JP2001017264A - 応接椅子におけるフットレストの設置方法およびフットレストを備えた応接椅子 - Google Patents

応接椅子におけるフットレストの設置方法およびフットレストを備えた応接椅子

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JP2001017264A
JP2001017264A JP11176363A JP17636399A JP2001017264A JP 2001017264 A JP2001017264 A JP 2001017264A JP 11176363 A JP11176363 A JP 11176363A JP 17636399 A JP17636399 A JP 17636399A JP 2001017264 A JP2001017264 A JP 2001017264A
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JP
Japan
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footrest
seat
chair
moving body
support frame
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JP11176363A
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English (en)
Inventor
Busnelli Franco
ブズネリ フランコ
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GRUPPO IND BUSNELLI SpA
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GRUPPO IND BUSNELLI SpA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造を簡易とし、フットレスト設置作業が極め
て容易であり、使用時にフットレストを確実に支持固定
する。 【解決手段】座10および背12からなる応接椅子にお
いて、座下部の回動軸18を介して、垂直方向において
背側上方から座前方へ略90度回動自在に配設された支
持枠20に、フットレスト22を支持させてなるフット
レスト移動体24を、背側上方から座前方へ略90度回
動させることにより、フットレスト22を座前方に設置
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、応接椅子にフット
レストを設置させる方法およびフットレストを備えた応
接椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の例として、実用新案登録
第3038458号公報記載の肘掛け付き応接椅子が知
られている。
【0003】本公報記載の肘掛け付き応接椅子は、椅子
本体の底部に、先端が上方へ屈曲した支持枠が、肘掛け
の下部より前方に回動可能に枢着され、支持枠にシリン
ダーを介して足載台(フットレスト)が起倒可能に装着
され、支持枠の下面にガイド車が設けられ、支持枠の前
方回動時のストッパーとなる位置の椅子本体に脚が一本
設けられていることを特徴とするものである。
【0004】本例の肘掛け付き応接椅子の足載台を使用
する際、まず使用者が足載台を支持枠と共に前方へ90
度回動させた後、次いで使用者が支持枠から足載台を上
方へ90度回動させることにより、足載台を使用状態に
設置し、使用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例においては、構
造が複雑であるばかりか、使用者は、足載台を支持枠と
共に前方へ90度回動させた後、支持枠から足載台を上
方へ90度回動させるという、二動作で行う必要があ
り、その作業が面倒であることが問題となっていた。
【0006】また、足載台を上方へ回動させる際、シリ
ンダーを介して行われるため、回動力が非常に大きく、
足載台と椅子本体の座との間に指や手を挟む危険性が高
く、事故の要因となることが問題となっていた。
【0007】本発明は、このような欠点に鑑み、構造が
簡易であると共に、フットレスト設置作業が一動作と極
めて容易であり、使用時にフットレストを確実に支持固
定することができる応接椅子におけるフットレストの設
置方法およびフットレストを備えた応接椅子を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、座および背か
らなる応接椅子において、座下部の回動軸を介して、垂
直方向において背側上方から座前方へ略90度回動自在
に配設された支持枠に、フットレストを支持させてなる
フットレスト移動体を、背側上方から座前方へ略90度
回動させることにより、フットレストを座前方に設置す
ることを特徴とするもの、またはフットレスト移動体の
支持枠をコ字型フレームにより構成し、フットレスト移
動体の回動手段を、座側部の椅子本体に装着された、支
持枠であるコ字型フレームの両側辺部を枢着させてフッ
トレスト移動体を回動させるための回動軸と、この回動
軸より後方下部の座側部の椅子本体に装着された、フッ
トレスト設置完了時に支持枠であるコ字型フレームの両
側辺部を支持固定するストッパー部材と、により構成
し、フットレスト未使用時に背を介してフットレスト移
動体を支持固定すると共に、フットレスト設置時に回動
軸を介してフットレスト移動体を回動させ、フットレス
ト設置完了時にストッパー部材を介してフットレスト移
動体を支持固定することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で使用する応接椅子は、座
10および背12、並びにアームレスト14を備えた応
接椅子、例えばアームチェア、ソファ等である。
【0010】本発明に係る容易に設置できるフットレス
トを備えた応接椅子は、図1〜図3に示すように、以下
の構成からなるものである。
【0011】座10、背12およびアームレスト14を
備えた椅子本体16の座下部の回動軸18を介して、垂
直方向において背側上方から座前方へ略90度回動自在
に支持枠20が配設されている。
【0012】本例において、支持枠20は、パイプフレ
ームをコ字型に成形したコ字型フレームにより構成さ
れ、このコ字型フレームの両側辺部を、椅子本体16の
回動軸18に枢着させてある。
【0013】この支持枠20であるコ字型フレームの側
面形状は、図1および図2に示すように、前方に向けて
上方に湾曲させた形状である。
【0014】また、支持枠20を、椅子本体16の座1
0とアームレスト14との間に、収納するため、外部に
露出することがなく、美観を損ねることがない。
【0015】この支持枠20に、クッション性を有する
フットレスト22を支持させることにより、フットレス
ト移動体24が形成されている。
【0016】また、フットレスト未使用時、つまりフッ
トレスト移動体24を背側上方に位置させた際、フット
レスト22は着座者の背に当接し、椅子本体16の背1
2の有するクッション性に、フットレスト22の有する
クッション性が加わり、座り心地をより良くすることが
できる。
【0017】また、フットレスト22を椅子本体と異な
った布地、編布地、等で成形することにより、通常のク
ッションのように使用することも可能である。
【0018】椅子本体16の回動軸18より後方下部の
座側部に、フットレスト設置完了時にフットレスト移動
体24の支持枠20であるコ字型フレームの両側辺部を
支持固定するストッパー部材26が設けられている。
【0019】本例において、ストッパー部材26は、樹
脂により円形に成形された部材であり、支持枠20であ
るコ字型フレームの両側辺部の下端当接個所に配設さ
れ、このストッパー部材26と回動軸18との間で支持
枠20が、フットレスト22にかかる荷重を分散支持す
る構造としてある。
【0020】本発明に係る応接椅子のフットレストを設
置させる方法を以下に詳述する。
【0021】まず、椅子本体16の背側に予め配置され
たフットレスト移動体24を、垂直方向において背側上
方から座前方へ略90度回動させる。
【0022】この際、予め背側に配置されたフットレス
ト移動体24は、椅子本体16の背12により後方への
移動を抑止して支持固定されている。
【0023】また、背側に配置されたフットレスト移動
体24に支持されたフットレスト22が、着座者の背に
当接し、椅子本体16の背12の有するクッション性
に、フットレスト22の有するクッション性が加わり、
座り心地をより良くしている。
【 【0024】また、椅子本体16の回動軸18より後方
下部の座側部に設けられたストッパー部材26に、フッ
トレスト設置完了時にフットレスト移動体24の支持枠
20であるコ字型フレームの両側辺部が当接し、ストッ
パー部材26と回動軸18との間で支持枠20が、フッ
トレスト22にかかる荷重を分散支持することにより、
フットレスト22が確実に支持固定される。
【0025】以上の通り、コ字型フレームからなる支持
枠20、回動軸18、ストッパー部材26からなる簡易
構造の回動機構を介してフットレスト22が椅子本体1
6の座前方に設置される。
【0026】また、フットレスト22を元の状態に戻す
場合、フットレスト移動体24を、垂直方向において座
前方から背側上方へ略90度回動させて行う。
【0027】また、フットレスト22の座前方への設
置、背側への収納、はいずれも手動にて一動作で行うた
め、作業が極めて簡易となると共に、フットレスト22
と座10、背12、椅子本体16との間に指や手を挟む
危険性が全くなく、安全である。
【0028】また、本発明に係る応接椅子の別の例が図
4に示してある。
【0029】本例は、前例が一人掛けタイプの応接椅子
に対して、二人掛けタイプの応接椅子であること以外は
全て前例と同様であるため、説明は省略する。
【0030】また、図4において、フットレスト移動体
24は椅子本体16の一側のみ移動状態を示してある
が、他側にもフットレスト22が支持されたフットレス
ト移動体24の配置と、フットレスト22の設置が可能
である。
【0031】なお、図1〜図4中28は脚、30は着座
者、32は腰当部を示す。
【0032】また、両例において、フットレスト移動体
24はフットレスト設置用であるため、椅子本体16の
回動軸18との回動、座10との接触、等に負荷、摩擦
(テンション)を付与しておくことにより、フットレス
ト未使用時に不意の外力により容易に移動しないよう制
御しておくことが望ましい。
【0033】また、フットレスト22を支持させる支持
枠20はパイプフレームをコ字型に成形したコ字型フレ
ームであるが、その形状は必ずしもコ字型に限定される
ことはなく、またその素材もパイプフレームに限定され
るものではない。
【0034】また、フットレスト移動体24に固着され
たフットレスト22の支持固定機構は、支持枠20であ
るコ字型フレームの両側辺部の下端当接個所に配設され
たストッパー部材26によるものであるが、このストッ
パー部材26の配設位置は支持枠20であるコ字型フレ
ームの両側辺部の回動軸18のやや上方個所(図1の二
点鎖線の符号27参照)でもよく、またストッパー部材
26に限定されるものではない。
【0035】また、椅子本体16にはアームレスト14
が備えられているが、アームレストは必要不可欠な要素
ではない。
【0036】また、両例の応接椅子は一人掛けタイプ、
二人掛けタイプであるが、三人三人以上掛けることが可
能なタイプとすることは自由である。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る応接椅子におけるフットレ
ストの設置方法およびフットレストを備えた応接椅子に
よれば、椅子本体に回動軸を介してフットレストを、垂
直方向において座前方へ、手動により一動作にて回動設
置させるため、フットレストの回動構造が極めて簡易で
あり、設置作業が極めて容易である。
【0038】また、フットレストの座前方への設置、背
側への収納、はいずれも手動にて一動作で行うため、作
業が極めて簡易となると共に、フットレストと座、背、
椅子本体との間に指や手を挟む危険性が全くなく、安全
である。
【0039】また、フットレスト未使用時、フットレス
トを背側に位置させた際、フットレストは着座者の背に
当接し、椅子本体の背の有するクッション性に、フット
レストの有するクッション性が加わり、座り心地をより
良くすることができると共に、未使用時にフットレスト
の存在を知られることがなくなり、美的である。
【0040】また、フットレスト移動体の支持枠をコ字
型フレームとし、このフットレスト移動体の回動機構
を、椅子本体の回動軸と、この回動軸より後方下部の座
側部に設けられたスッパー部材とにより構成することに
より、フットレスト設置完了時にフットレスト移動体の
支持枠であるコ字型フレームの両側辺部が当接し、スト
ッパー部材と回動軸との間で支持枠が、フットレストに
かかる荷重を分散支持することができるため、フットレ
ストを確実に支持固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフットレストを備えた応接椅子の
側面図。
【図2】同、使用状態を示す側面図。
【図3】同、正面図。
【図4】別の例を示す斜視図。
【符号の説明】
10 座 12 背 16 椅子本体 18 回動軸 20 支持枠 22 フットレスト 24 フットレスト移動体 26 ストッパー部材
フロントページの続き (71)出願人 597105337 20020 Misinto Italy

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座(10)および背(12)からなる応接椅子に
    おいて、座下部の回動軸(18)を介して、垂直方向におい
    て背側上方から座前方へ略90度回動自在に配設された
    支持枠(20)に、フットレスト(22)を支持させてなるフッ
    トレスト移動体(24)を、背側上方から座前方へ略90度
    回動させることにより、フットレスト(22)を座前方に設
    置することを特徴とする応接椅子におけるフットレスト
    の設置方法。
  2. 【請求項2】 フットレスト移動体(24)の支持枠(20)を
    コ字型フレームにより構成し、このフットレスト移動体
    (24)の回動手段を、座側部の椅子本体(16)に装着され
    た、支持枠(20)であるコ字型フレームの両側辺部を枢着
    させてフットレスト移動体(24)を回動させるための回動
    軸(18)と、この回動軸(18)より後方下部の座側部の椅子
    本体(16)に装着された、フットレスト設置完了時に支持
    枠(20)であるコ字型フレームの両側辺部を支持固定する
    ストッパー部材(26)と、により構成し、フットレスト未
    使用時に背(12)を介してフットレスト移動体(24)を支持
    固定すると共に、フットレスト設置時に回動軸(18)を介
    してフットレスト移動体(24)を回動させ、フットレスト
    設置完了時にストッパー部材(26)を介してフットレスト
    移動体(24)を支持固定することを特徴とする請求項1記
    載の応接椅子におけるフットレスト設置方法。
  3. 【請求項3】 座(10)および背(12)からなる応接椅子に
    おいて、座下部の回動軸(18)を介して、垂直方向におい
    て背側上方から座前方へ略90度回動自在に配設された
    支持枠(20)に、フットレスト(22)を支持させてなるフッ
    トレスト移動体(24)が、配設されてなり、背側上方から
    座前方へ略90度回動させることにより、フットレスト
    (22)を座前方に設置することを特徴とするフットレスト
    を備えた応接椅子。
  4. 【請求項4】 フットレスト移動体(24)の支持枠(20)を
    コ字型フレームにより構成し、このフットレスト移動体
    (24)の回動手段を、座側部の椅子本体(16)に装着され
    た、支持枠(20)であるコ字型フレームの両側辺部を枢着
    させてフットレスト移動体(24)を回動させるための回動
    軸(18)と、この回動軸(18)より後方下部の座側部の椅子
    本体(16)に装着された、フットレスト設置完了時に支持
    枠(20)であるコ字型フレームの両側辺部を支持固定する
    ストッパー部材(26)と、により構成し、フットレスト未
    使用時に背(12)を介してフットレスト移動体(24)を支持
    固定すると共に、フットレスト設置時に回動軸(18)を介
    してフットレスト移動体(24)を回動させ、フットレスト
    設置完了時にストッパー部材(26)を介してフットレスト
    移動体(24)を支持固定することを特徴とする請求項3記
    載のフットレストを備えた応接椅子。
JP11176363A 1999-06-23 1999-06-23 応接椅子におけるフットレストの設置方法およびフットレストを備えた応接椅子 Pending JP2001017264A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104586133A (zh) * 2014-12-29 2015-05-06 东北农业大学 金融办公休闲多功能座椅及办公休闲使用方法

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