JP2001016538A - コンピュータシステム及びビデオデータ再生出力制御方法 - Google Patents

コンピュータシステム及びビデオデータ再生出力制御方法

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JP2001016538A
JP2001016538A JP11181686A JP18168699A JP2001016538A JP 2001016538 A JP2001016538 A JP 2001016538A JP 11181686 A JP11181686 A JP 11181686A JP 18168699 A JP18168699 A JP 18168699A JP 2001016538 A JP2001016538 A JP 2001016538A
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秀規 八木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コピープロテクト保護されているビデオデータ
を常にコピープロテクトしてTVモニタに再生出力す
る。 【解決手段】グラフィックコントローラ13にマクロビ
ジョンIC100を組み込み、このグラフィックコント
ローラ13を起動するVGAドライバ102にマクロビ
ジョンIC100を操作するためのインタフェース10
3,104を設ける。ビデオ再生時にDVDデコードソ
フトウェア101にてメディア11aに記録されたビデ
オデータをデコード処理した際に、当該ビデオデータが
コピープロテクト保護されているデータか否かを判定す
る。コピープロテクト保護されているデータの場合、V
GAドライバ102に設けられたインタフェース10
3,104を介してグラフィックコントローラ13内の
マクロビジョンIC100を起動させ、コピープロテク
トをかけてTVモニタに再生出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばDVD(Di
gital Versatile Disc)などのメディアに記録されたビ
デオデータを再生出力するコンピュータシステムに係
り、特にコピープロテクト保護されたビデオデータをT
Vモニタに出力する場合に用いて好適なコンピュータシ
ステム及びビデオデータ再生出力制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ(以下、
パソコンあるいはPCと称す)では、DVDドライブを
備え、このDVDドライブにてメディアから読み取った
デジタルビデオデータをDVDデコーダにてデコードし
た後、グラフィックコントローラへ送って、PCのディ
スプレイ画面上に表示するものがある。このようなPC
をDVDパソコンと呼ぶ。
【0003】ところで、この種のDVDパソコンでは、
TV出力端子を持つものがあり、このTV出力端子に接
続されたTVモニタにDVDビデオデータをTV出力す
ることができる。この場合、DVDビデオデータには、
一般的に「マクロビジョン」と呼ばれる所定のコピープ
ロテクト方式で保護されているコンテンツが存在し、こ
のようなコンテンツに関してはコピープロテクトせずに
そのままTV出力してはいけないことが定められてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、コピ
ープロテクト保護されているコンテンツをコピープロテ
クトせずにTV出力させてはいけないといった契約があ
る。しかしながら、従来のDVDパソコンでは、グラフ
ィック制御を行うためのグラフィックアダプタ(グラフ
ィックコントローラ)にコピープロテクト機能(所謂マ
クロビジョン機能)を持っていなかったため、グラフィ
ックアダプタを経由してDVDビデオデータをTVモニ
タに再生出力した場合には、コピープロテクトされずに
そのままTV出力されることになり、コピープロテクト
契約に違反してしまうといった問題があった。
【0005】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、コピープロテクト保護されているビデオデータを
常にコピープロテクトしてTVモニタに再生出力するこ
とのできるコンピュータシステム及びビデオデータ再生
出力制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、TVモニタに
対するビデオデータの再生出力を行うグラフィックコン
トローラに所定のコピープロテクト機能を組み込むと共
に、上記グラフィックコントローラを起動するVGAド
ライバに上記マクロビジョン機能を操作するためのイン
タフェースを設けておき、ビデオ再生時にデコーダにて
上記メディアに記録されたビデオデータをデコード処理
した際に、当該ビデオデータがコピープロテクト保護さ
れているデータか否かを判定し、コピープロテクト保護
されているデータである場合に、上記VGAドライバに
設けられた上記インタフェースを介して上記グラフィッ
クコントローラ内のマクロビジョン機能を起動させ、当
該ビデオデータにコピープロテクトをかけて上記TVモ
ニタに再生出力させるようにしたものである。これによ
り、コピープロテクト保護されているビデオデータを常
にコピープロテクトしてTVモニタに再生出力すること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。
【0008】図1は本発明の一実施形態に係るコンピュ
ータシステムの構成を示すブロック図である。このコン
ピュータシステムは、例えばバッテリ駆動可能なノート
型PCからなり、DVD装置11(DVD−ROMドラ
イブ)を備えたDVDパソコンとして用いられるもので
ある。このDVD装置11に用いられるメディア11a
には、映画などのデジタルビデオデータが例えばMPE
G(Motion Picture Expert Group)などの圧縮方式に
よって圧縮符号化された状態で記録されている。このメ
ディア11aに記録されたDVDビデオデータは、DV
D装置11によって読み出され、CPU12に供給され
る。
【0009】CPU12は、このメディア11aから読
み出されたDVDビデオデータをデコード処理した後、
グラフィックコントローラ13に与える。グラフィック
コントローラ13は、VGA(video graphics array)
チップを実装したグラフィックアダプタからなり、表示
装置への出力制御を行う。このグラフィックコントロー
ラ13は、表示する解像度を決めたり、デジタルの表示
データをアナログに変換するなどの機能を備えている。
また、表示装置としては、PC用のディスプレイとして
標準装備されているLCD(Liquid Crystal Display)
14や外付けのCRT(Cathode-ray tube)15に加え
て、本システムでは、TV(Television)出力端子16
を備えており、このTV出力端子16に接続されるTV
装置17を用いることも可能である。
【0010】ここで、DVDビデオデータには、コピー
プロテクト保護されているコンテンツが存在し、これを
TV装置17のモニタに表示する場合には、コピープロ
テクトをかけて出力する必要がある。本実施形態では、
グラフィックコントローラ13にマクロビジョンIC1
00が搭載されており(グラフィックコントローラ13
内にマクロビジョンIC100が組み込まれていても良
い)、ビデオ再生時にマクロビジョンと呼ばれるコピー
プロテクト機能を用いてDVDビデオデータにコピープ
ロテクトをかけてTVモニタに再生出力することができ
る。なお、この点については後に図2乃至図4を参照し
て詳しく説明する。
【0011】この他、本システムには、図1に示すよう
に、SRAMなどからなるキャッシュメモリ21、DR
AM22やExp RAM23を備えている。これらの
メモリ群はローカルバス1を介してCPU12に接続さ
れている。CPU12は、本システムの全体の制御を行
うものであり、ここではDRAM22等の主メモリにロ
ードされたDVDデコードソフトウェア101(図2参
照)やVGAドライバ102(図2参照)のプログラム
を実行して、メディア11aに記録されたDVDビデオ
データの再生出力制御を行う。
【0012】ローカルバス1には、ホスト−PCIブリ
ッジ24を介してPCI(Peripheral Component Inter
connect)バス2が接続されている。ホスト−PCIブ
リッジ24は、1チップLSIによって実現されたゲー
トアレイであり、ローカルバス1とPCIバス2との間
を双方向で接続するブリッジ機能を内蔵している。PC
Iバス2には、上述したDVD装置11、グラフィック
コントローラ13の他に、モデムコントローラ25、U
SBコントローラ26、HDDコントローラ27、IR
コントローラ28、PCカードコントローラ29などが
設けられている。
【0013】モデムコントローラ25は、データ通信を
行うためのモデムの制御を行う。USBコントローラ2
6は、USBポート(1)30及びUSBポート(2)
31を有し、これらに接続されたUSB(Universal Se
rial Bus)対応のキーボードやマウス、プリンタ、モデ
ム等の各種周辺機器の制御を行う。HDDコントローラ
27は、HD(ハードディスク)を媒体としたHDD装
置(ハードディスクドライブ)32に対するデータの記
録再生制御を行う。IRコントローラ28は、赤外線通
信ポート33に接続された赤外線機器に対する赤外線通
信制御を行う。PCカードコントローラ29は、各種P
Cカードに対する制御を行う。
【0014】また、このPCIバス2には、PCI−I
SAブリッジ35を介してISAバス3が接続されてい
る。PCI−ISAブリッジ35は、1チップLSIに
よって実現されたゲートアレイであり、ISA(Indust
rial Standard Architecture)バス2との間を双方向で
接続するブリッジ機能を内蔵している。ISAバス3に
は、サウンドコントローラ36、BIOS ROM3
7、RTC38、拡張コントローラ39などが設けられ
ている。
【0015】サウンドコントローラ36は、マイク40
及びスピーカ41を用いたサウンド制御を行う。BIO
S ROM37は、システムBIOSを記憶したメモリ
であり、プログラム書き替えが可能なようにフラッシュ
メモリによって構成される。RTC(Real Time Cloc
k)38は、時間管理制御を行うためのものである。拡
張コントローラ39には、データ入力やファンクション
指示を行うためのキーボード42、PSC(電源コント
ローラ)43、バッテリ44などが接続され、これらの
インタフェース制御を行う。
【0016】次に、上記コンピュータシステムによるD
VDビデオデータの再生出力方法について説明する。
【0017】図2はDVDビデオデータの再生出力を実
現するためのソフトウェア及びハードウェアの構成を示
す概念図である。
【0018】図1に示すDVD装置11の記録媒体とし
て用いられるメディア11aには、例えば片面で135
分程度のビデオデータを記録させることができる。ま
た、このDVDビデオデータを構成するプレゼンテーシ
ョンデータには、主映像(ビデオ)、32チャネルまで
の副映像(サブピクチャ)、8チャネルまでの音声(オ
ーディオ)を含ませることができる。
【0019】メディア11aに記録されたDVDビデオ
データは、DVD装置11を通じてCPU12に読み取
られる。CPU12は、DVDデコードソフトウェア1
01及びVGAドライバ102を起動することで、メデ
ィア11aから読み取ったDVDビデオデータを所定の
方式に従ってデコード処理した後、グラフィックコント
ローラ13に送ることでTV装置17への再生出力を実
現している。
【0020】ここで、DVDビデオデータには、一般的
に「マクロビジョン」と呼ばれるコピープロテクト方式
で保護されているコンテンツが存在し、コピープロテク
トをかけずにTV出力することが禁止されている。この
ようなコピープロテクト契約を守るために、本実施形態
では、グラフィックコントローラ13(VGAチップが
実装されたグラフィックアダプタ)にマクロビジョンI
C100を組み込み、さらにVGAドライバ102にこ
のマクロビジョンIC100を操作するためのインタフ
ェース103、104を設けている。インタフェース1
03はDVDデコードソフトウェア101とVGAドラ
イバ102との間に設けられたインタフェースであり、
インタフェース104はVGAドライバ102とグラフ
ィックコントローラ13内のマクロビジョンIC100
との間に設けられたインタフェースである。
【0021】このような構成において、DVDデコード
ソフトウェア101はメディア11aから読み出された
DVDビデオデータをデコード処理した際に、コピープ
ロテクトの有無を判定する。なお、このコピープロテク
ト判定は後述するナビゲーションパック(NV−PC
K)に設けられたアナログプロテクションシステム(A
PSTB)の情報を読み込むことによって行う。このA
PSTB情報は、コピープロテクトの有無やその種類を
定義したコピープロテクト制御情報として用いられる。
【0022】DVDビデオデータにコピープロテクトで
保護されたコンテンツが存在する場合、DVDデコード
ソフトウェア101はVGAドライバ102に設けられ
たインタフェース103を通じてマクロビジョン機能を
コールする。マクロビジョン機能がコールされると、イ
ンタフェース104を通じてグラフィックコントローラ
13内のマクロビジョンIC100がセットされる。こ
れにより、グラフィックコントローラ13では、マクロ
ビジョン方式に従ったコピープロテクトをDVDビデオ
データにかけてからTVモニタに出力することになる。
【0023】図3にDVDビデオデータの概略構成を示
す。
【0024】DVDビデオデータのタイトルを構成する
VOBS(Video Object Set)は、図3(a)に示すよ
うに複数のVOB(Video Object)の集合からなり、1
つのVOBは複数のVOBU(Video Object Unit)か
らなるセル群に分割される。同図(b)に示すように、
各VOBUはナビゲーションパック(NV−PCK)を
先頭にビデオピクチャパック(V−PCK)、オーディ
オピクチャパック(A−PCK)、サブピクチャパック
(SP−PCK)といった複数の実際の再生データパッ
クから構成されている。
【0025】上述したコピープロテクトに関するAPS
TB情報は、このNVパックに格納されている。同図
(c)に示すように、NVパックにはパックヘッダ、シ
ステムヘッダ、パケットヘッダ、サブストリームアイデ
ィ(Sub−stream−id)、プレゼンテーショ
ンコントロールインフォメーション(PCI)データ、
ディスクサーチインフォメーションデータ(DSI)デ
ータが含まれている。PCIデータは、マルチアングル
再生時のアングル切り替えや、ユーザからの指示に応じ
てナビゲーションコマンド(ボタンコマンド)を実行さ
せるためのハイライト情報の表示に用いられる。DSI
データは、早送り/巻き戻しなどの特殊再生時における
再生開始アドレスの検索情報などとして用いられる。
【0026】ここで、同図(d)に示すように、NVパ
ックのPCIデータ部分の5バイト目からの2バイトの
部分にAPSTB情報が設けられており、その上位2ビ
ットでプロテクトの有無と種類が表されている。なお、
2バイト中の残りの部分はリザーブ領域として用いられ
る。このAPSTB情報を構成する2ビットのデータが
“00”の時にAPSタイプ0、“01”の時にAPS
タイプ1、“10”の時にAPSタイプ2、“11”の
時にAPSタイプ3を示す。
【0027】APSタイプ0:コピープロテクトなし APSタイプ1:輝度を周期的に変化させるコピープロ
テクト APSタイプ2:タイプ1に加えて、画面上に赤線等の
ノイズ線を入れるコピープロテクト APSタイプ3:タイプ1に加えて、画面上に複数の細
かいノイズ線を入れるコピープロテクト。
【0028】次に、このようなAPSTB情報を各セル
毎に有するDVDビデオデータをTVモニタに再生出力
する場合の処理動作について、図4のフローチャートを
参照して説明する。
【0029】図4はDVDデコードソフトウェア101
の処理動作を示すフローチャートである。
【0030】ビデオ再生時において、DVDデコードソ
フトウェア101はDVD装置11のメディア11aに
記録されたDVDビデオデータをデコード処理しなが
ら、DVDビデオデータのNVパック内のAPSTB領
域をチェックする(ステップS11)。その結果、AP
STB領域に格納されたAPSTB情報が“00”であ
ることを確認すると(ステップS12のYes)、DV
Dデコードソフトウェア101はVGAドライバ102
に設けられたインタフェース103を通じてコピープロ
テクトオフを指示する(ステップS13)。
【0031】一方、APSTB情報が“00”以外であ
る場合には、そのときのビットデータに応じたコピープ
ロテクト種類をVGAドライバ102に指示することに
なる。すなわち、例えばAPSTB情報が“01”であ
れば(ステップS14のYes)、DVDデコードソフ
トウェア101はVGAドライバ102にAPSタイプ
1を指示する(ステップS15)。APSTB情報が
“10”であれば(ステップS16のYes)、DVD
デコードソフトウェア101はVGAドライバ102に
APSタイプ2を指示する(ステップS17)。APS
TB情報が“11”であれば(ステップS18のYe
s)、DVDデコードソフトウェア101はVGAドラ
イバ102にAPSタイプ3を指示する(ステップS1
9)。上述したように、APSタイプ1〜3はそれぞれ
に異なるコピープロテクトの種類を表している。
【0032】また、何らかの原因でメディア11aから
APSTB情報を正しく読み取るみことができなかった
場合には(ステップS18のNo)、DVDデコードソ
フトウェア101は所定のエラー処理を実行する(ステ
ップS20)。
【0033】DVDビデオデータのNVパックは各セル
毎に設けられており、それらは所定間隔(例えば0.5
秒間隔)で読み出される。したがって、上記の処理はビ
デオ再生時にセル単位で逐次実行されることになる。V
GAドライバ102はグラフィックコントローラ13か
らの指示を受けることにより、インタフェース104を
介してグラフィックコントローラ13に対して当該指示
に応じたコピープロテクト機能を指示する。このグラフ
ィックコントローラ13には、DVDデコードソフトウ
ェア101にてデコード処理されたDVDビデオデータ
がVGAドライバ102を介して与えられている。その
際、VGAドライバ102からAPSタイプ1のコピー
プロテクト機能が指示されていれば、グラフィックコン
トローラ13はマクロビジョンIC100を通じて当該
ビデオデータにAPSタイプ1のコピープロテクトをか
けてTV装置17のモニタ画面上に再生出力する。
【0034】同様に、APSタイプ2のコピープロテク
ト機能が指示されていれば当該ビデオデータにAPSタ
イプ2のコピープロテクトをかけてTVモニタに再生出
力を行い、APSタイプ3のコピープロテクト機能が指
示されていれば当該ビデオデータにAPSタイプ2のコ
ピープロテクトをかけてTVモニタに再生出力を行う。
また、コピープロテクト機能が指示されていない場合に
は、コピープロテクトをかけずにTVモニタに再生出力
することになる。
【0035】なお、TVに再生出力する場合には、例え
ばグラフィックコントローラ13内において、DVD映
像データをNTSC方式のTV信号に変換する処理が行
われているものとする。
【0036】また、所定の操作により、DVDビデオデ
ータの出力先をLCD14やCRT15に切り替えるこ
とも可能である。LCD14やCRT15にDVDビデ
オデータを再生出力する場合には、コピープロテクトは
不要である。すなわち、出力先がLCD14やCRT1
5である場合には、グラフィックコントローラ13はD
VDデコードソフトウェア101にてデコード処理され
たDVDビデオデータをVGAドライバ102から受け
取ることにより、LCD14やCRT15にそのまま出
力することになる。
【0037】このように、コピープロテクト保護された
DVDビデオデータを再生する場合において、ユーザが
特に意識せずとも、そのDVDビデオデータをコピープ
ロテクトしてTVモニタに再生出力することができる。
したがって、仮にTV装置17にビデオデッキを接続し
てDVDビデオのコピーを試みたとしても、コピープロ
テクト機能によってそのコピーを防止することができ
る。
【0038】なお、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで
各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装
置に適用することも可能である。本装置を実現するコン
ピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込
み、このプログラムによって動作が制御されることによ
り、上述した処理を実行する。
【0039】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、コ
ピープロテクト保護されているビデオデータを常にコピ
ープロテクトしてTVモニタに再生出力することができ
る。したがって、コピープロテクト契約に違反すること
なくビデオデータをTVモニタにて鑑賞することがで
き、そのビデオデータを不正にコピーすることを未然に
防ぐことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンピュータシステ
ムの構成を示すブロック図。
【図2】本発明のDVDビデオデータの再生出力を実現
するためのソフトウェア及びハードウェアの構成を示す
概念図。
【図3】上記DVDビデオデータの概略構成を示す図。
【図4】上記図2のDVDデコードソフトウェアの処理
動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…DVD装置 11a…メディア 12…CPU 13…グラフィックコントローラ 14…LCD 15…CRT 16…TV出力端子 17…TV装置 100…マクロビジョンIC 101…DVDデコードソフトウェア 102…VGAドライバ 103…インタフェース 104…インタフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオデータをTVモニタに再生出力す
    るコンピュータシステムであって、 ビデオデータが記録されたメディアと、 ビデオ再生時に上記メディアに記録されたビデオデータ
    を読み込んでデコード処理すると共に、当該ビデオデー
    タがコピープロテクト保護されているデータか否かを判
    定するデコード手段と、 所定のコピープロテクト機能を有し、上記デコード手段
    にてデコード処理されたビデオデータがコピープロテク
    ト保護されているデータである場合に、上記コピープロ
    テクト機能によって当該ビデオデータにコピープロテク
    トをかけて上記TVモニタに再生出力する再生出力制御
    手段とを具備したことを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記デコード手段は、ビデオデータを構
    成する各ユニットのナビゲーションデータに含まれたコ
    ピープロテクト制御情報をユニット単位で読み込んで、
    コピープロテクトの有無とその種類を判定し、 上記出力制御手段は、上記デコード手段にてコピープロ
    テクト有りと判定されたビデオデータに対し、その種類
    に応じたコピープロテクトをかけてTVモニタに出力す
    ることを特徴とする請求項1記載のコンピュータシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 メディアに記録されたビデオデータをT
    Vモニタに再生出力するためのビデオデータ再生出力制
    御方法であって、 上記TVモニタに対するビデオデータの再生出力を行う
    グラフィックコントローラに所定のコピープロテクト機
    能を組み込むと共に、上記グラフィックコントローラを
    起動するVGAドライバに上記マクロビジョン機能を操
    作するためのインタフェースを設けておき、 ビデオ再生時にデコーダにて上記メディアに記録された
    ビデオデータをデコード処理した際に、当該ビデオデー
    タがコピープロテクト保護されているデータか否かを判
    定し、 コピープロテクト保護されているデータである場合に、
    上記VGAドライバに設けられた上記インタフェースを
    介して上記グラフィックコントローラ内のマクロビジョ
    ン機能を起動させ、当該ビデオデータにコピープロテク
    トをかけて上記TVモニタに再生出力させるようにした
    ことを特徴とするビデオデータ再生出力制御方法。
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