JP3609779B2 - 情報記録装置及び情報記録媒体 - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ＤＶＤ−ＶＲ（Ｖｉｄｅｏ−Ｒｅｃｏｒｄｉｎｇ）規格による映像情報をＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による映像情報への変換処理を行う情報記録装置に関するもので、特に変換が可能かどうかを判定する働きを有する情報記録装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
最近、ＤＶＤ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｖｅｒｓａｔｉｌｅ Ｄｉｓｋ）等の普及に伴い、ディスクに記録された映像の記録や編集、再生が繰り返し様々な規格で行われている。例えば、ＤＶＤ記録再生装置で記録される場合は、ＤＶＤ−ＶＲ規格で記録されることとなり、又、通常のＤＶＤ再生装置では、ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格で記録された映像情報がＤＶＤプレイヤ等で再生されている。
【０００３】
しかし、ＤＶＤ記録再生装置で、ＤＶＤ−ＶＲ規格により記録された映像情報は、このままでは、通常のＤＶＤプレイヤでは再生することができない。従って、例えば個人がＤＶＤ−ＶＲ規格で記録した結婚式の映像等を各家庭のＤＶＤプレイヤで再生したいとなると、ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格で記録された映像情報へ変換しなければならない。
【０００４】
ＤＶＤ−ＶＲ規格による映像情報をＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による映像情報に変換する場合は、変換動作中に全ストリームにおいてビデオ属性（アスペクト比、画素数）やオーディオ属性（ＡＣ３／ＬＰＣＭ等の記録方式、ステレオ／モノ／デュアルモノ等の音声方式）がＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格に準拠するものであるかどうかを判定した上で行われる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従来のＤＶＤ−ＶＲ規格による映像情報をＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による映像情報に変換する方式の場合、ＤＶＤ−ＶＲ規格による映像情報をＤＶＤ−Ｒ，ＤＶＤ−Ｒ／ＷメディアにＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格で記録（ダビング）する場合は、変換元映像情報のビデオ／オーディオ属性がＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格に合致するか否かの判定が全ストリームをチェックしないと分からないため、変換作業中に、ＤＶＤ−Ｒ，ＤＶＤ−Ｒ／Ｗ書込み中に規格ＮＧ（ｎｏ ｇｏｏｄ）であることが分かると、その時点で変換を中止することになり、ＤＶＤ−Ｒ，ＤＶＤ−Ｒ／Ｗメディアが無駄になってしまう。また、変換作業をＤＶＤ−Ｒ，ＤＶＤ−Ｒ／Ｗ書込み前に行い、変換作業終了後互換ＯＫの場合のみＤＶＤ−Ｒ書込みを開始するようにすると、ＤＶＤ−Ｒ，ＤＶＤ−Ｒ／Ｗ作成時間が変換時間プラス書込み時間となり、実際の書込み時間の約２倍程度もかかってしまうため非常に作業効率が悪い等の問題がある。
【０００６】
本発明は上記の問題に係り、ＤＶＤ−ＶＲ規格による映像情報をＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による映像情報に変換可能かどうかの判定を容易かつ短時間で行うことができ、ＤＶＤ−Ｒ，ＤＶＤ−Ｒ／ＷへのＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による記録を行う際に、規格ＮＧによる書込み失敗の可能性を最小限にとどめることを可能とする情報記録装置及び情報記録媒体を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は、記録領域にＤＶＤ−ＶＲ規格による映像情報を記録する情報記録装置であって、所定の映像情報についてＤＶＤ−ＶＲ規格からＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換の互換性を示す変換互換性情報を生成する生成手段と、前記生成手段が生成した変換互換性情報を伴って、前記映像情報をＤＶＤ−ＶＲ規格により、所定の記憶領域に記録する記録手段を具備することを特徴とする情報記録装置である。
【０００８】
すなわち本発明は、ＤＶＤ−ＶＲ（Ｖｉｄｅｏ−Ｒｅｃｏｒｄｉｎｇ）規格による映像情報を記録する時点で、その後にこの映像情報がＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による映像情報へ変換可能かどうかを判断して、その判断結果を変換互換性情報として、映像情報と共に記録しておくものである。この変換互換性情報は、例えばタイトル情報等に記録されるものであるが、ＤＶＤ−ＶＲ規格の正常な動作を保証する範囲でどこに記録されても良い。この変換互換性情報により、ＤＶＤ−ＶＲ規格からＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換の際に、これを読み出し、変換可能かどうかを判断した上で、変換し例えばＤＶＤ−ＲやＤＶＤ−Ｒ／Ｗへ記録するので、途中で変換が中断したり、又、変換可能かの判断に非常に時間がかかったりするということがなくなるものである。
【０００９】
更に本発明は、記録領域にＤＶＤ−ＶＲ規格による映像情報を記録する情報記録装置であって、所定の映像情報についてＤＶＤ−ＶＲ規格からＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換の互換性を保証するべく記録制限を行うかどうかを選択する選択手段と、前記選択手段が記録制限を行うと選択した際に、前記映像情報をＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換可能な範囲内において記録制限を行いながらＤＶＤ−ＶＲ規格により、前記選択手段の選択情報を伴って所定の記憶領域に記録する記録手段とを具備することを特徴とする情報記録装置である。
【００１０】
すなわち本発明は、上述した変換互換性情報の代わりに、ＤＶＤ−ＶＲ規格による映像情報の記録の際に、変換可能となるべく属性上の記録制限を行いながら記録したことを示す選択情報を映像情報と共に記録するものである。変換処理を行う際に、この選択情報を読み出しこれに基づいて変換の可能性を判断することにより、短時間で正確な変換可能性の判断を行うことができる。
更に本発明は、記録領域に第１規格による映像情報を記録する情報記録装置であって、所定の映像情報について第１規格から第２規格への変換が可能かどうかを示す、前記映像情報のビデオ属性及び前記映像情報が音声情報を伴う場合のオーディオ属性の一方又は双方に基づく、変換互換性情報を生成する生成手段と、前記生成手段が生成した変換互換性情報を伴って、前記映像情報を第１規格により、所定の記憶領域に記録する記録手段と、を具備することを特徴とする情報記録装置である。
又、更に本発明は、前記記憶領域に記録された前記変換互換性情報を読み出しこれに基づいて変換を行うかどうかを判断し、変換を行うと判断すると、第１規格による映像情報を読み出しこれを第２規格による映像情報に変換する変換手段を更に有することを特徴とする情報記録装置である。
本発明に係る情報記録装置は、ＤＶＤ−ＶＲ規格からＤＶＤ−Ｖ規格に変換する場合だけではなく、任意の第１規格の映像情報から任意の第２規格の映像情報へと、変換が可能であるかどうかの可能性を示す変換互換性情報を、映像情報のビデオ属性やオーディオ属性に基づいて判断し、判断結果を変換互換性情報として、第１規格の映像情報とともに記憶領域に格納するものである。更に、格納したこの変換互換性情報に基づき、第１規格から第２規格への映像情報の変換を行うものである。この変換互換性情報により、ユーザは、映像情報の規格の変換が可能かどうかを直ちに知ることができるのであり、その使い勝手が飛躍的に向上した情報記録装置を提供するものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る実施の形態について詳細に説明する。
【００１２】
図１は本発明に係る変換互換性情報及び選択情報が記録されているタイトル情報を示す説明図、図２は、本発明に係るフォーマット変換機能と編集機能とを備える光ディスク記録再生装置の一例を示すブロック図、図３は、本発明に係るフォーマット変換機能と編集機能との概要を説明する説明図、図４は、本発明に係る変換互換性情報を参照して変換可能を判断する働きを示すフローチャートである。
【００１３】
＜光ディスク記録再生装置の構成例＞
本発明に係るフォーマット変換処理及び編集処理を行うことができる光ディスク記録再生装置の構造の一例が図２に示され、この光ディスク記録再生装置Ａは、全体の動作をデータバスを介してフラッシュＲＯＭ１１とワークメモリ１２とを伴うメインＭＰＵ１０により制御される。ハードディスクＨＤ、光ディスクＤへの主に映像情報の記録機能のための構成として、チューナ２０とラインインとが与えられるラインセレクタ２１、これから信号が供給されるオーディオＡＤコンバータ２２、ＥＤＯ２５を伴う３ＹＣＤＮＲ２４を介して映像信号が供給されるビデオデコーダ２３、ここからフレーム信号が供給されるＳＤＲＡＭ２７を伴うフレーム同期器２６を有する。更に、オーディオＡＤコンバータ２２からのオーディオ信号をエンコードするオーディオエンコーダ２８と、フレーム同期器２６からの映像信号とを受け、ＭＰＥＧ信号にエンコード処理を施すＳＤＲＡＭ３０を伴ったＭＰＥＧ２エンコーダ２９を有している。更に、記録すべき映像情報を記録する先として、コピープロテクト６３を介するハードディスクドライバＨＤ、更にＣＰＲＭ６４を介する光ディスクＤを有している。
【００１４】
又、チューナ２０は、タイマＭＰＵ４０の動作制御を受けている。又、同様にディスプレイ５１も、タイマＭＰＵ４０の動作制御を受けてディスプレイＭＰＵ５０で制御される。
【００１５】
更に再生機能のための構成として、映像信号を読み出すべき記憶領域として、先にあげたコピープロテクト６３を介するハードディスクドライバＨＤ、更にＣＰＲＭ６４を介する光ディスクＤを有している。更に読み出された映像信号を信号処理するＡＴＡＰＩコントローラ６０と、ここから映像信号が供給されこれをエンコードするためのＳＤＲＡＭ３２を伴うＭＰＥＧデコーダ３１と、更にＳＤＲＡＭ３６を伴うグラフィック回路３５、この出力が供給されビデオ信号をデコードするビデオデコーダ３４、更にＭＰＥＧデコーダ３１からのオーディオ信号をＤＡ変換するオーディオＤＡコンバータ３３を有するものである。又、このような記録機能と再生機能とを仲介する回路としてメインＭＰＵにより制御されるブリッジ回路６１が設けられている。
【００１６】
このような構成の光ディスク記録再生装置において、本発明に係る変換互換性情報及び記録制限の選択情報を用いたフォーマット変換処理を以下に説明する。図３の（ａ）は、変換互換性情報を活用したフォーマット変換処理の働きを模式的に説明しており、（ｂ）は、選択情報を活用したフォーマット変換処理の働きを模式的に説明する説明図である。これらの働きは、光ディスク記録再生装置Ａの主にメインＭＰＵ１０、フラッシュＲＯＭ１１及びワークメモリ１２によりもたらされるものである。
【００１７】
＜変換互換性情報の活用＞
本発明に特有の変換互換性情報は、所定の映像情報をＤＶＤ−ＶＲ規格で記録する際に、その後にこの映像情報をＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格の映像情報へと変換できるかどうかを示す情報を事前に判断しておく判断情報である。本発明に係る光ディスク記録再生装置では、この変換互換性情報を、例えば図１で示すようなタイトル情報の一部として、例えば光ディスク（又はハードディスクや又はメモリカードでも可能）の記憶領域に映像情報と共に記録するものである。
【００１８】
（変換互換性情報の生成と記録）
ＤＶＤ−ＶＲ規格で記録する際に、属性検出手段８１によってＶＯＢ内のビデオ属性（画素数やアスペクト比）及びオーディオ属性（ステレオ／モノ／バイリンガル）の一方または双方に基づいて、ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換互換性を判断し、その判断結果を変換互換性情報として、例えば、図１で示したタイトル情報の一部に記録する。
【００１９】
この際の変換互換性の判断は以下のように行われる。すなわち、ビデオ属性において、画素数は７２０×４８０画素であるＤ１であれば変換可能とされ、４８０×４８０画素であるハーフＤ１等では変換不可能とされる。更にビデオ属性のアスペクト比については、一つのタイトル中に１６：９又は４：３のアスペクト比が混在していなければ変換可能とされ、混在していれば変換不可能とされる。
【００２０】
又、オーディオ属性において、ステレオやモノラルは変換可能であり、バイリンガルすなわちデュアルモノは変換不可能とされる。又、音声は、Ｄ１，Ｄ２，ＬＰＣＭがタイトルごとに混在していれば、変換不可能とされる。
【００２１】
このような属性を、メインＭＰＵ１０とフラッシュＲＯＭ１１との働きである属性検出手段８１により検出し判断し、判断結果としてのＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換互換性情報、すなわち、変換可能なら“１”、不可能なら“０”等の形態をもつ情報が、例えば、ＨＤ等の記録手段８２へと映像情報と共に記録されるものである。
【００２２】
（変換互換性情報を用いたフォーマット変換と記録）
更に記録された変換互換性情報を用いたフォーマット変換は、以下のように行われ、図４のフローチャートは、図３の（ａ）の互換性チェック手段８３と、ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ変換制御手段８４の働きとしてこれらの手順を説明している。
【００２３】
すなわち、光ディスクＤ等に記録されたＤＶＤ−ＶＲ規格による映像情報等をＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による映像情報への変換の際に、主にメインＭＰＵ１０とフラッシュＲＯＭ１１が提供するプログラムの働きによる互換チェック手段８３を用いて、ＨＤ等の記記憶手段８２に記録されたＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換互換性情報を読み出し、変換が不可能と判断されていなければ（Ｓ１１）、変換を行うものである。
【００２４】
このとき、直ちにフォーマット変換を開始することも好適である。しかし、ユーザに変換を行うかどうかを尋ねるべく質問画面を表示するための画像信号を生成し、ディスプレイ５１等にこの質問を表示して、ユーザの操作を促すことも好適である。そして、変換を行うとして指示を受ければ（Ｓ１２）、変換処理を開始するものである。なお、ここで変換互換性がないとされれば、変換互換性がないことを表示画面で表示するべく、表示信号が生成される。
【００２５】
なお、変換処理を行っている間に、映像情報の属性について、第２の属性のチェックを行うことも好適である。こうすることにより変換互換性情報では、変換が可能であると判断されていても、実際の映像情報に変換することができない属性を有している場合に、いち早く変換不能であることを検出し判断することが可能となる。
【００２６】
以上、本発明に係る情報記録再生装置によれば、記録領域に予め記録されたＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換互換性情報を活用することにより、ＤＶＤ−ＶＲ規格で記録された映像情報をＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による映像情報に変換する際に、記録映像情報の全ストリームをチェックする必要がなく、容易かつ迅速に変換可能な映像情報であるか否かの判定を行うことが可能となる。
【００２７】
＜記録制限の選択情報の活用＞
次に本発明に係る光ディスク記録再生装置における、記録制限の選択情報の活用について、以下に図面を用いて説明する。
【００２８】
（選択情報の生成と記録）
ここで、フォーマット変換を考慮した記録制限とは、上述したように、ＤＶＤ−ＶＲ規格をＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格へ変換する際に障害となる属性を排除して記録を行うものである。
【００２９】
具体的には、例えば、ビデオ属性であれば、変換不能なハーフＤ１の記録を禁止し変換可能なＤ１モードでの記録を行うことである。又、オーディオ属性なら、変換不能なバイリンガルを強制的に主音／副音をユーザに選択させ、ステレオに変換して記録する等の働きである。
【００３０】
この記録制限は、常に選択されているのではなく、主にメインＭＰＵ１０とフラッシュＲＯＭ１１とによりもたらされる働きであるＯＳＤメニュー表示手段８５を制御して、ＯＳＤメニューの一部としてユーザに選択を促すものである。すなわち、例えば、「ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ互換＝入／切」といった選択項目を表示させ、ユーザによる選択結果に応じて、ＤＶＤ−ＶＲ規格で記録する際にＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格に合致するようにＤＶＤ−ＶＲ規格による記録時の記録制限を行うものである。
【００３１】
そして、このときの選択結果、すなわち記録制限を行ったなら“１”、行わなかったなら“０”等の選択情報を、例えば図１のタイトル情報として、映像情報と共に記録するものである。
【００３２】
（選択情報を用いたフォーマット変換と記録）
更にこのようにして記録された記録制限の選択情報は、フォーマット変換の際に以下のように活用される。すなわち、選択手段８６の制御によって決定された選択情報に基づいて、ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ Ｒｅｃｏｒｄｉｎｇ記録制御手段８７により活用が図られる。
【００３３】
これは、例えばハードディスクＨＤに記録された選択情報を映像情報と共に読み出し、選択情報が記録制限を行っていないということを示していない限り、フォーマット変換を始めるものである。
【００３４】
このとき、直ちにフォーマット変換を始める代わりに、フォーマット変換を始めますかとユーザに指示を促すべく、画像信号を生成してもよい。
【００３５】
このように、ＤＶＤ−ＶＲ規格で映像を記録する際に、記録制限を行うことにより、その後のフォーマット変換を容易かつ迅速に行うことが可能となる。更にこの記録制限を選択したかどうかの情報を選択情報として、映像情報と共に記録領域に記録しておくことにより、属性のチェック処理に膨大な時間を費やすことなく、迅速で容易なフォーマット変換を行うことができる。
【００３６】
なお、変換処理を行っている間に、映像情報の属性について、第２の属性のチェックを行うことも好適である。こうすることにより変換互換性情報では、変換が可能であると判断されていても、実際の映像情報に変換することができない属性を有している場合に、いち早く変換不能であることを検出し判断することが可能となる。
【００３７】
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を想到することが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。すなわち本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
【００３８】
例えば、上記の実施形態は主にＤＶＤとハードディスクとにおけるＤＶＤ−ＶＲ規格からＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換を中心に説明したが、他の規格から規格への規格変換に関しても、本発明の趣旨の範囲で同等の作用効果を得ることができ、本発明のこれらの手法は、様々な記録媒体を介して、様々なデジタル／アナログ映像情報の規格変換時にも、変換成功率の向上や変換時間の短縮をもたらすことが可能となる。
【００３９】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、ＤＶＤ−ＶＲ規格で記録された映像情報をＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による映像情報に変換する際に、記録映像情報の全ストリームをチェックしなくても、迅速かつ容易な変換可能性の判断を行うことにより、迅速かつ確実なフォーマット変換を可能とする情報記録装置を提供するものである。
更に、本発明によれば、ＤＶＤ−ＶＲ規格からＤＶＤ−Ｖ規格に変換する場合だけではなく、任意の第１規格の映像情報から任意の第２規格の映像情報へと変換する場合も同様に、迅速かつ確実なフォーマット変換を可能とする情報記録装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る変換互換性情報及び選択情報が記録されているタイトル情報を示す説明図。
【図２】本発明に係るフォーマット変換機能と編集機能とを備える光ディスク記録再生装置の一例を示すブロック図。
【図３】本発明に係るフォーマット変換機能と編集機能との概要を説明する説明図。
【図４】本発明に係る変換互換性情報を参照して変換可能を判断する働きを示すフローチャート。
【符号の説明】
Ａ … 光ディスク記録再生装置、ＨＤ … ハードディスク、
Ｄ … 光ディスク、１０ … メインＭＰＵ、１１…フラッシュＲＯＭ、
１２ … ワークメモリ、２０ … チューナ、２１ … ラインセレクタ、
２２ … オーディオＡＤコンバータ、２３ … ビデオデコーダ、
２５ … ＥＤＯ、２６ … フレーム同期器、２７ … ＳＤＲＡＭ、
２８ … オーディオエンコーダ、２９ … ＭＰＥＧ２エンコーダ、
３１ … ＭＰＥＧデコーダ、３３ … オーディオＤＡコンバータ、
３４ … ビデオデコーダ、６０ … ＡＴＡＰＩコントローラ、
６１ … ブリッジ回路、６３ … コピープロテクト

Claims (14)

1. 記録領域にＤＶＤ−ＶＲ（Video-Recording）規格による映像情報を記録する情報記録装置であって、
   所定の映像情報についてＤＶＤ−ＶＲ規格からＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換の互換性を示す変換互換性情報を生成する生成手段と、
   前記生成手段が生成した変換互換性情報を伴って、前記映像情報をＤＶＤ−ＶＲ規格により、所定の記憶領域に記録する記録手段と、
   を具備することを特徴とする情報記録装置。
2. 前記記憶領域に記録された前記変換互換性情報を読み出しこれに基づいて変換を行うかどうかを判断し、変換を行うと判断すると、ＤＶＤ−ＶＲ規格による映像情報を読み出しこれをＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による映像情報に変換する変換手段を更に有することを特徴とする請求項１記載の情報記録装置。
3. 記録領域にＤＶＤ−ＶＲ（Video-Recording）規格による映像情報を記録する情報記録装置であって、
   所定の映像情報についてＤＶＤ−ＶＲ規格からＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換の互換性を保証するべく記録制限を行うかどうかを選択する選択手段と、
   前記選択手段が記録制限を行うと選択した際に、前記映像情報をＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換可能な範囲内において記録制限を行いながらＤＶＤ−ＶＲ規格により、前記選択手段の選択情報を伴って所定の記憶領域に記録する記録手段とを具備することを特徴とする情報記録装置。
4. 前記記憶領域に記録された前記選択情報を読み出しこれに基づいて変換を行うかどうかを判断し、変換を行うと判断すると、ＤＶＤ−ＶＲ規格による映像情報を読み出しこれをＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による映像情報に変換する変換手段を更に有することを特徴とする請求項３記載の情報記録装置。
5. 前記記憶領域に記録された前記変換互換性情報を読み出し、変換互換性なしと示されていない限り変換を行うと判断して、ＤＶＤ−ＶＲ規格による映像情報を読み出しこれをＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による映像情報に変換する変換手段を更に有することを特徴とする請求項１記載の情報記録装置。
6. 前記記憶領域に記録された前記変換互換性情報を読み出し、変換互換性なしと示されていない限り、ユーザに対して変換を行うかどうかの判断を促すための表示信号を生成し出力する手段を更に有することを特徴とする請求項１記載の情報記録装置。
7. 前記記憶領域に記録された前記変換互換性情報を読み出し、変換互換性なしと示された場合、変換互換性がないことを示すための表示信号を生成し出力する手段を更に有することを特徴とする請求項１記載の情報記録装置。
8. 前記映像情報の変換の際に、変換可能かどうかの属性の判断を行う手段を更に有することを特徴とする請求項２，４及び５の内の一つに記載の情報記録装置。
9. 所定の記憶領域に記録されたＤＶＤ−ＶＲ（Video-Recording）規格による映像情報をＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による映像情報へ変換する情報記録装置であって、
   所定の記憶領域に記録された、ＤＶＤ−ＶＲ規格からＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換の互換性を示す変換互換性情報を読み出しこれに基づいて変換を行うかどうかを判断する判断手段と、
   前記判断手段が変換を行うと判断すると、ＤＶＤ−ＶＲ規格による映像情報を読み出しこれをＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による映像情報に変換する変換手段と、
   を具備することを特徴とする情報記録装置。
10. 所定の記憶領域に記録されたＤＶＤ−ＶＲ（Video-Recording）規格による映像情報をＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による映像情報へ変換する情報記録装置であって、
    所定の記憶領域に記録された、ＤＶＤ−ＶＲ（Video-Recording）規格からＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換が可能な範囲での記録を選択した選択情報を読み出しこれに基づいて変換を行うかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段が変換を行うと判断すると、ＤＶＤ−ＶＲ規格による映像情報を読み出しこれをＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格による映像情報に変換する変換手段と、
    を具備することを特徴とする情報記録装置。
11. ＤＶＤ−ＶＲ（Video-Recording）規格からＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換の互換性を示す変換互換性情報を伴って、ＤＶＤ−ＶＲ規格による映像情報を記録している情報記録媒体。
12. ＤＶＤ−ＶＲ（Video-Recording）規格からＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ規格への変換が可能な範囲での記録を選択した選択情報を伴って、ＤＶＤ−ＶＲ規格による映像情報を記録している情報記録媒体。
13. 記録領域に第１規格による映像情報を記録する情報記録装置であって、
    所定の映像情報について第１規格から第２規格への変換が可能かどうかを示す、前記映像情報のビデオ属性及び前記映像情報が音声情報を伴う場合のオーディオ属性の一方又は双方に基づく、変換互換性情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した変換互換性情報を伴って、前記映像情報を第１規格により、所定の記憶領域に記録する記録手段と、
    を具備することを特徴とする情報記録装置。
14. 前記記憶領域に記録された前記変換互換性情報を読み出しこれに基づいて変換を行うかどうかを判断し、変換を行うと判断すると、第１規格による映像情報を読み出しこれを第２規格による映像情報に変換する変換手段を更に有することを特徴とする請求項１３記載の情報記録装置。

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