JP2001070313A - 超音波処置具 - Google Patents

超音波処置具

Info

Publication number
JP2001070313A
JP2001070313A JP24758999A JP24758999A JP2001070313A JP 2001070313 A JP2001070313 A JP 2001070313A JP 24758999 A JP24758999 A JP 24758999A JP 24758999 A JP24758999 A JP 24758999A JP 2001070313 A JP2001070313 A JP 2001070313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
treatment
housing
distal end
end side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24758999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4422243B2 (ja
Inventor
Kenichi Kimura
健一 木村
Tomohisa Sakurai
友尚 櫻井
Yoshikiyo Shibata
義清 柴田
Mitsumasa Okada
光正 岡田
Takahiro Ogasaka
高宏 小賀坂
Hiroshi Okabe
洋 岡部
Masaaki Ueda
昌章 植田
Akira Shiga
明 志賀
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP24758999A priority Critical patent/JP4422243B2/ja
Publication of JP2001070313A publication Critical patent/JP2001070313A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4422243B2 publication Critical patent/JP4422243B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320068Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
    • A61B17/320092Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320068Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
    • A61B2017/320072Working tips with special features, e.g. extending parts
    • A61B2017/320074Working tips with special features, e.g. extending parts blade
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320068Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
    • A61B2017/320084Irrigation sleeves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320068Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
    • A61B17/320092Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw
    • A61B2017/320094Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw additional movable means performing clamping operation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波振動を安定して発生させると共に、過
度の接触力量で処置対象部位を押圧することを防止す
る。 【解決手段】 ハウジング4の後端側内周に、ハウジン
グ4に対して振動子ユニット2及び伝達部材3を支持部
材21を中心に反時計回り方向に付勢するように付勢手
段としてコイルばね25を設ける。これにより、コイル
ばね25の反時計回り方向の付勢力に抗して処置部3a
に加わる操作力量即ち処置対象部位27に対する接触力
量が処置部3aに加わると、コイルばね25が変形して
縮むと共に、振動子ユニット2及び伝達部材3がハウジ
ング4に対して支持部材21を中心に時計方向に回動し
て、処置部3aは徐々にハウジング4内に没入してい
き、所定の操作力量を超えるとハウジング4内に没入す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波振動により
処置対象部位を処置する超音波処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より超音波振動の応用技術として例
えば超音波メス装置や超音波トラカール装置などの超音
波を利用した各種の超音波処置具が広く用いられてい
る。
【0003】このような超音波処置具には、例えば特開
昭61−159952号公報に記載されているように、
超音波振動により生物組織の処置対象部位、特に骨の切
除、骨膜の分離等の処置を行う外科手術具がある。前記
超音波処置具は、超音波振動子に接続された超音波振動
を伝達する伝達部材の先端側に処置部を有し、この処置
部を処置対象部位に押し当てて、切除等の処置を行うよ
うになっている。また、この伝達部材の内部を通る液体
流路を有して、処置した処置対象部位例えば骨の切除片
等の回収を行うものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭61−159952号公報に記載の超音波処置具
は、伝達部材の処置部が処置対象部位に接触する力量は
操作者の操作力量(手術用具を処置対象部位に押し当て
る力量)によって直接影響を受ける。特に骨等の硬い処
置対象部位を処置する際、過度の操作力量を加えると伝
達部材に応力が生じてインピーダンスが上昇し、超音波
振動子による超音波振動の発生が困難になる等の問題が
あった。また、超音波振動を発生させることができて
も、処置部の処置対象部位に対する接触力量が所定の値
を超えて過度の接触力量で処置対象部位を押圧すること
があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明による超音波処置具は、超音波振動子を有する振
動子ユニットと、この振動子ユニットの先端側に連結
し、前記超音波振動子からの超音波振動を先端側に設け
た処置部に伝達する伝達部材と、この伝達部材及び前記
振動子ユニットを覆うハウジングと、このハウジングに
対して前記振動子ユニットを付勢し、前記伝達部材の先
端側に設けた処置部を前記ハウジング外部に突出させる
付勢手段と、を具備したことを特徴としている。この構
成により、超音波振動を安定して発生させると共に、過
度の接触力量で処置対象部位を押圧することを防止する
ようにした超音波処置具を提供することを目的とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図4は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態を
備えた超音波処置具を示す説明図、図2は図1のA−A
断面図、図3は各処置に適した種々の形状に加工されて
いる処置部を示した説明図であり、図3(a)はエッジ
を有するナイフ形状の処置部を示した外観斜視図、図3
(b)は湾曲部を有するフック形状の処置部を示した外
観斜視図、図3(c)はキュレット形状の処置部を示し
た外観斜視図、図4は処置部に加える操作力量が所定の
力量になり、処置部がハウジング内に没入されている状
態を示す説明図である。
【0007】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態を備えた超音波処置具1は、超音波振動子2aを有し
た振動子ユニット2と、この振動子ユニット2の先端側
に連結し、前記超音波振動子2aからの超音波振動を先
端側に設けた処置部3aに伝達する伝達部材3と、この
伝達部材3及び前記振動子ユニット2を覆う形状の把持
部を兼ねるハウジング4とから主に構成されている。
尚、本実施の形態の超音波処置具1は、処置対象部位例
えば、骨等に押し当てて切除等の超音波処置を施すもの
である。
【0008】前記振動子ユニット2は、例えばボルト締
めラジュバン型振動子で構成された超音波振動子2a
と、この超音波振動子2aに結合されて、この超音波振
動子2aで発生した超音波振動を増幅させるホーン5
と、前記超音波振動子2aを覆う円筒状のカバー部材6
とから構成されている。前記カバー部材6には、前記超
音波振動子2aと図示しない超音波発振装置とを電気的
に接続するコード7が延出している。
【0009】前記伝達部材3は、前記ホーン5の先端側
に例えばねじ等により取り付けられて前記ホーン5から
の超音波振動を伝達する超音波プローブ8と、この超音
波プローブ8の先端側に設けられ、超音波振動により処
置を行うための前記処置部3aとから構成されている。
尚、前記処置部3aは、図3(a)に示すようにエッジ
11aを有するナイフ形状11をしているが、図3
(b)に示すような湾曲部12aを有するフック形状1
2のものや図3(c)に示すようなキュレット形状13
等の各処置に適した種々の形状に加工されている。
【0010】前記ハウジング4の先端側には、前記処置
部3aが突出する先端開口部4aが形成され、後端側に
は前記コード7が挿通される後端開口部4bが形成され
ている。また、ハウジング4の後端側内周には、前記カ
バー部材6の外周面と突き当たる内周側に突き出した突
当部20が形成されている。
【0011】前記超音波プローブ8は、超音波振動の節
に当たる部分の位置に支持部材21を取り付けている。
この支持部材21は、図2に示すように前記超音波プロ
ーブ8に形成した凸部22と係合することにより、前記
超音波プローブ8に対して一体的に取り付けられてい
る。前記支持部材21は、雌ネジ部21aを形成してい
て、2つの支点部材23の先端に形成した雄ネジ部23
aに螺合することで、前記ハウジング4を前記振動子ユ
ニット2及び伝達部材3に対して回動自在に取り付けて
いる。即ち、振動子ユニット2及び伝達部材3は、ハウ
ジング4に対して支持部材21を中心に回動自在となっ
ている。
【0012】本実施の形態では、前記ハウジング4に対
して前記振動子ユニット2を付勢し、前記超音波プロー
ブ8の先端側に設けられた処置部3aを前記ハウジング
4外部に突出する付勢手段を設けて構成している。
【0013】前記ハウジング4の後端側内周には、付勢
手段としてのコイルばね25を調整部材としての調整ね
じ26により取り付けている。前記コイルばね25は、
前記ハウジング4に対して前記振動子ユニット2及び伝
達部材3を前記支持部材21を中心に図1上で反時計回
り方向に付勢する位置に設けられている。尚、前記処置
部3aに操作力量が加えられない状態のときには、前記
カバー部材6の外周面と前記ハウジング4の突当部20
とは突き当たり、前記処置部3aは前記ハウジングの先
端開口部4aから突出している状態となっている。
【0014】前記調整ねじ26には、雄ねじ部26aが
形成され、この雄ねじ部26aを前記ハウジング4に形
成された雌ねじ部4cにねじ込むことで、前記ハウジン
グ4に対する調整ねじ26のねじ込み量を調整すること
が可能である。これにより、前記コイルばね25の装備
力量を調整できるようになっている。
【0015】このように構成された超音波処置具1を用
いてハウジング4の外周面を保持し、例えば骨等の処置
対象部位に押し当て、超音波処置を施す。図示しない超
音波発振装置からコード7を介して超音波振動子2aに
電流が供給されると、超音波振動子2aは超音波振動を
発生する。この超音波振動子2aにより発生した超音波
振動がホーン5により増幅され、超音波プローブ8によ
り処置部3aに伝達される。この処置部3aに伝達され
た超音波振動により例えば骨等の処置対象部位27(図
4参照)の切除等の処置が行われる。
【0016】このとき、操作者の操作力量即ち処置部3
aの処置対象部位27に対する接触力量がコイルばね2
5の装備力量を超えると、コイルばね25が変形して縮
むと共に、振動子ユニット2及び伝達部材3がハウジン
グ4に対して支持部材21を中心に図1上で時計方向に
回動し、処置部3aは徐々にハウジング4内に没入して
いく。
【0017】更に、操作力量を加えると、伝達部材3の
インピーダンスが過度に上昇する(超音波振動子2aに
て超音波振動が発生できなくなるまで上昇する)前に、
図4に示すように処置部3aはハウジング4内に没入す
る。よって、処置部3aの処置対象部位27に対する接
触力量及び伝達部材3に加わる応力は、所定の値を超え
ることはない。尚、調整ねじ26のねじ込み量を調整す
ることにより、処置対象部位27に応じた、あるいは伝
達部材3の特性に応じたコイルばね25の装備力量を選
択することが可能である。
【0018】この結果、伝達部材3のインピーダンスが
過度に上昇することがないため、超音波振動子2aによ
る超音波振動の発生が安定する。また、処置部3aの処
置対象部位に対する接触力量が所定の値を超えることが
無い。
【0019】(第2の実施の形態)図5ないし図6は本
発明の第2の実施の形態に係り、図5は本発明の第2の
実施の形態を備えた超音波処置具を示す説明図、図6は
図5の処置部の拡大図である。本実施の形態では、第1
の実施の形態で説明した超音波処置具1の超音波振動子
2aとホーン5及び超音波プローブ8を貫通し、処置部
3aの先端側にて開口するチャンネルを形成すると共
に、ハウジング4内にスイッチを設けて超音波処置具を
構成している。それ以外の構成は図1とほぼ同様なので
同じ構成には、同じ符号を付して説明を省略する。
【0020】図5に示すように本実施の形態を備えた超
音波処置具30の振動子ユニット2後端側には、図示し
ない送水吸引装置に接続されるチューブ(不図示)が接
続される口金31を設け、この口金31と超音波振動子
2aとホーン5及び超音波プローブ8を貫通するチャン
ネル32を形成している。このチャンネル32は、図6
に示すように処置部3aの先端側にて開口している。
【0021】前記ハウジング4の後端側内周には、例え
ば接触部33aを有するスイッチ33をハウジング4に
一体的に取り付けていて、コード33bを介して図示し
ない超音波発振装置に電気的に接続されている。このス
イッチ33は、前記振動子ユニット2のカバー部材6の
外周面とスイッチ33の接触部33aとが接触すること
でオンし、例えば前記コード33bを介して超音波発振
装置に電気信号を送信し、超音波振動子2aへの電力供
給を停止するように構成している。尚、このとき、超音
波発振装置が警告音を発したり、LEDを点灯させるこ
とにより操作者へ告知するような構成にしても良い。
【0022】このように構成された超音波処置具30を
用いてハウジング4の外周面を保持し、処置対象部位
(例えば骨等)に押し当て、第1の実施の形態の超音波
処置具1と同様に超音波処置を施す。処置部3aを処置
対象部位に押し当て処置を行う際、処置部3aの処置対
象部位に対する接触力量によりコイルばね25が変形し
て縮み、ハウジング4に対して振動子ユニット2及び伝
達部材3が支持部材21を中心に図5上で時計方向に回
動する。
【0023】このとき、チャンネル32を介して図示し
ない送水吸引装置で吸引することにより、処置した処置
対象部位(例えば骨の切除片等)の回収を行うことがで
きる。また、チャンネル32を介して送気したり、ある
いは例えば生理食塩水等を送水することにより、処置し
た処置対象部位の除去、あるいは処置対象部位の洗滌を
行うこともできる。更に、超音波プローブ8の冷却も同
時に行うことができる。
【0024】更に、処置部3aの処置対象部位に対する
接触力量が所定の値を超えると、前記したように振動子
ユニット2のカバー部材6の外周面とスイッチ33の接
触部33aとが接触することでスイッチ33がオンし
て、図示しない超音波発振装置からの超音波振動子2a
への電力供給を停止する。これにより、過度の接触力量
による超音波処置を防止できる。
【0025】この結果、第1の実施の形態の超音波処置
具1に比べて、更に超音波振動を安定に発生させると共
に、過度の接触力量で処置対象部位を押圧することを防
止することができる。また、チャンネル32を介して送
気、送水、吸引等を行うことにより、良好な視野での処
置が可能となる。
【0026】(第3の実施の形態)図7は本発明の第3
の実施の形態に係る超音波処置具を示す説明図である。
第1、第2の実施の形態では、伝達部材3の長手軸方向
に対して略垂直方向に処置部3aを処置対象部位例え
ば、骨等に押し当てて切除等の超音波処置を施す超音波
処置具1に、ハウジング4に対して振動子ユニット2及
び伝達部材3を支持部材21を中心に反時計回り方向に
付勢するような付勢手段としてコイルばね25を設けた
構成としているが、本実施の形態では伝達部材3の長手
軸方向に対して略平行方向に処置部3aを処置対象部位
に押し当てて超音波処置を施す超音波処置具に適用す
る。尚、同一構成には、同じ符号を付して説明を省略す
る。
【0027】図7に示すように本実施の形態の超音波処
置具40は、振動子ユニット2を覆うカバー部材6の先
端側にフランジ41を形成すると共に、伝達部材3はパ
イプ状の超音波プローブ42で構成している。前記振動
子ユニット2及び超音波プローブ42を覆うハウジング
43の後端側内周には、押え部材44がハウジング43
に対して一体的に設けられている。
【0028】この押え部材44には、前記カバー部材6
の外周面を軸方向に摺動可能に支持する小径部45が形
成されている。前記カバー部材6の外周側には、付勢手
段としてのコイルばね46が設けられ、このコイルばね
46は前記フランジ41の後端面及び前記押え部材44
の先端面に接触している。前記処置部3aに接触力量が
加えられない状態のときには、フランジ41の先端面が
前記ハウジング43の突当面47に突き当たり、処置部
3aはハウジング43の先端開口部43aから突出して
いる状態となっている。
【0029】このように構成された超音波処置具40を
用いてハウジング43の外周面を保持し、処置対象部位
(例えば骨等)に押し当て、超音波処置を施す。そし
て、処置部3aの先端面を処置対象部位に押し当てた状
態で超音波振動を発生させると、キャビテーション現象
により処置対象部位が破砕、乳化される。その破砕、乳
化された処置対象部位をチャンネル32を介して吸引
(回収)する。
【0030】このとき、処置部3aを処置対象部位に押
し当てる力量(軸方向の力量)が所定の値を超えると、
コイルばね46が縮み振動子ユニット2及び伝達部材3
がハウジング43に対して図7上で右方向に移動して、
処置部3aがハウジング43内に没入される。この結
果、第2の実施の形態の超音波処置具と同様な効果を得
ることが可能となる。
【0031】尚、本発明は、上記した実施の形態にのみ
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0032】ところで、従来、自動縫合器や自動吻合器
等に超音波を組み合わせ、処置対象部位の縫合または吻
合を行なう超音波処置具は、処置部の構造が大きいた
め、血管の吻合や膜の縫合閉鎖等細かい部位の処置が困
難であった。そこで、血管の吻合や膜の縫合閉鎖等細か
い部位の処置が可能な超音波処置具を実現することを目
的とする。
【0033】図8に示すように超音波処置具61は、超
音波振動子62aを有する処置具本体62と、前記超音
波振動子62aからの超音波振動を先端側に設けた処置
部63aに伝達する伝達部材63と、この伝達部材63
の先端側に設けた処置部63aとの間で処置対象部位を
把持する把持部であるジョウ(Jaw)64と、前記処
置具本体62の先端側に連設し、前記伝達部材63を覆
う形状のカバー部材65とから主に構成されている。
【0034】前記処置具本体62は、例えばボルト締め
ラジュバン型振動子で構成された超音波振動子62a
と、この超音波振動子62aに結合されて、この超音波
振動子62aで発生した超音波振動を増幅させるホーン
66とから構成されている。前記カバー部材65には、
前記超音波振動子62aと図示しない超音波発振装置と
を電気的に接続するコード67が延出している。
【0035】前記伝達部材63は、前記ホーン66の先
端側に例えばねじ等により取り付けられた超音波振動を
伝達する超音波プローブ68と、この超音波プローブ6
8の先端側で、超音波振動により処置を行うための前記
処置部63aとから構成されている。
【0036】前記ジョウ64は、例えば前記カバー部材
65の先端側に軸着されていて、このジョウ64には例
えば付勢ばね69の下端が固定されると共に、この付勢
ばね69の上端は前記カバー部材65の先端側内部に固
定されている。この付勢ばね69の付勢力に抗して前記
ジョウ64をこの処置部63aに対して閉方向に回動さ
せて、前記ジョウ64の先端側と前記超音波プローブ6
8の処置部63aとで処置対象部位を把持できるように
なっている。尚、前記ジョウ64は、前記カバー部材6
5の先端側に軸着せずに図11に示すように、例えば親
指70aに嵌められる溝部70を形成して構成しても良
い。
【0037】本実施例では、前記超音波プローブ68先
端側に設けられた処置部63aに血管の吻合や膜の縫合
閉鎖等細かい部位の処置が可能な組織把持部材としての
突起部材として針71を設けると共に、前記ジョウ64
に前記針71が貫通する貫通部72を形成している。
【0038】前記針71は、例えば図9(a)に示すよ
うに前記超音波プローブ68先端側の処置部63aから
前記ジョウ64に向かって湾曲している形状である。
尚、前記針71は、図9(b)に示すように前記カバー
部材65の先端側開口部に設けても良い。
【0039】このように構成した超音波処置具61を用
いてカバー部材65の外周面を手73で保持し、図10
に示すように例えば血管や膜等の処置対象部位74a、
74bを針71で突き刺して処置部63aとジョウ64
との間で把持し、超音波処置を施す。これにより、血管
の吻合や膜の縫合閉鎖等細かい部位の処置が可能とな
り、縫合、吻合したい処置対象部位のマニピュレーショ
ンが容易となる。
【0040】ところで、従来、ソケイヘルニアを内視鏡
的に手術する場合、複雑な針糸による縫合操作や、高価
なヘルニアステープラ等の縫合器を使用していた。そこ
で、腹膜等の処置対象部位の縫合を針や高価なステープ
ラ等を使用することなく、確実かつ容易に行なうことが
可能な超音波処置具を実現することを目的とする。
【0041】図12に示すように超音波処置具81は、
超音波振動子(不図示)を有したハンドピース82と、
前記超音波振動子からの超音波振動を先端側に伝達する
伝達部材83と、この伝達部材83を覆う保護部材であ
る細長い筒状のシース84とから主に構成されている。
【0042】前記ハンドピース82後端部には、前記超
音波振動子と図示しない超音波発振装置とを電気的に接
続するコード85が延出している。前記ハンドピース8
2は、一体的に形成されている固定ハンドル86と、こ
の固定ハンドル86に対して接離可能な可動操作ハンド
ル87とを設けている。前記伝達部材83は、超音波振
動子からの超音波振動を伝達する超音波プローブ88
と、この超音波プローブ88の先端側に軸着された組織
把持部材89とから構成されている。
【0043】前記超音波プローブ88の後端は、前記ハ
ンドピース82に挿通されて、前記可動操作ハンドル8
7に接続されている。このため、可動操作ハンドル87
を固定ハンドル86に対して操作することによって、前
記超音波プローブ88は前記可動操作ハンドル87から
の把持あるいは、開放の動作指示を前記組織把持部材8
9に伝達するようになっている。
【0044】これにより、図13(a)に示すように前
記組織把持部材89で腹膜等の処置対象部位90a、9
0bを突き刺して、更にこの状態から超音波プローブ8
8側に向けて閉じる方向に回動させることで、前記超音
波プローブ88側に手繰り寄せ、図13(b)に示すよ
うに、前記超音波プローブ88との間で処置対象部位9
0a、90bを把持して超音波接合することが可能であ
る。
【0045】また、例えば図14に示す超音波処置具9
1のように、超音波プローブ92の先端側を屈曲させた
屈曲プローブ92aと、この屈曲プローブ92aとの間
で処置対象部位を把持する組織把持部材93を前記可動
操作ハンドル87に接続されている駆動軸94の先端側
に回動自在に軸着して構成してもよい。図中では、前記
組織把持部材93で例えばヘルニアサック切除後の腹膜
開口部95の一端を突き刺して左側の他端に手繰り寄せ
て超音波処置を施す様子を示している。尚、前記駆動軸
94に前記超音波振動子からの超音波振動を伝達して、
前記組織把持部材93で超音波処置を可能なように構成
しても良い。
【0046】図15(a)に示すように前記駆動軸94
先端側に回動自在に軸着した前記組織把持部材93は、
前記可動操作ハンドル87を固定ハンドル86側に閉操
作することによって、屈曲プローブ92a側に向けて閉
じる方向に回動すると共に、手元側に平行移動するよう
になっている。そして、図15(b)に示すように、前
記組織把持部材93で腹膜等の処置対象部位90a、9
0bを前記屈曲プローブ92a側に向けて手繰り寄せ、
前記屈曲プローブ92aとの間で処置対象部位90a、
90bを把持して超音波接合することが可能となってい
る。尚、前記屈曲プローブ92aは、図16(a)に示
すように処置対象部位が逃げないように処置対象部位を
係止する突起部96を設けて構成しても良い。
【0047】また、図16(b)に示すように、R形状
に形成した組織把持部材93を前記駆動軸94に取り付
けると共に、同様に屈曲プローブ92aもR形状に形成
して、処置対象部位を把持するようにしても良い。この
場合、前記組織把持部材93で処置対象部位を引っかけ
て、手元側に平行移動させるだけで前記屈曲プローブ9
2aとの間で処置対象部位を把持することができるよう
になっている。
【0048】これにより、腹膜等の処置対象部位の縫合
を針や高価なステープラ等を使用することなく、確実か
つ容易に行なうことができる。
【0049】尚、本発明は、上記した実施例にのみ限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能である。
【0050】[付記] (付記項1) 超音波振動子を有する振動子ユニット
と、この振動子ユニットの先端側に連結し、前記超音波
振動子からの超音波振動を先端側に設けた処置部に伝達
する伝達部材と、この伝達部材及び前記振動子ユニット
を覆うハウジングと、このハウジングに対して前記振動
子ユニットを付勢し、前記伝達部材の先端側に設けた処
置部を前記ハウジング外部に突出させる付勢手段と、を
具備したことを特徴とする超音波処置具。
【0051】(付記項2) 前記ハウジング内に前記伝
達部材を回動自在に連結する支点部材を設けたことを特
徴とする付記項1に記載の超音波処置具。
【0052】(付記項3) 前記付勢手段は、コイルば
ねであることを特徴とする付記項1または2に記載の超
音波処置具。
【0053】(付記項4) 前記付勢手段に前記付勢手
段の装備力量を任意に調整する調整部材を設けたことを
特徴とする付記項1〜3に記載の超音波処置具。
【0054】(付記項5) 前記超音波振動子及び前記
伝達部材を貫通し前記処置部に開口部を有するチャンネ
ルを設けたことを特徴とする付記項1〜4に記載の超音
波処置具。
【0055】(付記項6) 超音波振動子を有する処置
具本体と、前記超音波振動子からの超音波振動を先端側
に設けた処置部に伝達する伝達部材と、この伝達部材の
先端側に設けた処置部との間で処置対象部位を把持する
把持部と、前記処置部付近に設けた組織把持部材と、を
具備したことを特徴とする超音波処置具。
【0056】(付記項7) 前記組織把持部材は、生体
組織を吸着する吸着部材であることを特徴とする付記項
6に記載の超音波処置具。
【0057】(付記項8) 前記組織把持部材は、生体
組織を突き刺す突起部材であることを特徴とする付記項
6に記載の超音波処置具。
【0058】(付記項9) 前記突起部材は、湾曲して
いることを特徴とする付記項8に記載の超音波処置具。
【0059】(付記項10) 前記突起部材は、前記処
置部の先端側に設けたことを特徴とする付記項8に記載
の超音波処置具。
【0060】(付記項11) 前記突起部材は、前記伝
達部材を覆うカバー部材の先端側に設けたことを特徴と
する付記項8に記載の超音波処置具。
【0061】(付記項12) 超音波振動子を有するハ
ンドピースと、前記超音波振動子からの超音波振動を先
端側に伝達する伝達部材と、この伝達部材の先端側に設
けられ、処置対象部位を突き刺して回転させることによ
り前記伝達部材側に手繰り寄せる組織把持部材と、を具
備したことを特徴とする超音波処置具。
【0062】(付記項13) 超音波振動子を有するハ
ンドピースと、前記超音波振動子からの超音波振動を先
端側に設けた処置部に伝達する伝達部材と、この伝達部
材の先端側に設けた処置部との間で処置対象部位を把持
する把持部と、この把持部の先端側に設けられ、処置対
象部位を突き刺して回転させることにより前記伝達部材
の先端側に設けた処置部側に手繰り寄せる組織把持部材
と、を具備したことを特徴とする超音波処置具。
【0063】(付記項14) 前記組織把持部材は、手
元側に平行移動可能であることを特徴とする付記項13
に記載の超音波処置具。
【0064】(付記項15) 前記処置部は、先端側で
屈曲していることを特徴とする付記項13に記載の超音
波処置具。
【0065】(付記項16) 前記処置部には、処置対
象部位を係止する突起部を設けたことを特徴とする付記
項13または15に記載の超音波処置具。
【0066】[付記の目的] (付記項1〜5)超音波振動を安定して発生させると共
に、過度の接触力量で処置対象部位を押圧することを防
止するようにした超音波処置具を提供することを目的と
する。
【0067】(付記項6〜11)血管の吻合や膜の縫合
閉鎖等細かい部位の処置が可能な超音波処置具を提供す
ることを目的とする。
【0068】(付記項12〜16)腹膜等の処置対象部
位の縫合を針や高価なステープラ等を使用することな
く、確実かつ容易に行なうことが可能な超音波処置具を
提供することを目的とする。
【0069】[付記の効果] (付記項1〜5)超音波振動を安定して発生させると共
に、過度の接触力量で処置対象部位を押圧することを防
止することができる。
【0070】(付記項6〜11)血管の吻合や膜の縫合
閉鎖等細かい部位の処置ができる。
【0071】(付記項12〜16)腹膜等の処置対象部
位の縫合を確実かつ容易に行なうことができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
音波振動を安定して発生させると共に、過度の接触力量
で処置対象部位を押圧することを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた超音波処置
具を示す説明図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】各処置に適した種々の形状に加工されている処
置部を示した説明図であり、図3(a)はエッジを有す
るナイフ形状の処置部を示した外観斜視図、図3(b)
は湾曲部を有するフック形状の処置部を示した外観斜視
図、図3(c)はキュレット形状の処置部を示した外観
斜視図。
【図4】図1の処置部に加える操作力量が所定の力量に
なり、処置部がハウジング内に没入されている状態を示
す説明図。
【図5】本発明の第2の実施の形態を備えた超音波処置
具を示す説明図。
【図6】図5の処置部の拡大図。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る超音波処置具
を示す説明図。
【図8】超音波縫合を行なう超音波処置具を示す説明
図。
【図9】図8のA矢視図であり、図9(a)は湾曲形状
の針を超音波プローブに取り付けた際の説明図、図9
(b)は湾曲形状の針をカバー部材に取り付けた際の説
明図。
【図10】処置対象部位を針で突き刺して処置部とジョ
ウとの間で把持している際の説明図。
【図11】図8の変形例を示す説明図。
【図12】超音波接合を行なう超音波処置具を示す説明
図。
【図13】図12の組織把持部材で処置対象部位を把持
している際の説明図であり、図13(a)は組織把持部
材で処置対象部位を突き刺している際の説明図、図13
(b)は同図(a)の状態から組織把持部材を閉操作し
て超音波プローブとの間で把持している際の説明図。
【図14】図12の変形例を示す説明図。
【図15】図14の処置部の動作を示す拡大図であり、
図15(a)は組織把持部材が屈曲プローブ側に向けて
閉じる方向に回動すると共に、手元側に平行移動してい
る際の動作説明図、図15(b)は同図(a)の動作で
処置対象部位を把持して超音波処置を行なっている際の
説明図。
【図16】図15の処置部の変形例を示す説明図であ
り、図16(a)は処置対象部位を係止する突起部を設
けた屈曲プローブを示す説明図、図16(b)はR形状
に形成した組織把持部材及び屈曲プローブを示す説明
図。
【符号の説明】
1,30,40,61,81,91…超音波処置具 2,62 …振動子ユニット 2a,62a …超音波振動子 3,63,83 …伝達部材 3a,63a …処置部 4,43 …ハウジング 6,65 …カバー部材 8,42,68,88,92 …超音波プローブ 20 …突当部 21 …支持部材 25,46 …コイルばね(付勢手段) 26 …調整ねじ(調整部材) 31 …口金 32 …チャンネル 33 …スイッチ 62 …処置具本体 64 …ジョウ(把持部) 69 …付勢ばね 71 …針(突起部材) 72 …貫通部 82 …ハンドピース 89,93 …組織把持部材 92a …屈曲プローブ 96 …突起部
フロントページの続き (72)発明者 柴田 義清 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岡田 光正 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小賀坂 高宏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岡部 洋 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 植田 昌章 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 志賀 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 EE03 LL20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動子を有する振動子ユニット
    と、 この振動子ユニットの先端側に連結し、前記超音波振動
    子からの超音波振動を先端側に設けた処置部に伝達する
    伝達部材と、 この伝達部材及び前記振動子ユニットを覆うハウジング
    と、 このハウジングに対して前記振動子ユニットを付勢し、
    前記伝達部材の先端側に設けた処置部を前記ハウジング
    外部に突出させる付勢手段と、を具備したことを特徴と
    する超音波処置具。
JP24758999A 1999-09-01 1999-09-01 超音波処置具 Expired - Fee Related JP4422243B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24758999A JP4422243B2 (ja) 1999-09-01 1999-09-01 超音波処置具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24758999A JP4422243B2 (ja) 1999-09-01 1999-09-01 超音波処置具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001070313A true JP2001070313A (ja) 2001-03-21
JP4422243B2 JP4422243B2 (ja) 2010-02-24

Family

ID=17165763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24758999A Expired - Fee Related JP4422243B2 (ja) 1999-09-01 1999-09-01 超音波処置具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4422243B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005304606A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Olympus Corp 超音波処置具
JP2014054545A (ja) * 2008-06-19 2014-03-27 Olympus Medical Systems Corp 超音波手術装置
JP6084349B1 (ja) * 2015-05-12 2017-02-22 オリンパス株式会社 超音波処置具
JP2018143809A (ja) * 2013-08-22 2018-09-20 ミソニクス インコーポレイテッド 超音波器具アセンブリ及びその製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005304606A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Olympus Corp 超音波処置具
JP4578850B2 (ja) * 2004-04-19 2010-11-10 オリンパス株式会社 超音波処置具
JP2014054545A (ja) * 2008-06-19 2014-03-27 Olympus Medical Systems Corp 超音波手術装置
JP2015128628A (ja) * 2008-06-19 2015-07-16 オリンパス株式会社 超音波手術装置
JP2018143809A (ja) * 2013-08-22 2018-09-20 ミソニクス インコーポレイテッド 超音波器具アセンブリ及びその製造方法
JP6084349B1 (ja) * 2015-05-12 2017-02-22 オリンパス株式会社 超音波処置具
US10098655B2 (en) 2015-05-12 2018-10-16 Olympus Corporation Ultrasonic treatment instrument

Also Published As

Publication number Publication date
JP4422243B2 (ja) 2010-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101215983B1 (ko) 조직의 응고를 위한 초음파 장치 및 방법
US6436114B1 (en) Apparatus for treating body tissue with ultrasound
US8382782B2 (en) Ultrasonic surgical instruments with partially rotating blade and fixed pad arrangement
JP5372931B2 (ja) 改良された外科用器具
JP5296074B2 (ja) 改良された外科用器具
US6893434B2 (en) Ultrasonic soft tissue cutting and coagulation systems including a retractable grasper
JP7003063B2 (ja) 冷却導管を有する超音波外科用器具
US20090254100A1 (en) Ultrasonic needle driver
JP2010051779A (ja) 超音波処置装置
US11439427B2 (en) Ultrasonic surgical instrument with clamp arm deflection feature
US20170304876A1 (en) Ultrasonic cleaning of surgical instrument
JPH10216146A (ja) 超音波アダプタ
JP2000287986A (ja) 手術具
JP2004194731A (ja) 超音波トロッカーシステム
JPH0998979A (ja) 超音波治療装置
CN111954500B (zh) 用于腹腔镜手术的器械
JP2001070313A (ja) 超音波処置具
US20030191390A1 (en) Ultrasonic treatment apparatus
JP4217351B2 (ja) 超音波処置具
JP2002035001A (ja) 超音波手術装置
JP2001057984A (ja) 超音波処置具
JP3911368B2 (ja) 超音波処置具
JP2001061843A (ja) 超音波穿刺吊り上げ具
JP2004041780A (ja) 超音波切開凝固装置
JP2005074014A (ja) トロッカーシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131211

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees