JP2001015959A - 押しボタンスイッチの実装構造 - Google Patents

押しボタンスイッチの実装構造

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JP2001015959A
JP2001015959A JP11189559A JP18955999A JP2001015959A JP 2001015959 A JP2001015959 A JP 2001015959A JP 11189559 A JP11189559 A JP 11189559A JP 18955999 A JP18955999 A JP 18955999A JP 2001015959 A JP2001015959 A JP 2001015959A
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JP
Japan
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button switch
push button
stopper
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board
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JP11189559A
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Eiji Hanamoto
英二 花本
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PFU Ltd
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PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】押しボタンスイッチの実装構造に関し、表面実
装でありながら、実装基板の保持強度を高めることを目
的とする。 【解決手段】装置筐体1の外殻に配置した操作ボタン2
の押下操作により断接される押しボタンスイッチ3を実
装基板4に固定する押しボタンスイッチの実装構造であ
って、前記装置筐体1には、前記実装基板4と協働して
押しボタンスイッチ3を挟み付けるストッパ5が設けら
れるとともに、前記操作ボタン2の背面には、ストッパ
5と実装基板4に衝接するストッパリブ6が設けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は押しボタンスイッチ
の実装構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、基板への実装部品の実装には表面
実装技術(SMT)が多用される。これは、実装基板上
に形成した接合パッド上にスルーホールを使用すること
なく直接部品をはんだ付けするもので、両面実装による
実装効率の向上、あるいはリフロー炉による一括はんだ
付けが可能になる等、利点が多いために種々の部品の実
装方法に採用されている。
【0003】図5はかかる表面実装により押しボタンス
イッチ3を実装基板4に固定した従来例を示すもので、
装置筐体1の外殻には操作ボタン2が配置されており、
該操作ボタン2を図において矢印A方向に押下操作する
ことにより、実装基板4上の押しボタンスイッチ3の断
接操作を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例においては、押しボタンスイッチ3はスルーホールに
挿入されるリードを有していないために、剪断方向への
抵抗力は低くなる。この結果、操作ボタン2の操作によ
り押しボタンスイッチ3が容易に実装基板4から剥離し
易いという問題がある。
【0005】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、表面実装でありながら、実装基板の保
持強度の高い押しボタンスイッチの実装構造を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、装置筐体1の外殻に配置した操作ボタン2の押下操
作により断接される押しボタンスイッチ3を実装基板4
に固定する押しボタンスイッチの実装構造であって、前
記装置筐体1には、前記実装基板4と協働して押しボタ
ンスイッチ3を挟み付けるストッパ5が設けられるとと
もに、前記操作ボタン2の背面には、ストッパ5と実装
基板4に衝接するストッパリブ6が設けられる押しボタ
ンスイッチの実装構造を提供することにより達成され
る。
【0007】本発明において、操作ボタン2を所定のス
トロークを越えて押し込もうとすると、操作ボタン2の
背面に設けたストッパリブ6が実装基板4、およびスト
ッパ5に衝接してそれ以降の操作力に対して抵抗する。
この結果、押しボタンスイッチ3には過大の負荷が加え
られることが防止されるために、実装基板4からの脱落
が生じることはない。
【0008】また、ストッパ5により押しボタンスイッ
チ3の底面を圧接させておくと、誤差の集積により押し
ボタンスイッチ3に過大な操作力が加えられた場合であ
っても、ストッパ5と押しボタンスイッチ3の底面との
間には、大きな摺動抵抗が発生しているために、実装基
板4との境界面に発生する剪断力の負担を小さくするこ
とができる。
【0009】また、押しボタンスイッチ3の脱落を有効
に防止するためには、装置筐体1の外殻に配置した操作
ボタン2の押下操作により断接される押しボタンスイッ
チ3と、前記押しボタンスイッチ3が固定されるサブ基
板8と、フレキシブルなケーブル9を介して前記サブ基
板8に接続されるメイン基板10とを有し、前記サブ基
板8は、メイン基板10に対して相対移動自在で、か
つ、押しボタンスイッチ3は押下方向背面がストッパ5
に当接して移動が規制される押しボタンスイッチの実装
構造を利用できる。
【0010】この発明において、押しボタンスイッチ3
はメイン基板10とは分離されたサブ基板8上に固定さ
れる。押しボタンスイッチ3に操作力が与えられると、
まず、操作ボタン2により押しボタンスイッチ3が押さ
れる。押しボタンスイッチ3を固定しているサブ基板8
は、メイン基板10に対して相対移動して所定位置まで
移動する。移動範囲は押しボタンスイッチ3の押下方向
背面とストッパ5との衝接位置により規制されており、
この後、操作ボタン2に加えられた操作力は、押しボタ
ンスイッチ3自信がストッパ5を押す力となるために、
サブ基板8との固定界面への力の発生はない。
【0011】
【発明の実施の形態】図2に本発明が適用された携帯型
情報処理装置を示す。この情報処理装置は、ペン操作型
の情報処理装置であり、扁平矩形の装置筐体1には、液
晶ディスプレイ等の表示部1aが配置される。また、装
置筐体1の側壁には、電源ボタン(操作ボタン2)が配
置される。
【0012】図1は図2を1A-1A線で切断した要部
断面図であり、装置筐体1内には実装基板4が固定され
る。実装基板4の固定は、装置筐体1の底壁部に突設さ
れるボス1bに止着子11をねじ込んで行われる。ま
た、実装基板4の上記装置筐体1の底壁との対向面に
は、押しボタンスイッチ3が表面実装される。この押し
ボタンスイッチ3は実装基板4の先端部に固定され、装
置筐体1側には、上記押しボタンスイッチ3に対峙する
ように操作ボタン2が配置される。
【0013】操作ボタン2は、装置筐体1に開設された
ボタン操作開口1cを閉塞するようにして配置される。
この操作ボタン2は一端部が装置筐体1に固定され、操
作ボタン2自体の弾性により固定片2a周りに回転変形
する。操作ボタン2は適宜のヒンジ介して装置筐体1に
回転自在に連結することもできる。また、操作ボタン2
の背面には、上記実装基板4の端面4a、およびストッ
パ5に対応するストッパリブ6が突設される。
【0014】ストッパ5は装置筐体1からリブ状に一体
に突設され、先端部に上記操作ボタン2のストッパリブ
6への衝接部5aを備える。また、このストッパ5の上
面には摺接面5bが形成され、実装基板4を装置筐体1
に固定した状態において押しボタンスイッチ3の底面に
圧接する。
【0015】したがってこの実施の形態において、実装
基板4を装置筐体1のボス1bに載せて止着子11をね
じ込むと、押しボタンスイッチ3の底面はストッパ5の
摺接面5bと実装基板4とにより挟み付けられる状態に
なる。押しボタンスイッチ3の単体スイッチでの厚み寸
法の誤差は一般に少なく、さらに、実装基板4の設置高
さはボス1bの高さ寸法により決定されるために、実装
基板4を固定した状態で、押しボタンスイッチ3の底面
は集積誤差の影響を受けることなく、所定の圧力でスト
ッパ5の摺接面5bに圧接する。
【0016】この状態で操作ボタン2を所定ストローク
を越えて押下すると、操作ボタン2のストッパリブ6が
実装基板4、およびストッパ5の衝接部5aに当接して
操作力に対抗するために、押しボタンスイッチ3の上面
(はんだ付け面)に操作力が伝達されることがない。ま
た、操作ボタン2のストッパリブ6が実装基板4等に衝
接した後、操作ボタン2の中心部に集中荷重を付加し、
操作ボタン2を撓ませるようにして押しボタンスイッチ
3に押下方向の力を与えた場合であっても、押しボタン
スイッチ3の押下方向への力に対しては、ストッパ5の
摺接面5bとの間の摩擦力が抵抗するために、はんだ付
け界面への過大な付加の発生が防止される。
【0017】図3に本発明の第2の実施の形態を示す。
なお、以下の説明において、上述した実施の形態と同一
の構成要素は図中に同一符号を付して説明を省略する。
この実施の形態において、ストッパ5は装置筐体1と一
体でなく、別部品により形成される。このストッパ5
は、合成樹脂、板金等適宜の材料により形成可能であ
り、装置筐体1のビス挿通孔1dを貫通して雌ねじ部5
cにねじ込まれるビス12により装置筐体1に固定され
る。ビス挿通孔1dは操作ボタン2の操作方向に長い長
孔であり、実装基板4を固定した後、ストッパ壁7が押
しボタンスイッチ3の背面壁3aに当接するように位置
決め調整される。
【0018】したがってこの実施の形態において、実装
基板4、および実装基板4上の押しボタンスイッチ3の
固定位置、さらには、操作ボタン2の誤差が集積して
も、押しボタンスイッチ3の背面壁3aはストッパ5の
ストッパ壁7により支承されるために、実装基板4との
境界部に過大な力が加えられることがなくなる。なお、
図3(a)においてストッパ5はブロック形状に形成さ
れるが、図3(c)に示すように、ナット13で代用す
ることができる。この場合、ナット13は装置筐体1側
に開設された長孔のビス挿通孔1dに挿通するビス12
に螺合され、該ナット13がストッパ5として、ナット
13の側壁がストッパ壁7として作用する。また、図3
においては、操作ボタン2に実装基板4の端面4a、お
よびストッパ5の衝接面5cに当接するストッパリブ6
を設ける場合が示されているが、省略することもでき
る。
【0019】図4に本発明の第3の実施の形態を示す。
この実施の形態において、装置筐体1内にはメイン基板
10とサブ基板8とが収容される。メイン基板10上に
は、CPU等、携帯型情報処理装置の諸機能を実現する
ための回路が構成され、サブ基板8はメイン基板10に
対して相対移動自在に配置される。サブ基板8とメイン
基板10間は、フレキシブルケーブル、あるいは被覆導
線等のフレキシブルなケーブル9を使用して電気的接続
される。押しボタンスイッチ3はサブ基板8の裏面に固
定され、装置筐体1の底面部に形成されるガイドブロッ
ク14上を移動自在とされる。また、サブ基板8の上面
は、例えば、装置筐体1から突設される押さえリブ1e
により押さえられて浮き上がりが防止され、さらに、ガ
イドブロック14には、押しボタンスイッチ3の背面に
対応するストッパ5が形成される。
【0020】したがってこの実施の形態において、操作
ボタン2に過大な付加を与えて押しボタンスイッチ3を
押下しても、押しボタンスイッチ3は、図4(a)にお
いて矢印で示すように、ガイドブロック14上を摺動す
るだけで、該押しボタンスイッチ3に追随して移動する
サブ基板8との接合界面部に応力が発生することはな
い。操作ボタン2の押下操作は、押しボタンスイッチ3
の背面壁3aがストッパ5に衝接するまで許容され(通
常誤差吸収程度の微少量)、この後、操作ボタン2に負
荷を与えても、押しボタンスイッチ3によるストッパ5
への押し付け力が増加するだけで、接合界面への応力が
発生することはなく、押しボタンスイッチ3の脱落は生
じない。
【0021】なお、以上において実装基板4は装置筐体
1の押さえリブ1eにより浮き上がりが防止される構造
を示したが、例えば、図4(b)に示すように、メイン
基板10を前方に延設し、該メイン基板10によりサブ
基板8を押さえることもできる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、操作ボタンに過度な操作力が与えられても、
不用意に押しボタンスイッチが実装基板から脱離するこ
とを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す図で、(a)は要部断面図、
(b)は操作ボタンの正面図、(c)は(a)の1C-
1C線断面図である。
【図2】携帯型情報処理装置の全体斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す図で、(a)
は図1(a)に対応する断面図、(b)は(a)の底面
図、(c)は(a)の変形例を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示す図で、(a)
は図1(a)に対応する断面図、(b)は(a)の変形
例を示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 装置筐体 2 操作ボタン 3 押しボタンスイッチ 4 実装基板 5 ストッパ 6 ストッパリブ 7 ストッパ壁 8 サブ基板 9 ケーブル 10 メイン基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置筐体の外殻に配置した操作ボタンの押
    下操作により断接される押しボタンスイッチを実装基板
    に固定する押しボタンスイッチの実装構造であって、 前記装置筐体には、前記実装基板と協働して押しボタン
    スイッチを挟み付けるストッパが設けられるとともに、 前記操作ボタンの背面には、ストッパと実装基板に衝接
    するストッパリブが設けられる押しボタンスイッチの実
    装構造。
  2. 【請求項2】前記ストッパが、押しボタンスイッチの実
    装面に対する反対面を圧接している請求項1記載の押し
    ボタンスイッチの実装構造。
  3. 【請求項3】装置筐体の外殻に配置した操作ボタンの押
    下操作により断接される押しボタンスイッチを実装基板
    に固定する押しボタンスイッチの実装構造であって、 前記装置筐体には、押しボタンスイッチの押下方向背面
    を押さえるストッパ壁を備えたストッパが位置調整可能
    に固定される押しボタンスイッチの実装構造。
  4. 【請求項4】装置筐体の外殻に配置した操作ボタンの押
    下操作により断接される押しボタンスイッチと、 前記押しボタンスイッチが固定されるサブ基板と、 フレキシブルなケーブルを介して前記サブ基板に接続さ
    れるメイン基板とを有し、 前記サブ基板は、メイン基板に対して相対移動自在で、
    かつ、押しボタンスイッチは押下方向背面がストッパに
    当接して移動が規制される押しボタンスイッチの実装構
    造。
JP11189559A 1999-07-02 1999-07-02 押しボタンスイッチの実装構造 Pending JP2001015959A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101060408B1 (ko) 2005-03-16 2011-08-29 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 디스크 드라이브의 트레이 이젝트용 스위치어셈블리
US8035051B2 (en) 2009-12-22 2011-10-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic device

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