JP2001013288A - スケール除去装置 - Google Patents
スケール除去装置Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
ルを除去する際に手間や労力を要することなく昇降用シ
リンダを短時間で立て起すことができ、伝熱管支持孔に
付着したスケールを能率的に除去することのできるスケ
ール除去装置を提供する。 【解決手段】 昇降用シリンダ8を移動台7に対して垂
直に起立させる立て起し機構15が、移動台7と一体に
移動する可動ベース16と、この可動ベース16上にガ
イドレール6の長手方向に沿って配置された立て起し用
シリンダ17と、この立て起し用シリンダ17の先端部
に設けられたローラサポート18と、立て起し用シリン
ダ17の基端部をガイドレール6の長手方向に沿って旋
回駆動する旋回駆動機構部19とを具備して構成される
ことを特徴とする。
Description
電プラントの蒸気発生器内を洗浄する装置に関し、特に
蒸気発生器の伝熱管支持孔に付着したスケールを除去す
る装置に関する。
る蒸気発生器は、図8に示すように、U字状に湾曲した
多数の伝熱管2と、これらの伝熱管2を支持する伝熱管
支持板1とを有しており、伝熱管支持板1には長円形状
をなす複数のフローホール3が穿設されているととも
に、クローバ形状をなす多数の伝熱管支持孔1a(図9
参照)が穿設されている。このような蒸気発生器は伝熱
管2と伝熱管支持孔1aとの間に間隙が形成され、この
間隙の中を二次冷却材が流れるため、腐食生成物の局所
濃縮を防止できるという利点を有している。しかし、二
次冷却材中に含まれるスケールが伝熱管支持孔1aに付
着し、伝熱管支持孔1aに付着したスケールによって二
次冷却材の流れが阻害される可能性がある。
付着したスケールを除去するために、図8に示すような
スケール除去装置が開発されている。このスケール除去
装置は、蒸気発生器の伝熱管支持孔1aに高圧水を吹き
付けて伝熱管支持孔1aに付着したスケールを除去する
ためのスケール除去機構9と、このスケール除去機構9
を昇降駆動するための昇降用シリンダ8と、上記スケー
ル除去機構9及び昇降用シリンダ8を蒸気発生器の中に
搬入する搬入機構14とを具備している。上記搬入機構
14はスケール除去機構9及び昇降用シリンダ8を蒸気
発生器の中に搬入するための移動台(搬入台車)7と、
この移動台7を蒸気発生器の中に案内するためのガイド
レール6と、手動送り機構12とを有しており、昇降用
シリンダ8は移動台7上に設けられた固定ベースに水平
軸を介して回動可能に連結されている。また、図8に示
されるスケール除去装置は立て起し用手動ウィンチ11
を備えており、この手動ウィンチ11で昇降用シリンダ
8に連結されたワイヤ10を巻き取ることにより昇降用
シリンダ8が垂直に立て起されるようになっている。
熱管支持孔1aに付着したスケールを除去する場合に
は、先ず、ガイドレール6を蒸気発生器本体4に形成さ
れた検査用マンホール5から蒸気発生器の中に水平に挿
入した後、手動送り機構12を操作して移動台7をフロ
ーホール3の下方位置まで移動させる。次に、立て起し
用手動ウィンチ11を操作して昇降用シリンダ8を垂直
に立て起した後、昇降用シリンダ8を作動させてスケー
ル除去機構9を所定位置まで上昇させる。その後、スケ
ール除去機構9の高圧水噴出ノズルから伝熱管支持孔1
aに高圧水を吹き付けることにより伝熱管支持孔1aに
付着したスケールが除去される。
ール除去機構9が昇降用シリンダ8の先端部に設けられ
ているため、昇降用シリンダ8を作動させてスケール除
去機構9の位置を調整することにより伝熱管支持孔1a
に付着したスケールを蒸気発生器内の下部から上部に渡
って除去することができるという利点を有している。
た従来のスケール除去装置では、立て起し用手動ウィン
チ11を使用して昇降用シリンダ8を立て起しているた
め、昇降用シリンダ8の立て起しに労力と手間を要し、
作業能率が悪いという問題があった。また、移動台7を
移動させるための手動送り機構12と立て起し用手動ウ
ィンチ11が検査用マンホール5の入口に設けられてい
るため、スケール除去機構9の昇降位置を確認するため
の位置検出ウィンチ13を検査用マンホール5の入口に
設置することができなかった。
なされたもので、蒸気発生器の伝熱管支持孔に付着した
スケールを除去する際に手間や労力を要することなく昇
降用シリンダを垂直に立て起すことができ、伝熱管支持
孔に付着したスケールを能率的に除去することが可能な
スケール除去装置を提供することを目的とするものであ
る。
に、請求項1の発明は、蒸気発生器本体に形成された検
査用マンホールから蒸気発生器内に挿入されたガイドレ
ール上を移動する移動台と、この移動台上に起立可能に
設けられた昇降用シリンダと、この昇降用シリンダの先
端部に設けられたスケール除去機構と、前記昇降用シリ
ンダを前記移動台に対して垂直に起立させる立て起し機
構とを備えたスケール除去装置であって、前記移動台と
一体に移動する可動ベースと、この可動ベース上に前記
ガイドレールの長手方向に沿って配置された立て起し用
シリンダと、この立て起し用シリンダの先端部に設けら
れ、前記昇降用シリンダの側面部をスライド可能に支持
するローラサポートと、前記立て起し用シリンダの基端
部を前記ガイドレールの長手方向に沿って旋回駆動する
旋回駆動機構部とを具備して前記立て起し機構が構成さ
れることを特徴とする。請求項2の発明は、前記旋回駆
動機構部が、前記立て起し用シリンダの基端部を前記可
動ベースに回動可能に支持する支持軸と、この支持軸に
固着されたセクタギヤと、前記可動ベース上にスライド
可能に設けられ、前記セクタギヤを駆動するラックギヤ
と、前記可動ベース上に相対向して固定され、前記ラッ
クギヤを前記ガイドレールの長手方向にスライド駆動す
る一対のラックギヤ駆動用シリンダとを具備して構成さ
れることを特徴とする。請求項3の発明は、前記検査用
マンホールの入口には、前記移動台を前記ガイドレール
の長手方向に走行駆動する電動送り装置が設けられてい
ることを特徴とする。
発明の実施形態について説明する。なお、図8及び図9
に示したものと同一部分には同一符号を付して説明す
る。図1は本発明の一実施形態に係るスケール除去装置
の概略を示す図で、図2は同装置の主要部を示す斜視図
である。図1及び図2に示すように、本発明の一実施形
態に係るスケール除去装置は、蒸気発生器の伝熱管支持
板1に形成された伝熱管支持孔1aに高圧水W(図3参
照)を吹き付けて伝熱管支持孔1aに付着したスケール
を除去するためのスケール除去機構9と、このスケール
除去機構9を昇降駆動するための昇降用シリンダ8と、
上記スケール除去機構9及び昇降用シリンダ8を蒸気発
生器の中に搬入する搬入機構14とを具備している。
うに、多数の高圧水噴出ノズル91を有する管状体92
と、この管状体92を該管状体92の軸芯回りに回転可
能に支持する一対の支持体93,94とを備えており、
上記管状体92の後端部を支持する支持体94には、昇
降用シリンダ8のピストンロッド8aが水平軸95を介
して回動可能に連結されている。
び昇降用シリンダ8を蒸気発生器の中に搬入するための
移動台7を有しており、昇降用シリンダ8は移動台7上
に設けられた固定ベースに水平軸を介して回動可能に連
結されている。また、搬入機構14は移動台7を蒸気発
生器の中に案内するためのガイドレール6と、このガイ
ドレール6に沿って移動台7を走行駆動するための電動
送り装置24とを有しており、移動台7上には立て起し
機構15が設けられている。なお、電動送り装置24は
移動台7の後端に連結された送り用ラックギヤ25と、
この送り用ラックギヤ25をガイドレール6の長手方向
にスライドさせるためのギヤ機構26と、このギヤ機構
26を回転駆動する駆動モータ(図示せず)とから構成
されている。
示すように、昇降用シリンダ8を支持するローラサポー
ト18と、このローラサポート18を昇降用シリンダ8
の軸方向にスライド駆動するための立て起し用シリンダ
17と、この立て起し用シリンダ17を水平な軸回りに
回動可能に支持するシリンダ支持軸20と、このシリン
ダ支持軸20を中心として立て起し用シリンダ17を旋
回駆動する旋回駆動機構部19とから構成されている。
に取付けられたセクタギヤ21と、このセクタギヤ21
を回転駆動するためのラックギヤ22とを備えており、
ラックギヤ22は移動台7の先端に取付けられた可動ベ
ース16上にスライド可能に設けられている。また、旋
回駆動機構部19はラックギヤ22を挟んで相対向する
一対のラックギヤ駆動用シリンダ23A,23Bを備え
ており、これらのラックギヤ駆動用シリンダ23A,2
3Bは移動台7の先端に取付けられた可動ベース16上
に固定されている。
クギヤ駆動用シリンダ23A,23Bを備えている理由
は、装置の寸法制約からシリンダ径のアップができない
ため、一方のシリンダでラックギヤ22を押し、もう一
方のシリンダでラックギヤ22を引いて推力を稼いでい
る。なお、図4及び図5中18aはローラサポート18
の側板、27はシリンダ17,23A,23Bに流体を
供給するための配管ポート、28,29は配管ポート2
7を介してシリンダ17,23A,23Bに流体を供給
するための配管、30はガイドレール6上を移動するた
めの移動ローラを示している。
熱管支持孔1aに付着したスケールを除去する場合に
は、先ず、検査用マンホール5上に設置したテレビカメ
ラ31(図1参照)及びスケール除去機構9に搭載した
テレビカメラで監視しながらガイドレール6を蒸気発生
器本体4に形成された検査用マンホール5から蒸気発生
器の中に水平に挿入した後、電動送り装置24を作動さ
せて移動台7をフローホール3の下方位置まで移動させ
る。次に、この状態で立て起し用シリンダ17を作動さ
せてローラサポート18の位置を調整しながら旋回駆動
機構部19のラックギヤ駆動用シリンダ23A,23B
を作動させると、立て起し用シリンダ17がシリンダ支
持軸20を中心に図5中反時計方向に回動し、これによ
って昇降用シリンダ8が垂直に立て起される(図7参
照)。その後、スケール除去機構9の管状体92に設け
られた高圧水噴出ノズル91から伝熱管支持孔1aに高
圧水を吹き付けることにより伝熱管支持孔1aに付着し
たスケールが除去される。
は、ローラサポート18の位置を立て起し用シリンダ1
7で調整しながら旋回駆動機構部19のラックギヤ駆動
用シリンダ23A,23Bを作動させると、立て起し用
シリンダ17がシリンダ支持軸20を中心に所定方向に
回動することによって昇降用シリンダ8が垂直に立て起
される。したがって、手動ウィンチを使用しなくても昇
降用シリンダ8を短時間で垂直に立て起すことができ、
これにより蒸気発生器の伝熱管支持孔1aに付着したス
ケールを能率的に除去することができる。
ンダ8を立て起すための手動ウィンチ等を検査用マンホ
ール5の入口に設置しなくてもよいため、スケール除去
機構9の位置を検出する位置検出ウィンチ13を検査用
マンホール5の入口に初めから設置することができる。
ンホール5の入口に電動送り装置24を設けたことによ
り移動台7をガイドレール6の長手方向に労力を要する
ことなく移動させることができ、これにより蒸気発生器
の伝熱管支持孔1aに付着したスケールをより能率的に
除去することができる。
蒸気発生器の伝熱管支持孔に付着したスケールを除去す
る際に手間や労力を要することなく昇降用シリンダを短
時間で立て起すことができ、これにより蒸気発生器の伝
熱管支持孔に付着したスケールを能率的に除去すること
のできるスケール除去装置を提供できる。
概略を示す図である。
視図である。
構を示す斜視図である。
示す斜視図である。
ための図である。
支持孔を示す図である。
持孔 2 伝熱管 3 フローホー
ル 4 蒸気発生器本体 5 検査用マン
ホール 6 ガイドレール 7 移動台 8 昇降用シリンダ 9 スケール除
去機構 14 搬入機構 15 立て起し
機構 16 可動ベース 17 立て起し
用シリンダ 18 ローラサポート 19 旋回駆動
機構部 20 シリンダ支持軸 21 セクタギ
ヤ 22 ラックギヤ 23A,23B ラックギヤ駆動用シリンダ
Claims (3)
- 【請求項1】 蒸気発生器本体に形成された検査用マン
ホールから蒸気発生器内に挿入されたガイドレール上を
移動する移動台と、この移動台上に起立可能に設けられ
た昇降用シリンダと、この昇降用シリンダの先端部に設
けられたスケール除去機構と、前記昇降用シリンダを前
記移動台に対して垂直に起立させる立て起し機構とを備
えたスケール除去装置であって、 前記移動台と一体に移動する可動ベースと、 この可動ベース上に前記ガイドレールの長手方向に沿っ
て配置された立て起し用シリンダと、 この立て起し用シリンダの先端部に設けられ、前記昇降
用シリンダの側面部をスライド可能に支持するローラサ
ポートと、 前記立て起し用シリンダの基端部を前記ガイドレールの
長手方向に沿って旋回駆動する旋回駆動機構部とを具備
して前記立て起し機構が構成されることを特徴とするス
ケール除去装置。 - 【請求項2】 前記旋回駆動機構部は、前記立て起し用
シリンダの基端部を前記可動ベースに回動可能に支持す
る支持軸と、この支持軸に固着されたセクタギヤと、前
記可動ベース上にスライド可能に設けられ、前記セクタ
ギヤを駆動するラックギヤと、前記可動ベース上に相対
向して固定され、前記ラックギヤを前記ガイドレールの
長手方向にスライド駆動する一対のラックギヤ駆動用シ
リンダとを具備して構成されることを特徴とする請求項
1記載のスケール除去装置。 - 【請求項3】 前記検査用マンホールの入口には、前記
移動台を前記ガイドレールの長手方向に走行駆動する電
動送り装置が設けられていることを特徴とする請求項1
記載のスケール除去装置。
Priority Applications (1)
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JP18745299A JP3462802B2 (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | スケール除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP18745299A JP3462802B2 (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | スケール除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001013288A true JP2001013288A (ja) | 2001-01-19 |
JP3462802B2 JP3462802B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=16206334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18745299A Expired - Lifetime JP3462802B2 (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | スケール除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3462802B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101004292B1 (ko) * | 2010-02-03 | 2011-01-03 | 주식회사 한빛파워 | 증기 발생기용 자동 세정장치 |
JP2011013203A (ja) * | 2009-07-01 | 2011-01-20 | Korea Plant Service & Engineering Co Ltd | 蒸気発生器2次側管板上部の伝熱管束の肉眼検査および異物除去装置 |
JP2013543107A (ja) * | 2010-08-17 | 2013-11-28 | アレヴァ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 蒸気発生装置からサンプルを採取するための方法および装置 |
CN106838856A (zh) * | 2017-02-17 | 2017-06-13 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 蒸汽产生装置和蒸汽产生设备 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6145583A (en) | 1996-06-14 | 2000-11-14 | R. Brooks Associates, Inc. | Inspection device |
-
1999
- 1999-07-01 JP JP18745299A patent/JP3462802B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8485139B2 (en) | 2009-07-01 | 2013-07-16 | Korea Plant Service & Engineering Co., Ltd. | Apparatus for visually inspecting and removing foreign object in gaps of bundle of heating tubes of upper portion of tube sheet of secondary side of steam generator |
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