JP2007066191A - 再生装置および再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】不正なデジタルコンテンツの再生を確実に防止することが可能な再生装置を実現する。
【解決手段】コンテントチェック部102は、記憶メディアから読み出されるEVOBU毎に、当該EVOBUに含まれるポインタの値が、ハッシュテーブルCHT内に存在するハッシュ値の総数よりも大きいか否かを判別する。もし大きいならば、デジタルコンテンツの再生は停止される。また、コンテントチェック部102は、記憶メディアから読み出されるEVOBU群から所定の確率で選択されたEVOBU毎に当該選択されたEVOBUのハッシュ値を算出し、当該算出したハッシュ値がハッシュテーブルCHT内のエントリに格納されているハッシュ値に一致するか否かを判別する。不一致の場合、デジタルコンテンツの再生は停止される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、記憶メディアに格納された、複数のビデオオブジェクトユニットを含むデジタルコンテンツを再生する再生装置および再生装置に関する。
近年、動画像のデジタル圧縮符号化技術の進展に伴い、HD(High Definition)規格の高精細映像を扱うことが可能な再生装置(プレーヤ)の開発が進められている。
このようなプレーヤにおいては、HD DVD(High Definition Digital Versatile Disc)のような記憶メディアが用いられる。HD DVD(High Definition Digital Versatile Disc)のような記憶メディアを用いることにより、HD映像データと高品質のサラウンドオーディオデータとを一枚の記憶メディアにパッケージ化することができる。
記憶メディアに格納されたデジタルコンテンツをその不正コピーから保護するための技術としては、従来から、CSS(Content Scramble System)のような暗号化技術が知られている。
また、特許文献1には、コンテンツ再生制御情報を用いて、コンテンツの再生可能回数、コピー可能回数等を制限する機能を有する再生装置が開示されている。この再生装置は、コンテンツ再生制御情報の改竄の有無を検出するために、コンテンツ再生制御情報に対応するハッシュ値を計算する。
特開2001−75866号公報
しかし、最近では、映像データ、オーディオデータのようなデジタルコンテンツ自体の不正コピーや改竄が行われ、これによって不正なデジタルコンテンツがいわゆる海賊版DVDとして流通し始めている。HD映像を含むデジタルコンテンツを記録したHD DVDについても、上述したような海賊版HD DVDが流通する可能性がある。
海賊版HD DVDの作成、流通を阻止するためには、海賊版HD DVDの再生そのものを実行できなくする仕組みが必要である。
よって、著作権保護の観点からも、改竄されたデジタルコンテンツ、不正コピーされたデジタルコンテンツのような不正なデジタルコンテンツの再生を確実に防止するための新たな機能を実現することが必要である。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、不正なデジタルコンテンツの再生を確実に防止することが可能な再生装置および再生方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、記憶メディアに格納された、複数のビデオオブジェクトユニットを含むデジタルコンテンツを再生する再生装置であって、前記記憶メディアには、前記複数のビデオオブジェクトユニットそれぞれのハッシュ値を格納したコンテントハッシュテーブルが格納されており、前記各ビデオオブジェクトユニットは、当該ビデオオブジェクトユニットのハッシュ値を格納した、前記ハッシュテーブル内のエントリを示すポインタを含んでおり、前記記憶メディアから読み出されるビデオオブジェクトユニット毎に、当該ビデオオブジェクトユニットに含まれるポインタの値が、前記コンテントハッシュテーブル内に存在するハッシュ値の総数よりも大きいか否かを判別するポインタチェック処理を実行する手段と、前記記憶メディアから読み出されるビデオオブジェクトユニット群から所定の確率で選択されたビデオオブジェクトユニット毎に、当該選択されたビデオオブジェクトユニットのハッシュ値を算出し、当該算出したハッシュ値が、当該選択されたビデオオブジェクトユニットに含まれるポインタで指定される、前記ハッシュテーブル内のエントリに格納されているハッシュ値、に一致するか否かを判別するハッシュチェック処理を実行する手段と、前記ポインタチェック処理によって前記ビデオオブジェクトユニットに含まれるポインタの値が前記コンテントハッシュテーブル内に存在するハッシュ値の総数よりも大きいことが判別された場合、または前記ハッシュチェック処理によって前記算出したハッシュ値が前記ハッシュテーブル内のハッシュ値に一致しないことが判別された場合、前記デジタルコンテンツの再生を停止する再生停止処理を実行する手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、不正なデジタルコンテンツの再生を確実に防止することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1には、本発明の一実施形態の係る再生装置の構成例が示されている。この再生装置はオーディオビジュアルデータのようなデータストリームから構成されるデジタルコンテンツを再生するプレーヤである。この再生装置は、例えばHD DVD(High Definition Digital Versatile Disc)のような記憶メディアに予め記録されたデジタルコンテンツを再生するHD DVDプレーヤ10として実現されている。
このHD DVDプレーヤ10は、図1に示されているように、HD DVDドライブ1、データ読み取り部101、コンテントチェック部102、および再生処理部103を備えている。
HD DVDドライブ18によって駆動される光ディスクメディア(HD DVDメディア)に格納されたデジタルコンテンツは、例えば映画、アニメーションのようなオーディオビジュアルコンテンツである。このデジタルコンテンツは、HD DVD規格で規定されたエンハンスドビデオオブジェクトEVOB(プライマリーエンハンスドビデオオブジェクトP−EVOB、またはセカンダリーエンハンスドビデオオブジェクトS−EVOB)のような複数のビデオオブジェクトVOBを含んでいる。各ビデオオブジェクトVOBは、複数のビデオオブジェクトユニットVOBU(HD DVD規格で規定された、プライマリーエンハンスドビデオオブジェクトユニットP−EVOBU、セカンダリーエンハンスドビデオオブジェクトS−EVOBU等)から構成されている。ビデオオブジェクトユニットVOBUは所定の再生時間に対応するデータ群であり、圧縮符号化されたビデオデータおよび圧縮符号化されたオーディオデータ等を含んでいる。デジタルコンテンツは、P−EVOBU、S−EVOBUのようなビデオオブジェクトユニットVOBUを単位として暗号化されている。
データ読取部101は、HD DVDドライブ18をアクセスして、HD DVDメディアに格納された、ビデオオブジェクトユニット群および他の各種データをリードする。
コンテントチェック部102は、Advanced Access Content System (AACS)で規定された著作権保護機能を実現するためのモジュールであり、HD DVDメディアに格納されたデジタルコンテンツを復号(暗号化解除)する処理、およびデジタルコンテンツの正当性を確認するための正当性チェック処理を実行する。
再生処理部103は、コンテントチェック部102によって暗号化が解除され、且つ正当性が確認されたデジタルコンテンツを再生するための処理を実行する。再生処理部103は、P−EVOBU、S−EVOBUのようなビデオオブジェクトユニットVOBUを、ナビゲーションデータ、ビデオデータ、オーディオデータに分離するデマルチプレクサ(DEMUX)、および各ナビゲーションデータ、ビデオデータ、オーディオデータをデコードするデコーダ等を含んでいる。
HD DVD規格においては、P−EVOBU、S−EVOBUのみならず、ナビゲーションデータを含まない、TUと称されるビデオオブジェクトユニットVOBUも用いられる。以下では、これらP−EVOBU、S−EVOBU、TUを総称して、EVOBUと称することとする。
図2には、コンテントチェック部102の機能構成が示されている。
コンテントチェック部102は、デジタルコンテンツの正当性を確認するための機能部として、ハッシュチェック部111、コンテントハッシュポインタチェック部112、および再生停止処理部113を備えている。
ハッシュチェック部111は、コンテントハッシュユニットCHUを用いて、デジタルコンテンツの正当性を確認する。
コンテントハッシュユニットCHUは、ハッシュチェック処理が実行されるべきEVOBUである。本実施形態においては、HD DVDメディアに格納された全てのEVOBUそれぞれがコンテントハッシュユニットCHUとして使用される。HD DVDメディアには、全てのEVOBUそれぞれのハッシュ値を格納したコンテントハッシュテーブルCHTが予め格納されている。各EVOBUは、当該EVOBUのハッシュ値を格納した、コンテントハッシュテーブルCHT内のエントリを示すポインタ(コンテントハッシュポインタCH_PTR)を含んでいる。コンテントハッシュポインタCH_PTRの値は、HD DVDメディア上の全てのEVOBU間にユニークである。HD DVDメディア上の全てのEVOBUとコンテントハッシュテーブルCHT内のエントリーとの間は、一対一で対応づけられている。コンテントハッシュポインタCH_PTRの最小値は1であり、コンテントハッシュポインタCH_PTRの最大値は、コンテントハッシュテーブルCHT内のエントリの総数つまりコンテントハッシュテーブルCHT内に存在するハッシュ値の総数に一致する。
HD DVDメディアに格納されたコンテントハッシュテーブルCHTは、デジタルコンテンツの再生に先立って、プレーヤ10内に設けられたメモリ201にロードされる。メモリ201は、コンテントチェック部102によって管理されている、セキュアなメモリである。
デジタルコンテンツの再生処理中においては、ハッシュチェック部111は、デジタルコンテンツのHD DVDメディアから読み出されるEVOBU群から所定の確率(例えば1%)でランダムに選択されたEVOBU毎に、当該選択されたEVOBUのハッシュ値を算出し、当該算出したハッシュ値が、当該選択されたEVOBUに含まれるコンテントハッシュポインタCH_PTRで指定される、メモリ201内のコンテントハッシュテーブルCHT内のエントリに格納されているハッシュ値、に一致するか否かを判別するハッシュチェック処理を実行する。
ハッシュチェック処理を所定の確率でランダムに選択されたEVOBU群に対してのみ施すことにより、ハッシュチェック処理に起因するプレーヤ10の負荷を低減しつつ、デジタルコンテンツの正当性を確認することが可能となる。
もし算出したハッシュ値がコンテントハッシュテーブルCHT内のハッシュ値に一致しなかったならば、HD DVDメディアから読み出されるデジタルコンテンツは、改竄されたEVOBUを含む不正なコンテンツである。この場合、再生停止処理部113は、デジタルコンテンツの再生動作を即座に停止する。よって、たとえ、悪意を持つ者によって例えばセカンダリービデオセットの内容の一部が改竄されたような海賊版HD DVDメディアが作成されても、その改竄されたデジタルコンテンツが再生されることを防止することができる。
しかし、もしコンテントハッシュポインタCH_PTRの値が不正な値に改竄されていた場合には、ハッシュチェック処理を正しく実行することができなくなる可能性がある。そこで、コンテントチェック部102は、コンテンツハッシュポインタチェック部112を備えている。
コンテンツハッシュポインタチェック部112は、デジタルコンテンツの再生処理中、HD DVDメディアから読み出される全てのEVOBUに対してポインタチェック処理を実行する。ポインタチェック処理においては、コンテンツハッシュポインタチェック部112は、HD DVDメディアから読み出されるEVOBU毎に、当該EVOBUに含まれるコンテントハッシュポインタCH_PTRの値の正当性を確認する。具体的には、コンテンツハッシュポインタチェック部112は、HD DVDメディアから読み出されるEVOBU毎に、当該EVOBUに含まれるコンテントハッシュポインタCH_PTRの値が、コンテントハッシュテーブルCHT内に存在するハッシュ値の総数よりも大きいか否かを判別する。
上述したように、コンテントハッシュテーブルCHT内に存在するハッシュ値の総数は、コンテントハッシュテーブルCHT内に存在するエントリーの総数である。HD DVDメディア上の全てのEVOBUとコンテントハッシュテーブルCHT内のエントリーとは一対一で対応づけられているので、正当なデジタルコンテンツにおいては、どのEVOBUに含まれるコンテントハッシュポインタCH_PTRの値もコンテントハッシュテーブルCHT内に存在するハッシュ値の総数以下となるはずである。
よって、もし、コンテントハッシュポインタCH_PTRの値がコンテントハッシュテーブルCHT内に存在するハッシュ値の総数よりも大きいEVOBUが検出されたならば、そのEVOBUは改竄された不正なEVOBUであると判断することができる。
コンテンツハッシュポインタチェック部112によって不正な値のコンテントハッシュポインタCH_PTRを有するEVOBUが検出されたならば、再生停止処理部113は、デジタルコンテンツの再生動作を即座に停止する。上述のポインタチェック処理は全てのEVOBUに対して実行される。よって、たとえ、悪意を持つ者が、あるEVOBUを不正な値のコンテントハッシュポインタCH_PTRを含む不正なEVOBUに置き換えたとしても、当該改竄されたデジタルコンテンツの再生を確実に防止することができる。
このように、本実施形態においては、ハッシュチェック処理は、デジタルコンテンツの再生処理中に、1%程度の確立でランダムに選択されたEVOBUに対して実行され、またポインタチェック処理は、デジタルコンテンツの再生処理中に、全てのEVOBUに対して実行される。
図3には、HD DVDメディアの物理的なデータ構造の例が示されている。
HD DVDメディアにおいては、その再内周から順に、バーストカッティングエリア(Burst Cutting Area)、リードインエリア(Lead-in Area)、データエリアが設けられている。データエリアには、コンテントハッシュテーブル、および暗号化されたデジタルコンテンツ等が記録されている。コンテントハッシュテーブルは、HD DVDメディア上の全てのEVOBUそれぞれに対応するハッシュ値を含んでいる。EVOBUそれぞれに対応するハッシュ値は、HD DVDメディアの製造時に、EVOBUそれぞれの内容に一方向関数を適用することによって算出されてコンテントハッシュテーブルに記録される。
図4には、暗号化されたデジタルコンテンツの構造が示されている。
HD DVDメディアにおいては、プライマリービデオセット111とセカンダリービデオセット112とを含む、暗号化されたデジタルコンテンツを記録することができる。プライマリービデオセット111は圧縮符号化された主ビデオデータおよび圧縮符号化された主オーディオデータ等を含むタイトルセットであり、1以上のプライマリーエンハンスドビデオオブジェクト(P−EVOB)から構成されている。すなわち、P−EVOBは、主AVデータストリームである。
セカンダリービデオセット112はプライマリービデオセットを補完するためのビデオセットであり、圧縮符号化された副ビデオデータおよび圧縮符号化された副オーディオデータ等を含むタイトルセットであり、1以上のセカンダリーエンハンスドビデオオブジェクト(S−EVOB)から構成されている。すなわち、S−EVOBは、副AVデータストリームである。
図5に示されているように、各EVOB(P−EVOB、S−EVOB)は、複数のEVOBUから構成されている。全てのEVOBUそれぞれが、コンテンツハッシュユニットCHUとして使用される。
図6は、コンテントハッシュテーブルCHTの構成例を示している。
コンテントハッシュテーブルCHTは、HD DVDメディア上の全てのEVOBUの数に一致する数のエントリを有している。各エントリには、そのエントリに対応するEVOBUから計算されたハッシュ値が予め記録されている。さらに、コンテントハッシュテーブルCHTには、Number of Hash Values(NHV)も予め記録されている。NHVは、コンテントハッシュテーブルCHT内に存在するハッシュ値の総数を示す情報である。
図7には、EVOBU群とコンテンツハッシュテーブルCHTとの関係が示されている。
上述したように、コンテンツハッシュテーブルCHTには、HD DVDメディア上の全てのEVOBUそれぞれに対応するハッシュ値が格納されている。各EVOBUは、当該EVOBU内のコンテントハッシュポインタCH_PTRによって、コンテンツハッシュテーブルCHT内の1つのエントリに対応づけられている。
図8には、EVOBUのデータ構造が示されている。
EVOBUの先頭には、ナビゲーションデータを含むナビゲーションパックNV_PCKが存在する。ナビゲーションデータは、対応するEVOBU内のAVデータ(プレゼンテーションデータ)の属性と再生制御に関する情報である。ナビゲーションパックNV_PCK内のGCI(General Control Information)パケットGCI_PKTにはコンテント保護情報CPIが存在し、そのコンテント保護情報CPI内にはコンテントハッシュ管理情報CHMIが存在する。
このコンテントハッシュ管理情報CHMIは、コンテントハッシュポインタCH−PTRを含むフィールドから構成されている。
次に、図9のフローチャートを参照して、コンテントチェック部102によって実行される処理の手順について説明する。
デジタルコンテンツの再生の前に、例えば、プレーヤ10のパワーオンまたはプレーヤ10へのHD DVDメディア(ディスク)の挿入に応答して、コンテントチェック部102は、まず、データ読取部101を用いて、HD DVDメディアに格納されているコンテントハッシュテーブルCHTをコンテントチェック部102内のメモリ201にロードする(ステップS101)。ロード時には、コンテントチェック部102は、コンテントハッシュテーブルCHTのハッシュ値を計算する。ロードが完了した後、コンテントチェック部102は、計算したハッシュ値とコンテントハッシュテーブルCHTに予め付与されているハッシュ値とを比較して、メモリ201にロードされたコンテントハッシュテーブルCHTの正当性を検証する(ステップS102)。もし検証が失敗したならば、つまりコンテントハッシュテーブルCHTの内容が正しくないことが検出されたならば、コンテントチェック部102は、プレーヤ10を動作停止状態に設定して、デジタルコンテンツの再生を禁止する。一方、検証が成功したならば、つまりコンテントハッシュテーブルCHTの内容が正しいことが確認されたならば、コンテントチェック部102は、デジタルコンテンツの再生を許可する。
デジタルコンテンツの再生が開始されると、その再生処理中に、コンテントチェック部102は、以下の処理を実行する。
コンテントチェック部102は、HD DVDメディアから読み出されるEVOBUをデータ読取部101を介して受けとる(ステップS201)。そして、EVOBUを受け取る度に、コンテントチェック部102は、受信したEVOBU内のコンテントハッシュポインタCH_PTRの値がメモリ201内のコンテントハッシュテーブルCHTに記録されているNHVよりも大きいか否かを判別する(ステップS202)。
受信したEVOBU内のコンテントハッシュポインタCH_PTRの値がメモリ201内のコンテントハッシュテーブルCHTに記録されているNHVよりも大きいならば(ステップS202のYES)、コンテントチェック部102は、プレーヤ10を動作停止状態に設定して、デジタルコンテンツの再生を直ちに停止する(ステップS204)。
一方、受信したEVOBU内のコンテントハッシュポインタCH_PTRの値がメモリ201内のコンテントハッシュテーブルCHTに記録されているNHVよりも大きくないならば(ステップS202のNO)、コンテントチェック部102は、受信したEVOBU内のコンテントハッシュポインタCH_PTRの値が零であるかどうかを判別する(ステップS203)。受信したEVOBU内のコンテントハッシュポインタCH_PTRの値が零であるならば(ステップS203のYES)、コンテントチェック部102は、プレーヤ10を動作停止状態に設定して、デジタルコンテンツの再生を直ちに停止する(ステップS204)。
受信したEVOBU内のコンテントハッシュポインタCH_PTRの値が正常であることが確認されると、コンテントチェック部102は、ハッシュチェック処理を実行する(ステップS205,S206)。すなわち、ハッシュチェック処理は、コンテントハッシュポインタCH_PTRの値が正常であることが確認されたEVOBU群に対して実行される。
ハッシュチェック処理においては、コンテントチェック部102は、1%の確率で、つまり100個に1個の割合で、ハッシュチェック対象のEVOBUをランダムに選択する。そして、コンテントチェック部102は、選択したEVOBUのハッシュ値を算出し、その算出したハッシュ値を、選択したEVOBUのコンテントハッシュポインタCH_PTRの値で指定される、メモリ201内のコンテントハッシュテーブルCHT内のエントリに格納されたハッシュ値と比較する。
これらハッシュ値が一致しなかったならば(ステップS207のYES)、コンテントチェック部102は、受信したEVOBUが改竄された不当なEVOBUであると判断し、プレーヤ10を動作停止状態に設定して、デジタルコンテンツの再生を直ちに停止する(ステップS204)。
このように、本実施形態においては、たとえ悪意を持つ者によってHD DVDメディアに格納されデジタルコンテンツの一部が改竄されても、当該改竄されたデジタルコンテンツが再生されることを確実に防止することができる。
次に、図10を参照して、再生装置10の具体的なハードウェア構成の例を説明する。
再生装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ノースブリッジ12、主メモリ13、サウスブリッジ14、不揮発性メモリ15、オーディオコーデック16、USB(Universal Serial Bus)コントローラ17、HD DVDドライブ1、オーディオバス19、グラフィクスバス20、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス21、ビデオコントローラ22、オーディオコントローラ23、オーディオデコーダ24、ビデオデコーダ25、ブレンド処理部30、オーディオミキサ(Audio Mix)31,32、ビデオエンコーダ40、およびHDMI(High Definition Multimedia Interface)のようなAVインタフェース(HDMI−TX)41等から構成されている。
本再生装置10においては、プレーヤアプリケーション150と、オペレーティングシステム(OS)とが予め不揮発性メモリ15にインストールされている。プレーヤアプリケーション150はOS上で動作するソフトウェアであり、HD DVDドライブ1から読み出されるAVコンテントを再生するための制御を行う。図1で説明したデータ読み取り部101、コンテントチェック部102はプレーヤアプリケーション150によって実現することができる。また、図1で説明した再生処理部103の機能の一部(DEMUX処理、および一部のデコード処理)もプレーヤアプリケーション150によって実現することができる。
CPU11は、本再生装置10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、不揮発性メモリ15から主メモリ13にロードされる、OSおよびプレーヤアプリケーション150を実行する。ノースブリッジ12は、CPU11のローカルバスとサウスブリッジ14との間を接続するブリッジデバイスである。このノースブリッジ12には、主メモリ13をアクセス制御するメモリコントローラが内蔵されている。さらに、このノースブリッジ12には、GPU(Graphics Processing Unit)120も内蔵されている。
GPU120は、主メモリ13の一部の記憶領域に割り当てられたビデオメモリ(VRAM)にCPU11によって書き込まれたデータから、グラフィクス画面イメージを形成するグラフィクスデータ(またはグラフィクス画像データと云う)を生成するグラフィクスコントローラである。GPU120は、ビットブロック転送(bit block transfer)のようなグラフィクス演算機能を用いて、グラフィクスデータを生成する。例えば、CPU11によってVRAM上の3つのプレーンにそれぞれ画像データ(サブビデオ、サブピクチャ等)が書き込まれた場合、GPU120は、それら3つのプレーンに対応する画像データ同士をピクセル毎に重ね合わせるブレンド処理をビットブロック転送を用いて実行し、これによってメインビデオと同じ解像度(例えば1920×1080ピクセル)を有するグラフィクス画面イメージを形成するためのグラフィクスデータを生成する。
GPU120は、グラフィクスデータ(デジタルRGBビデオ信号)およびアルファデータから構成されるアルファデータ付きのグラフィクスデータ(RGBAデータ)をグラフィクスバス20を介してブレンド処理部30に送出する。
サウスブリッジ14は、PCIバス21上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ14は、HD DVDドライブ1を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ14は、不揮発性メモリ15、USBコントローラ17、およびオーディオコーデック16をアクセスする機能を有している。
HD DVDドライブ1は、HD DVD規格に対応するオーディオ・ビデオ(AV)コンテントが格納されたHD DVDメディアのような蓄積メディアを駆動するためのドライブユニットである。
オーディオコーデック16は、ソフトウェアによってデコードされたサブオーディオデータをI2S(Inter-IC Sound)形式のデジタルオーディオ信号に変換する。このオーディオコーデック16は、オーディオバス19を介してオーディオミキサ(Audio Mix)31および32にそれぞれ接続されている。オーディオバス19は、オーディオコーデック16とオーディオミキサ(Audio Mix)31および32の各々との間に接続された伝送線路である。このオーディオバス19により、オーディオコーデック16からのデジタルオーディオ信号は、PCIバス21を介さずにオーディオミキサ(Audio Mix)31および32にそれぞれ転送される。
ビデオコントローラ22は、PCIバス21に接続されている。このビデオコントローラ22は、ビデオデコーダ25とのインターフェースを実行するためのLSIである。ソフトウェアによってHD DVDストリームから分離されたメインビデオデータのストリーム(Video Stream)は、PCIバス21およびビデオコントローラ22を介して、ビデオデコーダ25に送られる。また、CPU11から出力されるデコード制御情報(Control)も、PCIバス21およびビデオコントローラ22を介して、ビデオデコーダ25に送られる。
ビデオデコーダ25は、メインビデオデータをデコードして例えば1920×1080ピクセルの解像度のビデオ画面イメージを形成するデジタルYUVビデオ信号を生成する。このデジタルYUVビデオ信号はブレンド処理部30に送られる。
オーディオコントローラ23は、PCIバス21に接続されている。オーディオコントローラ23は、オーディオデコーダ24とのインターフェースを実行するためのLSIである。ソフトウェアによってHD DVDストリームから分離されたメインオーディオデータのストリーム(Audio Stream)は、PCIバス21およびオーディオコントローラ23を介して、オーディオデコーダ24に送られる。
オーディオデコーダ24は、メインオーディオデータをデコードしてI2S(Inter-IC Sound)形式のデジタルオーディオ信号を生成する。このデジタルオーディオ信号は、オーディオコントローラ23を介してオーディオミキサー(Audio Mix)31および32にそれぞれ送られる。
ブレンド処理部30は、GPU120およびビデオデコーダ25にそれぞれ結合されており、GPU120から出力されるグラフィクスデータとビデオデコーダ25によってデコードされたメインビデオデータとを重ね合わせるためのブレンド処理を実行する。このブレンド処理においては、GPU120からグラフィクスデータ(RGB)と一緒に出力されるアルファデータに基づいて、グラフィクスデータを構成するデジタルRGBビデオ信号とメインビデオデータを構成するデジタルYUVビデオ信号とをピクセル単位で重ね合わせるためのブレンド処理(アルファブレンディング処理)が実行される。この場合、メインビデオデータは下側の画面イメージとして用いられ、グラフィクスデータはメインビデオデータ上に重ねられる上側の画面イメージとして用いられる。
ブレンド処理によって得られる出力画像データは例えばデジタルYUVビデオ信号としてビデオエンコーダ40およびAVインタフェース(HDMI−TX)41にそれぞれ供給される。ビデオエンコーダ40は、ブレンド処理によって得られる出力画像データ(デジタルYUVビデオ信号)をコンポーネントビデオ信号またはS−ビデオ信号に変換して、TV受像機のような外部の表示装置(モニタ)に出力する。AVインタフェース(HDMI−TX)41は、デジタルYUVビデオ信号とデジタルオーディオ信号とを含むデジタル信号群を外部のHDMI機器に出力する。
オーディオミキサ(Audio Mix)31は、オーディオコーデック16によってデコードされたサブオーディオデータとオーディオデコーダ24によってデコードされたメインオーディオデータとを合成(ミキシング)し、そのミキシング結果をステレオオーディオ信号として出力する。オーディオミキサ(Audio Mix)32は、オーディオコーデック16によってデコードされたサブオーディオデータとオーディオデコーダ24によってデコードされたメインオーディオデータとを合成(ミキシング)し、そのミキシング結果を5.1チャンネルのオーディオ信号として出力する。
なお、図1の再生装置10の機能はすべてコンピュータプログラムによって実現することができるので、このコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じて通常のコンピュータに導入するだけで、通常のコンピュータを再生装置10として機能させることができる。この場合、デコード処理の全てをソフトウェアによって実行してもよいが、デコード処理の一部または全てをハードウェアによって実行することもできる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る再生装置の機能構成を示すブロック図。 図1の再生装置に設けられたコンテントチェック部の構成を示すブロック図。 図1の再生装置で用いられる記憶メディアの物理データ構造を示す図。 図1の再生装置で再生されるコンテンツの構成を示す図。 図1の再生装置で再生されるコンテンツを構成するEVOBを説明するための図。 図1の再生装置で用いられるコンテントハッシュテーブルの例を示す図。 図1の再生装置で処理される、EVOBU群とコンテンツハッシュテーブルとの関係を示す図。 図1の再生装置で処理されるEVOBUのデータ構造を説明するための図。 図1の再生装置によって実行されるコンテントチェック処理の手順を説明するフローチャート。 図1の再生装置のハードウェア構成の例を示すブロック図。
符号の説明
1…HD DVDドライブ、10…再生装置、11…データ読み取り部、12…コンテントチェック部、13…再生処理部、111…コンテントハッシュチェック部、112…コンテントハッシュポインタチェック部112、113…再生停止処理部。

Claims (15)

  1. 記憶メディアに格納された、複数のビデオオブジェクトユニットを含むデジタルコンテンツを再生する再生装置であって、
    前記記憶メディアには、前記複数のビデオオブジェクトユニットそれぞれのハッシュ値を格納したコンテントハッシュテーブルが格納されており、前記各ビデオオブジェクトユニットは、当該ビデオオブジェクトユニットのハッシュ値を格納した、前記ハッシュテーブル内のエントリを示すポインタを含んでおり、
    前記記憶メディアから読み出されるビデオオブジェクトユニット毎に、当該ビデオオブジェクトユニットに含まれるポインタの値が、前記コンテントハッシュテーブル内に存在するハッシュ値の総数よりも大きいか否かを判別するポインタチェック処理を実行する手段と、
    前記記憶メディアから読み出されるビデオオブジェクトユニット群から所定の確率で選択されたビデオオブジェクトユニット毎に、当該選択されたビデオオブジェクトユニットのハッシュ値を算出し、当該算出したハッシュ値が、当該選択されたビデオオブジェクトユニットに含まれるポインタで指定される、前記ハッシュテーブル内のエントリに格納されているハッシュ値、に一致するか否かを判別するハッシュチェック処理を実行する手段と、
    前記ポインタチェック処理によって前記ビデオオブジェクトユニットに含まれるポインタの値が前記コンテントハッシュテーブル内に存在するハッシュ値の総数よりも大きいことが判別された場合、または前記ハッシュチェック処理によって前記算出したハッシュ値が前記ハッシュテーブル内のハッシュ値に一致しないことが判別された場合、前記デジタルコンテンツの再生を停止する再生停止処理を実行する手段とを具備することを特徴とする再生装置。
  2. 前記コンテントハッシュテーブルには、前記コンテントハッシュテーブル内に存在するハッシュ値の総数を示す情報が格納されていることを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  3. 前記記憶メディアに格納された前記コンテントハッシュテーブルを前記再生装置内のメモリにロードするロード手段をさらに具備し、
    前記ハッシュチェック処理は、前記メモリにロードされた前記コンテントハッシュテーブルを用いて実行されることを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  4. 前記再生装置内のメモリにロードされた前記コンテントハッシュテーブルの正当性を検証する手段をさらに具備することを特徴とする請求項3記載の再生装置。
  5. 前記ポインタの最小値は1であり、
    前記ポインタチェック処理は、前記記憶メディアから読み出されるビデオオブジェクトユニット毎に、当該ビデオオブジェクトユニットに含まれるポインタの値が零であるか否かを判別する処理を含み、
    前記再生停止処理は、前記ポインタの値が零である場合、前記デジタルコンテンツの再生を停止する処理を含むことを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  6. 記憶メディアに格納された、複数のビデオオブジェクトユニットを含むデジタルコンテンツを再生装置によって再生する再生方法であって、
    前記記憶メディアには、前記複数のビデオオブジェクトユニットそれぞれのハッシュ値を格納したコンテントハッシュテーブルが格納されており、前記各ビデオオブジェクトユニットは、当該ビデオオブジェクトユニットのハッシュ値を格納した、前記ハッシュテーブル内のエントリを示すポインタを含んでおり、
    前記記憶メディアから読み出されるビデオオブジェクトユニット毎に、当該ビデオオブジェクトユニットに含まれるポインタの値が、前記コンテントハッシュテーブル内に存在するハッシュ値の総数よりも大きいか否かを判別するポインタチェック処理を実行するステップと、
    前記記憶メディアから読み出されるビデオオブジェクトユニット群から所定の確率で選択されたビデオオブジェクトユニット毎に、当該選択されたビデオオブジェクトユニットのハッシュ値を算出し、当該算出したハッシュ値が、当該選択されたビデオオブジェクトユニットに含まれるポインタで指定される、前記ハッシュテーブル内のエントリに格納されているハッシュ値、に一致するか否かを判別するハッシュチェック処理を実行するステップと、
    前記ポインタチェック処理によって前記ビデオオブジェクトユニットに含まれるポインタの値が前記コンテントハッシュテーブル内に存在するハッシュ値の総数よりも大きいことが判別された場合、または前記ハッシュチェック処理によって前記算出したハッシュ値が前記ハッシュテーブル内のハッシュ値に一致しないことが判別された場合、前記デジタルコンテンツの再生を停止する再生停止処理を実行するステップとを具備することを特徴とする再生方法。
  7. 前記コンテントハッシュテーブルには、前記コンテントハッシュテーブル内に存在するハッシュ値の総数を示す情報が格納されていることを特徴とする請求項6記載の再生方法。
  8. 前記記憶メディアに格納された前記コンテントハッシュテーブルを前記再生装置内のメモリにロードするステップをさらに具備し、
    前記ハッシュチェック処理は、前記メモリにロードされた前記コンテントハッシュテーブルを用いて実行されることを特徴とする請求項6記載の再生方法。
  9. 前記再生装置内のメモリにロードされた前記コンテントハッシュテーブルの正当性を検証するステップをさらに具備することを特徴とする請求項8記載の再生方法。
  10. 前記ポインタの最小値は1であり、
    前記ポインタチェック処理は、前記記憶メディアから読み出されるビデオオブジェクトユニット毎に、当該ビデオオブジェクトユニットに含まれるポインタの値が零であるか否かを判別する処理を含み、
    前記再生停止処理は、前記ポインタの値が零である場合、前記デジタルコンテンツの再生を停止する処理を含むことを特徴とする請求項6記載の再生方法。
  11. 記憶メディアに格納された、複数のビデオオブジェクトユニットを含むデジタルコンテンツを再生する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記記憶メディアには、前記複数のビデオオブジェクトユニットそれぞれのハッシュ値を格納したコンテントハッシュテーブルが格納されており、前記各ビデオオブジェクトユニットは、当該ビデオオブジェクトユニットのハッシュ値を格納した、前記ハッシュテーブル内のエントリを示すポインタを含んでおり、
    前記コンピュータに、前記記憶メディアから読み出されるビデオオブジェクトユニット毎に、当該ビデオオブジェクトユニットに含まれるポインタの値が、前記コンテントハッシュテーブル内に存在するハッシュ値の総数よりも大きいか否かを判別するポインタチェック処理を実行させる手順と、
    前記コンピュータに、前記記憶メディアから読み出されるビデオオブジェクトユニット群から所定の確率で選択されたビデオオブジェクトユニット毎に、当該選択されたビデオオブジェクトユニットのハッシュ値を算出し、当該算出したハッシュ値が、当該選択されたビデオオブジェクトユニットに含まれるポインタで指定される、前記ハッシュテーブル内のエントリに格納されているハッシュ値、に一致するか否かを判別するハッシュチェック処理を実行させる手順と、
    前記ポインタチェック処理によって前記ビデオオブジェクトユニットに含まれるポインタの値が前記コンテントハッシュテーブル内に存在するハッシュ値の総数よりも大きいことが判別された場合、または前記ハッシュチェック処理によって前記算出したハッシュ値が前記ハッシュテーブル内のハッシュ値に一致しないことが判別された場合、前記コンピュータに、前記デジタルコンテンツの再生を停止する再生停止処理を実行させる手順とを具備することを特徴とするプログラム。
  12. 前記コンテントハッシュテーブルには、前記コンテントハッシュテーブル内に存在するハッシュ値の総数を示す情報が格納されていることを特徴とする請求項11記載のプログラム。
  13. 前記コンピュータに、前記記憶メディアに格納された前記コンテントハッシュテーブルを前記コンピュータ内のメモリにロードする処理を実行させる手順をさらに具備し、
    前記ハッシュチェック処理は、前記メモリにロードされた前記コンテントハッシュテーブルを用いて実行されることを特徴とする請求項11記載のプログラム。
  14. 前記コンピュータに、前記メモリにロードされた前記コンテントハッシュテーブルの正当性を検証する処理を実行させる手順をさらに具備することを特徴とする請求項13記載のプログラム。
  15. 前記ポインタの最小値は1であり、
    前記ポインタチェック処理は、前記記憶メディアから読み出されるビデオオブジェクトユニット毎に、当該ビデオオブジェクトユニットに含まれるポインタの値が零であるか否かを判別する処理を含み、
    前記再生停止処理は、前記ポインタの値が零である場合、前記デジタルコンテンツの再生を停止する処理を含むことを特徴とする請求項11記載のプログラム。
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