JP2003234932A - パトローネ型撮像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】撮像した画像をただちに他の通信機器に転送す
ることが可能なパトローネ型撮像装置を提供する。 【解決手段】銀塩カメラ１にフィルムパトローネに代え
て装着することにより銀塩カメラ１を電子カメラとして
使用可能にするパトローネ型撮像装置１０において、銀
塩カメラ１の撮像レンズを介して入射した被写体の像を
受光面に結像させて光電変換した画像を出力する撮像手
段（固体撮像素子１４）と、前記画像を携帯端末３等の
他の通信機器に電波により送信する無線送信手段（送受
信手段１８）とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、パトローネ型撮像
装置に係り、特に銀塩カメラに装着可能にして撮像した
画像を出力するパトローネ型撮像装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】撮像装置における各種の情報をユーザに
直接伝達することを可能にしてユーザインターフェース
を良好にすると共に、当該撮像装置を銀塩式カメラから
取り出すことなく記録データの読み出しを可能にする撮
像装置が、特開平９−９８３２６号の公報に示されてい
る。

【０００３】当該撮像装置は、撮像レンズを介して入射
した被写体像の焦点位置に受光面が配置され被写体像に
対応した電気信号を出力する光電変換手段と、前記光電
変換手段からの電気信号に所定の映像信号処理を施す電
気信号処理手段と、前記電気信号処理手段で処理された
電気信号を記録する記録手段と、前記光電変換手段、前
記電気信号処理手段及び前記記録手段を支持して銀塩式
カメラの写真フイルム装着スペース内に収納する支持部
材と、前記記録手段に記録された撮像データを導出する
ための接続端子と、前記電気信号処理手段及び前記記録
手段の動作を制御する制御手段と、撮像に関する状態を
検出する状態検出手段と、この状態検出手段の検出結果
をユーザに告知する告知手段とを具備したことを特徴と
している。

【０００４】したがって上記の発明によれば、撮像装置
を銀塩カメラの内部に入れた状態のまま、画像の記録可
能枚数や正常又は異常などの動作状態を外部装置と有線
又は赤外線の通信インターフェースを用いて出力するこ
とが可能となっている。

【０００５】また、銀塩カメラにパトローネ型撮像装置
を装着した状態のままで、撮影枚数等の状態を容易に視
認可能にするパトローネ型撮像装置が、特開２０００−
１８４２５０号の公報に示されている。当該パトローネ
型撮像装置には、所定の位置にパトローネ型撮像装置の
状態を表示する表示装置が設けられており、銀塩カメラ
の裏蓋を閉じた状態で該裏蓋に設けられたフイルム確認
窓からパトローネ型撮像装置の表示装置を見ることが可
能となっている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】近年の電子カメラの多
くは液晶等の表示手段を備えており、撮像した画像を表
示して利用者が容易に画像の閲覧を実施することが可能
となっている。電子カメラで撮影した画像は、直ちに演
算処理され記録媒体に保存される。この演算処理はごく
短い時間で完了するので、利用者は撮像したばかりの画
像をほとんど待ち時間なしで閲覧することが可能となっ
ている。

【０００７】しかし一般の銀塩カメラには液晶等の表示
手段は設けられていないので、特開２０００−１８４２
５０号の公報に示されているパトローネ型撮像装置を銀
塩カメラに組み込んで電子カメラとして撮像した場合
に、撮像した画像を直ちに閲覧することができないとい
う不具合を生じていた。

【０００８】また、特開平９−９８３２６号の公報に示
されている撮像装置は赤外線による情報の送受信を実施
することが可能であるが、赤外線は指向性が強いため
に、赤外線が送受信可能な狭い範囲内に通信相手の機器
を配置しなくてはならず、操作性が悪いという不具合を
生じていた。また、一般に赤外線による通信の転送速度
は遅いので、撮像した画像を送信するのに３分から１５
分程の通信時間を要していた。

【０００９】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、パトローネ型撮像装置に電波による画像の送
信手段を備えることによって、撮像した画像を直ちに他
の通信機器に転送して画像の記録又は画像の閲覧を実施
することが可能なパトローネ型撮像装置を提供すること
を目的としている。

【００１０】また本発明は、指向性無くあらゆる方向に
存在する通信機器に対して、また電波を減衰させること
なく画像を送信することが可能なパトローネ型撮像装置
を提供することを目的としている。

【００１１】また本発明は、撮像した画像のデータ量を
減少させて素早く送信するとともに撮像した画像を表示
手段上に素早く表示することが可能なパトローネ型撮像
装置を提供することを目的としている。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、銀塩カメラにフイルムパトローネに代えて
装着することにより銀塩カメラを電子カメラとして使用
可能にするパトローネ型撮像装置において、銀塩カメラ
の撮像レンズを介して入射した被写体の像を受光面に結
像させて光電変換した画像を出力する撮像手段と、前記
画像を他の通信機器に電波により送信する無線送信手段
とを備えたことを特徴としている。

【００１３】本発明によればパトローネ型撮像装置は、
撮像手段が撮像した画像を他の通信機器に電波により送
信する無線送信手段を備えたので、撮像した画像を直ち
に他の通信機器に転送して画像の記録又は画像の閲覧を
実施することが可能となる。また、本発明に係るパトロ
ーネ型撮像装置は電波による画像の無線送信手段を備え
たので、指向性無くあらゆる方向に存在する通信機器に
対して画像を送信することが可能となる。

【００１４】また本発明は前記目的を達成するために、
パトローネ型撮像装置を銀塩カメラに装着し裏蓋を閉じ
た状態で該裏蓋に設けられたフイルム確認窓から視認で
きる位置に、該パトローネ型撮像装置が画像を他の通信
機器に無線送信するアンテナを備えたことを特徴として
いる。

【００１５】本発明によれば、パトローネ型撮像装置を
銀塩カメラに装着し裏蓋を閉じた状態で該裏蓋に設けら
れたフイルム確認窓から視認できる位置に、該パトロー
ネ型撮像装置が画像を他の通信機器に無線送信するアン
テナを備えたので、指向性無くあらゆる方向に存在する
通信機器に対して、また電波を減衰させることなく画像
を送信することが可能となる。

【００１６】また本発明は前記目的を達成するために、
銀塩カメラにフイルムパトローネに代えて装着すること
により銀塩カメラを電子カメラとして使用可能にするパ
トローネ型撮像装置において、撮像手段が撮像した画像
に対して画像の送信先である携帯端末又は携帯電話等に
設けられている表示手段の表示画素数又は表示色階調等
の表示能力に合わせたリサイズ等の画像処理を実施する
画像処理手段と、前記画像処理を実施した画像を前記携
帯端末又は携帯電話等の他の通信機器に電波により送信
する無線送信手段とを備えたことを特徴としている。

【００１７】本発明によれば、撮像手段が撮像した画像
に対して画像の送信先である携帯端末又は携帯電話等に
設けられている表示手段の表示画素数又は表示色階調等
の表示能力に合わせたリサイズ等の画像処理を実施する
画像処理手段と、前記画像処理を実施した画像を前記携
帯端末又は携帯電話等の他の通信機器に電波により送信
する無線送信手段とを備えたので、撮像した画像のデー
タ量を減少させて素早く送信することが可能となるとと
もに、画像を受信した携帯端末又は携帯電話等の通信機
器側で画像のリサイズ処理を実施する必要が無いので、
撮像した画像を素早く受信して表示手段上に表示するこ
とが可能となる。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、本発明に
係るパトローネ型撮像装置の好ましい実施の形態につい
て詳説する。

【００１９】図１は、本発明に係るパトローネ型撮像装
置を装着した銀塩カメラとその撮像した画像を表示又は
記録する携帯端末とを示す図である。

【００２０】同図に示すように、銀塩カメラ１内のフイ
ルム装着部にはパトローネ型撮像装置１０が装着されて
いる。銀塩カメラ１には現在使用中の銀塩フイルムの種
類を確認することが可能なようにフイルム確認窓２が設
けられている。なお、図１に示す実施の形態では銀塩カ
メラ１にはパトローネ型撮像装置１０が装着されている
ため、フイルム確認窓２を通してパトローネ型撮像装置
１０に設けられている表示装置１１と、画像その他の情
報を携帯端末３等の通信機器と送受信するアンテナ１９
を見ることができる。

【００２１】前記フイルム確認窓２は、銀塩フイルムの
パトローネ（図示せず）が装着されているときに、該フ
イルムのパトローネに印刷されているフイルム種やＩＳ
Ｏ感度を確認するために設けられている窓であるが、本
発明に係るパトローネ型撮像装置１０が装着された場合
には、前記表示装置１１の表示部分を見るための窓とし
て機能する。また、一般にフイルム確認窓２の素材はガ
ラス又はプラスチックスで構成されているので、アンテ
ナ１９を介して送受信する電波は減衰することなく通過
することが可能となっている。

【００２２】一方携帯端末３には、パトローネ型撮像装
置１０と情報の送受信を実施するアンテナ６と、パトロ
ーネ型撮像装置１０からアンテナ６を介して受信した画
像を表示する表示手段４とが設けられている。

【００２３】利用者が銀塩カメラ１のレリーズボタンを
操作して被写体の撮像を指示すると、銀塩カメラ１のシ
ャッターが開いて、銀塩カメラ１の撮像レンズを介して
入射した被写体の像はパトローネ型撮像装置１０の受光
面に結像する。パトローネ型撮像装置１０の受光面に結
像した被写体像は固体撮像素子等の撮像手段によって光
電変換されて出力される。該出力された画像は、パトロ
ーネ型撮像装置１０に設けられている信号処理回路１５
や制御回路１７等にてホワイトバランスやガンマ補正、
ＹＣ変換、ズーム処理、画素数変換処理等の画像処理が
施された後に、アンテナ１９を介して出力される。

【００２４】アンテナ１９から発せられた画像は、アン
テナ６を介して携帯端末３が受信して、ホワイトバラン
ス等の画像処理を実施した後に表示手段４に表示され、
利用者が閲覧することが可能となる。また携帯端末３
は、前記受信した画像をメモリカード等の記録媒体に記
録するようにしてもよい。

【００２５】図２及び図３はそれぞれ本発明に係るパト
ローネ型撮像装置を前面側及び背面側から見た外観図で
ある。

【００２６】同図に示すようにパトローネ型撮像装置１
０は、銀塩フイルムパトローネ相当の形状を有する円柱
状の本体１０Ａに、撮像素子支持部材１０Ｂが取り付け
られて構成されている。本体１０Ａには、例えば液晶な
どの表示素子やランプなどの発光素子を有する表示装置
１１と、電源投入や諸設定を行うための操作部１２と、
本体内部の記録メモリと外部機器との間で情報の送受信
を行うための外部端子１３と、外部の通信機器と画像デ
ータその他の情報を送受信するアンテナ１９とが設けら
れている。

【００２７】この表示装置１１は、パトローネ型撮像装
置１０を銀塩カメラ１に装着し、裏蓋を閉じたときにフ
イルム確認窓２から視認できる本体１０Ａ上の位置に設
けられており、アンテナ１９も同様にフイルム確認窓２
から視認できる位置に設けられているが、他の部位に設
けられていてもよい。なお、アンテナ１９がフイルム確
認窓２から視認可能な位置に設けられていない場合であ
って、当該パトローネ型撮像装置１０を装着する銀塩カ
メラ１の裏蓋又は筐体が金属製である場合には、アンテ
ナ１９を介して送受信する電波が減衰するため、無線通
信の有効通信距離が短くなる可能性がある。

【００２８】また、撮像素子支持部材１０Ｂには固体撮
像素子１４（撮像手段）が設けられている。このパトロ
ーネ型撮像装置１０が銀塩カメラ１内に装着されると、
上記固体撮像素子１４の受光面は銀塩カメラ１の露光フ
イルム面に位置するようになっている。

【００２９】図４は上記パトローネ型撮像装置１０の回
路構成を示すブロック図である。

【００３０】同図に示すように、このパトローネ型撮像
装置１０は、上述した表示装置１１、操作部１２、外部
端子１３、及び固体撮像素子１４を有するとともに、本
体内には信号処理回路１５、記録メモリ１６、制御回路
１７（画像処理手段）、送受信手段１８（送信手段）、
アンテナ１９及び電源となる電池（図示せず）等が内蔵
されている。

【００３１】上記構成のパトローネ型撮像装置１０を銀
塩カメラ１に装着して利用者がレリーズボタンを押す
と、銀塩カメラ１の撮像レンズを通った入射光は固体撮
像素子１４の受光面に結像する。固体撮像素子１４は、
受光面に結像した画像を光電変換して、画像信号として
出力する。固体撮像素子１４から出力された画像信号は
信号処理回路１５に加えられ、ここでホワイトバランス
調整、ガンマ補正、ＹＣ信号（輝度信号Ｙとクロマ信号
Ｃ）変換、ＹＣ信号の圧縮処理等の信号処理を行った後
に記録メモリ１６に記録する。また、メモリ１６に記録
さた画像は、制御回路１７の指示に基づいて送受信手段
１８及びアンテナ１９を介して携帯端末３等の他の通信
機器に送信される。

【００３２】制御回路１７は、上記固体撮像素子１４の
駆動制御、信号処理回路１５や記録メモリ１６の制御、
表示装置１１の表示制御、操作部１２からの信号判別、
及び外部端子１３又は送受信手段１８を介しての通信制
御などの各処理を、所定の処理プログラムに基づいて実
施する。送受信手段１８は、電波の搬送波に乗った画像
データ等の情報をアンテナ１９を介して送信又は受信す
る無線送受信手段である。

【００３３】画像を携帯端末３等の他の通信機器に無線
送信する無線通信手段には、Bluetooth の通信規格に基
づいた無線通信手段（データの転送レートは７２１ｋｂ
ｐｓ）や、無線ＬＡＮ（データの転送レートは１００Ｍ
ｂｐｓ）等の通信規格に基づいた無線通信手段を用いて
もよい。本発明では電波による無線通信を実施している
ので、従来の赤外線通信（データの転送レートは１１５
ｋｂｐｓ）よりもはるかに短時間で画像の送信を行うこ
とが可能となる。また、無線通信に一般の携帯電話用電
話回線を使用する場合には、特定の電話番号にのみ画像
を送信するようにしてもよい。

【００３４】次に、上記構成のパトローネ型撮像装置１
０の使用方法について説明する。

【００３５】まず利用者は、パトローネ型撮像装置１０
の電源を操作部１２を操作して投入し、画像サイズ、圧
縮率等の必要な設定を操作部１２にて設定する。設定内
容は表示装置１１に表示されるため、利用者は表示装置
１１の表示内容を見ながら所望の設定を行うことができ
る。

【００３６】次に利用者は銀塩カメラの裏蓋を開け、フ
イルムパトローネを装着する要領でパトローネ型撮像装
置１０を装着して裏蓋を閉じる。このときパトローネ型
撮像装置１０に設けられている固体撮像素子１４の受光
面は、銀塩カメラの露光フイルム面に位置するように配
置される。またパトローネ型撮像装置１０のアンテナ１
９及び表示装置１１は、裏蓋のフイルム確認窓２を通し
て確認できる位置にくるようになる。

【００３７】このようにして装着が完了したのちに、利
用者は銀塩カメラの電源を投入する。そして、レリーズ
ボタンを押すと、これに同期してパトローネ型撮像装置
１０による画像取り込みが行われる。レリーズボタンと
同期させる方法には、固体撮像素子１４への入射光量が
ある量に達したときに撮像を開始する方法や、外部端子
１３を介してレリーズボタン投入信号を検出する方法
や、シャッター音を検出する方法などが考えられる。

【００３８】表示装置１１は、撮影画像の記録中には現
在記録中であることを示す動作状態を表示し、記録終了
後には残り何枚の画像が記録可能かを示す残枚数等を表
示する。これにより利用者は、表示装置１１の表示内容
をフイルム確認窓２を通して見ることが可能となり、パ
トローネ型撮像装置１０の現在の動作状態を把握するこ
とができる。

【００３９】一方、撮像した画像は制御回路１７の指示
に基づいて、送受信手段１８とアンテナ１９とを介して
出力される。当該画像は、例えば利用者が携行している
携帯端末３（携帯電話、ＰＤＡ（Personal Data Assist
ance）、パソコン等の通信機器であってもよい）が受信
して、その受信した画像を表示手段４に表示する。

【００４０】なお、パトローネ型撮像装置１０が無線送
信する画像は、撮像した静止画像に限定されるものでは
なく、銀塩カメラ１側で対応可能ならばスルー画、又は
動画を無線送信するようにしてもよい。

【００４１】また、パトローネ型撮像装置１０の制御回
路１７（画像処理手段）は、固体撮像素子１４が撮像し
た画像に対して、画像の送信先である携帯端末３又は携
帯電話等に設けられている表示手段の表示画素数又は表
示色階調等の表示能力に合わせたリサイズ等の画像処理
を実施して、その画像処理を実施した画像を送受信手段
１８及びアンテナ１９を介して他の通信機器に無線送信
するようにしてもよい。

【００４２】

【発明の効果】以上説明したように本発明に係るパトロ
ーネ型撮像装置によれば、撮像手段が撮像した画像を他
の通信機器に電波により送信する無線送信手段を備えた
ので、撮像した画像を直ちに他の通信機器に転送して画
像の記録又は画像の閲覧を実施することが可能となる。
また、本発明に係るパトローネ型撮像装置は電波による
画像の無線送信手段を備えたので、指向性無くあらゆる
方向に存在する通信機器に対して画像を送信することが
可能となる。

【００４３】また他の発明の形態によれば、当該パトロ
ーネ型撮像装置を銀塩カメラに装着し裏蓋を閉じた状態
で該裏蓋に設けられたフイルム確認窓から視認できる位
置に、該パトローネ型撮像装置が画像を他の通信機器に
無線送信するアンテナを備えたので、指向性無くあらゆ
る方向に存在する通信機器に対して、また電波を減衰さ
せることなく画像を送信することが可能となる。

【００４４】また他の発明の形態によれば、撮像手段が
撮像した画像に対して画像の送信先である携帯端末又は
携帯電話等に設けられている表示手段の表示画素数又は
表示色階調等の表示能力に合わせたリサイズ等の画像処
理を実施する画像処理手段と、前記画像処理を実施した
画像を前記携帯端末又は携帯電話等の他の通信機器に電
波により送信する無線送信手段とを備えたので、撮像し
た画像のデータ量を減少させて素早く送信することが可
能となるとともに、画像を受信した携帯端末又は携帯電
話等の通信機器側では画像のリサイズ処理を実施する必
要が無いので、撮像した画像を素早く受信して表示手段
上に表示することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るパトローネ型撮像装置を装着した
銀塩カメラとその撮像した画像を表示する携帯端末とを
示す図

【図２】本発明に係るパトローネ型撮像装置を前面側か
ら見た外観図

【図３】本発明に係るパトローネ型撮像装置を背面側か
ら見た外観図

【図４】本発明に係るパトローネ型撮像装置の回路構成
を示すブロック図

【符号の説明】

１…銀塩カメラ、２…フイルム確認窓、３…携帯端末、
４…表示手段、６…アンテナ、１０…パトローネ型撮像
装置、１０Ａ…本体、１０Ｂ…撮像素子支持部材、１１
…表示装置、１２…操作部、１３…外部端子、１４…固
体撮像素子、１５…信号処理回路、１６…記録メモリ、
１７…制御回路、１８…送受信手段、１９…アンテナ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 銀塩カメラにフイルムパトローネに代え
   て装着することにより、銀塩カメラを電子カメラとして
   使用可能にするパトローネ型撮像装置において、 撮像手段が撮像した画像を他の通信機器に電波により送
   信する無線送信手段を備えたことを特徴とするパトロー
   ネ型撮像装置。
2. 【請求項２】 前記パトローネ型撮像装置を銀塩カメラ
   に装着し裏蓋を閉じた状態で該裏蓋に設けられたフイル
   ム確認窓から視認できる位置に、該パトローネ型撮像装
   置が画像を他の通信機器に無線送信するアンテナを備え
   たことを特徴とする請求項１のパトローネ型撮像装置。
3. 【請求項３】 銀塩カメラにフイルムパトローネに代え
   て装着することにより、銀塩カメラを電子カメラとして
   使用可能にするパトローネ型撮像装置において、 撮像手段が撮像した画像に対して画像の送信先である携
   帯端末又は携帯電話等に設けられている表示手段の表示
   画素数又は表示色階調等の表示能力に合わせたリサイズ
   等の画像処理を実施する画像処理手段と、 前記画像処理を実施した画像を前記携帯端末又は携帯電
   話等の他の通信機器に電波により送信する無線送信手段
   と、 を備えたことを特徴とするパトローネ型撮像装置。