JP2001014879A - 不揮発性メモリの読み出し回路 - Google Patents

不揮発性メモリの読み出し回路

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JP2001014879A
JP2001014879A JP2000171988A JP2000171988A JP2001014879A JP 2001014879 A JP2001014879 A JP 2001014879A JP 2000171988 A JP2000171988 A JP 2000171988A JP 2000171988 A JP2000171988 A JP 2000171988A JP 2001014879 A JP2001014879 A JP 2001014879A
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Rino Micheloni
ミシェローニ リーノ
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STMicroelectronics SRL
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】読み出しフェーズの間に不揮発性メモリセルの
ドレイン端子をバイアスするためのバイアス部であり、
電源電圧および動作温度に関わりなくドレイン端子を簡
単に経済的に且つ精密にバイアスすることができるバイ
アス部を提供する。 【解決手段】読み取り回路50は、バイアス部12およ
び調整回路52を備える。バイアス部12は、読み取り
対象のメモリセル6に接続され、予め設定された動作電
位でメモリセル6のドレイン端子をバイアスする。調整
回路52は、電源電圧VCCに設定された電源線2に接続
され、温度および電源電圧VCCが変動しても安定したバ
イアス電流IP をバイアス部12に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み出しフェーズ
の間に不揮発性メモリセルのドレイン端子をバイアスす
るバイアス部に係わる。
【0002】
【従来の技術】周知のように、フローティングゲート型
の不揮発性メモリセルにおいては、メモリセルの閾値電
圧がプログラムされ、フローティングゲート領域に蓄積
された電荷量が規定されることによって、論理状態の格
納が行われる。メモリセルは、格納された情報に従っ
て、消去済みメモリセル(格納された論理状態「1」)
と、書き込み済み或いはプログラム済みメモリセル(格
納された論理状態「0」)とに分類される。消去済みメ
モリセルでは、フローティングゲート領域に電荷は何も
蓄積されていない。書き込み済みあるいはプログラム済
みメモリセルでは、メモリセル自体の閾値電圧を上昇さ
せるのに充分な量の電荷がフローティングゲート領域に
格納されている。
【0003】また、周知のように、メモリセルの読み出
しは、所定のゲート−ソース電圧でメモリセルに吸収さ
れた電流を電圧へ変換し、その電圧を特別な比較回路か
らの出力でCMOSレベルに変換することで構成され
る。さらに、メモリセルの読み出しは、読み出し電圧を
セルのゲート端子へ印加することによって実行される。
読み出し電圧値は、消去済みメモリセルの閾値電圧と書
き込み済みメモリセルの閾値電圧との間の値であり、次
の条件を満たす値である。すなわち、メモリセルに書き
込みを行う場合、読み出し電圧は閾値電圧より低く、セ
ルには電流は何も流れ込まない。一方、メモリセルを消
去する場合、読み出し電圧は閾値電圧より高く、セルに
は電流が流れ込む。
【0004】メモリセルの読み出しは、「センスアン
プ」として知られている読み出し回路で実行される。読
み出し回路は、メモリセルに格納された論理状態を認識
し、メモリセルのドレイン端子を正確にバイアスするた
めのものである。読み出しフェーズの間、メモリセルの
ドレイン端子は、約1ボルトの電圧でバイアスされる。
この電圧値は、所謂「ソフト書き込み (soft writing)
」と呼ばれる現象、すなわち、読み出し中のメモリセ
ルの偽書き込み (spurious writing) を回避するために
上回ることがあってはならない最大値と、メモリセルに
流れ込む電流の強度が非常に小さくなる最小値との間の
妥協値である。従って、セルから論理状態を正確に読み
取るために、非常に精密なセンスアンプであってそのた
めにより複雑でコストのかかるセンスアンプが必要にな
り、また、読み出し速度の点で性能の劣化をもたらすこ
とにもなる。
【0005】一例を提供するために、図1はメモリセル
の出力特性IDS=f(VGS)を示す。すなわち、メモリ
セルのドレイン端子電圧VD が1ボルト、0.8ボルト
および0.5ボルトの場合について、メモリセルのゲー
ト−ソース電圧VGSおよびドレイン−ソース電流IDS
係を示す。メモリセルのドレイン端子電圧VD が低下す
ると、ゲート−ソース電圧VGSが同じならば、メモリセ
ルに流れ込むドレイン−ソース電流IDSが減少すること
がわかる。
【0006】図2は、センスアンプの標準的な回路図の
1つである。簡単のために、メモリアレイ内の1つのコ
ラムを一度に選択させるコラムデコード部は省略されて
いる。上記の図に示すように、センスアンプ1は、電源
電圧VCC(例えば、2.5ボルトおよび3.8ボルトの
間の値)に設定された電源線2と、接地電圧VGND (例
えば、0ボルト)に設定された接地線3と、アレイビッ
ト線5を介してアレイセル6に接続され、その内容が読
み出されるアレイブランチ部4と、基準ビット線10を
介して基準セル11に接続されその内容は既知の基準ブ
ランチ部8とを備えている。
【0007】また、アレイセル6および基準セル11
は、ゲート端子を介して同じ読み出し信号VREADを受信
し、ドレイン端子がアレイビット線5と基準ビット線1
0とに接続され、ソース端子が接地線3に接続される。
アレイブランチ部4は、アレイセル6のドレイン端子を
バイアスするためのアレイバイアス部12を備える。ア
レイバイアス部12は、NMOSトランジスタ14およ
びNOR論理ゲート20で構成された帰還カスコード構
造 (feedback cascode structure) を備える。また、N
MOSトランジスタ14は、アレイビット線5に接続さ
れたソース端子、ダイオード接続されたPMOSトラン
ジスタ16を介して電源線2に接続されたドレイン端
子、および、NOR論理ゲート20の出力端子に接続さ
れたゲート端子を有する。NOR論理ゲート20は、制
御信号ENSを受け取る第1入力端子と、NMOSトラ
ンジスタ14のソース端子に接続された第2端子を有す
る。
【0008】制御信号ENSは論理信号であり、低論理
レベルでセンスアンプ1の動作を可能 (enable) にし、
高論理レベルでセンスアンプ1の動作を禁止 (disable)
する。基準ブランチ部8は、基準セル11のドレイン端
子をバイアスするための基準バイアス部21で構成され
る。基準バイアス部21は、基準ビット線10に接続さ
れたソース端子、PMOSトランジスタ24を介して電
源線2に接続されたドレイン端子、および、NOR論理
ゲート26の出力端子に接続されたゲート端子を有する
NMOSトランジスタ22を備える。NOR論理ゲート
26は、制御信号ENSを受けとる第1の入力端子、お
よび、NMOSトランジスタ22のソース端子に接続さ
れた第2の端子を有する。
【0009】PMOSトランジスタ16および24は、
上記電流電圧変換を実行するカレントミラー28を構成
し、ゲート端子が結合されてPMOSトランジスタ16
のドレイン端子に接続され、ソース端子が電源線2に接
続され、ドレイン端子がNMOSトランジスタ14およ
びNMOSトランジスタ22のドレイン端子に接続され
てアレイノード30および基準ノード32を形成する。
【0010】最後に、センスアンプ1は、アレイノード
30に接続された非反転入力端子、および、基準ノード
32に接続された反転入力端子を有する比較器34を備
える。また、アレイセル6に格納された論理状態を示す
論理信号が比較器34の出力端子に供給される。アレイ
ビット線5には、同一のアレイ列上に配置された多数の
アレイセル6と、図1には等価アレイコンデンサ36が
示された複数のコンデンサとが接続される。
【0011】図3に詳細に示されるように、各NORゲ
ート20,26は、プルダウンNMOSトランジスタ4
2およびプルアップPMOSトランジスタ44で構成さ
れたインバータ40を備える。プルダウンNMOSトラ
ンジスタ42およびプルアップPMOSトランジスタ4
4は、ゲート端子が結合されてNMOSトランジスタ1
4および22のソース端子に接続され、ドレイン端子が
結合されてNMOSトランジスタ14および22のゲー
ト端子に接続される。NMOSトランジスタ42は、さ
らに、ソース端子が接地される。一方、PMOSトラン
ジスタ44は、ソース端子がPMOSトランジスタ46
のドレイン端子に接続される。PMOSトランジスタ4
6は、ソース端子が電源線2に接続され、ゲート端子を
介して制御信号ENSを受け取る。
【0012】最後に、各NOR論理ゲート20,26
は、NMOSトランジスタ48を備える。NMOSトラ
ンジスタ48は、ゲート端子を介して制御信号ENSを
受け取り、ソース端子が接地され、ドレイン端子がNM
OSトランジスタ42およびPMOSトランジスタ44
のドレイン端子に接続される。NOR論理ゲート20
は、帰還状態においてNMOSトランジスタ14を駆動
する。NMOSトランジスタ14は、カスコード構成で
作動し、次の3つの異なる機能を発揮する。
【0013】NMOSトランジスタ14の第1の機能
は、アレイビット線5からアレイノード30を分離する
機能である。これは、読み出し速度にプラスの効果をも
たらす。実際、等価アレイコンデンサ36の容量は、製
造方法のパラメータによって異なり、メモリアレイのア
ーキテクチャによっても異なる。いずれにせよ、アレイ
ノード30の数十fF に対して数pF 程度である。カス
コード効果により、アレイノード30に現れアレイビッ
ト線5を流れる電流IMAT によって生じる電圧の変動
は、等価アレイコンデンサ30の両端に現れ同一の電流
によって生じるものより高い。また、アレイノード30
と基準ノード32との間に現れる電圧は、比較器34の
入力電圧を構成する。この形態は、読み出し速度に関し
て極めて重要であることが理解されるであろう。
【0014】NMOSトランジスタ14の第2の機能
は、PMOSトランジスタ16がアレイビット線5のバ
イアスを変更するのを防ぐ機能である。これは、カスコ
ード効果によって、NMOSトランジスタ14の出力イ
ンピーダンスが高いために得られる効果である。最後
に、NMOSトランジスタ14の第3の機能は、ソフト
書き込み現象を防止する機能である。実際、アレイビッ
ト線5がNOR論理ゲート20の論理閾値を上回るとす
ぐに、NOR論理ゲート20は、NMOSトランジスタ
14のゲート端子の電圧を低下させる。これによって、
アレイビット線5を充電するための導電経路を中断し、
アレイセル6のドレイン端子がNOR論理ゲート20の
論理閾値を上回るのを防ぐ。
【0015】単純なインバータではなくNOR論理ゲー
ト20が設けられたことによって、(プログラム中や待
機中など)必要に応じてセンスアンプ1をオフにするこ
とができる。また、NOR論理ゲート20および26の
入力端子に印加される制御信号ENSがロウになると、
センスアンプはオンになる。また、ソフト書き込み問題
は、読み出しに用いられる基準セル11に影響を与え
る。どこかのメモリ位置が読み出される毎に、基準セル
はバイアスされるからである。一般的に、メモリセルの
ドレイン端子電圧を1ボルトから100ミリボルトだけ
上げることは、記憶装置の寿命を短縮させることを意味
する。すなわち、基準セル11の閾値の変更で、記憶装
置は、10年後ではなくたった1年間動作しただけで故
障してしまうということを意味する。
【0016】メモリセルの内容の読み出しの信頼性の点
から考えられる条件と、読み出し対象のメモリセルのド
レイン端子を正確にバイアスするという点から考えられ
る条件とは、製造方法によってメモリセルの利得が低下
させられて以来、また、1つ以上のビットを格納できる
メモリセルで構成された不揮発性メモリすなわち多値レ
ベル不揮発性メモリが市場に出回り初めて以来、益々厳
しくなっている。
【0017】この種のメモリの導入によって、周知のセ
ンスアンプに固有の限界が明らかになった。この限界の
ために、ドレイン端子を正確にバイアスするための条件
を満たすことができないのである。周知のように、メモ
リセルのプログラムは不確実さの影響を受け、同じ情報
が格納されたメモリセルは、全部が同一の閾値電圧を示
すとは限らない。実際、格納された情報は、閾値電圧の
値の分布 (distribution) に関連づけられている。分布
の閾値電圧値は、1つ前の分布の最大値および/または
1つ後の分布の最小値とは異なる最小値と最大値との間
の値であって、セルを正確に読み出すことができるよう
な値である。読み出しは、読み出し対象のメモリセルに
流れ込む電流を電圧に変換し、上記の閾値の分布の中間
に存在する異なる電圧値と比較することで構成される。
【0018】図4および図5は、例えば、従来の二値レ
ベルメモリセルすなわち1つのビットだけを格納できる
メモリセルと、四値レベルメモリセルすなわち2つのビ
ットを格納できるメモリセルとに対応づけられた閾値電
圧Vt の分布を示す。各分布では、閾値電圧Vt の最大
値と最小値および対応する二値情報が、非均一なスケー
ルで表示されている。
【0019】上記の図からわかるように、同一の閾値電
圧範囲内で多値レベルメモリセルを使用することによ
り、分布の個数は2個ではなく4個になり、また、2つ
の隣接した分布間の距離が短縮される。これは、メモリ
セルに流れ込む隣接したレベルに対応する電流間の相違
が少なくなることを意味する。従来、2つの隣接した分
布間の距離、すなわち、メモリセルに流れ込む電流の相
違は、20μAである。
【0020】従って、各セルが2つのビットを格納する
メモリセルを使用した場合、センスアンプ1は、従来の
メモリセルの場合にように2つの分布ではなく4つもの
分布を取り扱わなければならない。信頼性に関する条件
は、従って、一層厳しくなる。これは、分布は互いに接
近していて、読み出しに使用する電流は低いからであ
る。
【0021】従って、読み出しフェーズにメモリセル6
のドレイン端子を正確にまた精密にバイアスすることが
極めて重要である。図1に示されたセンスアンプ1は、
読み出し対象のメモリセルのドレイン端子に精密にバイ
アスをかけられるという保証はない。読み出し対象のメ
モリセルのドレイン端子を精密にバイアスできれば、多
値レベルメモリセルの出現によって設けられた信頼性に
関する条件を満たすことになる。
【0022】実際、現行の製造方法によれば、メモリセ
ルの閾値電圧は、700ミリボルト〜800ミリボルト
である。NOR論理ゲート20の論理閾値は1ボルトな
ので、NOR論理ゲート20自体は、主に抵抗性の動作
をするPMOSトランジスタ44および主に導電性の動
作をするNMOSトランジスタ42で構成される。この
ように、NOR論理ゲート20の論理閾値は、NMOS
トランジスタ42の論理閾値に近い。すなわち、NOR
論理ゲート20は、NMOSトランジスタ42のために
平衡を失う。NOR論理ゲート20は、NMOSトラン
ジスタ42がオンで自分の論理閾値がNMOSトランジ
スタ42の論理閾値より高いときだけ、作動する。基本
的には、読み出し対象のアレイセル6のドレイン端子電
圧は、NOR論理ゲート20を作動させるのに必要な量
だけ上昇させたNMOSトランジスタ42の閾値電圧に
実質的に等しい。
【0023】現在市販されている装置の多くにおいて、
上記の解決策に従って読み出し対象のメモリセルのドレ
イン端子の電圧を1ボルトに設定している。カスコード
で作動するNMOSトランジスタ14と著しく平衡を失
ったNOR論理ゲート20とを使用することに基づく規
定は、電源電圧の変動と温度の変動とによってかなり左
右される。現在のところ、電源電圧は2.5ボルト〜
3.8ボルトの範囲に設定され、温度は摂氏−40度〜
摂氏+120度の範囲に設定される。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】図6は、二値情報「0
0」が格納された読み出し対象のアレイセル6のドレイ
ン端子電圧VD を、摂氏40度と27度と90度の温度
の時の電源電圧VCCの関数として示す。図からわかるよ
うに、温度Tが同じならば、電源電圧VCCの上昇で電圧
D が上昇する。電源電圧VCCが同じならば、温度Tの
低下で電圧VD が上昇する。
【0025】次に、著しく平衡を失ったNOR論理ゲー
ト20に及ぶ電源電圧VCCの変動の影響について説明す
る。電源電圧VCCを2.5ボルトに設定し、電圧VD
ちょうど1ボルトに設定し、PMOSトランジスタ44
およびNMOSトランジスタ42を上記のように構成
し、そして、NOR論理ゲート20はNMOSトランジ
スタ42のために平衡を失っている場合について考え
る。電源電圧VCCが3.8ボルトまで上昇すると、PM
OSトランジスタ44のゲート−ソース電圧は1.3ボ
ルトだけ上昇する。一方、NMOSトランジスタ42の
ゲート−ソース電圧は、図6からわかるように、数十ミ
リボルトだけしか上昇しない。電源電圧VCCの上昇によ
って、PMOSトランジスタ44の「力 (force)」が増
加したかのようである。このため、平衡を失ったNOR
ゲート20は、電源電圧VCCが上昇するにつれて、アレ
イセル6のドレイン端子電圧をより高く引き上げるので
ある。平衡を失ったNOR論理ゲート20に及ぶ温度変
動の影響についても同様に考察される。
【0026】現在、電源電圧VCCおよび温度Tは、それ
ぞれ、2.5ボルト〜3.8ボルトの範囲および摂氏−
40度〜摂氏+120度の範囲に設定される。読み出し
対象のアレイセル6のドレイン端子電圧VD はいかなる
状況でも1ボルトを上回ってはならないので、電源電圧
が3.8ボルトで動作温度が摂氏−40度という最悪の
動作状況においても、電圧VD が1ボルトになるように
センスアンプ1を構成しなければならない。
【0027】このように、電源電圧VCCが2.5ボルト
で温度Tが摂氏120度のとき、読み出し対象のアレイ
セル6のドレイン端子は、1ボルト以下の電圧VD すな
わち0.7ボルトに設定され、300ボルトも変動す
る。これは、従来のメモリセルにおいて、読み出し速度
に関する性能の劣化の原因となり、多値レベルメモリセ
ルの場合にはメモリ装置全体の機能障害の原因となる。
【0028】本発明の目的は、読み出しフェーズの間に
不揮発性メモリセルのドレイン端子をバイアスするため
のバイアス部の提供にあり、電源電圧および動作温度に
関わりなくドレイン端子を簡単に経済的に且つ精密にバ
イアスすることができるバイアス部を提供することにあ
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、請求の
範囲の請求項1に記載されているように、すなわち、少
なくともメモリセルを備える不揮発性メモリの読み出し
回路であって、第1の基準電位に設定された第1の基準
線と、前記メモリセルに接続され、予め設定された動作
電位で該メモリセルの第1の端子をバイアスするバイア
ス部とを備え、さらに、前記第1の基準線に接続され、
温度および前記第1の基準電位が変動しても安定したバ
イアス電流を前記バイアス部へ供給する調整手段を備え
ることを特徴とする読み出し回路が提供される。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明についての十分な理解を促
すために、添付図面を参照しつつ好ましい実施態様を純
粋に非制限的実施例として説明する。本発明は、電圧お
よび温度が変動しても、安定した電流を発生する電流発
生器を用いてNOR論理ゲート20のインバータ40を
構成するPMOSトランジスタ44およびNMOSトラ
ンジスタ42に流れる電流を制御することによって、電
源電圧VCCの変動および温度の変動により生じるPMO
Sトランジスタ44のゲート−ソース電圧の変動を制限
するという原理に基づくものである。
【0031】図7において、本発明に係わるセンスアン
プ50が示される。このセンスアンプでは、図1のセン
スアンプ1の構成部品と同じのものについては同一の参
照番号で示す。また、図面を簡単にするために、アレイ
ブランチ部のみが示される。センスアンプ50は、図1
のセンスアンプ1に関して述べた構成部品に加えて、電
流調整回路52を備える。電流調整回路52は、電源線
2と接地線3との間に接続され、電圧および温度が変動
しても安定したバイアス電流IP をNOR論理ゲート2
0へ供給する。
【0032】特に、電流調整回路52は、電流発生部5
4と安定化部55とカレントミラー56とを備える。電
流発生部54は、電圧および温度が変動しても安定した
基準電流IREF を出力として供給する。安定化部55
は、基準電流IREF の残留変動を制限するために電流発
生部54の出力端子に接続される。カレントミラー56
は、安定化部55とNOR論理ゲート20との間に設け
られ、NOR論理ゲート20へバイアス電流IP を供給
する。
【0033】電流発生部54は、電圧発生器57および
NMOSトランジスタ58を備える。電圧発生器57
は、基準電圧VREF を出力端子に供給する。NMOSト
ランジスタ58は、基準電圧VREF を受け取るゲート端
子、接地されたソース端子、および、ノード60に接続
され、電流発生部54の出力端子を規定し基準電流IRE
F を供給するドレイン端子を有する。
【0034】NMOSトランジスタ58は、寸法の変動
を低減するために、技術的に許される最小のチャネル長
およびチャネル幅よりも大きいチャネル長およびチャネ
ル幅を備える。これによって、記憶装置の再生が容易に
なる。NMOSトランジスタ58は、さらに、電流調整
回路52の動作中には飽和状態になるように構成され
る。
【0035】電圧発生器57は、電圧および温度が変動
しても一定な基準電圧VREF を出力端子に供給し、セン
スアンプ20が用いられている装置に直接組込むことが
可能ならばバンドギャップ電圧発生器を用いて構成され
る。安定化部55は、NMOSトランジスタ58のドレ
イン端子電圧の調整を通して電流発生器54からの基準
電流IREF の変動を制限するために設けられ、カスコー
ド構成のNMOSトランジスタ62およびNOR論理ゲ
ート64で構成された帰還カスコード構造を備える。
【0036】また、NMOSトランジスタ62は、ノー
ド60に接続されたソース端子、2つのPMOSトラン
ジスタ66および68のうちの一方であってダイオード
接続された方のPMOSトランジスタを介して電源線2
に接続されたドレイン端子、および、NOR論理ゲート
64の出力端子に接続されたゲート端子を有する。PM
OSトランジスタ66および68は、カレントミラー5
6を構成する。また、NOR論理ゲート64は、制御信
号SRGを受け取る第1入力端子、および、ノード60
に接続された第2入力端子を有する。
【0037】詳細には、PMOSトランジスタ66およ
び68は、PMOSトランジスタ66のドレイン端子に
共通接続されたゲート端子、電源線2に接続されたソー
ス端子、および、NMOSトランジスタ62のドレイン
端子とNOR論理ゲート20のインバータ40を構成す
るPMOSトランジスタ46のドレイン端子とにそれぞ
れ接続されたドレイン端子を有する。
【0038】PMOSトランジスタ68のドレイン端子
には、バイアス電流IP が流れ込み、そのバイアス電流
P は、電圧および温度が変動しても安定しており、N
MOSトランジスタ58からの基準電流IREF とカレン
トミラー56のミラー係数との積に等しい。NOR論理
ゲート64は、図3に示すような回路構造をしていて、
電源電圧V CCおよび温度の変動によって生じるNMOS
トランジスタ58のドレイン端子の電圧変動を低減する
ために、NMOSトランジスタを導電性のもので構成
し、PMOSトランジスタを抵抗性のもので構成してい
る。電圧変動および温度変動は、NMOSトランジスタ
58に流れ込む電流に影響を与える。NMOSトランジ
スタ58は、従って、前述のように、飽和状態で動作す
る。
【0039】制御信号SRGは、論理信号であり、低論
理レベルで調整回路52の動作を可能とし、高論理レベ
ルで調整回路52の動作を禁止する。最後に、電流調整
回路52は、NMOSトランジスタ70を備える。NM
OSトランジスタ70は、NOR論理ゲート20と接地
線3との間に配置され、電源線2に接続されたゲート端
子、接地線3に接続されたソース端子、および、NOR
論理ゲート20のインバータ40を構成するNMOSト
ランジスタ42のソース端子に接続されたドレイン端子
を有する。
【0040】NOR論理ゲート20および64を制御す
るために、2つの別個の制御信号ENSおよびSRGを
使用するのは、様々な仕様に対応できるようにするため
である。特に、センスアンプ50の消費電力を低減した
い場合、2つの制御信号ENSおよびSRGは同一のも
のとし、高論理状態のとき、センスアンプ50および電
流調整回路52のスイッチが同時に遮断されるようにす
る。また、消費電力が高くてもよい場合、制御信号SR
Gは制御信号ENSとは別個のものとし、電流調整回路
52の動作が可能とされ、センスアンプ50の動作が禁
止されるようにする。
【0041】電流調整回路52は、全体がセンスアンプ
50毎に繰り返される必要はなく、NMOSトランジス
タ58および62、PMOSトランジスタ66、NOR
論理ゲート64、および、電圧発生器57から成る部分
については、多数のセンスアンプ50に共通に設けられ
ていてもよい。これは、消費電力とシリコン上の占有面
積との削減につながる。
【0042】センスアンプ50の動作は、上述の説明か
ら明らかである。電流調整回路54は、電源電圧VCC
よび温度が変動しても安定した電流を出力端子に供給す
る。また、残留電圧変動は、帰還カスコード構成のNM
OSトランジスタ62の構造によってさらに制限され
る。カレントミラー62は、電流発生器54からの電流
を反映してインバータ40に流れ込む電流を制限する。
【0043】安定回路55による電流変動の制限によっ
て、アレイセル6のドレイン端子電圧に及ぶ電源電圧の
ドラッギング効果 (dragging effect)をかなり削減す
る。実際、電源電圧VCCの変動が2.5ボルト〜3.8
ボルトのとき、本発明によれば、アレイセル6のドレイ
ン端子の電圧変動は、数十ミリボルトである。この依存
性を除去して反転するために、NMOSトランジスタ7
0が追加される。NMOSトランジスタ70は、ゲート
端子が電源電圧VCCに設定されている。このような接続
によって、電源電圧VCCは上昇し、NMOSトランジス
タ70の導電性も向上する。さらに、トランジスタ42
と70とが直列に接続されているので、NMOSトラン
ジスタ42の「力」も増加する。
【0044】すなわち、本発明によれば、インバータ4
0に流れ込む電流の調整は、PMOSトランジスタ44
側ばかりでなくNMOSトランジスタ42側でも実行さ
れる。図8は、アレイセル6の温度が摂氏27度のとき
の電源電圧VCCの関数としてのメモリセル6のドレイン
端子電圧VD をシミュレーションしたパターンを示す。
周知のセンスアンプが使用された場合を破線で示し、本
発明のセンスアンプが使用された場合を実線で示す。
【0045】図からわかるように、電源電圧VCCの上昇
と共に電圧VD が上昇するという公知技術とは対称的
に、本発明によれば、描かれた曲線は実質的に平坦であ
る。すなわち、電源電圧VCCが変動しても実質的に安定
した電圧VD が得られる。本発明によれば、電圧VD
電源電圧VCCとの間の正比例関係を反転して、電源電圧
CCの上昇と共に電圧VD を僅かに低下させることが可
能である。
【0046】アレイセル6の温度が別の値を採る時の電
源電圧VCCの関数としてのメモリセル6のドレイン端子
電圧VD パターンは、図8に図示されていないが、これ
は、基本的には、温度が摂氏27度の時のパターンに一
致し視覚的に区別できないほどである。本発明に係るセ
ンスアンプの優位性は、上記の説明から明白である。
【0047】特に、センスアンプ50によれば、電源電
圧および動作温度が変動してもメモリセルのドレイン端
子電圧は一定であるばかりでなく、この優位性は簡単な
回路構造で得られる。回路構造の大部分は、センスアン
プ毎に繰り返される必要はなく、1つ以上のセンスアン
プに対して共通に設けられるものである。後者の形態
は、消費電力およびシリコンの占有面積の点から特に重
要である。パラレルアクセスメモリの場合、必要なセン
スアンプの数は、パラレルに読み出されるメモリセルの
数に等しい。市販のメモリの場合、個数は8、16また
は32である。バースト読み出し方式のメモリの場合
は、64個である。
【0048】最後に、本発明の範囲から逸脱しない限り
これまでに説明し図示したセンスアンプに対して修正や
変更を加えることは可能である。例えば、上述した電流
調整回路52は、基準セル11のドレイン端子電圧を調
整するために使用されるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】メモリセルのドレイン電圧VD の変動に対する
メモリセルの出力特性IDS=f(VGS)の変化を示す図
である。
【図2】センスアンプの標準的な1つの回路図である。
【図3】NOR論理ゲートの周知の回路図である。
【図4】各セルに1つのビットだけを含むメモリセルの
閾値電圧の分布を示す図である。
【図5】各セルに2つのビットを含むメモリセルの閾値
電圧の分布を示す図である。
【図6】異なる温度のときの電源電圧の変動に対するメ
モリセルのドレイン端子電圧の変動パターンを示す図で
ある。
【図7】本発明に係るセンスアンプのアレイブランチ部
の回路図である。
【図8】本発明に係るセンスアンプを用いて得られる電
源電圧の変動に対するメモリセルのドレイン端子電圧の
変動パターンを示す図である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともメモリセル(6)を備える不
    揮発性メモリの読み出し回路(50)であって、 第1の基準電位(VCC)に設定された第1の基準線
    (2)と、 前記メモリセル(6)に接続され、予め設定された動作
    電位で該メモリセル(6)の第1の端子をバイアスする
    バイアス部(12)とを備え、さらに、 前記第1の基準線(2)に接続され、温度および前記第
    1の基準電位(VCC)が変動しても安定したバイアス電
    流(IP )を前記バイアス部(12)へ供給する調整手
    段(52)を備えることを特徴とする読み出し回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の読み出し回路におい
    て、前記調整手段(52)は、前記温度および前記第1
    の基準電位(VCC)が変動しても安定した基準電流(I
    REF )を出力に供給する電流発生手段(57,58)を
    備えることを特徴とする読み出し回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の読み出し回路におい
    て、前記調整手段(52)は、さらに、前記電流発生手
    段(57,58)と前記バイアス部(12)との間に配
    置され、前記第1の電位(VCC)および前記温度の変動
    によって生じる前記基準電流(IREF )の残留変動を制
    限するための安定化手段(55)を備えることを特徴と
    する読み出し回路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の読み出し回路におい
    て、前記調整手段(52)は、さらに、前記安定化手段
    (55)と前記バイアス部(12)との間に配置された
    カレントミラー(56)を備えることを特徴とする読み
    出し回路。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の読
    み出し回路において、前記調整手段(52)は、さら
    に、前記バイアス部(12)と前記第1の基準電位(V
    CC)より低い第2の基準電位(VGND )に設定された第
    2の基準線(3)との間に配置され、且つ、前記バイア
    ス部(12)に接続された第1の端子、前記第2の基準
    線(3)に接続された第2の端子、および、前記第1の
    基準線(2)に接続された制御端子を有する第1のトラ
    ンジスタ(70)を備えることを特徴とする読み出し回
    路。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の読
    み出し回路において、前記バイアス部(12)は、第1
    の帰還カスコード構造(14,20)を備えることを特
    徴とする読み出し回路。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の読み出し回路におい
    て、前記第1の帰還カスコード構造(14,20)は、
    前記第1の基準線(2)に接続された第1の端子、前記
    メモリセル(6)の第1の端子に接続され第2の端子、
    および、制御端子を有する第2のトランジスタ(14)
    と、前記バイアス電流(IP )を受け取り、前記第2の
    トランジスタ(14)の第2の端子に接続された入力端
    子、および、前記第2のトランジスタ(14)の制御端
    子に接続された出力端子を有する第1の帰還手段(2
    0)とを備えることを特徴とする読み出し回路。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の読み出し回路におい
    て、前記第1の帰還手段は、第1の論理ゲート手段(2
    0)を備えることを特徴とする読み出し回路。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載の読み出し回路におい
    て、前記電流発生手段(57,58)は、前記基準電流
    (IREF )を供給する第1の端子、前記第1の基準電位
    (VCC)より低い第2の基準電位(VGND )に設定され
    た第2の基準線(3)に接続され第2の端子、および、
    前記温度および前記第1の基準電位(V CC)が変動して
    も実質的に安定した第3の基準電位(VREF )を受け取
    る制御端子を有する第3のトランジスタ(58)を備え
    ることを特徴とする読み出し回路。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の読み出し回路におい
    て、前記第3のトランジスタ(58)は、前記メモリセ
    ル(6)の作製に利用される技術で許容される最小のチ
    ャネル長およびチャネル幅よりも大きいチャネル長およ
    びチャネル幅を有するサイズとされることを特徴とする
    読み出し回路。
  11. 【請求項11】 請求項9または10のいずれかに記載
    の読み出し回路において、前記電流調整手段(57,5
    8)は、さらに、前記第3の基準電位(VRE F )を供給
    する電圧発生手段(57)を備えることを特徴とする読
    み出し回路。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の読み出し回路にお
    いて、前記電圧発生手段(57)は、バアンドギャップ
    電圧発生器を備えることを特徴とする読み出し回路。
  13. 【請求項13】 請求項3に記載の読み出し回路におい
    て、前記安定化手段(55)は、第2の帰還カスコード
    構造(62,64)を備えることを特徴とする読み出し
    回路。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の読み出し回路にお
    いて、前記第2の帰還カスコード構造(62,64)
    は、前記第1の基準線(2)に接続された第1の端子、
    前記電流発生手段(57,58)の出力端子に接続され
    た第2の端子、および、制御端子を有する第4のトラン
    ジスタ(62)と、前記第4のトランジスタ(62)の
    第2の端子に接続された入力端子、および、前記第4の
    トランジスタ(62)の制御端子に接続された出力端子
    を有する第2の帰還手段(64)とを備えることを特徴
    とする読み出し回路。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の読み出し回路にお
    いて、前記第2の帰還手段は、第2の論理ゲート手段
    (64)を備えることを特徴とする読み出し回路。
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