JP2001014904A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2001014904A
JP2001014904A JP11180986A JP18098699A JP2001014904A JP 2001014904 A JP2001014904 A JP 2001014904A JP 11180986 A JP11180986 A JP 11180986A JP 18098699 A JP18098699 A JP 18098699A JP 2001014904 A JP2001014904 A JP 2001014904A
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fluorescent lamp
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cold cathode
lighting
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JP11180986A
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Inventor
Hiroyuki Henmi
博行 辺見
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
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NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷陰極蛍光ランプの適用によって器具を薄形
化でき、用途に適した利便性を有する照明器具を提供す
ること。 【解決手段】 開口部1bを有する扁平な箱形状の器具
本体1と、器具本体の内部に、それのほぼ全長に亘って
配置した湾曲状の反射面2a,2bを有する反射板2
と、反射板の反射面に対向し、かつそれの長手方向に対
してほぼ平行となるように配置した外径が10mm以下
の直管状の冷陰極蛍光ランプCLと、器具本体の開口部
に配置した透光性のカバー14とを具備し、前記器具本
体,カバーを含む部分の最大の厚みHを45mm以下、
好ましくは30mm以下の薄形に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は照明器具に関し、
特に光源として内面に発光層を有する細径のガラスバル
ブの両端部分に電極を配置してなる冷陰極蛍光ランプを
利用した薄形タイプの照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種照明器具は、例えば図1
0〜図11に示すように構成されている。同図におい
て、Kは調理台,流し台などのキッチンセットであっ
て、その上方には棚Pが配置されている。この棚Pの下
面には照明器具FAが固定されている。この照明器具F
Aは棚下灯とも呼称され、例えば棚Pの下面に固定さ
れ、かつ下方に開口部Aaを有する箱形状の器具本体A
と、器具本体Aの内部の両端部分に固定された一対のソ
ケットBと、ソケットB,B間に装着された蛍光ランプ
Lと、器具本体Aの開口部Aaに装着された透光性のカ
バーCVとから構成されている。
【0003】この棚下灯FAによれば、キッチンセット
Kの上面を適度の明るさに照明することができることか
ら、調理に伴う一連の作業を円滑に行なうことができる
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、棚下灯FA
に適用される蛍光ランプLは、例えば内面に発光層を有
する直管状のガラスバルブの両端部分にフィラメントコ
イルなどの熱陰極よりなる電極を配置すると共に、ガラ
スバルブの内部空間にアルゴンなどの不活性ガス及び水
銀を封入して構成されており、ガラスバルブの外径は蛍
光ランプのワットサイズによっても異なるがほぼ25〜
38mm程度の範囲に設定されている。このために、器
具本体Aの厚み(高さ)Hも必然的に60〜70mm以
上と大きくなる。
【0005】しかしながら、近時、キッチンセットK,
棚P,収納部などはシステム化されていることが多く、
キッチンセットKの上面と棚Pの下面との間隔もほぼ規
格化されていることから、上述のように器具本体Aの厚
みHが大きくなることによって、キッチンセットKの上
面と棚下灯FAの下面との間隔Sは、必然的に縮小化さ
れるようになる。このために、調理に伴う一連の作業の
円滑性が損なわれるという問題がある。
【0006】又、この照明器具FAを高層マンションな
どの天井灯として使用する場合、天井高さが通常の家屋
に比較して低くなる傾向にあることから、照明器具FA
の天井への取り付けによって天井高さが一層に低く感じ
られるようになり、いいようのない圧迫感を感じること
がある。従って、照明器具FAの厚みをより一層薄くす
ることが求められている。
【0007】それ故に、本発明の目的は、冷陰極蛍光ラ
ンプの適用によって器具を薄形化でき、用途に適した利
便性を有する照明器具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、器具本体と、器具本体のほぼ
全長に亘って配置した反射板と、反射板の反射面に対向
し、かつそれの長手方向に対してほぼ平行となるように
配置した外径が10mm以下の直管状の冷陰極蛍光ラン
プとを具備し、前記器具本体,反射板,冷陰極蛍光ラン
プを含む部分の最大の厚みを45mm以下、好ましくは
30mm以下の薄形に構成したことを特徴とし、本発明
の第2の発明は、前記器具本体に反射板の機能を付与し
たことを特徴とする。
【0009】又、本発明の第3の発明は、開口部を有す
る扁平な箱形状の器具本体と、器具本体の内部に、それ
のほぼ全長に亘って配置した湾曲状の反射面を有する反
射板と、反射板の反射面に対向し、かつそれの長手方向
に対してほぼ平行となるように配置した外径が10mm
以下の直管状の冷陰極蛍光ランプと、器具本体の開口部
に配置した透光性のカバーとを具備し、前記器具本体,
カバーを含む部分の最大の厚みを45mm以下、好まし
くは30mm以下の薄形に構成したことを特徴とする。
【0010】又、本発明の第4の発明は、開口部を有す
る扁平な箱形状の器具本体と、器具本体の内部に配置
し、かつ少なくとも一方の端部にほぼ半円筒状の収納部
を有し、この収納部より延びる部分に湾曲部を有する反
射板と、外径が10mm以下の直管状の冷陰極蛍光ラン
プとを具備し、前記反射板の収納部に冷陰極蛍光ランプ
を、開口部に露呈しないように収納・配置すると共に、
反射板の収納部及び湾曲部を、器具本体の開口部から光
が有効に放出されるように形成し、かつ器具本体部分の
最大の厚みを45mm以下、好ましくは30mm以下の
薄形に構成したことを特徴とする。
【0011】又、本発明の第5の発明は、前記器具本体
と反射板との間に形成された空間部に、冷陰極蛍光ラン
プの点灯回路を配置したことを特徴とし、第6の発明
は、前記反射板の反射面を、アルミニウム鏡面,銀鏡
面,拡散反射面,白色反射面のいずれかに形成したこと
を特徴とする。
【0012】又、本発明の第7の発明は、前記冷陰極蛍
光ランプの外径を6mm以下、好ましくは4mm以下に
設定したことを特徴とし、第8の発明は、前記冷陰極蛍
光ランプを反射板の反射面に対向して複数本配置したこ
とを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の第9の発明は、前記器具
本体の開口部に透光性のカバーを配置したことを特徴と
し、第10の発明は、前記カバーに光拡散機能を付与し
たことを特徴とし、第11の発明は、前記反射板の両方
の端部にほぼ半円筒状の収納部を形成すると共に、それ
ぞれの収納部間に湾曲部を、器具本体の開口部から光が
有効に放出されるように形成したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる照明器具の
第1の実施例について図1〜図5を参照して説明する。
同図において、1は厚み(高さ)Hが45mm以下、好
ましくは30mm以下に設定されたほぼ箱形状の器具本
体であって、例えばそれの下端部分には内方に延びるフ
ランジ部1aが形成されており、フランジ部1aによっ
て囲まれる部分に開口部1bが形成されている。この器
具本体1の内部には、例えば二重橋のように湾曲する第
1,第2の湾曲部2a,2bを有する反射板2が配置さ
れており、それの反射面はアルミニウム鏡面,銀鏡面,
拡散反射面,白色反射面のいずれかにて形成されてい
る。この反射板2は、例えば基材を鉄板,アルミニウム
板,樹脂板などにて形成し、それの一方の面に上述の反
射面のうち、適宜の反射面を形成したり、或いはアルミ
ニウムのように基材自身によって反射面を形成したりす
ることもできる。この反射板2の第1,第2の湾曲部2
a,2bには複数の導入孔3及び孔4が形成されてお
り、これらの孔を利用して複数の冷陰極蛍光ランプCL
が反射面に対向するように配置されている。
【0015】この冷陰極蛍光ランプCLは、例えば内面
に発光層5を有し、かつ内部空間にアルゴンガスなどの
不活性ガス及び水銀を封入した直管状のガラスバルブ6
と、ガラスバルブ6の両端部分の内部に配置された一対
の冷陰極よりなる電極7と、電極7と電気的な接続関係
を有するリード線8と、ガラスバルブ6の両端部分に装
着された断面がほぼL形の筒状のベースキャップ9と、
ベースキャップ9の内部空間に注入されたシリコン樹脂
などのように絶縁性に優れた封止材10とから構成され
ている。特に、ガラスバルブ6の外径は10mm以下に
設定されているが、器具本体1の厚みHをより薄形化す
るには6mm以下に、好ましくは4mm以下に設定され
ることが推奨される。尚、上述のベースキャップ9の端
面には取付孔11が形成されている。
【0016】この冷陰極蛍光ランプCLは反射板2の第
1,第2の湾曲部2a,2bに、ベースキャップ9から
のリード線8が導入孔3に挿入され、かつベースキャッ
プ9の孔11が孔4に対応するように位置させた上で、
ネジMを孔4から取付孔11に螺入することによって固
定されている。
【0017】上述の器具本体1の内部には反射板2が、
それぞれの端部をフランジ部1aに載置されるように配
置されているのであるが、この配置によって、反射板2
の非反射面側と器具本体1の内面との間には部分的に複
数の空間部12が形成されている。例えば中央部分に形
成された空間部12には冷陰極蛍光ランプCLを点灯さ
せるための複数、例えば3個の点灯回路13が配置され
ている。
【0018】この点灯回路13は、例えば電圧(実効
値)が1000〜2000V,周波数が30〜80KH
zの高周波高電圧を発生するインバータ回路INVと、
インバータ回路INVの入力側に接続された整流回路D
Eと、インバータ回路INVの出力側に接続された複数
(例えば2個)のバラストコンデンサC,Cとから構成
されており、バラストコンデンサC,Cには複数(例え
ば2本)の冷陰極蛍光ランプCL,CLが接続されてい
る。反射板2に配置された冷陰極蛍光ランプCLから導
出されたリード線8は適宜にバラストコンデンサC及び
アース部に接続される。図示例ではそれぞれの点灯回路
13に最も近接する2本の冷陰極蛍光ランプCL,CL
が1個の点灯回路13によって点灯されるように構成さ
れている。尚、バラストコンデンサC及び冷陰極蛍光ラ
ンプCLの直列回路数は適宜に増減できる。
【0019】上述の器具本体1の開口部1bには透光性
のカバー14が着脱自在なるように装着されている。こ
のカバー14は、例えばアクリル樹脂などのように透光
性を有する樹脂材にて形成されており、それの内面側
(反射板側)には光を乱反射させるなどの拡散機能を呈
するダイヤカットなどの粗面部14aが、それの端部に
はほぼL字状の支持部15がそれぞれ一体的に形成され
ている。このカバー14は器具本体1の開口部1bに、
支持部15がフランジ部1aに載置されるように装着さ
れている。
【0020】次に、動作について説明する。まず、電源
スイッチSWをオン状態にすると、それぞれの点灯回路
13におけるインバータ回路INVの出力側には高周波
高電圧が発生し、バラストコンデンサC,Cを介して冷
陰極蛍光ランプCL,CLに印加される。これによっ
て、それぞれの冷陰極蛍光ランプCLは点灯状態にな
り、冷陰極蛍光ランプCLから放出された光の一部は反
射板2の第1,第2の湾曲部2a,2bの反射面で反射
され、カバー14を介して開口部1bから照射部に放出
されると共に、他の光は直接的にカバー14を介して開
口部1bから照射部に放出される。尚、反射板2の第
1,第2の湾曲部2a,2bは反射面で反射した光がカ
バー14を介して開口部1bから照射部に有効に放出さ
れるように形成されている。従って、例えば棚下灯とし
て利用する場合にはキッチンセットの上面が適切に照明
される。
【0021】この実施例によれば、外径が10mm以
下、好ましくは6mm以下、さらに好ましくは4mm以
下に細径化された冷陰極蛍光ランプCLの活用によって
器具本体1の厚みHを45mm以下、好ましくは30m
m以下に薄形化することができるために、例えば棚下灯
として図10に示すシステムキッチンの棚Pの下面に取
り付けてもキッチンセットKと照明器具との間隔Sが不
所望に狭くなることを緩和できる。特に、外径が6mm
以下、好ましくは4mm以下の冷陰極蛍光ランプCLを
使用すれば、器具本体1の厚みHを容易に30mm以下
に薄形化することができる。
【0022】又、冷陰極蛍光ランプCLの細径化によっ
て1本当りの光量が減少するものの、複数の冷陰極蛍光
ランプCLが配置されている上に、反射板2の反射面が
アルミニウム鏡面,銀鏡面,拡散反射面,白色反射面の
いずれかにて形成されているために、照射部分を所望の
明るさに設定することができる。特に、アルミニウム鏡
面,拡散反射面,白色反射面のいずれかを選択すれば、
経済的に反射板2を構成することができる。
【0023】又、反射板2,冷陰極蛍光ランプCL,カ
バー14は、器具本体1の薄形化によって、それぞれの
間隔が狭くなっている関係で、カバー部分の照度分布が
不均一になる傾向にあるが、カバー14の内面にダイヤ
カットなどの粗面部14aを形成することによって改善
できる。
【0024】又、冷陰極蛍光ランプCLは反射板2に、
ベースキャップ9の取付孔11に反射板2の孔4から螺
入するネジMによって取り付けられるために、組み立て
作業を容易に行なうことができる。
【0025】さらには、冷陰極蛍光ランプCLの点灯回
路13は薄形化された器具本体1と反射板2との間に形
成された空間部12に収納・配置されるために、点灯回
路の配置によって器具本体1の薄形化が阻害されること
はなくなるし、点灯回路13を多灯化することにより点
灯回路13による器具本体1のサイズ増大を有効に阻止
できる。
【0026】図6〜図7は本発明にかかる第2の実施例
を示すものであって、基本的な構成は第1の実施例とほ
ぼ同じである。異なる点は、器具本体1の内部に配置さ
れた反射板2の両端部分(第1,第2の湾曲部2a,2
bのそれぞれの端部)にほぼ半円筒状の収納部2A,2
Aを一体的に形成したことと、この収納部2A,2Aに
複数の冷陰極蛍光ランプCLを配置したことと、開口部
1bへのカバーの装着を省略したことである。
【0027】この反射板2において、収納部2A,2A
は第1,第2の湾曲部2a,2bと同様に反射面に形成
されており、アルミニウム鏡面,銀鏡面,拡散反射面,
白色反射面のいずれかにて形成されている。従って、こ
の収納部2A,2Aに配置された複数の冷陰極蛍光ラン
プCLからの光は収納部2A,2Aで反射された後に第
1,第2の湾曲部2a,2bで反射され、或いは直接的
に第1,第2の湾曲部2a,2bで反射されて開口部1
bから外部に放出される。
【0028】特に、収納部2A,2Aはほぼ放物面を有
するように形成し、その焦点部分に冷陰極蛍光ランプC
Lを配置することによって開口部1bから外部に放出さ
れる光量を増加できる。
【0029】又、反射板2は器具本体1に、収納部2
A,2Aがフランジ部1a,1aに載置されるように配
置されると共に、収納部2Aには冷陰極蛍光ランプCL
が、開口部1bに露呈しないように収納・配置されてい
るために、細径化によって冷陰極蛍光ランプCLが高輝
度化されたとしても、高輝度化によるグレア影の解消が
可能になる。
【0030】図8は本発明にかかる第3の実施例を示す
ものであって、基本的な構成は第2の実施例とほぼ同じ
である。異なる点は、器具本体1の開口部1bに透光性
のカバー14を着脱自在に装着したことと、器具本体1
のコーナ(端部)と反射板2との間に形成された空間部
12,12に複数の点灯回路13,13を配置したこと
である。
【0031】このカバー14の内面にはダイヤカットな
どの粗面部14aが形成されているために、照射部分の
照度分布の均一性を改善できるが、例えば粗面部14a
の代えて乳白板などとすることによって柔らかい光が得
られるようになる。
【0032】図9は本発明にかかる第4の実施例を示す
ものであって、基本的な構成は第1の実施例とほぼ同じ
である。異なる点は、冷陰極蛍光ランプCLの構成に変
更を加えたことである。即ち、この冷陰極蛍光ランプC
Lは内面に発光層5を有するガラスバルブ6の端部に絶
縁性に優れたほぼ円筒状のベースキャップ9Aを装着す
ると共に、ベースキャップ9Aの内部空間に封止材10
を注入し、封止材10の端面に例えば半球状の端子8A
を配置し、この端子8Aに電極と電気的な接続関係を有
するリード線8を接続して構成されている。
【0033】このように構成された冷陰極蛍光ランプC
Lは反射板に固定された一対のソケット20によって支
持される。このソケット20は、例えば前面部分に冷陰
極蛍光ランプCLのベースキャップ9Aを受け入れ可能
な開口部21aを有し、かつ内部に空間部を有する本体
部21と、開口部21aに対向する内部部分に配置した
接触板22と、接触板22に前後動を付与するスプリン
グ23と、接触板22にスプリング23を介して接続さ
れたリード線24と、本体部21の基部に一体的に形成
され、かつ孔25aを有する取付基部25とから構成さ
れている。尚、このソケット20の反射板2への取り付
けは、孔25aから反射板2の孔4へのネジMの螺入に
よって行なわれる。
【0034】この実施例によれば、上述の各実施例の効
果が得られる上に、冷陰極蛍光ランプCLのベースキャ
ップ9Aからソケット機能が分離されているために、冷
陰極蛍光ランプCLの交換を容易に行なうことができ
る。
【0035】尚、本発明は、何ら上記実施例にのみ制約
されることなく、例えば器具本体は箱形状が望ましい
が、平板状に構成したりすることもでき、用途に応じて
適宜の形態に形成することができる。又、反射板を省略
し、器具本体の内面に反射面を形成することもできる
し、光の有効利用のために反射面に湾曲面を付与するこ
ともできる。又、反射板に対向して配置する冷陰極蛍光
ランプの数は適宜に増減でき、例えば1本にすることも
可能であり、これに応じて反射板の湾曲部の数も変更で
きる。又、冷陰極蛍光ランプの端部におけるベースキャ
ップなどの構成は図示例以外に変更することも可能であ
る。さらに、この照明器具は棚下灯の他、通常の照明器
具としても利用できる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、外径が
10mm以下に細径化された冷陰極蛍光ランプの活用に
よって器具本体,冷陰極蛍光ランプを含む部分の厚みを
45mm以下、好ましくは30mm以下に薄形化するこ
とができるために、器具本体の取り付け部分と照明部分
との間隔を十分に確保することが可能になる。従って、
その間隔が狭くなることに起因する問題を解消ないし軽
減できる。
【0037】又、冷陰極蛍光ランプの細径化によって1
本当りの光量が減少する場合には複数の冷陰極蛍光ラン
プを配置することによって補うことができる上に、反射
板の反射面を、アルミニウム鏡面,銀鏡面,拡散反射
面,白色反射面のいずれかに形成することにより照射部
分を所望の明るさに設定することができる。
【0038】特に、反射板の端部にほぼ半円筒状の収納
部を形成し、この収納部に冷陰極蛍光ランプを、開口部
に露呈しないように収納・配置すれば、冷陰極蛍光ラン
プが細径化によって高輝度化されたとしても、高輝度化
によるグレア影の解消が可能になる。
【0039】又、器具本体の開口部に透光性のカバーを
着脱自在に装着すれば、間接光による柔らかい照明が可
能になるし、光拡散機能の付与により照射面の明るさを
均一化することも可能になる。
【0040】さらには、冷陰極蛍光ランプの点灯回路を
器具本体と反射板との間に形成された空間部に収納・配
置すれば、わざわざ点灯回路の配置スペースを形成する
必要がなくなるために、器具本体の薄形化を容易に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す側断面図。
【図2】図1の下面図。
【図3】図1に示す冷陰極蛍光ランプの一部破断状態の
正面図。
【図4】冷陰極蛍光ランプの反射板への取り付け状態を
示す要部断面図。
【図5】冷陰極蛍光ランプの点灯回路のブロック図。
【図6】本発明の第2の実施例を示す側断面図。
【図7】図6の下面図。
【図8】本発明の第3の実施例を示す側断面図。
【図9】本発明の第4の実施例を示す要部断面図。
【図10】従来の照明器具の施工例を示す正面図。
【図11】図10に示す照明器具の側断面図。
【符号の説明】
CL 冷陰極蛍光ランプ C コンデンサ INV インバータ回路 DE 整流回路 SW 電源スイッチ 1 器具本体 1a フランジ部 1b 開口部 2 反射板 2A 収納部 2a,2b 湾曲部 3 導入孔 4 孔 5 発光層 6 ガラスバルブ 7 電極 8 リード線 8A 端子 9 ベースキャップ 9A ベース 10 封止材 11 取付孔 12 空間部 13 点灯回路 14 カバー 14a 粗面部 20 ソケット 21 本体部 22 接触板 23 スプリング 24 リード線 25 取付基部 26 孔

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体と、器具本体のほぼ全長に亘っ
    て配置した反射板と、反射板の反射面に対向し、かつそ
    れの長手方向に対してほぼ平行となるように配置した外
    径が10mm以下の直管状の冷陰極蛍光ランプとを具備
    し、前記器具本体,反射板,冷陰極蛍光ランプを含む部
    分の最大の厚みを45mm以下、好ましくは30mm以
    下の薄形に構成したことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 前記器具本体に反射板の機能を付与した
    ことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 開口部を有する扁平な箱形状の器具本体
    と、器具本体の内部に、それのほぼ全長に亘って配置し
    た湾曲状の反射面を有する反射板と、反射板の反射面に
    対向し、かつそれの長手方向に対してほぼ平行となるよ
    うに配置した外径が10mm以下の直管状の冷陰極蛍光
    ランプと、器具本体の開口部に配置した透光性のカバー
    とを具備し、前記器具本体,カバーを含む部分の最大の
    厚みを45mm以下、好ましくは30mm以下の薄形に
    構成したことを特徴とする照明器具。
  4. 【請求項4】 開口部を有する扁平な箱形状の器具本体
    と、器具本体の内部に配置し、かつ少なくとも一方の端
    部にほぼ半円筒状の収納部を有し、この収納部より延び
    る部分に湾曲部を有する反射板と、外径が10mm以下
    の直管状の冷陰極蛍光ランプとを具備し、前記反射板の
    収納部に冷陰極蛍光ランプを、開口部に露呈しないよう
    に収納・配置すると共に、反射板の収納部及び湾曲部
    を、器具本体の開口部から光が有効に放出されるように
    形成し、かつ器具本体部分の最大の厚みを45mm以
    下、好ましくは30mm以下の薄形に構成したことを特
    徴とする照明器具。
  5. 【請求項5】 前記器具本体と反射板との間に形成され
    た空間部に、冷陰極蛍光ランプの点灯回路を配置したこ
    とを特徴とする請求項1,3,4のいずれかに記載の照
    明器具。
  6. 【請求項6】 前記反射板の反射面を、アルミニウム鏡
    面,銀鏡面,拡散反射面,白色反射面のいずれかに形成
    したことを特徴とする請求項1,3,4のいずれかに記
    載の照明器具。
  7. 【請求項7】 前記冷陰極蛍光ランプの外径を6mm以
    下、好ましくは4mm以下に設定したことを特徴とする
    請求項1,3,4のいずれかに記載の照明器具。
  8. 【請求項8】 前記冷陰極蛍光ランプを反射板の反射面
    に対向して複数本配置したことを特徴とする請求項1,
    3,4のいずれかに記載の照明器具。
  9. 【請求項9】 前記器具本体の開口部に透光性のカバー
    を配置したことを特徴とする請求項4に記載の照明器
    具。
  10. 【請求項10】 前記カバーに光拡散機能を付与したこ
    とを特徴とする請求項3又は9に記載の照明器具。
  11. 【請求項11】 前記反射板の両方の端部にほぼ半円筒
    状の収納部を形成すると共に、それぞれの収納部間に湾
    曲部を、器具本体の開口部から光が有効に放出されるよ
    うに形成したことを特徴とする請求項4に記載の照明器
    具。
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