JP2012065087A - 映像録画再生装置とその録画・再生方法とそのプログラム及びプログラムを格納したメモリ - Google Patents

映像録画再生装置とその録画・再生方法とそのプログラム及びプログラムを格納したメモリ Download PDF

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Abstract

【課題】動画等の映像データへのアクセス時間を短縮し、速やかな再生処理を可能とする映像録画再生装置とその録画・再生方法とそのプログラム及びプログラムを格納したメモリを提供することを目的とする。
【解決手段】ヘッダとボディとフッタとを有するファイル形式により着脱自在な磁気テープに複数の映像を記録する映像録画再生装置において、記録する映像のヘッダとボディとフッタとを書き込むデータ領域と、記録する映像のヘッダを書き込むインデックス領域と、に分離して磁気テープに映像を記録する映像録画再生装置とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、シーク時間を短縮可能な映像録画再生装置とその録画・再生方法とそのプログラム及びプログラムを格納したメモリとに関する。
下記特許文献1には、複数のシーンの動画像データと前記複数のシーンの動画像データの代表画像を示す代表画像データについて、一つのシーンの前記動画像データに引き続いて前記動画像データの代表画像データが記録された記録媒体から、二つの連続した前記シーンのうち、一方のシーンの前記代表画像データを再生すると共に、他方のシーンの前記動画像データの先頭画面のデータを選択して再生し、前記一方のシーンの代表画像データに基づいて前記一方のシーンの代表画像を生成すると共に、前記他方のシーンの動画像データの先頭画面のデータを用いて前記他方のシーンの代表画像を生成することが記載されている。
またこれにより、一つの代表画像を再生する度に、次の代表画像の記録位置までピックアップをシークさせる動作を半減できるようにする技術思想が開示されている。
またこの技術により、マルチインデックス表示に必要な画像データが、記録媒体上の所定範囲に複数存在する場合に、複数の画像データを含む前記所定範囲を連続エリアとして再生し、再生したデータをそれぞれデコードして表示するようにしたことにより、ディスクアクセス回数と、ディスクドライブのシーク回数を減らすことができ、ディスクアクセスのオーバーヘッドを削減することができるとともに、マルチインデックス表示画面を生成するために必要な時間を短縮することが可能になることが記載されている。
特開2009−188667号公報
しかし、上述の文献に開示されているのは、DVDなどのディスク記録媒体に対する光ピックアップを前提とする技術思想であって、磁気テープを記録媒体とする映像録画再生装置に関する技術思想ではない。
磁気テープに記録された映像を再生する場合には、再生対象となる映像が記録される物理的な磁気テープ上の領域にまで、磁気テープを巻いてシークする動作処理が必須となる。磁気テープを巻くための動作時間は、特にテープ長が比較的長い大容量の磁気テープにおいては顕著となり、大凡3分程度以上のシーク時間を要する場合もある。このため、磁気テープを映像録画再生装置に装着してから現実に再生を開始するまでに相当の待ち時間が生じてしまうこととなり、迅速かつ適切な動画等再生の障害となることが懸念される。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、動画等の映像データへのアクセス時間を短縮し、速やかな再生処理を可能とする映像録画再生装置とその録画・再生方法とそのプログラム及びプログラムを格納したメモリを提供することを目的とする。
本発明の映像録画再生装置は、ヘッダとボディとフッタとを有するファイル形式により着脱自在な磁気テープに映像を記録する映像録画再生装置において、記録する映像のヘッダとボディとフッタとを書き込むデータ領域と、記録する映像のヘッダを書き込むインデックス領域と、に分離して磁気テープに映像を記録することを特徴とする。
また、本発明の映像録画再生装置は好ましくは、ヘッダに関連づけて映像のサムネイル画像をインデックス領域に記録することを特徴とする。
また、本発明の映像録画再生装置はさらに好ましくは、映像が記録された磁気テープが装着された場合に、データ領域にアクセスする前に、インデックス領域に記録されたヘッダを読み出すことを特徴とする。
また、本発明の映像録画再生装置はさらに好ましくは、ヘッダを更新する場合に、インデックス領域に記録されたヘッダと、データ領域に記録されたヘッダとを共に書き換えることを特徴とする。
また、本発明の映像録画再生装置はさらに好ましくは、ファイル形式はMXFファイル形式であることを特徴とする。
また、本発明の映像録画再生装置は好ましくは、LTO(Linear Tape Open)方式の磁気テープに、LTFS(Linear Tape File System)ファイルシステムを利用して、映像を記録することを特徴とする。
また、本発明の映像録画再生装置の録画方法は、上述のいずれかに記載の映像録画再生装置の録画方法において、録画するべき映像を取り込む工程と、取り込んだ映像をエンコードする工程と、エンコードされた映像のヘッダとボディとフッタとを磁気テープのデータ領域に書き込む工程と、エンコードされた映像のヘッダを磁気テープのインデックス領域に書き込む工程とを有することを特徴とする。
また、本発明の映像録画再生装置の録画方法は好ましくは、エンコードされた映像のヘッダを磁気テープのインデックス領域に書き込む工程において、映像に対応するサムネイル画像をヘッダに関連付けてインデックス領域に書き込むことを特徴とする。
また、本発明の映像録画再生装置の再生方法は、上述のいずれかに記載の映像録画再生装置の再生方法において、磁気テープが映像録画再生装置に装着された場合に、データ領域にアクセスする前に、インデックス領域に記録されたヘッダを読み出す工程を有することを特徴とする。
また、本発明の映像録画再生装置の再生方法は好ましくは、インデックス領域に記録されたヘッダを読み出す工程の後、データ領域のヘッダを読み出すことなく、ボディとフッタとを読み出す工程をさらに有することを特徴とする。
また、本発明の映像録画再生システムは、上述のいずれかに記載の映像録画再生装置と、ヘッダが記録されるとともにボディとフッタとが記録されていないインデックス領域と、ヘッダとボディとフッタとが記録されているデータ領域と、を備える磁気テープと、を備えることを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、上述のいずれかに記載の方法を映像録画再生装置に遂行させるためのプログラムである。
また、本発明のメモリは、上述のプログラムを格納したメモリである。
また、本発明の映像録画再生装置は、さらに好ましくはヘッダに関連づけて映像のメタデータファイルを前記インデックス領域に記録することを特徴とする。ここで、メタデータとは、映像の内容を説明する文字情報であって、例えばオペレータが録画開始前に予め入力しておくことができるデータである。映像録画再生装置は、サムネイル画像と同様にメタデータファイルを先に読みだして、オペレータ等へ映像を説明する文字情報を提供することが可能となる。また、映像を説明する文字情報が予め入力されていない場合には、ファイル枠組み(メタデータフレーム)のみをインデックス領域に記録する映像録画再生装置としてもよい。
動画等の映像データへのアクセス時間を短縮し、速やかな再生処理を可能とする映像録画再生装置とその録画・再生方法とそのプログラム及びプログラムを格納したメモリを提供できる。
本実施形態の映像録画再生装置の概要を説明するブロック図である。 (a)は、MXFファイル規格で構成されたファイル構造を概念的に説明する図であり、(b)は、LTFSファイルシステムを利用してLTO磁気テープに映像を記録する場合の記録領域を説明する概念図であり、(c)は、磁気テープのデータ領域に書き込まれるファイルの記録状態についての一態様を説明する図である。 (a)はリアルタイム録画においてヘッダ1の更新処理をされたデータ領域を説明する概念図であり、(b)は後発的に生じたヘッダ1の更新処理をされたデータ領域を説明する概念図である。 本実施形態の映像録画再生装置を用いて映像を記録された磁気テープの記録状態を概念的に説明する図である。 映像録画再生装置が入力された映像をリアルタイム録画する場合の動作及び処理を概念的に説明するフロー図である。 映像録画再生装置が、磁気テープの映像を再生する場合の動作及び処理を概念的に説明するフロー図である。
本実施形態で説明する映像録画再生装置は、LTO(Linear Tape Open)の磁気テープを記録媒体として、LTFS(Linear Tape File System)ファイルシステムを利用してMXF(Material Exchange Format)ファイルを記録する。
この映像録画再生装置は、追記型メディアであるので、例えば動画映像のリアルタイム録画をする場合やヘッダを後発的に更新する場合等に、ある一つの映像のデータについてヘッダ、ボディ、フッタの順で順次連続した磁気テープ上の記録領域に記録できず記録領域が離散する場合が生じる。
このため、いわゆるランダムアクセスが不可能である磁気テープから映像を読み出す場合には、当該映像のデータであるヘッダとボディとフッタとを順次読み出すように、互いに離間したテープ領域に順次読み取りヘッドを位置合わせする必要が生じる。
すなわちこの場合には、LTOを典型例とする磁気テープにおいて、早送りや巻き戻し等のシーク時間が生じるので、待ち時間が発生して遅滞ない再生処理が妨げられる。LTOの磁気テープは、データ最後尾に順次追記型のメディアであって、いわゆるランダムアクセスを許容するメディアとは異なる。
本実施形態で説明する映像録画再生装置においては、磁気テープのインデックス領域に、各映像のすべてのヘッダのコピーを別途記録する。またこの映像録画再生装置は、磁気テープのデータ領域に各映像のヘッダ、ボディ、フッタを記録する。
映像録画再生装置は、再生時のシーク処理にかかる待ち時間を低減するために、磁気テープが装着された場合に、磁気テープのデータ領域にアクセスする前に、インデックス領域のヘッダを先に全て読み出す。
この動作・処理により映像録画再生装置は、装着された磁気テープに記録された映像の属性や形式や素材長やディレクトリ構造や解像度等の情報を予め取得することができ、さらにはこれらの情報をメニュー画面等に表示することもできる。
さらに予めヘッダは読み込み済みであるので、映像録画再生装置が映像データを再生する場合には、当該映像のボディが記録されるデータ領域へシークするのみでよく、ヘッダ読み込みのためのシークが不要となる。これにより、シーク待ち時間が短縮されて迅速な再生読み込み処理が可能な映像録画再生装置となる。
図1は、本実施形態の映像録画再生装置1000の概要を説明するブロック図である。図1においては、本発明の機能及び動作・処理を説明するために関連する箇所のみを示した。
図1から理解できるように、映像録画再生装置1000は、CPUバスに接続されたマイクロプロセッサ10と、第一キャッシュメモリ20と、第二キャッシュメモリ30と、LTOドライブ40と、VGAディスプレイ60と、ビデオI/O70とを備える。
マイクロプロセッサ10は、予め第二キャッシュメモリ30等にロードされた制御プログラムに基づいて、映像録画再生装置1000の後述する動作及び処理を全て制御し、各部位の動作処理を指令する。制御プログラムは、例えば第一キャッシュメモリ20に記録しておいてもよい。
LTOドライブ40のスロットには、記録媒体となる磁気テープ50が装着される。また、ビデオI/O70は不図示のエンコーダとデコーダとを備え、入力されるVideo/Audio信号を変換し、または出力されるVideo/Audio信号へと変換する。
ビデオI/O70でエンコードされた映像は、第一キャッシュメモリ20に一時記憶される。そして、当該映像は、第一キャッシュメモリ20から読みだされて第二キャッシュメモリ30に一時記録される。
映像のリアルタイム録画を遂行する場合には、ビデオI/O70におけるエンコード処理と並行して、第一キャッシュメモリ20と第二キャッシュメモリ30とを介した映像データが、LTOドライブ40により磁気テープ50に書き込まれる。
第二キャッシュメモリ20は例えば2TB(テラバイト)程度であって、磁気テープ50より大きな記憶容量を有することが好ましい。これにより、例えば磁気テープ50の記憶容量が1.5TB(テラバイト)程度である場合には、磁気テープ50に記録されるすべてのデータを、他の磁気テープが装着されるまでの間、第二キャッシュメモリ30にバックアップ保存しておくことも可能である。第二キャッシュメモリ30は、例えばハードディスクで構成してもよい。
また、第二キャッシュメモリ30にバックアップ保存したデータと磁気テープ50に記録されているデータとを比較して、記録処理の品質管理や検証を遂行することもできる。
また、映像録画再生装置1000は、磁気テープ50が装着された時点または電源が投入された時点で、磁気テープ50のインデックス領域に記録されている全てのヘッダを読み出す。
インデックス領域には映像の実データとなるボディは記録されていないので、インデックス領域は比較的小さな記録容量で済み、記録に要する磁気テープ50の長さや領域も比較的少ない。このため、インデックス領域のヘッダを全て読みだすのに要する時間も、例えば磁気テープ50を端からは端まで巻き戻したりシークしたりするのに要する時間に比較すれば、相当に少なくて済むこととなる。
VGAディスプレイ60は、読みだしたヘッダの映像管理情報や属性、または/および操作画面や制御情報を表示することができる。VGAディスプレイ60は、オペレータの操作を入力されるようにタッチパネル等で構成してもよい。
再生するべき映像の指示がオペレータ等から入力されると、映像録画再生装置1000は、当該映像のボディとフッタとを読み出すために磁気テープ50のデータ領域へとシークする。
これにより、映像ファイルを読みだすのに必要となるシーク動作がボディのみへと低減されることとなり、再生処理に関わるシーク待ち時間が短縮できる。
図2(a)は、MXFファイル規格で構成されたファイル構造を概念的に説明する図であり、図2(b)は、LTFSファイルシステムを利用してLTO磁気テープに映像を記録する場合の記録領域を説明する概念図であり、図2(c)は、磁気テープのデータ領域に書き込まれるファイルの記録状態についての一態様を説明する図である。
図2(a)に示すように、ビデオ映像のMXFファイル規格においては、各映像ごとに、そのディレクトリ構造や解像度やファイル形式やファイル属性や素材長やファイルポインタや圧縮形式等の宣言情報を有するヘッダ2100と、映像(音声含む)情報を有するボディ2200と、映像の終端に付加されるフッタ2300と、を有するファイルとして記録される。
MXFファイル規格は、SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers)が定めた規格であって、LTFSを利用することで、より汎用性の高い磁気テープ記録媒体等を実現できる。
ここで、LTFSについて簡単に説明する。一般にテープメディアを用いたバックアップは、ディスクバックアップよりも安価で耐久性が高いことが知られている。また、テープメディアは改変を防止するWORM(Write Once Read Many)機能をハードウェアレベルで実現できる。さらにテープメディアは、使用をしない場合には無駄な電力を殆ど消費しないので、ディスクメディアに比べて低消費電力といえる。
またLTFSは、例えばLTO−5に対応したパーティショニング機能により、上述したようにテープをインデックス領域とデータ領域とに分割する。また、インデックス領域には、データ領域内の実データを扱えるようにするための、ファイル名とデータサイズと保存場所等のユーザ情報を含めたユーティリティが記録される。
LTFSによりオペレータは、例えばパソコンOS等から直接テープドライブ内のデータを参照できるようになる。また、ハードディスク内のファイルやUSBメモリ内のファイルを扱う場合と同様に、ダブルクリックで実行したり、ドラッグアンドドロップでコピーしたりするように構成可能である。また、テープ内のコンテンツを追加的なバックアップメィアでディスクに展開する必要がなく、テープ内のデータを直接扱うことも可能となる。
また図2(b)に説明するようにLTO磁気テープにおいては、インデックス領域3400とデータ領域3500とに、物理的に記録領域が分離される。そして、ヘッダ2100と、映像情報それ自体を含むボディ2200と、フッタ2300と、はデータ領域3500に記録されることとなる。
また、図2(c)に示すように、データ領域3500にファイル1とファイル2等の複数の映像ファイルが記録される場合に、ファイル1のヘッダ1(2100(1))とボディ1(2200(1))とフッタ1(2300(1))とがデータ領域3500上の連続した領域に順次記録されており、続いてファイル2のヘッダ2(2100(2))とボディ2(2200(2))とフッタ2(2300(2))とがデータ領域3500上の連続した領域に順次記録する。
これにより、例えばファイル1を読み出す場合にはヘッダ1(2100(1))、ボディ1(2200(1))、フッタ1(2300(1))と順次読み出すことが可能であるので、読み取りヘッドがヘッダ1にシークした後に追加的なシーク時間が生じることがなく、比較的スムースに読み出すことが可能である。
同様に、例えばファイル2を読み出す場合にはヘッダ2(2100(2))、ボディ2(2200(2))、フッタ2(2300(2))と順次読み出すことが可能であるので、読み取りヘッドがヘッダ2(2200(2))にシークした後に追加的なシーク時間が生じることがなく、比較的スムースに読み出すことが可能である。
但し、図2(c)のような記録状態となるのは、エンコードした映像を一旦他のメモリ媒体に全て一時記録した後に、そのメモリ媒体のデータを磁気テープ50にコピーする場合である。一方、例えば入力される映像をリアルタイム録画する場合には、エンコード処理とともに、エンコードされた映像データの一部分から順次磁気テープ50に同時進行で記録していくこととなる。この場合には、図2(c)のような記録状態とはならない。
また、図3(a)はリアルタイム録画においてヘッダ1の更新処理をされたデータ領域を説明する概念図であり、図3(b)は後発的に生じたヘッダ1の更新処理をされたデータ領域を説明する概念図である。図3(b)は、例えばヘッダ1に含まれるメタデータを更新する場合に生じ得る態様である。
リアルタイム録画においては、再生に要する時間を示す素材長を典型例とする一部のヘッダ情報は、映像のエンコード処理が全て完了した時点で与えられる。このため、図3(a)に示すように、磁気テープ50への記録開始当初に記録したヘッダ1(2100(0))には素材長情報が含まれていないダミーであって、エンコード処理が全て完了した時点で改めて素材長情報が含まれるヘッダに更新する必要が生じる。
また、データ領域3500においてヘッダが更新される場合には、更新されるべき当初のヘッダ1(2100(0))は消去されずにマスクがされて、すでに記録されたデータの最後尾であるフッタ1(2300(1))の後ろに、新たに素材長の情報が付与されたヘッダ1(2100(1))を追記することとなる。
ここで、LTOの磁気テープ50には、テープ幅内に例えば16トラック×80スキャン(40往復)分=1280トラックが設けられ、Read用ヘッド(読み取りヘッド)とWrite用ヘッド(書き込みヘッド)とを用いて、読み出し処理/書き込み処理が為される。
このため、実施形態における磁気テープ50上の連続した領域や最後尾の領域等の説明については、一定のスキャン形式下での読み出し動作時におけるヘッドを基準とした磁気テープ50上の領域を意味するものとする。
図3(a)に示す記録状態のファイル1の映像を読み出す場合には、まずヘッダ1(2100(1))に読み取りヘッドをシークさせてヘッダ1(2100(1))の読み出し処理をした後、ボディ1(2200(1))の先頭にまで読み取りヘッドをシークさせる必要がある。すなわち、一つのファイル1の読み出しについて、ヘッダ1(2100(1))へのシーク時間とボディ1(2200(1))へのシーク時間とが別個に生じることとなるので、ファイル1の再生に要するシーク待ち時間が比較的長くなる。
例えば、ヘッダ1(2100(1))が磁気テープ50のデータ領域3500の終端領域に記録されており、ボディ1(2200(1))が磁気テープ50のデータ領域3500の開始端領域に記録されている場合には、ファイル1を再生開始後、ヘッダ1(2100(1))を読みだした後、ヘッダ1(2100(1))の終端からボディ1(2200(1))の先頭へと、磁気テープを実質的に端から端までシークするシーク待ち時間が生じることとなる。
また、図3(b)に示すように、ファイル1とファイル2等の複数のファイルを磁気テープ50に記録した後、後発的にファイル1のヘッダ1(2100(0))を更新する必要が生じた場合には、新たなヘッダ1(2100(1))は磁気テープ50のデータが書き込まれた最後尾領域、例えばファイル2のフッタ2(2300(2))の後ろに追記され、当初のヘッダ1(2100(0))にはマスクがされることとなる。
従って、図3(b)に示す記録状態のファイル1の映像を読み出す場合には、まずヘッダ1(2100(1))に読み取りヘッドをシークさせて読み出し処理をした後、ボディ1(2200(1))の先頭にまでファイル2を飛び越して読み取りヘッドをシークさせる必要がある。すなわちこの場合にも、一つのファイル1の読み出しについて、ヘッダ1(2100(1))へのシーク時間と、ファイル2を飛び越してボディ1(2200(1))へのシーク時間とが別個に生じることとなるので、ファイル1の再生に要するシーク待ち時間が比較的長くなる。
磁気テープ50のデータ領域3500には例えば50時間のフルHD動画が記録できるように、磁気テープ50が1.5TB(テラバイト)程度の記録容量を要する場合もある。このため、磁気テープ50も相当長く、テープ端から他のテープ端までのシークには3分以上を要する場合も生じる。図3(b)に示す記録状態において、仮にファイル2の映像が数十時間程度の長時間の動画であった場合には、ファイル1を再生するためのシーク待ち時間は数分程度以上になるものと懸念される。
また、図3に示す記録状態のデータ領域3500となることは、MXFファイル規格に則ってLTFSファイルシステムを利用してLTO磁気テープ50に記録する上で避けがたい。そこで、本実施形態においては、ファイル1とファイル2等のデータ領域3500に記録されるすべてのファイルのヘッダ情報を、録画時に磁気テープ50のインデックス領域3400に追加的に記録する。
図4は、本実施形態の映像録画再生装置1000を用いて映像を記録された磁気テープ50の記録状態を概念的に説明する図である。図4において、データ領域3500(2)については、図3で既に説明した記録状態と同じであるので重複を避けるためにここではその説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態における映像録画再生装置1000は、データ領域3500(2)に記録するファイル1のヘッダ1(2100(1))とファイル2のヘッダ2(2100(2))及びファイル3のヘッダ3(2100(3))とを、インデックス領域3400(2)にも追加的に記録する。
さらに好ましくは、本実施形態における映像録画再生装置1000は、データ領域3500(2)に記録する各ファイルのサムネイル、すなわち図4に示すファイル1のサムネイル1(4000(1))とファイル2のサムネイル2(4000(2))等とを、インデックス領域3400(2)に記録する。
図4において、サムネイル1(4000(1))はヘッダ1(2100(1))に関連付けされその隣接したインデックス領域3400(2)内に記録され、サムネイル2(4000(2))はヘッダ2(2100(2))に関連付けされその隣接したインデックス領域3400(2)内に記録される。
インデックス領域3400(2)は、磁気テープ50を映像録画再生装置1000に装着した場合に比較的短時間でアクセス可能な箇所に設けられており、磁気テープ50が映像録画再生装置1000に装着されると、データ領域3500(2)にアクセスする前に読み出し処理がされる領域である。例えば、LTFS方式においては、磁気テープ50を映像録画再生装置1000に装着後、大凡1分以内にインデックス領域3400(2)の情報を全て読みだすことができる。
また、映像録画再生装置1000は、読み出したインデックス領域3400(2)の各ヘッダ情報を第一キャッシュメモリ20に記憶しておき、また当該情報を必要に応じて管理・操作画面やメニュー案内画面としてVGAディスプレイ60に表示してもよい。
また、ボディへ直接シークする場合には、データ領域3500(2)において読み出し済みのヘッダ1(2100(1))に相当するテープ領域(例えば500キロバイト分)にはアクセスせずにスルーし、ボディ1(2200(1))の先頭に読み取りヘッドをシークすることができる。ヘッダ1(2100(1))に相当するテープ領域は、シーク時に読み取りヘッドをスルーすることができる任意のデータ量として、予め映像録画再生装置1000に設定しておいてもよい。
これにより、映像録画再生装置1000は、磁気テープ50が装着されると比較的短時間で記録されたファイルのヘッダ情報とサムネイル等のファイル概要を把握することが可能となる。さらに、映像を再生する場合には、すでにヘッダが読み出されているので、直接ボディへとシークすればよく、磁気テープの早送りや巻き戻し等の不要なシーク時間が低減されることとなる。
また、図4から理解されるように、データ領域3500(2)に記録される情報は従来と何ら変わらない。このため、インデックス領域3400(2)のヘッダ情報を用いないで、従来と同様の読み出しモードとして映像録画再生装置1000を使用することが可能である。すなわち、映像録画再生装置1000は、従来の使用モードと、本実施形態で説明する高速読み出しモードとの2モードを読み出しモードとして備えることができる。
また、図4において、後発的にヘッダ1(2100(1))の例えばメタ情報等を更新する必要が生じた場合には、映像録画再生装置1000が、インデックス領域3400(2)のヘッダ1(2100(1))と、データ領域3500(2)のヘッダ1(2100(1))とを共に、書き換える。
この場合に、データ領域3500(2)のヘッダ1(2100(1))は、上述したように当初のオリジナルがマスクされて新たに最後尾に追記されることとなるが、これによりファイル1を読み出す場合にシーク遅延が更新前後で増大することはない。データ領域3500(2)においては、読み出しヘッドがボディ1(2200(1))の先頭にいけばよく最後尾に追記されたヘッダ1(2100(1))にまでシークする必要がないからである。
図5は、入力された映像等を映像録画再生装置1000がリアルタイム録画する場合の動作及び処理を概念的に説明するフロー図である。以下、図5に示す各ステップに従って順次映像録画再生装置1000の動作及び処理を説明する。
(ステップS510)
映像録画再生装置1000のマイクロプロセッサ10は、ビデオI/O70に外部からのVideo/Audio信号の入力があるか否かを判断する。ビデオI/O70に外部からVideo/Audio信号の入力があればステップS520へと進み、ビデオI/O70に外部からVideo/Audio信号の入力がなければステップS510で待機する。
(ステップS520)
ビデオI/O70は、入力されたVideo/Audio信号を順次エンコードする。また、エンコードされた映像データは、一旦第一キャッシュメモリ20に記録されつつ、順次第二キャッシュメモリ30に読み出されてここで一時記録されつつさらに読みだされ、LTOドライブ40に出力される。
(ステップS530)
第一キャッシュメモリ20と第二キャッシュメモリ30とを順次介した映像データ(エンコード済み)は、LTOドライブ40に装着された磁気テープ50に順次記録される。この場合に、映像録画再生装置1000は、図3(a)に示すように素材長を含まないダミーのヘッダ1(2100(0))と、ボディ1(2200(1))と、フッタ1(2300(1))とを順次磁気テープ50に書き込む処理を遂行する。ダミーのヘッダ1(2100(0))は、映像の素材長を含まない仮のヘッダである。
これらの処理は映像入力に平行して同時進行で順次遂行され、ビデオI/O70でエンコードされたコード化済み映像データから順次第一キャッシュメモリ20と第二キャッシュメモリ30とに転送記録され、最終的にLTOドライブ40において磁気テープ50に記録されるものである。
(ステップS540)
マイクロプロセッサ10は、入力されたVideo/Audio信号のエンコードが全て完了したか否かを判断する。入力されたVideo/Audio信号のエンコードが全て完了した場合にはステップS550へと進み、入力されたVideo/Audio信号のエンコードが全て完了していない場合にはステップS520へと戻る。
(ステップS550)
LTOドライブ40は、磁気テープ50のヘッダを更新する。すなわち、LTOドライブ40は、素材長を含む新たなヘッダ1(2100(1))を磁気テープ50のデータ領域3500のフッタ1(2300(1))の後尾に追記する。
(ステップS560)
さらに、LTOドライブ40は、素材長を含む新たなヘッダ1(2100(1))を磁気テープ50のインデックス領域3400に別途記録する。なお、ステップS550とステップS560とは順不動である。
また、同一の磁気テープ50が継続して映像録画再生装置1000に装着されている間は、ステップS560の処理を遂行せず、ヘッダ情報は第一キャッシュメモリ20または第二キャッシュメモリ30に保持してこれを使用することとしてもよい。そして、磁気テープ50を取り出す指示が入力された場合等に、複数の映像ファイルのヘッダ情報をまとめてインデックス領域3400に記録してから、磁気テープ50を取り出す構成としてもよい。
図6は、映像録画再生装置1000が、磁気テープ50の映像等を再生する場合の動作及び処理を説明するフロー図である。以下、図6に示す各ステップに従って、順次映像録画再生装置1000の映像音声再生動作及び処理を説明する。
(ステップS610)
マイクロプロセッサ10は、LTOドライブ40に磁気テープ50が装着されているか否かを判断する。LTOドライブ40に磁気テープ50が装着されている場合には、ステップS620へと進み、LTOドライブ40に磁気テープ50が装着されていない場合にはステップS610で待機する。
(ステップS620)
マイクロプロセッサ10は、LTOドライブ40に磁気テープ50のインデックス領域3400に記録されている映像ファイルのヘッダ情報を全て読み込む。
(ステップS630)
マイクロプロセッサ10は、ステップS620で読み込んだヘッダ情報をVGAディスプレイ60に表示させる。また、マイクロプロセッサ10は、ステップS620で読み込んだヘッダ情報を、第一キャッシュメモリ20または第二キャッシュメモリ30に記憶させる。
この処理により、映像録画再生装置1000は、以降の実映像を読みだす処理を遂行する場合に、データ領域3500のヘッダ情報へアクセスする必要がなくなる。このため、仮に当該実映像のヘッダが、対応するボディと物理的に大きく乖離したテープ領域に記録されている場合においても、乖離した2か所に各々シーク動作する必要がなく対応するボディへのシーク動作のみでよいので、再生待ち時間が低減されることとなる。
(ステップS640)
マイクロプロセッサ10は、再生するべき映像の指示がVGAディスプレイ60等を介して操作入力されたか否かを判断する。再生するべき映像の指示がVGAディスプレイ60等を介して操作入力された場合にはステップS650へと進み、再生するべき映像の指示がVGAディスプレイ60等を介して操作入力されていない場合にはステップS640で待機する。
(ステップS650)
マイクロプロセッサ10は、LTOドライブ40に対して再生するべき映像のボディが記録されているデータ領域に、読み取りヘッドをシークさせる。この場合に、ステップS620で予め読みだした当該映像のヘッダには、ファイルポインタが付与されているので、マイクロプロセッサ10は、ファイルポインタが指示する対応ファイルのアドレス(データ領域内の当該映像のヘッダ箇所)からヘッダの容量相当分を相殺した箇所へ読み出しヘッドをシークさせる。
(ステップS660)
LTOドライブ40は、磁気テープ50のデータ領域に記録されている読み出し映像に対応するボディとフッタとを読み出す。読み出したボディとフッタとは、ビデオI/O70に伝送される。ビデオI/O70においては、読み出す映像のヘッダ情報が第一キャッシュメモリ20等から取得できるので、読み出したボディとフッタと併せて欠落のない完全なファイルが処理できることとなる。
(ステップS670)
ビデオI/O70は、読み出したボディとフッタとをVideo/Audio信号へとデコードする。この場合に、ビデオI/O70は、第一キャッシュメモリ20等に記録されている当該映像のヘッダも読み出してVideo/Audio信号へとデコードする。
(ステップS680)
映像録画再生装置1000は、デコードした映像データをVideo/Audio信号として出力する。
これにより、映像録画再生装置1000は、LTO磁気テープのデータ領域内において、ヘッダが記録される領域とボディ等が記録される領域との乖離如何に拘わらず、再生読み出しに際し常にシーク動作を低減することができシーク待ち時間を低減できる。
また、テープ上で連続的に記録されていないヘッダ、ボディ、フッタを読みだす場合でも、早送りや巻き戻し等を繰り返してシーク時間を浪費する必要がなく、映像録画再生装置1000は、スムースにヘッダ、ボディ、フッタの各情報を順次取得可能となる。
また、特に迅速な映像読み出し処理を要しない場合には従来のような低速読み出しモードとし、シーク時間を低減した迅速な読み出し処理を遂行したい場合には高速読み出しモードとする2モード対応の映像録画再生装置1000を実現できる。
本実施形態の映像録画再生装置1000は映像を記録する場合に、リニア磁気テープの2か所に読み出し可能な態様でヘッダを記録し、うち一か所は他の映像のヘッダと共にインデックス領域にまとめて記録する。好ましくは、ヘッダに関連付けされたサムネイル画像もインデックス領域に記録するものである。また、サムネイル画像とともに、またはサムネイル画像に代えて、映像の内容を説明する文字情報であるメタデータファイルをインデックス領域に記録してもよい。
上述した映像録画再生装置1000は、実施形態での説明に限定されることはなく、自明な範囲でその構成や動作・処理を変更することができる。また、本発明は、LTOやMXFファイルやLTFSに限定されることはなく、ランダムアクセスを許容しない磁気テープ全般に広く適用してもよい。
本発明は、リニア磁気テープを記録媒体とする映像録画再生装置を典型例とするコンピュータのバックアップメディアへの記録再生装置に幅広く適用でき、放送業界やマルティメディア業界やアーカイブマーケット等において広く応用展開し利用できる。
10・・VGAディスプレイ、20・・第一キャッシュメモリ、30・・第二キャッシュメモリ、40・・LTOドライブ、50・・磁気テープ、60・・VGAディスプレイ、70・・ビデオI/O、1000・・映像録画再生装置。

Claims (14)

  1. ヘッダとボディとフッタとを有するファイル形式により着脱自在な磁気テープに映像を記録する映像録画再生装置において、
    記録する映像のヘッダとボディとフッタとを書き込むデータ領域と、
    記録する映像の前記ヘッダを書き込むインデックス領域と、に分離して前記磁気テープに前記映像を記録する
    ことを特徴とする映像録画再生装置。
  2. 請求項1に記載の映像録画再生装置において、
    前記ヘッダに関連づけて前記映像のサムネイル画像を前記インデックス領域に記録する
    ことを特徴とする映像録画再生装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の映像録画再生装置において、
    前記ヘッダに関連づけて前記映像のメタデータファイルを前記インデックス領域に記録する
    ことを特徴とする映像録画再生装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の映像録画再生装置において、
    前記映像が記録された前記磁気テープが装着された場合に、
    前記データ領域にアクセスする前に、前記インデックス領域に記録された前記ヘッダを読み出す
    ことを特徴とする映像録画再生装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の映像録画再生装置において、
    前記ヘッダを更新する場合に、
    前記インデックス領域に記録されたヘッダと、前記データ領域に記録されたヘッダとを共に書き換える
    ことを特徴とする映像録画再生装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の映像録画再生装置において、
    前記ファイル形式はMXFファイル形式である
    ことを特徴とする映像録画再生装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の映像録画再生装置において、
    LTO(Linear Tape Open)方式の前記磁気テープに、LTFS(Linear Tape File System)ファイルシステムを利用して、前記映像を記録する
    ことを特徴とする映像録画再生装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の映像録画再生装置を用いた録画方法において、
    録画するべき映像を取り込む工程と、
    取り込んだ映像をエンコードする工程と、
    エンコードされた映像のヘッダとボディとフッタとを前記磁気テープのデータ領域に書き込む工程と、
    前記エンコードされた映像の前記ヘッダを前記磁気テープのインデックス領域に書き込む工程とを有する
    ことを特徴とする映像録画再生装置の録画方法。
  9. 請求項8に記載の映像録画再生装置の録画方法において、
    前記エンコードされた映像のヘッダを前記磁気テープのインデックス領域に書き込む工程において、前記映像に対応するサムネイル画像を前記ヘッダに関連づけて前記インデックス領域に書き込む
    ことを特徴とする映像録画再生装置の録画方法。
  10. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の映像録画再生装置を用いた再生方法において、
    前記磁気テープが前記映像録画再生装置に装着された場合に、
    前記データ領域にアクセスする前に、前記インデックス領域に記録された前記ヘッダを読み出す工程を有する
    ことを特徴とする映像録画再生装置の再生方法。
  11. 請求項10に記載された映像録画再生装置の再生方法において、
    前記インデックス領域に記録された前記ヘッダを読み出す工程の後、
    前記データ領域の前記ヘッダを読み出すことなく、前記ヘッダに対応する前記ボディと前記フッタとを読み出す工程をさらに有する
    ことを特徴とする映像録画再生装置の再生方法。
  12. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の映像録画再生装置と、
    前記ヘッダが記録されるとともに前記ボディと前記フッタとが記録されていないインデックス領域と、前記ヘッダと前記ボディと前記フッタとが記録されているデータ領域と、を備える磁気テープと、を備える
    ことを特徴とする映像録画再生システム。
  13. 請求項8乃至請求項11のいずれか一項に記載の方法を
    前記映像録画再生装置に遂行させるためのプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを格納したメモリ。
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