JP2005044400A - 編集装置、情報再生記録装置、編集方法並びに編集用プログラム及び情報記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハードディスクから光ディスクへのダビング処理を実行する際の使用者における利便性並びに効率を向上させることが可能な編集装置を提供する。
【解決手段】HDから再生されたタイトルをDVDに記録するダビング処理の実行内容を編集する場合に、実行内容の編集処理の実行前において、DVDにおいて認められている記録態様に基づいて、ダビング処理の実行が可能か否かを判定し(ステップS2、S3)編集処理の実行前において、判定結果を告知する(ステップS11)。
【選択図】 図2
【解決手段】HDから再生されたタイトルをDVDに記録するダビング処理の実行内容を編集する場合に、実行内容の編集処理の実行前において、DVDにおいて認められている記録態様に基づいて、ダビング処理の実行が可能か否かを判定し(ステップS2、S3)編集処理の実行前において、判定結果を告知する(ステップS11)。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本願は、編集装置、情報再生記録装置、編集方法並びに編集用プログラム及び情報記録媒体の技術分野に属し、より詳細には、例えば、一の記録媒体から再生された情報を他の記録媒体に記録する、いわゆるダビング等を実行する前に、当該ダビング対象となっている情報を編集するための編集装置及び編集方法、当該編集処理のための編集用プログラム及び当該編集処理用プログラムが記録された情報記録媒体並びに当該編集装置を含む情報再生記録装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
近年、放送電波を介して受信される番組を一時的にハードディスク等の大容量の記録媒体に記録しておき、その後に当該番組をDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクに転送して記録する、いわゆるダビングを実行することが可能なレコーダが一般化しつつある。
【0003】
ここで、従来の当該レコーダにおいては、ハードディスク等に記録された番組の中から光ディスクにダビングする番組を選択・抽出し、当該ダビングすべき番組のみをそのダビングの順序に則って含むいわゆるダビングリストを作成し、そのダビングリストに基づいて順次ハードディスク等から光ディスクへダビングする処理を実行していた。
【0004】
このとき、従来では、当該ダビングリストが作成された後において初めて、当該ダビングリストに示されている番組に対するダビング実行の可否(より具体的には、光ディスクにおける記録フォーマットに準拠することを前提としたダビングの可否等)や当該ダビングに必要な記録時間等がディスプレイ上における表示等により告知される構成となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のレコーダにおけるダビングの方法によると、ダビングリストが作成された後でないと、光ディスクにおける記録フォーマット等に沿った実際のダビング実行の可否を認識することができず、結果として使用者に無駄なダビングリストの作成処理等を課すこととなるという問題点があった。
【0006】
そこで、本願は上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、上記ダビングを実行する際の使用者における利便性並びに効率を向上させることが可能な編集装置及び編集方法、当該編集処理のための編集用プログラム及び当該編集処理用プログラムが記録された情報記録媒体並びに当該編集装置を含む情報再生記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ハードディスク等の記録媒体から再生された情報を当該記録媒体自体に再記録する再生記録処理、又は前記再生された情報をDVD等の他の記録媒体に記録する再生記録処理の少なくともいずれか一方の実行内容を編集する編集装置において、前記実行内容の編集処理の実行前において、前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方において認められている前記情報の記録態様に基づいて、前記再生記録処理の実行が可能か否かを判定するシステム制御部等の判定手段と、前記編集処理の実行前において、前記判定結果を告知するための告知情報を外部に出力するシステム制御部等の出力手段と、を備える。
【0008】
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の編集装置と、前記出力された告知情報の内容に基づいて指定された前記情報を前記記録媒体から再生する映像デコーダ等の再生手段と、前記指定された情報に対して、当該告知情報の内容に基づいて指定された内容に対応した前記編集処理を施す番組情報設定部等の情報編集手段と、前記再生された情報又は前記編集処理が施された当該情報の少なくともいずれか一方を、前記出力された告知情報の内容に基づいて前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方に記録するDVDドライブ等の記録手段と、を備える。
【0009】
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、ハードディスク等の記録媒体から再生された情報を当該記録媒体自体に再記録する再生記録処理、又は前記再生された情報をDVD等の他の記録媒体に記録する再生記録処理の少なくともいずれか一方の実行内容を編集する編集方法において、前記実行内容の編集処理の実行前において、前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方において認められている前記情報の記録態様に基づいて、前記再生記録処理の実行が可能か否かを判定する判定工程と、前記編集処理の実行前において、前記判定結果を告知するための告知情報を外部に出力する出力工程と、を備える。
【0010】
上記の課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、ハードディスク等の記録媒体から再生された情報を当該記録媒体自体に再記録する再生記録処理、又は前記再生された情報をDVD等の他の記録媒体に記録する再生記録処理の少なくともいずれか一方の実行内容を編集する編集装置に含まれるコンピュータを、前記実行内容の編集処理の実行前において、前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方において認められている前記情報の記録態様に基づいて、前記再生記録処理の実行が可能か否かを判定する判定手段、及び、前記編集処理の実行前において、前記判定結果を告知するための告知情報を外部に出力する出力手段、として機能させる。
【0011】
上記の課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の編集用プログラムが、前記コンピュータにより読取可能に記録されている。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本願に好適な実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、ハードディスク(以下、「HD」と称する)及びDVDに放送番組を記録する情報記録再生装置としてのレコーダに対して、本願を適用した場合の実施の形態である。
【0013】
まず、図1を用いてレコーダの全体構成及び概要動作について説明する。なお、図1は本願に係るレコーダの概要構成を示すブロック図である。
【0014】
実施形態のレコーダ100は、図1に示すように、映像データ及び音声データが記録される記録媒体としてのHD200に対して、そのデータの書込み又は読出しを行うHDドライブ201と、映像データ及び音声データが記録される他の記録媒体としてのDVD202に対して、そのデータの書込み又は読出しを行う記録手段としてのDVDドライブ203と、放送番組などの映像信号及び音声信号などの映像データ及び音声データが入力され、HD200又はDVD202に当該映像データ及び音声データを記録するデータ記録系120と、HD200又はDVD202から既に記録されている映像データ及び音声データを読み出し各データの再生を行うデータ再生系140と、データ記録系120及びデータ再生系140を制御するシステム制御系160と、から構成される。
【0015】
このとき、HDドライブ201には、DVDドライブ203からの出力又はデータ記録系120からの出力を切り替える第1ドライブ切替部204と、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)などの規格に準拠したHD用ドライブインターフェース205と、が接続されており、この第1ドライブ切替部204は、後述するシステム制御部166の制御により、入力及び出力の切り替えを行う。
【0016】
また、このHDドライブ201は、予めHD200に記録され、映像データ及び音声データを有するプログラムストリームを当該HD200から読み出してHD用ドライブインターフェース205を介してデータ再生系140に出力すると共に、データ記録系120によって生成され、当該HD用ドライブインターフェース205を介して入力されたプログラムストリームをHD200に記録する。
【0017】
一方、DVDドライブ203には、HDドライブ201からの出力又はデータ記録系120からの出力を切り替える第2ドライブ切替部206と、ATAPIなどの規格に準拠したDVD用ドライブインターフェース207と、が接続されており、この第2ドライブ切替部206は、第1ドライブ切替部204と同様に、後述するシステム制御部166の制御により、入力及び出力の切り替えを行う。
【0018】
また、このDVDドライブ203は、HDドライブ201と同様に、予めに記録され、映像データ及び音声データを有するプログラムストリームを当該DVD202から読み出してDVD用ドライブインターフェース207を介してデータ再生系140に出力すると共に、データ記録系120によって生成され、当該DVD用ドライブインターフェース207を介して入力されたプログラムストリームをDVD202に記録する。
【0019】
次に、実施形態のレコーダ100におけるデータ記録系120の具体的構成及び動作について説明する。
【0020】
実施形態のレコーダ100におけるデータ記録系120は、アンテナATを介して各放送局から送信された放送波を受信するTV受信部121と、映像入力端子及び音声入力端子を介して外部から入力されたアナログの映像信号及び音声信号とTV受信部121からの出力を切り替える第1入力切替部122及び第2入力切替部123と、受信又は入力されたTV用映像信号をデジタル信号に変換する第1アナログ/デジタル(以下「A/D」と称する)コンバータ124と、受信又は入力された音声信号をデジタル信号に変換する第2A/Dコンバータ125と、デジタル信号に変換されたTV用映像信号を映像信号にデコードする映像信号デコーダ126と、エンコードする映像信号及び音声信号を選択する選択部127と、選択部127によって選択された映像信号をMPEG(Motion Picture Expert Group)フォーマットに変換する映像エンコーダ128と、選択部127によって選択された音声信号をAC(Audio Coding)−3フォーマットに変換する音声エンコーダ129と、MPEGフォーマットの映像データとAC−3フォーマットの音声データとからプログラムストリームを生成するマルチプレクサ130と、から構成される。
【0021】
このとき、TV受信部121は、アンテナATを介して各放送局から送信された放送波、例えば、VHF又はBSなどのRF信号を受信し、使用者の選択した受信帯域に同調して受信した信号波をIF(中間周波数)信号に変換すると共に、TV映像信号及び音声信号に復調して第1入力切替部122に出力する。
【0022】
そして、第1入力切替部122には、TV受信部121から出力されたTV用映像信号と映像入力端子を介して外部から入力されたアナログの映像信号とが入力され、この第1入力切替部122は、システム制御系160の制御に基づいて、これらの入力されたTV用映像信号を選択的に切り替えて、映像信号を第1A/Dコンバータ124にする。
【0023】
一方、第2入力切替部123には、TV受信部121から出力された音声信号と音声入力端子を介して外部から入力されたアナログの音声信号とが入力され、この第2入力切替部123は、システム制御系160の制御に基づいて、これらの入力された各音声信号を選択的に切り替えて第2A/Dコンバータ125に出力する。
【0024】
そして、第1A/Dコンバータ124には、第1入力切替部122によって選択されたアナログ信号であるTV用映像信号が入力され、この第1A/Dコンバータ124は、入力されたアナログ信号であるTV用映像信号をデジタル信号に変換して映像信号デコーダ126に出力する。
【0025】
その後、映像信号デコーダ126には、デジタル信号に変換されたTV用映像信号が入力され、この映像信号デコーダ126は、入力されたTV用映像信号を復号化し、通常の映像信号、例えば、NTSC方式の映像信号に変換する。また、この映像信号デコーダ126は、変換した映像信号を選択部127に出力する。
【0026】
一方、第2A/Dコンバータ125には、第2入力切替部123によって選択されたアナログ信号である音声信号が入力され、第2A/Dコンバータ125は、入力されたアナログ信号である音声信号をデジタル信号に変換して選択部127に出力する。
【0027】
そして、選択部127は、映像信号デコーダ126及び第2A/Dコンバータ125から出力された映像信号及び音声信号と、後述するダビングを行う際にHDドライブ201又はDVDドライブ203から出力され、デコードされた映像信号及び音声信号と、が入力される。この選択部127は、システム制御系160の制御に基づいて、入力された映像信号及び音声信号の何れかを選択し、選択した映像信号を映像エンコーダ128に、選択した音声信号を音声エンコーダ129に出力する。
【0028】
これにより、映像エンコーダ128には、選択部127によって選択された映像信号が入力され、この映像エンコーダ128は、入力された映像信号をMPEGフォーマットの映像データに変換し、当該変換した映像データをマルチプレクサ130に出力する。
【0029】
一方、音声エンコーダ129には、選択部127によって選択された音声信号が入力され、この音声エンコーダ129は、入力された音声信号をAC−3フォーマットの音声データに変換し、変換した音声データをマルチプレクサ130に出力する。
【0030】
そして、マルチプレクサ130には、MPEGフォーマットに変換された映像データとAC−3フォーマットに変換された音声データとが入力され、このマルチプレクサ130は、入力された映像データ及び音声データに基づいて、プログラムストリームを生成すると共に、当該生成されたプログラムストリームを第1ドライブ切替部204及び第2ドライブ切替部206に出力する。
【0031】
次に、実施形態のレコーダ100におけるデータ再生系140の具体的構成及び動作について説明する。
【0032】
実施形態のレコーダ100におけるデータ再生系140は、HD200からの再生出力又はDVD202からの再生出力のいずれかを選択する再生切替部141と、各HDドライブ201又はDVDドライブ203から出力された音声データ及び映像データをプログラムストリームから抽出するデマルチプレクサ142と、このデマルチプレクサ142によって分離された映像信号及び音声信号をデコードする再生手段としての映像デコーダ143及び音声デコーダ144と、映像デコーダ143及び音声デコーダ144から出力された映像信号及び音声信号とTV受信部121から出力された映像信号及び音声信号とを切り替える出力切替部145と、後述するモニタに出力される画像上に重畳されるサムネイル(いわゆる代表画像)を生成するサムネイルOSD(On Screen Display)146と、TV信号に変換する映像信号エンコーダ147と、デジタル信号である映像信号をアナログ信号に変換する第2デジタル/アナログ(以下、「D/A」と称する)コンバータ149と、デジタル信号である音声信号をアナログ信号に変換する第1D/Aコンバータ148と、から構成され、アナログ信号に変換された映像信号及び音声信号は、映像出力端子及び音声出力端子を介して外部出力される。
【0033】
このとき、再生切替部141には、HD用ドライブインターフェース205を介してHDドライブ201から出力されたプログラムストリームと、DVD用ドライブインターフェース207を介してDVDドライブ203から出力されたプログラムストリームと、が入力され、この再生切替部141は、システム制御部166の制御に基づいて、何れか一方のドライブから出力されたプログラムストリームを選択し、当該選択したプログラムストリームをデマルチプレクサ142に出力する。
【0034】
そして、デマルチプレクサ142には、再生切替部141によって選択されたプログラムストリームが入力され、このデマルチプレクサ142は、この入力されたプログラムストリームから映像データ及び音声データを分離し、分離した映像データ及び音声データを、夫々、映像デコーダ143又は音声デコーダ144に出力する。
【0035】
特に、このデマルチプレクサ142は、プログラムストリームからMPEG形式を有する映像データ及びAC−3形式を有する音声データを分離する。
【0036】
そして、映像デコーダ143には、プログラムストリームから分離されたMPEG形式を有する映像データが入力され、この映像デコーダ143は、入力されたMPEG形式の映像データを復号化して映像信号に変換し、当該復号化されたデジタル信号である映像信号を出力切替部145に出力する。
【0037】
一方、音声デコーダ144には、プログラムストリームから分離されたAC−3形式を有する音声データが入力され、この音声デコーダ144は、入力されたAC−3形式を有する音声データを復号化して音声信号に変換し、当該復号されたデジタル信号である音声信号を出力切替部145に出力する。
【0038】
そして、出力切替部145には、データ記録系120から出力されたデジタル信号である映像信号及び音声信号と、映像デコーダ143及び音声デコーダ144によって復号化された映像信号及び音声信号と、が入力され、この出力切替部145は、システム制御部166の制御に基づいて、データ記録系120から出力された映像信号及び音声信号と、復号化された映像信号及び音声信号と、を切り替えて、映像信号をOSD146に、音声信号を第1D/Aコンバータ148に、夫々出力する。
【0039】
なお、実施形態では、出力切替部145には、映像信号デコーダ126から出力された映像信号及び第2A/Dコンバータ125から出力された音声信号が入力される。
【0040】
そして、OSD146には、出力切替部145によって切り替えられた映像信号が入力され、このOSD146は、入力された映像信号に対して必要な文字情報等を重畳し、当該文字情報を重畳した映像信号を映像信号エンコーダ147に出力する。
【0041】
なお、実施形態では、OSD146は、後述するダビングを行う際に、システム制御系160の指示に基づいて、上記ダビングリストの内容を示す映像情報を生成し、当該生成した映像情報を入力された映像信号に重畳又は入力された映像信号から切り替えて映像信号エンコーダ147に出力する。
【0042】
また、実施形態におけるOSD146において、上述のようにして生成されるダビングリストに相当する映像情報の詳細については後述する。
【0043】
一方、映像信号エンコーダ147には、文字情報が重畳された映像信号が入力され、この映像信号エンコーダ147は、この入力された映像信号を外部のモニタなどに表示させるため、TV用の映像フォーマットに変換し、当該TV用のフォーマットに変換した映像信号を第2D/Aコンバータ149に出力する。
【0044】
そして、第2D/Aコンバータ149には、TV用のフォーマットに変換され、デジタル信号である映像信号が入力され、この第2D/Aコンバータ149は、この入力されたデジタル信号である映像信号をアナログ信号に変換し、当該アナログ信号に変換した映像信号を、映像出力端子を介して外部に出力する。
【0045】
また、第1D/Aコンバータ148には、出力切替部145によって切り替えられたデジタル信号である音声信号が入力され、この第1D/Aコンバータ148は、入力されたデジタル信号である音声信号をアナログ信号に変換し、当該アナログ信号に変換した音声信号を、音声出力端子を介して外部に出力する。
【0046】
次に、図1を用いて実施形態のレコーダ100におけるシステム制御系160の具体的構成及び動作について説明する。
【0047】
実施形態のレコーダ100におけるシステム制御系160は、当該レコーダ100を遠隔操作するリモコン装置161から出射された光ビームを受光するリモコン受光部162と、使用者が操作設定を行う操作部163と、リモコン装置161又は操作部163による操作の確認等の使用者が所望する情報を表示する表示部164と、ダビングを行う際にリモコン装置161又は操作部163に入力されたキー入力の情報(以下、「キー入力情報」と称する)に基づいてダビングに必要な情報(以下、「ダビング情報」と称する)を設定すると共に、図示しないモニタに表示させるためOSD146を制御してダビング情報の映像情報を生成させる判定手段及び出力手段としてのシステム制御部166と、各種動作に必要となるプログラムなどを記録するメモリ165と、システム全体を制御する判定手段及び出力手段としてのシステム制御部166と、により構成されている。
【0048】
ここで、リモコン装置161は、各種確認ボタン及び数字キー等の多数のキーと、例えばリモコン装置161の中央に設けられた上下及び左右のカーソルキーと、から構成されている。
【0049】
次に、リモコン受光部162は、リモコン装置161から出射された赤外線光等の光ビームを受光し、当該受光した光ビームを所定の信号に変換して操作部163に出力する。
【0050】
一方、操作部163は、リモコン装置161と同様に各種確認ボタン及び数字キー等の多数のキーと、上下キー及び左右キーと、から構成される。
【0051】
また、この操作部163は、キー操作に従って、又は、リモコン受光部162から出力された所定の信号をシステム制御部166に出力する。
【0052】
なお、この操作部163の上下キー及び左右キーはリモコン装置161の上下キー及び左右キーと同様の構成を有している。
【0053】
他方、表示部164は、液晶などの複数の発光素子を備える発光部を有し、リモコン装置161又は操作部163による操作の確認等の使用者が所望する情報を表示する。
【0054】
次に、情報編集手段としての番組情報設定部300は、HD200又はDVD202に予め設定した時間に放送番組を自動的に記録すると共に、HD200に記録されている情報をDVD202にダビングするための設定を行う際に、リモコン装置161又は操作部163に入力されたキー入力情報に基づいてダビングに必要なダビング情報を設定する。
【0055】
なお、実施形態におけるシステム制御部166において実行される具体的な処理、並びにOSD146において生成されるダビングリストを示す映像情報の詳細については後述する。
【0056】
次に、システム制御部166は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成されると共に、キー入力ポート、表示部164への出力ポート等の各種入出力ポートを含み、HD200の再生及び記録、又はDVD202の再生及び記録の各処理のための全般的な機能を総括的に制御する。
【0057】
特に、実施形態のシステム制御部166は、リモコン装置161又は操作部163における操作キーの入力に基づいて、番組情報設定部300にダビング予約情報を設定させると共に、OSD146によって生成されたダビングリストの映像情報を、映像信号エンコーダ147及び第2D/Aコンバータ149を介して外部に出力させる。
【0058】
また、システム制御部166は、ダビングを行う際に、又は、予約された放送番組をHD200又はDVD202に記録する際に、メモリ165に格納される制御プログラムを読み出して各処理を実行し、当該メモリ165に処理中のデータを一時的に保持する。
【0059】
次に、レコーダ100のシステム制御部166における具体的なダビング等の動作について、図2乃至図4を用いて説明する。なお、図2及び図3はシステム制御部166において実行されるダビング予約処理等を示すフローチャートであり、図4は当該ダビング予約処理等の実行に伴って図示しない外部のディスプレイ等に表示されるダビングリスト等の一例である。
【0060】
始めに、実施形態に係るダビング予約処理等を説明する上での前提として、現在のHD200に記録されている情報の内容について、図4を用いて説明する。なお、以下の説明においては、HD200に記録されている情報における単位をタイトルと称することとする。ここで、当該タイトルとして具体的には、例えば時間的な連続性又は一のストーリ性を持って記録されている一の情報を一のタイトルとする。
【0061】
そして、以下に説明する実施形態においては、HD200には現時点でタイトルT1乃至T3の三つのタイトルTが記録されているとする。更に、タイトルT1については複数の部分タイトルPT1乃至PT5に分割可能に記録されているとする。なお、当該タイトルT1としては、実際には一のタイトルTであるが、その内容として部分タイトルPT1乃至PT5に分割可能に記録されているものである。
【0062】
一方、DVD202側の制限として、当該DVD202に記録(ダビング)可能なタイトルは、著作権情報に基づく記録制限が無いタイトルや、カラー標準放送方式の一つであるNTSC方式の動画像のみにより記録されているタイトルのみであるとする。更に、同じNTSC方式の動画像であっても異なるアスペクト比を有する動画像を一つのタイトルとして纏めて記録することも禁止されているとする。
【0063】
他方、HD200に記録されている各タイトルTの属性としては、当該HD200に対する情報の記録時における制限がそれ自体比較的緩いことから、種々の属性を有する番組を記録することが可能となっている。そして、実施形態の場合は、HD200上においてタイトルT1を構成する部分タイトルPT1、PT2及びPT4が夫々NTSC方式に則ったアスペクト比4:3の動画像を含むものであり、部分タイトルPT5がNTSC方式に則ったアスペクト比16:9の動画像を含むものであるとする。
【0064】
また、部分タイトルPT3については、それ自体はNTSC方式に則りアスペクト比も4:3とされているが、著作権法上の制限から、放送後は一回のみ記録が可能とされている(すなわち実施形態ではHD200に記録された後は他の著作権保護機能を備えていない記録媒体へは複写は禁止とされている)部分タイトルPTであるとする。
【0065】
更に、タイトルT2は、DVD202へはダビングし得ない他のカラー標準放送方式であるPAL方式に対応しており、更にタイトルT3は、部分タイトルPT5と同様にNTSC方式に則ったアスペクト比16:9の動画像を含むものであるとする。
【0066】
上記した構成を有するHD200上の各タイトルT又は部分タイトルPT(以下、単にタイトルT等と称する)を対象としてダビングを実行する場合には、先ずダビングの対象となっているタイトルT等を具体的に示すダビングリストを生成する処理を実行する。
【0067】
すなわち、図2に示すように、始めに当該ダビングの対象とされているタイトルT等のうちのいずれか一のタイトルT等につき、例えば図4上に示す如き夫々のタイトルT等の内容を代表する代表画像(一般にはサムネイル画像とも称される)をHD200から再生して外部のディスプレイ等に表示する(ステップS1)。
【0068】
そして、当該代表画像の表示と並行して、HD200上に予め記録されている各タイトルT等の属性情報を含む管理情報から、当該代表画像が表示されたタイトルT等の属性(具体的には、上述したカラー標準放送方式、アスペクト比又は著作権法上の複写制限を示す情報等である)を示す上記属性情報を抽出し、その内容に基づいて、代表画像が表示されているタイトルT等が、特に上記DVD202についての制限に照らして当該DVD202にダビングすることが可能なタイトルT等であるか否かを確認する(ステップS2)。そして、現時点で判断対象となっているタイトルT等が、HD200に記録されている記録態様のままDVD202にダビングすることが可能な属性を有するものであるとき、図4の例で言えば、判断対照となっているタイトルT等が図4上に示すタイトルT3であるときは(ステップS2;YES)、直ちに後述するステップS6に移行する。
【0069】
一方、ステップS2の判定において、現時点で判断対象となっているタイトルT等がその記録態様のままDVD202にダビングすることが可能な属性を有するものでないときは(ステップS2;NO)、次に、そのタイトルT等が、後述するような編集処理を施せばDVD202へのダビングが実行可能となるものであるか否かを確認する(ステップS3)。
【0070】
そして、何らかの編集処理を施せばDVD202へのダビングの実行が可能となる属性を有するタイトルT等であるときは(ステップS3;YES)、ダビング前に必要な編集処理を実行すべき旨を注意喚起するための注意マークを、その判断対象となっているタイトルTに対応する代表画像に対してタイトルTを単位として付加・表示し(ステップS5)、一方、どんな編集処理を施してもDVD202へのダビングの実行が可能とならない属性のタイトルT等であるときは(ステップS3;NO)、DVD202へのダビングの実行が全く禁止されているタイトル等である旨の追加禁止マークMNGを、その判断対象となっているタイトルTに対応する代表画像に付加して表示する(ステップS4)。
【0071】
このとき、上記ステップS5における表示の例としては、例えば図4に示す場合において、タイトルT1としてはそれ一つを纏めてDVD202にダビングすることは上記制限からできないが、そのタイトルTが編集処理により部分タイトルPT1乃至PT5に分割されれば、著作権法上の制限によりダビングできない部分タイトルPT3を除き、当該分割後の部分タイトルPT1及びPT2並びにPT4及びPT5はそのままダビングの対象とすることができるので、当該タイトルT1全体としてはその代表画像内の脇の部分に事前の分割編集処理が必要である旨の注意マークMCを表示する。
【0072】
一方、上記ステップS4における表示の例としては、例えば図4に示す場合において、タイトルT2はそのカラーテレビジョン標準放送方式の相違から元々DVD202へのダビングの対象とはなり得ないので、その旨を示す追加禁止マークMNGをその代表画像内の脇の部分に表示する。
【0073】
そして、現在判断対象となっているタイトルT等につき、上記追加禁止マークMNG又は注意マークMCの表示が完了したら、次に、ダビングが所望されている全てのタイトルT等につきステップS1乃至S6の処理が完了したか否かを確認し(ステップS6)、完了していないならば(ステップS6;NO)次に判断対象となるべきタイトルT等について上記ステップS1乃至S6の処理を実行するために当該ステップS1に戻る。
【0074】
一方、ステップS6の判定において、ダビングが所望されている全てのタイトルT等につきステップS1乃至S6の処理が完了している場合には(ステップS6;YES)、図4上に示す如き注意マークMC又は追加禁止マークMNGが各タイトルT等を示す代表画像が表示されている状態で、使用者によりそのマーク等に基づいてダビングの対象とすべくダビングリストDLにタイトルT等を追加する処理が実行される(ステップS7)。
【0075】
そして、その追加することが指定されたタイトルT等が、ダビングの実行が禁止されていないタイトルであるか否か、すなわち、上記追加禁止マークMNGが代表画像内に表示されていないタイトルT等であるか否かを確認し(ステップS8)、追加禁止マークMNGが表示されているタイトルT等であるときは(ステップS8;NO)その旨を警告するための表示又は音声を、図4に示す表示が行われている外部のディスプレイ等又はスピーカを用いて警告告知し(ステップS11)後述する(ステップS13)の処理に移行する。
【0076】
一方、上記ステップS8の判定において、追加が指定されたタイトルT等が、追加禁止マークMNGが表示されているタイトルT等でないときは(ステップS8;YES)、次に、その追加が指定されたタイトルT等が、HD200に記録されている記録態様のままでDVD202にダビングすることが可能なものであるか否か、すなわち、図4に示す例で言えば追加が指定されたタイトルT等がタイトルT3のみであるか否かを確認する(ステップS9)。
【0077】
そして、そのままダビングすることができるタイトルT等(タイトルT3のみ)であるときは(ステップS9;YES)そのまま後述のステップS12へ移行し、一方、追加が指定されたタイトルT等が、そのままではダビングできないタイトルT等(図4に示す例で言えばタイトルT1)であるときは(ステップS9;NO)、そのタイトルT等に対するダビングを実行するために必要な編集処理(図4に示す例で言えば、タイトルT1を部分タイトルPT1乃至PT5に分割し、且つ部分タイトルPT3を除いた状態で追加用に設定する)を施し(ステップS10)、その編集後の状態でダビングリストに追加登録する(ステップS12)。
【0078】
そして、ダビングが所望されている全てのタイトルT等につきステップS7乃至S12の処理が完了したか否かを確認し(ステップS13)、完了していないならば(ステップS13;NO)次に追加の対象となるべきタイトルT等について上記ステップS7乃至S12の処理を実行するために当該ステップS7に戻る。
【0079】
一方、ステップS13の判定において、ダビングが所望されている全てのタイトルT等につきステップS7乃至S12の処理が完了している場合には(ステップS13;YES)、実施形態に係るダビングリストの生成処理を終了する。
【0080】
このステップS13までの処理が完了した段階では、例えば図4下に示すように、DVD202へのダビングの対象として追加されたタイトルT等のみを含むダビングリストDLが外部のディスプレイ等上に表示される。そしてこのとき、HD200上においてタイトルT1を構成していた部分タイトルPT1、PT2、PT4及びPT5については、夫々が元のタイトルT1から分割され相互に独立したダビング用の新たなダビングタイトルLT1乃至LT4として、対応する代表画像と共にダビングリストDL内に含まれることとなる。また、元々独立してダビングに供することが可能であったタイトルT3については、そのままダビングタイトルLT5として、対応する代表画像と共にダビングリストDL内に含まれることになる。
【0081】
次に、図2に示す処理により作成されたダビングリストDLに基づいて、実際にダビング前編集をする場合の動作につき、図3を用いて説明する。
【0082】
図2に示すダビングリストDLの作成処理が完了した後においてダビングタイトルの編集を開始しようとするときは、図3に示すように、先ず各ダビングタイトルLTにつき対応する代表画像を表示する(ステップS15)と共に、その代表画像内の脇の部分に、当該ダビングタイトルLTの属性を示す属性マークを表示する(ステップS16)。この属性マークは、DVD202上にダビングする段階において複数のダビングタイトルLTを合成する編集処理を行うとき、上述した如くDVD202においては同じ属性を有するダビングタイトルLTのみがその合成する編集処理の対象となり得るため、この編集処理の対象となり得るダビングタイトルLTを他のダビングタイトルLTから識別するために代表画像内に表示するものである。
【0083】
より具体的に図4に示す場合で言えば、ダビングタイトルLT1乃至LT3(元の部分タイトルPT1、PT2及びPT4)が、カラー標準放送方式並びにアスペクト比が相互に同一であることから上記合成編集処理の対象となり得るので、その旨を示す同一の属性マークM1を夫々の代表画像内に表示し、一方、ダビングタイトルLT4及びLT5(元部分タイトルPT5及びタイトルT3)が、カラー標準放送方式並びにアスペクト比が相互に同一であることから上記合成編集処理の対象となり得るので、その旨を示す同一の属性マークM2(先の属性マークM1に対して識別可能な異なる態様を有している)を夫々の代表画像内に表示する。
【0084】
そして、現在判断対象となっているダビングタイトルLTにつき、上記各属性マークMの表示が完了したら、次に、ダビングが所望されている全てのダビングタイトルLTにつきステップS15及びS16の処理が完了したか否かを確認し(ステップS17)、完了していないならば(ステップS17;NO)次に判断対象となるべきダイビングタイトルLTについて上記ステップS15及びS16の処理を実行するために当該ステップS15に戻る。
【0085】
一方、ステップS17の判定において、ダビングが所望されている全てのダビングタイトルLTにつきステップS15及びS16の処理が完了している場合には(ステップS17;YES)、図4下に示す如き属性マークMを夫々に含む各ダビングタイトルLTを示す代表画像が表示されている状態で、使用者によりその属性マークMに基づいてダビング実行の対象とすべきダビングタイトルLTを指定する処理が実行される(ステップS18)。
【0086】
そして、そのダビングすることが指定されたダビングタイトルLTが、所望されている合成編集処理等の対象とすることが可能なダビングタイトルLTであるか否か、すなわち、同じ形状の属性マークMが代表画像内に表示されているダビングタイトルLTのみか否かを確認し(ステップS19)、同一属性を有するダビングタイトルLTのみでないときは(ステップS19;NO)その旨を警告するための表示又は音声を上記外部のディスプレイ等又はスピーカを用いて警告告知し(ステップS21)ダビングリスト編集処理を終了する。
【0087】
他方、ステップS19の判定において、同一属性を有するダビングタイトルLTのみであるときは(ステップS19;YES)そのダビングタイトルLTを対照して必要な編集処理等を行って(ステップS20)ダビングリスト編集処理を終了する。
【0088】
そしてこの後は、最終的な編集後のダビングリストDLに登録されている各ダビングタイトルLTにつき、所望のタイミングでHD200からDVD202への実際のダビングが実行されるのである。
【0089】
以上説明したように、実施形態のレコーダ100の動作によれば、DVD202へダビングする際に必要な編集処理の実行前に、当該ダビングの実行対象であるタイトルT等をDVD202がダビングすることが可能であるか否かを判定し、その判定結果を示す告知情報を出力するので、使用者がその告知情報に基づいて実際に編集処理を実行する前にDVD202へのダビングの実行の可否を判定することができる。
【0090】
従って、編集処理の実行前にダビングの実行の可否を判断することで、ダビング実行上の利便性及び効率を向上させることができる。
【0091】
また、HD200上のタイトルT等を示す代表画像と、ダビングリストDLと、追加禁止マークMNG及び注意マークMCと、を出力するので、その出力先においてダビングの実行の可否を容易に認識することができる。
【0092】
更に、あるタイトルT等がHD200上における記録態様のままダビングの対象とすることができるか否かに加えて、過去の履歴等を用いて上記編集処理を実行すればダビングの対象とできるか否かまで判定し、その二段階の判定の結果を出力するので、そのままではダビングの対象とできないタイトルT等であっても編集処理との関連で当該対象となり得るかを事前に判断でき、より効率的にダビングの実行の可否を判断することができる。
【0093】
更にまた、編集処理後においてダビングの対象とされるダビングタイトルLT毎の属性を示す属性マークMを含むので、当該属性情報により視覚的に処理不可能情報を識別することができる。
【0094】
また、複数の属性を有するダビングタイトルLTにつき、同一の属性を有する当該ダビングタイトルLTを同一の属性マークMを用いて示すので、同一の属性を有するダビングタイトルLTを容易に認識することができる。
【0095】
更に、ダビングに供することが可能か否かの判定内容に基づいて、当該ダビングに供することが可能とされたダビングタイトルLTのみを示す属性マークMを各ダビングタイトルLT毎に表示するので、一目でダビングの可能なダビングタイトルLTがいずれであるかを認識することができる。
【0096】
なお、上述した実施形態においては、図2のステップS3の判定における判定基準として、タイトルT等に含まれる動画像におけるカラー標準放送方式、当該動画像におけるアスペクト比及び当該動画像における著作権法に係る複写制限を用いたが、これ以外に、例えば、ダビング対象のタイトルにおける情報量に基づき、そのタイトルが記録できるだけの空き領域がダビング先にて確保できない場合、一のタイトルTの全てが複写制限されているときにダビング自体を実行禁止とする場合、HD200上の動画像においてフレーム単位で編集がされているときにダビング自体を実行禁止とする場合、HD200上においてタイトルTの単位における当該タイトルTの管理情報の内容がDVD202において許容されていないときにダビング自体を実行禁止とする場合、HD200上の動画像において異なる解像度の動画像が一のタイトルT内に含まれているときにダビングの実行を注意とする(分割編集することが前提となることを注意喚起する)場合、HD200上の動画像において異なる音声フォーマットの音声が一のタイトルT内に含まれているときにダビングの実行を注意とする(その音声フォーマット毎に分割編集することが前提となることを注意喚起する)場合、HD200上の動画像において複数種類の言語を用いた音声が一のタイトルT内に含まれているときにダビングの実行を注意とする(その言語毎に分割編集することが前提となることを注意喚起する)場合等を、夫々に判定の基準としてもよい。
【0097】
また、図3のステップS19の判定における判定基準についても、上述したもの以外に、例えば、各ダビングタイトルLTとしての動画像において異なる解像度の動画像が一のダビングタイトルLT内に含まれているときに編集処理の実行を注意とする(分割編集することが前提となることを注意喚起する)場合、又は各ダビングタイトルLTとしての動画像において異なる音声フォーマットの音声が一のダビングタイトルLT内に含まれているときに編集処理の実行を注意とする(その音声フォーマット毎に分割編集することが前提となることを注意喚起する)場合等を、夫々に判定の基準とすることができる。
【0098】
このように種々の判定基準を設けて実施形態のダビング予約処理を実行すれば、DVD202における記録フォーマット等に対応してより確実に当該ダビングの実行の可否を判断することができる。
【0099】
更に、上述した実施形態においては、ダビングに供される記録媒体としてHD200及びDVD202を用いる場合について説明したが、これ以外に、DVD同士又はHD同士でダビングを行う場合に本願を適用することもできるし、或はDVDからHDにダビングを実行する場合に本願を適用することも可能である。
【0100】
また、上述の実施形態においては、HD200から再生したタイトルT等のDVD202への再記録という、異なる媒体間のダビングに対して本願を適用した場合について説明したが、これ以外に、同一のHDや同一のDVD内での再記録に対しても本願は適応可能である。この場合は、例えばHD上の一のタイトルに対して「コピー不可」又は「一回のみコピー可能」等の著作権法上の制限が設けられているとき、それらのタイトルを同一のHD内にダビングしようとするときにその禁止表示(「コピー不可」の場合)等を告知することになる。
【0101】
更に、図2及び図3に示すフローチャートに対応するプログラムを、フレキシブルディスク等の情報記録媒体に記録しておき、或いは当該プログラムをインターネット等のネットワークを介して取得して記録しておき、これらを汎用のマイクロコンピュータ等を用いて読み出して実行することにより、当該汎用のマイクロコンピュータを実施形態に係るシステム制御部166として用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るレコーダの概要構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態に係るダビングリスト生成処理を示すフローチャートである。
【図3】実施形態に係るダビング前編集処理を示すフローチャートである。
【図4】実施形態に係るダビング予約処理等の実行態様を例示する図である。
【符号の説明】
100…レコーダ
166…システム制御部
200…HD
202…DVD
300…予約情報設定部
T1、T2、T3…タイトル
PT1、PT2、PT3、PT4、PT5…部分タイトル
DL…ダビングリスト
MNG…追加禁止マーク
MC…注意マーク
M1、M2…属性マーク
【発明の属する技術分野】
本願は、編集装置、情報再生記録装置、編集方法並びに編集用プログラム及び情報記録媒体の技術分野に属し、より詳細には、例えば、一の記録媒体から再生された情報を他の記録媒体に記録する、いわゆるダビング等を実行する前に、当該ダビング対象となっている情報を編集するための編集装置及び編集方法、当該編集処理のための編集用プログラム及び当該編集処理用プログラムが記録された情報記録媒体並びに当該編集装置を含む情報再生記録装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
近年、放送電波を介して受信される番組を一時的にハードディスク等の大容量の記録媒体に記録しておき、その後に当該番組をDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクに転送して記録する、いわゆるダビングを実行することが可能なレコーダが一般化しつつある。
【0003】
ここで、従来の当該レコーダにおいては、ハードディスク等に記録された番組の中から光ディスクにダビングする番組を選択・抽出し、当該ダビングすべき番組のみをそのダビングの順序に則って含むいわゆるダビングリストを作成し、そのダビングリストに基づいて順次ハードディスク等から光ディスクへダビングする処理を実行していた。
【0004】
このとき、従来では、当該ダビングリストが作成された後において初めて、当該ダビングリストに示されている番組に対するダビング実行の可否(より具体的には、光ディスクにおける記録フォーマットに準拠することを前提としたダビングの可否等)や当該ダビングに必要な記録時間等がディスプレイ上における表示等により告知される構成となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のレコーダにおけるダビングの方法によると、ダビングリストが作成された後でないと、光ディスクにおける記録フォーマット等に沿った実際のダビング実行の可否を認識することができず、結果として使用者に無駄なダビングリストの作成処理等を課すこととなるという問題点があった。
【0006】
そこで、本願は上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、上記ダビングを実行する際の使用者における利便性並びに効率を向上させることが可能な編集装置及び編集方法、当該編集処理のための編集用プログラム及び当該編集処理用プログラムが記録された情報記録媒体並びに当該編集装置を含む情報再生記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ハードディスク等の記録媒体から再生された情報を当該記録媒体自体に再記録する再生記録処理、又は前記再生された情報をDVD等の他の記録媒体に記録する再生記録処理の少なくともいずれか一方の実行内容を編集する編集装置において、前記実行内容の編集処理の実行前において、前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方において認められている前記情報の記録態様に基づいて、前記再生記録処理の実行が可能か否かを判定するシステム制御部等の判定手段と、前記編集処理の実行前において、前記判定結果を告知するための告知情報を外部に出力するシステム制御部等の出力手段と、を備える。
【0008】
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の編集装置と、前記出力された告知情報の内容に基づいて指定された前記情報を前記記録媒体から再生する映像デコーダ等の再生手段と、前記指定された情報に対して、当該告知情報の内容に基づいて指定された内容に対応した前記編集処理を施す番組情報設定部等の情報編集手段と、前記再生された情報又は前記編集処理が施された当該情報の少なくともいずれか一方を、前記出力された告知情報の内容に基づいて前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方に記録するDVDドライブ等の記録手段と、を備える。
【0009】
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、ハードディスク等の記録媒体から再生された情報を当該記録媒体自体に再記録する再生記録処理、又は前記再生された情報をDVD等の他の記録媒体に記録する再生記録処理の少なくともいずれか一方の実行内容を編集する編集方法において、前記実行内容の編集処理の実行前において、前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方において認められている前記情報の記録態様に基づいて、前記再生記録処理の実行が可能か否かを判定する判定工程と、前記編集処理の実行前において、前記判定結果を告知するための告知情報を外部に出力する出力工程と、を備える。
【0010】
上記の課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、ハードディスク等の記録媒体から再生された情報を当該記録媒体自体に再記録する再生記録処理、又は前記再生された情報をDVD等の他の記録媒体に記録する再生記録処理の少なくともいずれか一方の実行内容を編集する編集装置に含まれるコンピュータを、前記実行内容の編集処理の実行前において、前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方において認められている前記情報の記録態様に基づいて、前記再生記録処理の実行が可能か否かを判定する判定手段、及び、前記編集処理の実行前において、前記判定結果を告知するための告知情報を外部に出力する出力手段、として機能させる。
【0011】
上記の課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の編集用プログラムが、前記コンピュータにより読取可能に記録されている。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本願に好適な実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、ハードディスク(以下、「HD」と称する)及びDVDに放送番組を記録する情報記録再生装置としてのレコーダに対して、本願を適用した場合の実施の形態である。
【0013】
まず、図1を用いてレコーダの全体構成及び概要動作について説明する。なお、図1は本願に係るレコーダの概要構成を示すブロック図である。
【0014】
実施形態のレコーダ100は、図1に示すように、映像データ及び音声データが記録される記録媒体としてのHD200に対して、そのデータの書込み又は読出しを行うHDドライブ201と、映像データ及び音声データが記録される他の記録媒体としてのDVD202に対して、そのデータの書込み又は読出しを行う記録手段としてのDVDドライブ203と、放送番組などの映像信号及び音声信号などの映像データ及び音声データが入力され、HD200又はDVD202に当該映像データ及び音声データを記録するデータ記録系120と、HD200又はDVD202から既に記録されている映像データ及び音声データを読み出し各データの再生を行うデータ再生系140と、データ記録系120及びデータ再生系140を制御するシステム制御系160と、から構成される。
【0015】
このとき、HDドライブ201には、DVDドライブ203からの出力又はデータ記録系120からの出力を切り替える第1ドライブ切替部204と、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)などの規格に準拠したHD用ドライブインターフェース205と、が接続されており、この第1ドライブ切替部204は、後述するシステム制御部166の制御により、入力及び出力の切り替えを行う。
【0016】
また、このHDドライブ201は、予めHD200に記録され、映像データ及び音声データを有するプログラムストリームを当該HD200から読み出してHD用ドライブインターフェース205を介してデータ再生系140に出力すると共に、データ記録系120によって生成され、当該HD用ドライブインターフェース205を介して入力されたプログラムストリームをHD200に記録する。
【0017】
一方、DVDドライブ203には、HDドライブ201からの出力又はデータ記録系120からの出力を切り替える第2ドライブ切替部206と、ATAPIなどの規格に準拠したDVD用ドライブインターフェース207と、が接続されており、この第2ドライブ切替部206は、第1ドライブ切替部204と同様に、後述するシステム制御部166の制御により、入力及び出力の切り替えを行う。
【0018】
また、このDVDドライブ203は、HDドライブ201と同様に、予めに記録され、映像データ及び音声データを有するプログラムストリームを当該DVD202から読み出してDVD用ドライブインターフェース207を介してデータ再生系140に出力すると共に、データ記録系120によって生成され、当該DVD用ドライブインターフェース207を介して入力されたプログラムストリームをDVD202に記録する。
【0019】
次に、実施形態のレコーダ100におけるデータ記録系120の具体的構成及び動作について説明する。
【0020】
実施形態のレコーダ100におけるデータ記録系120は、アンテナATを介して各放送局から送信された放送波を受信するTV受信部121と、映像入力端子及び音声入力端子を介して外部から入力されたアナログの映像信号及び音声信号とTV受信部121からの出力を切り替える第1入力切替部122及び第2入力切替部123と、受信又は入力されたTV用映像信号をデジタル信号に変換する第1アナログ/デジタル(以下「A/D」と称する)コンバータ124と、受信又は入力された音声信号をデジタル信号に変換する第2A/Dコンバータ125と、デジタル信号に変換されたTV用映像信号を映像信号にデコードする映像信号デコーダ126と、エンコードする映像信号及び音声信号を選択する選択部127と、選択部127によって選択された映像信号をMPEG(Motion Picture Expert Group)フォーマットに変換する映像エンコーダ128と、選択部127によって選択された音声信号をAC(Audio Coding)−3フォーマットに変換する音声エンコーダ129と、MPEGフォーマットの映像データとAC−3フォーマットの音声データとからプログラムストリームを生成するマルチプレクサ130と、から構成される。
【0021】
このとき、TV受信部121は、アンテナATを介して各放送局から送信された放送波、例えば、VHF又はBSなどのRF信号を受信し、使用者の選択した受信帯域に同調して受信した信号波をIF(中間周波数)信号に変換すると共に、TV映像信号及び音声信号に復調して第1入力切替部122に出力する。
【0022】
そして、第1入力切替部122には、TV受信部121から出力されたTV用映像信号と映像入力端子を介して外部から入力されたアナログの映像信号とが入力され、この第1入力切替部122は、システム制御系160の制御に基づいて、これらの入力されたTV用映像信号を選択的に切り替えて、映像信号を第1A/Dコンバータ124にする。
【0023】
一方、第2入力切替部123には、TV受信部121から出力された音声信号と音声入力端子を介して外部から入力されたアナログの音声信号とが入力され、この第2入力切替部123は、システム制御系160の制御に基づいて、これらの入力された各音声信号を選択的に切り替えて第2A/Dコンバータ125に出力する。
【0024】
そして、第1A/Dコンバータ124には、第1入力切替部122によって選択されたアナログ信号であるTV用映像信号が入力され、この第1A/Dコンバータ124は、入力されたアナログ信号であるTV用映像信号をデジタル信号に変換して映像信号デコーダ126に出力する。
【0025】
その後、映像信号デコーダ126には、デジタル信号に変換されたTV用映像信号が入力され、この映像信号デコーダ126は、入力されたTV用映像信号を復号化し、通常の映像信号、例えば、NTSC方式の映像信号に変換する。また、この映像信号デコーダ126は、変換した映像信号を選択部127に出力する。
【0026】
一方、第2A/Dコンバータ125には、第2入力切替部123によって選択されたアナログ信号である音声信号が入力され、第2A/Dコンバータ125は、入力されたアナログ信号である音声信号をデジタル信号に変換して選択部127に出力する。
【0027】
そして、選択部127は、映像信号デコーダ126及び第2A/Dコンバータ125から出力された映像信号及び音声信号と、後述するダビングを行う際にHDドライブ201又はDVDドライブ203から出力され、デコードされた映像信号及び音声信号と、が入力される。この選択部127は、システム制御系160の制御に基づいて、入力された映像信号及び音声信号の何れかを選択し、選択した映像信号を映像エンコーダ128に、選択した音声信号を音声エンコーダ129に出力する。
【0028】
これにより、映像エンコーダ128には、選択部127によって選択された映像信号が入力され、この映像エンコーダ128は、入力された映像信号をMPEGフォーマットの映像データに変換し、当該変換した映像データをマルチプレクサ130に出力する。
【0029】
一方、音声エンコーダ129には、選択部127によって選択された音声信号が入力され、この音声エンコーダ129は、入力された音声信号をAC−3フォーマットの音声データに変換し、変換した音声データをマルチプレクサ130に出力する。
【0030】
そして、マルチプレクサ130には、MPEGフォーマットに変換された映像データとAC−3フォーマットに変換された音声データとが入力され、このマルチプレクサ130は、入力された映像データ及び音声データに基づいて、プログラムストリームを生成すると共に、当該生成されたプログラムストリームを第1ドライブ切替部204及び第2ドライブ切替部206に出力する。
【0031】
次に、実施形態のレコーダ100におけるデータ再生系140の具体的構成及び動作について説明する。
【0032】
実施形態のレコーダ100におけるデータ再生系140は、HD200からの再生出力又はDVD202からの再生出力のいずれかを選択する再生切替部141と、各HDドライブ201又はDVDドライブ203から出力された音声データ及び映像データをプログラムストリームから抽出するデマルチプレクサ142と、このデマルチプレクサ142によって分離された映像信号及び音声信号をデコードする再生手段としての映像デコーダ143及び音声デコーダ144と、映像デコーダ143及び音声デコーダ144から出力された映像信号及び音声信号とTV受信部121から出力された映像信号及び音声信号とを切り替える出力切替部145と、後述するモニタに出力される画像上に重畳されるサムネイル(いわゆる代表画像)を生成するサムネイルOSD(On Screen Display)146と、TV信号に変換する映像信号エンコーダ147と、デジタル信号である映像信号をアナログ信号に変換する第2デジタル/アナログ(以下、「D/A」と称する)コンバータ149と、デジタル信号である音声信号をアナログ信号に変換する第1D/Aコンバータ148と、から構成され、アナログ信号に変換された映像信号及び音声信号は、映像出力端子及び音声出力端子を介して外部出力される。
【0033】
このとき、再生切替部141には、HD用ドライブインターフェース205を介してHDドライブ201から出力されたプログラムストリームと、DVD用ドライブインターフェース207を介してDVDドライブ203から出力されたプログラムストリームと、が入力され、この再生切替部141は、システム制御部166の制御に基づいて、何れか一方のドライブから出力されたプログラムストリームを選択し、当該選択したプログラムストリームをデマルチプレクサ142に出力する。
【0034】
そして、デマルチプレクサ142には、再生切替部141によって選択されたプログラムストリームが入力され、このデマルチプレクサ142は、この入力されたプログラムストリームから映像データ及び音声データを分離し、分離した映像データ及び音声データを、夫々、映像デコーダ143又は音声デコーダ144に出力する。
【0035】
特に、このデマルチプレクサ142は、プログラムストリームからMPEG形式を有する映像データ及びAC−3形式を有する音声データを分離する。
【0036】
そして、映像デコーダ143には、プログラムストリームから分離されたMPEG形式を有する映像データが入力され、この映像デコーダ143は、入力されたMPEG形式の映像データを復号化して映像信号に変換し、当該復号化されたデジタル信号である映像信号を出力切替部145に出力する。
【0037】
一方、音声デコーダ144には、プログラムストリームから分離されたAC−3形式を有する音声データが入力され、この音声デコーダ144は、入力されたAC−3形式を有する音声データを復号化して音声信号に変換し、当該復号されたデジタル信号である音声信号を出力切替部145に出力する。
【0038】
そして、出力切替部145には、データ記録系120から出力されたデジタル信号である映像信号及び音声信号と、映像デコーダ143及び音声デコーダ144によって復号化された映像信号及び音声信号と、が入力され、この出力切替部145は、システム制御部166の制御に基づいて、データ記録系120から出力された映像信号及び音声信号と、復号化された映像信号及び音声信号と、を切り替えて、映像信号をOSD146に、音声信号を第1D/Aコンバータ148に、夫々出力する。
【0039】
なお、実施形態では、出力切替部145には、映像信号デコーダ126から出力された映像信号及び第2A/Dコンバータ125から出力された音声信号が入力される。
【0040】
そして、OSD146には、出力切替部145によって切り替えられた映像信号が入力され、このOSD146は、入力された映像信号に対して必要な文字情報等を重畳し、当該文字情報を重畳した映像信号を映像信号エンコーダ147に出力する。
【0041】
なお、実施形態では、OSD146は、後述するダビングを行う際に、システム制御系160の指示に基づいて、上記ダビングリストの内容を示す映像情報を生成し、当該生成した映像情報を入力された映像信号に重畳又は入力された映像信号から切り替えて映像信号エンコーダ147に出力する。
【0042】
また、実施形態におけるOSD146において、上述のようにして生成されるダビングリストに相当する映像情報の詳細については後述する。
【0043】
一方、映像信号エンコーダ147には、文字情報が重畳された映像信号が入力され、この映像信号エンコーダ147は、この入力された映像信号を外部のモニタなどに表示させるため、TV用の映像フォーマットに変換し、当該TV用のフォーマットに変換した映像信号を第2D/Aコンバータ149に出力する。
【0044】
そして、第2D/Aコンバータ149には、TV用のフォーマットに変換され、デジタル信号である映像信号が入力され、この第2D/Aコンバータ149は、この入力されたデジタル信号である映像信号をアナログ信号に変換し、当該アナログ信号に変換した映像信号を、映像出力端子を介して外部に出力する。
【0045】
また、第1D/Aコンバータ148には、出力切替部145によって切り替えられたデジタル信号である音声信号が入力され、この第1D/Aコンバータ148は、入力されたデジタル信号である音声信号をアナログ信号に変換し、当該アナログ信号に変換した音声信号を、音声出力端子を介して外部に出力する。
【0046】
次に、図1を用いて実施形態のレコーダ100におけるシステム制御系160の具体的構成及び動作について説明する。
【0047】
実施形態のレコーダ100におけるシステム制御系160は、当該レコーダ100を遠隔操作するリモコン装置161から出射された光ビームを受光するリモコン受光部162と、使用者が操作設定を行う操作部163と、リモコン装置161又は操作部163による操作の確認等の使用者が所望する情報を表示する表示部164と、ダビングを行う際にリモコン装置161又は操作部163に入力されたキー入力の情報(以下、「キー入力情報」と称する)に基づいてダビングに必要な情報(以下、「ダビング情報」と称する)を設定すると共に、図示しないモニタに表示させるためOSD146を制御してダビング情報の映像情報を生成させる判定手段及び出力手段としてのシステム制御部166と、各種動作に必要となるプログラムなどを記録するメモリ165と、システム全体を制御する判定手段及び出力手段としてのシステム制御部166と、により構成されている。
【0048】
ここで、リモコン装置161は、各種確認ボタン及び数字キー等の多数のキーと、例えばリモコン装置161の中央に設けられた上下及び左右のカーソルキーと、から構成されている。
【0049】
次に、リモコン受光部162は、リモコン装置161から出射された赤外線光等の光ビームを受光し、当該受光した光ビームを所定の信号に変換して操作部163に出力する。
【0050】
一方、操作部163は、リモコン装置161と同様に各種確認ボタン及び数字キー等の多数のキーと、上下キー及び左右キーと、から構成される。
【0051】
また、この操作部163は、キー操作に従って、又は、リモコン受光部162から出力された所定の信号をシステム制御部166に出力する。
【0052】
なお、この操作部163の上下キー及び左右キーはリモコン装置161の上下キー及び左右キーと同様の構成を有している。
【0053】
他方、表示部164は、液晶などの複数の発光素子を備える発光部を有し、リモコン装置161又は操作部163による操作の確認等の使用者が所望する情報を表示する。
【0054】
次に、情報編集手段としての番組情報設定部300は、HD200又はDVD202に予め設定した時間に放送番組を自動的に記録すると共に、HD200に記録されている情報をDVD202にダビングするための設定を行う際に、リモコン装置161又は操作部163に入力されたキー入力情報に基づいてダビングに必要なダビング情報を設定する。
【0055】
なお、実施形態におけるシステム制御部166において実行される具体的な処理、並びにOSD146において生成されるダビングリストを示す映像情報の詳細については後述する。
【0056】
次に、システム制御部166は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成されると共に、キー入力ポート、表示部164への出力ポート等の各種入出力ポートを含み、HD200の再生及び記録、又はDVD202の再生及び記録の各処理のための全般的な機能を総括的に制御する。
【0057】
特に、実施形態のシステム制御部166は、リモコン装置161又は操作部163における操作キーの入力に基づいて、番組情報設定部300にダビング予約情報を設定させると共に、OSD146によって生成されたダビングリストの映像情報を、映像信号エンコーダ147及び第2D/Aコンバータ149を介して外部に出力させる。
【0058】
また、システム制御部166は、ダビングを行う際に、又は、予約された放送番組をHD200又はDVD202に記録する際に、メモリ165に格納される制御プログラムを読み出して各処理を実行し、当該メモリ165に処理中のデータを一時的に保持する。
【0059】
次に、レコーダ100のシステム制御部166における具体的なダビング等の動作について、図2乃至図4を用いて説明する。なお、図2及び図3はシステム制御部166において実行されるダビング予約処理等を示すフローチャートであり、図4は当該ダビング予約処理等の実行に伴って図示しない外部のディスプレイ等に表示されるダビングリスト等の一例である。
【0060】
始めに、実施形態に係るダビング予約処理等を説明する上での前提として、現在のHD200に記録されている情報の内容について、図4を用いて説明する。なお、以下の説明においては、HD200に記録されている情報における単位をタイトルと称することとする。ここで、当該タイトルとして具体的には、例えば時間的な連続性又は一のストーリ性を持って記録されている一の情報を一のタイトルとする。
【0061】
そして、以下に説明する実施形態においては、HD200には現時点でタイトルT1乃至T3の三つのタイトルTが記録されているとする。更に、タイトルT1については複数の部分タイトルPT1乃至PT5に分割可能に記録されているとする。なお、当該タイトルT1としては、実際には一のタイトルTであるが、その内容として部分タイトルPT1乃至PT5に分割可能に記録されているものである。
【0062】
一方、DVD202側の制限として、当該DVD202に記録(ダビング)可能なタイトルは、著作権情報に基づく記録制限が無いタイトルや、カラー標準放送方式の一つであるNTSC方式の動画像のみにより記録されているタイトルのみであるとする。更に、同じNTSC方式の動画像であっても異なるアスペクト比を有する動画像を一つのタイトルとして纏めて記録することも禁止されているとする。
【0063】
他方、HD200に記録されている各タイトルTの属性としては、当該HD200に対する情報の記録時における制限がそれ自体比較的緩いことから、種々の属性を有する番組を記録することが可能となっている。そして、実施形態の場合は、HD200上においてタイトルT1を構成する部分タイトルPT1、PT2及びPT4が夫々NTSC方式に則ったアスペクト比4:3の動画像を含むものであり、部分タイトルPT5がNTSC方式に則ったアスペクト比16:9の動画像を含むものであるとする。
【0064】
また、部分タイトルPT3については、それ自体はNTSC方式に則りアスペクト比も4:3とされているが、著作権法上の制限から、放送後は一回のみ記録が可能とされている(すなわち実施形態ではHD200に記録された後は他の著作権保護機能を備えていない記録媒体へは複写は禁止とされている)部分タイトルPTであるとする。
【0065】
更に、タイトルT2は、DVD202へはダビングし得ない他のカラー標準放送方式であるPAL方式に対応しており、更にタイトルT3は、部分タイトルPT5と同様にNTSC方式に則ったアスペクト比16:9の動画像を含むものであるとする。
【0066】
上記した構成を有するHD200上の各タイトルT又は部分タイトルPT(以下、単にタイトルT等と称する)を対象としてダビングを実行する場合には、先ずダビングの対象となっているタイトルT等を具体的に示すダビングリストを生成する処理を実行する。
【0067】
すなわち、図2に示すように、始めに当該ダビングの対象とされているタイトルT等のうちのいずれか一のタイトルT等につき、例えば図4上に示す如き夫々のタイトルT等の内容を代表する代表画像(一般にはサムネイル画像とも称される)をHD200から再生して外部のディスプレイ等に表示する(ステップS1)。
【0068】
そして、当該代表画像の表示と並行して、HD200上に予め記録されている各タイトルT等の属性情報を含む管理情報から、当該代表画像が表示されたタイトルT等の属性(具体的には、上述したカラー標準放送方式、アスペクト比又は著作権法上の複写制限を示す情報等である)を示す上記属性情報を抽出し、その内容に基づいて、代表画像が表示されているタイトルT等が、特に上記DVD202についての制限に照らして当該DVD202にダビングすることが可能なタイトルT等であるか否かを確認する(ステップS2)。そして、現時点で判断対象となっているタイトルT等が、HD200に記録されている記録態様のままDVD202にダビングすることが可能な属性を有するものであるとき、図4の例で言えば、判断対照となっているタイトルT等が図4上に示すタイトルT3であるときは(ステップS2;YES)、直ちに後述するステップS6に移行する。
【0069】
一方、ステップS2の判定において、現時点で判断対象となっているタイトルT等がその記録態様のままDVD202にダビングすることが可能な属性を有するものでないときは(ステップS2;NO)、次に、そのタイトルT等が、後述するような編集処理を施せばDVD202へのダビングが実行可能となるものであるか否かを確認する(ステップS3)。
【0070】
そして、何らかの編集処理を施せばDVD202へのダビングの実行が可能となる属性を有するタイトルT等であるときは(ステップS3;YES)、ダビング前に必要な編集処理を実行すべき旨を注意喚起するための注意マークを、その判断対象となっているタイトルTに対応する代表画像に対してタイトルTを単位として付加・表示し(ステップS5)、一方、どんな編集処理を施してもDVD202へのダビングの実行が可能とならない属性のタイトルT等であるときは(ステップS3;NO)、DVD202へのダビングの実行が全く禁止されているタイトル等である旨の追加禁止マークMNGを、その判断対象となっているタイトルTに対応する代表画像に付加して表示する(ステップS4)。
【0071】
このとき、上記ステップS5における表示の例としては、例えば図4に示す場合において、タイトルT1としてはそれ一つを纏めてDVD202にダビングすることは上記制限からできないが、そのタイトルTが編集処理により部分タイトルPT1乃至PT5に分割されれば、著作権法上の制限によりダビングできない部分タイトルPT3を除き、当該分割後の部分タイトルPT1及びPT2並びにPT4及びPT5はそのままダビングの対象とすることができるので、当該タイトルT1全体としてはその代表画像内の脇の部分に事前の分割編集処理が必要である旨の注意マークMCを表示する。
【0072】
一方、上記ステップS4における表示の例としては、例えば図4に示す場合において、タイトルT2はそのカラーテレビジョン標準放送方式の相違から元々DVD202へのダビングの対象とはなり得ないので、その旨を示す追加禁止マークMNGをその代表画像内の脇の部分に表示する。
【0073】
そして、現在判断対象となっているタイトルT等につき、上記追加禁止マークMNG又は注意マークMCの表示が完了したら、次に、ダビングが所望されている全てのタイトルT等につきステップS1乃至S6の処理が完了したか否かを確認し(ステップS6)、完了していないならば(ステップS6;NO)次に判断対象となるべきタイトルT等について上記ステップS1乃至S6の処理を実行するために当該ステップS1に戻る。
【0074】
一方、ステップS6の判定において、ダビングが所望されている全てのタイトルT等につきステップS1乃至S6の処理が完了している場合には(ステップS6;YES)、図4上に示す如き注意マークMC又は追加禁止マークMNGが各タイトルT等を示す代表画像が表示されている状態で、使用者によりそのマーク等に基づいてダビングの対象とすべくダビングリストDLにタイトルT等を追加する処理が実行される(ステップS7)。
【0075】
そして、その追加することが指定されたタイトルT等が、ダビングの実行が禁止されていないタイトルであるか否か、すなわち、上記追加禁止マークMNGが代表画像内に表示されていないタイトルT等であるか否かを確認し(ステップS8)、追加禁止マークMNGが表示されているタイトルT等であるときは(ステップS8;NO)その旨を警告するための表示又は音声を、図4に示す表示が行われている外部のディスプレイ等又はスピーカを用いて警告告知し(ステップS11)後述する(ステップS13)の処理に移行する。
【0076】
一方、上記ステップS8の判定において、追加が指定されたタイトルT等が、追加禁止マークMNGが表示されているタイトルT等でないときは(ステップS8;YES)、次に、その追加が指定されたタイトルT等が、HD200に記録されている記録態様のままでDVD202にダビングすることが可能なものであるか否か、すなわち、図4に示す例で言えば追加が指定されたタイトルT等がタイトルT3のみであるか否かを確認する(ステップS9)。
【0077】
そして、そのままダビングすることができるタイトルT等(タイトルT3のみ)であるときは(ステップS9;YES)そのまま後述のステップS12へ移行し、一方、追加が指定されたタイトルT等が、そのままではダビングできないタイトルT等(図4に示す例で言えばタイトルT1)であるときは(ステップS9;NO)、そのタイトルT等に対するダビングを実行するために必要な編集処理(図4に示す例で言えば、タイトルT1を部分タイトルPT1乃至PT5に分割し、且つ部分タイトルPT3を除いた状態で追加用に設定する)を施し(ステップS10)、その編集後の状態でダビングリストに追加登録する(ステップS12)。
【0078】
そして、ダビングが所望されている全てのタイトルT等につきステップS7乃至S12の処理が完了したか否かを確認し(ステップS13)、完了していないならば(ステップS13;NO)次に追加の対象となるべきタイトルT等について上記ステップS7乃至S12の処理を実行するために当該ステップS7に戻る。
【0079】
一方、ステップS13の判定において、ダビングが所望されている全てのタイトルT等につきステップS7乃至S12の処理が完了している場合には(ステップS13;YES)、実施形態に係るダビングリストの生成処理を終了する。
【0080】
このステップS13までの処理が完了した段階では、例えば図4下に示すように、DVD202へのダビングの対象として追加されたタイトルT等のみを含むダビングリストDLが外部のディスプレイ等上に表示される。そしてこのとき、HD200上においてタイトルT1を構成していた部分タイトルPT1、PT2、PT4及びPT5については、夫々が元のタイトルT1から分割され相互に独立したダビング用の新たなダビングタイトルLT1乃至LT4として、対応する代表画像と共にダビングリストDL内に含まれることとなる。また、元々独立してダビングに供することが可能であったタイトルT3については、そのままダビングタイトルLT5として、対応する代表画像と共にダビングリストDL内に含まれることになる。
【0081】
次に、図2に示す処理により作成されたダビングリストDLに基づいて、実際にダビング前編集をする場合の動作につき、図3を用いて説明する。
【0082】
図2に示すダビングリストDLの作成処理が完了した後においてダビングタイトルの編集を開始しようとするときは、図3に示すように、先ず各ダビングタイトルLTにつき対応する代表画像を表示する(ステップS15)と共に、その代表画像内の脇の部分に、当該ダビングタイトルLTの属性を示す属性マークを表示する(ステップS16)。この属性マークは、DVD202上にダビングする段階において複数のダビングタイトルLTを合成する編集処理を行うとき、上述した如くDVD202においては同じ属性を有するダビングタイトルLTのみがその合成する編集処理の対象となり得るため、この編集処理の対象となり得るダビングタイトルLTを他のダビングタイトルLTから識別するために代表画像内に表示するものである。
【0083】
より具体的に図4に示す場合で言えば、ダビングタイトルLT1乃至LT3(元の部分タイトルPT1、PT2及びPT4)が、カラー標準放送方式並びにアスペクト比が相互に同一であることから上記合成編集処理の対象となり得るので、その旨を示す同一の属性マークM1を夫々の代表画像内に表示し、一方、ダビングタイトルLT4及びLT5(元部分タイトルPT5及びタイトルT3)が、カラー標準放送方式並びにアスペクト比が相互に同一であることから上記合成編集処理の対象となり得るので、その旨を示す同一の属性マークM2(先の属性マークM1に対して識別可能な異なる態様を有している)を夫々の代表画像内に表示する。
【0084】
そして、現在判断対象となっているダビングタイトルLTにつき、上記各属性マークMの表示が完了したら、次に、ダビングが所望されている全てのダビングタイトルLTにつきステップS15及びS16の処理が完了したか否かを確認し(ステップS17)、完了していないならば(ステップS17;NO)次に判断対象となるべきダイビングタイトルLTについて上記ステップS15及びS16の処理を実行するために当該ステップS15に戻る。
【0085】
一方、ステップS17の判定において、ダビングが所望されている全てのダビングタイトルLTにつきステップS15及びS16の処理が完了している場合には(ステップS17;YES)、図4下に示す如き属性マークMを夫々に含む各ダビングタイトルLTを示す代表画像が表示されている状態で、使用者によりその属性マークMに基づいてダビング実行の対象とすべきダビングタイトルLTを指定する処理が実行される(ステップS18)。
【0086】
そして、そのダビングすることが指定されたダビングタイトルLTが、所望されている合成編集処理等の対象とすることが可能なダビングタイトルLTであるか否か、すなわち、同じ形状の属性マークMが代表画像内に表示されているダビングタイトルLTのみか否かを確認し(ステップS19)、同一属性を有するダビングタイトルLTのみでないときは(ステップS19;NO)その旨を警告するための表示又は音声を上記外部のディスプレイ等又はスピーカを用いて警告告知し(ステップS21)ダビングリスト編集処理を終了する。
【0087】
他方、ステップS19の判定において、同一属性を有するダビングタイトルLTのみであるときは(ステップS19;YES)そのダビングタイトルLTを対照して必要な編集処理等を行って(ステップS20)ダビングリスト編集処理を終了する。
【0088】
そしてこの後は、最終的な編集後のダビングリストDLに登録されている各ダビングタイトルLTにつき、所望のタイミングでHD200からDVD202への実際のダビングが実行されるのである。
【0089】
以上説明したように、実施形態のレコーダ100の動作によれば、DVD202へダビングする際に必要な編集処理の実行前に、当該ダビングの実行対象であるタイトルT等をDVD202がダビングすることが可能であるか否かを判定し、その判定結果を示す告知情報を出力するので、使用者がその告知情報に基づいて実際に編集処理を実行する前にDVD202へのダビングの実行の可否を判定することができる。
【0090】
従って、編集処理の実行前にダビングの実行の可否を判断することで、ダビング実行上の利便性及び効率を向上させることができる。
【0091】
また、HD200上のタイトルT等を示す代表画像と、ダビングリストDLと、追加禁止マークMNG及び注意マークMCと、を出力するので、その出力先においてダビングの実行の可否を容易に認識することができる。
【0092】
更に、あるタイトルT等がHD200上における記録態様のままダビングの対象とすることができるか否かに加えて、過去の履歴等を用いて上記編集処理を実行すればダビングの対象とできるか否かまで判定し、その二段階の判定の結果を出力するので、そのままではダビングの対象とできないタイトルT等であっても編集処理との関連で当該対象となり得るかを事前に判断でき、より効率的にダビングの実行の可否を判断することができる。
【0093】
更にまた、編集処理後においてダビングの対象とされるダビングタイトルLT毎の属性を示す属性マークMを含むので、当該属性情報により視覚的に処理不可能情報を識別することができる。
【0094】
また、複数の属性を有するダビングタイトルLTにつき、同一の属性を有する当該ダビングタイトルLTを同一の属性マークMを用いて示すので、同一の属性を有するダビングタイトルLTを容易に認識することができる。
【0095】
更に、ダビングに供することが可能か否かの判定内容に基づいて、当該ダビングに供することが可能とされたダビングタイトルLTのみを示す属性マークMを各ダビングタイトルLT毎に表示するので、一目でダビングの可能なダビングタイトルLTがいずれであるかを認識することができる。
【0096】
なお、上述した実施形態においては、図2のステップS3の判定における判定基準として、タイトルT等に含まれる動画像におけるカラー標準放送方式、当該動画像におけるアスペクト比及び当該動画像における著作権法に係る複写制限を用いたが、これ以外に、例えば、ダビング対象のタイトルにおける情報量に基づき、そのタイトルが記録できるだけの空き領域がダビング先にて確保できない場合、一のタイトルTの全てが複写制限されているときにダビング自体を実行禁止とする場合、HD200上の動画像においてフレーム単位で編集がされているときにダビング自体を実行禁止とする場合、HD200上においてタイトルTの単位における当該タイトルTの管理情報の内容がDVD202において許容されていないときにダビング自体を実行禁止とする場合、HD200上の動画像において異なる解像度の動画像が一のタイトルT内に含まれているときにダビングの実行を注意とする(分割編集することが前提となることを注意喚起する)場合、HD200上の動画像において異なる音声フォーマットの音声が一のタイトルT内に含まれているときにダビングの実行を注意とする(その音声フォーマット毎に分割編集することが前提となることを注意喚起する)場合、HD200上の動画像において複数種類の言語を用いた音声が一のタイトルT内に含まれているときにダビングの実行を注意とする(その言語毎に分割編集することが前提となることを注意喚起する)場合等を、夫々に判定の基準としてもよい。
【0097】
また、図3のステップS19の判定における判定基準についても、上述したもの以外に、例えば、各ダビングタイトルLTとしての動画像において異なる解像度の動画像が一のダビングタイトルLT内に含まれているときに編集処理の実行を注意とする(分割編集することが前提となることを注意喚起する)場合、又は各ダビングタイトルLTとしての動画像において異なる音声フォーマットの音声が一のダビングタイトルLT内に含まれているときに編集処理の実行を注意とする(その音声フォーマット毎に分割編集することが前提となることを注意喚起する)場合等を、夫々に判定の基準とすることができる。
【0098】
このように種々の判定基準を設けて実施形態のダビング予約処理を実行すれば、DVD202における記録フォーマット等に対応してより確実に当該ダビングの実行の可否を判断することができる。
【0099】
更に、上述した実施形態においては、ダビングに供される記録媒体としてHD200及びDVD202を用いる場合について説明したが、これ以外に、DVD同士又はHD同士でダビングを行う場合に本願を適用することもできるし、或はDVDからHDにダビングを実行する場合に本願を適用することも可能である。
【0100】
また、上述の実施形態においては、HD200から再生したタイトルT等のDVD202への再記録という、異なる媒体間のダビングに対して本願を適用した場合について説明したが、これ以外に、同一のHDや同一のDVD内での再記録に対しても本願は適応可能である。この場合は、例えばHD上の一のタイトルに対して「コピー不可」又は「一回のみコピー可能」等の著作権法上の制限が設けられているとき、それらのタイトルを同一のHD内にダビングしようとするときにその禁止表示(「コピー不可」の場合)等を告知することになる。
【0101】
更に、図2及び図3に示すフローチャートに対応するプログラムを、フレキシブルディスク等の情報記録媒体に記録しておき、或いは当該プログラムをインターネット等のネットワークを介して取得して記録しておき、これらを汎用のマイクロコンピュータ等を用いて読み出して実行することにより、当該汎用のマイクロコンピュータを実施形態に係るシステム制御部166として用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るレコーダの概要構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態に係るダビングリスト生成処理を示すフローチャートである。
【図3】実施形態に係るダビング前編集処理を示すフローチャートである。
【図4】実施形態に係るダビング予約処理等の実行態様を例示する図である。
【符号の説明】
100…レコーダ
166…システム制御部
200…HD
202…DVD
300…予約情報設定部
T1、T2、T3…タイトル
PT1、PT2、PT3、PT4、PT5…部分タイトル
DL…ダビングリスト
MNG…追加禁止マーク
MC…注意マーク
M1、M2…属性マーク
Claims (11)
- 記録媒体から再生された情報を当該記録媒体自体に再記録する再生記録処理、又は前記再生された情報を他の記録媒体に記録する再生記録処理の少なくともいずれか一方の実行内容を編集する編集装置において、
前記実行内容の編集処理の実行前において、前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方において認められている前記情報の記録態様に基づいて、前記再生記録処理の実行が可能か否かを判定する判定手段と、
前記編集処理の実行前において、前記判定結果を告知するための告知情報を外部に出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする編集装置。 - 請求項1に記載の編集装置において、
前記出力手段は、
前記再生記録処理の実行前に前記記録媒体に記録されている前記情報を識別するための元情報識別情報と、
いずれかの前記再生記録処理の対象とされている前記情報を識別するための対象情報識別情報と、
前記判定手段における判定内容に基づきいずれかの前記再生記録処理の対象とすることが禁止されている前記情報を示す禁止情報識別情報と、
を前記告知情報として出力することを特徴とする編集装置。 - 請求項1に記載の編集装置において、
前記判定手段は、前記再生記録処理の実行前に前記記録媒体に記録されているときの前記情報が、当該記録媒体上における記録態様のままいずれかの前記再生記録処理の対象とすることが不可能な処理不可能情報であると判定されるとき、当該処理不可能情報に対して予め設定されている編集処理を施せばいずれかの前記再生記録処理の対象とすることが可能となるか否かを更に判定し、
前記出力手段は、前記編集処理を施せばいずれかの前記再生記録処理の対象とすることが可能となる前記処理不可能情報につき、
前記再生記録処理の実行前に前記記録媒体に記録されている当該処理不可能情報を識別するための元情報識別情報と、
前記編集処理後においていずれかの前記再生記録処理の対象とされる前記処理不可能情報の内容を識別するための対象情報識別情報と、
を前記告知情報として出力することを特徴とする編集装置。 - 請求項3に記載の編集装置において、
前記対象情報識別情報は、前記編集処理後においていずれかの前記再生記録処理の対象とされる前記処理不可能情報の属性を示す属性情報を含むことを特徴とする編集装置。 - 請求項4に記載の編集装置において、
前記対象情報識別情報は、複数の前記処理不可能情報につき、同一の属性を有する当該処理不可能情報を同一の前記属性情報を用いて示すものであることを特徴とする編集装置。 - 請求項1に記載の編集装置において、
前記出力手段は、
前記再生記録処理の実行前に前記記録媒体に記録されている前記情報を識別するための元情報識別情報と、
いずれかの前記再生記録処理の対象とされている前記情報を識別するための対象情報識別情報であって、前記判定手段における判定内容に基づきいずれかの前記再生記録処理の対象とすることが可能と判定された前記情報のみを示す対象情報識別情報と、
を前記告知情報として出力することを特徴とする編集装置。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の編集装置において、
前記判定手段は、
前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方に記録することが認められている前記情報におけるカラーテレビジョン標準放送方式の種類、
前記再生記録処理の実行前の前記記録媒体上の前記情報における複写制限の回数、
前記再生記録処理の実行前の前記記録媒体上の前記情報における編集の単位、
前記再生記録処理の実行前の前記記録媒体上の前記情報に対応した、当該情報を管理するための管理情報の内容、
前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方に記録することが認められている画像情報におけるアスペクト比、
前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方に記録することが認められている画像情報における解像度、
前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方に記録することが認められている音情報における符号化方式、
前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方における前記情報を記録することが可能な領域の記録容量、
又は、
前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方に記録することが認められている音声情報における言語数、
の少なくともいずれか一に基づいて、いずれかの前記再生記録処理の実行が可能か否かを判定することを特徴とする編集装置。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の編集装置と、
前記出力された告知情報の内容に基づいて指定された前記情報を前記記録媒体から再生する再生手段と、
前記指定された情報に対して、当該告知情報の内容に基づいて指定された内容に対応した前記編集処理を施す情報編集手段と、
前記再生された情報又は前記編集処理が施された当該情報の少なくともいずれか一方を、前記出力された告知情報の内容に基づいて前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方に記録する記録手段と、
を備えることを特徴とする情報再生記録装置。 - 記録媒体から再生された情報を当該記録媒体自体に再記録する再生記録処理、又は前記再生された情報を他の記録媒体に記録する再生記録処理の少なくともいずれか一方の実行内容を編集する編集方法において、
前記実行内容の編集処理の実行前において、前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方において認められている前記情報の記録態様に基づいて、前記再生記録処理の実行が可能か否かを判定する判定工程と、
前記編集処理の実行前において、前記判定結果を告知するための告知情報を外部に出力する出力工程と、
を備えることを特徴とする編集方法。 - 記録媒体から再生された情報を当該記録媒体自体に再記録する再生記録処理、又は前記再生された情報を他の記録媒体に記録する再生記録処理の少なくともいずれか一方の実行内容を編集する編集装置に含まれるコンピュータを、
前記実行内容の編集処理の実行前において、前記記録媒体又は前記他の記録媒体の少なくともいずれか一方において認められている前記情報の記録態様に基づいて、前記再生記録処理の実行が可能か否かを判定する判定手段、及び、
前記編集処理の実行前において、前記判定結果を告知するための告知情報を外部に出力する出力手段、
として機能させることを特徴とする編集用プログラム。 - 請求項10に記載の編集用プログラムが、前記コンピュータにより読取可能に記録されていることを特徴とする情報記録媒体。
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