JP2001015848A - レーザダイオードモジュールシステム - Google Patents

レーザダイオードモジュールシステム

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JP2001015848A
JP2001015848A JP11189755A JP18975599A JP2001015848A JP 2001015848 A JP2001015848 A JP 2001015848A JP 11189755 A JP11189755 A JP 11189755A JP 18975599 A JP18975599 A JP 18975599A JP 2001015848 A JP2001015848 A JP 2001015848A
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Japan
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heat
sheet
laser diode
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JP11189755A
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English (en)
Inventor
Nanayuki Takeuchi
七幸 竹内
Toshiharu Hoshi
星  俊治
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LDモジュールから発生する廃熱を効率よく
放熱できるLDモジュールケースを備えたLDモジュー
ルシステム提供することを課題としている。 【解決手段】 LDモジュール本体1と、前記LDモジ
ュール本体1を収納するLDモジュールケース20と、
前記LDモジュールケース20の外面に当接するシート
状熱伝導体3と、前記シート状熱伝導体3の前記LDモ
ジュールケース20との当接面と反対側の面に当接する
ヒートシンク4とを備え、前記LDモジュールケース2
0の前記シート状熱伝導体3が当接する面に、凹凸が形
成されたLDモジュールシステムとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザダイオード
モジュールシステムに関し、とくに、レーザダイオード
モジュール本体から発生する廃熱を効率よく放熱できる
レーザダイオードモジュールケースを備えたレーザダイ
オードモジュールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のレーザダイオードモジュ
ールシステムの一例を示した断面図である。このレーザ
ダイオードモジュールシステムは、レーザダイオードモ
ジュール本体(以下、「LDモジュール本体」と略記す
る。)1と、このLDモジュール本体1を収納するレー
ザダイオードモジュールケース(以下、「LDモジュー
ルケース」と略記する。)10と、シート状熱伝導体3
と、ヒートシンク4とを備えたものである。
【0003】このLDモジュールシステムにおいて、L
Dモジュールケース10は、LDモジュールケース10
の側面から外側に延びて形成された底面2の取り付け部
2aを、ボルト7で固定することによって、ヒートシン
ク4上にシート状熱伝導体3を介して取り付けられてい
る。シート状熱伝導体3は、底面2を介してLDモジュ
ール本体1から放出される廃熱をヒートシンク4に伝え
るものである。また、ヒートシンク4は、廃熱を放熱す
るための放熱板である。
【0004】このLDモジュールケースシステムでは、
図3に示すように、LDモジュール本体1から発生する
廃熱は、LDモジュール本体1が設置されている底面2
から放熱され、矢印aで示されるように、底面2からシ
ート状熱伝導体3の底面2と接触している部分に伝えら
れ、ヒートシンク4に伝えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
LDモジュールケースシステムでは、LDモジュール本
体1から発生する廃熱の放熱効率が不十分であることが
問題となっていた。とくに、図4に示すように、底面2
bに反りが発生した場合、底面2bとシート状熱伝導体
3との接触面積が著しく減少して、廃熱が十分にシート
状熱伝導体3およびヒートシンク4に伝わらず、非常に
放熱効率が悪くなり、使用が困難になることが問題とな
っていた。
【0006】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、上記の問題を解決し、LDモジュール本体から発生
する廃熱を効率よく放熱できるLDモジュールケースを
備えたLDモジュールシステムを提供することを課題と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は、LDモジュ
ール本体と、前記LDモジュール本体を収納するLDモ
ジュールケースと、前記LDモジュールケースの外面に
当接するシート状熱伝導体と、前記シート状熱伝導体の
前記LDモジュールケースとの当接面と反対側の面に当
接するヒートシンクとを備え、前記LDモジュールケー
スの前記シート状熱伝導体が当接する面に、凹凸が形成
されたものであることを特徴とするLDモジュールシス
テムによって解決できる。
【0008】このようなLDモジュールシステムは、L
Dモジュールケースのシート状熱伝導体が当接する面、
すなわち、LDモジュール本体から発生する廃熱を前記
シート状熱伝導体に放熱する放熱面に凹凸を形成したも
のであるので、放熱面が平面であるLDモジュールケー
スを備えた従来のものと比較して、放熱面の表面積が広
くなり、シート状熱伝導体との接触面積が増大する。し
たがって、LDモジュール本体から発生する廃熱が、シ
ート状熱伝導体およびヒートシンクに伝わりやすくな
り、廃熱を効率よく放熱できるものとなる。さらに、放
熱面に反りが発生した場合でも、放熱面とシート状熱伝
導体との接触面積を確保することができるので、廃熱が
シート状熱伝導体およびヒートシンクに十分に伝わり、
十分な放熱性能が維持できる。
【0009】上記のLDモジュールシステムにおいて
は、前記凹凸の深さが、0.01〜0.2mmであるこ
とが望ましい。このようなLDモジュールシステムとす
ることで、放熱面の凹部の内面がシート状熱伝導体と接
触しない状態になることがなく、なおかつ、放熱面の表
面積を増大させることによる効果が十分に得られ、より
一層効率よく廃熱を放熱することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のLDモジュールシステム
が従来のLDモジュールシステムと異なるところは、L
DモジュールケースのLDモジュール本体から発生する
廃熱をシート状熱伝導体に放熱する放熱面に、凹凸を形
成したところである。図1は、本発明のレーザダイオー
ドモジュールシステムの一例を示した断面図である。こ
のレーザダイオードモジュールシステムは、ペルチェ素
子が内蔵されたLDモジュール本体1と、このLDモジ
ュール本体1を収納するLDモジュールケース20と、
シート状熱伝導体3と、ヒートシンク4とを備えたもの
である。
【0011】このLDモジュールシステムにおいて、L
Dモジュールケース20は、LDモジュールケース20
の側面から外側に延びて形成された底面21の取り付け
部21aを、ボルト7で固定することによって、ヒート
シンク4上にシート状熱伝導体3を介して取り付けられ
ている。LDモジュールケース20の底面21全面に
は、先端が丸く形成された複数の凹部21bおよび凸部
21cからなる波形の凹凸が形成されている。そして、
シート状熱伝導体3が、底面2の凹部21bおよび凸部
21cからなる凹凸にくい込んだ状態となっている。
【0012】図1に示すLDモジュールシステムでは、
LDモジュール本体1から発生する廃熱は、LDモジュ
ール本体1が設置されている底面21から放熱される。
LDモジュール本体から1発生する廃熱をシート状熱伝
導体3に放熱する放熱面である底面21の凹部21bお
よび凸部21cからなる凹凸の深さは、0.01〜0.
2mmとされている。凹凸の深さが、0.01mm未満
であると、底面21の面積を増大させることによる効果
が十分に得られない。一方、凹凸の深さが、0.2mm
を越える場合、底面21に設けられた凹部21bの内面
が、シート状熱伝導体に接触しなくなる恐れが生じるた
め好ましくない。
【0013】図1に示すLDモジュールシステムでは、
LDモジュール本体1から発生する廃熱は、矢印bで示
されるように、底面21からシート状熱伝導体3の底面
21と接触している部分に伝えられ、ヒートシンク4に
伝えられる。
【0014】このようなLDモジュールシステムは、L
Dモジュールケース20の底面21に凹凸を形成したL
Dモジュールケース20を備えたものであるので、図3
に示す底面2が平面であるLDモジュールケース10を
備えた従来のものと比較して、底面21の表面積が広く
なり、シート状熱伝導体3との接触面積が増大する。し
たがって、LDモジュール本体1から発生する廃熱が、
シート状熱伝導体3およびヒートシンク4に伝わりやす
くなり、廃熱を効率よく放熱することができるものとな
る。さらに、底面21に反りが発生した場合でも、底面
21とシート状熱伝導体3との接触面積を確保すること
ができるので、廃熱がシート状熱伝導体3およびヒート
シンク4に十分に伝わり、十分な放熱性能を維持でき
る。
【0015】また、底面21の凹凸の深さを、0.01
〜0.2mmとすることで、凹部21bの内面がシート
状熱伝導体3と接触しない状態になることがなく、なお
かつ、底面21の表面積を増大させることによる効果が
十分に得られ、より一層効率よく廃熱を放熱することが
できる。
【0016】また、底面21の凹凸の形状が、波形であ
るので、シート状熱伝導体3にくい込む形で接合し、確
実に接触を行うことができる。
【0017】本発明のLDモジュールシステムにおいて
は、LDモジュールケースに設けられる凹凸の形状は、
とくに限定されない。図1に示すLDモジュールケース
20のように、底面21に波形の凹凸を設けてもよい
が、例えば、図2に示すLDモジュールケース30よう
に、底面22に断面視三角形の凹凸を設けてもよい。底
面22の凹凸の形状を断面視三角形とすることで、さら
にシート状熱伝導体3へのくい込みがよく、確実に接触
を行うことができるものとなる。
【0018】また、本発明のLDモジュールシステムに
おいては、図1および図2に示すように、底面21、2
2の全面に凹凸を設けることが底面21、22の表面積
を最大限大きくすることができて好ましいが、底面2
1、22の表面積を大きくすることによる効果が得られ
れば、一部に凹凸を設けたものとしてもよく、とくに限
定されない。
【0019】本発明のLDモジュールシステムにおいて
は、上述した例に示したように、LDモジュールケース
をヒートシンク4上に取り付けるために、ボルト7を用
いてもよいが、接着して取り付けてもよく、特に限定さ
れない。また、本発明のLDモジュールシステムにおい
ては、上述した例に示したように、LDモジュールケー
ス内に、ペルチェ素子が内蔵されたLDモジュール本体
を収納してもよいが、ペルチェ素子が内蔵されていない
LDモジュール本体を収納してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のLDモジ
ュールシステムは、LDモジュール本体から発生する廃
熱を前記シート状熱伝導体に放熱する放熱面に凹凸を形
成したものであるので、放熱面が平面であるLDモジュ
ールケースを備えた従来のものと比較して、放熱面の表
面積が広くなり、シート状熱伝導体との接触面積が増大
する。したがって、LDモジュール本体から発生する廃
熱が、シート状熱伝導体およびヒートシンクに伝わりや
すくなり、廃熱を効率よく放熱できる。さらに、放熱面
に反りが発生した場合でも、放熱面とシート状熱伝導体
との接触面積を確保することができるので、廃熱がシー
ト状熱伝導体およびヒートシンクに十分に伝わり、十分
な放熱性能が維持できる。
【0021】また、放熱面の凹凸の深さを、0.01〜
0.2mmとすることで、放熱面の凹部の内面がシート
状熱伝導体と接触しない状態になることがなく、なおか
つ、放熱面の表面積を増大させることによる効果が十分
に得られ、より一層効率よく廃熱を放熱することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のレーザダイオードモジュールシステ
ムの一例を示した断面図である。
【図2】 本発明のレーザダイオードモジュールシステ
ムの他の例を示した断面図である。
【図3】 従来のレーザダイオードモジュールシステム
の一例を示した断面図である。
【図4】 従来のレーザダイオードモジュールシステム
の課題を説明するための図である。
【符号の説明】
1 LDモジュール本体 2、21、22 底面 3、シート状熱伝導体 4 ヒートシンク 7 ボルト 10、20、30 LDモジュールケース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザダイオードモジュール本体と、前
    記レーザダイオードモジュール本体を収納するレーザダ
    イオードモジュールケースと、前記レーザダイオードモ
    ジュールケースの外面に当接するシート状熱伝導体と、
    前記シート状熱伝導体の前記レーザダイオードモジュー
    ルケースとの当接面と反対側の面に当接するヒートシン
    クとを備え、 前記レーザダイオードモジュールケースの前記シート状
    熱伝導体が当接する面に、凹凸が形成されたものである
    ことを特徴とするレーザダイオードモジュールシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記凹凸の深さが、0.01〜0.2m
    mであることを特徴とする請求項1に記載のレーザダイ
    オードモジュールシステム。
JP11189755A 1999-07-02 1999-07-02 レーザダイオードモジュールシステム Pending JP2001015848A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002299748A (ja) * 2001-04-02 2002-10-11 Furukawa Electric Co Ltd:The 半導体レーザモジュール実装体および半導体レーザモジュール
KR100717986B1 (ko) * 2004-09-21 2007-05-14 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치
CN1323472C (zh) * 2005-04-18 2007-06-27 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 粗糙元型半导体激光器有源热沉结构及制备方法
JP2009200209A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Anritsu Corp 半導体レーザ用パッケージおよび半導体レーザモジュール

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JP2009200209A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Anritsu Corp 半導体レーザ用パッケージおよび半導体レーザモジュール

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