JP2001017438A - 超音波処置具 - Google Patents

超音波処置具

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JP2001017438A JP11194458A JP19445899A JP2001017438A JP 2001017438 A JP2001017438 A JP 2001017438A JP 11194458 A JP11194458 A JP 11194458A JP 19445899 A JP19445899 A JP 19445899A JP 2001017438 A JP2001017438 A JP 2001017438A
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昌章 植田
Tomohisa Sakurai
友尚 櫻井
Yoshikiyo Shibata
義清 柴田
Mitsumasa Okada
光正 岡田
Takahiro Ogasaka
高宏 小賀坂
Hiroshi Okabe
洋 岡部
Kenichi Kimura
健一 木村
Akira Shiga
明 志賀
Kazutaka Nakatsuchi
一孝 中土
Takeaki Nakamura
剛明 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】血管の吻合を短時間で簡単且つ正確に行なうこ
とができるとともに、術後の状態を良好に維持でき、端
々吻合のみならず側端吻合にも適用できる超音波処置具
の提供を目的としている。 【解決手段】本発明は、超音波振動を発生する超音波振
動子2と、超音波振動子に接続され、超音波振動子で発
生する超音波振動を伝達する振動伝達部材4と、振動伝
達部材の先端部に設けられ、伝達される振動エネルギに
よって処置対象組織を処置する第1の把持部5と、第1
の把持部に対峙して回動自在であり、第1の把持部との
間で生体組織を把持する第2の把持部9とを具備する超
音波処置具において、前記第1および第2の把持部5,
9は、所定の曲率半径をもって湾曲しており、互いに対
向するその把持面に処置対象組織を保持する保持手段1
3,15を有していることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波の振動エネ
ルギによって体組織を処置する超音波処置具に係り、特
に、切断された血管を把持しながら超音波を利用して吻
合できる超音波処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】組織移植や臓器移植等において、血管の
吻合は必要不可欠な処置となっている。特に、手術技術
や器具の発達が著しい近年においては、吻合されるべき
血管の径も微小化し、また、より確実な生着が要求され
ている。
【0003】血管吻合では、吻合後の血流を確保するた
め、血管の切断面同士が縫合糸によって一本一本確実に
縫い合わされる。したがって、術者は、時間的および精
神的に多大な疲労を強いられる。そのため、現在では、
吻合作業の軽減を図る目的から、種々の血管吻合補助具
が提供されている。
【0004】例えば、特開平6−123391号公報に
は、縫合作業時における血管壁の内方への変形を防止し
て血管に対する縫合糸の糸掛け作業を容易にする血管吻
合用コネクタが開示されている。この血管吻合用コネク
タは、生体吸収材からなる筒部材として形成されてお
り、互いに接合される2つの血管の各端部内に、これら
両血管に跨って挿入される。血管吻合用コネクタによっ
て結合された両血管は、その内膜同士が外方に突出され
て突き合わされるとともに、その突き合わされた内膜の
端面同士が縫合糸によって縫合される。
【0005】また、特開平8−19547号公報および
特開平8−19597号公報には、接合される2つの血
管の各端部の外周面にそれぞれ取り付けられるととも
に、互いに結合されることによって両血管同士をワンア
クションで吻合し得る一対の血管吻合具が開示されてい
る。これらの血管吻合具は、結合ピンと、ピン挿入穴
と、血管が嵌挿される貫通孔とをそれぞれ有している。
一方側の血管の端部外周に第1の血管吻合具を嵌め付
け、他方側の血管の端部外周に第2の血管吻合具を嵌め
付けた状態で、第1の血管吻合具の結合ピンを第2の血
管吻合具のピン挿入穴に差込むとともに、第1の血管吻
合具のピン挿入穴に第2の血管吻合具の結合ピンを差込
むと、第1および第2の血管吻合具が互いに結合され、
血管吻合具が取り付けられた両血管同士が吻合される。
なお、特開平8−19597号公報では、前記血管吻合
具が生体吸収材によって形成されている。
【0006】また、特願平9−355390号には、体
組織を把持可能な把持部を備え、把持部によって把持さ
れた体組織を超音波振動の熱エネルギによって切開・凝
固する超音波処置具が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−123391号公報に開示されている血管吻合用コ
ネクタを用いた血管吻合では、縫合糸によって血管同士
が縫合されるため、1本の血管に対して数回から多い時
には10回程度の糸掛けが必要となる。そのため、吻合
作業が煩わしく、手術時間が長くなってしまう。また、
前記血管吻合用コネクタは、生体に吸収されるまでの
間、血管内に異物として残るため、手術直後の血流の状
態は、血管吻合用コネクタを使用しない場合に比べて極
端に悪くなる。そのため、移植組織の生着率低下を招く
可能性がある。また、その可能性は、血管の径が微小化
すればするほど、高くなる。また、前記血管吻合用コネ
クタは、血管の端部(端面)同士を吻合するいわゆる端
々吻合にのみ適用可能であり、一方側の血管の側壁に形
成された穴に他方側の血管の端面を吻合するいわゆる側
端吻合には適用できない。
【0008】一方、特開平8−19547号公報に開示
されている技術では、血管吻合具が血管の外周に取り付
けられるため、特に手術対象部位が体表面部位である場
合に、血管吻合具が皮膚から突出してしまうといった問
題がある。また、術後に、血管吻合具自体が異物として
体内に残るという問題もある。また、前記血管吻合具
は、血管の端部(端面)同士を吻合するいわゆる端々吻
合にのみ適用可能であり、一方側の血管の側壁に形成さ
れた穴に他方側の血管の端面を吻合するいわゆる側端吻
合には適用できない。
【0009】また、特開平8−19597号公報に開示
された技術では、血管吻合具が生体吸収材で形成されて
いるため、所定の期間が経過すれば、血管吻合具が生体
に吸収され、生体吸収後は血管同士の癒着によって血流
が確保される。しかし、血管吻合具が生体に完全に吸収
されるまでの間は、特開平8−19547号公報に開示
されている技術と同様の問題が発生する。また、癒着ま
での時間は血管径や血流の状態によって異なるため、血
管吻合具が生体に完全に吸収された時点で対象血管が確
実に癒着されているとは限らない。確実に癒着されてい
ない場合には、体内で血液の漏れが発生してしまう。無
論、こうした事態を回避するために、生体吸収材が生体
に吸収されるまでの時間を長くすることも考えられる
が、その場合には、当然のこととして、血管吻合具が皮
膚から突出している期間(あるいは、血管吻合具自体が
異物として体内に残っている期間)も長くなる。また、
特開平8−19547号公報と同様、前記血管吻合具は
側端吻合に適用できない。
【0010】また、特願平9−355390号に開示さ
れている技術では、縫合糸や異物を使用することなく、
超音波振動の熱エネルギによって血管同士が短時間で凝
固癒着される。しかしながら、把持部によって血管の端
部同士を互いにずらすことなく把持することが難しい。
すなわち、血管の端面同士をずれなく正確に接合させる
ために、術者は多大な疲労を強いられる。また、血管同
士がずれて凝固癒着された場合には、血流の状態が低下
し、移植組織へ血液が充分に供給されず、移植組織の生
着率が低下してしまう。
【0011】本発明は前記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、血管の吻合を短時間
で簡単且つ正確に行なうことができるとともに、術後の
状態を良好に維持でき、端々吻合のみならず側端吻合に
も適用できる超音波処置具を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、超音波振動を発生する超音波振動子と、
超音波振動子に接続され、超音波振動子で発生する超音
波振動を伝達する振動伝達部材と、振動伝達部材の先端
部に設けられ、伝達される振動エネルギによって処置対
象組織を処置する第1の把持部と、第1の把持部に対峙
して回動自在であり、第1の把持部との間で生体組織を
把持する第2の把持部とを具備する超音波処置具におい
て、前記第1および第2の把持部は、所定の曲率半径を
もって湾曲しており、互いに対向するその把持面に処置
対象組織を保持する保持手段を有していることを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施形態について説明する。
【0014】図1および図2は本発明の第1の実施形態
を示している。図1に示されるように、本実施形態に係
る超音波処置具は超音波振動子ユニット1を備えてい
る。超音波振動子ユニット1には、超音波振動を発生す
る超音波振動子2と、超音波振動子2で発生した超音波
振動を増幅するためのホーン3とが内蔵されている。超
音波振動子2には、電線11を介して、電気エネルギを
供給するジェネレータ10が電気的に接続されている。
また、ジェネレータ10には、これを駆動させるための
入力スイッチとして、例えばフットスイッチ12が接続
されている。
【0015】ホーン3には、ホーン3によって増幅され
た超音波振動を伝達する振動伝達部材としてのプローブ
4が接続されている。プローブ4の先端部には、体組織
を把持して処置するための第1の把持部5が形成されて
いる。また、プローブ4には、軸体17を介して、ジョ
ー6が回動可能に連結されている。ジョー6の先端部に
は、プローブ4の第1の把持部5との間で体組織を把持
するための第2の把持部9が形成されている。また、ジ
ョー6は、その第2の把持部9がプローブ4の第1の把
持部5と対向する閉位置と、第2の把持部9が第1の把
持部5から離間する開位置との間で、軸体17の中心軸
を中心に図中矢印Aで示される方向に回動すること
ができる。なお、ジョー6の手元側には、指掛け部7が
設けられている。
【0016】図2に詳細に示されるように、第1および
第2の把持部5,9は、血管20,21の外周面に略沿
う湾曲形状を成している。具体的には、第1の把持部5
は、把持部5の下面を形成し且つ血管20,21の外周
面に略沿って湾曲する支持面8と、把持部5の側面を形
成し且つ第2の把持部9との間で組織を把持する把持面
14とを有している。また、把持面14は、支持面8か
ら略垂直に立ち上がる平面として形成されるとともに、
湾曲形状の把持部5を形作るように支持面8の湾曲方向
に沿って円弧状に延びている。また、同様に、第2の把
持部9は、把持部9の下面を形成し且つ血管20,21
の外周面に略沿って湾曲する支持面24と、把持部9の
側面を形成し且つ第1の把持部5の把持面14との間で
組織を把持する把持面16とを有している。また、把持
面16は、支持面24から略垂直に立ち上がって把持面
14と平行に対向可能な平面として形成されるととも
に、湾曲形状の把持部9を形作るように支持面24の湾
曲方向に沿って円弧状に延びている。
【0017】第1の把持部5の把持面14には、組織を
保持する保持手段の一方側を構成する複数(本実施形態
では3つ)の凸部13が形成されている。これらの凸部
13は、把持面14の延在方向に沿って互いに所定の間
隔をもって配置されている。また、第2の把持部9の把
持面16には、組織を保持する保持手段の他方側を構成
する複数(本実施形態では3つ)の凹部15が形成され
ている。これらの凹部15は、把持面16の延在方向に
沿って互いに所定の間隔をもって配置されるとともに、
ジョー6が閉位置に回動された際に対応する凸部13と
係合するようになっている。
【0018】次に、上記構成の超音波処置具によって血
管を吻合処置する場合について説明する。
【0019】まず、超音波振動子ユニット1を一方の手
で保持し、その手の親指等をジョー6の指掛け部7に引
掛ける。次に、この状態で、図2に示されるように、プ
ローブ4の第1の把持部5(具体的には、把持部5の支
持面8)を吻合される一方側の血管20の外壁に沿わせ
るとともに、ジョー6の第2の把持部9(具体的には、
把持部9の支持面24)を吻合される他方側の血管21
の外壁に沿わせる。そして、その状態で、今度は、凸部
13および凹部15の位置で、各血管20,21の吻合
部の外壁22,23を図示しない把持具(例えば、ピン
セット)によってめくり上げるとともに、そのめくり上
げた状態で、指掛け部7に掛けている指を動かしてジョ
ー6を閉位置へと移動させる。この操作により、ジョー
6は、軸体17の中心軸Oを中心として図中矢印Aで
示される方向に回動され、第1および第2の把持部5,
9の把持面14,16間で、めくり上げられた血管2
0,21の外壁22,23が挟まれる。この時、凸部1
3と凹部15とが互いに係合されるため、めくり上げら
れている血管20,21の外壁22,23は、把持面1
4,16上でずれることなく挟持(保持)される。
【0020】このようにして、めくり上げられた各血管
20,21の外壁22,23を把持面14,16間で挟
持したら、今度は、入力スイッチ12を操作してジェネ
レータ10を駆動する。これにより、ジェネレータ10
によって生じる電気エネルギが、電線11を介して超音
波振動子2に伝達され、振動エネルギへと変換される。
この振動エネルギは、ホーン3によって増幅されつつプ
ローブ4によって伝達され(矢印B方向の振動となって
伝達され)、プローブ4の先端部に位置する第1の把持
部5に供給される。したがって、第1の把持部5の把持
面14と第2の把持部9の把持面16との間で摩擦熱が
発生し、把持面14,16間に挟持されている血管2
0,21の外壁22,23が凝固癒着される。その後、
血管20,21をその中心軸0回りに回転させて、同
様の作業を数回繰り返せば、血管20,21の端々吻合
が完了する。
【0021】なお、第1および第2の把持部5,9の先
端部分とその先端部分に設けられた一対の凸部13aお
よび凹部15aのみを用いて同様の操作を行なえば、一
方側の血管の側壁に形成された穴に他方側の血管の端面
を吻合するいわゆる側端吻合を行なうこともできる。
【0022】以上説明したように、本実施形態の超音波
処置具は、超音波振動によって血管を凝固吻合するた
め、縫合糸を用いて血管吻合を行なう場合に比べ、手術
時間の短縮および手術の簡略化を図ることができるとと
もに、端々吻合のみならず側端吻合にも適用できる。ま
た、術後に血管内に異物が残らないため、良好な血流状
態を維持できる。
【0023】また、本実施形態の超音波処置具は、体組
織を把持するための把持部5,9が湾曲形状を成してい
るため、血管20,21の周方向に沿う広い範囲で吻合
部に対し一度に振動エネルギを与えることができる。そ
のため、従来の超音波処置具に比べ、凝固吻合完了まで
に要する把持回数が格段に減少し、手術時間の短縮およ
び術者の疲労軽減を図ることができる。
【0024】また、本実施形態の超音波処置具は、体組
織を保持するための保持手段13,15を把持部5,9
の把持面14,16に有している。そのため、体組織を
把持面14,16上でずれることなく挟持(保持)で
き、より確実な血管吻合を達成できる。
【0025】図3〜図6は本発明の第2の実施形態を示
している。なお、本実施形態において、第1の実施形態
と共通する構成要素については、同一符号を付してその
説明を省略する。
【0026】図3に示されるように、本実施形態の超音
波処置具は、プローブ4に対するジョー6の相対的な回
転角を検出する回転角検出素子(例えば、ロータリーエ
ンコーダ)30を有している。この回転検出素子30
は、ジョー6をプローブ4に対して回動可能に支持する
軸体17に設けられており、ジェネレータ10の内部に
設けられた出力制御部31に電気的に接続されている。
【0027】出力制御部31は、エネルギ出力部32に
接続されるとともに、血管20,21の外壁22,23
の厚さに対応した出力レベル(血管外壁22,23を凝
固癒着するのに必要かつ十分な出力レベル)が記憶され
たデータメモリを搭載しており、回転角検出素子30か
ら送られるジョー6の回転角信号に基づいて把持部5,
9によって把持される血管外壁22,23の厚さを判定
し、その厚さに応じた電気エネルギがエネルギ出力部3
2から出力されるようにエネルギ出力部32の駆動を制
御する。
【0028】図4および図5に詳しく示されるように、
プローブ4の先端部には、ビス40を介して、第1の把
持部5を形成する湾曲状の第1の把持部材5aが着脱自
在に取り付けられている。具体的には、プローブ4の先
端部に係合穴37が形成され、この係合穴37に把持部
材5aの挿入部39が挿入されるとともに、挿入部39
がビス40を介してプローブ4に着脱自在に取り付けら
れている。また、プローブ4側と同様の形態で、ジョー
6の先端部には、ビス42を介して、第2の把持部9を
形成する湾曲状の第2の把持部材9aが着脱自在に取り
付けられている。
【0029】第1の把持部材5aは、その曲率半径がR
に設定されており、把持部材5aの下面を形成し且つ血
管20,21の外周面に略沿って湾曲する支持面8と、
把持部材5aの側面を形成し且つ第2の把持部材9aと
の間で組織を把持する把持面14とを有している。ま
た、把持面14は、支持面8から略垂直に立ち上がる平
面として形成されるとともに、湾曲形状の把持部材5a
を形作るように支持面8の湾曲方向に沿って円弧状に延
びている。
【0030】同様に、第2の把持部材9aは、その曲率
半径がRに設定されており、把持部材9aの下面を形成
し且つ血管20,21の外周面に略沿って湾曲する支持
面24と、把持部材9aの側面を形成し且つ第1の把持
部材5aの把持面14との間で組織を把持する把持面1
6とを有している。また、把持面16は、支持面24か
ら略垂直に立ち上がって把持面14と平行に対向可能な
平面として形成されるとともに、湾曲形状の把持部材9
aを形作るように支持面24の湾曲方向に沿って円弧状
に延びている。
【0031】第1の把持部5の把持面14には、組織を
保持する保持手段の一方側を構成する複数(本実施形態
では3つ)の凸部43が形成されている。これらの凸部
43は、把持面14の延在方向に沿って互いに所定の間
隔をもって配置されている。また、第2の把持部9の把
持面16には、組織を保持する保持手段の他方側を構成
する複数(本実施形態では3つ)の凹部45が形成され
ている。これらの凹部45は、把持面16の延在方向に
沿って互いに所定の間隔をもって配置されるとともに、
ジョー6が閉位置に回動された際に対応する凸部43と
係合するようになっている。
【0032】図6に詳しく示されるように、凸部43
は、その先端が鋭角的に尖った突起部48と、突起部4
8の外周にわたってドーナツ状に陥没した陥凹部47と
から構成されている。一方、凹部45は、突起部48と
係合可能で且つ円錐状に陥没した陥凹部49と、陥凹部
49を外側から取り囲むように形成され且つ陥凹部47
と係合可能な突起部50とから構成されている。なお、
突起部50は、その先端が鋭角的に尖っている。
【0033】次に、上記構成の超音波処置具によって血
管を吻合処置する場合について説明する。
【0034】まず、超音波振動子ユニット1を一方の手
で保持し、その手の親指等をジョー6の指掛け部7に引
掛ける。次に、この状態で、図4に示されるように、プ
ローブ4の第1の把持部5(具体的には、把持部材5a
の支持面8)を吻合される一方側の血管20の外壁に沿
わせるとともに、ジョー6の第2の把持部9(具体的に
は、把持部材9aの支持面24)を吻合される他方側の
血管21の外壁に沿わせる。そして、その状態で、今度
は、凸部43および凹部45の位置で、各血管20,2
1の吻合部の外壁22,23を図示しない把持具(例え
ば、ピンセット)によってめくり上げ、外壁22を凸部
43の突起部48の尖った部分に押し当てるとともに、
外壁23を凹部45の突起部50の尖った部分に押し当
てる。これにより、血管外壁22が凸部43に仮固定さ
れるとともに、外壁23が凹部45に仮固定される。次
に、この仮固定状態のまま、指掛け部7に掛けている指
を動かしてジョー6を閉位置へと移動させる。この操作
により、ジョー6は、軸体17の中心軸Oを中心とし
て図中矢印Aで示される方向に回動され、第1および第
2の把持部材5a,9aの把持面14,16間で、めく
り上げられた血管20,21の外壁22,23が挟まれ
る。この時、凸部43と凹部45とが互いに係合される
ため、めくり上げられている血管20,21の外壁2
2,23は、把持面14,16上でずれることなく挟持
(保持)される。
【0035】このようにして、めくり上げられた各血管
20,21の外壁22,23を把持面14,16間で挟
持したら、今度は、入力スイッチ12を操作する。これ
により、ジェネレータ10の出力制御部31に駆動信号
が入力されるとともに、ジョー6の回転角信号が回転角
検出素子30から出力制御部31に入力される。出力制
御部31は、回転角検出素子30から送られるジョー6
の回転角信号に基づいて、把持部5,9によって把持さ
れる血管外壁22,23の厚さを判定し、その厚さに適
した出力レベル(電気エネルギ)をデータメモリに記憶
されている情報から読み取って設定するとともに、その
設定された電気エネルギがエネルギ出力部32から出力
されるようにエネルギ出力部32の駆動を制御する。
【0036】エネルギ出力部32から出力される電気エ
ネルギは、電線11を介して超音波振動子2に伝達さ
れ、振動エネルギへと変換される。この振動エネルギ
は、ホーン3によって増幅されつつプローブ4によって
伝達され(矢印B方向の振動となって伝達され)、プロ
ーブ4の先端部に位置する第1の把持部材5aに供給さ
れる。したがって、第1の把持部材5aの把持面14と
第2の把持部材9aの把持面16との間で摩擦熱が発生
し、把持面14,16間に挟持されている血管20,2
1の外壁22,23が凝固癒着される。その後、血管2
0,21をその中心軸0回りに回転させて、同様の作
業を数回繰り返せば、血管20,21の端々吻合が完了
する。
【0037】なお、吻合する血管の径(R’)と第1お
よび第2の把持部材5a,9aの曲率半径(R)とが大
きく異なる場合には、図示しない工具等を用いてネジ4
0,42を外して、プローブ4およびジョー6から第1
および第2の把持部材5a,9aを取り外すとともに、
代わって、吻合する血管の径(R’)と略一致する曲率
半径R’の第3および第4の把持部材5b,9bをプロ
ーブ4およびジョー6に取付ければ良い(図5参照…把
持部材9bは図示されていない)。
【0038】以上説明したように、本実施形態の超音波
処置具は、体組織を把持するための把持部5,9が湾曲
形状を成しており、また、体組織を保持するための保持
手段43,45が把持部5,9の把持面14,16に設
けられているため、第1の実施形態と同様の作用効果を
得ることができる。特に、本実施形態では、把持面1
4,16間で血管外壁22,23を把持する前に、保持
手段43,45の突起部を用いて各把持面14,16に
血管外壁22,23を仮固定できるため、把持時に血管
外壁22,23が滑ることを防止でき、より確実な凝固
癒着が可能となる。
【0039】また、本実施形態の超音波処置具では、吻
合する血管壁の厚さに適した出力レベルの超音波エネル
ギが第1の把持部5に供給されるため、凝固癒着が不十
分であったり、逆に、血管壁を焦がしすぎるといった事
態を防止でき、より確実な血管吻合が可能となる。
【0040】また、本実施形態の超音波処置具では、プ
ローブ4およびジョー6に対して第1および第2の把持
部材5a,9aが着脱自在に取り付けられているため、
吻合される血管の径に最適な曲率半径の把持部材を選択
して使用することができる。
【0041】なお、本実施形態においては、吻合される
血管壁の厚さを知るために、ジョー6の回転角が検出さ
れているが、ジョー6もしくはプローブ4の先端部に圧
力素子を設けることによって血管壁の厚さが検出されて
も良い。
【0042】図7および図8は本発明の第3の実施形態
を示している。なお、本実施形態において、第1の実施
形態と共通する構成要素については、同一符号を付して
その説明を省略する。
【0043】図7に示されるように、超音波振動子ユニ
ット1には、プローブカバー60が一体的に取付けられ
ている。プローブカバー60の内側には、ホーン3に接
続されたプローブ4が配設されている。また、プローブ
カバー60の先端部は、プローブ4の先端部とともに湾
曲しており、ジョー6の第2の把持部9との間で体組織
を把持する第1の把持部5を形成している。具体的に
は、プローブカバー60の先端部は、下面を形成し且つ
血管20,21の外周面に略沿って湾曲する支持面64
と、側面を形成し且つ第2の把持部9との間で組織を把
持する把持面63とを有している。また、把持面63
は、支持面64から略垂直に立ち上がる平面として形成
されるとともに、支持面64の湾曲方向に沿って円弧状
に延びている。
【0044】プローブ4の把持面14は、プローブカバ
ー60の把持面63で、外部に露出されている。この露
出する把持面14には、組織を保持する保持手段の一方
側を構成する複数(本実施形態では3つ)の凸部66が
形成されている。これらの凸部66は、把持面14の延
在方向に沿って互いに所定の間隔をもって配置されてい
る。また、第2の把持部9の把持面16には、組織を保
持する保持手段の他方側を構成する複数(本実施形態で
は3つ)の凹部67が形成されている。これらの凹部6
7は、把持面16の延在方向に沿って互いに所定の間隔
をもって配置されるとともに、ジョー6が閉位置に回動
された際に対応する凸部66と係合するようになってい
る。
【0045】図8に示されるように、プローブカバー6
0の支持面64には複数の穴70が形成されている。こ
れらの穴70はカバー60の内部で中空管71と結合さ
れており、中空管71は図示しないパイプ部材を介して
吸引ポンプ(図示せず)に接続されている。一方、ジョ
ー6の第2の把持部9の支持面24にも複数の穴72が
形成されている。これらの穴72はジョー6の内部で中
空管73と結合されており、中空管73は図示しないパ
イプ部材を介して吸引ポンプ(図示せず)に接続されて
いる。
【0046】このような構成では、吻合される血管2
0,21の外壁に第1の把持部5および第2の把持部9
を沿わせた際、プローブカバー60およびジョー62に
設けられた穴部70および72に作用する吸引圧によっ
て、血管20,21の外壁が支持面24,64に吸着さ
れる。そのため、血管外壁22,23の一部分をめくり
上げる作業がより容易となる。
【0047】また、プローブ4をプローブカバー60の
内部に収納し、プローブ4の把持面14のみを外部に露
出させているため、振動エネルギが血管の不要な部分に
伝わることを防止できる。そのため、血管吻合時に誤っ
て血管を閉塞してしまうといった事態を確実に防止でき
る。
【0048】なお、以上説明してきた技術内容によれ
ば、以下に示すような各種の構成が得られる。
【0049】1.超音波振動を発生する超音波振動子
と、超音波振動子に接続される振動伝達部材と、振動伝
達部材に接続される第1の把持部と、第1の把持部に対
峙して可動自在であり、前記第1の把持部との間で生体
組織を把持する第2の把持部とを有する超音波処置具に
おいて、前記第1および第2の把持部の一端が略円弧形
状の湾曲部からなるとともに、両把持部の対峙する面に
生体組織を保持する保持部材を設けたことを特徴とする
超音波処置具。
【0050】2.第1の把持部および第2の把持部によ
って把持される生体組織の厚さを検出する検出手段と、
この検出手段による検出結果に基づいて超音波振動子の
出力を制御する制御手段とを備えていることを特徴とす
る第1項に記載の超音波処置具。
【0051】3.前記湾曲部が第1の把持部および第2
の把持部に対して着脱可能に取り付けられていることを
特徴とする第1項に記載の超音波処置具。 4.前記保持部材が鋭角形状からなることを特徴とする
第1項に記載の超音波処置具。 5.前記検出手段は、第1の把持部と第2の把持部の相
対位置関係を検出することを特徴とする第2項に記載の
超音波処置具。
【0052】6.前記検出手段が角度検出手段からなる
ことを特徴とする第2項に記載の超音波処置具。 7.前記湾曲部に1つ以上の穴部を設けるとともに、こ
の穴部を吸引装置に接続可能にしたことを特徴とする第
1項に記載の超音波処置具。 8.前記第1の把持部を被うカバー部材が設けられてい
ることを特徴とする第1項に記載の超音波処置具。 9.前記第1の把持部を被うカバー部材を設けるととも
に、第1の把持部に設けられた湾曲部が前記カバー部材
から外部に露出していることを特徴とする第1項に記載
の超音波処置具。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波処
置具によれば、血管の吻合を短時間で簡単且つ正確に行
なうことができるとともに、術後の状態を良好に維持で
き、端々吻合のみならず側端吻合にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る超音波処置具の
概略斜視図である。
【図2】図1の超音波処置具の把持部によって血管を吻
合する状態を示す拡大斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る超音波処置具の
概略斜視図である。
【図4】図3の超音波処置具の把持部によって血管を吻
合する状態を示す拡大斜視図である。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図6】(a)はプローブの把持面に設けられた保持手
段の断面図、(b)はジョーの把持面に設けられた保持
手段の断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る超音波処置具の
把持部の斜視図である。
【図8】(a)はジョーの把持部を支持面側から見た斜
視図、(b)はプローブカバーの先端部をその支持面側
から見た斜視図である。
【符号の説明】
2…超音波振動子 4…プローブ(振動伝達部材) 5…第1の把持部 6…ジョー 9…第2の把持部 13,43,66…凸部(保持手段) 15,45,67…凹部(保持手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 義清 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岡田 光正 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小賀坂 高宏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岡部 洋 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 木村 健一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 志賀 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中土 一孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 CC23 JJ23 JJ27

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動を発生する超音波振動子と、 超音波振動子に接続され、超音波振動子で発生する超音
    波振動を伝達する振動伝達部材と、 振動伝達部材の先端部に設けられ、伝達される振動エネ
    ルギによって処置対象組織を処置する第1の把持部と、 第1の把持部に対峙して回動自在であり、第1の把持部
    との間で生体組織を把持する第2の把持部と、 を具備する超音波処置具において、 前記第1および第2の把持部は、所定の曲率半径をもっ
    て湾曲しており、互いに対向するその把持面に処置対象
    組織を保持する保持手段を有していることを特徴とする
    超音波処置具。
  2. 【請求項2】 第1の把持部と第2の把持部とによって
    把持される処置対象組織の厚さを検出する検出手段と、
    この検出手段からの検出結果に基づいて超音波振動子で
    発生する超音波振動の出力を制御する制御手段とを具備
    することを特徴とする請求項1に記載の超音波処置具。
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