給圧により押出しプ
ランジャー44bは上昇し、その下方に形成された貯留
空間45bに混練物を一時貯留する。このとき、貯留装
置B:33bは切替えバルブ35により射出機32から
遮断されている。
【0028】射出機32は、射出スクリュー40を回転
により後退させ、その前方に計量空間42を形成しなが
ら、貯留装置A:33aからの混練物を必要な量だけ計
量して計量空間42に導入する。
【0029】続いて、図2に示す射出工程では、射出機
32は、切替えバルブ35により両貯留装置A、B:3
3a、33bから遮断され、射出スクリュー40を内蔵
ピストンにより前進させることによって計量空間42の
混練物を射出ノズル41から射出成形する。
【0030】次の図3に示す供給工程では、貯留装置
A:33aは、切替えバルブ34を介して混練機31に
接続され、混練機31から混練物を供給される。この混
練物は、押出しプランジャー44aの上昇により形成さ
れた貯留空間45aに一時貯留される。
【0031】他方、貯留装置B:33bは、この段階で
は切替えバルブ34により混練機31から遮断されてい
る。そして、次の射出のタイミング直前に、貯留装置
B:33bは、切替えバルブ35を介して射出機32に
接続され、押出しプランジャー44bを下降させて貯留
空間45bに貯留していた混練物を射出機32に供給す
る。射出機32は、図1の工程におけると同じ要領で、
貯留装置B:33bからの混練物を計量空間42に導入
する。
【0032】続いて、図4に示す射出工程では、射出機
32は、切替えバルブ35により両貯留装置A、B:3
3a、33bから遮断され、図2の工程におけると同じ
要領で、計量空間42の混練物を射出成形する。
【0033】射出後は、両切替えバルブ34、35を操
作して、図1の工程に戻る。以後は、上記操作を繰り返
すのである。上記構成の装置及び方法によれば、混練機
31は、両貯留装置A、B:33a、33bが射出機3
2に混練物を供給するときに、その供給圧力、その他の
外乱的要因の影響を受けることはないので、一定の安定
した混練物を得ることができる。したがって、品質が優
れ、安定した射出成形品を得ることができる。
【0034】実施態様2 本実施態様の射出成形装置は、図5に示すように、実施
態様1の貯留切替え手段34を2個の開閉バルブ61、
62とするとともに、供給切替え手段35を2個の開閉
バルブ63、64としたものである。
【0035】図示のように、切替えバルブ61は混練機
31と一方の貯留装置A:33aとの間の接続、遮断を
切り替え、切替えバルブ62は混練機31と他方の貯留
装置B:33bとの間の接続、遮断を切り替え、切替え
バルブ63は一方の貯留装置33aと射出機32との間
の接続、遮断を切り替え、切替えバルブ64は他の貯留
装置33bと射出機32との間の接続、遮断を切り替え
ることができるように配置されている。
【0036】したがって、これらの切替えバルブ61〜
64の操作を適宜組み合わせることにより、図5に示す
供給工程、図6に示す射出工程、図7に示す供給工程、
図8に示す射出工程を実施態様1と同じ要領で実施する
ことができる。その他の構成及び作用、効果は実施態様
1と異ならない。
【0037】以上のように、本発明の方法及び装置によ
れば、貯留装置から射出機への混練物の供給圧力が混練
機に伝わることがないため、均一且つ安定した混練物が
得られ、その結果、品質のばらつきのない、安定した射
出成形品が得られる。従って、本発明は、このように品
質のばらつきのない射出成形品が要求される分野に好適
であり、例えば、機能性粉体とバインダー樹脂とを均一
に混練し、ばらつきのない品質の射出成形品を得るのに
適しており、具体的には機能性粉体としての磁性粉体と
バインダー樹脂とからなるプラスチックマグネットの分
野に特に好適である。
【0038】プラスチックマグネットの場合は、磁気特
性のみならず、形状、寸法、外観の均一性が求められる
場合が多いが、この要請を満たすためには混練物(混練
・可塑化)の均一性が不可欠である。混練物の均一性が
不十分な場合には、磁性粉体の分散性や溶融粘度が変化
し、磁気特性や形状、寸法等の安定したプラスチックマ
グネットを得ることができない。
【0039】更に、混練物の溶融粘度はバインダー樹脂
の熱履歴の影響を受け、一般に、熱劣化により樹脂の分
子量が低下し、溶融粘度は低下する。従って、熱履歴が
異なる混練物を射出成形することは溶融粘度の異なる混
練物を射出成形することになり、得られる射出成形品は
磁気特性や収縮率のバラツキが大きくならざるを得ず、
収縮率が変動すると所定の寸法を確保することができな
い。
【0040】磁性粉体としては特に制限されず、例え
ば、ストロンチウムフェライト、バリウムフェライト、
希土類等のハードフェライト粉体、マンガン−亜鉛−
鉄、ニッケル−亜鉛−鉄等のソフトフェライト粉体、
鉄、ニッケル、カーボニル鉄、及び珪素−鉄、鉄−ニッ
ケル、鉄−アルミニウム等の金属間化合物等の磁性金属
粉体等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上組み合
わせて用いられる。
【0041】バインダー樹脂としては特に制限されず、
例えば、ナイロン6、ナイロン12等のポリアミド樹
脂、PPS樹脂、TPE樹脂、液晶樹脂、EEA樹脂、
ポリカーボネート樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂等が挙
げられ、これらは単独で又は2種以上組み合わせて用い
られる。
【0042】磁性粉体とバインダー樹脂との配合割合
は、磁性粉体が70〜92重量%、残部がバインダー樹
脂からなるものが好ましい。磁性粉体が70重量%未満
では磁気特性が不十分となり、一方、92重量%を越え
ると成形性が悪くなるので好ましくない。
【0043】実施態様3 本実施態様の射出成形装置は、上記実施態様1(図1〜
図4)において、貯留切替え手段34及び供給切替え手
段35の代わりに、図9、図10に示す如きプランジャ
ー式バルブを使用した例である。プランジャー式バルブ
はシリンダー71と、貫通孔73を有し該シリンダー7
1内を摺動し得る円柱状体72とからなり、図9の状態
では混練物通路74a、75aが円柱状体72の貫通孔
73を介して接続され、また円柱状体72を右方向に移
動させた図10の状態では、混練物通路74b、75b
が円柱状体72の貫通孔73を介して接続される。以上
のバルブの切替え操作により、実施態様1と同様にして
供給工程と射出工程を実施することができる。
【0044】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づいて本発明を
更に詳しく説明するが、これらは本発明の範囲を何ら制
限するものではない。尚、以下の記載において、%及び
部は特に断らない限り、それぞれ重量%及び重量部を意
味する。
【0045】実施例 ストロンチウムフェライト100部に対してシランカッ
プリング剤0.3部で処理したストロンチウムフェライ
ト87%と残余のナイロン6樹脂粉末とを混合し、更に
該混合物100部に対して0.2部の滑剤を混合し、図
2で示した本発明の装置によりマグネットロールを射出
成形した。混練機としては株式会社KCK製混練機10
0−35VX(6)型を用い225℃で連続混練した。
また射出機としては日精樹脂工業株式会社製射出成形機
FN3000を用いた。得られたマグネットロールの収
縮率及び磁力範囲を表1に示したが、いずれも目標値を
満足するものであった。
【0046】比較例 特開平9−295329号公報に記載された装置及び方
法によりマグネットロールを射出成形した。得られたマ
グネットロールの収縮率及び磁力範囲を表1に示した
が、いずれも目標値を満足しないものであった。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、混練物
の貯留装置を2個設け、貯留切替え手段及び供給切替え
手段により交互に混練物の一時貯留と射出機への供給と
を繰り返す構成としたので、混練は、貯留装置の混練物
供給圧の影響を受けることなく安定して行なわれる。し
たがって、射出成形物は、特性のばらつきが小さい良好
な品質のものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様1の方法の第1段階を示す工
程図である。
【図2】本発明の実施態様1の方法の第2段階を示す工
程図である。
【図3】本発明の実施態様1の方法の第3段階を示す工
程図である。
【図4】本発明の実施態様1の方法の第4段階を示す工
程図である。
【図5】本発明の実施態様2の方法の第1段階を示す工
程図である。
【図6】本発明の実施態様2の方法の第2段階を示す工
程図である。
【図7】本発明の実施態様2の方法の第3段階を示す工
程図である。
【図8】本発明の実施態様2の方法の第4段階を示す工
程図である。
【図9】本発明の実施態様3の方法におけるプランジャ
ー式バルブの切替え状態を示す概略図である。
【図10】本発明の実施態様3の方法におけるプランジ
ャー式バルブの切替え状態を示す概略図である。
【図11】従来の方法の一例を示す工程図である。
【図12】従来の方法の次工程を示す工程図である。
【符号の説明】
1 混練機 2 射出機 3 貯留装置 4 開閉バル
ブ 5 加熱筒 6 押出しス
クリュー 7 混練原料供給用ホッパー 8 加熱筒 9 射出スクリュー 10 射出ノ
ズル 11 計量空間 12 貯留室 13 押出しプランジャー 14 貯留空
間 15 混練物通路 16 混練物
出入口 17 混練物入口 18 混練物
通路 19 混練物出口 20 混練物
入口 21 混練物通路 22 混練物
出口 31 混練機 32 射出機 33a 貯留装置A 33b 貯留
装置B 34 貯留切替え手段 35 供給切
替手段 36 加熱筒 37 押出し
スクリュー 38 混練原料供給用ホッパー 39 加熱筒 40 射出スクリュー 41 射出ノ
ズル 42 計量空間 43a、43
b 貯留室 44a、44b 押出しプランジャー 45a、45
b 貯留空間 46 混練物通路 47 混練物
通路 48 混練物出口 49 混練物
入口 50 混練物通路 51a、51
b 混練物出口 52a、52b 混練物出入口 53a、53
b 混練物通路 54a、54b 混練物入口 55a、55
b 混練物通路 56 混練物出口 57 混練物
入口 58 混練物通路 61、62 開閉バルブ 63、64
開閉バルブ 71 シリンダー 72 円柱状
体 73 貫通孔 74a、74
b 混練物通路 75a、75b 混練物通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 博司 広島県大竹市明治新開1番4 戸田工業株 式会社大竹工場内 (72)発明者 中村 恭一 広島県大竹市明治新開1番4 戸田工業株 式会社大竹工場内 Fターム(参考) 4F206 AB13 AE04 JA07 JF01 JF02 JF12 JF41 JM01 5E062 CC02 CD02 CE02 CG01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能性粉体とバインダー樹脂とを混練機
    により混練し、該混練機で得られた混練物を貯留装置に
    より一時貯留してから射出機に供給して射出成形する方
    法において、前記貯留装置を一対設け、一方の貯留装置
    Aから混練物を前記射出機に供給して射出成形するとと
    もに、前記混練機から他方の貯留装置Bに混練物を供給
    して貯留させ、次いで、前記貯留装置Bから混練物を前
    記射出機に供給して射出成形するとともに、前記混練機
    から前記貯留装置Aに混練物を供給して貯留させ、上記
    切替え操作を交互に繰り返しながら射出成形することを
    特徴とする射出成形方法。
  2. 【請求項2】 混練物が、機能性粉体である磁性粉体7
    0〜92重量%と、残部のバインダー樹脂とからなる請
    求項1記載の射出成形方法。
  3. 【請求項3】 磁性粉体がハードフェライトであり、バ
    インダー樹脂がポリアミド樹脂である請求項2記載の射
    出成形方法。
  4. 【請求項4】 機能性粉体とバインダー樹脂とを混練す
    る混練機と、該混練機で得られた混練物を射出成形する
    射出機と、前記混練機から供給される混練物の一時貯留
    と前記射出機への供給とを交互に行なう一対の貯留装置
    A、Bと、前記混練機と前記一対の貯留装置A、Bとの
    間に接続されて、これら貯留装置A、Bによる混練物の
    貯留を交互に切り替える貯留切替え手段と、前記一対の
    貯留装置A、Bと前記射出機との間に接続されて、これ
    ら貯留装置A、Bによる混練物の射出機への供給を交互
    に切り替える供給切替え手段とを具備してなることを特
    徴とする射出成形装置。
  5. 【請求項5】 貯留切替え手段及び供給切替え手段が、
    L字形又は弧状の混練物通路を有する切替えバルブから
    なる請求項4記載の射出成形装置。
  6. 【請求項6】 貯留切替え手段及び供給切替え手段が、
    一文字形の混練物通路を有する開閉バルブからなる請求
    項4記載の射出成形装置。
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