明 細 書 情報処理装置および方法、 記録媒体、 並びにプログラム 技術分野
本発明は情報処理装置および方法、 記録媒体、 並びにプログラムに 関し、 特に、 ユーザが所望する位置から映像の表示を開始させるよう にした情報処理装置および方法、 記録媒体、 並びにプログラムに関す る。 背景技術
近年、 データの書き込みや消去を繰り返し行うことができる CD- RW (Compact Disk- ReWri table)、 DVD-RW(Digi tal Versatile Disc- ReWri table)などの記録媒体が、 その低価格化に伴い普及しつつある。
このようなディスク状の記録媒体を撮影装置に装着し、 撮影処理に より得られた動画データや音声データ (以下、 動画データと音声デー タをあわせて AVデータとも称する) 等を記録することができる。 ま た、 撮影装置に、 これらの記録媒体を装着し、 AVデータを記録した 後、 不要な部分の AVデータを削除して、 その記録領域に、 次回以降 の撮影処理により得られた AVデ一夕を記録することにより、 記録媒 体の記録領域をより有効に利用することが可能となる。
例えば、 野生動物の行動を記録するために、 撮影装置を動物の巣の 前に固定し、 撮影処理を続けるような場合、 撮影処理により得られた AVデータのうち、 実際に必要な部分は、 全体の記録時間と比較して 、 わずかな時間でしかないことが多い。 この場合、 記録媒体には、 利 用されない (今後の編集処理により削除される) AVデ一夕が多く記
録されることとなってしまう。 そこで、 1回の撮影処理により記録媒 体に記録された 1つのクリップの AVデ一夕のうち、 不要な部分を削 除することにより、 記録媒体の記録可能な空き容量を増やすことがで き、 必要な映像をより多く撮影し、 記録することが可能となる。
この場合、 ユーザは、 例えば、 60分間記録された AVデータのう ち、 最後の 5分ぶんの AVデータのみが必要な塲合、 先頭から 5 5分 後のフレームより前の AVデータの削除を指示することにより、 撮影 装置は、 先頭から 5 5分後より前の AVデータが記録されていた領域 に、 後の撮影処理により撮影された AVデータを記録可能なように、 記録媒体のファイルシステムに登録する。
しかしながら、 AVデータが例えば、 MPEG (Moving Picture Expert s Group) などのように、 近傍のフレームとの相関を利用して符号化 する、 いわゆるフレーム間相関圧縮により符号化されたものであった 場合、 ユーザが、 AVデ一夕のうち、 削除する部分と残す部分の境界 (以下、 これを編集点とも称する) を指定しても、 実際には、 ユーザ が指定した通りの編集点で AVデータを区切ることができないことが あるという課題があった。
すなわち、 MPEGでは、 I (Intra)ピクチャ、 P (Predict ive)ピクチ ャ、 B (Bidirectionally predictive)ピクチャの 3つのピクチャタイ プがある。 I ピクチャは、 他のピクチャ (本明細書においては、 「ピ クチャ」 と 「フレーム」 を同義の語とする) を参照せずにイントラ符 号化 (エンコード) される。 Pピクチャは、 イントラ符号化されるか 、 あるいは、 時間的に先に表示される Iピクチャまたは Pピクチャを 参照して、 その参照されるピクチャから生成される予測画像を用いて 予測符号化される。 Bピクチャは、 イントラ符号化されるか、 時間的 に先に表示される Iピクチャまたは Pピクチャと、 時間的に後に表示
される I ピクチャまたは Pピクチャとのうちの一方または両方を参照 して、 その参照されるピクチャから生成される予測画像を用いて予測 符号化される。
デコード (復号) 処理も、 この順番で行われ、 必要に応じて、 時間 的に後に表示されるピクチャが参照される。
このことから、 例えば、 編集点が設定されているピクチャのタイプ (Iピクチャ、 Pピクチャ、 Bピクチャのいずれか) によっては、 編 集点以降のピクチャをデコードするために、 編集点より前のピクチャ を参照する必要があり、 従って、 この場合、 編集点以降のピクチャを デコードする前に、 編集点より前のピクチャをデコードしておかなけ ればならない。 そのため、 編集点より前のピクチャも削除せず残して おく必要がある。 そして、 このようにした場合、 AVデータの再生時 に、 残しておいた編集点より前のピクチャも表示してしまうことがあ るという課題があった。
具体的には、 いま、 例えば、 1 5フレームのピクチャで構成され、 Iピクチャまたは Pピクチャが、 3ピクチャ単位で配置される G0P構 造の Long GOP (Group Of Picture)を考える。
この場合、 GOPを構成する各ピクチャを、 そのピクチャタイプを表 すアルファベット (Ι,Ρ,Β) と、 表示順を表す数字との組み合わせで 表すこととすると、 1 G0Pは、 Β1,Β2, Ι3,Β4,Β5,Ρ6,Β7,Β8,Ρ9,Β10,Β11 ,Ρ12,Β13,Β14,Ρ15で構成される。
Βピクチャは、 時間的に先に表示されるピクチャだけでなく、 時間 的に後に表示されるピクチャを参照してエンコードされる場合がある ため、 デコード時には、 その後に表示されるピクチャがデコードされ ていないと、 Βピクチャをデコードすることはできない。
そこで、 MPEGでは、 Bピクチャのデコードに参照されるピクチャ は、 その Bピクチャよりも先にデコードされる。 このため、 上述の G 0Pを構成する B1乃至 P15は、 I3,B1,B2,P6,B4,B5,P9,B7,B8,P12,B10 ,B11,P15,B13,B14の順番でデコードされる。
即ち、 ピクチャ B1,B2は、 先に表示される 1つ前の G0Pのピクチャ P15と、 後に表示される、 同一の G0Pのピクチャ 13を参照してデコ ードされる。 ピクチャ 13は、 他のピクチャを参照せずにデコードさ れる。 ピクチャ B4,B5は、 先に表示される、 同一 G0Pのピクチャ 13 と、 後に表示される、 同一の G0Pのピクチャ P6を参照してデコード される。 ピクチャ P6は、 先に表示される、 同一 G0Pのピクチャ 13を 参照してデコードされる。 ピクチャ B7,B8は、 先に表示される、 同一 G0Pのピクチャ P6と、 後に表示される、 同一の G0Pのピクチャ P9を 参照してデコードされる。 ピクチャ P9は、 先に表 される、 同一 GO Pのピクチャ P6を参照してデコ一ドされる。 ピクチャ ΒΙΟ,ΒΙΙは、 先に表示される、 同一 G0Pのピクチャ Ρ9と、 後に表示される、 同一 の G0Pのピクチャ P12を参照してデコードされる。 ピクチャ P12は、 先に表示される、 同一 G0Pのピクチャ Ρ9を参照して復号される。 ピ クチャ Β13,Β14は、 先に表示される、 同一 G0Pのピクチャ P12と、 後 に表示される、 同一の G0Pのピクチャ P15を参照してデコードされる 。 ピクチャ P15は、 先に表示される、 同一 G0Pのピクチャ ΡΠを参照 してデコードされる。
以上のように、 編集点が設定されているピクチャのタイプによって 、 そのピクチャをデコードする前に、 予めデコードしておく必要のあ るピクチャの数が異なるため、 それに伴い、 デコードの開始時刻や開 始位置が異なることになる。
ここで、 第 1図 Aおよび第 1図 Bを参照して、 MPEG方式により記 録された AVデータのデコードについて説明する。
AVデータの先頭から n番目の G0Pを GOP(n)と表し、 いま、 第 1図 Aに示されるように、 例えば、 ユーザにより、 時刻 t lから時刻 t 2 までの期間の、 GOP(n)のピクチャ P9から、 GOP (n)に続けて配置され る G0P(n+l)のピクチャ P9までを残し、 GOP(n)のピクチャ B8以前の ピクチャを削除することが要求されている場合、 その要求に応じて行 われるデコードは、 第 1図 Bに示されるようにして行われる。
すなわち、 GOP(n)のピクチャ B1乃至 B13を、 その順番で表示させ るためには、 ピクチャ I3,B1,B2,P6,B4,B5,P9,B7,B8,P12,B10,B11,P1 5,B13の順番で、 それぞれのピクチャをデコードする必要がある。 また、 時刻 t lから時刻 t2までの期間に表示する GOP(n)のピクチ ャ P9乃至 B15を、 その順番で表示させるためには、 ピクチャ I3,P6, P9,P12,B10,B11,P15,B13,B1 の順番で、 それぞれのピクチャをデコ —ドする必要がある。 このとき、 編集点が設定されている GOP(n)の ピクチャ P9をデコードするためには、 ピクチャ P6を参照する必要が あり、 ピクチャ P6をデコードするためには、 ピクチャ 13を参照する 必要がある。 従って、 GOP(n)に関しては、 表示しないピクチャ 13、 ピクチャ P6を含めて、 ピクチャ I3,P6,P9,…の順番に、 デコードが 行われる。
同様に、 G0P(n+l)のピクチャ B1乃至 B9を、 その順番で表示させる ためには、 ピクチャ I3,B1,B2,P6,B4,B5,P9,B7,B8の順番で、 それぞ れのピクチャをデコードする必要がある。
従って、 編集点 t 1より前の G0P(n)のピクチャ 13および P6も削 除せずに残しておく必要がある。 しかしながら、 第 1図 Bに示される ピクチャのうち、 実際に、 ユーザが指定した編集点は t 1 'であるも
のの、 第 1図 Bに示されるピクチャをそのまま表示させた場合、 t 3 の位置から表示が開始され、 ユーザが削除を指示したはずの、 GOP (n) のピクチャ 1 3および P 6も表示されてしまう。
例えば、 第 1図 Bに示されるようにしてデコードしたピクチャのう ち、 不要なピクチャ、 すなわち GOP (n)のピクチャ 1 3および P 6を除 去したものを再エンコードし、 再エンコードした AVデータを、 改め て記録媒体に記録することにより、 編集点以降の AVデ一夕のみを表 示させるようにすることも可能である。 しかしながら、 このようにし た場合、 再エンコードを行うことにより、 画質の劣化を招いてしまう という課題がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、 ユーザが所 望する位置から映像の表示を開始させることができるようにするも である。 , 発明の開示
本発明の情報処理装置は、 '記録媒体に記録された動画デ一夕の編集 点に基づいて、 デコードに必要であり、 かつ表示させないフレームを 特定する特定手段と、 特定手段により特定された、 デコードに必要で あり、 かつ表示させないフレームのフレーム数に基づいて、 動画デー 夕の表示開始フレームを設定する設定手段とを備えることを特徴とす る。
前記設定手段により設定された前記表示開始フレームを特定するた めの特定情報の前記記録媒体への記録を制御する記録制御手段をさら に設けるようにすることができる。
本発明の情報処理方法は、 記録媒体に記録された動画データの編集 点に基づいて、 デコードに必要であり、 かつ表示させないフレームを
特定する特定ステップと、 特定ステップの処理により特定された、 デ コードに必要であり、 かつ表示させないフレームのフレーム数に基づ いて、 動画データの表示開始フレームを設定する設定ステップとを含 むことを特徴とする。
本発明の記録媒体のプログラムは、 記録媒体に記録された動画デー 夕の編集点に基づいて、 デコードに必要であり、 かつ表示させないフ レームを特定'する特定ステップと、 特定ステップの処理により特定さ れた、 デコードに必要であり、 かつ表示させないフレームのフレーム 数に基づいて、 動画データの表示開始フレームを設定する設定ステツ プとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、 フレーム間予測により符号化された動画デ 一夕から、 指定された部分の動画データを削除する処理を実行するコ ンピュー夕に、 記録媒体に記録された動画 —夕 ©編集点に基づいて 、 デコードに必要であり、 かつ表示させないフレームを特定する特定 ステップと、 特定ステップの処理により特定された、 デコードに必要 であり、 かつ表示させないフレームのフレーム数に基づいて、 動画デ —夕の表示開始フレームを設定する設定ステップとを実行させること を特徴とする。
本発明の情報処理装置および方法、 記録媒体、 並びにプログラムに おいては、 記録媒体に記録された動画データの編集点に基づいて、 デ コードに必要であり、 かつ表示させないフレームが特定され、 特定さ れた、 デコードに必要であり、 かつ表示させないフレームのフレーム 数に基づいて、 動画デ一夕の表示開始フレームが設定される。
本発明は、 例えば、 映像を撮影する撮影装置や、 映像を編集する編 集装置に適用することができる。
図面の簡単な説明
第 1図 A〜Bは、 AVデ一夕の再生例について説明する図である。 第 2図は、 本発明を適用した記録再生装置の構成例を示すブロック 図である。
第 3図は、 第 1図の光ディスクに記録されたデータを管理するため のディレクトリ構造の例を示す図である。
第 4図は、 第 3図に示されるディレクトリ構造のさらに詳細な構成 例を示す図である。
第 5図は、 第 3図に示されるディレクトリ構造のさらに詳細な構成 例を示す図である。
第 6図は、 インデックスフアイルの記述例を示す図である。
第 7図は、 インデックスファイルの記述例を示す、 第 6図に続く図 である。 '
第 8図は、 インデックスファイルの記述例を示す、 第 7図に続く図 である。
第 9図は、 窠 2図のクリツプ管理部の内部の構成例を示すプロック 図である。
第 1 0図は、 第 9図のクリップ更新部の内部の構成例を示すブロッ ク図である。
第 1 1図は、 クリップ追加処理を説明するフローチャートである。 第 1 2図は、 第 1図の光ディスクに記録されたデータを管理するた めのディレクトリ構造の例を示す図である。
第 1 3図は、 第 1 2図に示されるディレクトリ構造のさらに詳細な 構成例を示す図である。
第 1 4図は、 クリップインフォメーションファイルの記述例を示す 図である。
第 1 5図は、 クリップインフォメ一ションファイルの記述例を示す 、 第 1 4図に続く図である。
第 1 6図は、 クリップインフォメーションファイルの記述例を示す 、 第 1 5図に続く図である。
第 1 7図は、 インデックスファイルの記述例を示す図である。 第 1 8図は、 インデックスファイルの記述例を示す、 第 1 7図に続 く図である。
第 1 9図は、 インデックスファイルの記述例を示す、 第 1 8図に続 く図である。
第 2 0図は、 インデックスファイルの記述例を示す、 第 1 9図に続 く図である。
第 2 1図は、 部分削除処理を説明するフローチヤ一卜である。 第 2 2図は、 G0Pの構成例を説明する図である。
第 2 3図は、 デコ一.ドするピクチャの例を示す図である。
第 2 4図は、 クリップインフォメーションファイルの記述例を示す 図である。
第 2 5図は、 クリップインフォメーションファイルの記述例を示す 、 第 2 4図に続く図である。
第 2 6図は、 クリップインフォメーションファイルの記述例を示す 、 第 2 5図に続く図である。
第 2 7図は、 インデックスファイルの記述例を示す図である。 第 2 8図は、 インデックスファイルの記述例を示す、 第 2 7図に続 く図である。
第 2 9図は、 インデックスファイルの記述例を示す、 第 2 8図に続 く図である。
第 3 0図は、 インデックスファイルの記述例を示す、 第 2 9図に続 く図である。
第 3 1図 A〜Cは、 ビデオファイルの部分削除を説明する図である 第 3 2図は、 部分削除クリップの再生処理を説明するフローチヤ一 トである。 発明を実施するための最良の形態
以下に本発明の実施の形態を説明するが、 請求の範囲に記載の構成 要件と、 発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると 、 次のようになる。 この記載は、 請求の範囲に記載されている発明を サポートする具体例が、 発明の実施の形態に記載されていることを確 認するためのものである。 従って、 発明の実施の形,態中には記載され ているが、 構成要件に対応するものとして、 ここには記載されていな い具体例があつたとしても、 そのことは、 その具体例が、 その構成要 件に対応するものではないことを意味するものではない。 逆に、 具体 例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、 そのことは、 その具体例が、 その構成要件以外の構成要件には対応し ないものであることを意味するものでもない。
さらに、 この記載は、 発明の実施の形態に記載されている具体例に 対応する発明が、 請求の範囲に全て記載されていることを意味するも のではない。 換言すれば、 この記載は、 発明の実施の形態に記載され ている具体例に対応する発明であって、 この出願の請求の範囲には記 載されていない発明の存在、 すなわち、 将来、 分割出願されたり、 補 正により追加される発明の存在を否定するものではない。
請求の範囲 1に記載の情報処理装置 (例えば、 第 2図の記録再生装 置 1は、 記録媒体 (例えば、 光ディスク 3 0 ) に記録された動画デー 夕の編集点に基づいて、 デコードに必要であり、 かつ表示させないフ レームを特定する特定手段 (例えば、 第 1 0図の不要フレーム特定部 4 0 3 ) と、 特定手段により特定された、 デコードに必要であり、 か つ表示させないフレームのフレーム数に基づいて、 動画データの表示 開始フレーム ¾設定する設定手段 (例えば、 第 1 0図の表示開始位置 設定部 4 0 4 ) とを備えることを特徴とする。
請求の範囲 2に記載の情報処理装置は、 前記設定手段により設定さ れた前記表示開始フレームを特定するための特定情報 (例えば、 第 1 0図のクリップインフォメーションファイル 4 2 1 ) の前記記録媒体 への記録を制御する記録制御手段 (例えば、 クリップインフォメ一シ ョンファイル管理部 3 0 3 ) をさらに備えることを 徴とする。
請求の範囲 3に記載の情報処理方法は、 記録媒体 (例えば、 光ディ スク 3 0 ) に記録された動画データの編集点に基づいて、 デコードに 必要であり、 かつ表示させないフレームを特定する特定ステップ (例 えば、 第 2 1図のステップ S 1 0 3 ) と、 特定ステップの処理により 特定された、 デコードに必要であり、 かつ表示させないフレームのフ レーム数に基づいて、 動画データの表示開始フレームを設定する設定 ステップ (例えば、 第 2 1図のステップ S 1 0 6 ) とを含むことを特 徴とする。
請求の範囲 4に記載の記録媒体、 および請求の範囲 5に記載のプロ グラムの構成要件は、 請求の範囲 3に記載の情報処理方法と同様であ るため、 説明を省略する。
以下に、 本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
第 2図は本発明を適用した記録再生装置 1の一実施の形態の構成を 示すブロック図である。
第 2図の記録再生装置 1は、 例えば、 カムコーダ (登録商標) 等の ビデオカメラであり、 放送用のニュース番組の取材や、 スポーツ等の 試合の模様、 映画などの映像コンテンツの撮影に使用される装置であ る。 記録再生装置 1は、 撮影スタッフに操作され、 各場面の撮影を行 う。 そして、 撮影により得られた動画データや音声データを光デイス ク 3 0等の記録媒体に記録する。
また、 記録再生装置 1は、 例えば、 撮像により得られた動画データ であるオリジナルの動画データだけでなく、 ローレゾリューション ( l ow reso lut i on:低解像度) 動画データ (以下、 ローレゾデ一夕と称 する) を光ディスク 3 0に記録することができる。 オリジナルの動画 データは、 デ一夕量が大きいが、 高画質な動画データであるので、 映 像プログラムの完成品に用いられる。 一方、 口一レゾデータは、 オリ ジナルの動画データから各フレームの画素数が間引かれること等によ つて生成された、 画素数の少ないフレームの画像に対応する動画デ一 夕である。 また、 ローレゾデ一夕は、 さらに、 例えば、 MPEG4方式等 でェンコ一ドされているようにしてもよい。 このローレゾデ一夕は、 オリジナルの動画デ一夕と比較して低画質であるが、 デ一夕量が小さ いので、 送信や再生など処理の負荷が軽く、 主に粗編集処理等に利用 される。
また、 記録再生装置' 1は、 例えば、 必要な動画デ一夕等を好適な順 序で再生し、 表示するだけでなく、 取材により得られた動画データ等 の編集処理を行う。 この編集処理としては、 粗編集処理と本編集処理 がある。
粗編集処理は、 動画データや音声データに対する簡易的な編集処理 である。 例えば、 記録再生装置 1は、 粗編集処理において、 1回の撮 像処理を示す単位であるクリップに対応する、 動画データや音声デー 夕等を含む映像コンテンツに関するデータ (以下、 クリップデータと 称する) を複数取得した場合に、 それらのクリップデータの中から、 本編集で使用すべきクリップデータを選択し、 選択されたクリップデ —夕の中から、 さらに必要な映像部分を選択 (Logging) し、 その選 択された映像部分に対応する編集開始位置 (In点) および編集終了 位置 (Out点) を例えば、 タイムコード等を利用して設定し、 上述し たクリップデータの中から、 対応する部分を抽出 (Inges t ing) する なお、 クリップは、 1回の撮像処理だけでなく、 その撮像処理の撮 像開始から撮像終了までの時間を示す単位でもあり,、 その撮像処理に より得られた各種のデータの長さを示す単位でもあり、 その撮像処理 により得られた各種のデータのデ一夕量を示す単位でもある。 さらに 、 クリップは、 その各種のデータの集合体そのものも示す場合もある 本編集処理は、 粗編集処理が施された各クリップデ一夕を繋ぎ合わ せ、 その動画データに対して、 最終的な画質調整等を行い、 番組など で放送するためのデータである完全パッケージデ一夕を作成する処理 である。
なお、 本実施の形態においては、 記録再生装置 1により撮影、 再生 、 および編集を行うようにしているが、 これらをそれぞれ独立した装 置により実行させるようにすることも勿論可能である。
第 2図において、 CPU (Cent ral Process ing Uni t) 1 1は、 ROM (R ead On ly Memory) 1 2に記憶されているプログラムに従って、 各種
の処理を実行する。 RAM (Random Acces s Memory) 1 3には、 CPU 1 1 が各種の処理を実行する上において必要なデ一夕やプログラムなどが 適宜記憶される。
クリップ管理部 1 4は、 クリップを作成して光ディスク 3 0に記録 する処理、 光ディスク 3 0に記録されたクリップの内容を変更する処 理、 および光ディスク 3 0に記録されたクリップを削除する処理等を 管理している。
エディットリスト管理部 1 5は、 クリップを繋ぎ合わせたりして、 編集処理が行なわれた場合、 編集内容に関する情報や、 編集後のデー 夕に関する情報等に基づいて、 編集結果に関する情報であるエディツ 卜リストを生成する。
再生制御部 1 6は、 光ディスク 3 0に記録された AVデ一夕の再生 処理を制御する。
インデックスファイル管理部 1 8は、 光ディスク 3 0のフォーマツ ト時に、 インデックスファイル (INDEX. XMい 4 1を作成し、 ドライ ブ 2 9を介して、 光ディスク 3 0に記録する。 また、 インデックスフ アイル管理部 1 8は、 光ディスク 3 0にクリップが記録された場合、 エディットリストが記録された場合など、 光ディスク 3 0に記録され るデータに変更がある場合、 インデックスファイル 4 1の記述内容を 更新し、 ドライブ 2 9を介して、 光ディスク 3 0に記録する。
ディスクインフォメ一ションファイル管理部 1 9は、 光ディスク 3 0の再生履歴のリスト'ファイルである、 ディスクインフォメーション ファイル (DI SCINF0. XML) の作成および更新処理を実行する。
CPU 1 1、 ROM 1 2、 RAM 1 3、 クリップ管理部 1 4、 エディットリ スト管理部 1 5、 再生制御部 1 6、 インデックスファイル管理部 1 8 、 およびディスクインフォメーションファイル管理部 1 9は、 バス 1
7を介して相互に接続されている。 このバス 1 7にはまた、 入出力ィ ン夕フェース 20も接続されている。
入出力インタフェース 2 0には、 ポタンやダイヤル等から構成され る操作部 2 1が接続され、 操作部 2 1に入力された操作に基づく操作 信号を CPU1 1に出力する。 また、 入出力インタフェース 20には、 LCD (Liquid Crystal Display) などにより構成される表示部 22、 スピーカなどにより構成される音声出力部 2 3、 被写体の映像を撮像 するとともに、 音声を集音する撮像部 24、 ハードディスク等により 構成される記憶部 2 5、 ィンターネットなどのネットワークを介して 、 他の装置とデータの通信を行う通信部 26、 磁気ディスク、 光ディ スク、 光磁気ディスク、 または半導体メモリなどの記録媒体からなる リム一バブルメディァ 28よりデータを読み出したり、 デ一夕を書き 込んだりするときに用いられるドライブ 27も接続きれている。
さらに、 入出力インタフェース 20には、 光ディスク 30へのデー 夕の記録、 および光ディスク 3 0からのデータの読み出しを行うドラ イブ 2 9も接続されている。
光ディスク 30は、 例えば、 開口数 (NA) 0. 8 5、 波長 40 5nm の青紫色レーザを用いて、 最小マーク長 0. 14 m、 トラックピッ チ 0. 32 mの記録密度で大容量 (例えば 2 7ギガバイト) のデー 夕を記録可能な光ディスクである。 なお、 光ディスク 3 0は、 それ以 外の記録媒体であってもよく、 例えば、 DVD- RAM (Digital Versatile Disc - Random Access Memory) , DVD-R (DVD - Recordable) , DV D-RW (DVD - Rewritable) , DVD+R (DVD + Recordable) , DVD + RW ( DVD I Rewritable) , CD-R (Compact Disc - Recordable) , または CD-RW (CD - Rewritable) 等の各種の光ディスクであってもよい。
次に、 光ディスク 30に記録された各データを管理するファイルシ ステム、 並びにファイルシステムにおけるディレクトリ構造およびフ アイルについて説明する。
光ディスク 3 0に記録されたデータを管理するファイルシステムと しては、 どのようなファイルシステムを用いてもよく、 例えば、 UDF (Universal Disk Format) や ISO9660 (International Organizatio n for Standardization 9660) 等を用いてもよい。 また、 光ディスク 30の代わりにハードディスク等の磁気ディスクを用いた場合、 ファ ィルシステムとして、 FAT (File Allocation Tables) 、 NTFS (New T echnology File System) 、 HFS (Hierarchical File System) 、 また は UFS (Unix (登録商標) File System) 等を用いてもよい。 また、 専用のファイルシステムを用いるようにしてもよい。
このファイルシステムにおいては、 光ディスク 30に記録されたデ 一夕は第 3図に示されるようなディレクトリ構造およびファイルによ り管理される。
第 3図において、 ルートディレクトリ (ROOT) 20 1には、 動画デ 一夕や音声データ等のエッセンスデータに関する情報、 および、 エツ センスデータの編集結果を示すエディットリスト等が、 下位のディレ クトリに配置される PR0AVディレクトリ 202が設けられる。 なお、 ルートディレクトリ 20 1には、 図示は省略するが、 構成表データ等 も設けられる。
PR0AVディレクトリ 2 0 2には、 光ディスク 30に記録されている 全てのエッセンスデ一夕に対するタイトルやコメント、 さらに、 光デ イスク 3 0に記録されている全ての動画データの代表となるフレーム である代表画に対応する動画データのパス等の情報を含むファイルで あるディスクメタファイル (DISCMETA.XML) 2 0 3、 光ディスク 30
に記録されている全てのクリップおよびエディットリス卜を管理する ための管理情報等を含むインデックスファイル (INDEX. XML) 2 0 4 、 およびインデックスファイル 2 0 4のバックアップファイル (INDE X. BUP) 2 0 5が設けられている。 なお、 バックアップファイル 2 0 5は、 インデックスファイル 2 0 4を複製したものであり、 2つのフ アイルを用意することにより、 信頼性の向上が図られている。 なお、 第 2図に示されたィンデックスファイル 4 1は、 光ディスク 3 0に記 録されたィンデックスファイル 2 0 4をドライブ 2 9を介して読み出 したものである。
PR0AVディレクトリ 2 0 2には、 さらに、 光ディスク 3 0に記録さ れているデータ全体に対するメタデータであり、 例えば、 ディスク属 性、 再生開始位置、 または Rec lnhi等の情報を含むファイルであるデ イスクインフオメ一シヨンファイル (DI SC INFO. XML) 2 0 6およびデ イスクインフォメーションファイル 2 0 6のバックアップファイル ( DISKINFO. BUP) 2 0 7が設けられている。 なお、 バックアップフアイ ル 2 0 7は、 ディスクインフォメ一シヨンファイル 2 0 6を複製した ものであり、 2つのファイルを用意することにより、 信頼性の向上が 図られている。
また、 PR0AVディレクトリ 2 0 2には、 上述したファイル以外にも 、 クリップのデ一夕が下位のディレクトリに設けられるクリップル一 トディレクトリ (CLPR) 2 0 8、 および、 エディットリストのデータ が下位のディレクトリに設けられるエディットリストル一トディレク トリ (EDTR) 2 0 9が設けられる。
クリップル一トディレクトリ 2 0 8には、 光ディスク 3 0に記録さ れているクリップのデ一夕が、 クリップ毎に異なるディレクトリに分 けて管理されており、 例えば、 第 3図の場合、 3つのクリップのデー
夕が、 クリップディレクトリ (C0001 ) 2 1 1、 クリツプディレクト リ (C0002) 2 1 2、 および、 クリップディレクトリ (C0003) 2 1 3 の 3つのディレクトリに分けられて管理されている。 すなわち、 光デ イスク 3 0に記録された最初のクリップの各データは、 クリップディ レクトリ 2 1 1の下位のディレクトリのファイルとして管理され、 2 番目に光ディスク 3 0に記録されたクリップの各データは、 クリップ ディレクトリ 2 1 2の下位のディレクトリのファイルとして管理され 、 3番目に光ディスク 3 0に記録されたクリップの各データは、 クリ ップディレクトリ 2 1 3の下位のディレクトリのファイルとして管理 される。
また、 エディットリストル一トディレクトリ 2 0 9には、 光ディス ク 3 0に記録されているエディットリストが、 その編集処理毎に異な るディレクトリに分けて管理されており、 例えば、 第 3図の場合、 4 つのエディットリストが、 エディツトリストディレクトリ (E0001 ) 2 1 4、 エディットリストディレクトリ (E0002) 2 1 5、 エディッ トリストディレクトリ (E0003) 2 1 6、 およびエディツトリストデ ィレクトリ (E0004) 2 1 7の 4つのディレクトリに分けて管理され ている。 すなわち、 光ディスク 3 0に記録されたクリップの 1回目の 編集結果を示すエディットリストは、 エディットリストディレクトリ 2 1 4の下位のディレクトリのファイルとして管理され、 2回目の編 集結果を示すエディットリストは、 エディットリストディレクトリ 2 1 5の下位のディレク'トリのファイルとして管理され、 3回目の編集 結果を示すエディットリス卜は、 エディットリストディレクトリ 2 1 6の下位のディレクトリのファイルとして管理され、 4回目の編集結 果を示すエディットリストは、 エディットリストディレクトリ 2 1 7 の下位のディレクトリのファイルとして管理される。
上述したクリップルートディレクトリ 2 0 4に設けられるクリップ ディレクトリ 2 1 1の下位のディレクトリには、 最初に光ディスク 3 0に記録されたクリップの各データが、 第 4図に示されるようなファ ィルとして設けられ、 管理される。
第 4図の場合、 クリップディレクトリ 2 1 1には、 このクリップを 管理するファイルであるクリップインフォメーションファイル (C000 1 C01 . SMI ) 2 2 1、 このクリップの動画デ一夕を含むファイルである ビデオファイル (C0001V01. MXF) 2 2 2、 それぞれ、 このクリップの 各チヤンネルの音声データを含む 4つのファイルであるオーディオフ アイル (C0001A01 . MXF乃至 C0001 A04. MXF) 2 2 3乃至 2 2 6、 この クリップの動画データに対応するローレゾデータを含むファイルであ るローレゾデータファイル (C0001 S01. MXF) 2 2 7、 このクリップの エッセンスデータに対応する、 例えば、 LTCとフレーム番号を対応さ せる変換テーブル等の、 リアルタイム性を要求されないメタデータで あるクリップメ夕データを含むファイルであるクリップメタデ一タフ アイル (C0001M01. XML) 2 2 8、 このクリップのエッセンスデ一夕に 対応する、 例えば LTC等の、 リアルタイム性を要求されるメタデータ であるフレームメタデータを含むファイルであるフレームメ夕デ一夕 ファイル (C0001R01 . BIM) 2 2 9、 並びに、 ビデオファイル 2 2 2の フレーム構造 (例えば、 MPEG等におけるピクチャ毎の圧縮形式に関 する情報や、 ファイルの先頭からのオフセットアドレス等の情報) が 記述されたファイルであるピクチャボインタファイル (C0001 I 01 . PPF ) 2 3 0等のファイルが設けられる。
第 4図の場合、 再生時にリアルタイム性を要求されるデータである 、 動画データ、 口一レゾデ一夕、 およびフレームメタデータは、 それ
ぞれ 1つのファイルとして管理され、 読み出し時間が増加しないよう になされている。
また、 音声データも、 再生時にリアルタイム性を要求されるが、 音 声の多チャンネル化に対応するために、 4チャンネル用意され、 それ ぞれ、 異なるファイルとして管理されている。 すなわち、 音声データ は 4つのファイルとして管理されるように説明したが、 これに限らず 、 音声デ一夕に対応するファイルは、 3つ以下であってもよいし、 5 つ以上であってもよい。
同様に、 動画データ、 口一レゾデータ、 およびフレームメタデータ も、 場合によって、 それぞれ、 2つ以上のファイルとして管理される ようにしてもよい。
また、 第 4図において、 リアルタイム性を要求されないクリップメ タデ一夕は、 リアルタイム性を要求されるフレームメタデータと異な るファイルとして管理される。 これは、 動画データ等の通常の再生中 に必要の無いメタデータを読み出さないようにするためであり、 この ようにすることにより、 再生処理の処理時間や、 処理に必要な負荷を 軽減することができる。
なお、 クリップメタデータファイル 2 2 8は、 汎用性を持たせるた めに XML (ext ens ib l e Markup Language) 形式で記述されているが、 フレームメタデータファイル 2 2 9は、 再生処理の処理時間や処理に 必要な負荷を軽減させるために、 XML形式のファイルをコンパイルし た BIM形式のファイルである。
第 4図に示されるクリップディレクトリ 2 1 1のファイルの構成例 は、 光ディスク 3 0に記録されている各クリップに対応する全てのク リップディレクトリにおいて適用することができる。 すなわち、 第 3 図に示される、 その他のクリップディレクトリ 2 1 2および 2 1 3に
おいても、 第 4図に示されるファイルの構成例を適用することができ るので、 その説明を省略する。
以上において、 1つのクリップに対応するクリップディレクトリに 含まれる各ファイルについて説明したが、 ファイルの構成は上述した 例に限らず、 各クリップディレクトリの下位のディレクトリに、 その クリップに対応するクリップメ夕データファイルが存在すれば、 どの ような構成であってもよい。
なお、 クリップディレクトリ 2 1 1乃至 2 1 3のそれぞれに対して 、 個々に、 削除することが可能か否かを示すフラグを設定することが できる。 すなわち、 例えば、 クリップディレクトリ 2 1 1内のビデオ ファイル 2 2 2およびオーディォファイル 2 2 3乃至 2 2 6を削除し たくない場合、 ユーザは、 操作部 2 1を操作して、 クリップディレク トリ 2 1 1の削除禁止を設定することができ、 この,ときクリップディ レクトリ 2 1 1には削除禁止のフラグが設定される。 この場合、 その 後、 ユーザにより、 誤ってクリップディレクトリ 2 1 1内のファイル (例えばビデオファイル 2 2 2 ) の削除が指示されても、 そのフアイ ルを削除しないようにすることができる。 これにより、 ュ一ザにとつ て必要なファイルを誤って消去することを防止することができる。 ま た、 クリップディレクトリに、 1回分の撮影処理により作成されたク リップインフォメーションファイル、 ビデオファイル、 ォ一ディオフ アイル、 ローレゾデータファイル、 クリップメ夕デ一夕ファイル、 フ レームメタデータファイル、 およびピクチャポインタファイルをまと めて記録し、 クリップディレクトリに対して、 削除禁止のフラグを設 定することにより、 クリップディレクトリ内の個々のファイル、 すな わち、 クリップインフォメーションファイル、 ビデオファイル、 ォ一 ディォファイル、 ローレゾデータファイル、 クリップメタデータファ
ィル、 フレームメタデータファイル、 およびピクチャポインタフアイ ルに対して、 それぞれ削除禁止のフラグを設定する必要がなくなり、 ユーザの手間を省くことが可能となる。
次に、 第 3図のエディットリストルートディレクトリ 2 0 9の下位 のディレクトリにおけるファイルの構成例について説明する。 上述し たエディットリストルートディレクトリ 2 0 9に設けられるエディッ トリストディレクトリ 2 1 5の下位のディレクトリには、 光ディスク 3 0に記録されたクリップの各データの 2回目の編集結果に関する情 報であるエディットリストのデ一夕が、 第 5図に示されるようなファ ィルとして設けられ、 管理される。
第 5図の場合、 エディットリストディレクトリ 2 1 5には、 この編 集結果 (エディットリスト) を管理するファイルであるエディツトリ ストファイル (E0002E01 . SMI ) 2 4 1、 並びに、 この編集後のエツセ ンスデータ (編集に用いられた全クリップのエッセンスデ一夕の内、 編集後のデータとして抽出された部分) に対応するクリップメタデー 夕、 または、 そのクリップメタデータに基づいて新たに生成されたク リップメタデ一夕を含むファィルであるエディットリスト用クリップ メタデータファイル (E0002M01 . XML) 2 4 2が設けられる。
エディットリスト用クリップメタデータファイル 2 4 2は、 後述す るように、 編集結果に基づいて、 編集に使用されたクリップのクリツ プメタデータ (クリップル一トディレクトリ 2 0 8の下位のディレク トリに存在するクリップメタデータファイル) に基づいて生成された 新たなクリップメタデ一タを含むファイルである。 例えば、 編集が行 われると、 第 4図のクリップメタデータファイル 2 2 8に含まれるク リップメタデータから、 編集後のエッセンスデータに対応する部分が 抽出され、 それらを用いて、 編集後のエッセンスデータを 1クリップ
とする新たなクリップメ夕デ一夕が再構成され、 エディットリスト用 クリップメタデータファイルとして管理される。 すなわち、 編集後の エッセンスデータには、 編集後のエッセンスデータを 1クリップとす る新たなクリップメタデ一夕が付加され、 そのクリップメタデータが 1つのエディットリスト用クリップメ夕データファイルとして管理さ れる。 従って、 このエディツトリスト用クリップメタデータファイル は、 編集毎に生成される。
なお、 このエディットリスト用クリップメタデータファイル 2 4 2 は、 汎用性を持たせるために、 XML形式で記述される。
第 5図に示されるエディットリストディレクトリ 2 1 5のファイル の構成例は、 全てのエディツトリスト (編集結果) において適用する ことができる。 すなわち、 第 3図に示される、 その他のエディツトリ ストディレクトリ 2 1 4、 2 1 6、 または 2 1 7においても、 第 5図 に示されるファイルの構成例を適用することができるので、 その説明 を省略する。
以上において、 1回の編集作業に対応するエディットリストディレ クトリに含まれる各ファイルについて説明したが、 ファイルの構成は 上述した例に限らず、 各エディットリストディレクトリの下位のディ レクト'リに、 その編集に対応するエディットリスト用クリップメタデ —夕ファイルが存在すれば、 どのような構成であってもよい。
次に、 第 6図乃至第 8図は、 インデックスファイル 2 0 4 (インデ ックスファイル 4 1 ) の記述例を表している。 なお、 第 7図は、 第 6 図の記述の続きであり、 第 8図は第 7図の記述の続きである。
第 6図の第 1行目の記述 「く? xml vers i on-" 1. 0" encod ings" UTF-8" ?>」 のうち、 「xml vers i on=" 1. 0" j は、 インデックスファイル 2 0 4が XML文書であることを表している。 また、 「encod i ng=" UTF- 8"」
は、 文字コードが UTF- 8で固定であることを表している。 第 6図の第 2fr目の 己 ¾i 「く indexFile xmlns=" urn: schemas-prof essionalDisc: i ndex"」 は、 XML文書の名前空間を表している。 第 6図の第 3行目の 記述 rindexId=" 01 3456789ABCDEF0123456789ABCDEF">J は、 インデ ックスファイル 2 04自体をグロ一バルユニークに識別するための I D (Identification) を表している。 すなわち、 本記述例においては 、 インデックスファイル 2 04の IDは、 「0123456789ABCDEF0123456 789ABCDEFJ である。
第 6図の第 4行目の記述 r<clipTable path="/PROAV/CLPR/">J は 、 クリップが記録されているディレクトリのディスク内の絶対パスを 示している。 すなわち、 「/PR0AV/CLPR/」 は、 クリップが PR0AVディ レクトリ 2 0 2下のクリップルートディレクトリ 2 0 8下に記録され ていることを示している。 第 6図の第 5行目の記述, 「く!-- Normal C1 ip --〉」 は、 その直後の行からノーマルなクリップについての記述が あることを示している。 第 6図の第 6行目の記述 「く clip id="C0001" umid=" 0D12130000000000001044444484EEEE00E0188E130B" J のうち、 rclip id="C0001"」 は、 クリップの ID (以下、 クリップ IDとも称 する) を表しており、 本記述例においては、 クリップ IDが 「C0001」 であることを示している。 なお、 このクリップ IDは、 クリップディ レクトリ名と同一の名称とされる。 すなわち、 クリップ ID 「C0001」 は、 クリップディレクトリ 2 1 1の名称が IDとして利用されたもの である。 また、 rUmid=" 0D12130000000000001044444484EEEE00E0188E 130B"J は、 UMIDを示しており、 本記述例においては、 UMIDが 「0D12 130000000000001044444484EEEEOOE0188E130BJ であることを示してい る。
第 6図の第 7行目の記述 rfile="C0001C01.SMI" fps=" 59.94i" dur =" 12001" c =" 4" aspectRatio="4:3">j のうち、 「f i le=" C0001C01. S MI"」 は、 クリップインフォメーションファイル 22 1のファイル名 を示している。 本記述例においては、 クリップインフォメーションフ アイル 2 2 1のファイル名が 「C0001C01.SMI」 であることを示してい る。 また、 「ips=" 59.94i"」 は、 クリップの時間軸方向のレゾリュー シヨンを示している。 単位は field/secである。 本記述例においては 、 NTSC方式の信号周波数を示している。 また、 「dur=" 12001"」 は、 クリップの有効な時間方向の長さを示している。 単位はフレーム数で あり、 1フレームの時間は fps属性によって知ることができる。 すな わち、 「12001」 は、 このクリップの動画データが、 12001フレーム 分の時間長であることを示している。 また、 「ch="4"」 は、 クリップ に含まれるオーディォチャンネル数を示している。 本記述例において は、 オーディオチャンネル数が 4つであることを示している。 これは 、 第 4図のクリップディレクトリ 2 1 1内に含まれるオーディオファ ィル 22 3乃至 226の個数に対応している。 また、 「aspectRatio= "4:3"」 は、 このクリップに含まれるビデオファイル 222のァスぺ クト比を示している。 本記述例においては、 アスペクト比が 4 : 3で あることを示している。
第 6図の第 8行目の記述 「く video umid="OD121300000000000010444 44484EEEE00E0188E130B"」 は、 ビデオ要素の属性を示しており、 「um id="0D12130000000000001044444484EEEE00E0188E130B"j は、 このビ デォファイル 2 22の UMIDを示している。 すなわち、 本記述例にお いては、 ビデオファイル 222の UMIDが 「0D121300000000000010444 44484EEEE00E0188E130BJ であることを示している。
第 6図の第 9行目の記述 rfile="C0001V01.MXF" type="DV25_411" header 65536"/〉」 は、 第 8行目に引き続き、 ビデオ要素の属性を示 している。 「file="C0001V01.MXF"」 は、 ビデオファイル 2 2 2のフ アイル名を示している。 本記述例においては、 ビデオファイル 2 2 2 のファイル名 「C0001V01.MXF」 が記述されている。 また、 「type="DV 25_411"」 は、 ビデオファイル 2 2 2のファイル形式 (符号化方式) を示している。 本記述例においては、 ファイル形式として 「DV25— 411 」 が記述されている。 また、 「header=" 65536"」 は、 ビデオファイル 2 2 2のヘッダサイズを示している。 単位は Byteである。 ファイル 先頭から、 ヘッダサイズ分だけシークした位置から Bodyデ一夕が開 始することを意味する。 本記述例においては、 ヘッダサイズが 65536 Byteであることを示している。
第 6図の第 1 0行目の記述 「く audio umid^" 0D1213000000000000104 4444484EEEE00E0188E130B"」 は、 オーディオ要素に含まれる属性を示 している。 なお、 オーディオ要素は、 クリップディレクトリ 2 2 1内 に含まれるオーディオファイルに関する情報を管理する。 「umid="0D 12130000000000001044444484EEEE00E0188E130B" J は、 このオーディ ォファイルの UMIDを示しており、 本記述例においては、 オーディオ ファイル 2 2 3の UMIDが rODl 2130000000000001044444484EEEE00E01 88E130BJ であることを示している。
第 6図の第 1 1行目の記述 rfile="C0001A01.MXF" type=" LPCM16" header 65536" track'Dst=" CH1"/>J は、 第 1 0行目に引き続き、 こ のオーディオファイル 2 2 3のオーディオ要素に含まれる属性を示し ている。 「file="C0001A01.MXF"J は、 オーディオファイル 2 2 3の ファイル名を示している。 本記述例においては、 ファイル名として 「 C0001A01.MXFJ が記述されている。 また、 「type="LPCM16"」 は、 ォ
—ディォファイル 2 2 3のファイル形式を示している。 本記述例にお いては、 ファイル形式として 「LPCM16」 が記述されている。 また、 「 header 65536"」 は、 オーディオファイル 2 2 3のヘッダサイズを示 している。 単位は Byteである。 本記述例においては、 ヘッダサイズ が 65536Byteであることを示している。 また、 「trackDst="CHl"」 は 、 オーディオファイル 2 2 3に基づく音声を出力させるオーディオチ ヤンネルを示している。 本記述例においては、 音声を出力させるォー ディォチャンネルとして rCHlj が記述されている。
第 6図の第 1 2行目の記述 「く audio umid=" 0D1213000000000000104 4444484EEEE00E0188E130B"」 は、 オーディオ要素に含まれる属性を示 している。 rUmid=" 0D1 130000000000001044444484EEEEOOE0188E130B "」 は、 オーディオファイル 2 2 4の UMIDを示しており、 本記述例に おいては、 このオーディオファイル 2 2 4の UMIDが Γ0Ο12130000000 000001044444484EEEE00E0188E130BJ であることを示している。
第 6図の第 1 3行目の記述 「file="C0001A02.MXF" type=" LPCM16" header:" 65536" t rackDst=" CH2'7>J は、 第 1 2行目に引き続き、 こ のオーディオファイル 2 2 4のオーディオ要素に含まれる属性を示し ている。 「f ile="C0001A02.MXF"」 は、 オーディオファイル 2 2 4の ファイル名を示している。 本記述例においては、 ファイル名として 「 C0001A02.MXFJ が記述されている。 また、 「type="LPCM16"」 は、 ォ —ディォファイル 2 2 4のファイル形式を示している。 本記述例にお いては、 ファイル形式として 「LPCM16」 が記述されている。 また、 「 header 65536"」 は、 オーディオファイル 2 2 4のヘッダサイズを示 している。 単位は Byteである。 本記述例においては、 ヘッダサイズ が 65536Byteであることを示している。 また、 「trackDst="CH2"」 は 、 オーディオファイル 2 2 4に基づく音声を出力させるオーディォチ
ヤンネルを示している。 本記述例においては、 音声を出力させるォー ディォチャンネルとして 「CH2」 が記述されている。
第 6図の第 14行目の記述 「く audio umid=" 0D1213000000000000104 4444484EEEE00E0188E130B"」 は、 オーディオ要素に含まれる属性を示 している。 rUmid=" 0D12130000000000001044444484EEEE00E0188E130B "」 は、 オーディオファイル 22 5の UMIDを示しており、 本記述例に おいては、 このオーディオファイルの UMIDが 「0D12130000000000001 044444484EEEE00E0188E130BJ であることを示している。
第 6図の第 1 5行目の記述 rf ile="C0001A03.MXF" type=" LPCM16" header=" 65536" trackDst=" CH3"/>J は、 第 14行目に引き続き、 こ のオーディオファイル 22 5のオーディオ要素に含まれる属性を示し ている。 「file="C0001A03.MXF"」 は、 オーディオファイル 22 5の ファイル名を示している。 本記述例においては、 スアイル名として 「 C0001A03.MXFJ が記述されている。 また、 「type=" LPCM16"」 は、 ォ —ディォファイル 2 25のファイル形式を示している。 本記述例にお いては、 ファイル形式として 「LPCM16」 が記述されている。 また、 「 header-" 65536"」 は、 オーディオファイル 22 5のヘッダサイズを示 している。 単位は Byteである。 本記述例においては、 ヘッダサイズ が 65536Byteであることを示している。 また、 「trackDst="CH3"」 は 、 オーディオファイル 22 5に基づく音声を出力させるオーディオチ ャンネルを示している。 本記述例においては、 オーディォファイル 2 2 5に基づく音声を出力させるオーディオチャンネルとして 「CH3J が記述されている。
第 6図の第 1 6行目の記述 「く audio umid=" 0D1213000000000000104 4444484EEEE00E0188E130B"」 は、 オーディオ要素に含まれる属性を示 している。 rUmid="0Dl 2130000000000001044444484EEEE00E0188E130B
"」 は、 オーディオファイル 2 2 6の UMIDを示しており、 本記述例に おいては、 このオーディオファイル 2 2 6の UMIDが 「0D12130000000 000001044444484EEEEOOE0188E130BJ であることを示している。
第 6図の第 1 7行目の記述 「file="C0001A04.MXF" type=" LPCM16" header 65536" trackDst^" CH4"/>J は、 第 1 6行目に引き続き、 こ のオーディオファイル 2 2 6のオーディオ要素に含まれる属性を示し ている。 「file="C0001A04.MXF"」 は、 オーディオファイル 2 2 6の ファイル名を示している。 本記述例においては、 ファイル名として Γ C0001A04.MXFJ が記述されている。 また、 「 type=" LPCM16"」 は、 ォ —ディォファイル 2 2 6のファイル形式を示している。 本記述例にお いては、 ファイル形式として 「LPCM16」 が記述されている。 また、 「 header=" 65536"」 は、 オーディオファイル 2 2 6のヘッダサイズを示 している。 単位は Byteである。 本記述例においては、 ヘッダサイズ が 65536Byteであることを示している。 また、 「trackDst="CH4"」 は 、 オーディオファイル 2 2 6に基づく音声を出力させるオーディオチ ヤンネルを示している。 本記述例においては、 オーディオファイル 2 2 6に基づく音声を出力させるォ一ディォチャンネルとして 「CH4」 が記述されている。
第 6図の第 1 8行目の記述 「く subStream uiid=" 0D121300000000000 01044444484EEEE00E0188E130B"」 は、 subStream要素、 すなわち、 口 —レゾデータファイル 2 2 7に関する属性が記述されている。 「umid ="0D12130000000000001044444484EEEE00E0188E130B"J は、 口一レゾ データファイル 2 2 7の UMIDを示しており、 本記述例においては、 ローレゾデータファイル 2 2 7の UMIDが 「0D121300000000000010444 44484EEEE00E0188E130BJ であることを示している。
第 6図の第 1 9行目の記述 rfile="C0001S01.MXF" type="PD-SubSt ream" header 65536"/〉」 は、 第 6図の第 1 8行目に引き続き、 ロー レゾデ—夕ファイル 2 2 7に関する属性が記述されている。 「file=" C0001S01.MXF"J は、 口一レゾデ一夕ファイル 2 2 7のファイル名を 示している。 本記述例においては、 ローレゾデータファイル 2 2 7の ファイル名 「C0001S01.MXF」 が記述されている。 また、 「type="PD_S ubStream"」 は、 口一レゾデ一夕ファイル 2 2 7のファイル形式を示 す。 本記述例においては、 口一レゾデータファイル 2 2 7のファイル 形式として 「PD- SubStreamj が記述されている。 また、 「header="65 536" J は、 口一レゾデータファイル 2 2 7のヘッダサイズを示してい る。 本記述例においては、 ヘッダサイズとして 「65536」 と記述され ており、 これはローレゾデ一夕ファイル 2 2 7のヘッダサイズが 655 36Byteであることを示している。 ,
第 6図の第 2 0行目の記述 「く meta f i le-" C0001M01. XML" type="P D_Meta"/〉」 は、 クリップメタデータファイル 2 2 8の属性が記述さ れている。 このメタ要素は、 クリップメ夕デ一夕ファイル 2 2 8に関 する情報を管理する。 「file="C0001M01.XML"」 は、 クリップメ夕デ —夕ファイル 2 2 8のファイル名を示している。 本記述例においては 、 クリップメタデータファイル 2 2 8のファイル名として rcOOOlMOl .XML J が記述されている。 また、 「type="PD-Meta"」 は、 クリップメ 夕データファイル 2 2 8のファイル形式を示す。 本実施の形態におい ては、 クリップメタデータファイル 2 2 8のファイル形式として Γρ D-Metaj が記述されている。
第 6図の第 2 1行目の記述 r<rtieta f i le=" C0001R01. BIM" type=" std2k" header=" 65536"/>J は、 フレームメタデータファイル 2 2 9 の属性が記述されている。 リアルタイムメタ要素は、 フレームメタデ
—タファイル 2 2 9に関する情報を管理する。 「file="C0001R01.BIM "」 は、 フレームメタデータファイル 2 2 9のファイル名を示してい る。 本記述例においては、 フレームメタデータファイル 2 2 9のファ ィル名として 「C0001R01.BIM」 が記述されている。 また、 「type="st d2 」 は、 フレームメタデータファイル 2 2 9のファイル形式を示し ている。 本記述例においては、 フレームメタデータファイル 2 2 9の ファイル形式として 「std2k」 が記述されている。 また、 「header="6 5536" J は、 フレームメタデータファイル 2 2 9のヘッダサイズを示 している。 本記述例においては、 フレームメタデータファイル 2 2 9 のヘッダサイズとして 「65536」 と記述されており、 これは、 ヘッダ サイズが 65536Byteであることを示している。
第 6図の第 2 2行目の記述 「く/ clip〉」 は、 クリップ ID 「C0001」 のクリツプ、 すなわちクリップディレクトリ 2 2 1内に記録されたフ アイルに関する属性の記述が終了したことを示している。 すなわち、 第 6図の第 5行目乃至第 2 2行目に、 クリップ ID 「C0001」 の、 1つ のクリップに関する情報が記述されている。
第 6図の第 2 3行目乃至第 7図の第 1 3行目には、 クリップ ID 「C 0002」 のクリップ、 すなわちクリップディレクトリ 2 1 2内に記録さ れたファイルに関する属性が記述されている。 その属性の項目は、 基 本的にクリップ ID 「C0001」 のクリップの場合と同様であるので、 詳 細な説明は省略する。
また、 第 7図の第 4行目乃至第 8図の第 3行目には、 クリップ I D 「C0003」 のクリップ、 すなわちクリップディレクトリ 2 1 3内に記 録されたファイルに関する属性が記述されている。 その属性の項目は 、 基本的にクリップ ID 「C0001」 のクリップと同様であるので、 詳細 な説明は省略する。
第 8図の第 4行目の記述 「く/ clipTable>」 は、 第 8図の第 4行目ま でで、 クリップに関する記述が終了したことを示している。 すなわち 、 第 4図の第 4行目乃至第 8図の第 4行目には、 クリップ ID rcOOOl 」 乃至 「C0003」 の 3個のクリップに関する管理情報が記述されてい る。
第 8図の第 5行目の記述 「く editlistTable path="/PROAV/EDTR/"> 」 は、 エディットリストが記録されているディレクトリのディスク内 の絶対パスを示す。 すなわち、 本記述例においては、 エディットリス トは、 PR0AVディレクトリ 2 0 2下のエディットリストル一トディレ クトリ 2 0 9内に記録されていることを示している。
第 8図の第 6行目の記述 「く editlist id-"E0001" umid=" 0D1213000 0000000001044444484EEEE00E0188E130B"J のうち、 「id E0001"」 は 、 エディットリストの ID (以下、 エディットリスト IDとも称する) を示している。 このエディツトリスト IDは、 エディツトリストディ レクトリの名称と同一とされる。 すなわち、 エディットリスト ID 「E 0001」 は、 第 3図のエディットリストディレクトリ 2 1 4の名称が用 いられたものである。 本記述例においては、 エディツトリスト IDと して 「E0001」 が記述されている。 また、 「umid="0D121300000000000 01044444484EEEE00E0188E130B"」 は、 このエディツトリストディレク トリ 2 1 4の UMIDを示している。 本記述例においては、 エディット リストディレクトリ 2 1 4の UMIDとして 「0D121300000000000010444 44484EEEE00E0188E130'B」 が記述されている。
第 8図の第 7行目の記述 「file="E0001E01.SMI" dur=" 500" fps="5 9.94i" ch="4" aspectRatio="4:3">J は、 第 8図の第 6行目に引き続 き、 エディツトリストディレクトリ 2 1 4の属性が記述されている。 「file="E0001E01.SMI"」 は、 エディツトリストディレクトリ 2 1 4
内のエディットリストファイルのファイル名を示している。 本記述例 においては、 エディツトリストファイルのファイル名として ΓΕ0001Ε 01.SMI」 が記述されている。 また、 「dur="500"」 は、 エディツトリ ストディレクトリ 2 1 4に記録された編集結果の動画データを再生し た場合の有効な時間方向の長さを示している。 単位はフレーム数であ る。 すなわち、 「500」 は、 エディットリストディレクトリ 2 1 4に 記録された編集結果の動画データを再生した場合、 500フレーム分の 時間長になることを示している。 また、 「fps=" 59.94i"」 は、 エディ ットリストディレクトリ 2 1 4に記録された編集結果の動画データの 時間軸方向のレゾリューションを示している。 単位は field/secであ る。 本記述例においては、 NTSC方式の信号周波数を示している。 ま た、 「ch="4"」 は、 エディツトリストディレクトリ 2 1 4に記録され た編集結果に含まれるォ一ディォチャンネル数を示している。 本記述 例においては、 オーディォチャンネル数が 4つであることを示してい る。 また、 「aspectRatio="4:3"」 は、 エディツトリストディレクト リ 2 1 4に記録された編集結果の動画データのァスぺクト比を示して いる。 本記述例においては、 アスペクト比が 4 : 3であることを示し ている。
第 8図の第 8行目の記述 「く meta f i le="E0001M01. XML" type="PD-M eta"/>」 は、 メタ要素の属性が記述されている。 メタ要素は、 エディ ットリストディレクトリ 2 1 4内のメタデータに関する情報を管理す る。 「file="E0001M01:XML"」 は、 エディツトリスト用クリップメタ データファイルのファイル名を示している。 本記述例においては、 ェ ディットリスト用クリップメ夕データファイルのファイル名として Γ E0001M01.XMLJ が記述されている。 また、 「type="PD- Meta"」 は、 ェ ディットリスト用クリップメタデータファイルのファイル形式を示す
。 本実施の形態においては、 エディツトリスト用クリップメタデータ ファイルのファイル形式として 「PD-Me 」 が記述されている。
第 8図の第 9行目の記述 「く/ ed i t l i s t〉」 は、 1つのエディツトリ ストに関する管理情報の記述が終了したことを示す。 すなわち、 第 8 図の第 6行目に記述が開始されたエディットリストディレクトリ 2 1 4内のファイルに関する記述が、 第 8図の第 9行目に終了したことを 示している。
第 8図の第 1 0行目乃至第 1 3行目には、 エディットリスト ID 「E 0002」 のエディットリスト、 すなわちエディツトリストディレクトリ 2 1 5内のファイルに関する管理情報が記述されている。 その属性の 項目は、 第 8図の第 6行目乃至第 9行目に記述されたエディットリス ト ID 「E0001」 のエディットリストの場合と同様であるので、 詳細な 説明は省略する。 ,
また、 第 8図の第 1 4行目乃至第 1 7行目には、 エディットリスト ID 「E0003」 のエディットリスト、 すなわちエディッ トリストディレ クトリ 2 1 6内のファイルに関する管理情報が記述されている。 その 属性の項目は、 第 8図の第 6行目乃至第 9行目に記述されたエディッ トリスト ID 「E0001」 のエディットリストの場合と同様であるので、 詳細な説明は省略する。
さらにまた、 第 8図の第 1 8行目乃至第 2 1行目には、 エディット リスト ID 「E0004」 のエディットリスト、 すなわちエディットリスト ディレクトリ 2 1 7内のファイルに関する管理情報が記述されている 。 その属性の項目は、 第 8図の第 5行目乃至第 9行目に記述されたェ ディットリスト ID 「E0001」 のエディットリストの場合と同様である ので、 詳細な説明は省略する。
第 8図の第 2 2行目の記述 「く/ ed i t l i s ab l e>」 は、 第 8図の第 5 行目から記述が開始されたエディットリストに関する管理情報の記述 の終了を示している。
第 8図の第 2 3行目の記述 「く/ indexF i l e〉」 は、 インデックスファ ィル 2 0 4の記述の終了を示している。
次に、 第 9図は、 第 2図のクリップ管理部 1 4の内部の構成例を表 している。
第 9図において、 クリップ作成部 3 0 1は、 撮影処理が実行された 場合、 AVデ一夕とそれに関する管理情報等からなる、 1つのクリツ プを作成し、 光ディスク 3 0のクリップルートディレクトリ 2 0 8下 に記録する。 クリップ更新部 3 0 2は、 作成されたクリップの動画デ 一夕のうち、 ユーザにより指定されたデータのみを残して、 余分なデ 一夕を削除する処理を実行する。 クリップ更新部 3 0 2の詳細な説明 は、 第 1 0図を参照して後述する。
クリップインフォメーションファイル管理部 3 0 3は、 クリップデ ィレクトリ下のクリップインフォメーションファイル (例えば、 第 4 図のクリップインフォメ一ションファイル 2 2 1 ) の作成および更新 を管理する。
ビデオ ·オーディオファイル管理部 3 0 4は、 ビデオファイル (例 えば、 第 4図のビデオファイル 2 2 2 ) およびオーディオファイル ( 例えば、 第 4図のオーディオファイル 2 2 3乃至 2 2 6 ) の作成、 更 新等の処理を行う。 また、 ビデオ ·オーディオファイル管理部 3 0 4 は、 口一レゾデータファイル (例えば、 第 4図のローレゾデ一夕ファ ィル 2 2 7 ) の作成、 更新等の処理を行う。
メタデータ管理部 3 0 5は、 メタデータ (例えば、 第 4図のクリツ プメ夕データ 2 2 8およびフレームメタデータ 2 2 9 ) の作成、 更新 等の処理を行う。
ピクチャポインタ管理部 3 0 6は、 ピクチャポインタファイル (例 えば、 第 4図のピクチャポインタファイル 2 3 0 ) の作成、 更新等の 処理を行う。
次に、 第 1 0図を参照して、 クリップ更新部 3 0 2について、 さら に詳細に説明する。
第 1 0図に示されるように、 クリップ更新部 3 0 2は、 表示位置決 定部 4 0 1、 デコードフレーム特定部 4 0 2、 不要フレーム特定部 4 0 3、 および表示開始位置設定部 4 0 4を含んでいる。
表示位置決定部 4 0 1は、 例えば、 クリップに含まれるビデオファ ィルが表示部 2 2に表示されているときに、 操作部 2 1を介して、 ュ 一ザから、 ビデオファイルを部分削除する指示が入力された場合、 そ の瞬間のタイムコードに対応するフレームを、 削除する部分と削除し ない部分の境界位置のフレーム (以下、 編集点のフレームとも称する ) として決定する。 なお、 ここで決定される編集点のフレームは、 削 除しない側に属する。 例えば、 6 0分間のビデオファイルのうち、 最 後の 1 0分間分だけ残しておきたい場合、 ユーザは操作部 2 1を操作 して、 ビデオファイルの先頭から 5 0分後の、 所望のフレームが表示 部 2 2に表示されているタイミングで、 その表示されているフレーム より時間的に前のフレームを削除するように指示する。 このとき、 表 示位置決定部 4 0 1は、 ユーザにより指示された、 表示部 2 2に表示 されていたフレームを編集点のフレームとして決定する。
デコードフレーム特定部 4 0 2は、 ユーザにより削除が指示されな かったフレーム、 すなわち、 表示させるために残しておくように指示
されたフレーム (以下、 表示指示フレームとも称する) を表示させる ために必要なフレームを特定する。 すなわち、 ビデオファイルが、 フ レーム間予測により符号化されている場合、 表示指示フレームを表示 させるためには、 表示指示フレーム以外のフレームをデコードさせる 必要があることがある。 そこで、 デコードフレーム特定部 4 0 2は、 表示指示フレーム以外のフレームの中から、 表示指示フレームを表示 させるためにデコードさせる必要があるフレーム (以下、 デコード用 フレームとも称する) を特定する。 例えば、 上述したように 6 0分間 のビデオファイルのうち、 最後の 1 0分間分だけを残す場合、 表示位 置決定部 4 0 1により編集点のフレームが決定されるので、 デコード フレーム特定部 4 0 2は、 編集点のフレームより時間的に前のフレー ムの中から、 編集点より時間的に後のフレーム (表示指示フレーム) を表示させるためにデコードに必要なフレームを特定する。
不要フレーム特定部 4 0 3は、 ユーザにより削除が指示されたフレ ームのうち、 デコードフレーム特定部 4 0 2により特定されたデコー ド用フレーム以外のフレ ムを、 光ディスク 3 0から削除してよい不 要なフレームとして特定する。 なお、 ビデオ ·オーディオファイル管 理部 3 0 4は、 不要フレーム特定部 4 0 3により、 不要なフレームと して特定されたフレームをビデオファイル 4 1 1から削除して、 光デ イスク 3 0の記録を更新する。 例えば、 上述したように 6 0分間のビ デォファイルのうち、 最後の 1 0分間分だけを残す場合、 デコードフ レーム特定部 4 0 2により、 編集点のフレームより時間的に前のフレ —ムの中からデコード用フレームが特定されるので、 不要フレーム特 定部 4 0 3は、 編集点のフレームより時間的に前のフレームのうち、 デコード用フレーム以外のフレームを不要なフレームとして特定する
表示開始位置設定部 4 0 4は、 デコードフレーム特定部 4 0 2によ り特定されたデコード用フレームの個数に基づいて、 表示を開始する フレームのタイムコードを設定する。 すなわち、 デコード用フレーム は、 デコードしても、 表示させないようにする必要がある。 そこで、 これらのデコード用フレームを表示させないようにするために、 デコ 一ド用フレームの個数分だけ経過したタイムコードから、 表示を開始 することにより、 デコード用フレームを表示させないようにすること ができる。 表示開始位置設定部 4 0 4は、 この表示開始位置のタイム コードを設定する。 なお、 クリップインフォメーションファイル管理 部 3 0 3は、 表示開始位置設定部 4 0 4により設定されたタイムコー ドを、 表示開始位置のタイムコードとしてクリップインフォメ一ショ ンファイル 4 2 1に記録し、 このクリップインフォメーションフアイ ル 4 2 1を光ディスク 3 0に記録する。 また、 ィンデックスファイル 管理部 1 8は、 クリップインフォメーションフアイル管理部 3 0 3が 、 クリップインフォメ一シヨンファイル 4 2 1に記録した、 表示開始 位置のタイムコードを、 インデックスファイル 4 1にも記録し、 これ を光ディスク 3 0に記録する。
次に、 第 1 1図のフローチャートを参照して、 記録再生装置 1のク リップ追加処理について説明する。
ステツプ S 5 1において、 クリップ作成部 3 0 1は、 クリップル一 トディレクトリ 2 0 8下にクリップディレクトリを作成する。 第 1 2 図は、 クリップル一トディレクトリ 2 0 8下に新たに作成されたクリ ップディレクトリの例を表している。 すなわち、 例えば、 もともと第 3図のように、 クリップルートディレクトリ 2 0 8下に、 クリップデ ィレクトリ 2 1 1乃至 2 1 3があった場合、 ステップ S 5 1の処理に より、 クリップ作成部 3 0 1は、 ドライブ 2 9を介して、 光ディスク
3 0のクリツプル一トディレクトリ 2 0 8下に、 クリップディレクト リ 5 0 1を追加記録する。
ステップ S 5 2において、 クリップインフォメ一ションファイル管 理部 3 0 3は、 クリップインフォメーションファイルを作成し、 ドラ イブ 2 9を介して、 光ディスク 3 0のクリップディレクトリ 5 0 1下 に記録する。 第 1 3図は、 クリップディレクトリ 5 0 1下の構成例を 表している。 ステップ S 5 2では、 クリップディレクトリ 5 0 1下に クリップインフォメーションファイル 4 2 1が記録される。 なお、 ク リップインフォメーションファイルの記述例は第 1 4図乃至第 1 6図 を参照して後述する。
ステップ S 5 3において、 ビデオ ·オーディォファイル管理部 3 0 4は、 ビデオファイル 4 1 1、 オーディォファイル 5 2 1乃至 5 2 4 、 および口一レゾデータ 5 2 5を作成し、 ドライブ 2 9を介して、 光 ディスク 3 0のクリップディレクトリ 5 0 1下に記録する。 また、 ス テツプ S 5 3において、 メタデータ管理部 3 0 5は、 クリップメタデ —夕ファイル 5 2 6およびフレームメタデータファイル 5 2 7を作成 し、 ドライブ 2 9を介して、 光ディスク 3 0のクリップディレクトリ 5 0 1下に記録する。 さらに、 ステップ S 5 3において、 ピクチャポ インタ管理部 3 0 6は、 ピクチャポインタファイル 5 2 8を作成し、 ドライブ 2 9を介して、 光ディスク 3 0のクリップディレクトリ 5 0 1下に記録する。
ステップ S 5 4において、 インデックスファイル管理部 1 8は、 ィ ンデックスファイル 4 1に、 クリツプディレクトリ 5 0 1のファイル の属性が記述されたクリップ要素を追加して、 インデックスファイル 4 1を更新する。 なお、 更新されたインデックスファイル 4 1の記述 例は、 第 1 7図乃至第 2 0図を参照して後述する。
ステップ S 5 5において、 インデックスファイル管理部 1 8は、 ス テツプ S 54で更新されたィンデックスファイル 41を、 ドライブ 2 9を介して、 光ディスク 30の PR0AVディレクトリ 2 0 2下に記録す る。 なお、 この際、 インデックスファイル管理部 1 8は、 もともと P R0AVディレクトリ 202に記録されていたィンデックスファイル 2 04に、 インデックスファイル 41を上書き記録する。 また、 インデ ックスファイル管理部 1 8は、 インデックスファイル 4 1を複製する ことにより、 ノ ックアップファイルを作成し、 バックアップファイル も、 PR0AVディレクトリ 202下に記録する。 なお、 この際、 インデ ックスファイル管理部 1 8は、 もともと PR0AVディレクトリ 202に 記録されていたバックアップファイル 2 0 5に、 新たに作成されたバ ックアップファイルを上書き記録する。
以上のようにして、 クリップ追加処理が実行され,る。
第 14図乃至第 1 6図は、 上述したクリップ追加処理によりクリツ プディレクトリ 50 1下に作成されたクリップィンフオメーションフ アイル 42 1の記述例を表している。 なお、 第 1 5図は第 14図に続 く記述を、 第 1 6図は第 1 5図に続く記述をそれぞれ表している。 第 14図の第 1行目の記述 「く? xml version 1.0" encoding="UTF- 8"?〉」 のうち、 「xml version 1.0"」 は、 クリップィンフオメ一シ ヨンファイル 42 1が XML文書であることを表している。 また、 「en coding="UTF- 8"」 は、 文字コードが UTF- 8で固定であることを表して いる。 '
第 14図の第 2行目の記述 「く smil xmlns=" urn: schemas- profess io nalDisc:edl:clipInfo">j は、 XML文書の名前空間を表している。 第 14図の第 3行目の記述 「く head>」 は、 ヘッダの記述が開始され ることを表している。 すなわち、 クリップインフォメーションフアイ
ル 42 1の記述は、 ヘッダ部分とボディ部分に分けられており、 最初 にヘッダ部分が記述される。 第 14図の第 4行目の記述 「く metadata type="Meta">j は、 クリップインフォメーションファイル 42 1のフ アイル形式を示している。 第 14図の記述例においては、 ファイル形 式として 「Meta」 と記述されている。 第 14図の第 5行目の記述 「く !—一 nonrealtime meta ―〉」 は、 クリップメタデータファイ^/ 52 6 に関する記述が第 6行目以下に記述されることを示している。 第 14 図の第 6行目の記述 r<NRMeta xilns=" urn: schemas :proDisc :nr t">j は、 クリップメタデータファイル 5 26の名前空間を示している。 第 14図の第 7行目の記述 「く ref src="C0004M01.XML"/>J は、 参照す るソース名を示している。 第 14図の記述例においては、 クリップメ 夕データファイル 526のファイル名 「C0004M01.XML」 が記述されて いる。 第 14図の第 8行目の記述 「く/ NRMeta>」 は、 クリップメタデ —夕ファイル 5 26に関する記述が終了したことを示している。 第 1 4図の第 9行目の記述 「く/ metadata〉」 は、 第 4行目から記述が開始 されたメタデータに関する記述が終了することを示している。 第 14 図の第 1 0行目の記述 「く/ head>」 は、 第 3行目から開始されたへッ ダに関する記述が終了したことを示している。
第 14図の第 1 1行目の記述 「く body>」 は、 クリップインフォメー シヨンファイル 42 1のボディ部分の記述が開始されることを示して いる。 第 14図の第 1 2行目の記述 「く par〉」 は、 デ一夕を並行して 再生させることを示している。 第 14図の第 1 3行目の記述 「く switc h>J は、 データを選択的に再生させることを示している。 第 14図の 第 14行目の記述 「く!-- main stream - -〉」 は、 本線の AVデータに 関する記述が開始されることを示している。 なお、 本線とは、 低解像 度のローレゾデータに対応する、 高解像度のデータ (例えば、 ビデオ
ファイル 4 1 1およびオーディオファイル 5 2 1乃至 5 2 4) のこと を意味している。 第 1 4図の第 1 5行目の記述 「く par systemCompone nい" MPEG2HD25_1440_MP冊!'〉」 のうち、 「par」 は、 第 1 4図の第 1 6行目乃至第 1 5図の第 1 2行目に記述されたデ一夕を並行して再生 させることをと示している。 また、 「systemComponent="MPEG2HD25— 1 440_MP@HL"J は、 ビデオファイル 4 1 1のファイル形式 (符号化方式 ) を示している。 第 1 4図の記述例においては、 ファイル形式として 「MPEG2HD25— U40_MP冊 L」 が記述されている。 なお、 この符号化方式 は、 Long GOPである。
第 1 4図の第 1 6行目乃至第 1 8行目の記述 「く video src=" urn: sm pte:umid:060A2B340101010501010Dl 2130000000123456789ABCDEF01234 56789ABCDEF" t ype=" MPEG2HD25_1 40_MP@HL" />J のうち、 「umid:060 A2B340101010501010D121300000001 3456789ABCDEF0123456789ABCDEF 」 は、 ビデオファイル 4 1 1の UMIDを示している。 本記述例におい ては、 ビデオファイル 4 1 1の UMIDとして 「060A2B340101010501010 D12130000000123456789ABCDEF0123456789ABCDEFJ が記述されている 。 また、 「type="MPEG2HD25_1440— MP冊!;'」 は、 ビデオファイル 4 1 1のファイル形式を示している。 本記述例においては、 ビデオフアイ ルのファイル形式の例として 「MPEG2HD25_1440— MP@HL」 が記述されて いる。
第 1 4図の第 1 8行目の記述の続きが、 第 1 5図の第 1行目以降に 記述されている。 第 1 5図の第 1行目乃至第 3行目の記述 「く audio s rc=" urn :smpte:umid:060A2B340101010501010D1213000000123456789AB CDEF0123456789ABCDEF0" type="LPCM16" trackDst=" CHI" />J のうち 、 rumid:060A2B340101010501010D1213000000123456789ABCDEF012345 6789ABCDEF0J は、 オーディオファイル 5 2 1の UMIDを示している。
本記述例においては、 このオーディォファイル 52 1の UMIDとして 、 Γθ60Α2Β340101010501010ϋ1213000000123456789ABCDEF0123456789A BCDEF0J が記述されている。 また、 「type="LPCM16"」 は、 このォー ディォファイル 5 2 1のファイル形式を示す。 また、 「trackDst="CH 1"」 は、 オーディオファイル 52 1に基づく音声を出力させるオーデ ィォチャンネルを示している。 本記述例においては、 オーディオファ ィル 52 1に基づく音声を出力させるオーディオチャンネルとして 「 CH1」 が記述されている。
第 1 5図の第 4行目乃至第 6行目の記述 「く audio src="urn:smpte: umid:060A2B34010101050101 ODl 21300000023456789ABCDEF0123456789A BCDEF01" type="LPCM16" trackDs t=" CH2"/>」 のうち、 「umid:060A2B 340101010501010D121300000023456789ABCDEF0123456789ABCDEF01J は 、 ォ一ディォファイル 522の UMIDを示している。, 本記述例におい ては、 このオーディオファイル 52 2の UMIDとして、 「060A2B34010 1010501010D121300000023456789ABCDEF0123456789ABCDEF01J が記述 されている。 また、 「type="LPCM16"」 は、 このオーディオファイル 522のファイル形式を示す。 また、 「trackDst="CH2"」 は、 オーデ ィォファイル 52 2に基づく音声を出力させるオーディオチャンネル を示している。 本記述例においては、 オーディオファイル 522に基 づく音声を出力させるオーディオチャンネルとして 「CH2」 が記述さ れている。
第 1 5図の第 7行目乃至第 9行目の記述 「く audio src="urn:smpte: uiid:060A2B340101010501010D12130000003456789ABCDEF0123456789AB CDEF012" type="LPCM16" trackDs t=" CH3" />J のうち、 「umid:060A2B 340101010501010D12130000003456789ABCDEF0123456789ABCDEF012J は 、 オーディオファイル 523の UMIDを示している。 本記述例におい
ては、 このオーディオファイル 52 3の UMIDとして、 「060A2B34010 1010501010D12130000003456789ABCDEF0123456789ABCDEF012J が記述 されている。 また、 「type="LPCM16"」 は、 このオーディオファイル 52 3のファイル形式を示す。 また、 「trackDst="CH3"」 は、 オーデ ィォファイル 5 2 3に基づく音声を出力させるオーディォチャンネル を示している。 本記述例においては、 オーディオファイル 5 2 3に基 づく音声を出力させるオーディオチャンネルとして 「CH3」 が記述さ れている。
第 1 5図の第 1 0行目乃至第 1 2行目の記述 「く audio src=" urn: sm pte:umid:060A2B340101010501010Dl 213000000456789ABCDEF012345678 9ABCDEF0123" type=" LPCM16" trackDst=" CH4"/>J のうち、 「umid:06 0A2B340101010501010D1213000000456789ABCDEF0123456789ABCDEF0123 」 は、 オーディオファイル 524の UMIDを示している。 本記述例に おいては、 このオーディオファイル 524の UMIDとして、 Γ060Α2Β3 40101010501010D1213000000456789ABCDEF0123456789ABCDEF0123J が 記述されている。 また、 「type="LPCM16"」 は、 このオーディオファ ィル 524のファイル形式を示す。 また、 「trackDst="CH4"」 は、 ォ 一ディォファイル 5 24に基づく音声を出力させるオーディオチャン ネルを示している。 本記述例においては、 オーディオファイル 5 24 に基づく音声を出力させるオーディオチャンネルとして 「CH4」 が記 述されている。
第 1 5図の第 1 3行'目の記述 「く/ par>」 は、 第 14図の第 1 5行目 から記述が開始された、 並行して再生させるデータの記述が終了した ことを示している。 すなわち、 第 14図の第 1 5行目乃至第 1 5図の 第 1 3行目には、 ビデオファイル 41 1と 4チャンネル分のオーディ
ォファイル 5 2 1乃至 5 24を同時に並行して再生させることが記述 されている。
第 1 5図の第 1 3行目の記述の続きが、 第 1 6図の第 1行目以降に 記述されている。 第 1 6図の第.1行目の記述 「く!-- sub stream --〉 」 は、 第 2行目以降にローレゾデ一夕ファイル 5 2 5に関する記述が あることを示している。 第 1 6図の第 2行目乃至第 4行目の記述 「く r ef src="urn:smpte:umid:060A2B340101010501010D12130000009ABCDEF 0123456789ABCDEF012345678" type=" SubStrea " systemCo即 onent=" S ubStream"/>」 は、 ローレゾデータファイル 5 2 5の UMIDを示してい る。 本記述例においては、 UMIDとして 「060A2B340101010501010D121 30000009ABCDEF0123456789ABCDEF012345678J が記述されている。 ま た、 「type="SubStream"」 は、 このローレゾデータファイル 5 2 5が サブストリームであることを示している。 また、 systemCo即 onent = "SubStream"」 は、 ファイル形式を示している。 本記述例においては 、 ファイル形式として 「SubStream」 が記述されている。
第 1 6図の第 5行目の記述 「く/ switch>」 は、 第 1 4図の第 1 3行 目を受けて記述されており、 本線のデータ、 およびローレゾデータの いずれかを選択して再生させることを示している。 すなわち、 ビデオ ファイル 4 1 1およびオーディオファイル 5 2 1乃至 5 24、 並びに ローレゾデータファイル 5 2 5のうち、 いずれか一方を選択して再生 させることを指定している。
第 1 6図の第 6行目の記述 「く!-- realtime ieta - - >」 は、 第 7行 目以降にフレームメタデータファイル 5 2 7に関する記述があるこを 示している。 第 1 6図の第 7行目の記述 Kme stream src="C0004R0 l.BIM" type="required2k"/>J のうち、 「C0004R01. BIM」 は、 フレー ムメ夕データファイル 5 2 7のファイル名を示している。 また、 「ty
pe="required2k"」 は、 フレームメタデータファイル 52 7のフアイ ル形式を示している。
第 1 6図の第 8行目の記述 「く/ par〉」 は、 第 14図の第 1 2行目の 記述を受けて記述されており、 本線のデータおよびローレゾデ一夕の うちいずれかのデータ、 並びにフレームメタデータファイル 52 7を 並行して再生させることを示している。
第 1 6図の第 9行目の記述 「く/ body>」 は、 第 14図の第 1 1行目 の記述を受けて記述されており、 ボディ部の記述が終了したことを示 している。 第 1 6図の第 1 0行目の記述 「く/ smil〉」 は、 第 14図の 第 2行目の記述を受けて記述されており、 smiiによる記述が終了し たことを示している。
次に、 クリップ追加処理によりクリツプディレクトリ 50 1が追加 された後のインデックスファイル 4 1 (204) の記述例を第 1 7図 乃至第 2 0図に示す。 なお、 第 1 8図は第 1 7図に続く記述を、 第 1 9図は第 1 8図に続く記述を、 第 20図は第 1 9図に続く記述をそれ ぞれ表している。
第 1 7図の第 1行目乃至第 1 9図の第 3行目の記述は、 第 6図の第 1行目乃至第 8図の第 3行目の記述と同一であるため、 説明を省略す る。
第 1 9図の第 4行目乃至第 2 1行目には、 新たに追加されたクリツ フ°ディレクトリ 50 1に関する属性 (管理情報) が記述されている。 第 1 9図の第 4行目の記述 「ぐ- - Long GOP -) J は、 第 5行目以 降に Long GOP形式のクリップに関する管理情報が記述されることを 示している。 第 1 9図の第 5行目および第 6行目の記述 「く clip id=" C0004" umid=" 0D12130000000000001044444484EEEE00E0188E130B" fil e="C0004C01. SMI" fps=" 59.94i" dur=" 12001" ch=" " aspectRat io="
16:9" >」 のうち 「id="C0004"」 は、 クリップ IDを示しており、 本記 述例においてはクリップ IDが 「C0004」 であることを示している。 な お、 このクリップ ID 「C0004」 は、 第 1 2図のクリップディレクトリ 50 1のディレクトリ名と同一である。 また、 「umid="0D1213000000 0000001044444484EEEE00E0188E130B"」 は、 このクリップの UMIDを示 しており、 本記述例においては、 UMIDが 「0D121300000000000010444 44484EEEE00E0188E130BJ であることを示している。 また、 「file="C 0004C01.SMI"J は、 このクリップディレクトリ 50 1に含まれるクリ ップインフォメーションファイル 42 1のファイル名を示しており、 本記述例においては、 ファイル名として 「C0004C01.SMI」 が記述され ている。 また、 「fps=" 59.94i"」 は、 クリップディレクトリ 5 0 1に 含まれるビデオファイル 41 1の時間軸方向のレゾリューションを示 している。 単位は field/secである。 本記述例においては、 NTSC方 式の信号周波数を示している。 また、 「dur=" 12001"」 は、 ビデオフ アイル 4 1 1の有効な時間方向の長さを示している。 単位はフレーム 数であり、 1フレームの時間は fps属性によって知ることができる。 また、 「ch="4"」 は、 クリップに含まれるオーディオチャンネル数を 示している。 本記述例においては、 オーディオチャンネル数が 4つで あることを示している。 また、 「aspectRatio=" 16:9"」 は、 ビデオフ アイル 4 1 1のアスペクト比を示している。 本記述例においては、 ァ スぺクト比が 1 6 : 9であることを示している。
第 1 9図の第 7行目および第 8行目の記述 「く video umid=" 0D12130 000000123456789ABCDEF0123456789ABCDEF" f i le=" C0004V01. MXF" typ e="MPEG2HD25_1440_MP@HL" header 65536"/〉」 は、 ビデオ要素の属 性を示しており、 rUmid=" 0D12130000000123456789ABCDEF0123456789 ABCDEF" J は、 このビデオファイル 4 1 1の UMIDを示している。 すな
わち、 本記述例においては、 ビデオファイル 4 1 1の UMIDが 「0D121 30000000123456789ABCDEF0123456789ABCDEF J であることを示してい る。 また、 「file="C0004V01.MXF"」 は、 ビデオファイル 4 1 1のフ アイル名を示している。 また、 「type="MPEG2HD25— 1440一 MP冊!;'」 は 、 ビデオファイル 4 1 1のファイル形式 (符号化方式) を示している 。 本記述例においては、 ファイル形式として 「MPEG2HD25— 1440_MP@HL 」 が記述されている。 なお、 このファイル形式は、 Long G0Pのファ ィル形式である。 また、 「header=" 65536"」 は、 ビデオファイル 4 1 1のヘッダサイズを示している。 単位は Byteである。
第 1 9図の第 9行目および第 1 0行目の記述 「く audio umid="0D121 3000000123456789ABCDBF0123456789ABCDEF0" f i le=" C0004A01. MXF" t ype="LPCM16" header 65536" trackDs " CHl"/>」 は、 このクリップ ディレクトリ 5 0 1に含まれるオーディォファイル 5 2 1の属性を示 している。 rUmid=" 0D1213000000123456789ABCDEF0123456789ABCDEF0 "」 は、 オーディオファイル 5 2 1の UMIDを示しており、 本記述例に おいては、 このオーディオファイル 5 2 1の UMIDが 「0D12130000001 23456789ABCDEF0123456789ABCDEF0J であることを示している。 また 、 「file="C0004A01.MXF"」 は、 オーディオファイル 5 2 1のフアイ ル名を示している。 本記述例においては、 ファイル名として 「C0004A 01.MXFJ が記述されている。 また、 「type="LI>CM16"」 は、 オーディ ォファイル 5 2 1のファイル形式を示している。 本記述例においては 、 ファイル形式として 「LPCM16」 が記述されている。 また、 「header =" 65536"」 は、 オーディオファイル 5 2 1のヘッダサイズを示してい る。 単位は Byteである。 本記述例においては、 ヘッダサイズが 6553 6Byteであることを示している。 また、 「trackDst="CHl"」 は、 ォ一 ディォファイル 5 2 1に基づく音声を出力させるオーディオチャンネ
ルを示している。 本記述例においては、 ォ一ディォファイル 52 1に 基づく音声を出力させるオーディオチャンネルとして 「CH1」 が記述 されている。
第 1 9図の第 1 1行目および第 1 2行目の記述 「く audio umid="0Dl 21300000023456789ABCDEF0123456789ABCDEF01" f i 1 e=" C0004A02. MXF" type="LPCM16" header 65536" trackDst=" CH2"/>J は、 このクリツ プディレクドリ 5 0 1に含まれるオーディオファイル 52 2の属性を 示している。 rUmid=" 0D121300000023456789ABCDEF0123456789ABCDEF 01"」 は、 このオーディオファイル 522の UMIDを示しており、 本記 述例においては、 このオーディオファイル 5 22の UMIDが 「0D12130 0000023456789ABCDEF0123456789ABCDEF01」 であることを示している 。 また、 「file="C0004A02.MXF"」 は、 オーディオファイル 52 2の ファイル名を示している。 本記述例においては、 ファイル名として Γ C0004A02.MXFJ が記述されている。 また、 「type="LPCM16"」 は、 ォ 一ディォファイル 522のファイル形式を示している。 本記述例にお いては、 ファイル形式として 「LPCM16」 が記述されている。 また、 「 header 65536"」 は、 オーディオファイル 522のヘッダサイズを示 している。 単位は Byteである。 本記述例においては、 ヘッダサイズ が 65536Byteであることを示している。 また、 「trackDst="CH2"」 は 、 オーディオファイル 52 2に基づく音声を出力させるオーディオチ ヤンネルを示している。 本記述例においては、 オーディオファイル 5 2 2に基づく音声を出力させるオーディオチャンネルとして 「CH2」 が記述されている。
第 1 9図の第 1 3行目および第 14行目の記述 audio umid="0Dl 2130000003456789ABCDEF0123456789ABCDEF012" f i le=" C0004A03. MXF" type="LPCM16" header-" 65536" trackDst=" CH3"/>J は、 このクリツ
プディレクトリ 50 1に含まれるオーディオファイル 5 2 3の属性を 示している。 rUmid="0D12130000003456789ABCDEF0123456789ABCDEF0 12"」 は、 このオーディオファイル 5 2 3の UMIDを示しており、 本記 述例においては、 このオーディオファイル 523の UMIDが 「0D12130 000003456789ABCDEF0123456789ABCDEF012J であることを示している 。 また、 「file="C0004A03.MXF"」 は、 オーディオファイル 52 3の ファイル名を示している。 本記述例においては、 ファイル名として 「 C0004A03.MXFJ が記述されている。 また、 「type="LPCM16"」 は、 ォ 一ディォファイル 523のファイル形式を示している。 本記述例にお いては、 ファイル形式として 「LPCM16」 が記述されている。 また、 「 header=" 65536"」 は、 オーディオファイル 523のヘッダサイズを示 している。 単位は Byteである。 本記述例においては、 ヘッダサイズ が 65536Byteであることを示している。 また、 「trackDst="CH3"」 は 、 オーディオファイル 52 3に基づく音声を出力させるオーディオチ ヤンネルを示している。 本記述例においては、 オーディオファイル 5 2 3に基づく音声を出力させるオーディオチャンネルとして 「CH3」 が記述されている。
第 1 9図の第 1 5行目および第 1 6行目の記述 「く audio umid="0Dl 213000000456789ABCDEF0123456789ABCDEF0123" f i 1 e=" C0004A04. MXF" type="LPCM16" header 65536" trackDst=" CH4"/>J は、 このクリツ プディレクトリ 50 1に含まれるオーディオファイル 5 24の属性を 示している。 rUmid="0D1 13000000456789ABCDEF0123456789ABCDEF01 23"」 は、 このォ一ディォファイル 5 24の UMIDを示しており、 本記 述例においては、 このオーディオファイル 524の UMIDが 「0D12130 00000456789ABCDEF0123456789ABCDEF0123」 であることを示している 。 また、 「file="C0004A04.MXF"」 は、 オーディオファイル 524の
ファイル名を示している。 本記述例においては、 ファイル名として 「
C0004A04.MXFJ が記述されている。 また、 「 type=" LPCM16"」 は、 ォ 一ディォファイル 524のファイル形式を示している。 本記述例にお いては、 ファイル形式として 「LPCM16」 が記述されている。 また、 「 header=" 65536"」 は、 オーディオファイル 5 24のヘッダサイズを示 している。 単位は Byteである。 本記述例においては、 ヘッダサイズ が 65536Byteであることを示している。 また、 「trackDst=" CH4"」 は 、 オーディオファイル 5 24に基づく音声を出力させるオーディオチ ヤンネルを示している。 本記述例においては、 オーディオファイル 5 24に基づく音声を出力させるオーディオチャンネルとして 「CH4」 が記述されている。
第 1 9図の第 1 7行目および第 1 8行目の記述 「く subStream umid= "0D12130000009ABCDEF0123456789ABCDEF01 345678" f i le=" C0004S01. MXF" type="PD-SubStream" header:" 65536"/〉」 は、 subStream要素 、 すなわち、 口一レゾデータファイル 5 2 5に関する属性が記述され ている。 rUmid=" 0D12130000009ABCDEF0123456789ABCDEF012345678" J は、 ローレゾデータファイル 5 2 5の UMIDを示しており、 本記述 例においては、 ローレゾデータファイル 52 5の UMIDが 「0D1213000 0009ABCDEF0123456789ABCDEF012345678」 であることを示している。 また、 「file="C0004S01.MXF"」 は、 ローレゾデ一夕ファイル 52 5 のファイル名を示している。 本記述例においては、 口一レゾデ一タフ アイル 52 5のファイル名として 「C0004S01.MXF」 が記述されている 。 また、 「type="PD- SubStream"」 は、 口一レゾデータファイル 52 5のファイル形式を示している。 本記述例においては、 ファイル形式 として 「PD- SubStream」 が記述されている。 また、 「header=" 65536" 」 は、 ローレゾデ一夕ファイル 5 2 5のヘッダサイズを示している。
本記述例においては、 ヘッダサイズとして 「65536」 と記述されてお り、 これはローレゾデータファイル 5 2 5のヘッダサイズが 65536By teであることを示している。
第 1 9図の第 1 9行目の記述 「く met a f i le=" C0004M01. XML" type PD- Meta7>」 は、 クリップメタデータファイル 5 2 6の属性が記述さ れている。 「file="C0004M01.XML"」 は、 クリップメタデータフアイ ル 5 26のファイル名を示している。 本記述例においては、 ファイル 名として 「C0004M01.XML」 が記述されている。 また、 「 pe="PD- Met a"」 は、 クリップメタデータファイル 5 2 6のファイル形式を示す。 本実施の形態においては、 ファイル形式として 「PD- Meta」 が記述さ れている。
第 1 9図の第 2 0行目の記述 「く rtme f i le=" C0004R01. BIM" type ="std2k" header 655367〉」 は、 フレームメタデータファイル 5 2 7の属性が記述されている。 「f ile="C0004R01.BIM"」 は、 フレーム メタデ一夕ファイル 5 2 7のファイル名を示している。 本記述例にお いては、 ファイル名として 「C0004R01.BIM」 が記述されている。 また 、 rtype-"std2k"j は、 フレ一ムメタデータファイル 5 2 7のフアイ ル形式を示している。 本記述例においては、 フレームメタデ一タファ ィル 5 2 7のファイル形式として 「std2k」 が記述されている。 また 、 「header="65536"」 は、 フレームメタデータファイル 5 2 7のへッ ダサイズを示している。 本記述例においては、 フレームメタデ一タフ アイル 5 2 7のヘッダサイズとして 「65536」 と記述されており、 こ れは、 ヘッダサイズが 65536Byteであることを示している。
第 1 9図の第 2 1行目の記述 「く/ clip>」 は、 クリップ ID 「C0004 」 のクリップ、 すなわちクリップディレクトリ 50 1内のファイルに 関する属性の記述が終了したことを示している。 すなわち、 第 1 9図
の第 4行目乃至第 2 1行目に、 クリップ ID 「C0004」 の、 1つのクリ ップに関する管理情報が記述されている。
第 1 9図の第 2 2行目乃至第 2 0図の第 1 5行目の記述は、 第 8図 の第 4行目乃至第 2 3行目の記述と同一であるため、 説明を省略する 次に、 上述のクリップ追加処理により追加されたクリップ ID ΓϋΟΟ 04」 のクリップに含まれるビデオファイル 4 1 1から、 一部分のフレ ームを削除する部分削除処理について、 第 2 1図のフローチャートを 参照して説明する。
例えば、 クリップに含まれるビデオファイルが表示部 2 2に表示さ れているときに、 操作部 2 1を介して、 ユーザから、 ビデオファイル 4 1 1を部分削除する指示が入力された場合、 そのタイムコードが編 集点とされる。 そこで、 ステップ S 1 0 1において、 CPU 1 1は、 操 作部 2 1からの操作信号に基づいて、 ユーザから、 部分削除が指示さ れたか否かを判定し、 部分削除が指示されるまでステップ S 1 0 1の 処理を繰り返して待機する。 そして、 部分削除の指示が入力された場 合、 処理はステップ S 1 0 2に進む。
ステップ S 1 0 2において、 表示位置決定部 4 0 1は、 操作部 2 1 から部分削除の指示が入力された夕イミングで表示部 2 2に表示され ていたフレームのタイムコードを、 編集点のタイムコードとして取得 する。 また、 そのタイムコードに対応するフレームを編集点のフレ一 ムとして決定する。
ステップ S 1 0 3において、 デコードフレーム特定部 4 0 2は、 編 集点より記録順が前のフレームのうち、 デコードに必要なフレームを デコード用フレームとして特定する。 ステップ S 1 0 4において、 不 要フレーム特定部 4 0 3は、 不要なフレームを特定する。
ここで、 第 2 2図および第 2 3図を参照して、 デコードに必要なフ レームおよび不要なフレームについて説明する。 なお、 以下の説明に おいては、 編集点のフレームより時間的に前の動画データを全て削除 するように指示された場合の例を説明する。
第 2 2図は、 G0Pの構成を示している。 すなわち、 第 2 2図におい て、 ビデオファイル 4 1 1の先頭から n- 1番目の G0Pを G0P(n- 1) と表し、 先頭から n番目の G0Pを GOHn)と表す。 また、 G0Pを構成 する各ピクチャを、 そのピクチャタイプ (I ピクチャ、 Pピクチャ、 B ピクチャ) を表すアルファベット (I,P,B) と、 表示順を表す数字と の組み合わせで表すこととすると、 601)(1 -1)ぉょび60?(11)は、 そ れぞれ B1,B2, I3,B4,B5,P6,B7,B8,P9,B10,B11,P12,B13,B14,P15で構 成される。
第 2 3図は、 第 2 2図の GOP(n)を構成するピクチャ B1乃至 P15そ れぞれから表示を開始させた場合の、 デコード順を示した表である。 すなわち、 編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示され る GOP(n)のピクチャ B1である場合には、 GOP(n)のピクチャ B1のデ コ一ドのためにデコードしなければならない必要最小限の、 表示され ないピクチャは、 G0P(n- 1)のピクチャ I3,P6,P9,P12,P15の 5つのピ クチャであるから、 デコードフレーム特定部 40 2は、 G0P(n- 1)のピ クチャ ,Ρβ,Ι^,ΡΠ,ΡΙδをデコード用フレームとして特定する。 そ の後、 不要フレーム特定部 4 0 3は、 表示指示フレームでもなく、 デ コード用フレームでもないフレーム、 すなわち G0P(n- 1)のピクチャ B 1,B2,B4,B5,B7,B8,B10,B11,B13,B14を不要なフレームとして特定す る。 なお、 不要フレーム特定部 40 3は、 図示せぬ G0P(1)乃至 G0P( n- 2)のフレームも、 全て不要フレームとして特定する。
編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示される GOP(n) のピクチャ B2である場合には、 上述したように、 GOP(n)のピクチャ B2のデコードのためにデコードしなければならない必要最小限の、 表示されないピクチャは、 G0P(n- 1)のピクチャ I3,P6,P9,P12,P15の 5つのピクチャであるから、 デコードフレーム特定部 4 0 2は、 G0P( n - 1)のピクチャ I3,P6,P9,P12,P15をデコード用フレームとして特定 する。 さらに、 その後は、 GOP(n)のピクチャ I3,B1,B2,P6, · · · を デコードするが、 編集点が設定されているピクチャ B2より表示順で 前のピクチャ B1は表示も参照もされないからデコードする必要がな い。 そこで、 不要フレーム特定部 40 3は、 G0P(n- 1)のピクチャ Bl, B2,B4,B5,B7,B8,B10,B11,B13,B 、 および GOP (n)のピクチャ Blを不 要なフレームとして特定する。 なお、 不要フレーム特定部 40 3は、 図示せぬ G0 1)乃至 G0P(n-2)のフレームも、 全て不要フレームとし て特定する。
編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示される GOP(n) のピクチャ 13である場合には、 そのピクチャ 13をデコードするのに 、 他のピクチャを参照する必要はないから、 デコードフレーム特定部 40 2は、 どのフレームもデコード用フレームとして特定しない。 そ して、 GOP(n)のピクチャ 13からデコードするが、 編集点が設定され ているピクチャ 13より表示順で前のピクチャ B1,B2は表示も参照も されないからデコードする必要がない。 そこで、 不要フレーム特定部 40 3は、 G0P(n- 1)の全てのピクチャ、 および GOP (n)のゼクチャ Bl, B2を不要フレームとして特定する。 なお、 不要フレーム特定部 40 3は、 図示せぬ GOP(l)乃至 G0P(n- 2)のフレームも、 全て不要フレー ムとして特定する。
編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示される GOP(n) のピクチャ B4である場合には、 GO n)のピクチャ B4のデコ一ドのた めにデコードしなければならない必要最小限の、 表示されないピクチ ャは、 GOP(n)のピクチャ 13であり、 デコードフレーム特定部 4 0 2 は、 GOP(n)のピクチャ 13をデコード用フレ一ムとして特定する。 さ らに、 その後は、 GOP(n)のピクチャ 13よりもデコード順 (ェンコー ド順) で後のピクチャ B1,B2,P6,B4,B5 · · ' をデコードするが、 編 集点が設定されているピクチャ B4より表示順で前のピクチャ B1,B2 は表示も参照もされないからデコードする必要がない。 そこで、 不要 フレーム特定部 4 0 3は、 G0P(n- 1)の全てのピクチャ、 および G0P(n )のピクチャ B1,B2を不要フレームとして特定する。 なお、 不要フレ —ム特定部 4 0 3は、 図示せぬ GOP(l)乃至 G0P(n-2)のフレームも、 全て不要フレームとして特定する。
編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示される GOP(n) のピクチャ B5である場合には、 G0P(n)のピクチャ B5のデコードのた めにデコードしなければならない必要最小限の、 表示されないピクチ ャは、 GOP(n)のピクチャ 13であり、 デコードフレーム特定部 4 0 2 は、 G0P(n)のピクチャ 13をデコード用フレームとして特定する。 さ らに、 その後は、 G0P(n)のピクチャ 13よりもデコード順で後のピク チヤ B1,B2,P6,B4,B5 · · · をデコードするが、 編集点が設定されて いるピクチャ B5より表示順で前のピクチャ B1,B2,B4は表示も参照も されないからデコードする必要がない。 そこで、 不要フレーム特定部 4 0 3は、 G0P(n- 1)の全てのピクチャ、 および GOP (n)のピクチャ Bl, B2,B4を不要フレームとして特定する。 なお、 不要フレーム特定部 4 0 3は、 図示せぬ G0P(1)乃至 G0P(n- 2)のフレームも、 全て不要フレ ームとして特定する。
編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示される GOP(n) のピクチャ P6である場合には、. GOP(n)のピクチャ P6のデコードのた めにデコードしなければならない必要最小限の、 表示されないピクチ ャは、 GOP(n)のピクチャ 13であり、 デコードフレーム特定部 4 0 2 は、 GOP(n)のピクチャ 13をデコード用フレ一ムとして特定する。 さ らに、 その後は、 GOP(n)のピクチャ 13よりもデコード順で後のピク チヤ B1,B2,P6,B4,B5 · · · をデコードするが、 編集点が設定されて いるピクチャ P6より表示順で前のピクチャ B1,B2,B4,B5は表示も参 照もされないからデコードする必要がない。 そこで、 不要フレーム特 定部 4 0 3は、 G0P(n- 1)の全てのピクチャ、 および GOP (n)のピクチ ャ B1,B2,B4,B5を不要フレームとして特定する。 なお、 不要フレーム 特定部 4 0 3は、 図示せぬ G0P(1)乃至 G0P(n-2)のフレームも、 全て 不要フレームとして特定する。
編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示される GOP(n) のピクチャ B7である場合には、 GOP(n)のピクチャ B7のデコードのた めにデコードしなければならない必要最小限の、 表示されないピクチ ャは、 GO n)のピクチャ I3,P6であり、 デコードフレーム特定部 4 0 2は、 GOP(n)のピクチャ I3,P6をデコード用フレームとして特定する 。 さらに、 その後は、 GOP(n)のピクチャ P6よりもデコード順で後の ピクチャ B4,B5,P9,B7,B8, · · ' をデコードするが、 編集点が設定さ れているピクチャ B7より表示順で前のピクチャ B4,B5は表示も参照 もされないからデコードする必要がない。 そこで、 不要フレーム特定 部 4 0 3は、 G0P(n- 1)の全てのピクチャ、 および GOP (n)のピクチャ B 1,B2,B4,B5を不要フレームとして特定する。 なお、 不要フレーム特 定部 4 0 3は、 図示せぬ G0P(1)乃至 G0P(n- 2)のフレームも、 全て不 要フレームとして特定する。
編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示される GOP(n) のピクチャ B8である場合には、 GOP(n)のピクチャ B8のデコードのた めにデコードしなければならない必要最小限の、 表示されないピクチ ャは、 GOP(n)のピクチャ I3,P6であり、 デコードフレーム特定部 4 0 2は、 GOP(n)のピクチャ 13, P6をデコード用フレームとして特定する 。 さらに、 その後は、 GOP(n)のピクチャ P6よりもデコード順で後の ピクチャ B4,B5,P9,B7,B8, · · ' をデコードするが、 編集点が設定さ れているピクチャ B8より表示順で前のピクチャ B4,B5,B7は表示も参 照もされないからデコードする必要がない。 そこで、 不要フレーム特 定部 4 0 3は、 G0P(n- 1)の全てのピクチャ、 および GOP (n)のピクチ ャ B1,B2,B4,B5,B7を不要フレームとして特定する。 なお、 不要フレ —ム特定部 4 0 3は、 図示せぬ G0P(1)乃至 G0P(n- 2)のフレームも、 全て不要フレームとして特定する。
編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示される G0P(n) のピクチャ P9である場合には、 GOP(n)のピクチャ P9のデコードのた めにデコードしなければならない必要最小限の、 表示されないピクチ ャは、 G0P(n)のピクチャ I3,P6であり、 デコードフレーム特定部 4 0 2は、 G0P(n)のピクチャ 13, P6をデコード用フレームとして特定する 。 さらに、 その後は、 G0P(n)のピクチャ P6よりもデコード順で後の ピクチャ B4,B5,P9,B7,B8,P12,B10,B11, . · ' をデコードするが、 編 集点が設定されているピクチャ P9より表示順で前のピクチャ B4,B5, B7.B8は表示も参照もきれないからデコードする必要がない。 そこで 、 不要フレーム特定部 4 0 3は、 G0P(n- 1)の全てのピクチャ、 および G0P(n)のピクチャ B1,B2,B4,B5,B7,B8を不要フレームとして特定する 。 なお、 不要フレーム特定部 4 0 3は、 図示せぬ G0M1)乃至 G0P(n_2 )のフレームも、 全て不要フレームとして特定する。
編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示される GOP(n) のピクチャ B10である場合には、 GOP(n)のピクチャ B10のデコードの ためにデコードしなければならない必要最小限の、 表示されないピク チヤは、 GOP(n)のピクチャ I3,P6,P9であり、 デコードフレーム特定 部 402は、 GOP(n)のピクチャ I3,P6,P9をデコード用フレームとし て特定する。 さらに、 その後は、 GOP(n)のピクチャ P9よりもデコー ド順で後のピクチャ B7,B8,P12,B10,B11, · · ' をデコードするが、 編集点が設定されているピクチャ B10より表示順で前のピクチャ B7, B8は表示も参照もされないからデコードする必要がない。 そこで、 不要フレーム特定部 403は、 GOP(n-l)の全てのピクチャ、 および G 0P(n)のピクチャ B1,B2,B4,B5,B7,B8を不要フレームとして特定する 。 なお、 不要フレーム特定部 40 3は、 図示せぬ G0P(1)乃至 G0P(n-2 )のフレームも、 全て不要フレームとして特定する。.
編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示される GOP(n) のピクチャ B11である場合には、 GOP(n)のピクチャ B11のデコードの ためにデコードしなければならない必要最小限の、 表示されないピク チヤは、 GOP(n)のピクチャ ^,Μ,Ι^であり、 デコードフレーム特定 部 402は、 G0P(n)のピクチャ I3,P6,P9をデコ一ド用フレームとし て特定する。 さらに、 その後は、 GOP(n)のピクチャ P9よりもデコ一 ド順で後のピクチャ_87,88,1)12,810,811, ' · ' をデコードするが、 編集点が設定されているピクチャ B11より表示順で前のピクチャ B7, B8,B10は表示も参照もされないからデコードする必要がない。 そこ で、 不要フレーム特定部 40 3は、 G0P(n- 1)の全てのピクチャ、 およ び G0P(n)のピクチャ B1,B2,B4,B5,B7,B8,B10を不要フレームとして 特定する。 なお、 不要フレーム特定部 40 3は、 図示せぬ G0 1)乃 至 GOP (n- 2)のフレームも、 全て不要フレームとして特定する。
編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示される GOP(n) のピクチャ PI 2である場合には.、 GOP(n)のピクチャ P12のデコ一ドの ためにデコードしなければならない必要最小限の、 表示されないピク チヤは、 GOP(n)のピクチャ I3,P6,P9であり、 デコードフレーム特定 部 40 2は、 GOP(n)のピクチャ I3,P6,P9をデコード用フレームとし て特定する。 さらに、 その後は、 GOP(n)のピクチャ P9よりもデコ一 ド順で後のビクチャ B7,B8,P12,B10,B11,P15,B13,B14,次の G0Pのピ クチャをデコードするが、 編集点が設定されているピクチャ P12より 表示順で前のピクチャ B7,B8,B10,B11は表示も参照もされないからデ コードする必要がない。 そこで、 不要フレーム特定部 40 3は、 G0P( n-1)の全てのピクチャ、 および GOP(n)のピクチャ Bl, B2, B4, B5, B7, B8 ,B10,B11を不要フレームとして特定する。 なお、 不要フレーム特定 部 40 3は、 図示せぬ G0P(1)乃至 G0P(n- 2)のフレームも、 全て不要 フレームとして特定する。
編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示される GOP(n) のピクチャ B13である場合には、 GOP(n)のピクチャ B13のデコードの ためにデコードしなければならない必要最小限の、 表示されないピク チヤは、 G0P(n)のピクチャ I3,P6,P9,P12であり、 デコードフレーム 特定部 40 2は、 GOP(n)のピクチャ 13, P6, P9, P12をデコード用フレ ームとして特定する。 さらに、 その後は、 G0P(n)のピクチャ P12より もデコード順で後のピクチャ B10,B11,P15,B13,B14,次の G0Pのピク チヤをデコードするが、 編集点が設定されているピクチャ B13より表 示順で前のピクチャ B10, Bl 1は表示も参照もされないからデコードす る必要がない。 そこで、 不要フレーム特定部 40 3は、 G0P(n- 1)の全 てのピクチャ、 および GO n)のピクチャ B1,B2,B4,B5,B7,B8,B10,B11 を不要フレームとして特定する。 なお、 不要フレーム特定部 40 3は
、 図示せぬ G0P(1)乃至 G0P(n- 2)のフレームも、 全て不要フレームと して特定する。
編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示される GOP(n) のピクチャ BUである場合には、 GOP(n)のピクチャ B14のデコードの ためにデコードしなければならない必要最小限の、 表示されないピク チヤは、 GOP(n)のピクチャ I3,P6,P9,P12であり、 デコードフレーム 特定部 402は、 GOP(n)のピクチャ I3,P6,P9,P12をデコード用フレ —ムとして特定する。 さらに、 その後は、 GOP(n)のピクチャ P12より もデコード順で後のピクチャ B10,B11,P15,B13,B14,次の G0Pのピク チヤをデコードするが、 編集点が設定されているピクチャ B14より表 示順で前のピクチャ B10,B11,B13は表示も参照もされないからデコー ドする必要がない。 そこで、 不要フレーム特定部 403は、 G0P(n - 1) の全てのピクチャ、 および GOP(n)のピクチャ B1,B2,B4,B5,B7,B8,B10 ,B11,B13を不要フレームとして特定する。 なお、 不要フレーム特定 部 403は、 図示せぬ G0P(1)乃至 G0P(n_2)のフレームも、 全て不要 フレームとして特定する。
編集点が設定されているピクチャが、,第 2 2図に示される GOP(n) のピクチャ P15である場合には、 GOP(n)のピクチャ P15のデコードの ためにデコードしなければならない必要最小限の、 表示されないピク チヤは、 G0P(n)のピクチャ I3,P6,P9,P12であり、 デコードフレーム 特定部 402は、 G0P(n)のピクチャ 13, P6, P9, P12をデコード用フレ ームとして特定する。 'さらに、 その後は、 G0P(n)のピクチャ P12より もデコード順で後のピクチャ ΒΙΟ,ΒΙΙ,Πδ,Β ,Β ,次の G0Pのピク チヤをデコードするが、 編集点が設定されているピクチャ P15より表 示順で前のピクチャ Β10,Β11,Β13,Β14は表示も参照もされないからデ コードする必要がない。 そこで、 不要フレーム特定部 403は、 G0P(
n-1)の全てのピクチャ、 および GOP (n)のピクチャ Bl, B2, B4, B5, B7, B8 ,B10, B1 1,B13, B14を不要フレームとして特定する。 なお、 不要フレ ーム特定部 4 0 3は、 図示せぬ GOP (l )乃至 G0P (n- 2)のフレームも、 全て不要フレームとして特定する。
以上のように、 編集点が設定されているピクチャによって、 他のピ クチャのデコードにおいて参照するために、 そのデコードの前にデコ ードしておく必要があるピクチャの数が異なる。 従って、 この数に応 じて、 表示開始位置のタイムコードが決定される。
第 2 1図に戻って、 ステップ S 1 0 5において、 ビデオ ·オーディ ォファイル管理部 3 0 4は、 ビデオファイル 4 1 1から、 ステップ S 1 0 4で特定された不要なフレームのデータを消去して、 ビデオファ ィル 4 1 1の記録内容を更新する。 すなわち、 ビデオ ·オーディオフ アイル管理部 3 0 4は、 ファイルシステムに基づいて、 不要なフレー ムのデ一夕の、 光ディスク 3 0上の記録領域を特定し、 その領域を、 デ一夕の記録が可能な空き領域としてファイルシステムに記録する。 ステップ S 1 0 6において、 表示開始位置設定部 4 0 4は、 デコー ド用フレームの個数に基づいて、 先頭のフレームから表示を開始させ るフレームまでのフレーム数を特定する。 すなわち、 表示開始位置設 定部 4 0 4は、 デコード用フレームの個数に 1を加算した値を、 先頭 のフレームから表示を開始するフレームまでのフレーム数として特定 する。
例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示される GOP (n)のピクチャ B1である場合には、 上述したように、 G0P (n- 1)の ピクチャ I 3, P6, P9,P 1 2, P 1 5の合計 5個が、 デコード用フレームとし て特定されているので、 ステップ S 1 0 6において、 表示開始位置設
定部 4 0 4は、 表示開始位置のフレームを、 6個目のフレームに設定 する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示 される GOP (n)のピクチャ B2である場合には、 上述したように、 G0P ( n-1)のピクチャ I 3,P6,P9, P 1 2,P 1 5の合計 5個が、 デコード用フレー ムとして特定されているので、 ステップ S 1 0 6において、 表示開始 位置設定部 4 0 4は、 表示開始位置のフレームを、 6個目のフレーム に設定する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示 される GOP (n)のピクチャ 13である場合には、 上述したように、 デコ ―ド用フレームとして特定されているピクチャは存在しないので、 ス テツプ S 1 0 6において、 表示開始位置設定部 4 0 4は、 表示開始位 置のフレームを、 1個目のフレームに設定する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示 される GOP (n)のピクチャ B4である場合には、 上述したように、 G0P ( n)のピクチャ 13の合計 1個が、 デコード用フレームとして特定され ているので、 ステップ S 1 0 6において、 表示開始位置設定部 4 0 4 は、 表示開始位置のフレームを、 2個目のフレームに設定する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示 される GOP (n)のピクチャ B5である場合には、 上述したように、 G0P ( n)のピクチャ 13の合計 1個が、 デコード用フレームとして特定され ているので、 ステップ S 1 0 6において、 表示開始位置設定部 4 0 4 は、 表示開始位置のフレームを、 2個目のフレームに設定する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示 される GOP (n)のピクチャ P6である場合には、 上述したように、 G0P ( n)のピクチャ 13の合計 1個が、 デコード用フレームとして特定され
ているので、 ステップ S 1 0 6において、 表示開始位置設定部 4 0 4 は、 表示開始位置のフレームを、 2個目のフレームに設定する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示 される GOP (n)のピクチャ B7である場合には、 上述したように、 G0P ( n)のピクチャ I 3,P 6の合計 2個が、 デコード用フレームとして特定さ れているので、 ステップ S 1 0 6において、 表示開始位置設定部 4 0 4は、 表示開始位置のフレームを、 3個目のフレームに設定する。 また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示 される GOP (n)のピクチャ B8である場合には、 上述したように、 G0P ( n)のピクチャ I 3,P 6の合計 2個が、 デコード用フレームとして特定さ れているので、 ステップ S 1 0 6において、 表示開始位置設定部 4 0 4は、 表示開始位置のフレームを、 3個目のフレームに設定する。 また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャ,が、 第 2 2図に示 される GOP (n)のピクチャ P9である場合には、 上述したように、 G0P ( n)のピクチャ I 3,P6の合計 2個が、 デコード用フレームとして特定さ れているので、 ステップ S 1 0 6において、 表示開始位置設定部 4 0 4は、 表示開始位置のフレームを、 3個目のフレームに設定する。 また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示 される GOP (n)のピクチャ B10である場合には、 上述したように、 G0P (n)のピクチャ I 3,P6, P9の合計 3個が、 デコ一ド用フレームとして特 定されているので、 ステップ S 1 0 6において、 表示開始位置設定部 4 0 4は、 表示開始位置のフレームを、 4個目のフレームに設定する また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示 される G0P (n)のピクチャ B1 1である場合には、 上述したように、 G0P (n)のピクチャ I 3,P6,;P9の合計 3個が、 デコード用フレームとして特
定されているので、 ステップ S 1 0 6において、 表示開始位置設定部 404は、 表示開始位置のフレームを、 4個目のフレームに設定する また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示 される GOP(n)のピクチャ P12である場合には、 上述したように、 G0P (n)のピクチャ I3,P6,P9の合計 3個が、 デコード用フレームとして特 定されているので、 ステップ S 1 0 6において、 表示開始位置設定部 404は、 表示開始位置のフレームを、 4個目のフレームに設定する また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示 される GOP(n)のピクチャ B13である場合には、 上述したように、 G0P (n)のピクチャ I3,P6,P9,P12の合計 4個が、 デコード用フレームとし て特定されているので、 ステップ S 1 0 6において、 表示開始位置設 定部 4 04は、 表示開始位置のフレームを、 5個目のフレームに設定 する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示 される GOP(n)のピクチャ B14である場合には、 上述したように、 G0P (n)のピクチャ Ι3,Ρ6,Ρ9,Π2の合計 4個が、 デコード用フレームとし て特定されているので、 ステップ S 1 0 6において、 表示開始位置設 定部 4 04は、 表示開始位置のフレームを、 5個目のフレームに設定 する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 第 2 2図に示 される GOP(n)のピクチャ P15である場合には、 上述したように、 G0P (n)のピクチャ I3,P6,P9,P12の合計 4個が、 デコード用フレームとし て特定されているので、 ステップ S 1 0 6において、 表示開始位置設
定部 404は、 表示開始位置のフレームを、 5個目のフレームに設定 する。
ステップ S 1 0 7において、 クリップインフォメーションファイル 管理部 30 3は、 クリップィンフオメ一ションファイル 42 1に、 表 示開始位置を設定するための clipBegin属性を記録し、 clipBegin属 性が記録されたクリップインフォメーションファイル 42 1を、 ドラ イブ 2 9を介して光ディスク 30のクリップディレクトリ 5 0 1下に 記録する。 なお、 この際、 クリップディレクトリ 50 1下にもともと 記録されていたクリックインフオメ一ションファイル 42 1は消去さ れる。
clipBegin属性が記録されたクリップインフォメーションファイル 42 1の記述例を、 第 24図乃至第 26図に示す。
第 24図の第 1行目乃至第 1 7行目の記述は、 第 14図の第 1行目 乃至第 1 7行目と同一であるので、 説明を省略する。 また、 第 2 5図 の第 1行目乃至第 26図の第 1 0行目の記述は、 第 1 5図の第 1行目 乃至第 1 6図の第 1 0行目と同一であるので、 説明を省略する。
第 24図乃至第 2 6図の記述例と、 第 14図乃至第 1 6図の記述例 で異なるのは、 第 24図の第 1 8行目および第 14図の第 1 8行目の 記述である。
すなわち、 第 14図の第 1 8行目には、 「type="MPEG2HD25_1440_M P@HL"/>J と記述されていたのに対して、 第 24図の第 1 8行目には 、 Γ type=MPEG2HD25_1440_MP@HL c 1 ipBegin=" sm t e-30 (-drop) ?=00: 0 0:00:037>」 と記述されている。 つまり、 第 24図においては、 第 1 8行目に 「じ111)863111="3即 6-30(- (^)?=00:00:00:03"」 の文字列が 追記されている。 これは、 clipBegin属性を示している。 「smpte_30 (- drop)?」 は、 このビデオファイルのフレームレートを示しており、
3 0 frame/secであることを示している。 また、 「00:00:00:03」 は 、 タイムコードを示しており、 時、 分、 秒、 フレーム数の順番に記述 される。 この記述例においては、 00時 00分 00秒の 3フレーム目で あることを示している。 すなわち、 「clipBegin="smpte_30(- drop)?= 00:00:00:03" J 全体で、 タイムコード 「00:00:00:03」 のフレームか ら表示を開始させる指示を示している。
例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピクチャ B 1である場合には、 上述したように、 表示開始位置のフレームは、 6 個目のフレームに設定されているので、 ステップ S 1 0 7において、 クリップインフォメーションフアイル管理部 3 0 3は、 第 1 4図の第 1 8行目の 「type=MPEG2HD25_1440_MP@HL」 の記述に続けて、 「clipB egin="smpte-30(-drop)?=00:00:00:06"j と記述する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピク チヤ B2である場合には、 上述したように、 表示開始位置のフレーム は、 6個目のフレームに設定されているので、 ステップ S 1 0 7にお いて、 クリップインフォメ一ションファイル管理部 3 0 3は、 第 1 4 図の第 1 8行目の 「type=MPEG2HD25— 1440— MP@HL」 の記述に続けて、 「c 1 ipBegin=" smpte-30 (-drop) ?=00 :00:00:06" J と記述する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のヒク チヤ 13である場合には、 上述したように、 表示開始位置のフレーム は、 1個目のフレームに設定されている。 この場合、 clipBegin属性 を記述しなくても、 ビデオファィルは 1個目のフレームから表示が開 始されるので、 ステップ S 1 0 7において、 クリップインフォメーシ ヨンファイル管理部 3 0 3は、 クリップインフォメーションファイル 42 1に何も追記しない。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピク チヤ B4である場合には、 上述したように、 表示開始位置のフレーム は、 2個目のフレームに設定されているので、 ステップ S 1 0 7にお いて、 クリップインフォメーションファイル管理部 3 0 3は、 第 1 4 図の第 1 8行目の 「type=MPEG2HD25— 1440J1P@HL」 の記述に続けて、 Γο 1 ipBegin=" smpte-30 (-drop) ?=00:00:00:02" J と記述する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピク チヤ B5である場合には、 上述したように、 表示開始位置のフレーム は、 2個目のフレームに設定されているので、 ステップ S 1 0 7にお いて、 クリップインフォメーションファイル管理部 3 0 3は、 第 1 4 図の第 1 8行目の 「type=MPEG2HD25_1440— MP冊 L」 の記述に続けて、 「clipBegin="smpte- 30(_drop)?=00:00:00:02"」 と記述する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピク チヤ P6である場合には、 上述したように、 表示開始位置のフレ一ム は、 2個目のフレームに設定されているので、 ステップ S 1 0 7にお いて、 クリップインフォメーションファイル管理部 3 0 3は、 第 1 4 図の第 1 8行目の 「type=MPEG2HD25_1440— MP@HL」 の記述に続けて、 「じ110868 ="3即 6-30(-(11>00)?=00:00:00:02"」 と記述する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピク チヤ B7である場合には、 上述したように、 表示開始位置のフレーム は、 3個目のフレームに設定されているので、 ステップ S 1 0 7にお いて、 クリップインフォメ一ションファイル管理部 3 0 3は、 .第 1 4 図の第 1 8行目の 「ίγρ6=ΜΡΕ 2Η025_1440—ΜΡ@Ηυ の記述に続けて、 Γο 1 ipBegin=" smpte-30 (-drop) ?=00:00:00:03" J と記述する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 G0P(n)のピク チヤ B8である場合には、 上述したように、 表示開始位置のフレーム
は、 3個目のフレームに設定されているので、 ステップ S 1 0 7にお いて、 クリップィンフオメーションファイル管理部 3 0 3は、 第 14 図の第 1 8行目の 「 pe=MPEG2HD25— 1440— MP@HL」 の記述に続けて、 rclipBegin="smpte-30(-drop)?=00:00:00:03"J と記述する。
. また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピク チヤ P9である場合には、 上述したように、 表示開始位置のフレーム は、 3個目のフレームに設定されているので、 ステップ S 1 0 7にお いて、 クリップインフォメーションファイル管理部 3 0 3は、 第 1 4 図の第 1 8行目の 「type=MPEG2HD25__1440— MP@HL」 の記述に続けて、 「clipBegin="smpte-30(- drop)?=00:00:00:03"」 と記述する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピク チヤ ' B10である場合には、 上述したように、 表示開始位置のフレーム は、 4個目のフレームに設定されているので、 ステップ S 1 0 7にお いて、 クリップインフォメーションファイル管理部 3 0 3は、 第 1 4 図の第 1 8行目の 「type=MPEG2HD25— 1440_MP@HL」 の記述に続けて、 Γο 1 ipBegin=" smpt e-30 (-drop) ?=00:00:00:04" J と記述する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピク チヤ B11である場合には、 上述したように、 表示開始位置のフレーム は、 4個目のフレームに設定されているので、 ステップ S 1 0 7にお いて、 クリップインフォメーションファイル管理部 3 0 3は、 第 1 4 図の第 1 8行目の 「type=MPEG2HD25— 1440— MP@HLj の記述に続けて、 rclipBegin="sipte-30(-drop)?=00:00:00:04" J と記述する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 G0P(n)のピク チヤ P12である場合には、 上述したように、 表示開始位置のフレーム は、 4個目のフレームに設定されているので、 ステップ S 1 0 7にお いて、 クリップインフォメーションファイル管理部 3 0 3は、 第 1 4
図の第 1 8行目の 「type=MPEG2HD25— 40_MP冊 L」 の記述に続けて、 rclipBegin="smpte-30(-drop)?=00:00:00:04" J と記述する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピク チヤ B13である場合には、 上述したように、 表示開始位置のフレーム は、 5個目のフレームに設定されているので、 ステップ S 1 0 7にお いて、 クリップインフォメ一ションファイル管理部 3 0 3は、 第 1 4 図の第 1 8行目の 「type=MPEG2HD25_1440— MP@HL」 の記述に続けて、 「clipBegin="smpte- 30(- drop)?=00:00:00:05"」 と記述する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピク チヤ B14である場合には、 上述したように、 表示開始位置のフレーム は、 5個目のフレームに設定されているので、 ステップ S 1 0 7にお いて、 クリップインフォメ一ションファイル管理部 3 0 3は、 第 1 4 図の第 1 8行目の 「type=MPEG2HD25— 1440— MP@HL」 の記述に続けて、 rclipBegin="sipte-30(-drop)?=00:00:00:05"j と記述する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピク チヤ P15である場合には、 上述したように、 表示開始位置のフレーム は、 5個目のフレームに設定されているので、 ステップ S 1 0 7にお いて、 クリップインフォメーションファイル管理部 3 0 3は、 第 1 4 図の第 1 8行目の 「type=MPEG2HD25— 1440— MP@HL」 の記述に続けて、 rclipBegin="smpte-30(-drop)?=00:00:00:05"j と記述する。
第 2 1 Hのステップ S 1 0 8において、 ィンデックスファイル管理 部 1 8は、 ステップ S 1 0 7でクリップインフォメーションファイル 42 1が書き換えられたことに伴って、 インデックスファイル 4 1の 記述内容を更新し、 ドライブ 2 9を介して光ディスク 3 0の PR0AVデ ィレクトリ 2 0 2下に記録する。
第 2 7図乃至第 3 0図は、 ステップ S 1 0 8の処理により記述内容 が更新されたィンデックスファイル 4 1の記述例を示している。 なお 、 第 2 8図は第 2 7図に続く記述を、 第 2 9図は第 2 8図に続く記述 を、 第 3 0図は第 2 9図に続く記述をそれぞれ表している。
第 2 7図の第 1行目乃至第 2 9図の第 6行目の記述は、 第 1 7図の 第 1行目乃至第 1 9図の第 6行目の記述と同一であるため、 説明を省 略する。 また、 第 2 9図の第 1 0行目乃至第 3 0図の第 1 5行目の記 述は、 第 1 9図の第 9行目乃至第 2 0図の第 1 5行目と同一であるた め、 説明を省略する。
第 2 7図乃至第 3 0図に示されたインデックスファイル 4 1の記述 と、 第 1 7図乃至第 2 0図に示されたインデックスファイル 4 1の記 述で異なるのは、 第 2 9図の第 7行目乃至第 9行目、 並びに第 1 9図 の第 7行目および第 8行目の記述である。 すなわち.、 第 1 9図の第 7 行目および第 8行目には、 「く video umid=" 0D121300000000000010444 44484EEEEOOE0188E130B" f i le=" C0004V01. MXF" type=" MPEG2HD25_144 0— MP狐" header:" 655367〉」 と記述されていたのに対して、 第 2 9 図の第 7行目乃至第 9行目には、 「く video uinid^" 0D121300000000000 01044444484EEEE00E0188E130B" f i le=" C0004V01. MXF" type="MPEG2HD 25—1440— MP冊 L" header-" 65536" clipBegin=" smpte-30 (-drop) ?=00:0 0:00:03"/〉」 と記述されている。
すなわち、 第 2 9図の記述例には、 rcl ipBegin^" smpte-30 (-drop) ?=00:00:00:03" />J の記述が追記されている。 これは、 clipBegin属 性を示している。 これは、 ステップ S 1 0 7の処理においてクリップ インフォメーションファイル 42 1に追記された clipBegin属性と同 一のものである。 すなわち、 「clipBegin="smpte- 30(- drop)?=00:00:
00 :03" J は、 表示を開始するフレームは、 タイムコード 「00:00:00:0 3J のフレームであることを示している。
インデックスフアイル管理部 1 8は、 ステップ S 1 0 7でクリップ インフォメーションフアイル管理部 3 0 3がクリップインフォメ一シ ヨンファイル 42 1に追記したのと同一の clipBegin属性を、 インデ ックスファイル 41に記録し、 clipBegin属性が記録されたインデッ クスファイル 41を、 ドライブ 29を介して光ディスク 30の PR0AV ディレクトリ 202下に記録する。
例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピクチャ B 1、 または B2である場合には、 上述したように、 クリップインフォメ ーシヨンファイル 42 1に、 「clipBegin="smpte- 30(- drop)?=00:00: 00:06"」 が追記されるので、 インデックスファイル管理部 1 8は、 同 一の clipBegin属性 rclipBegin="smpte-30(-drop).?=00:00:00:06" J を第 29図の第 9行目に追記する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピク チヤ 13である場合には、 上述したように、 クリップインフォメーシ ヨンファイル 42 1に、 なにも追記されないので、 インデックスファ ィル管理部 1 8は、 インデックスファイル 41に何も追記しない。 また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピク チヤ B4、 B5、 または P6である場合には、 上述したように、 クリップ インフォメーションファイル 42 1に、 「clipBegin="smpte- 30(- dro p)?=00:00:00:02"」 が追記されるので、 インデックスファイル管理部 1 8は、 同一の cUpBegin属性
0:00:02"」 を第 2 9図の第 9行目に追記する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 G0P(n)のピク チヤ B7、 B8、 または P9である場合には、 上述したように、 クリップ
インフォメーションファイル 42 1に、 「clipBegin="smpte- 30(- dro p)?=00:00:00:03"」 が追記されるので、 インデックスファイル管理部 1 8は、 同一の clipBegin属性 rcl ipBegin=" smpte-30 (-drop) ?=00: 0 0:00:03"」 を第 2 9図の第 9行目に追記する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 GOP(n)のピク チヤ B10、 B1K または P12である場合には、 上述したように、 クリ ップインフォメーションファイル 42 1に、 「clipBegin="s即 te - 30 (- drop)?=00:00:00:04"」 が追記されるので、 インデックスファイル 管理部 1 8は、 同一の clipBegin属性 rcl ipBegin=" smpte-30 (-drop) ?=00:00:00:04"」 を第 2 9図の第 9行目に追記する。
また、 例えば、 編集点が設定されているピクチャが、 G0P(n)のピク チヤ B13、 B14、 または P15である場合には、 上述したように、 クリ ップインフォメーションファイル 42 1に、 「clipBegin=" smpte-30 (- drop)?=00:00:00:05"」 が追記されるので、 インデックスファイル 管理部 1 8は、 同一の clipBegin属性 「clipBegin="smpte-30(-drop) ?=00:00:00:05"」 を第 2 9図の第 9行目に追記する。
以上のようにして、 部分削除処理が実行される。
次に、 第 3 1図 A〜Cを参照して、 部分削除処理による、 不要なフ レームの削除の例について説明する。
第 3 1図 Aの GOP(n)のピクチャ P9を編集点 t 1として、 それ以前 のフレームの削除が要求されたとする。 このとき、 デコードフレーム 特定部 402は、 デコ一ド用フレームを特定する。 第 3 1図 Bに示さ れるように、 G0P(n)のピクチャ P9をデコードするためには、 G0P(n) のピクチャ I3,P6をデコードする必要があるため、 デコードフレーム 特定部 402は、 G0P(n)のピクチャ I3,P6をデコード用フレームとし て特定する。 ただし、 このままでは、 時刻 t 3から表示が開始されて
しまい、 ピクチャ 13, P6も表示されてしまう。 これを、 時刻 t 1 'か ら表示が開始されるように変更する必要がある。 そこで、 クリップィ ンフオメ一シヨンフアイル管理部 30 3は、 クリップインフォメ一シ ョンフアイル 42 1に clipBegin属性 rcl ipBegin=" smpte-30 (-drop) ?=00:00:00:03"」 を記録し、 インデックスファイル管理部 1 8は、 ィ ンデックスファイル 41に clipBegin属性 rc 1 ipBegin=" smpte-30 (-d rop)?=00:00:00:03"j を記録する。
また、 不要フレーム特定部 403は、 不要なフレーム (ピクチャ) を特定し、 ビデオ ·オーディオファイル管理部 3 04は、 不要なフレ —ムとして特定されたフレームを光ディスク 3 0から消去する (ファ ィルシステムを更新する) 。 第 3 1図 Cは、 不要なフレームが削除さ れた後の例を示している。 すなわち、 第 3 1図 Cにおいては、 編集点 t 1以降のフレーム、 並びに、 デコード用フレーム.である GOP(n)の ピクチャ I3,P6を残して、 それ以外のフレームが削除されている。 このようにして、 部分削除を行うことにより、 光ディスク 30の記 録可能な空き容量を増加させることができ、 また、 デコード用フレー ムを表示しないようにすることができる。
次に、 第 32図のフローチャートを参照して、 部分削除クリップの 再生処理、 すなわち、 部分削除処理が実行されたビデオファイルを再 生する処理について説明する。
ユーザにより、 部分削除処理が実行されたクリップ (例えば、 クリ ップ ID 「C0004」 のク ύップ) の再生が指示されたとき、 ステップ S 20 1において、 再生制御部 1 6は、 インデックスファイル管理部 1 8に、 再生を指示されたクリップの属性を選択するように要求する。 インデックスファイル管理部 1 8は、 再生制御部 1 6からの要求に従 つて、 再生を指示されたクリップの属性を選択する。 例えば、 クリツ
プ ID 「C0004」 のクリップの再生が指示されていた場合、 インデック スファイル管理部 1 8は、 再生制御部 1 6からの要求に従って、 第 2 9図の第 4行目乃至第 22行目に記述された管理情報 (属性) を選択 する。
ステップ S 2 02において、 再生制御部 1 6は、 ステップ S 2 0 1 で選択されたクリップの管理情報の中に、 clipBegin属性が記述され ているか否かを判定し、 ステップ S 2 0 1で選択されたクリップの属 性の中に、 clipBegin属性が記述されていなかった場合、 処理はステ ップ S 2 0 3に進む。
ステップ S 2 0 3において、 再生制御部 1 6は、 ビデオファイル 4 1 1の先頭にある第 1フレームを、 表示を開始させるべきフレームと して決定する。 その後、 処理はステップ S 2 0 5に進む。
ステップ S 2 0 2において、 再生制御部 1 6が、 ステップ S 2 0 1 で選択されたクリップの属性の中に、 clipBegin属性が記述されてい ると判定した場合、 処理はステップ S 2 04に進む。
ステップ S 2 04において、 再生制御部 1 6は、 clipBegin属性に 記述されたタイムコードのフレームを、 表示を開始すべきフレームと して決定する。
例えば、 clipBegin属性 「clipBegin="smpte-30(_drop) ?=00:00:00 :06"」 が記述されていた場合、 再生制御部 1 6は、 タイムコード 「00 :00:00:06」 のフレー Λを、 表示開始フレームとして決定する。
また、 例えば、 clipBegin属性 「cl ipBegin=" smpte- 30 (- drop) ?=00 :00:00:02" J が記述されていた場合、 再生制御部 1 6は、 タイムコ一 ド 「00:00:00:02」 のフレームを、 表示開始フレームとして決定する
また、 例えば、 clipBegin属性 rcl ipBegin=" smpte-30 (-drop) ?=00 :00:00:03"」 が記述されていた場合、 再生制御部 1 6は、 タイムコ一 ド 「00:00:00:03」 のフレームを、 表示開始フレームとして決定する また、 例えば、 clipBegin属性 rc 1 ipBegin=" sipte-30 (-drop) ?=00 :00:00:04"」 が記述されていた場合、 再生制御部 1 6は、 タイムコ一 ド 「00:00:00:04」 のフレームを、 表示開始フレームとして決定する また、 例えば、 clipBegin属性 rcl ipBegin=" smpte-30 (-drop) ?=00 :00:00:05"」 が記述されていた場合、 再生制御部 1 6は、 タイムコー ド 「00:00:00:05」 のフレームを、 表示開始フレームとして決定する ステップ S 204の処理の後、 処理はステップ S.20 5に進む。 ステップ S 2 0 5において、 再生制御部 1 6は、 ステップ S 2 0 3 またはステップ S 2 04で決定されたフレームから表示を開始するよ うに、 再生を実行する。 すなわち、 ステップ S 203の処理により、 先頭のフレームから表示を開始するように決定されていた場合、 ステ ップ S 2 0 5において、 再生制御部 1 6は、 ビデオファイル 41 1の フレームを順次デコードして、 表示順が先頭のフレームから、 表示順 に従って、 フレ一ムを表示部 22に表示させてゆく。
また、 例えば、 ステップ S 204の処理により、 タイムコード 「00 :00:00:06] のフレームが表示開始フレームとして決定されていた場 合、 再生制御部 1 6は、 ビデオファイル 4 1 1のフレームを順次デコ —ドしてゆき、 タイムコード 「00:00:00:06」 のフレーム (先頭から 6番目のフレーム) から、 表示順に従って、 フレームを表示部 22に 表示させてゆく。
また、 例えば、 ステップ S 2 04の処理により、 タイムコード 「00 :00:00:02] のフレームが表示開始フレームとして決定されていた場 合、 再生制御部 1 6は、 ビデオファイル 4 1 1のフレームを順次デコ ードしてゆき、 タイムコード 「00:00:00:02」 のフレーム (先頭から 2番目のフレーム) から、 表示順に従って、 フレームを表示部 2 2に 表示させてゆく。
また、 例えば、 ステップ S 2 04の処理により、 タイムコード 「00 :00:00:03」 のフレームが表示開始フレームとして決定されていた場 合、 再生制御部 1 6は、 ビデオファイル 4 1 1のフレームを順次デコ —ドしてゆき、 タイムコード 「00:00:00:03」 のフレーム (先頭から 3番目のフレーム) から、 表示順に従って、 フレームを表示部 2 2に 表示させてゆく。
また、 例えば、 ステップ S 2 04の処理により、,タイムコード 「00 :00:00:04」 のフレームが表示開始フレームとして決定されていた場 合、 再生制御部 1 6は、 ビデオファイル 4 1 1のフレームを順次デコ —ドしてゆき、 タイムコード 「00:00:00:04」 のフレーム (先頭から 4番目のフレーム) から、 表示順に従って、 フレ一ムを表示部 2 2に 表示させてゆく。
また、 例えば、 ステップ S 2 04の処理により、 タイムコード 「00 :00:00:05」 のフレームが表示開始フレームとして決定されていた場 合、 再生制御部 1 6は、 ビデオファイル 4 1 1のフレームを順次デコ —ドしてゆき、 タイム'コード 「00:00:00:05」 のフレーム (先頭から 5番目のフレーム) から、 表示順に従って、 フレームを表示部 2 2に 表示させてゆく。
すなわち、 ステップ S 2 04の処理により clipBegin属性に記述さ れたタイムコードのフレームが、 表示開始フレームとして決定された
場合、 ステップ S 2 0 5においては、 決定されたタイムコードより前 のフレームはデコードはされるが、 表示はされず、 決定されたタイム コード以降のフレームから、 表示順に従って表示が開始されることに なる。
このようにして、 ユーザが指定した編集点より前のフレームを表示 しないようにすることが可能となる。
なお、 以上においては、 動画データ、 音声データ、 ローレゾデ一夕 、 フレームメタデータ、 クリップメタデータ、 およびエディットリス ト等のデータを光ディスクに記録する場合について、 説明したが、 こ れらの各データを記録する記録媒体としては、 光ディスクに限らず、 例えば、 光磁気ディスク、 フレキシブルディスクやハードディスク等 の磁気ディスク、 磁気テープ、 または、 フラッシュメモリ等の半導体 メモリであってもよい。
また、 以上においては、 記録再生装置 1において、 部分削除処理お よび再生処理を行う場合について説明したが、 部分削除処理および再 生処理を行う情報処理装置としては、 これに限らず、 例えば、 編集専 用の情報処理装置であってもよいし、 それ以外の情報処理装置であつ てもよい。
さらに、 以上においては、 記録再生装置を例にして説明したが、 こ れは一体的に構成されることに限定されるものではなく、 記録装置、 および再生装置にそれぞれ分離してもよい。 例えば、 記録装置におい て部分削除処理を実佇し、 再生装置において再生処理を実行するよう にしてもよいし、 記録装置において部分削除処理および再生処理を実 行するようにしてもよいし、 再生装置において部分削除処理および再 生処理を実行するようにしてもよい。
上述した一連の処理は、 ハードウエアにより実行させることもでき るし、 ソフトウェアにより実行させることもできる。 一連の処理をソ フトウェアにより実行させる場合には、 そのソフトウエアを構成する プログラムが専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、 または、 各種のプログラムをインストールすることで、 各種の機能を 実行することが可能な、 例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに 、 記録媒体等からインストールされる。
記録媒体は、 第 2図に示されるように、 記録再生装置 1とは別に、 ユーザにプログラムを提供するために配布される、 プログラムが記録 されている磁気ディスク (フレキシブルディスクを含む) 、 光デイス ク (CD-ROM (Compac t Di sc-Read Only Memory) , DVD (Di gi t al Vers at i l e Di sc) を含む) 、 光磁気ディスク (MD (Mini-Di sc) (登録商 標) を含む) 、 若しくは半導体メモリなどよりなる / °ッケージメディ ァを含むリム一バブルメディア 2 8により構成されるだけでなく、 コ· ンピュー夕に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、 プロダラ ムが記憶されている ROM 1 2や記憶部 2 5が含まれるハードディスク などで構成される。
なお、 本明細書において、 媒体により提供されるプログラムを記述 するステップは、 記載された順序に従って、 時系列的に行われる処理 は勿論、 必ずしも時系列的に処理されなくとも、 並列的あるいは個別 に実行される処理をも含むものである。
また、 本明細書において、 システムとは、 複数の装置により構成さ れる装置全体を表すものである。
以上のように、 本発明によれば、 動画データや音声データ等を記録 媒体に記録することができる。 特に、 記録媒体に記録された動画デー
夕を部分的に削除した場合に、 削除後のデータを、 ユーザにより指定 されたフレームから表示させることが可能となる。