JP2001015558A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
場合、半導体素子の各辺の側面からはみ出る樹脂の量に
差が生じ、製品としての信頼性を損ねるという課題があ
った。 【解決手段】 上面に段差部分が傾斜部6を有した凹部
7と、その凹部内に電極を有し、底面にその電極と接続
した外部電極3を有したキャリア基板8と、そのキャリ
ア基板の凹部7に載置され、基板の電極と突起電極2を
介して接続された半導体素子1と、半導体素子1とキャ
リア基板8の凹部7との間に設けられた樹脂部9とより
なり、テーパー状の傾斜部6を有した凹部7に樹脂部9
が収納した形で介在しているので、半導体素子1/キャ
リア基板8間の樹脂部9が余分なはみ出しを抑えられて
確実に形成されており、両者間の接着強度の劣化を防止
できる。
Description
工法を用いて、半導体素子をキャリア基板等の被接合体
に樹脂を介在させて実装した半導体装置およびその製造
方法に関するものであり、特に半導体素子と基板等の被
接合体との間に樹脂を効果的に介在させた半導体装置お
よびその製造方法に関するものである。
導体キャリアや半導体素子、またはプリント基板等のマ
ザーボードヘのチップ実装技術として、主とする半導体
素子をフリップチップ実装する工法が盛んに開発されて
いる。
いた半導体装置の製造方法について図面を参照しながら
説明する。図11〜図14は従来の半導体装置の製造方
法を示す各工程ごとの断面図である。
しようとする半導体素子1を用意し、その半導体素子1
上の複数の電極パッド(図示せず)上に各々、突起電極
2(バンプ)を形成する。なお、この工程では、さらに
突起電極2の頭頂部の高さを一定にそろえるためにバン
プレベリングが施され、このレベリングでは、平坦板治
具を用いた加圧によるレベリングによって、突起電極2
の高さは、概ね50[μm]にレベリング調整されてい
る。
うとする半導体素子の電極パッドと対応した電極(図示
せず)を有し、底面にその電極と基板内部のビアホール
により接続された外部電極3を有したセラミックなどの
絶縁性のキャリア基板4を用意し、その上面の電極領域
に対して、絶縁性の樹脂フィルム5を載置する。
5が載置されたキャリア基板4に対して、その樹脂フィ
ルムを挟み込むように半導体素子1をその突起電極2を
下にし、位置合わせして押圧する。すなわち、半導体素
子1の突起電極2とキャリア基板4の電極とを位置合わ
せして、互いの電極を接続するものである。両者間に介
在する樹脂フィルム5は、押圧によって外側領域に逃げ
ながら広がっていくため、突起電極2とキャリア基板4
の電極との間は導通がとれるものである。なお、この工
程は加熱状況下で行われ、樹脂フィルム5が軟化され、
外側領域に逃げながら広がっていくものである。
子1とキャリア基板4とが突起電極2を介して互いの電
極が接続され、両者間には樹脂フィルム5による絶縁性
の樹脂が介在し、また底面には外部電極3を有したフリ
ップチップ実装型の半導体装置が得られるものである。
の半導体装置の製造方法では、半導体素子とキャリア基
板との間に介在した樹脂による諸問題があった。
がら説明する。図15は従来の半導体装置を示す平面図
であり、図16は従来の半導体装置を示す断面図であ
る。
とキャリア基板4との間の樹脂フィルム5が、接続時の
押圧力によって、外方に逃げようとするが、その逃げ量
の差によって、半導体素子1の各辺の側面からはみ出る
量に差が生じてしまう。この樹脂フィルム5のはみ出し
量の違いによって、応力印加に差が生じて、製品として
の信頼性を損ねるという課題があった。この押圧時の樹
脂フィルム5の逃げ量の差は、キャリア基板上面に対し
て、樹脂フィルムを載置する際、その位置決め精度のバ
ラツキ、および樹脂フィルム量の違いによるものであ
る。
キャリア基板4との接続時の押圧力如何によっては、樹
脂フィルム5の半導体素子1の側面部分が弛みを有し、
半導体素子/キャリア基板間の接続強度の劣化を引き起
こす恐れがあった。また図16において、樹脂フィルム
5の弛みが、樹脂フィルム5aのように弛み自体が少な
い場合であれば、製品の検査工程においても影響はな
く、検査工程を進めることができるが、樹脂フィルム5
の弛みが、樹脂フィルム5bのように弛み自体が多く、
その高さが大きい場合であれば、製品検査時のソケット
収納で、余分な厚みとなり、半導体素子自体にソケット
による押圧力が印加され、半導体素子の割れを引き起こ
す恐れもある。
あり、半導体素子/キャリア基板間の樹脂を余分なはみ
出しを抑えて確実に形成し、両者間の接着強度の劣化を
防止した半導体装置を提供するものであり、また半導体
素子とキャリア基板との間に位置精度よく樹脂を介在し
た半導体装置およびその製造方法を提供することを目的
とする。
るために本発明の半導体装置およびその製造方法は以下
のような構成を有している。すなわち、本発明の半導体
装置は、上面に段差部分が傾斜部を有した凹部と、前記
凹部内の面に配線電極を有し、底面に前記配線電極と基
板内部のビアホールにより接続された外部電極を有した
キャリア基板と、前記キャリア基板の前記凹部に載置さ
れ、前記配線電極とその主面の電極パッドとが突起電極
を介して接続された半導体素子と、前記半導体素子と前
記キャリア基板の凹部との間に設けられた樹脂部とより
なる半導体装置である。
板上面との間に放熱性接着剤を介して放熱板が設けられ
ている半導体装置である。
素子の電極パッドとキャリア基板上の電極とをフィルム
状の樹脂を介在させて接続する半導体装置の製造方法に
おいては、キャリア基板として、段差部分が傾斜部を有
した凹部と、前記凹部内に前記半導体素子の電極パッド
と対応した電極を有したキャリア基板を用い、前記キャ
リア基板の凹部に前記凹部の底面積と同等面積を有した
樹脂フィルムを載置し、前記半導体素子の電極パッドが
形成された面を前記樹脂フィルムが載置された前記キャ
リア基板の凹部に対して押圧し、前記半導体素子の電極
パッドと前記キャリア基板上の電極とを接続する半導体
装置の製造方法である。
パッド上に突起電極を形成する工程と、上面に段差部分
が傾斜部を有した凹部と、前記凹部内に前記半導体素子
の電極パッドと対応した電極を有し、底面に前記電極と
基板内部のビアホールにより接続された外部電極を有し
たキャリア基板とを用意する工程と、前記キャリア基板
の凹部に前記凹部の底面積と同等面積を有した樹脂フィ
ルムを載置する工程と、前記半導体素子の前記突起電極
が形成された面を樹脂フィルムが載置された前記キャリ
ア基板の凹部に対して押圧し、前記半導体素子の前記突
起電極と前記キャリア基板の上面の電極とを接続する工
程とよりなる半導体装置の製造方法である。
た面を樹脂フィルムが載置されたキャリア基板の凹部に
対して押圧し、前記半導体素子の前記突起電極と前記キ
ャリア基板の上面の電極とを接続する工程は、加熱状況
下で行う半導体装置の製造方法である。
テーパー状などの傾斜部を有した凹部に樹脂部が収納し
た形で介在しているので、半導体素子/キャリア基板間
の樹脂を余分なはみ出しを抑えて確実に形成し、両者間
の接着強度の劣化を防止した半導体装置を実現できる。
り、キャリア基板の凹部にその凹部の底面積の同等面
積、またはそれより小さく相似形を有した樹脂フィルム
を載置するため、セルフアライメント的に位置決めが行
われ、位置決め精度のバラツキを抑え、半導体素子/キ
ャリア基板の接続時の押圧でも外方に逃げる樹脂フィル
ムを均一とすることができる。さらに、キャリア基板の
凹部は、段差部分がテーパー状の傾斜部を有した凹部で
あるため、半導体素子/キャリア基板の接続時の押圧で
外方に逃げる樹脂フィルムは、そのテーパー状の形状に
ならい、逃げて広がっていくため、外方に逃げる樹脂フ
ィルムを均一にし、かつその凹部内に確実に形成するこ
とができる。そのため応力印加によっても局所な印加を
避け、製品としての信頼性を損ねることを防止できる。
その製造方法の一実施形態について、図面を参照しなが
ら説明する。
いて説明する。図1,図2は本実施形態の半導体装置を
示す断面図である。
導体装置は、上面に段差部分がテーパー状の傾斜部6を
有した凹部7と、その凹部内の面に配線電極(図示せ
ず)を有し、底面にその配線電極と基板内部のビアホー
ルにより接続された外部電極3を有したキャリア基板8
と、そのキャリア基板の凹部7に載置され、基板の配線
電極とその主面の電極パッドとが突起電極2を介して接
続された半導体素子1と、その半導体素子1とキャリア
基板8の凹部7との間に設けられた樹脂部9とよりなる
ものである。
体素子の面積よりも大きく、テーパー状の傾斜部6を有
した凹部7に樹脂部9が収納された形で介在しているの
で、半導体素子1/キャリア基板8間の樹脂部9が余分
なはみ出しを抑えられて確実に形成されており、両者間
の接着強度の劣化を防止した半導体装置である。
いて、その傾斜角度θは樹脂部9が確実にその凹部内に
形成されるような角度であって、製造過程において樹脂
部が抵抗を受けず、その樹脂自体の広がりによって外方
に効率よく逃げることができる角度である。本実施形態
では、傾斜角度θを45度乃至60度としている。な
お、凹部7の段差の傾斜角度θを30度,20度として
もよいが、傾斜角度が小さくなると、半導体素子1を収
納するため、その分、凹部7自体が大きくなってしま
い、キャリア基板8自体も大型化してしまうので、小型
化した半導体装置を実現するのであれば、傾斜角度θを
45度前後とすることが望ましい。
樹脂を主成分とする絶縁性の樹脂であり、キャリア基板
8としては、絶縁性基板としてセラミック基板、エポキ
シ樹脂を主成分とする樹脂基板であり、上面に配線パタ
ーンとその配線電極を有し、その配線電極と内部接続さ
れた外部電極を底面に有した基板である。また本実施形
態では、樹脂部9はフィルム状の樹脂を介在させ、樹脂
部としたものであるが、流動性のある樹脂を介在させて
樹脂部を形成してもよい。
子1を収納し、半導体素子1底面側とキャリア基板8の
上面とを同一面とするのであれば、半導体素子1の厚み
+突起電極2の高さ以上の深さ(段差)とし、本実施形
態では、半導体素子1の厚みが300[μm]であり、
突起電極2の高さがレベリング後で50[μm]である
ため、凹部7の深さを350[μm]としている。また
図1に示すように、半導体素子1の底面側をキャリア基
板8の上面よりも突出させる場合は、凹部7の深さを2
50[μm]程度としてもよい。
高さが図1に示した半導体装置と異なる構成であり、キ
ャリア基板8の上面の高さと同一面にまで樹脂部9が形
成されているものである。すなわち、半導体素子1の突
起電極2の面と側面部とを樹脂部9で包囲した構造であ
る。このような構造とすることにより、さらに半導体素
子1/キャリア基板8間の接着強度の劣化を防止でき、
信頼性を高めることができる。
部7の面とキャリア基板8の底面との厚みTについて
は、0.1[mm]〜0.5[mm]とすることによ
り、熱膨張による搭載した半導体素子1の突起電極2に
印加される応力による影響を抑制できるため、フリップ
チップ実装の信頼性を向上させることができるものであ
る。
態について図面を参照しながら説明する。図3は本実施
形態の半導体装置を示す断面図である。
導体装置と同様に、上面に段差部分がテーパー状の傾斜
部6を有した凹部7と、その凹部内の面に配線電極(図
示せず)を有し、底面にその配線電極と基板内部のビア
ホールにより接続された外部電極3を有したキャリア基
板8と、そのキャリア基板の凹部7に載置され、基板の
配線電極とその主面の電極パッドとが突起電極2を介し
て接続された半導体素子1と、その半導体素子1とキャ
リア基板8の凹部7との間に設けられた樹脂部9とより
なるものであるが、さらに半導体素子1の底面(背
面)、キャリア基板8の上面部分に放熱性接着剤10に
より、放熱部材11を設けたものである。
半導体素子1より発せられる熱を半導体素子1の背面お
よび、キャリア基板8から受け、外部に放熱させること
ができるので、発熱による半導体素子1の劣化、特性不
良を防止できるものである。
素子1の側面部に接する程度としているが、図2に示し
たように半導体素子1の突起電極2の面と側面部とを樹
脂部9で包囲した構造としてもよく、半導体素子1から
の発熱をキャリア基板8側に伝導させ、放熱部材11に
よって効率よく外部に放熱できるものである。
として、半導体素子の電極パッドとキャリア基板上の電
極とをフィルム状の樹脂を介在させて接続する半導体装
置の製造方法においては、キャリア基板として、段差部
分がテーパー状の傾斜部を有した凹部と、その凹部内に
半導体素子の電極パッドと対応した電極を有したキャリ
ア基板を用い、そのキャリア基板の凹部にその凹部の底
面積と同等面積を有した樹脂フィルムを載置し、半導体
素子の電極パッドが形成された面を樹脂フィルムが載置
されたキャリア基板の凹部に対して押圧し、半導体素子
の電極パッドとキャリア基板上の電極とを接続すること
を主眼するものである。
実施形態について図面を参照しながら説明する。
造方法を示す断面図である。
ップチップしようとする半導体素子1を用意し、その半
導体素子1上の複数の電極パッド(図示せず)上に各
々、突起電極2(バンプ)を形成する。なお、この工程
では、さらに突起電極2の頭頂部の高さを一定にそろえ
るためにバンプレベリングが施され、このレベリングで
は、平坦板治具を用いた加圧によるレベリングによっ
て、突起電極2の高さは、概ね50[μm]にレベリン
グ調整されている。
テーパー状の傾斜部6を有した凹部7と、その凹部7内
に半導体素子の電極パッドと対応した配線電極を有し、
底面にその配線電極と基板内部のビアホールにより接続
された外部電極3とを有したキャリア基板8を用意し、
そのキャリア基板8の凹部7にその凹部7の底面積と同
等面積、同等形状を有した樹脂フィルム5を載置する。
本実施形態では、凹部7の面積と同等であって、搭載す
る半導体素子と相似形の樹脂フィルム5を用いているの
で、樹脂フィルム5の位置決めがセルフアライメント的
に行われ、位置決め精度のバラツキを抑え、半導体素子
/キャリア基板の接続時の押圧時に外方に逃げる樹脂
(樹脂フィルム)を均一とすることができる。また、こ
こで載置する樹脂フィルム5は、エポキシ樹脂を主成分
とする絶縁性の樹脂フィルムであり、その厚みは40
[μm]のシートを用いているが、キャリア基板8の凹
部7の深さ(段差)と、半導体素子の側端面の所望とす
る被覆面積によっては、100[μm]程度でもよい。
起電極2が形成された面を樹脂フィルム5が載置された
キャリア基板8の凹部7に対して押圧し、半導体素子1
の突起電極2とキャリア基板8の上面の電極とを接続す
る。この工程では、加熱状況下で行なわれるものであ
り、キャリア基板8がセラミック基板の場合は220
[℃]であり、またキャリア基板8が樹脂基板の場合は
180[℃]であり、その接続のための押圧時間は、2
0[sec]程度の数10[sec]である。
圧において、半導体素子1を樹脂フィルム5を介在させ
てキャリア基板8に対して押圧(矢印A)した場合、キ
ャリア基板8側は加熱されているので、樹脂フィルム5
は軟化しており、押圧により樹脂は広がり、外方に逃げ
る(矢印B)。そしてその外方に逃げる過程では、樹脂
は余分な抵抗を受けずにキャリア基板8の凹部7の傾斜
部6の形状を辿り、傾斜部6とキャリア基板8との境界
部分でその表面張力によって留まる。なお、半導体素子
1の側面部分をも樹脂で覆う場合は、樹脂フィルム5の
厚みを厚くし、樹脂量を多くすることによって可能であ
る。ただし、過剰な厚みの樹脂フィルム5を用いると、
凹部7から樹脂がはみ出してしまう恐れがあるので、適
宜、最適の厚みの樹脂フィルムを用いる。
部分がテーパー状の傾斜部6を有した凹部7と、その凹
部内の面に配線電極(図示せず)を有し、底面にその配
線電極と基板内部のビアホールにより接続された外部電
極3を有したキャリア基板8と、そのキャリア基板の凹
部7に載置され、基板の配線電極とその主面の電極パッ
ドとが突起電極2を介して接続された半導体素子1と、
その半導体素子1とキャリア基板8の凹部7との間に設
けられた樹脂部9とよりなるフリップチップ実装型の半
導体装置が得られるものである。
り、図9に示すように、半導体素子1/キャリア基板8
間の樹脂9の余分なはみ出しを抑えて確実かつ均一に形
成し、両者間の接着強度の劣化を防止した半導体装置を
得ることができる。
8の上面の高さと同一面にまで樹脂部9が形成されるよ
うにしてもよく、その際は、介在させる樹脂フィルムの
厚みを厚くし、樹脂量を多くすることによって可能であ
る。このような構造とすることにより、さらに半導体素
子1/キャリア基板8間の接着強度の劣化を防止でき、
信頼性を高めることができる。
としては、底面に複数の外部接続用のランドである外部
電極が形成され、その外部電極と内部ビアによって電気
的に接続した配線電極をその表面に有する絶縁性基板で
あるが、キャリア基板としては、プリント基板等のマザ
ー実装基板であってもよい。
パー状を成した凹部に樹脂部が収納した形で介在してい
るので、半導体素子/キャリア基板間の樹脂を余分なは
み出しを抑えて確実に形成し、両者間の接着強度の劣化
を防止した半導体装置を実現できる。
ャリア基板の凹部にその凹部の底面積の同等面積または
それより小さく、半導体素子の面積以上であって相似形
を有した樹脂フィルムを載置するため、セルフアライメ
ント的に位置決めが行われ、位置決め精度のバラツキを
抑え、半導体素子/キャリア基板の接続時の押圧でも外
方に逃げる樹脂フィルムを均一とすることができる。さ
らに、キャリア基板の凹部は、段差部分がテーパー状を
成した凹部であるため、半導体素子/キャリア基板の接
続時の押圧で外方に逃げる樹脂フィルムは、そのテーパ
ー状の形状にならい、逃げて広がっていくため、外方に
逃げる樹脂フィルムを均一にし、かつその凹部内に確実
に形成することができる。そのため応力印加によっても
局所な印加を避け、製品としての信頼性を損ねることを
防止できる。
子/キャリア基板間の樹脂が余分なはみ出しを抑えて確
実に形成され、両者間の接着強度の劣化を防止した半導
体装置である。また半導体素子とキャリア基板との間に
位置精度よく樹脂を介在した半導体装置である。
り、キャリア基板の凹部にその凹部の底面積の同等面積
またはそれより小さく、半導体素子の面積以上であって
相似形を有した樹脂フィルムを載置するため、セルフア
ライメント的に位置決めが行われ、位置決め精度のバラ
ツキを抑え、半導体素子/キャリア基板の接続時の押圧
でも外方に逃げる樹脂フィルムを均一とすることができ
る。そのため、半導体素子/キャリア基板の両者間の接
着強度の劣化を防止し、半導体素子とキャリア基板との
間に位置精度よく樹脂を介在した半導体装置を実現でき
るものである。
示す断面図
示す断面図
示す断面図
示す断面図
示す断面図
示す平面図
を示す断面図
Claims (5)
- 【請求項1】 上面に段差部分が傾斜部を有した凹部
と、前記凹部内の面に配線電極を有し、底面に前記配線
電極と基板内部のビアホールにより接続された外部電極
を有したキャリア基板と、前記キャリア基板の前記凹部
に載置され、前記配線電極とその主面の電極パッドとが
突起電極を介して接続された半導体素子と、前記半導体
素子と前記キャリア基板の凹部との間に設けられた樹脂
部とよりなることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 半導体素子の面とキャリア基板上面との
間に放熱性接着剤を介して放熱板が設けられていること
を特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項3】 半導体素子の電極パッドとキャリア基板
上の電極とをフィルム状の樹脂を介在させて接続する半
導体装置の製造方法においては、キャリア基板として、
段差部分が傾斜部を有した凹部と、前記凹部内に前記半
導体素子の電極パッドと対応した電極を有したキャリア
基板を用い、前記キャリア基板の凹部に前記凹部の底面
積と同等面積を有した樹脂フィルムを載置し、前記半導
体素子の電極パッドが形成された面を前記樹脂フィルム
が載置された前記キャリア基板の凹部に対して押圧し、
前記半導体素子の電極パッドと前記キャリア基板上の電
極とを接続することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項4】 半導体素子の電極パッド上に突起電極を
形成する工程と、上面に段差部分が傾斜部を有した凹部
と、前記凹部内に前記半導体素子の電極パッドと対応し
た電極を有し、底面に前記電極と基板内部のビアホール
により接続された外部電極を有したキャリア基板とを用
意する工程と、前記キャリア基板の凹部に前記凹部の底
面積と同等面積を有した樹脂フィルムを載置する工程
と、前記半導体素子の前記突起電極が形成された面を樹
脂フィルムが載置された前記キャリア基板の凹部に対し
て押圧し、前記半導体素子の前記突起電極と前記キャリ
ア基板の上面の電極とを接続する工程とよりなることを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 半導体素子の突起電極が形成された面を
樹脂フィルムが載置されたキャリア基板の凹部に対して
押圧し、前記半導体素子の前記突起電極と前記キャリア
基板の上面の電極とを接続する工程は、加熱状況下で行
うことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造
方法。
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JP18876099A JP3879319B2 (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 半導体装置およびその製造方法 |
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JP3879319B2 JP3879319B2 (ja) | 2007-02-14 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6731012B1 (en) * | 1999-12-23 | 2004-05-04 | International Business Machines Corporation | Non-planar surface for semiconductor chips |
JP2006093420A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の実装方法 |
JP2013115290A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Fujitsu Semiconductor Ltd | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
-
1999
- 1999-07-02 JP JP18876099A patent/JP3879319B2/ja not_active Expired - Fee Related
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