JP2001013574A - カメラシステム、情報記録システム、時計装置およびカメラ装置 - Google Patents

カメラシステム、情報記録システム、時計装置およびカメラ装置

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JP2001013574A
JP2001013574A JP18558099A JP18558099A JP2001013574A JP 2001013574 A JP2001013574 A JP 2001013574A JP 18558099 A JP18558099 A JP 18558099A JP 18558099 A JP18558099 A JP 18558099A JP 2001013574 A JP2001013574 A JP 2001013574A
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Akihiro Tsukamoto
明弘 塚本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常時携行する時計装置で計時または取得また
は生成された情報をカメラ装置に転送できるようにする 【解決手段】 画像記録装置としての電子スチルカメラ
1および計時装置としての腕時計2は、各々無線3によ
るワイヤレス通信機能を有している。電子スチルカメラ
1の記録時に日時取得要求を送信し、同要求に応答する
形で腕時計2から送信された日時情報を電子スチルカメ
ラ1で受信し、その日時情報を用いて電子スチルカメラ
1の日時管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラシステム、
情報記録システム、時計装置およびカメラ装置に関し、
例えば、携帯型の計時装置(典型的には腕時計型の時計
装置)によって取得した日時情報を、同様に携帯型の画
像記録装置(典型的にはカメラ装置)に転送して画像記
録の日時管理を行わせしめるようにしたり、または、上
記日時情報とともに、上記画像記録装置の画像記録情報
を印刷装置(いわゆるプリンタ装置)に転送して印刷を
行わせしめるようにした新規のカメラシステム、情報記
録システム、時計装置およびカメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型のデジタルカメラ(以下、
単に「デジタルカメラ」という)が普及してきている。
デジタルカメラは旅行や登山など様々な場面に携行し、
画像を記録することができる。また、デジタルカメラに
日付または時刻情報を保持させることにより撮影画像に
撮影日付または時刻を記録することができる。しかし、
電池交換などによって日付または時刻情報をリセットし
た際は、毎回再度設定し直す必要がある。このことは、
デジタルカメラに限らずコンパクトカメラやAPSカメ
ラなどの銀塩フィルムカメラにも同様にいえることであ
る。以下、上記のディジタルカメラおよび上記の銀塩フ
ィルムカメラを総称して「カメラ装置」ということにす
る。一方、腕時計のような時計装置は常時携帯されるこ
とが多い。最近は、温度、気圧、湿度、方位、水深、血
圧、歩数、位置などのセンサを内蔵し、測定結果を表示
する腕時計も実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、登山などの
際、カメラ装置によって撮影された画像に日付や時刻は
もちろんのこと、温度や気圧、湿度、方位、水深、血
圧、歩数、位置なども写し込むことができれば便利であ
る。そこで、これらの機能を備えたカメラ装置も考えら
れているが、カメラ装置の筐体(ボディ)が大きくなる
と共に、常時使用するわけではない機能まで内蔵してお
くのは不合理である。一方、センサを内蔵した腕時計を
装着している場合、腕に装着していれば登山などにおい
て簡単に各種情報を取得できるが、その情報をカメ装置
で撮影した画像に写し込むことはできない。この発明は
上記事情に鑑みて成されたもので、常時携行する時計装
置で計時または取得または生成された情報を、カメラ装
置に転送することのできる、互いにリンクされたカメラ
システムを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のカメラシ
ステムは、計時手段を有する腕時計と、撮像手段を有す
るカメラ装置とから構成されるカメラシステムであっ
て、前記腕時計は、前記計時手段が計時した時刻情報若
しくは日付情報のデータを記憶する第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に記憶された時刻情報若しくは日付
情報のデータを変調して送信する送信手段とを有し、前
記カメラ装置は、前記腕時計の送信手段から送信された
データを受信して復調する受信手段と、前記受信手段で
復調された時刻情報若しくは日付情報のデータを記憶す
る第2の記憶手段と、前記撮像手段により撮像された画
像データを画像処理して記憶する第3の記憶手段と、前
記第3の記憶手段に記憶された画像データと前記第2の
記憶手段に記憶された時刻情報若しくは日付情報のデー
タを関連づける制御手段とを有する、ことを特徴とす
る。請求項2記載のカメラシステムは、請求項1におい
て、前記腕時計は、さらに、所定の計測情報を取得また
は生成するセンサ手段と、該センサ手段で取得または生
成された計測情報を記憶する第4の記憶手段とを有する
とともに、前記第4の記憶手段に記憶された計測情報を
前記送信手段で変調して送信し、前記カメラ装置は、さ
らに、第5の記憶手段を有するとともに、前記腕時計の
送信手段から送信されてきた計測情報を前記受信手段で
受信して復調し、該復調された計測情報を前記第5の記
憶手段に記憶し、該第5の記憶手段に記憶された計測情
報と前記第3の記憶手段に記憶された画像データとを前
記制御手段によって関連づける、ことを特徴とする。請
求項3記載のカメラシステムは、現在時刻を計時する計
時手段を有するとともに第1の筐体に収納された時計装
置と、撮像手段を有するとともに前記筐体とは別の独立
した第2の筐体に収納されたカメラ装置とから構成され
るカメラシステムであって、前記時計装置は、前記計時
する時刻情報若しくは日付情報のデータを前記カメラ装
置に送信する送信手段を有し、前記カメラ装置は、前記
送信手段から送信されたデータを受信する受信手段を有
する、ことを特徴とする。請求項4記載のカメラシステ
ムは、現在時刻を計時する計時手段を有するとともに第
1の筐体に収納された時計装置と、撮像手段を有すると
ともに前記筐体とは別の独立した第2の筐体に収納され
たカメラ装置とから構成されるカメラシステムであっ
て、前記時計装置は、所定の計測情報を取得または生成
するセンサ手段と、該センサ手段によって取得または生
成された計測情報を前記カメラ装置に送信する送信手段
とを有し、前記カメラ装置は、前記送信手段から送信さ
れた計測情報を受信する受信手段を有する、ことを特徴
とする。請求項5記載のカメラシステムは、請求項3ま
たは請求項4において前記時計装置は腕時計型の時計装
置であり、前記カメラ装置は該腕時計型の時計装置を腕
に装着する人物によって携帯される携行型のカメラ装置
であり、前記送信手段は近距離用の微弱な送信出力を有
する、ことを特徴とする。請求項6記載のカメラシステ
ムは、請求項3において、前記カメラ装置は、時刻情報
若しくは日付情報を記憶するためのメモリと、前記受信
手段によって受信された時刻情報若しくは日付情報を前
記メモリにセットするセット手段と、前記メモリにセッ
トされた時刻情報若しくは日付情報を撮影画像に付加す
る付加手段とを有する、ことを特徴とする。請求項7記
載のカメラシステムは、請求項3または請求項4におい
て、前記送信手段は、所定の操作に応答して送信処理を
行う、ことを特徴とする。請求項8記載のカメラシステ
ムは、請求項3または請求項4において、前記送信手段
は、予め定められた時に自動的に送信処理を行う、こと
を特徴とする。請求項9記載のカメラシステムは、請求
項3または請求項4において、前記送信手段は、前記カ
メラ装置からの要求信号に応答して送信処理を行う、こ
とを特徴とする。請求項10記載のカメラシステムは、
請求項9において、前記要求信号は、該カメラ装置の時
刻情報または日付情報を設定した際に送信される、こと
を特徴とする。請求項11記載のカメラシステムは、請
求項3または請求項4において、前記カメラ装置は、現
在時刻を計時する計時手段を有し、該計時手段は、前記
時計装置から送信されてくる時刻情報または日付情報に
基づいて計時中の現在時刻を修正する、ことを特徴とす
る。請求項12記載のカメラシステムは、請求項3また
は請求項4において、前記カメラ装置は、計時手段を有
しておらず、前記時計装置から送信されてくる時刻情報
または日付情報を受信して表示または撮影画像に付加す
る、ことを特徴とする。請求項13記載の情報記録シス
テムは、日常生活または特定の行動に必要な情報を取得
または生成する情報取得手段および画像を記録する画像
記録手段を含む情報記録システムであって、前記情報取
得手段および画像記録手段は、各々個別に持ち運び可能
な形状になっており、且つ、双方にワイヤレスのデータ
送受手段を備えるとともに、前記情報取得手段は、取得
または生成した情報をデータ送受手段を介して前記画像
記録手段に転送する転送制御手段を備え、また、前記画
像記録手段は、データ送受手段を介して転送された情報
を画像と共に記録する記録制御手段を備えたことを特徴
とする。請求項14記載の情報記録システムは、請求項
13において、前記情報取得手段は、日時情報、航法情
報または気象情報のいずれかに該当する情報を取得また
は生成する、ことを特徴とする。請求項15記載の情報
記録システムは、請求項13において、前記データ送受
手段は、通信媒体に赤外線を用いる、ことを特徴とす
る。請求項16記載の情報記録システムは、請求項13
において、前記データ送受手段は、通信媒体に無線電波
を用いる、ことを特徴とする。請求項17記載の情報記
録システムは、現在時刻を計時する計時手段を有すると
ともに第1の筐体に収納された時計装置と、撮像手段を
有するとともに前記筐体とは別の独立した第2の筐体に
収納されたカメラ装置と、印刷手段を有するとともに前
記第1および第2の筐体とは別の独立した第3の筐体に
収納されたプリンタ装置とを含み、前記時計装置および
カメラ装置並びにプリンタ装置は、それぞれワイヤレス
送信手段またはワイヤレス受信手段の少なくとも一方を
有し、前記プリンタ装置は、前記時計装置で取得または
生成されたデータと前記カメラ装置で撮像されたデータ
とを受信し、該受信したデータを基に印刷を行う、こと
を特徴とする。請求項18記載の腕時計は、計時手段を
有する腕時計と、撮像手段を有するカメラ装置とから構
成されるカメラシステムに用いられる腕時計であって、
該腕時計は、前記計時手段によって計時された時刻情報
または日付情報のデータを前記カメラ装置に送信する送
信手段を有する、ことを特徴とする。請求項19記載の
カメラ装置は、計時手段を有する腕時計と、撮像手段を
有するカメラ装置とから構成されるカメラシステムに用
いられるカメラ装置であって、該カメラ装置は、前記腕
時計から送信されてくる時刻情報または日付情報のデー
タを受信する受信手段を有する、ことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態の情
報記録システムの構成図であり、1は画像記録を電子的
に行うデジタルカメラなどのいわゆる電子スチルカメ
ラ、2は腕時計である。これらの電子スチルカメラ1お
よび腕時計2は、図からも理解されるように各々独立し
た専用のボディ(発明の要旨に記載の第1の筐体、第2
の筐体に相当)に収められている。電子スチルカメラ1
は発明の要旨に記載のカメラ装置、カメラ装置、画像記
録手段または画像記録装置に相当し、腕時計2は時計装
置、情報取得手段または情報取得装置に相当する。な
お、本発明の意図する範囲は、かかる電子スチルカメラ
(画像記録を電子的に行うもの)に限定されない。銀塩
フィルムに画像を物理的に記録するAPSカメラなどの
いわゆる銀塩フィルムカメラにも適用できることはもち
ろんである。これらの電子スチルカメラ1および腕時計
2は、以下の説明でも明らかになるが、各々無線3によ
るワイヤレス通信機能を有しており、例えば、電子スチ
ルカメラ1の記録時に日時取得要求を送信し、同要求に
応答する形で腕時計2から送信された日時情報を電子ス
チルカメラ1で受信し、その日時情報を用いて電子スチ
ルカメラ1の日時管理を行うようになっている。
【0006】図2は、電子スチルカメラ1のブロック図
である。この図において、10は写真レンズ、11は写
真レンズ10の光軸上に設けられた絞り機構、12は絞
り機構11の駆動部、13は絞り機構11を通過した光
を受けて被写体の撮像信号を出力するイメージセンサ
(以下「CCD」)、14はCCD13を駆動するため
のドライバ、15はCCD13の電荷蓄積時間(撮像時
間)を制御する信号などの各種タイミング信号を発生す
るタイミング発生器(略号:TG)、16はCCD13
からの撮像信号をサンプリングしてノイズを除去するサ
ンプルホールド回路(略号:S/H)、17はノイズ除
去後の撮像信号をディジタル信号に変換するアナログデ
ィジタル変換器(略号:A/D)である。CCD13は
発明の要旨に記載の撮像手段に相当する。
【0007】また、18はA/D17の出力から輝度・
色差合成信号(以下「画像信号」)を生成するカラープ
ロセス回路、19はビデオトランスファー回路、20は
画像信号を保持するバッファメモリ、21は画像信号を
所定の符号化方式(一般にJPEG方式)で圧縮/伸長
処理する圧縮・伸張回路、22は被写体の明るさを測定
する測光センサ、23は圧縮処理された画像信号を記録
する固定または取り外し可能なフラッシュメモリであ
る。フラッシュメモリ23は発明の要旨に記載の第3の
記憶手段に相当する。
【0008】また、24はプログラムROM24aに格
納された制御プログラムをワークRAM24b上で実行
して画像の記録や再生制御並びにこれらの制御に付帯す
る各種制御処理(例えば、その一つは後述の記録モード
制御に係る処理である)を行うCPUである。CPU2
4は発明の要旨に記載の制御手段、セット手段、付加手
段または記録制御手段に相当し、ワークRAM24bは
発明の要旨に記載の第2の記憶手段、第5の記憶手段ま
たはメモリに相当する。
【0009】また、25はシャッターボタンや各種ボタ
ンの操作に応答してキー入力信号発生するキー入力部、
26はバッファメモリ20に保持されている画像信号を
表示に適した信号形式に変換するディジタルビデオエン
コーダ、27はディジタルビデオエンコーダ26からの
信号を表示する画像モニター用の液晶ディスプレイ、3
0はアンテナ31を介して外部装置(例えば後述の腕時
計2)との間のデータ送受を行う通信部、32は各部を
接続するバスである。通信部30は発明の要旨に記載の
受信手段、データ送受手段、ワイヤレス送信手段または
ワイヤレス受信手段に相当する。
【0010】このような構成を有する電子スチルカメラ
1は、キー入力部25の所定のキー操作により、画像の
記録モードと再生モードとに切替えることができ、さら
に記録モードは、CCD13から周期的に取り出される
撮像信号を表示に適した信号に変換して液晶ディスプレ
イ27に順次表示するスルーモードと、シャッタキーを
操作して所望の撮像信号をフラッシュメモリ23に記録
するキャプチャモードとに分けることができる。
【0011】スルーモードでは、写真レンズ10の後方
に配置されたCCD13がドライバ14からの信号で駆
動され、写真レンズ10で集められた被写体像が一定周
期毎に光電変換されて1画像分の信号が出力される。そ
して、この信号がS/H16でサンプリングされ、A/
D17でディジタル信号に変換された後、カラープロセ
ス回路18で画像信号が生成される。この画像信号は、
ビデオトランスファー回路19を介してバッファメモリ
20の画像バッファに転送され、同バッファへの転送完
了後に、ビデオトランスファー回路19によって読み出
され、ディジタルビデオエンコーダ26を介して液晶デ
ィスプレイ27に送られ、スルー画像として表示され
る。
【0012】この状態でカメラの向きを変えると、液晶
ディスプレイ27に表示されているスルー画像の構図が
変化し、適宜の時点(所望の構図が得られた時点)でシ
ャッターキーを“半押し”して露出とフォーカスをセッ
トした後、“全押し”すると、キャプチャーモードに切
り替わり、バッファメモリ20の画像バッファに保存さ
れている画像信号がその時点の画像信号で固定され、か
つ液晶ディスプレイ27に表示されているスルー画像も
同時点の画像で固定される。そして、その時点でバッフ
ァメモリ20の画像バッファに保存されている画像信号
は、ビデオトランスファー回路19を介して圧縮・伸長
回路21に送られ、輝度情報と色差情報の各コンポーネ
ント毎に8×8画素の基本ブロックと呼ばれる単位でJ
PEG符号化された後、フラッシュメモリ23に記録
(キャプチャ)される。
【0013】また、再生モードでは、CCD13からバ
ッファメモリ20までの経路が遮断されるとともに、最
新のキャプチャー画像がフラッシュメモリ23から読み
出され、圧縮・伸長回路21で伸張処理された後、ビデ
オトランスファー回路19を介してバッファメモリ20
の画像バッファに送られる。そして、この画像バッファ
のデータがビデオトランスファー回路19とディジタル
ビデオエンコーダ26を介して液晶ディスプレイ27に
送られ、再生画像として表示される。
【0014】図3は、腕時計2のブロック図である。こ
の図において、40は正確な周期信号を発生する発振回
路、41は発振回路40で発生した周期信号を分周して
現在の日付と時刻を表す日時信号を発生する計時回路、
42は日時合わせなどのキー信号を発生するキー入力
部、43は主として日時情報を表示する表示部、44は
計時機能および該機能に付帯する各種機能を実現するた
めの制御プログラムを格納するメモリ、45はアンテ
ナ、46は通信部、47は制御プログラムを実行して腕
時計全体の制御を司る制御部である。計時回路40は発
明の要旨に記載の計時手段に相当し、通信部46は発明
の要旨に記載の送信手段、データ送受手段、ワイヤレス
送信手段またはワイヤレス受信手段に相当し、制御部4
7は発明の要旨に記載の転送制御手段に相当する。
【0015】ここで、通信部46は、電子スチルカメラ
1の通信部30と同一のプロトコルでワイヤレスのデー
タ接続を実現する。同プロトコルは、ワイヤレスであれ
ばよく、例えば、近距離ワイヤレスの常套技術である赤
外線通信(IrDA)でも構わないが、IrDAの欠点
(障害物に弱い)を考慮すると、指向性のない無線通信
技術の利用が好ましい。電子スチルカメラ1または腕時
計2の一方がポケットや鞄の中に入っていても、データ
接続を支障なく行うことができる。例えば、2.45ギ
ガヘルツ帯の無線電波を用いて10m程度の近距離をカ
バーし、一対一の接続で最大721Kbpsの転送速度
(転送レートは1Mbps;次期バージョンでは2Mb
psにアップ予定)を実現する「Bluetooth」
と呼ばれる近距離用微弱送信出力のモバイル通信技術
は、採用が望ましい候補技術の一つである。現在、0.
5平方メートル程度の小型トランシーバモジュール(図
2の通信部30と図3の通信部46に相当)を搭載する
だけで実現できる。
【0016】図4は、腕時計2の制御部47で実行され
る計時制御プログラムの概略的なフローチャートであ
る。このプログラムは、まず、計時回路41から日時信
号を読み込み(S1)、次いで、通信部46でカメラ装
置1からのデータ要求が受信されたか否かを判定し(S
2)、そして、データ要求が受信されていなければ(S
2のNO判定)、計時回路41から読み込んだ日時信号
を用いて表示部43の日時表示を更新し(S3)、一
方、データ要求が受信されていた場合は(S2のYES
判定)、応答信号を返し(S4)、計時回路41から読
み込んだ日時信号を通信部46で送信した後(S5)、
同日時信号を用いて表示部43の日時表示を更新する
(S3)。以上の処理は、日時情報の表示更新の周期
(一般に1秒周期)に合わせて繰り返し実行される。そ
の結果、同周期毎に表示部43の日時情報表示が更新さ
れるとともに、外部からのデータ要求の有無が周期的に
判定され、データ要求があった場合に、その時点の最新
の日時信号が通信部46を介してアンテナ45から送信
されるという作用が得られる。
【0017】図5は、電子スチルカメラ1の制御プログ
ラムのフローチャートであり、記録モードの際にCPU
24で実行されるプログラムの概略フローチャートであ
る。このプログラムは、スルー画像の表示処理(S1
0)を行いながら、キー入力部25の所定のキー操作に
応答して記録モード以外の他のモードを選択(S11、
S12)したり、シャッターキーの押し下げ操作(S1
3、S15)に応答して露出制御処理(S14)や画像
記録処理(S19)を実行したりするというものであ
り、特に、画像記録処理(S19)を行う前に日時信号
の要求処理(S16)や日時情報の受信処理(S18)
を行うという特徴的な処理ルーチンを含むものである。
【0018】すなわち、シャッターキーの全押し操作を
検出すると(S15のYES判定)、まず、日時情報の
要求信号を、通信部30を介してアンテナ31から送信
する。もし、前述の腕時計2が近距離に存在すれば、腕
時計2は要求信号に対して応答信号を返す(図4のS4
参照)ので、応答信号の受信を判定し(S17)、応答
信号に引き続いて腕時計2から送信される日時情報(図
4のS5参照)を受信すると共に、その日時情報をワー
クRAM24bの所定領域に一時保存する。そして、画
像を圧縮処理してフラッシュメモリ23に記録するが、
ワークRAM24bの所定領域に日時情報が保存されて
いた場合は、画像データに関連付けてその日時情報をフ
ラッシュメモリ23に記録する。上記“所定領域”は、
必ずしもワークRAM24bの領域である必要はない。
専用のメモリを用意してそのメモリの全部または一部の
領域を利用してもよい。
【0019】図6は、フラッシュメモリ23の記録状態
を示す概念図であり、フラッシュメモリ23の画像記憶
領域50は、圧縮処理された画像データを記録する第一
の領域52と、その第一の領域52に記録された画像デ
ータの記録日時を表す日時情報を記録する第二の領域5
1とを有している。なお、第一の領域52に記録する画
像データは非圧縮処理のデータであっても構わないこと
はもちろんであり、さらに、第二の領域51に記録する
日時情報は、図示のように、西暦や和暦の表示形式に整
えられたデータであってもよいし、あるいは、過去の特
定の日時(例えば1900/01/01 00:00:
00)を初期値として、それからの経過時間を表す数値
データであってもよい。数値データの場合、西暦や和暦
の表示形式に容易に加工できるので好ましい。
【0020】図7は、フラッシュメモリ23に記録され
たデータを電子スチルカメラ1の液晶ディスプレイ27
に再生表示した図である。この図において、60は再生
画像、61は被写体像、62は日時情報であり、日時情
報62以外の被写体像61を含む再生画像60は、フラ
ッシュメモリ23の第一の領域52に記録されたデータ
に対応し、日時情報62は第二の領域51に記録された
データに対応する。
【0021】以上のとおり、本実施の形態では、電子ス
チルカメラ1で画像を記録する際に、近くにある腕時計
2に対して日時信号の要求信号を送信し、腕時計2から
送信された日時信号を受信して当該画像の記録日時を表
すデータとして同時に記録するようにしたが、腕時計2
の日時情報の信頼性は高いから、かかる信頼性の高い日
時情報を画像の記録日時とすることができる本実施の形
態の電子スチルカメラ1は、当然のことながら記録日時
の信頼性を大幅に向上できるという格別の効果が得られ
るのである。
【0022】なお、本実施の形態の電子スチルカメラ1
は独自の計時機能を内蔵していてもよい。上述の腕時計
2を持ち歩かない場合や近くにない場合に内蔵の計時機
能を用いて撮影日時を支障なく記録できるし、内蔵の計
時機能の日時合わせに腕時計2の日時情報を利用するこ
ともできる。
【0023】また、上記の実施の形態では、電子スチル
カメラを例にしたが、これに限らない。撮影日時の記録
機能を有する画像記録装置であればよく、前述のとお
り、APSカメラなどの銀塩フィルムを利用するカメラ
であってもよく、さらに、ムービーカメラにも適用でき
ることはいうまでもない。
【0024】また、以上の説明では、画像記録装置に、
他の装置(上記例では腕時計2)で取得した日時情報を
転送しているが、転送情報はこれに限定されない。我々
の日常生活や特定の行動に必要な情報であればよく、例
えば、現在位置や方位等の航法情報、温度や湿度等の気
象情報などであってもよい。航法情報はコンパスやGP
S(Global Positioning Syst
em)などのセンサ類を腕時計2に内蔵すればよく、気
象情報は温湿センサ等を腕時計2に内蔵すればよい。い
ずれの場合も、画像と同時に航法情報や気象情報などの
有益な情報を画像記録装置に転送して記録することがで
き、例えば、旅行や登山等に携行して好ましい情報記録
システムを実現することができる。
【0025】さらに、以上の説明では、専ら、電子スチ
ルカメラ1と腕時計2を用いた情報記録システムを例に
したが、本発明の意図する範囲は、かかる例示に限定さ
れず、様々な変形システムに適用できる。例えば、カメ
ラを主体にしたシステムを“カメラシステム”と呼ぶこ
とにすると、本発明の思想に沿うカメラシステムは、少
なくとも、計時手段(図3の計時回路41を参照)を備
え、現在時刻を計時する時計装置(図3の腕時計2のブ
ロック図参照)と、撮像手段(図2のCCD13を参
照)を有するカメラ装置(図2の電子スチルカメラ1の
ブロック図参照)とから構成されるカメラシステムであ
って、前記時計装置は、前記計時する時刻情報若しくは
日付情報のデータ(図4のステップS1で読み込まれる
日時信号参照)を前記カメラ装置に送信する送信手段
(図3の通信部46参照)を有するとともに、前記カメ
ラ装置は、前記送信手段から送信されたデータを受信す
る受信手段(図2の通信部30参照)を有していればよ
い。
【0026】または、前記時計装置は、センサ手段(例
えば、GPSセンサ)を有するとともに、該センサ手段
によって取得されたデータまたは該取得されたデータを
基に生成されたデータを前記カメラ装置に送信する送信
手段(図3の通信部46参照)を有し、前記カメラ装置
は、前記送信手段から送信されたデータを受信する受信
手段(図2の通信部30参照)を有していてもよい。ま
たは、前記時計装置は、腕時計であり、前記カメラ装置
は、該腕時計を腕に装着する人物によって携帯され、前
記送信手段は、近距離用の微弱な送信出力を有するもの
(例えば、前述のBluetoothと呼ばれるモバイ
ル通信技術によるもの)であってもよい。または、前記
時計装置の送信手段(図3の通信部46参照)は、所定
の操作(例えば、人為的なボタン操作)に応答して送信
処理を行うものであってもよい。
【0027】または、前記時計装置の送信手段(図3の
通信部46参照)は、予め定められた時(日時若しくは
時間)に自動的に送信処理を行うものであってもよい。
または、情報記録システムとしてみた場合も、腕時計2
から電子スチルカメラ1(または銀塩カメラ若しくはム
ービーカメラ)へのデータ送信だけでなく、例えば、腕
時計2と電子スチルカメラ1(または銀塩カメラ若しく
はムービーカメラ)の双方から、印刷機器(プリンタ装
置)へデータ送信を行うようにしてもよい。電子スチル
カメラ1(または銀塩カメラ若しくはムービーカメラ)
に送信手段(図2の通信部30参照)を設けるととも
に、プリンタ装置に受信手段(図2の通信部30に相当
するもの;但し、受信機能のみ)を設ければよい。不図
示のプリンタ装置のボディ(発明の要旨に記載の第3の
筐体に相当)は、腕時計やカメラ装置のボディとは独立
した別のものである。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載のカメラシステムによれ
ば、計時手段を有する腕時計と、撮像手段を有するカメ
ラ装置とから構成されるカメラシステムであって、前記
腕時計は、前記計時手段が計時した時刻情報若しくは日
付情報のデータを記憶する第1の記憶手段と、前記第1
の記憶手段に記憶された時刻情報若しくは日付情報のデ
ータを変調して送信する送信手段とを有し、前記カメラ
装置は、前記腕時計の送信手段から送信されたデータを
受信して復調する受信手段と、前記受信手段で復調され
た時刻情報若しくは日付情報のデータを記憶する第2の
記憶手段と、前記撮像手段により撮像された画像データ
を画像処理して記憶する第3の記憶手段と、前記第3の
記憶手段に記憶された画像データと前記第2の記憶手段
に記憶された時刻情報若しくは日付情報のデータを関連
づける制御手段とを有する、ことを特徴とする。したが
って、腕時計で取得または生成した時刻情報または日時
情報のデータをカメラ装置へ送信することができ、この
データをカメラ装置で受信して日時管理等に利用した
り、撮影した画像とともに記録したりすることができ
る。請求項2記載のカメラシステムによれば、請求項1
において、前記腕時計は、さらに、所定の計測情報を取
得または生成するセンサ手段と、該センサ手段で取得ま
たは生成された計測情報を記憶する第4の記憶手段とを
有するとともに、前記第4の記憶手段に記憶された計測
情報を前記送信手段で変調して送信し、前記カメラ装置
は、さらに、第5の記憶手段を有するとともに、前記腕
時計の送信手段から送信されてきた計測情報を前記受信
手段で受信して復調し、該復調された計測情報を前記第
5の記憶手段に記憶し、該第5の記憶手段に記憶された
計測情報と前記第3の記憶手段に記憶された画像データ
とを前記制御手段によって関連づける、ことを特徴とす
る。したがって、腕時計で取得または生成した時刻情報
または日時情報のデータのほかに、各種の計測情報のデ
ータをカメラ装置へ送信することができ、この計測情報
を含むデータをカメラ装置で受信して様々な用途に利用
したり、撮影した画像とともに記録したりすることがで
きる。請求項3記載のカメラシステムによれば、現在時
刻を計時する計時手段を有するとともに第1の筐体に収
納された時計装置と、撮像手段を有するとともに前記筐
体とは別の独立した第2の筐体に収納されたカメラ装置
とから構成されるカメラシステムであって、前記時計装
置は、前記計時する時刻情報若しくは日付情報のデータ
を前記カメラ装置に送信する送信手段を有し、前記カメ
ラ装置は、前記送信手段から送信されたデータを受信す
る受信手段を有する、ことを特徴とする。したがって、
別々の筐体を有する時計装置とカメラ装置とを携行する
際に、両装置の間で時刻情報や日時情報の送受信を行う
ことができる。請求項4記載のカメラシステムによれ
ば、現在時刻を計時する計時手段を有するとともに第1
の筐体に収納された時計装置と、撮像手段を有するとと
もに前記筐体とは別の独立した第2の筐体に収納された
カメラ装置とから構成されるカメラシステムであって、
前記時計装置は、所定の計測情報を取得または生成する
センサ手段と、該センサ手段によって取得または生成さ
れた計測情報を前記カメラ装置に送信する送信手段とを
有し、前記カメラ装置は、前記送信手段から送信された
計測情報を受信する受信手段を有する、ことを特徴とす
る。したがって、別々の筐体を有する時計装置とカメラ
装置とを携行する際に、両装置の間で計測情報の送受信
を行うことができる。請求項5記載のカメラシステムに
よれば、請求項3または請求項4において前記時計装置
は腕時計型の時計装置であり、前記カメラ装置は該腕時
計型の時計装置を腕に装着する人物によって携帯される
携行型のカメラ装置であり、前記送信手段は近距離用の
微弱な送信出力を有する、ことを特徴とする。したがっ
て、別々の筐体を有する時計装置とカメラ装置とを携行
する際に、例えば、カメラ装置をリュックの中に入れて
いた場合でも、それを取り出すことなく、時刻情報や日
時情報若しくは計測情報の送受信を行うことができる。
請求項6記載のカメラシステムによれば、請求項3にお
いて、前記カメラ装置は、時刻情報若しくは日付情報を
記憶するためのメモリと、前記受信手段によって受信さ
れた時刻情報若しくは日付情報を前記メモリにセットす
るセット手段と、前記メモリにセットされた時刻情報若
しくは日付情報を撮影画像に付加する付加手段とを有す
る、ことを特徴とする。したがって、カメラ装置は、受
信した時刻情報または日時情報をメモリに記憶し、この
記憶情報を画像情報に付加することができ、例えば、タ
イムスタンプ等の画像記録を行うことができる。請求項
7記載のカメラシステムによれば、請求項3または請求
項4において、前記送信手段は、所定の操作に応答して
送信処理を行う、ことを特徴とする。したがって、時計
装置は、必要に応じて、時刻情報または日時情報をカメ
ラ装置に送信でき、不必要な送信動作を排除して時計装
置の電力消費を抑えることができる。請求項8記載のカ
メラシステムによれば、請求項3または請求項4におい
て、前記送信手段は、予め定められた時に自動的に送信
処理を行う、ことを特徴とする。したがって、時計装置
は、自動的に時刻情報または日時情報をカメラ装置に送
信でき、手動送信の場合のような送信操作忘れを防止す
ることができる。請求項9記載のカメラシステムによれ
ば、請求項3または請求項4において、前記送信手段
は、前記カメラ装置からの要求信号に応答して送信処理
を行う、ことを特徴とする。したがって、時計装置は、
カメラ装置からの要求時に時刻情報または日時情報をカ
メラ装置に送信でき、不必要な送信動作を排除して時計
装置の電力消費を抑えることができるとともに、例え
ば、時計装置がポケットに入っていた場合でも、上記送
信動作を支障なく行うことができる。請求項10記載の
カメラシステムによれば、請求項9において、前記要求
信号は、該カメラ装置の時刻情報または日付情報を設定
した際に送信される、ことを特徴とする。したがって、
操作者に特別な送信要求操作を意識させることなく、時
計装置から時刻情報または日時情報をカメラ装置に送信
できる。請求項11記載のカメラシステムによれば、請
求項3または請求項4において、前記カメラ装置は、現
在時刻を計時する計時手段を有し、該計時手段は、前記
時計装置から送信されてくる時刻情報または日付情報に
基づいて計時中の現在時刻を修正する、ことを特徴とす
る。したがって、カメラ装置は、時計装置からの時刻情
報または日時情報に基づいて常に正確な時刻または日時
管理を行うことができる。請求項12記載のカメラシス
テムによれば、請求項3または請求項4において、前記
カメラ装置は、計時手段を有しておらず、前記時計装置
から送信されてくる時刻情報または日付情報を受信して
表示または撮影画像に付加する、ことを特徴とする。し
たがって、カメラ装置は、計時のための特別な回路を備
えることなく、時計装置からの時刻情報または日時情報
に基づいて、画像中にタイムスタンプ等の記録を行うこ
とができる。請求項13記載の情報記録システムによれ
ば、日常生活または特定の行動に必要な情報を取得また
は生成する情報取得手段および画像を記録する画像記録
手段を含む情報記録システムであって、前記情報取得手
段および画像記録手段は、各々個別に持ち運び可能な形
状になっており、且つ、双方にワイヤレスのデータ送受
手段を備えるとともに、前記情報取得手段は、取得また
は生成した情報をデータ送受手段を介して前記画像記録
手段に転送する転送制御手段を備え、また、前記画像記
録手段は、データ送受手段を介して転送された情報を画
像と共に記録する記録制御手段を備えたことを特徴とす
る。したがって、日常生活または特定の行動に必要な情
報を、情報取得手段から画像記録手段へと転送し、画像
と共に記録することができる。請求項14記載の情報記
録システムによれば、請求項13において、前記情報取
得手段は、日時情報、航法情報または気象情報のいずれ
かに該当する情報を取得または生成する、ことを特徴と
する。したがって、例えば、日時情報を取得または生成
した場合は画像の記録日時の管理に利用して計時機能を
不要にでき、あるいは、画像機録手段の計時機能の調整
(日時合わせ)に利用して手間を軽減できる。請求項1
5記載の情報記録システムによれば、請求項13におい
て、前記データ送受手段は、通信媒体に赤外線を用い
る、ことを特徴とする。したがって、一対一のワイヤレ
ス接続を容易に構成することができる。請求項16記載
の情報記録システムによれば、請求項13において、前
記データ送受手段は、通信媒体に無線電波を用いる、こ
とを特徴とする。したがって、情報取得手段または画像
記録手段の一方がポケットや鞄の中に入っていても支障
なくワイヤレス接続を構成することができる。請求項1
7記載の情報記録システムによれば、現在時刻を計時す
る計時手段を有するとともに第1の筐体に収納された時
計装置と、撮像手段を有するとともに前記筐体とは別の
独立した第2の筐体に収納されたカメラ装置と、印刷手
段を有するとともに前記第1および第2の筐体とは別の
独立した第3の筐体に収納されたプリンタ装置とを含
み、前記時計装置およびカメラ装置並びにプリンタ装置
は、それぞれワイヤレス送信手段またはワイヤレス受信
手段の少なくとも一方を有し、前記プリンタ装置は、前
記時計装置で取得または生成されたデータと前記カメラ
装置で撮像されたデータとを受信し、該受信したデータ
を基に印刷を行う、ことを特徴とする。したがって、時
計装置によって取得または生成されたデータとカメラ装
置によって撮影されたデータとをプリンタ装置に送信し
て印刷することができる。請求項18記載の腕時計によ
れば、計時手段を有する腕時計と、撮像手段を有するカ
メラ装置とから構成されるカメラシステムに用いられる
腕時計であって、該腕時計は、前記計時手段によって計
時された時刻情報または日付情報のデータを前記カメラ
装置に送信する送信手段を有する、ことを特徴とする。
したがって、所定のカメラ装置と組み合わせて使用する
ことにより、時刻情報または日時情報のデータを送信し
て該カメラ装置に利用させることができる。請求項19
記載のカメラ装置によれば、計時手段を有する腕時計
と、撮像手段を有するカメラ装置とから構成されるカメ
ラシステムに用いられるカメラ装置であって、該カメラ
装置は、前記腕時計から送信されてくる時刻情報または
日付情報のデータを受信する受信手段を有する、ことを
特徴とする。したがって、所定の腕時計と組み合わせて
使用することにより、当該腕時計から送信されてくる時
刻情報または日時情報のデータを受信して利用すること
ができる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】情報記録システムの構成図である。
【図2】電子スチルカメラのブロック図図である。
【図3】腕時計のブロック図である。
【図4】計時制御プログラムの概略的なフローチャート
である。
【図5】電子スチルカメラの制御プログラムのフローチ
ャートである。
【図6】フラッシュメモリの記録状態を示す概念図であ
る。
【図7】液晶ディスプレイの表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 電子スチルカメラ(カメラ装置、画像記録手段、画
像記録装置) 2 腕時計(時計装置、情報取得手段、情報取得装置) 13 CCD(撮像手段) 23 フラッシュメモリ(第3の記憶手段) 24 CPU(制御手段、セット手段、付加手段、記録
制御手段) 24b ワークRAM(第2の記憶手段、第5の記憶手
段、メモリ) 30 通信部(受信手段、データ送受手段、ワイヤレス
送信手段、ワイヤレス受信手段) 40 計時回路(計時手段) 44 メモリ(第1の記憶手段、第4の記憶手段) 46 通信部(送信手段、データ送受手段、ワイヤレス
送信手段、ワイヤレス受信手段) 47 制御部(転送制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 F 5/907 5/907 B 5/91 5/91 J Fターム(参考) 2F002 AA00 AB06 AD06 BB02 BB04 BB05 FA16 GA04 GA06 2H103 AA11 ZA31 ZA41 ZA54 5C022 AA13 AC69 5C052 AA17 CC06 DD02 GA00 GA02 GA07 GB06 GB10 GC05 GE08 5C053 FA04 FA08 FA27 GA01 HA33 JA22 KA04 KA05 LA01 LA05 LA14

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計時手段を有する腕時計と、 撮像手段を有するカメラ装置とから構成されるカメラシ
    ステムであって、 前記腕時計は、 前記計時手段が計時した時刻情報若しくは日付情報のデ
    ータを記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された時刻情報若しくは日付
    情報のデータを変調して送信する送信手段とを有し、 前記カメラ装置は、 前記腕時計の送信手段から送信されたデータを受信して
    復調する受信手段と、 前記受信手段で復調された時刻情報若しくは日付情報の
    データを記憶する第2の記憶手段と、 前記撮像手段により撮像された画像データを画像処理し
    て記憶する第3の記憶手段と、 前記第3の記憶手段に記憶された画像データと前記第2
    の記憶手段に記憶された時刻情報若しくは日付情報のデ
    ータを関連づける制御手段とを有する、 ことを特徴とするカメラシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記腕時計は、さらに、 所定の計測情報を取得または生成するセンサ手段と、 該センサ手段で取得または生成された計測情報を記憶す
    る第4の記憶手段とを有するとともに、 前記第4の記憶手段に記憶された計測情報を前記送信手
    段で変調して送信し、 前記カメラ装置は、さらに、 第5の記憶手段を有するとともに、 前記腕時計の送信手段から送信されてきた計測情報を前
    記受信手段で受信して復調し、 該復調された計測情報を前記第5の記憶手段に記憶し、 該第5の記憶手段に記憶された計測情報と前記第3の記
    憶手段に記憶された画像データとを前記制御手段によっ
    て関連づける、 ことを特徴とするカメラシステム。
  3. 【請求項3】 現在時刻を計時する計時手段を有すると
    ともに第1の筐体に収納された時計装置と、 撮像手段を有するとともに前記筐体とは別の独立した第
    2の筐体に収納されたカメラ装置とから構成されるカメ
    ラシステムであって、 前記時計装置は、 前記計時する時刻情報若しくは日付情報のデータを前記
    カメラ装置に送信する送信手段を有し、 前記カメラ装置は、 前記送信手段から送信されたデータを受信する受信手段
    を有する、 ことを特徴とするカメラシステム。
  4. 【請求項4】 現在時刻を計時する計時手段を有すると
    ともに第1の筐体に収納された時計装置と、 撮像手段を有するとともに前記筐体とは別の独立した第
    2の筐体に収納されたカメラ装置とから構成されるカメ
    ラシステムであって、 前記時計装置は、 所定の計測情報を取得または生成するセンサ手段と、 該センサ手段によって取得または生成された計測情報を
    前記カメラ装置に送信する送信手段とを有し、 前記カメラ装置は、 前記送信手段から送信された計測情報を受信する受信手
    段を有する、 ことを特徴とするカメラシステム。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4において前記時
    計装置は腕時計型の時計装置であり、 前記カメラ装置は該腕時計型の時計装置を腕に装着する
    人物によって携帯される携行型のカメラ装置であり、 前記送信手段は近距離用の微弱な送信出力を有する、 ことを特徴とするカメラシステム。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 前記カメラ装置は、 時刻情報若しくは日付情報を記憶するためのメモリと、 前記受信手段によって受信された時刻情報若しくは日付
    情報を前記メモリにセットするセット手段と、 前記メモリにセットされた時刻情報若しくは日付情報を
    撮影画像に付加する付加手段とを有する、 ことを特徴とするカメラシステム。
  7. 【請求項7】 請求項3または請求項4において、 前記送信手段は、所定の操作に応答して送信処理を行
    う、 ことを特徴とするカメラシステム。
  8. 【請求項8】 請求項3または請求項4において、 前記送信手段は、予め定められた時に自動的に送信処理
    を行う、 ことを特徴とするカメラシステム。
  9. 【請求項9】 請求項3または請求項4において、 前記送信手段は、前記カメラ装置からの要求信号に応答
    して送信処理を行う、 ことを特徴とするカメラシステム。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記要求信号は、該カメラ装置の時刻情報または日付情
    報を設定した際に送信される、 ことを特徴とするカメラシステム。
  11. 【請求項11】 請求項3または請求項4において、 前記カメラ装置は、現在時刻を計時する計時手段を有
    し、 該計時手段は、前記時計装置から送信されてくる時刻情
    報または日付情報に基づいて計時中の現在時刻を修正す
    る、 ことを特徴とするカメラシステム。
  12. 【請求項12】 請求項3または請求項4において、 前記カメラ装置は、計時手段を有しておらず、 前記時計装置から送信されてくる時刻情報または日付情
    報を受信して表示または撮影画像に付加する、 ことを特徴とするカメラシステム。
  13. 【請求項13】 日常生活または特定の行動に必要な情
    報を取得または生成する情報取得手段および画像を記録
    する画像記録手段を含む情報記録システムであって、 前記情報取得手段および画像記録手段は、各々個別に持
    ち運び可能な形状になっており、且つ、双方にワイヤレ
    スのデータ送受手段を備えるとともに、 前記情報取得手段は、取得または生成した情報をデータ
    送受手段を介して前記画像記録手段に転送する転送制御
    手段を備え、 また、前記画像記録手段は、データ送受手段を介して転
    送された情報を画像と共に記録する記録制御手段を備え
    たことを特徴とする情報記録システム。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記情報取得手段は、日時情報、航法情報または気象情
    報のいずれかに該当する情報を取得または生成する、 ことを特徴とする情報記録システム。
  15. 【請求項15】 請求項13において、 前記データ送受手段は、通信媒体に赤外線を用いる、 ことを特徴とする情報記録システム。
  16. 【請求項16】 請求項13において、 前記データ送受手段は、通信媒体に無線電波を用いる、 ことを特徴とする情報記録システム。
  17. 【請求項17】 現在時刻を計時する計時手段を有する
    とともに第1の筐体に収納された時計装置と、 撮像手段を有するとともに前記筐体とは別の独立した第
    2の筐体に収納されたカメラ装置と、 印刷手段を有するとともに前記第1および第2の筐体と
    は別の独立した第3の筐体に収納されたプリンタ装置と
    を含み、 前記時計装置およびカメラ装置並びにプリンタ装置は、 それぞれワイヤレス送信手段またはワイヤレス受信手段
    の少なくとも一方を有し、 前記プリンタ装置は、 前記時計装置で取得または生成されたデータと前記カメ
    ラ装置で撮像されたデータとを受信し、 該受信したデータを基に印刷を行う、 ことを特徴とする情報記録システム。
  18. 【請求項18】 計時手段を有する腕時計と、 撮像手段を有するカメラ装置とから構成されるカメラシ
    ステムに用いられる腕時計であって、 該腕時計は、 前記計時手段によって計時された時刻情報または日付情
    報のデータを前記カメラ装置に送信する送信手段を有す
    る、 ことを特徴とする腕時計。
  19. 【請求項19】 計時手段を有する腕時計と、 撮像手段を有するカメラ装置とから構成されるカメラシ
    ステムに用いられるカメラ装置であって、 該カメラ装置は、 前記腕時計から送信されてくる時刻情報または日付情報
    のデータを受信する受信手段を有する、 ことを特徴とするカメラ装置。
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