JP2001013940A - 表示制御装置及びその方法 - Google Patents

表示制御装置及びその方法

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JP2001013940A
JP2001013940A JP11180837A JP18083799A JP2001013940A JP 2001013940 A JP2001013940 A JP 2001013940A JP 11180837 A JP11180837 A JP 11180837A JP 18083799 A JP18083799 A JP 18083799A JP 2001013940 A JP2001013940 A JP 2001013940A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】輝度・コントラスト等の画質調整を、表示する
画像ソースを切り替える毎に行うことを不要とし、画質
調整の煩わしさからユーザを解放する。 【解決手段】CRT600には、複数のホストコンピュ
ータ101〜104より供給された画像データに基づい
て画像が表示される。メモリ1000には、各ホストコ
ンピュータの画質調整値が記憶される。マウス1100
の操作により、CRT600上に表示された画像の一つ
を選択すると、選択された画像が優先表示され、入力部
301〜304のうちの当該画像を供給する入力部が特
定基準入力部に設定される。この基準入力部に対応する
画質調整値をメモリ1000より取得し、これを画質調
整ユニット701に提供することで画像表示を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示制御装置及び
その方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータやテ
レビ受像機等の、視覚的表現機能を果たす画像表示手段
として、例えばCRT、LCD等の表示装置が用いられ
ている。このような表示装置では、画像をより鮮明に表
示するために、明るさ、コントラスト、ガンマ等の画質
調整が行なわれている。また、周囲の明るさを検知する
手段を有し、周囲の明るさに応じて、表示画像の明るさ
を自動的に調整する表示装置も具体化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
表示装置には、メインとなるパーソナルコンピュータ画
像の他に、サブとなるノート型パーソナルコンピュータ
や、デジタルカメラ等の、複数の画像ソースのデータを
同時に表示することができる表示装置が要求されてい
る。このような表示装置に入力される画像信号は、画像
ソースがパーソナルコンピュータの出力信号であるかデ
ジタルカメラの出力信号であるかによって、あるいはア
ナログ信号であるかデジタル信号であるかによって品質
レべルが異なったものになってしまっている。
【0004】したがって、上述のような表示装置では、
画像をより鮮明に表示するための、明るさ、コントラス
ト、ガンマ等の画質調整を、表示する画像ソース毎にお
こなう必要があった。そしてこれは、表示画像ソースを
切り替える毎におこなう必要があり、多大な煩わしさが
あった。
【0005】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、ユーザの輝度・コントラスト等の画質調整を、
表示する画像ソースを切り替える毎におこなうことを不
要とし、画質調整の煩わしさからユーザを解放すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の表示制御装置は例えば以下の構成を備え
る。すなわち、複数の画像データ供給手段より供給され
た画像データに基づいて画像を表示する表示手段と、前
記複数の画像データ供給手段毎の画質調整値を記憶する
記憶手段と、前記表示手段における画像の表示状態に基
づいて一つの前記複数の画像データ供給手段のうちの一
つを特定する特定手段と、前記特定手段により特定され
た画像データ供給手段に対応する画質調整値を前記記憶
手段より取得する取得手段と、前記取得手段で取得した
画質調整値を用いて前記表示手段の画像表示を制御する
制御手段とを備える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0008】[第1の実施形態]図1は第1の実施形態
による表示装置の主要な部分の構成を示すブロック図で
ある。図1において、101,102,103,104
は画像ソースであるホストコンピュータであり、画像デ
ータであるR,G,Bのビデオ信号、垂直同期信号であ
るVsync信号、水平同期信号であるHsync信号
を、信号線201〜204に出力する。ホストコンピュ
ータ101〜104は、パソコン、ワークステーション
等に限らず、デジタルテレビ、ビデオ等であってもよ
い。また、本実施形態では4つのホストコンピュータを
接続可能な構成となっているが、4つより多い数でも、
少ない数でもよい。
【0009】301〜304は入力部である。入力部3
01〜304の各々において、350は入力インターフ
ェース部であり、ホストコンピュータ101〜104よ
り出力され、信号線201〜204を通じて入力される
画像データ、Vsync信号、Hsync信号を受信
し、図示しないクロック信号に同期して解像度変換部3
51へ出力する。このとき、画像データ信号はデジタル
R,G,B信号として出力される。
【0010】ここで、入力インターフェース部350
は、受信する画像データがアナログ信号であれば、A/
Dコンバータ、A/Dサンプリングタイミング生成のた
めのPLL(Phase Locked Loop)等から構成される。ま
た、受信する画像データが、LVDS(Low Voltage Dif
ferential Signaling)等のデジタル信号であれば、その
復号器や、差動バッファ等から構成される。また、受信
する画像データが、テレビやビデオ等のコンポジット信
号であれば、それをR,G,B信号に変換するエンコー
ダ等から構成される。もちろん一つの入力インターフェ
ース部350が上述の各種信号に対応するべく、上記の
構成を複合したものであってもよい。
【0011】351は解像度変換部であり、入力インタ
ーフェース部350の出力する画像データ信号を受信
し、水平/垂直方向ともに任意に拡大・縮小する解像度
変換を行って、その結果をバスインターフェース部35
2に出力する。この解像度変換動作は、制御部900か
ら信号線360を通じて制御される。また、解像度変換
部351は、解像度変換後の画像データのデータ転送レ
ートを信号線370に出力する。
【0012】352はバスインターフェース部であり、
解像度変換部351の出力する画像データを、内部バス
400に適したフォーマットに変換し出力する。バスイ
ンターフェース部352の内部バス400に対するアク
セス動作は、バスコントローラ800から信号線380
を通じて制御される。以上のような構成を備えた入力部
301〜304は公知の技術であるので、詳細な説明は
省略する。
【0013】500はフレームメモリであり、入力部3
01〜304より出力される画像データを、内部バス4
00を通じて受信し、表示画像データとして格納/記憶
する。600は表示デバイスであるところのCRTであ
り、ここでは、1280×1024ドットの解像度を持
つものとする。この表示デバイスは、液晶ディスプレイ
や、プラズマディスプレイ等であってもなんら問題はな
い。700は表示駆動コントローラであり、フレームメ
モリ500に記憶されている表示画像データを、内部バ
ス400を通じて受信し、受信した表示画像データにD
/A変換等をおこない、CRT600を駆動し表示をお
こなう。また、表示駆動コントローラ700は、画質調
整ユニット701を含み、制御部900よりの指示にし
たがって、CRT600の明るさ、コントラスト等が可
変可能に構成されている。
【0014】800はバスコントローラであり、入力部
301〜304より出力される各画像データのフレーム
メモリ500への書き込み、および、表示駆動コントロ
ーラ700に転送する表示画像データのフレームメモリ
500からの読み出しを制御する。また、バスコントロ
ーラ800は、信号線370を通じて受信する、各解像
度変換部351からの解像度変換後の画像データのデー
タ転送レートを、入力部301〜304の各出力データ
転送レートとして受信する。
【0015】更に、バスコントローラ800は、入力部
301〜304の各出力データ転送レートに応じた必要
データ転送時間、および、フレームメモリ500のから
表示駆動コントローラ700への、表示データの必要読
み出し時間とにより、内部バス400上のデータ転送を
調停し、入力部301〜304からフレームメモリ50
0への各画像データの転送と、フレームメモリ500か
ら表示駆動コントローラ700への表示画像データの転
送を、データを失うことなくおこなう。このとき、入力
部301〜304からの各画像データの、フレームメモ
リ500への書き込みアドレスを適宜変更することによ
り、CRT600上での表示位置の変更が可能である。
【0016】また、例えば、入力部301より出力され
る画像データはすべてフレームメモリ500に書き込
み、入力部302からの出力データは、入力部301の
出力が書き込まれているアドレスに対しては、書き込み
を禁止することで、入力部301の画像データを入力部
302の画像データより優先的に表示することが可能で
ある。これにより、入力部301〜304の画像データ
のCRT600上での表示の上下関係を実現している。
これらは、制御部900により制御される。
【0017】900は本表示装置全体を制御する制御部
であり、演算能力を持つCPU、データを一時格納する
RAM、制御プログラムを格納するROM、時間を計測
するタイマ、周辺入出力インターフェース、D/A変換
器等より構成されている。なお、制御部900は論理ロ
ジックのみで構成されていてもよい。また、CPUの動
作を決定するプログラムはROMに内蔵されていてもよ
いし、周辺入出力インターフェースを介して外部から転
送されてもよい。制御部900は、図示しない画質調整
手段であるところの操作スイッチに従って、表示駆動コ
ントローラ700内の画質調整ユニット701を制御
し、CRT600の明るさ、コントラスト等を可変可能
に構成されている。
【0018】なお、このような画質調整のための構成は
公知の技術であり、例えば、表示駆動コントローラ70
0内の画質調整ユニット701がデジタル信号で制御可
能な構成であるなら、制御部900の周辺入出力インタ
ーフェースを表示駆動コントローラ700内の画質調整
ユニット701に接続し、図示しない画質調整手段であ
るところの操作スイッチに従って、制御部900の周辺
入出力インターフェースの出力値を増減することによ
り、制御可能である。また、表示駆動コントローラ70
0内の画質調整ユニット701がアナログ信号で制御可
能な構成であるなら、上記の周辺入出力インターフェー
スの出力値を、制御部900内のD/A変換器により、
アナログ信号に変換し、表示駆動コントローラ700内
の画質調整ユニット701に供給することにより、制御
可能である。
【0019】ここでは、画質調整ユニット701がデジ
タル信号で制御可能であるものとし、制御部900内の
周辺入出力インターフェースの出力値により、制御する
ものとする。
【0020】1000はメモリであり、制御部900か
らリード/ライト可能に構成されている。メモリ100
0は、フラッシュメモリや、電池でバックアップされた
SRAM等で構成され、電源を切ってもその内容は失わ
れない構成となっている。1100はマウスであり、ユ
ーザーの動作を制御部900に伝える。1200は重ね
合わせデータコントローラであり、マウスカーソルをC
RT600上に表示するために、フレームメモリから読
み出した表示データを、マウスカーソルデータに置き換
える働きをする。マウスカーソルのCRT600上の位
置は、制御部900により制御され、制御部900は、
マウス1100の動作(移動量)により、マウスカーソ
ルのCRT600上の位置を計算/制御する。
【0021】上記のような構成で、入力部301〜30
4の出力の解像度を 入力部301: 800×600 入力部302: 800×600 入力部303: 800×600 入力部304: 1280×1024 となるよう、解像度変換部351を設定し、また、表示
の優先順位を 入力部301 > 入力部302 > 入力部303
> 入力部304 とし、入力部301〜304のフレームメモリ500の
書き込みアドレスが図3のごとき表示を実現するように
適当に設定されていものとして、本実施形態の動作を説
明する。
【0022】図3及び図4は第1の実施形態による表示
状態の一例を示す図である。また、図2は第1の実施形
態による表示制御動作を説明するフローチャートであ
る。以下、図3、図4及び図2を参照して第1の実施形
態による表示制御を説明する。
【0023】まず、ステップS11において、入力部3
01〜304のそれぞれから入力された画像データをそ
の優先順位に従って表示すると、CRT600上での表
示画面は、図3のようになる。次に、ステップS12に
おいて、最高順位の画像を提供している入力部を画質調
整のための基準入力部に決定する。図3に示した表示状
態では、入力部301の表示の優先順位が最も高いの
で、入力部301が選択されることになる。以上のよう
にして基準入力部が決定されると、ステップS13にお
いて、決定された基準入力部に対応した画質調整値がメ
モリ1000に登録されているかどうかを判断する。画
質調整値がメモリ1000にあれば、ステップS14へ
進み、メモリ1000より画質調整値を取得し、これを
画質調整ユニット701へ提供して画質調整を行う。一
方、メモリ1000に対応する画質調整値が登録されて
いなければ、ステップS15へ進み、デフォルトの画質
調整値が設定される。或いは、直前の画質調整値をその
まま用いるようにしてもよい。
【0024】次に、ステップS16において、図示しな
い画質調整手段であるところのスイッチを操作すること
で、画質調整操作が行われたかどうかを判定する。画質
調整操作が行われた場合には、ステップS17におい
て、その操作内容に応じて画質調整値が更新され、画質
調整ユニット701に更新された画質調整値が提供さ
れ、画質が調整される。この画質調整においては、CR
T600の明るさ、コントラスト等を調整し、最適な画
質にすることができる。
【0025】ステップS18では、優先度の変更指示が
発生したかどうかを判断する。例えば、CRT600上
での表示画面が図3のような優先順位である状態におい
て、マウスの操作によって、マウスカーソルを入力部3
02の画像上に移動し、その状態でマウスのスイッチが
押されたとする。すると、制御部900はそれを検知し
て、優先順位を変更する。すなわち、現在最高の優先順
位にある画像以外の画像上にマウスカーソルがある状態
でマウスボタンがクリックされると、制御部900は優
先度の変更指示として検出し、処理をステップS19へ
進める。
【0026】ステップS19では、現在選択されている
入力部301のID(例えば“Input1”という文
字列)とともに、現時点における画質調整値、すなわ
ち、制御部900内の周辺入出力インターフェースの出
力値を、メモリ1000に書き込む。
【0027】そして、ステップS20に進み、マウスカ
ーソルが入力部302の画像上にある時に、マウスのス
イッチが押されたので、表示の優先順位を、 入力部302 > 入力部301> 入力部303 >
入力部304 のように変更する。
【0028】そして、ステップS11へ戻り、優先順位
に応じてCRT600上に画像表示を行う。この結果、
CRT600上での表示画面は、図4のようになる。す
なわち、新たに最高の優先順位となった入力部302の
画像が一番手前に表示される。その後、ステップS12
において、優先順位の最も高い入力部302を調整のた
めの基準入力部に設定する。そして、ステップS13〜
S15の処理により、画質調整が行われる。すなわち、
メモリ1000から入力部302のID(本例では、
“Input2”という文字列)とともに書き込まれて
いる、画質調整値を読み出し、制御部900内の周辺入
出力インターフェースの出力値として設定する。なお、
メモリ1000に入力部302に対応する画質調整値が
存在しなければ、デフォルト値を用いるか直前の画質調
整値をそのまま用いる。
【0029】この状態においても、図示しない画質調整
手段であるところのスイッチを操作することで、CRT
600の明るさ、コントラスト等を調整し、最適な画質
にすることができる(ステップS16、S17)。
【0030】さらに、CRT600上での表示画面が図
4である場合に、マウスの操作によって、マウスカーソ
ルが入力部301の画像上にある状態で、マウスのスイ
ッチが押されると、制御部900はそれを検知して、現
在選択されている入力部302のID(ここでは“In
put2”という文字列)とともに、現在の画質調整
値、すなわち、制御部900内の周辺入出力インターフ
ェースの出力値を、メモリ1000に書き込む(ステッ
プS18、S19)。この時、既に、入力部302のI
Dとそれに対応する画質調整値がメモリ1000上に存
在する場合には、それを消去してから新しい値を書き込
む、あるいは上書きすることが必要であることはいうま
でもない。
【0031】そして、いま、マウスカーソルが入力部3
01の画像上にある時に、マウスのスイッチが押された
ので、表示の優先順位を、 入力部301> 入力部302 > 入力部303 >
入力部304 となるよう、設定を変更し(ステップS20)、これに
応じて表示を更新する(ステップS11)。このとき
の、CRT600上での表示画面は、再び図3のように
なる。そして、優先順位の最も高い入力部として入力部
301を選択する(ステップS12)。
【0032】そして、メモリ1000から、入力部30
1のID(この場合“Input1”という文字列)と
ともに書き込まれている、画質調整値を読み出し、制御
部900内の周辺入出力インターフェースの出力値とし
て設定する(ステップS13、S14)。
【0033】以上のように、第1の実施形態によれば、
図4における表示状態のときに画質をいかなる状態に変
更しようとも、前回に調整した画質状態に自動的に復帰
するので、画質を調整する必要はなく、ユーザは画質調
整の煩わしさから解放されることになる。
【0034】[第2の実施形態]次に、第2の実施形態
を説明する。第1の実施形態ではメモリ1000に、す
なわち表示装置側に各入力部に対応づけた画質調整値を
保持した。第2の実施形態では、画像入力装置としての
外部機器の各々に画質調整値を保持させる。
【0035】図5は、第2の実施形態による表示装置の
主要な部分の構成を示すブロック図である。図5に示し
たブロック図は、図1におけるブロック図と大体におい
て同じであり、図1と同様の構成には同一の参照番号を
付してある。従って、以下では異なる部分を説明する。
【0036】ホストコンピュータ101〜104は、内
部に記憶装置を有し、ホストコンピュータ101〜10
4と、制御部900は、信号線205〜208によって
接続され通信可能な構成となっている。制御部900
は、この信号線205〜208を介してホストコンピュ
ータ101〜104内の記憶装置、例えばハードディス
クに対してリード/ライト可能な構成となっている。こ
の通信手段はシリアル通信であっても、パラレル通信で
あっても、また、有線通信であっても、無線通信であっ
ても、なんら本発明の主旨を曲げるものではない。同様
に、いかなる通信プロトコルであっても、なんら本発明
の主旨を曲げるものではない。すなわち、図1に示した
メモリ1000は存在せず、その代わりの機能を、前述
のホストコンピュータ101〜104内の記憶装置が実
現する。
【0037】図6は、第2の実施形態による表示処理
の、図2で示すフローチャートと異なる処理部分を示す
フローチャートである。上記のような構成を有する第2
の実施形態では、第1の実施形態に対して、 1)優先度の変更があった場合に、制御部900が、現
在選択されている入力部のIDとともに、現在の画質調
整値、すなわち、制御部900内の周辺入出力インター
フェースの出力値を、メモリ1000に書き込むかわり
に、選択されている入力部に接続された外部機器の記憶
装置に書き込む(すなわち、ステップS19の代わりに
ステップS39を実行する)、 2)制御部900が、次に選択された入力部のIDとと
もに書き込まれている、画質調整値をメモリ1000よ
り読み出し、制御部900内の周辺入出力インターフェ
ースの出力値として設定するかわりに、次に選択された
入力部に接続されている外部機器の記憶装置から画質調
整値を読み出し、制御部900内の周辺入出力インター
フェースの出力値として設定する(すなわち、ステップ
S13〜ステップS15の代わりに、ステップS33、
S34を実行する)ことを特徴とする。
【0038】以上により、第1の実施形態と同様の効果
が得られることは明らかである。さらに、第1の実施形
態では、ホストコンピュータ101を入力部301に、
ホストコンピュータ102を入力部302に接続して、
画質を調整してあった場合、ホストコンピュータ101
を入力部302に、ホストコンピュータ102を入力部
301に接続を変更すると再び画質調整が必要となって
しまう。これに対して、第2の実施形態では、ホストコ
ンピュータ101が入力部301に接続されていても、
入力部302に接続されていても、ホストコンピュータ
内の記憶装置に画質調整値が記憶されていて、そこから
読み出すため、対応する設定を復元することが可能であ
る。この点において、更に確実に、ユーザは画質調整の
煩わしさから解放されることになる。
【0039】[第3の実施形態]次に、本発明の第3の
実施形態である表示装置を、以下に説明する。第3の実
施形態は、第1(第2)の実施形態と比較して、入力部
の選択を異なる方法で実現したものである。すなわち、
第3の実施形態では、画像データを入力するための複数
の入力部301〜304から一つを選択する選択処理と
して、CRT600上での表示領域の最も大きいもの
を、選択する点が第1(第2)の実施形態と異なる。
【0040】図7は第3の実施形態による表示処理の手
順を示すフローチャートである。第3の実施形態では、
図2のステップS12の代わりに、ステップS42、ス
テップS43の処理を実行する。
【0041】制御部900は、解像度変換部351の出
力画像の解像度と、入力部301〜304の画像のCR
T600上での表示位置、およびその表示優先順位か
ら、入力部301〜304の画像のCRT600上での
表示領域の大きさを計算/検出する(ステップS4
2)。そして、その中で最も大きい表示領域を有する画
像が入力されている入力部を基準入力部に設定する(ス
テップS43)。そして、ステップS13〜S16で示
される画質調整値の設定が行われる。
【0042】以下、図8乃至図10を参照して第3の実
施形態を更に説明する。図8乃至図10は第3の実施形
態による表示状態の一例を示す図である。第1の実施形
態と同じ構成において、表示の優先順位、入力部301
〜304の出力の解像度、フレームメモリ500の書き
込みアドレスを適当に設定した結果、CRT600上で
の表示画面が図8のようになったとする。このときの表
示の優先順位は、 入力部301 > 入力部302 > 入力部303
> 入力部304 であるとする。このとき、表示画像領域が最も大きいの
は入力部301の画像であるので、ここでは、入力部3
01が基準入力部に選択される。ここで入力部302の
画像をマウスで選択した場合、表示の優先順位は、 入力部302 > 入力部301 > 入力部303
> 入力部304 となるり(図9)、表示画像領域が最も大きくなるの
は、入力部302の画像であるので、次には、入力部3
02が基準入力部に選択される。したがって、このとき
の画質調整値のメモリ1000(或いは対応する外部機
器の記憶装置)への書き込み/読み出し、および画質調
整値の再設定の動作は、第1(第2)の実施形態と同様
である。これにより、第1(第2)の実施形態と同様の
効果が得られることになる。
【0043】次に、CRT600上での表示画面が図9
である場合に、入力部304の画像をマウスで選択した
場合、表示の優先順位は、 入力部304 > 入力部302 > 入力部301
> 入力部303 となる(図10)。しかしながら、表示画像領域が最も
大きくなるのは、入力部302の画像であるので、入力
部304が最高の優先順位となった後も、入力部302
が基準入力部であるとし(ステップS42、S43)、
第1(第2)の実施形態と同様の、画質調整値の記憶手
段への書き込み/読み出し、および再設定の動作は行わ
ない。
【0044】ユーザは、表示領域の大きい画像に設定を
合わせることがほとんどである。しかしながら、第1の
実施形態や第2の実施形態のように、優先順位のみに基
づいて基準入力部を設定してしまうと、例えば図10に
おいて入力部304の適した画質調整値に変更されてし
まうことになる。従って、このような場合、ユーザは調
整をやり直さなければならないことになる。第3の実施
形態では、このような観点から、画質調整の煩わしさか
らユーザを解放することができる。
【0045】[第4の実施形態]次に、第4の実施形態
について説明する。
【0046】図11は第4の実施形態の主要な部分の構
成を示すブロック図である。図11において、2000
は、例えばIEEE1394のようなシリアルバスであ
る。2010、2020は画像ソースとなる装置であ
り、IEEE1394インターフェースを有した、イメ
ージスキャナや、DVDである。2030はIEEE1
394インターフェース部であり、IEEE1394で
一般的に必要となる、物理層とリンク層と、DVDから
のデータをデコードするデコーダ等から構成されてい
る。2040はメモリインターフェース部であり、IE
EE1394インターフェース部から出力される画像デ
ータを、水平/垂直方向ともに任意に拡大・縮小する解
像度変換をおこなうとともに、その画像データの送信元
(イメージスキャナかDVDか)、とそのデータ位置
(何ライン目のデータであるか、何ピクセル目のデータ
であるか)から、フレームメモリ500上のアドレスを
生成し、生成したアドレスにIEEE1394インター
フェース部から出力される画像データを書き込む動作を
する。
【0047】このとき、IEEE1394バス2000
では、バスリセット後に割り当てられたノード番号で、
その画像データの送信元(イメージスキャナかDVD
か)を識別可能である。また、生成したアドレスにオフ
セットを加えることで、CRT600上での表示位置の
変更が可能である。また、例えば、DVDからの画像デ
ータはすべてフレームメモリ500に書き込み、イメー
ジスキャナからの出力データは、DVDからの画像デー
タが書き込まれるアドレスに対しては、書き込みを禁止
することで、DVDの画像データをイメージスキャナの
画像データより優先的に表示することが可能であり、こ
れにより、CRT600上での表示の上下関係を実現し
ている。
【0048】第4の実施形態では、フレームメモリ50
0はデュアルポートメモリで構成されており、CRT6
00へ表示する表示データは、フレームメモリ500の
ビデオポート側から表示データを読み出し、その後第1
の実施形態と同様に、重ね合わせデータコントローラ1
200、表示駆動コントローラ700を通じて、CRT
600に表示される。
【0049】図12は第4の実施形態による表示制御の
手順を説明するフローチャートである。以下、図12を
参照しながら第4の実施形態の動作を説明する。
【0050】上記のような構成において、IEEE13
94バス2000のバスリセット後、ステップS51に
おいて、制御部900は、IEEE1394バスに接続
されているイメージスキャナ2010、DVD2020
から、メーカ名、型名、バージョン番号等を読み出し、
割り当てられたノード番号と対応付けて、メモリ100
0に格納しておく。その後のステップS52〜ステップ
S61の処理は、第1の実施形態のステップS11〜S
20とほぼ同様である。
【0051】以下、第1の実施形態と同様に説明すれ
ば、ユーザのマウス操作により、表示の優先順位に変更
が生じたならば(ステップS59)、現在、最優先に表
示している画像ソースである装置の、IEEE1394
バス2000上のノード番号に対応するメーカ名、型
名、バージョン番号等を、その入力のIDとして、この
IDとともに、現在の画質調整値をメモリ1000に書
き込む(ステップS60)。そして、次に、新たに設定
された優先順位で表示を更新し(ステップS61、ステ
ップS52)、最優先として表示してする画像ソースで
ある装置を特定し(ステップS53)、IEEE139
4バス2000上のノード番号に対応するメーカ名、型
名、バージョン番号等とともに書き込まれている、画質
調整値を読み出し、制御部900内の周辺入出力インタ
ーフェースの出力値として設定する(ステップS54、
S55)。ここで、画質調整値が存在しなければデフォ
ルト値が設定される(ステップS56)。また、画質の
調整操作がなされた場合には、第1の実施形態同様に画
質調整値が更新されることになる(ステップS57、S
58)。
【0052】以上により、第1の実施形態と同じ効果が
得られることになる。また、イメージスキャナ201
0、DVD2020の接続形態が図13の(a)の場合
と、図13の(b)の場合では、IEEE1394バス
2000上のノード番号は異なるものが割り当てられる
が、上述の動作によれば、イメージスキャナ2010、
あるいは、DVD2020から読み出したメーカ名、型
名、バージョン番号等をメモリに書き込んでいるため、
なんら問題はない。
【0053】また、イメージスキャナ2010に記憶装
置を具備させ、制御部900から、IEEE1394バ
ス2000を通じて、この記憶装置にリード/ライト可
能な構成とすることにより、IDとともに現在の画質調
整値を、メモリ1000に書き込む/読み出すかわり
に、第2の実施形態のように、上記記憶装置に対して画
質調整値の書き込み/読み出しをおこなってもよい。以
上によれば、第1及び第2の実施形態で示すのと同様の
効果が得られる。この場合には、図13の(a)の場合
と、図13の(b)の場合のように、IEEE1394
バス2000上のノード番号が異なるものが割り当てら
れても、そのときのノード番号に対してリード/ライト
をおこなえばよい。従って、あらかじめ、IEEE13
94バス2000上のノード番号に対応するメーカ名、
型名、バージョン番号等を読み出し、割り当てられたノ
ード番号と対応付けて記憶しておく必要はない。また、
IEEE1394上の接続される画像ソースとなる装置
のすべてが、上述のように、記憶装置を有し、制御部9
00から、各々の記憶装置にリード/ライト可能な構成
であるならば、メモリ1000が不要となることは明ら
かである。
【0054】さらに、IEEE1394バス2000以
外に、第2の実施形態と同様に、画像ソース装置と通信
可能な構成であっても、同様の効果が得られることは明
らかであり、なんら本発明の趣旨を逸脱するものではな
い。
【0055】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0056】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(O
S)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0057】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
輝度・コントラスト等のユーザによる画質調整を、表示
する画像ソースを切り替える毎に行うことが不要とな
り、画質調整の煩わしさからユーザを解放することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による表示装置の主要な部分の構成
を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態による表示制御動作を説明する
フローチャートである。
【図3】第1の実施形態によるCRT上の表示状態の一
例を示す図である。
【図4】第1の実施形態によるCRT上の表示状態の一
例を示す図である。
【図5】第2の実施形態による表示装置の主要な部分の
構成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施形態による表示処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】第3の実施形態による表示処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】第3の実施形態によるCRT上の表示状態の一
例を示す図である。
【図9】第3の実施形態によるCRT上の表示状態の一
例を示す図である。
【図10】第3の実施形態によるCRT上の表示状態の
一例を示す図である。
【図11】第4の実施形態の主要な部分の構成を示すブ
ロック図である。
【図12】第4の実施形態による表示制御の手順を説明
するフローチャートである。
【図13】IEEE1394バスの構成例を示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒谷 俊太郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 由井 秀明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B057 BA26 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CD05 CE01 CE11 CH11 5B077 NN02 5C082 AA01 BA26 BA34 BA35 BB01 CA11 CA62 CA81 CB01 DA87 MM09 MM10

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像データ供給手段より供給され
    た画像データに基づいて画像を表示する表示手段と、 前記複数の画像データ供給手段毎の画質調整値を記憶す
    る記憶手段と、 前記表示手段における画像の表示状態に基づいて一つの
    前記複数の画像データ供給手段のうちの一つを特定する
    特定手段と、 前記特定手段により特定された画像データ供給手段に対
    応する画質調整値を前記記憶手段より取得する取得手段
    と、 前記取得手段で取得した画質調整値を用いて前記表示手
    段の画像表示を制御する制御手段とを備えることを特徴
    とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】 画質調整操作に応じて、前記特定された
    画像データ供給手段の画質調整値を更新する更新手段を
    更に備えることを特徴とする請求項1に記載の表示制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、当該表示装置内のメモ
    リを含み、該メモリに前記複数の画像データ供給装置の
    夫々と画質調整値とを対応づけて格納することを特徴と
    する請求項1に記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、前記複数の画像データ
    供給手段の夫々に設けられたメモリに対応する画質調整
    値を記憶することを特徴とする請求項1に記載の表示制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記特定手段は、前記表示手段において
    最も表示優先度の高い画像を供給する画像データ供給手
    段を特定することを特徴とする請求項1に記載の表示制
    御装置。
  6. 【請求項6】 前記特定手段は、前記表示手段において
    最も表示面積の大きく表示されている画像を供給する画
    像データ供給手段を特定することを特徴とする請求項1
    に記載の表示制御装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の画像データ供給手段とネット
    ワークの形態で接続する接続手段を更に備え、 前記記憶手段は、前記画像データ供給手段の夫々につい
    て前記ネットワーク上のアドレスと機器情報とを対応づ
    けるとともに、該機器情報と画質調整値を対応づけて記
    憶し、 前記取得手段は、前記特定手段で特定された画像データ
    供給手段のアドレスから、対応する画質調整値を取得す
    ることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  8. 【請求項8】 前記接続手段はIEEE1394によっ
    て複数の画像データ供給手段を接続することを特徴とす
    る請求項7に記載の表示制御装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の画像データ供給手段とネット
    ワークの形態で接続する接続手段を更に備え、 前記記憶手段は、前記複数の画像データ供給手段の夫々
    のメモリに画質調整値を対応づけて記憶し、 前記取得手段は、前記特定手段で特定された画像データ
    供給手段のアドレスに基づいて、前記接続手段を介して
    対応する画像データ供給手段にアクセスし、対応する画
    質調整値を取得することを特徴とする請求項1に記載の
    表示制御装置。
  10. 【請求項10】 複数の画像データ供給手段より供給さ
    れた画像データに基づいて画像を表示する表示工程と、 前記複数の画像データ供給手段毎の画質調整値をメモリ
    に記憶する記憶工程と、 前記表示工程における画像の表示状態に基づいて一つの
    前記複数の画像データ供給手段のうちの一つを特定する
    特定工程と、 前記特定工程により特定された画像データ供給手段に対
    応する画質調整値を前記メモリより取得する取得工程
    と、 前記取得工程で取得した画質調整値を用いて前記表示工
    程の画像表示を制御する制御工程とを備えることを特徴
    とする表示制御方法。
  11. 【請求項11】 画質調整操作に応じて、前記特定され
    た画像データ供給手段の画質調整値を更新する更新工程
    を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の表示
    制御方法。
  12. 【請求項12】 前記記憶工程は、当該表示装置内のメ
    モリに前記複数の画像データ供給装置の夫々と画質調整
    値とを対応づけて格納することを特徴とする請求項10
    に記載の表示制御方法。
  13. 【請求項13】 前記記憶工程は、前記複数の画像デー
    タ供給手段の夫々に設けられたメモリに対応する画質調
    整値を記憶することを特徴とする請求項10に記載の表
    示制御方法。
  14. 【請求項14】 前記特定工程は、前記表示工程におい
    て最も表示優先度の高い画像を供給する画像データ供給
    手段を特定することを特徴とする請求項10に記載の表
    示制御方法。
  15. 【請求項15】 前記特定工程は、前記表示工程におい
    て最も表示面積の大きく表示されている画像を供給する
    画像データ供給手段を特定することを特徴とする請求項
    10に記載の表示制御方法。
  16. 【請求項16】 前記複数の画像データ供給手段とネッ
    トワークを介して接続する接続工程を更に備え、 前記記憶工程は、前記画像データ供給手段の夫々につい
    て前記ネットワーク上のアドレスと機器情報とを対応づ
    けるとともに、該機器情報と画質調整値を対応づけてメ
    モリに記憶し、 前記取得工程は、前記特定工程で特定された画像データ
    供給手段のアドレスから、対応する画質調整値を取得す
    ることを特徴とする請求項10に記載の表示制御方法。
  17. 【請求項17】 前記接続手段はIEEE1394によ
    って複数の画像データ供給手段を接続することを特徴と
    する請求項16に記載の表示制御方法。
  18. 【請求項18】 前記複数の画像データ供給手段とネッ
    トワークを介して接続する接続工程を更に備え、 前記記憶工程は、前記複数の画像データ供給手段の夫々
    のメモリに画質調整値を対応づけて記憶し、 前記取得工程は、前記特定工程で特定された画像データ
    供給手段のアドレスに基づいて、前記接続工程を介して
    対応する画像データ供給手段にアクセスし、対応する画
    質調整値を取得することを特徴とする請求項10に記載
    の表示制御方法。
  19. 【請求項19】 コンピュータに画像表示制御を実現さ
    せるための制御プログラムを格納する記憶媒体であっ
    て、該制御プログラムが、 複数の画像データ供給手段より供給された画像データに
    基づいて画像を表示する表示工程のコードと、 前記複数の画像データ供給手段毎の画質調整値をメモリ
    に記憶する記憶工程のコードと、 前記表示工程における画像の表示状態に基づいて一つの
    前記複数の画像データ供給手段のうちの一つを特定する
    特定工程のコードと、 前記特定工程により特定された画像データ供給手段に対
    応する画質調整値を前記メモリより取得する取得工程の
    コードと、 前記取得工程で取得した画質調整値を用いて前記表示工
    程の画像表示を制御する制御工程のコードとを備えるこ
    とを特徴とする記憶媒体。
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