JP2001014110A - ファイル記録再生方法および装置 - Google Patents

ファイル記録再生方法および装置

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JP2001014110A
JP2001014110A JP2000064119A JP2000064119A JP2001014110A JP 2001014110 A JP2001014110 A JP 2001014110A JP 2000064119 A JP2000064119 A JP 2000064119A JP 2000064119 A JP2000064119 A JP 2000064119A JP 2001014110 A JP2001014110 A JP 2001014110A
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disk device
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JP2000064119A
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Takashi Kato
隆 加藤
Shoichiro Ogawa
正一郎 小川
Kazuhiro Kamimura
和宏 上村
Toshihiro Uehara
年博 上原
Keigo Majima
恵吾 真島
Junji Numazawa
潤二 沼澤
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイルを記録再生するHDDと光ディスク
装置とを組み合わせたシステムで多くのファイルの中か
ら希望のファイルにすばやくアクセスする。 【解決手段】 光ディスクのフォーマットとして管理情
報部分とファイルデータ記録部分が存在する。ファイル
を記録する場合に各ファイルを1枚の光ディスク内に記
録する方式と2枚の光ディスク内に分割して記録する方
式がある。HDD3に各光ディスクの管理情報と各ファ
イルの映像・音声の先頭からnバイトのデータと関連情
報とを記録する。ファイルのどの部分がHDD3に記録
されているかというHDD内ファイル情報を各ファイル
毎に制御部7内に記録する。HDD3からファイルを再
生するときHDD内ファイル情報を調べそのファイルの
一部分でもHDD3に記録されていない部分があれば、
その部分のファイルデータを光ディスクから読み出して
HDD3に記録しかつHDD内ファイル情報を更新す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像・音声・関連
情報からなるファイルを記録再生する、主として画像検
索等に用いるファイル記録再生方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、画像検索に用いる記録装置として
使用されるハードディスク装置(以下、HDDと称す
る)は、高速なアクセス(記録再生)が可能であるが、
現時点の記録メディア状況においては、同じ記録容量で
比較した場合には、光ディスク装置よりも高価であり、
装置の容積も大きくなる。
【0003】一方、記録装置として光ディスク装置のみ
を使用するには、光ディスクを交換する時間、ローディ
ングする時間などがかかり、別の光ディスクを高速アク
セスすることはできない。
【0004】そこで、映像・音声・関連情報などからな
るファイルデータ(以下、単にファイルと称する)を記
録再生する装置において、記録装置部分にHDDと光デ
ィスク記録装置を組み合わせて構成するシステムが登場
している。また、同様な理由から、記録装置部分にHD
Dとテープ記録装置を組み合わせて構成するシステムも
登場している。
【0005】複数のユーザーで同一のシステムを共有し
て使用する場合には、時間的に近接して同じファイルが
アクセスされることがあるが、これに対しては、HDD
に保存されているデータの時間分割再生や同じファイル
を複数保存しておくことなどで対応している。
【0006】また、HDD内のデータ容量の管理におい
ても、アクセスした最も古いファイルから消去していく
方法などが採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のHD
Dと光ディスク記録装置を組み合わせて構成するシステ
ムの多くは、光ディスク装置をバックアップとしての2
次記録装置、あるいはHDDを光ディスク装置のキャシュ
と位置づけている。つまり、全てのファイルをHDDと
光ディスク装置に重複して記録しているか、あるいは一
部分のファイルをHDDに記録して、利用頻度の少ない
ファイルを光ディスク装置に記録している場合が多い。
ところが、ファイルの数が多い場合を考えると、前者の
場合、記録装置全体としての価格、容積が増大し、後者
の場合には、光ディスク装置に記録されたファイルを読
み出すのに時間がかかるという、解決すべき課題があっ
た。
【0008】光ディスクはローディングが完了していれ
ば高速アクセスが可能であるが、光ディスクの交換時間
および光ディスクのローディング時間を考慮すると、数
十秒程度かかってしまうという、問題が残っている。
【0009】同一ファイルへの複数同時アクセスについ
ては、光ディスクに記録されているデータヘの高速アク
セスが難しい。同じファイルを別の光ディスクにも保存
しておくことで対応できるが、全てのデータを2重に持
つことはコストの点から好ましくない。
【0010】一方、このように重複記録しないときに
は、複数のユーザー要求を全て満足しようとすれば、シ
ーク(再生ポイントの移動)が多くなり、実際のデータ
の読み込み効率が落ちるという問題が発生する。
【0011】さらに、HDD内のファイル容量を管理す
る方式として、アクセス時刻が最も古いファイルから消
去していく方法を採用した場合、重要度の高いファイル
が消去されたり、必要のないファイルがいつまでも残る
といった、解決すべき課題が発生する。
【0012】また、上述した解決すべき課題は、記録装
置部分にHDDとテープ記録装置を組み合わせて構成す
るシステムの場合にも同様に発生している。
【0013】本発明の目的は、上述のような課題を解決
し、映像・音声・関連情報からなるファイルを記録する
HDDと光ディスク装置、あるいはHDDとテープ装置
を備えた記録装置全体のコストを抑え、なおかつ大量に
記録されているファイルの中から複数のユーザーが希望
のファイルに高速アクセスできるように図ったファイル
記録再生方法および装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ハードディスク装置と光ディス
ク装置を組み合わせて映像・音声・関連情報からなる少
なくとも1つのファイルを記録再生する方法において、
ファイルの記録をする時には、前記光ディスク装置で記
録する光ディスクをN(Nは正の整数)個のパーティシ
ョンに分割し、第c(cは1≦c≦Nを満たす整数)番
目のパーティションに光ディスク内のファイルを管理す
る情報を記録し、残りのN−1個のパーティションにフ
ァイルデータを記録し、各ファイルの映像・音声部分を
先頭からm(mは正の整数)バイトの時点で2つの部分
に分割して、前記光ディスクのファイルを管理する情
報、各ファイルの関連情報、各ファイルの映像・音声の
先頭からn(nはn≧mである整数)バイトのデータを
前記ハードディスク装置にも記録し、ファイルのどの部
分が前記ハードディスク装置に記録されているのかを表
わすハードディスク装置内ファイル情報を各ファイル毎
に制御部内に記録し、ファイルの再生をする時には、前
記ハードディスク装置内ファイル情報を調べ、再生する
ファイルの一部分でも前記ハードディスク装置に記録さ
れていない部分があれば、その部分のファイルデータを
前記光ディスクから読み出し、前記ハードディスク装置
に転送して記録しながら、前記ハードディスク装置内フ
ァイル情報を更新するとともに、前記ハードディスク装
置内のファイルデータを時間順に連続的に再生すること
を特徴とする。
【0015】ここで、映像・音声を冒頭から再生する時
には、前記ハードディスク装置に記録されているファイ
ルデータから映像・音声の先頭のnバイトを再生し、そ
れと同時に前記ハードディスク装置内ファイル情報を調
べ、前記ハードディスク装置に記録されていない部分の
ファイルデータを前記光ディスクから読み出し、該読み
出したファイルデータを前記ハードディスク装置に転送
して記録しながら、前記ハードディスク装置内ファイル
情報を更新するとともに、前記ハードディスク装置内の
ファイルデータを時間順に連続的に再生することを特徴
とすることができる。
【0016】また、映像・音声をファイルの途中から再
生する時に、前記ハードディスク装置内ファイル情報を
調べた結果、再生開始ポイントのファイルデータが前記
ハードディスク装置に記録されている場合は、前記ハー
ドディスク装置から再生開始ポイント以降のファイルデ
ータを再生し、それと同時に前記ハードディスク装置内
ファイル情報を調べ、前記ハードディスク装置に記録さ
れていない部分のファイルデータを前記光ディスクから
読み出し、該読み出したファイルデータを前記ハードデ
ィスク装置に転送して記録しながら、前記ハードディス
ク装置内ファイル情報を更新するとともに、前記ハード
ディスク装置内のファイルデータを時間順に連続的に再
生することを特徴とすることができる。
【0017】また、映像・音声をファイルの途中から再
生する時に、前記ハードディスク装置内ファイル情報を
調べた結果、再生開始ポイントのファイルデータが前記
ハードディスク装置に記録されていない場合は、前記ハ
ードディスク装置に記録されていない部分のファイルデ
ータを前記光ディスクから読み出し、該読み出したファ
イルデータを前記ハードディスク装置に転送して記録し
ながら、前記ハードディスク装置内ファイル情報を更新
するとともに、前記ハードディスク装置内のファイルデ
ータを再生開始ポイントから時間順に連続的に再生する
ことを特徴とすることができる。
【0018】また、複数ユーザーから同一ファイルに対
して再生要求がある場合には、前記ハードディスク装置
内ファイル情報を調べ、前記ハードディスク装置内に当
該ファイルのデータが記録されている部分については、
前記複数のユーザーに対して前記ハードディスク装置か
らファイルデータを再生し、前記ハードディスク装置内
ファイル情報を調べた結果、前記ハードディスク装置内
に当該ファイルのデータが一部しか記録されていない場
合は、該ファイルに最初にアクセスしたユーザーの要求
に従って前記光ディスクからの読み出しを行い、該読み
出したファイルデータを前記ハードディスク装置に転送
して記録しながら、前記ハードディスク装置内ファイル
情報を更新するとともに、前記ハードディスク装置内の
ファイルデータを時間順に連続的に再生し、前記最初の
ユーザーからの該ファイルへのアクセスが終了した時点
でも継続している他のユーザーのアクセスに対しては、
前記ハードディスク装置内ファイル情報を調べた結果、
前記ハードディスク装置にファイルの未記録部分がある
場合は、前記光ディスクからの読み出しを継続し、その
時点でアクセス中のユーザーで最も以前からアクセスし
ていたユーザーの要求に従って、前記光ディスクの読み
出しないし前記ハードディスク装置内のファイルデータ
再生制御を行うことを特徴とすることができる。
【0019】また、前記ハードディスク装置内のファイ
ル総容量がM(Mは正の整数)バイトを越える場合に
は、ファイルを再生した日付、再生した回数、ファイル
の重要度などを変数とした得点により、得点の低い方か
ら順番に、各ファイルの映像・音声の先頭からnバイト
のデータを除いた残りの映像・音声部分を消去し、前記
ハードディスク装置内ファイル情報を更新し、前記ハー
ドディスク装置内のファイル総容量をK(KはK<Mと
なる整数)バイトとすることを特徴とすることができ
る。
【0020】また、前記各ファイルは、1枚の光ディス
ク内に記録されることを特徴とすることができる。
【0021】また、各ファイルの映像・音声部分を先頭
からm(mは正の整数)バイトの時点で2つの部分に分
割し、映像・音声の先頭からo(oはo≧mである整
数)バイトのデータと関連情報を1枚の光ディスクに、
そして映像・音声の先頭からのL(LはL≦oである整
数)バイトのデータを除いた部分のファイルデータをも
う1枚の光ディスクに記録し、各光ディスクのファイル
を管理する情報、各ファイルの関連情報、各ファイルの
映像・音声の先頭からn(nはm≦n≦oである整数)
バイトのデータを前記ハードディスク装置にも記録する
ことを特徴とすることができる。
【0022】また、前記光ディスク装置がテープ装置で
あり、前記光ディスクがテープであり、前記1枚が1本で
あることを特徴とすることができる。
【0023】上記目的を達成するため、請求項10の発
明は、ハードディスク装置と光ディスク装置を組み合わ
せて映像・音声・関連情報からなる少なくとも1つのフ
ァイルを記録再生するファイル記録再生装置において、
ファイルの記録要求に応じて、前記光ディスク装置で記
録する光ディスクをN(Nは正の整数)個のパーティシ
ョンに分割し、第c(cは1≦c≦Nを満たす整数)番
目のパーティションに光ディスク内のファイルを管理す
る情報を記録し、残りのN−1個のパーティションにフ
ァイルデータを記録する手段と、各ファイルの映像・音
声部分を先頭からm(mは正の整数)バイトの時点で2
つの部分に分割して、前記光ディスクのファイルを管理
する情報、各ファイルの関連情報、各ファイルの映像・
音声の先頭からn(nはn≧mである整数)バイトのデ
ータを前記ハードディスク装置にも記録する手段と、フ
ァイルのどの部分が前記ハードディスク装置に記録され
ているのかを表わすハードディスク装置内ファイル情報
を各ファイル毎に記録する手段と、ファイルの再生要求
に応じて、前記ハードディスク装置内ファイル情報を調
べ、再生するファイルの一部分でも前記ハードディスク
装置に記録されていない部分があれば、その部分のファ
イルデータを前記光ディスクから読み出し、前記ハード
ディスク装置に転送して記録しながら前記ハードディス
ク装置内ファイル情報を更新するとともに、前記ハード
ディスク装置内のファイルデータを時間順に連続的に再
生する手段とを具備することを特徴とする。
【0024】ここで、前記光ディスク装置と前記光ディ
スクがそれぞれテープ装置とテープであり、前記1枚が1
本であることを特徴とすることができる。
【0025】また、前記光ディスク装置と前記光ディス
クがそれぞれテープ装置とテープであって、映像・音声
をファイルから再生する時に、同じファイル内において
既に前記テープからの読み出しが行われている場合に
は、その時点でのテープの読み出しポイントと再生要求
のあったポイントを比較し、再生要求ポイントが前記読
み出しポイントよりも時間的に前である、あるいはD
(Dは正の整数)バイト以上順再生方向に離れている
(時間的に後である)場合に限り、前記テープからの読
み出しポイントを再生要求ポイントに移動し、それ以外
では前記テープからの読み出しを継続し、前記再生要求
ポイントからのファイルデータが前記テープから読み出
され、該読み出されたファイルデータを前記ハードディ
スク装置に転送して記録しながら、前記ハードディスク
装置内ファイル情報を更新するとともに、前記ハードデ
ィスク装置内のファイルデータを前記再生要求ポイント
から時間順に連続的に再生することを特徴とすることが
できる。
【0026】また、前記光ディスク装置と前記光ディス
クがそれぞれテープ装置とテープであって、映像・音声
をファイルから再生する時に、同じファイル内において
既に前記テープからの読み出しが行われている場合に
は、その時点でのテープの読み出しポイントと再生要求
のあったポイントを比較し、再生要求ポイントが前記読
み出しポイントよりも時間的に前である、あるいはD
(Dは正の整数)バイト以上順再生方向に離れている
(時間的に後である)場合に限り、前記テープからの読
み出しポイントを再生要求ポイントに移動し、それ以外
では前記テープからの読み出しを継続する手段と、前記
再生要求ポイントからのファイルデータが前記テープか
ら読み出され、該読み出されたファイルデータを前記ハ
ードディスク装置に転送して記録しながら、前記ハード
ディスク装置内ファイル情報を更新するとともに、前記
ハードディスク装置内のファイルデータを前記再生要求
ポイントから時間順に連続的に再生する手段とを有する
ことを特徴とすることができる。
【0027】(作用)本発明では、上記構成により、フ
ァイル全体を光ディスク(またはテープ)に記録すると
共に、各ファイルの映像・音声の先頭部分のnバイトと
関連情報をHDDにも予め記録しておき、ファイルにア
クセスするたびに光ディスク(またはテープ)からHD
Dにファイルデータを転送する。これによりHDDに記
録されるファイルデータが増加し、その結果ファイルの
高速アクセスが可能な範囲が広がる。また、これにより
HDDに記録するデータ量を削減することができ、HD
Dのバックアップ機能を果たすこともできる。さらに、
光ディスク(またはテープ)にだけ記録されている同一
ファイルのデータを複数のユーザーがアクセスする場合
にも、データ読み込み効率(ユーザー端末へのデータ転
送効率)が極端に劣化しないように図っており、また増
加するHDD内のファイルデータに対して適切な容量管
理を行っているので、利用効果の高いファイルがHDD
内に残るようになり、高速アクセスが維持される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0029】(第1の実施形態)図1は、本発明の一実
施形態における記録再生装置の概略構成を示す。ここ
で、1は記録再生装置の記録装置部であり、ハードディ
スク装置(HDD)3と、テープ装置5とから構成され
る。7は記録装置部1を制御する制御部である。
【0030】上記テープ装置5にセットされたテープに
対して、このテープをN個のパーティションに分割して
データを記録する。図2に、N個のパーティションに分
割したテープフォーマット例を示す。第c(cは1≦c
≦Nを満たす整数)番目のパーティションに、テープ内
のファイルを管理する情報を記録し、残りのN−1個の
パーティションにファイルデータを記録する。
【0031】ファイルデータは、映像・音声・関連情報
から構成される。関連情報は、例えば、映像・音声に関
連するテキスト情報や映像を代表するような静止画像な
どである。
【0032】本発明では、各ファイルを1本のテープ内
に記録する方式1と、2本のテープに分けて記録する方
式2を設定している。方式1の例を、本発明の第1の実
施形態として以下に説明する。
【0033】各ファイルが、1本のテープ内に記録され
る場合の例を図3に示す。1本のテープ内のファイルデ
ータ記録領域に、ファイルを順次記録する。ファイルの
映像・音声部分を先頭からm(mは正の整数)バイトの
時点で2つの部分に分割し、HDD3には各テープのフ
ァイルを管理する情報、各ファイルの関連情報、各ファ
イルの映像・音声の先頭からn(nはn≧mである整
数)バイトのデータを記録する。
【0034】上記mは、一般にファイルの再生要求に対
して、テープを保管場所から移動してきてテープ装置5
に挿入・セットして、テープ内の再生位置まで頭出しを
して、ファイルデータが読み出されるまでの最長時間内
に、映像・音声がHDD3から読み出されるバイト数に
設定する。例えば、mを固定とする場合には、テープカ
セットを保管場所から移動してきてテープ装置5まで移
動するのにかかる時間をtm、カセットをテープ装置5
内に挿入してローディングが完了するまでの時間を
1、テープ内の再生位置まで頭出しをするのに必要な
時間をtsとすると、映像・音声の符号化レートをqバ
イト/秒、マージンをαバイトとして、
【0035】
【数1】 m=(max(tm)+max(tl)+max(ts))×q+α …(1) で与えられる。ここに、max(t)はtの最大値を表
している。
【0036】mを記録ファイルの位置により可変にする
場合には、上記と同じくテープ上のデータが再生される
までの時間に対応してmを設定するが、テープのロード
/アンロードの位置から見て、距離が離れているファイ
ルほどmの値を大きく設定する。テープのロード位置と
アンロード位置とを常に同じとするならば、ファイルが
記録されるテープ上の位置により、tsはファイル毎に
決定(テープのロードの位置からの距離が長いほど大き
な値をとる)され、
【0037】
【数2】 m=(max(tm)+max(tl)+ts)×q+α …(2) で与えられる。ただし、テープ送り速度が一定でない場
合(例えば、あるまとまった単位毎には高速で移動する
が、その単位内では低速に移動するような場合)には、
sは距離に必ずしも比例しない。
【0038】ファイルのどの部分がHDD3に記録され
ているのかという情報(以下、HDD内ファイル情報と
称する)を、各ファイル毎に制御部7内に記録する。
【0039】次に、制御動作の詳細について説明する。
【0040】制御部7は、ファイルを再生するとき、ま
ず上記HDD内ファイル情報を調べ、そのファイルの中
で一部分でもHDD3に記録されていない部分が存在す
れば、その部分のデータをテープ装置5のテープから読
み出し、HDD3に記録するとともに上記HDD内ファ
イル情報を更新する。これにより、ファイルを再生する
度にHDD3に記録される各ファイルのデータは増加し
ていく。
【0041】上記関連情報は、HDD3から再生される
ものとする。
【0042】映像・音声を冒頭から再生する場合には、
まず制御部7は、HDD3に記録されているファイルデ
ータから映像・音声の先頭のnバイトを再生し、それと
同時に上記HDD内ファイル情報を調べ、HDD3に記
録されていない部分のファイルデータをテープ装置5の
テープから読み出し、読み出したファイルデータをHD
D3に転送して記録しながら、HDD内ファイル情報を
更新するとともに、HDD3内のファイルデータを時間
順に連続的に再生する。ここで、テープからのフィルデ
ータの読み出しを時間順に行うと後の処理に都合がよ
い。
【0043】ファイルの途中から再生する場合には、再
生開始ポイントのファイルデータがHDD3に記録され
ているか否かで動作が異なる。
【0044】HDD内ファイル情報を調べた結果、再生
開始ポイントのファイルデータがHDD3に記録されて
いる場合には、上述の映像・音声の冒頭から再生する場
合と基本的に同じであるが、テープ上のデータの読み出
し順番が異なる。HDD内ファイル情報を調べ、HDD
3内に記録されていない部分のファイルデータのみをテ
ープから読み出し、読み出したファイルデータをHDD
3に転送して記録し、HDD内ファイル情報を更新する
とともに、HDD3内のファイルデータを可能な限り時
間順に連続的に再生する。ここで、テープからのファイ
ルデータの読み出しを、再生開始ポイントから時間順に
順番に読み出す(テープ上のファイルデータの読み出し
再生をファイルの最後までし終えたら、ファイルの先頭
に戻って、HDD3内に記録されていない部分のファイ
ルデータを読み出す)ように行うと、HDD3内のファ
イルデータの連続再生に都合がよい。
【0045】一方、HDD内ファイル情報を調べた結
果、再生開始ポイントのファイルデータがHDD3に記
録されていない場合には、HDD3に記録されていない
部分のファイルデータをテープから読み出しHDD3に
転送して記録し、HDD内ファイル情報を更新するとと
もに、HDD3内のデータを再生開始ポイントから時間
順に連続的に再生する。ここで、テープからのファイル
データの読み出しを再生開始ポイントから時間順に(フ
ァイルの最後まで読み出し終えたらファイルの先頭に戻
って)行うと、HDD3内のファイルデータの連続再生
に都合がよい。ただし、同じファイル内において既にテ
ープからの読み出しが行われている場合には、テープの
読み出し制御が異なる。
【0046】即ち、同じファイル内において既にテープ
からの読み出しが行われている場合には、その時点での
テープの読み出しポイントと再生要求のあったポイント
を比較し、再生要求ポイントが読み出しポイントよりも
時間的に前である、あるいはD(Dは正の整数)バイト
以上順再生方向に離れている(つまり時間的に後であ
る)場合に限り、テープからの読み出しポイントを再生
要求ポイントに移動する。それ以外ではテープからの読
み出しを継続し、再生要求ポイントからのファイルデー
タをテープから読み出し、HDD3に転送して記録しな
がら、HDD内ファイル情報を更新するとともに、HD
D3内のファイルデータを再生要求ポイントから時間順
に連続的に再生する。
【0047】この動作を更に詳細に説明する。再生要求
が生じた時点でのテープの読み出しポイントをファイル
の先頭からpnバイトとし、再生要求のあったポイント
をファイルの先頭からprバイトとすると、その距離差
dは次式で与えられる。
【0048】
【数3】d=pr−pn …(3) この距離差dの値が、
【0049】
【数4】d<0 または d≧D …(4) を満たす場合には、テープからの読み出しポイントを再
生要求ポイントに移動することとし、それ以外の
【0050】
【数5】0≦d<D …(5) の場合には、テープからの読み出しを継続し、再生要求
ポイントからのファイルデータをテープから読み出しH
DD3に転送して記録しながら、HDD内ファイル情報
を更新するとともに、HDD3内のファイルデータを再
生要求ポイントから時間順に連続的に再生する。ここ
で、上記Dは、再生しているテープを止めて早送りをし
て再度再生するという一連の動作に要する時間が、その
まま再生を継続して目的の再生ポイントに達する時間と
等しくなる時間をtsspとした場合、βをマージンとし
て、
【0051】
【数6】D=tssp×q+β …(6) で与えられるバイト数である。
【0052】また、複数ユーザーから同一ファイルに対
して再生要求がある場合において、HDD3内に記録さ
れている当該ファイルのデータ部分については、複数の
ユーザーに対してHDD3からファイルデータを再生す
る。HDD内ファイル情報を調べた結果、HDD3内に
当該ファイルのデータが一部しか記録されていない場合
には、このファイルに最初にアクセスしたユーザーの要
求に従って、テープからの読み出しが行われ、読み出さ
れたファイルデータがHDD3に記録されるとともに、
HDD内ファイル情報が更新される。そして、最初にア
クセスしたユーザーの要求に従ってHDD3からファイ
ルデータが時間順に連続的に再生される。この間、他の
ユーザーからの同ファイルへのアクセスはHDD3内の
ファイルデータのみに限定されるが、アクセスできる範
囲は順次増加していく。最初のユーザーからの同ファイ
ルへのアクセスが終了した時点で、他のユーザーのアク
セスが継続している場合には、HDD内ファイル情報を
調べた結果、HDD3にファイルの未記録部分があると
きは、テープからの読み出しを継続し、その時点でアク
セス中のユーザーで最も以前からアクセスしていたユー
ザーの要求に従って、テープからの読み出しないし上記
ハードディスク内のファイルデータ再生制御を行う。
【0053】以上説明したようにして再生を続けていく
と、HDD3内のファイルデータが増加していき、HD
D3の記録領域が満杯になるため、その容量制御を制御
部7で行っている。具体的には、ファイル内のファイル
総容量が設定したMバイト(Mは正の整数)を越える場
合に、ファイルを再生した日付、再生した回数、ファイ
ルの重要度などを変数とした得点により、得点の低い方
から順番に、各ファイルの映像・音声の先頭からnバイ
トのデータを除いた残りの映像・音声部分を消去し、H
DD内ファイル情報を更新し、HDD3内のファイル総
容量K(KはK<Mとなる整数)バイトとする。
【0054】例えば、ファイルを再生した日付による得
点fdは最新のものほど高得点とし、再生した回数によ
る得点fnはアクセス回数が多いほど高得点とし、ファ
イルの重要度による得点fiは重要と思われるファイル
を登録時に高得点を設定する他、ユーザーが利用時に重
要度を加算して高得点とすることもできる。このときの
各ファイルの得点ftは、
【0055】
【数7】ft=fd+fn+fi …(7) で与えられる。
【0056】(第2の実施形態)上記各ファイルを2本
のテープに分けて記録する方式2の場合を本発明の第2
の実施形態として説明する。なお、装置構成は、前述の
図1と同様であるのでその詳細説明は省略する。また、
ファイルデータ記録部分のフォーマットも前述の図2と
同様であるのでその詳細説明は省略する。
【0057】本実施形態で採用する方式2は、ファイル
の記録時にHDD3に記録する、テープのファイルを管
理する情報、各ファイルの関連情報、各ファイルの映像
・音声の先頭からnバイトのデータが、方式1と比べて
集中して記録されているため、HDD3に記録されてい
るデータが失われた場合など、再度HDD3に記録する
必要が生じた場合に、方式1と比べて、HDD3への記
録が短時間で行えるという利点が存在する。
【0058】方式2の具体例として、各ファイルが2本
のテープに分けて記録される場合の例を図4に示す。フ
ァイルの映像・音声部分を先頭からm(mは正の整数)
バイトの時点で2つの部分に分割し、映像・音声の先頭
からo(oはo≧mである整数)バイトのデータと関連
情報を1本のテープ11に、そして映像・音声の先頭か
らL(LはL≦oである整数)バイトのデータを除いた
部分のデータをもう1本のテープ12に記録する。HD
D3には、各テープのファイルを管理する情報、各ファ
イルの関連情報、各ファイルの映像・音声の先頭からn
(nはm≦n≦oである整数)バイトのデータを記録す
る。
【0059】mの定義、その他の動作等は前述の本発明
の第1の実施形態と同様なので、その説明は省略する。
【0060】(第3の実施形態)図5は、本発明の第3
の実施形態における記録再生装置の概略構成を示す。こ
こで、1は記録再生装置の記録装置部であり、ハードデ
ィスク装置(HDD)3と、光ディスク装置15とから
構成される。7は記録装置部1を制御する制御部であ
る。
【0061】上記光ディスク装置15にセットされた光
ディスクに対して、この光ディスクをN個のパーティシ
ョンに分割してデータを記録する。図2に、N個のパー
ティションに分割した光ディスクフォーマット例を示
す。第c(cは1≦c≦Nを満たす整数)番目のパーテ
ィションに、光ディスク内のファイルを管理する情報を
記録し、残りのN−1個のパーティションにファイルデ
ータを記録する。
【0062】ファイルデータは、映像・音声・関連情報
から構成される。関連情報は、例えば、映像・音声に関
連するテキスト情報や映像を代表するような静止画像な
どである。
【0063】本発明では、各ファイルを1枚の光ディス
ク内に記録する方式1と、2枚の光ディスクに分けて記
録する方式2を設定している。方式1の例を、本発明の
第1の実施形態として以下に説明する。
【0064】各ファイルが、1枚の光ディスク内に記録
される場合の例を図3に示す。1枚の光ディスク内のフ
ァイルデータ記録領域に、ファイルを順次記録する。フ
ァイルの映像・音声部分を先頭からm(mは正の整数)
バイトの時点で2つの部分に分割し、HDD3には各光
ディスクのファイルを管理する情報、各ファイルの関連
情報、各ファイルの映像・音声の先頭からn(nはn≧
mである整数)バイトのデータを記録する。
【0065】上記mは、一般にファイルの再生要求に対
して、光ディスクを保管場所から移動してきて光ディス
ク装置15に挿入・セットして、光ディスク内の再生位
置まで頭出しをして、ファイルデータが読み出されるま
での最長時間内に、映像・音声がHDD3から読み出さ
れるバイト数に設定する。光ディスクを保管場所から移
動してきて光ディスク装置15まで移動するのにかかる
時間をtm、光ディスクを光ディスク装置15内に挿入
してローディングが完了するまでの時間をt1、光ディ
スク内の再生位置まで頭出しをするのに必要な時間をt
sとすると、映像・音声の符号化レートをqバイト/
秒、マージンをαバイトとして、
【0066】
【数8】 m=(max(tm)+max(tl)+max(ts))×q+α …(8 ) で与えられる。ここに、max(t)はtの最大値を表
している。
【0067】ファイルのどの部分がHDD3に記録され
ているのかという情報(以下、HDD内ファイル情報と
称する)を、各ファイル毎に制御部7内に記録する。
【0068】次に、制御動作の詳細について説明する。
【0069】制御部7は、ファイルを再生するとき、ま
ず上記HDD内ファイル情報を調べ、そのファイルの中
で一部分でもHDD3に記録されていない部分が存在す
れば、その部分のデータを光ディスク装置15の光ディ
スクから読み出し、HDD3に記録するとともに上記H
DD内ファイル情報を更新する。これにより、ファイル
を再生する度にHDD3に記録される各ファイルのデー
タは増加していく。
【0070】上記関連情報は、HDD3から再生される
ものとする。
【0071】映像・音声を冒頭から再生する場合には、
まず制御部7は、HDD3に記録されているファイルデ
ータから映像・音声の先頭のnバイトを再生し、それと
同時に上記HDD内ファイル情報を調べ、HDD3に記
録されていない部分のファイルデータを光ディスク装置
15の光ディスクから読み出し、読み出したファイルデ
ータをHDD3に転送して記録しながら、HDD内ファ
イル情報を更新するとともに、HDD3内のファイルデ
ータを時間順に連続的に再生する。ここで、光ディスク
からのフィルデータの読み出しを時間順に行うと後の処
理に都合がよい。
【0072】ファイルの途中から再生する場合には、再
生開始ポイントのファイルデータがHDD3に記録され
ているか否かで動作が異なる。
【0073】HDD内ファイル情報を調べた結果、再生
開始ポイントのファイルデータがHDD3に記録されて
いる場合には、上述の映像・音声の冒頭から再生する場
合と基本的に同じであるが、光ディスク上のデータの読
み出し順番が異なる。HDD内ファイル情報を調べ、H
DD3内に記録されていない部分のファイルデータのみ
を光ディスクから読み出し、読み出したファイルデータ
をHDD3に転送して記録し、HDD内ファイル情報を
更新するとともに、HDD3内のファイルデータを可能
な限り時間順に連続的に再生する。ここで、光ディスク
からのファイルデータの読み出しを、再生開始ポイント
から時間順に順番に読み出す(光ディスク上のファイル
データの読み出し再生をファイルの最後までし終えた
ら、ファイルの先頭に戻って、HDD3内に記録されて
いない部分のファイルデータを読み出す)ように行う
と、HDD3内のファイルデータの連続再生に都合がよ
い。
【0074】一方、HDD内ファイル情報を調べた結
果、再生開始ポイントのファイルデータがHDD3に記
録されていない場合には、HDD3に記録されていない
部分のファイルデータを光ディスクから読み出しHDD
3に転送して記録し、HDD内ファイル情報を更新する
とともに、HDD3内のデータを再生開始ポイントから
時間順に連続的に再生する。ここで、光ディスクからの
ファイルデータの読み出しを再生開始ポイントから時間
順に(ファイルの最後まで読み出し終えたらファイルの
先頭に戻って)行うと、HDD3内のファイルデータの
連続再生に都合がよい。
【0075】また、複数ユーザーから同一ファイルに対
して再生要求がある場合において、HDD3内に記録さ
れている当該ファイルのデータ部分については、複数の
ユーザーに対してHDD3からファイルデータを再生す
る。HDD内ファイル情報を調べた結果、HDD3内に
当該ファイルのデータが一部しか記録されていない場合
には、このファイルに最初にアクセスしたユーザーの要
求に従って、光ディスクからの読み出しが行われ、読み
出されたファイルデータがHDD3に記録されるととも
に、HDD内ファイル情報が更新される。そして、最初
にアクセスしたユーザーの要求に従ってHDD3からフ
ァイルデータが時間順に連続的に再生される。この間、
他のユーザーからの同ファイルへのアクセスはHDD3
内のファイルデータのみに限定されるが、アクセスでき
る範囲は順次増加していく。最初のユーザーからの同フ
ァイルへのアクセスが終了した時点で、他のユーザーの
アクセスが継続している場合には、HDD内ファイル情
報を調べた結果、HDD3にファイルの未記録部分があ
るときは、光ディスクからの読み出しを継続し、その時
点でアクセス中のユーザーで最も以前からアクセスして
いたユーザーの要求に従って、光ディスクからの読み出
しないし上記ハードディスク内のファイルデータ再生制
御を行う。
【0076】以上説明したようにして再生を続けていく
と、HDD3内のファイルデータが増加していき、HD
D3の記録領域が満杯になるため、その容量制御を制御
部7で行っている。具体的には、ファイル内のファイル
総容量が設定したMバイト(Mは正の整数)を越える場
合に、ファイルを再生した日付、再生した回数、ファイ
ルの重要度などを変数とした得点により、得点の低い方
から順番に、各ファイルの映像・音声の先頭からnバイ
トのデータを除いた残りの映像・音声部分を消去し、H
DD内ファイル情報を更新し、HDD3内のファイル総
容量K(KはK<Mとなる整数)バイトとする。
【0077】例えば、ファイルを再生した日付による得
点fdは最新のものほど高得点とし、再生した回数によ
る得点fnはアクセス回数が多いほど高得点とし、ファ
イルの重要度による得点fiは重要と思われるファイル
を登録時に高得点を設定する他、ユーザーが利用時に重
要度を加算して高得点とすることもできる。このときの
各ファイルの得点ftは、
【0078】
【数9】ft=fd+fn+fi …(9) で与えられる。
【0079】(第4の実施形態)上記各ファイルを2枚
の光ディスクに分けて記録する方式2の場合を本発明の
第4の実施形態として説明する。なお、装置構成は、前
述の図5と同様であるのでその詳細説明は省略する。ま
た、ファイルデータ記録部分のフォーマットも前述の図
2と同様であるのでその詳細説明は省略する。
【0080】本実施形態で採用する方式2は、ファイル
の記録時にHDD3に記録する、光ディスクのファイル
を管理する情報、各ファイルの関連情報、各ファイルの
映像・音声の先頭からnバイトのデータが、方式1と比
べて集中して記録されているため、HDD3に記録され
ているデータが失われた場合など、再度HDD3に記録
する必要が生じた場合に、方式1と比べて、HDD3へ
の記録が短時間で行えるという利点が存在する。
【0081】方式2の具体例として、各ファイルが2枚
の光ディスクに分けて記録される場合の例を図4に示
す。ファイルの映像・音声部分を先頭からm(mは正の
整数)バイトの時点で2つの部分に分割し、映像・音声
の先頭からo(oはo≧mである整数)バイトのデータ
と関連情報を1枚の光ディスク11に、そして映像・音
声の先頭からL(LはL≦oである整数)バイトのデー
タを除いた部分のデータをもう1枚の光ディスク12に
記録する。HDD3には、各光ディスクのファイルを管
理する情報、各ファイルの関連情報、各ファイルの映像
・音声の先頭からn(nはm≦n≦oである整数)バイ
トのデータを記録する。
【0082】mの定義、その他の動作等は前述の本発明
の第3の実施形態と同様なので、その説明は省略する。
【0083】(他の実施形態)なお、本発明は、複数の
機器から構成されるシステム(例えば、汎用装置)に適
用しても、1つの機器からなる装置(例えば、専用機な
ど)に適用してもよい。
【0084】また、本発明の目的は、前述した実施の形
態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを
記録した記録媒体(記憶媒体)を、図1のハードウェア
を備えたシステムあるいは装置に供給し、そのシステム
あるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)
が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラム
コード自体が前述した実施の形態の機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本
発明を構成することになる。そのプログラムコードを記
録し、またテーブル等の変数データを記録する記録媒体
としては、例えばフロッピディスク(FD)、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード(IC
メモリカード)、ROMなどを用いることができる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
HDDと光ディスク装置(または、HDDとテープ装
置)とを組み合わせたファイル記録再生システムにおい
て、光ディスク(または、テープ)の移動、挿入、ロー
ディング、頭出しなどのファイルの読み出しに要する時
間を考慮して、HDDにファイルの一部を光ディスク
(または、テープ)と重複して記録するようにしたの
で、ファイルを冒頭から再生する場合にも、高速にアク
セスすることができる。また、テープ装置の場合には、
その重複ファイルのサイズを可変値とすることで、HD
Dに記録するデータ量を削減することができる。
【0086】また、本発明によれば、ファイルをアクセ
スする際の光ディスク(または、テープ)から読み込む
ファイルデータの順番などの規則をあらかじめ設定する
ことで、ファイルアクセスの高速化が保証される。
【0087】また、本発明によれば、光ディスク装置
(または、テープ装置)に全てのファイルデータを保存
しているため、HDD内のファイルデータが故障などに
より読めなくなっても、復元することが可能である。
【0088】また、本発明によれば、複数のユーザーか
らの同一ファイルに対するアクセスに対し、適切なアク
セスルールを適用することで、データの読み込み効率が
極端に落ちてしまうことを防止できる。
【0089】また、本発明によれば、HDDの容量が限
られているため、そのHDD中のファイル容量の管理と
して、幾つかの変数による得点方式を採用して消去対象
のファイルを決定しているので、適切なファイルがHD
D内に残るようになり、高速アクセスが維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したファイル記録再生装置の構成
例を示すブロック図である。
【図2】本発明によるテープフォーマット(および光デ
イスクフォーマット)の構成例を示すフォーマット図で
ある。
【図3】本発明によるファイルデータの配置の一例(フ
ァイルを1本のテープ(および1枚の光ディスク)内に
記録する場合)を示すフォーマット図である。
【図4】本発明によるファイルデータ配置例の他の例
(ファイルを2本のテープ(および2枚の光ディスク)
に分けて記録する場合)を示すフォーマット図である。
【図5】本発明を適用したファイル記録再生装置の他の
構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 記録装置部 3 ハードディスク装置(HDD) 5 テープ装置 7 制御部 11、12 テープ(光ディスク) 15 光ディスク装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 301 G11B 20/10 301Z 20/12 20/12 (72)発明者 上村 和宏 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 上原 年博 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 真島 恵吾 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 沼澤 潤二 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5B065 BA01 BA04 CE23 CH03 5B082 EA01 FA01 JA13 5D044 AB05 AB07 BC01 BC06 CC01 CC04 DE03 DE12 DE23 DE28 DE49 DE52 DE94 DE96 GK12 HL06

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードディスク装置と光ディスク装置を
    組み合わせて映像・音声・関連情報からなる少なくとも
    1つのファイルを記録再生する方法において、 ファイルの記録をする時には、前記光ディスク装置で記
    録する光ディスクをN(Nは正の整数)個のパーティシ
    ョンに分割し、第c(cは1≦c≦Nを満たす整数)番
    目のパーティションに光ディスク内のファイルを管理す
    る情報を記録し、残りのN−1個のパーティションにフ
    ァイルデータを記録し、 各ファイルの映像・音声部分を先頭からm(mは正の整
    数)バイトの時点で2つの部分に分割して、前記光ディ
    スクのファイルを管理する情報、各ファイルの関連情
    報、各ファイルの映像・音声の先頭からn(nはn≧m
    である整数)バイトのデータを前記ハードディスク装置
    にも記録し、 ファイルのどの部分が前記ハードディスク装置に記録さ
    れているのかを表わすハードディスク装置内ファイル情
    報を各ファイル毎に制御部内に記録し、 ファイルの再生をする時には、前記ハードディスク装置
    内ファイル情報を調べ、再生するファイルの一部分でも
    前記ハードディスク装置に記録されていない部分があれ
    ば、その部分のファイルデータを前記光ディスクから読
    み出し、前記ハードディスク装置に転送して記録しなが
    ら、前記ハードディスク装置内ファイル情報を更新する
    とともに、前記ハードディスク装置内のファイルデータ
    を時間順に連続的に再生することを特徴とするファイル
    記録再生方法。
  2. 【請求項2】 映像・音声を冒頭から再生する時には、 前記ハードディスク装置に記録されているファイルデー
    タから映像・音声の先頭のnバイトを再生し、それと同
    時に前記ハードディスク装置内ファイル情報を調べ、前
    記ハードディスク装置に記録されていない部分のファイ
    ルデータを前記光ディスクから読み出し、 該読み出したファイルデータを前記ハードディスク装置
    に転送して記録しながら、前記ハードディスク装置内フ
    ァイル情報を更新するとともに、前記ハードディスク装
    置内のファイルデータを時間順に連続的に再生すること
    を特徴とする請求項1に記載のファイル記録再生方法。
  3. 【請求項3】 映像・音声をファイルの途中から再生す
    る時に、前記ハードディスク装置内ファイル情報を調べ
    た結果、再生開始ポイントのファイルデータが前記ハー
    ドディスク装置に記録されている場合は、 前記ハードディスク装置から再生開始ポイント以降のフ
    ァイルデータを再生し、それと同時に前記ハードディス
    ク装置内ファイル情報を調べ、前記ハードディスク装置
    に記録されていない部分のファイルデータを前記光ディ
    スクから読み出し、 該読み出したファイルデータを前記ハードディスク装置
    に転送して記録しながら、前記ハードディスク装置内フ
    ァイル情報を更新するとともに、前記ハードディスク装
    置内のファイルデータを時間順に連続的に再生すること
    を特徴とする請求項1または2に記載のファイル記録再
    生方法。
  4. 【請求項4】 映像・音声をファイルの途中から再生す
    る時に、前記ハードディスク装置内ファイル情報を調べ
    た結果、再生開始ポイントのファイルデータが前記ハー
    ドディスク装置に記録されていない場合は、 前記ハードディスク装置に記録されていない部分のファ
    イルデータを前記光ディスクから読み出し、 該読み出したファイルデータを前記ハードディスク装置
    に転送して記録しながら、前記ハードディスク装置内フ
    ァイル情報を更新するとともに、前記ハードディスク装
    置内のファイルデータを再生開始ポイントから時間順に
    連続的に再生することを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれかに記載のファイル記録再生方法。
  5. 【請求項5】 複数ユーザーから同一ファイルに対して
    再生要求がある場合には、 前記ハードディスク装置内ファイル情報を調べ、前記ハ
    ードディスク装置内に当該ファイルのデータが記録され
    ている部分については、前記複数のユーザーに対して前
    記ハードディスク装置からファイルデータを再生し、 前記ハードディスク装置内ファイル情報を調べた結果、
    前記ハードディスク装置内に当該ファイルのデータが一
    部しか記録されていない場合は、該ファイルに最初にア
    クセスしたユーザーの要求に従って前記光ディスクから
    の読み出しを行い、該読み出したファイルデータを前記
    ハードディスク装置に転送して記録しながら、前記ハー
    ドディスク装置内ファイル情報を更新するとともに、前
    記ハードディスク装置内のファイルデータを時間順に連
    続的に再生し、 前記最初のユーザーからの該ファイルへのアクセスが終
    了した時点でも継続している他のユーザーのアクセスに
    対しては、前記ハードディスク装置内ファイル情報を調
    べた結果、前記ハードディスク装置にファイルの未記録
    部分がある場合は、前記光ディスクからの読み出しを継
    続し、その時点でアクセス中のユーザーで最も以前から
    アクセスしていたユーザーの要求に従って、前記光ディ
    スクの読み出しないし前記ハードディスク装置内のファ
    イルデータ再生制御を行うことを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載のファイル記録再生方法。
  6. 【請求項6】 前記ハードディスク装置内のファイル総
    容量がM(Mは正の整数)バイトを越える場合には、 ファイルを再生した日付、再生した回数、ファイルの重
    要度などを変数とした得点により、得点の低い方から順
    番に、各ファイルの映像・音声の先頭からnバイトのデ
    ータを除いた残りの映像・音声部分を消去し、前記ハー
    ドディスク装置内ファイル情報を更新し、前記ハードデ
    ィスク装置内のファイル総容量をK(KはK<Mとなる
    整数)バイトとすることを特徴とする請求項1ないし5
    のいずれかに記載のファイル記録再生方法。
  7. 【請求項7】 前記各ファイルは、1枚の光ディスク内
    に記録されることを特徴とする請求項1ないし6のいず
    れかに記載のファイル記録再生方法。
  8. 【請求項8】 各ファイルの映像・音声部分を先頭から
    m(mは正の整数)バイトの時点で2つの部分に分割
    し、映像・音声の先頭からo(oはo≧mである整数)
    バイトのデータと関連情報を1枚の光ディスクに、そし
    て映像・音声の先頭からのL(LはL≦oである整数)
    バイトのデータを除いた部分のファイルデータをもう1
    枚の光ディスクに記録し、 各光ディスクのファイルを管理する情報、各ファイルの
    関連情報、各ファイルの映像・音声の先頭からn(nは
    m≦n≦oである整数)バイトのデータを前記ハードデ
    ィスク装置にも記録することを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれかに記載のファイル記録再生方法。
  9. 【請求項9】 前記光ディスク装置がテープ装置であ
    り、前記光ディスクがテープであり、前記1枚が1本であ
    ることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載
    のファイル記録再生方法。
  10. 【請求項10】 ハードディスク装置と光ディスク装置
    を組み合わせて映像・音声・関連情報からなる少なくと
    も1つのファイルを記録再生するファイル記録再生装置
    において、 ファイルの記録要求に応じて、前記光ディスク装置で記
    録する光ディスクをN(Nは正の整数)個のパーティシ
    ョンに分割し、第c(cは1≦c≦Nを満たす整数)番
    目のパーティションに光ディスク内のファイルを管理す
    る情報を記録し、残りのN−1個のパーティションにフ
    ァイルデータを記録する手段と、 各ファイルの映像・音声部分を先頭からm(mは正の整
    数)バイトの時点で2つの部分に分割して、前記光ディ
    スクのファイルを管理する情報、各ファイルの関連情
    報、各ファイルの映像・音声の先頭からn(nはn≧m
    である整数)バイトのデータを前記ハードディスク装置
    にも記録する手段と、 ファイルのどの部分が前記ハードディスク装置に記録さ
    れているのかを表わすハードディスク装置内ファイル情
    報を各ファイル毎に記録する手段と、 ファイルの再生要求に応じて、前記ハードディスク装置
    内ファイル情報を調べ、再生するファイルの一部分でも
    前記ハードディスク装置に記録されていない部分があれ
    ば、その部分のファイルデータを前記光ディスクから読
    み出し、前記ハードディスク装置に転送して記録しなが
    ら前記ハードディスク装置内ファイル情報を更新すると
    ともに、前記ハードディスク装置内のファイルデータを
    時間順に連続的に再生する手段とを具備することを特徴
    とするファイル記録再生装置。
  11. 【請求項11】 映像・音声を冒頭から再生する時に、
    前記ハードディスク装置に記録されているファイルデー
    タから映像・音声の先頭のnバイトを再生し、それと同
    時に前記ハードディスク装置内ファイル情報を調べ、前
    記ハードディスク装置に記録されていない部分のファイ
    ルデータを前記光ディスクから読み出す手段と、 該読み出したファイルデータを前記ハードディスク装置
    に転送して記録しながら、前記ハードディスク装置内フ
    ァイル情報を更新するとともに、前記ハードディスク装
    置内のファイルデータを時間順に連続的に再生する手段
    とを有することを特徴とする請求項10に記載のファイ
    ル記録再生装置。
  12. 【請求項12】 映像・音声をファイルの途中から再生
    する時に、前記ハードディスク装置内ファイル情報を調
    べた結果、再生開始ポイントのファイルデータが前記ハ
    ードディスク装置に記録されている場合は、前記ハード
    ディスク装置から再生開始ポイント以降のファイルデー
    タを再生し、それと同時に前記ハードディスク装置内フ
    ァイル情報を調べ、前記ハードディスク装置に記録され
    ていない部分のファイルデータを前記光ディスクから読
    み出す手段と、 該読み出したファイルデータを前記ハードディスク装置
    に転送して記録しながら、前記ハードディスク装置内フ
    ァイル情報を更新するとともに、前記ハードディスク装
    置内のファイルデータを時間順に連続的に再生する手段
    とを有することを特徴とする請求項10または11に記
    載のファイル記録再生装置。
  13. 【請求項13】 映像・音声をファイルの途中から再生
    する時に、前記ハードディスク装置内ファイル情報を調
    べた結果、再生開始ポイントのファイルデータが前記ハ
    ードディスク装置に記録されていない場合は、前記ハー
    ドディスク装置に記録されていない部分のファイルデー
    タを前記光ディスクから読み出す手段と、 該読み出したファイルデータを前記ハードディスク装置
    に転送して記録しながら、前記ハードディスク装置内フ
    ァイル情報を更新するとともに、前記ハードディスク装
    置内のファイルデータを再生開始ポイントから連続的に
    再生する手段とを有することを特徴とする請求項10な
    いし12のいずれかに記載のファイル記録再生装置。
  14. 【請求項14】 複数ユーザーから同一ファイルに対し
    て再生要求がある場合には、前記ハードディスク装置内
    ファイル情報を調べ、前記ハードディスク装置内に当該
    ファイルのデータが記録されている部分については、前
    記複数のユーザーに対して前記ハードディスク装置から
    ファイルデータを再生する手段と、 前記ハードディスク装置内ファイル情報を調べた結果、
    前記ハードディスク装置内に当該ファイルのデータが一
    部しか記録されていない場合は、該ファイルに最初にア
    クセスしたユーザーの要求に従って前記光ディスクから
    の読み出しを行い、該読み出したファイルデータを前記
    ハードディスク装置に転送して記録しながら、前記ハー
    ドディスク装置内ファイル情報を更新するとともに、前
    記ハードディスク装置内のファイルデータを時間順に連
    続的に再生する手段と、 前記最初のユーザーからの該ファイルへのアクセスが終
    了した時点でも継続している他のユーザーのアクセスに
    対して、前記ハードディスク装置内ファイル情報を調べ
    た結果、前記ハードディスク装置にファイルの未記録部
    分がある場合は、前記光ディスクからの読み出しを継続
    し、その時点でアクセス中のユーザーで最も以前からア
    クセスしていたユーザーの要求に従って、前記光ディス
    クの読み出しないし前記ハードディスク装置内のファイ
    ルデータ再生制御を行う手段とを有することを特徴とす
    る請求項10ないし13のいずれかに記載のファイル記
    録再生装置。
  15. 【請求項15】 前記ハードディスク装置内のファイル
    総容量を検知する手段と、 前記ハードディスク装置内のファイル総容量がM(Mは
    正の整数)バイトを越える場合には、ファイルを再生し
    た日付、再生した回数、ファイルの重要度などを変数と
    した得点により、得点の低い方から順番に、各ファイル
    の映像・音声の先頭からnバイトのデータを除いた残り
    の映像・音声部分を消去し、前記ハードディスク装置内
    ファイル情報を更新し、前記ハードディスク装置内のフ
    ァイル総容量をK(KはK<Mとなる整数)バイトとす
    る手段とを有することを特徴とする請求項10ないし1
    4のいずれかに記載のファイル記録再生装置。
  16. 【請求項16】 前記各ファイルは、1枚の光ディスク
    内に記録されることを特徴とする請求項10ないし15
    のいずれかに記載のファイル記録再生装置。
  17. 【請求項17】 各ファイルの映像・音声部分を先頭か
    らm(mは正の整数)バイトの時点で2つの部分に分割
    し、映像・音声の先頭からo(oはo≧mである整数)
    バイトのデータと関連情報を1枚の光ディスクに、そし
    て映像・音声の先頭からのL(LはL≦oである整数)
    バイトのデータを除いた部分のファイルデータをもう1
    枚の光ディスクに記録する手段と、 各光ディスクのファイルを管理する情報、各ファイルの
    関連情報、各ファイルの映像・音声の先頭からn(nは
    m≦n≦oである整数)バイトのデータを前記ハードデ
    ィスク装置にも記録する手段とを有することを特徴とす
    る請求項10ないし16のいずれかに記載のファイル記
    録再生装置。
  18. 【請求項18】 前記光ディスク装置と前記光ディスク
    がそれぞれテープ装置とテープであり、前記1枚が1本で
    あることを特徴とする請求項10ないし17のいずれか
    に記載のファイル記録再生装置。
  19. 【請求項19】 前記光ディスク装置と前記光ディスク
    がそれぞれテープ装置とテープであって、 映像・音声をファイルから再生する時に、同じファイル
    内において既に前記テープからの読み出しが行われてい
    る場合には、 その時点でのテープの読み出しポイントと再生要求のあ
    ったポイントを比較し、再生要求ポイントが前記読み出
    しポイントよりも時間的に前である、あるいはD(Dは
    正の整数)バイト以上順再生方向に離れている(時間的
    に後である)場合に限り、前記テープからの読み出しポ
    イントを再生要求ポイントに移動し、それ以外では前記
    テープからの読み出しを継続し、 前記再生要求ポイントからのファイルデータが前記テー
    プから読み出され、該読み出されたファイルデータを前
    記ハードディスク装置に転送して記録しながら、前記ハ
    ードディスク装置内ファイル情報を更新するとともに、
    前記ハードディスク装置内のファイルデータを前記再生
    要求ポイントから時間順に連続的に再生することを特徴
    とする請求項1ないし8のいずれかに記載のファイル記
    録再生方法。
  20. 【請求項20】 前記光ディスク装置と前記光ディスク
    がそれぞれテープ装置とテープであって、 映像・音声をファイルから再生する時に、同じファイル
    内において既に前記テープからの読み出しが行われてい
    る場合には、その時点でのテープの読み出しポイントと
    再生要求のあったポイントを比較し、再生要求ポイント
    が前記読み出しポイントよりも時間的に前である、ある
    いはD(Dは正の整数)バイト以上順再生方向に離れて
    いる(時間的に後である)場合に限り、前記テープから
    の読み出しポイントを再生要求ポイントに移動し、それ
    以外では前記テープからの読み出しを継続する手段と、 前記再生要求ポイントからのファイルデータが前記テー
    プから読み出され、該読み出されたファイルデータを前
    記ハードディスク装置に転送して記録しながら、前記ハ
    ードディスク装置内ファイル情報を更新するとともに、
    前記ハードディスク装置内のファイルデータを前記再生
    要求ポイントから時間順に連続的に再生する手段とを有
    することを特徴とする請求項10ないし17のいずれか
    に記載のファイル記録再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7069379B2 (en) 2002-03-15 2006-06-27 International Business Machines Corporation Multistage information recording method and system using magnetic recording disk units
US7783171B2 (en) 2004-03-19 2010-08-24 Hitachi, Ltd. Data recording/reproducing system, storage device, and file access method
JP2016110669A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation 複数のファイルを書込む方法、テープ装置システム、及びプログラム

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