JP2001012942A - 三次元スキャナー - Google Patents

三次元スキャナー

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JP2001012942A
JP2001012942A JP11182765A JP18276599A JP2001012942A JP 2001012942 A JP2001012942 A JP 2001012942A JP 11182765 A JP11182765 A JP 11182765A JP 18276599 A JP18276599 A JP 18276599A JP 2001012942 A JP2001012942 A JP 2001012942A
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dimensional scanner
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JP11182765A
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Hironobu Suzuki
広信 鈴木
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Original Assignee
Roland DG Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡潔な構成によって、繁雑な作業を必要とする
ことなく、高精度で被測定物の表面の形状ならびに色に
ついての情報を得る。 【解決手段】導光部材を有して構成される接触子を備
え、接触子の接触状態を示す信号を出力する接触センサ
ーと、接触センサーの接触子を被測定物の表面に接触さ
せる移動手段と、接触センサーから出力される信号に基
づいて接触子が被測定物の表面に接触したことを検知
し、該検知したときにおける接触子が接触している被測
定物の表面の部位の三次元位置を検出する位置検出手段
と、位置検出手段が三次元位置を検出した被測定物の表
面の部位から所定の間隙を有して接触センサーの接触子
が離隔した状態で、導光部材に入射された位置検出手段
が三次元位置を検出した被測定物の表面の部位からの反
射光に基づいて、位置検出手段が三次元位置を検出した
被測定物の表面の部位の色を検出する色検出手段とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三次元スキャナー
に関し、さらに詳細には、立体たる被測定物の表面を走
査して、当該表面の形状を検出する三次元スキャナーに
関する。
【0002】なお、本明細書において「被測定物」と
は、三次元の空間的広がりをもつ物体であり、当該物体
は所定の形状を有し、また、当該物体の表面には所定の
単数または複数の色(色彩)が施されているものとす
る。
【0003】
【従来の技術】従来より、マイクロ・コンピューター
と、立体たる被測定物の表面の形状を検出する検出手段
と、この検出手段を被測定物に対してX軸方向、Y軸方
向およびZ軸方向の三次元方向に任意に移動する駆動手
段とを有し、所定のプログラムに従った当該マイクロ・
コンピューターの制御によって当該駆動手段が当該検出
手段を被測定物に対して三次元方向に移動して走査させ
ることにより、当該検出手段により被測定物の表面の形
状を検出して、被測定物の表面の形状についての情報を
得ることができるようにした三次元スキャナーが知られ
ている。
【0004】即ち、従来の三次元スキャナーにおいて
は、検出手段は単に被測定物の表面の形状のみを検出す
るものであり、被測定物の表面に関する情報のうちの被
測定物の表面の形状についての情報(なお、本明細書に
おいては当該「被測定物の表面の形状についての情報」
を、「形状データ」と適宜称することとする。)のみし
か得ることができず、被測定物の表面に関する情報のう
ちの被測定物の表面の色についての情報(なお、本明細
書においては当該「被測定物の表面の色についての情
報」を、「色データ」と適宜称することとする。)を得
ることはできなかった。
【0005】このため、従来の三次元スキャナーにおい
て色データを得るためには、形状データを得るための検
出手段に加えて、当該検出手段とは独立した構成とされ
た色データを得るための検出手段、例えば、CCD(電
荷結合素子)カメラなどを設ける必要があった。
【0006】つまり、従来の三次元スキャナーにおいて
形状データに加えて色データを得ようとする場合には、
形状データを得るための検出手段の他に、色データを得
るための検出手段が必要となるため、三次元スキャナー
全体の構成が複雑化するとともに、製造コストなどが増
大し、高価なものになるという問題点があった。
【0007】また、形状データを得るための検出手段に
よって得られた形状データと色データを得るための検出
手段によって得られた色データとの間には何らの関連付
けもなされていないので、当該形状データと当該色デー
タとを対応させて被測定物の表面に関する情報とする作
業、例えば、パーソナル・コンピューターを用いて形状
データの示す形状に色データの示す色を対応させるマッ
ピング作業などを行う必要があり、被測定物の表面に関
する情報を得る作業が繁雑なものとなっていたという問
題点があった。
【0008】また、色データを得るための検出手段とし
てCCDカメラなどを用いた場合においては、当該色デ
ータを得るための検出手段における被測定物の表面の分
解能と、形状データを得るための検出手段における被測
定物の表面の分解能との間に差があると、形状データの
示す被測定物の表面の所定範囲において被測定物が実際
に有する色と、当該所定範囲の色として色データの示す
色とが一致しない恐れがあり、誤差を生じることがある
という問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、簡潔な構成によって、
しかも安価に、被測定物の表面の形状ならびに色につい
ての情報を得ることができるようにした三次元スキャナ
ーを提供しようとするものである。
【0010】また、本発明の目的とするところは、繁雑
な作業を必要とすることなしに、高精度で被測定物の表
面の形状ならびに色についての情報を得ることができる
ようにした三次元スキャナーを提供しようとするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、少なくとも
導光部材を有して構成される接触子を備え、上記接触子
の接触状態を示す信号を出力する接触センサーと、上記
接触センサーを被測定物に対して相対的に三次元方向で
移動して、上記接触子を上記被測定物の表面に接触させ
る移動手段と、上記接触センサーから出力される上記信
号に基づいて、上記移動手段による上記接触センサーの
移動によって上記接触子が上記被測定物の表面に接触し
たことを検知し、該検知したときにおける上記接触子が
接触している上記被測定物の表面の部位の三次元位置を
検出する位置検出手段と、上記位置検出手段が三次元位
置を検出した上記被測定物の表面の部位から所定の間隙
を有して上記導光部材が離隔した状態で、上記導光部材
に入射された上記位置検出手段が三次元位置を検出した
上記被測定物の表面の部位からの反射光に基づいて、上
記位置検出手段が三次元位置を検出した上記被測定物の
表面の部位の色を検出する色検出手段とを有するように
したものである。
【0012】従って、本発明のうち請求項1に記載の発
明によれば、接触子を被測定物の表面に接触させること
により当該接触した部位の三次元位置を検出することが
できるとともに、接触子の導光部材に入射された当該接
触した部位からの反射光に基づいて、当該接触した部位
の色を検出することができる。
【0013】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
は、本発明のうち請求項1に記載の発明において、上記
接触子が、内部が中空の管状体である外周部材と、上記
外周部材の内部に挿通された導光部材とを有して構成さ
れるようにしたものである。
【0014】従って、本発明のうち請求項2に記載の発
明によれば、外周部材により導光部材が保護されて、そ
の損傷が防止されるとともに、外周部材により外乱を遮
蔽した状態において、導光部材に接触子が被測定物の表
面と接触した部位における反射光を入射することができ
るようになる。
【0015】また、本発明のうち請求項3に記載の発明
は、本発明のうち請求項1または請求項2のいずれか1
項に記載の発明において、上記接触子は、導光部材とし
て第1の導光部材と第2の導光部材と第3の導光部材と
を有し、上記色検出手段は、上記第1の導光部材に入射
された反射光から赤色成分の信号を選択する第1の選択
手段と、上記第2の導光部材に入射された反射光から緑
色成分の信号を選択する第2の選択手段と、上記第3の
導光部材に入射された反射光から青色成分の信号を選択
する第3の選択手段とを有するようにしたものである。
【0016】従って、本発明のうち請求項3に記載の発
明によれば、簡潔な構成により、接触子が被測定物の表
面と接触した部位における反射光を色成分を得て、被測
定物の表面の部位の色を検出することができる。
【0017】また、本発明のうち請求項4に記載の発明
は、本発明のうち請求項1、請求項2または請求項3の
いずれか1項に記載の発明において、上記接触センサー
は、圧電素子を有し、上記圧電素子に電圧を印加したと
きに生じる歪みにより上記接触子を振動させるととも
に、該振動に応じた信号を上記接触子の接触状態を示す
信号として出力し、上記位置検出手段は、上記移動手段
による上記接触センサーの移動によって、上記接触子が
上記被測定物の表面に接触して上記接触子の振動が抑制
されることによる上記接触センサーから出力される上記
信号の変化に基づいて、上記接触子が上記被測定物の表
面に接触したことを検知するようにしたものである。
【0018】従って、本発明のうち請求項4に記載の発
明によれば、簡潔な構成により、接触子が被測定物の表
面に接触したことを検知することができる。
【0019】また、本発明のうち請求項5に記載の発明
は、本発明のうち請求項1、請求項2、請求項3または
請求項4のいずれか1項に記載の発明において、上記導
光部材は、屈曲可能な光ファイバーにより構成されるよ
うにしたものである。
【0020】従って、本発明のうち請求項5に記載の発
明によれば、導光部材が屈曲可能な光ファイバーである
ため、導光部材を配置する際の作業を容易に行うことが
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明による三次元スキャナーの実施の形態の一例を詳細
に説明するものとする。
【0022】図1には、本発明による三次元スキャナー
の実施の形態の一例の概略構成説明図が示されている。
【0023】この三次元スキャナー10は、固定系のベ
ース部材12と、ベース部材12上においてY軸方向
(図1の紙面に対して直行する方向)に延長するととも
に互いに平行な位置関係で配設された2本のレール14
−1、14−2と、2本のレール14−1、14−2上
にY軸方向に移動自在に配設されたテーブル16と、ベ
ース部材12上に垂直に立設された側方部材18と、側
方部材18に対してY軸方向と直交するX軸方向(図1
の矢印A方向)に延長するとともに互いに平行して配設
された2本のレール20−1、20−2と、2本のレー
ル20−1、20−2上にX軸方向に移動自在に配設さ
れたキャリッジ22と、キャリッジ22に対してX軸方
向およびY軸方向と直交するZ軸方向(図1の矢印B方
向)に延長するとともに互いに平行して配設された2本
のレール24−1、24−2と、2本のレール24−
1、24−2上にZ軸方向に移動自在に配設された支持
部材26と、テーブル16と対向するようにして支持部
材26に固定的に配設された検出装置28と、検出装置
28を構成する取付部材32(後述する)に一体的に配
設された照明装置30とを有して構成されている。
【0024】そして、テーブル16上には、立体たる被
測定物200が固定的に載置されることになる。
【0025】なお、この三次元スキャナー10において
は、後述するマイクロ・コンピューター100によって
所定の分解能に応じてモーター(図示せず)の駆動が制
御され、当該モーターの駆動によって、検出装置28を
固定的に配設した支持部材26が2本のレール24−
1、24−2に沿ってZ軸方向に移動され、また、キャ
リッジ22が2本のレール20−1、20−2に沿って
X軸方向に移動され、また、被測定物200が配設され
たテーブル16が2本のレール14−1、14−2に沿
ってY軸方向に移動される。
【0026】即ち、上記した三次元スキャナー10は、
上記したモーターの駆動制御を含む全体の動作をマイク
ロ・コンピューター100(図7参照)により制御され
ているものであるが、その詳細な説明は後述することと
する。
【0027】次に、図2には、検出装置28の概略構成
説明図が示されており、本発明の理解を容易にするため
に、この図2に示す状態を検出装置28の正面図として
説明する。以下、図3に示す検出装置28の左側面図を
合わせて参照しながら説明する。
【0028】この検出装置28は、矩形の板状体である
取付部材32と、取付部材32に固定的に配設された接
触センサー50とから構成されるものである。
【0029】取付部材32には、正三角形の各頂点に位
置する3つの孔(図においては、後述するネジ94a、
ネジ94b、ネジ94cがそれぞれ挿入されているため
見えない。)と、ネジ150、ネジ152をそれぞれ挿
通して取付部材32を支持部材26に固定的に配設する
ための2つの孔40、42とが穿設されている。
【0030】一方、図4には検出装置28の正面図に対
応する接触センサー50の正面図が示されており、図5
には接触センサー50の背面図が示されており、図6
(a)には接触センサー50の接触子60(後述する)
を中心として示した一部拡大概略斜視図が示されてお
り、図6(b)には接触子60の先端部60aを中心と
して示した一部拡大概略斜視図されている。
【0031】この接触センサー50は、円板状体の導体
板である金属板52と、金属板52の背面側に貼着され
た円板状体の圧電素子54と、金属板52の下方縁部5
2aの正面側において取付具56によって固定された接
触子60とを有して構成されている。
【0032】ここで、金属板52は、例えば、黄銅によ
り形成されるものであり、アース電極として機能するも
のである。従って、以下の記載においては、説明の内容
に応じて適宜に「金属板52」あるいは「アース電極5
2」の記載を選択して用いることとする。
【0033】圧電素子54は、金属板52の背面側に貼
着された円板状体の圧電セラミック70と、金属板52
の下方縁部52a側においてU字状の切り欠き72aを
有する円板状体であって、圧電セラミック70に配設さ
れた電極72とからなるものである。
【0034】金属板52、圧電セラミック70ならびに
電極72は、上記したようにそれぞれ円板状体のもので
あるが、金属板52、圧電セラミック70、電極72の
順で直径が小さくなるように寸法設定されているもので
ある。
【0035】そして、金属板52、圧電セラミック70
ならびに電極72は、それぞれの円板状体の円の中心が
一致するようにして配設されている。
【0036】また、上記電極72のU字状の切り欠き7
2aを境にして、切り欠き72aの外側に位置する部位
は主電極72bを構成し、切り欠き72aの内側に位置
する部位は帰還電極72cを構成しているものである。
【0037】さらに、上記したアース電極52にはリー
ド線80が接続され、主電極72bにはリード線82が
接続され、帰還電極72cにはリード線84が接続さ
れ、このうちでリード線80はアースされているが、リ
ード線82は後述するアンプ110に接続され、リード
線84は後述するアンプ120に接続されるものであ
る。
【0038】一方、接触子60は、内部が中空の管状体
の外周部材62と、外周部材62の内部に挿通された光
を伝送する3本の導光部材64、66、68とにより構
成されるものである。
【0039】なお、外周部材62は、所定の強度を備え
た材料で形成することが好ましく、例えば、ステンレス
などにより形成することができる。
【0040】また、3本の導光部材64、66、68
は、その内部を光が伝送するように構成されており、例
えば、可撓性のあるグラス・ファイバーなどにより形成
される屈曲可能な光ファイバーを用いることができる。
【0041】なお、導光部材64、66、68として屈
曲可能な光ファイバーを用いた場合には、導光部材6
4、66、68を外周部材62内に配置する際の作業を
容易に行うことができるようになる。
【0042】3本の導光部材64、66、68の両端部
のうちの一方の端部は、接触子60の先端部60aの端
面にまで至っており、一方、他方の端部については、導
光部材64に関してはカラー・フィルター112(後述
する)に至り、導光部材66に関してはカラー・フィル
ター114(後述する)に至り、導光部材68に関して
はカラー・フィルター116(後述する)に至ってい
る。
【0043】なお、接触子60は接触子60の基部60
bにおいて、上記したように、金属板52の下方縁部5
2aの正面側に取付具56によって固定されている。
【0044】そして、上記した接触センサー50の金属
板52と主電極72bとの間にリード線80とリード線
82とを介して電圧が印加されると、圧電効果によって
電圧に比例して圧電素子54が歪み、圧電素子54の歪
みによって金属板52が振動するようになる。
【0045】上記のようにして、金属板52の振動が開
始されることにより、金属板52に配設された接触子6
0も振動を開始するようになるものである。
【0046】ここで、上記した接触センサー50は、両
端部開口部付近の内周側にネジ孔が形成された管状体よ
りなるスペーサー90a、90b、90cを介して、取
付部材32に固定的に配設されるものである(図3参
照)。
【0047】即ち、取付部材32の孔に挿通されたネジ
92aを、スペーサー90aの取付部材32側のネジ孔
にネジ結合させ、取付部材32の孔に挿通されたネジ9
2bを、スペーサー90bの取付部材32側のネジ孔に
ネジ結合させ、取付部材32の孔に挿通されたネジ92
cを、スペーサー90cの取付部材32側のネジ孔にネ
ジ結合させる。
【0048】それから、上記した取付部材32に対して
接触センサー50の接触子60の基部60bがスペーサ
ー90bとスペーサー90cとの間の略中央に位置する
ように、スペーサー90aの取付部材32側の反対側の
ネジ孔にネジ94aをネジ込み、スペーサー90aとネ
ジ94aのネジ頭との間で接触センサー50の金属板5
2の縁部52bに挟持するようにしてネジ結合させる。
【0049】同様にして、スペーサー90bの取付部材
32側の反対側のネジ孔にネジ94bをネジ込み、スペ
ーサー90bとネジ94bのネジ頭との間で接触センサ
ー50の金属板52の縁部52bを挟持するようにして
ネジ結合させ、スペーサー90cの取付部材32側の反
対側のネジ孔にネジ94cをネジ込み、スペーサー90
cとネジ94cのネジ頭との間で接触センサー50の金
属板52の縁部52bを挟持するようにしてネジ結合さ
せる。
【0050】このようにして、ネジ94bとネジ94c
との間の略中央に接触子60の基部60bが位置するよ
うにして、取付部材32に対して接触センサー50が固
定的に配設された検出装置28は、接触子60の先端部
60aの延長方向がテーブル16に対して直交するよう
な位置関係で、取付部材32の孔40と孔42とにそれ
ぞれネジ150、152を挿入するようにして支持部材
26にネジ結合され、支持部材26に対して固定的に配
設されるものである。
【0051】ここで、検出装置28が固定的に配設され
た支持部材26は、2本のレール24−1、24−2に
沿ってZ軸方向に移動可能であり、また、キャリッジ2
2は2本のレール20−1、20−2に沿ってX軸方向
に移動可能であり、また、被測定物200が配設された
テーブル16は2本のレール14−1、14−2に沿っ
てY軸方向に移動可能である。
【0052】従って、接触センサー50と被測定物20
0との相対的な位置関係は、接触センサー50がX軸方
向とZ軸方向とに移動可能であって、被測定物200が
Y軸方向に移動可能であるので、結局、接触センサー5
0は被測定物200に対してX軸方向、Y軸方向および
Z軸方向の三次元の方向で移動可能となされているもの
である。
【0053】また、この接触子60は、振動した状態で
先端部60aが被測定物200に接触すると、先端部6
0aと被測定物200との当接により振動が抑制され
て、振動が制止されることになる。
【0054】そして、上記したように接触センサー50
は被測定物200に対して相対的にX軸方向、Y軸方向
およびZ軸方向の三次元の方向で移動可能なものである
ので、当然のことながら、接触子60も被測定物200
に対してX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向の三次元の
方向で移動可能である。
【0055】なお、照明装置30は、例えば、発光ダイ
オード(LED)などにより形成されるものであり、接
触子60の先端部60aの延長線上に位置する被測定物
200の表面200aに光を照射して、表面200aの
輝度を向上するものである。
【0056】次に、図7には、本発明による三次元スキ
ャナーの全体の動作を制御する制御システムのブロック
構成図が示されており、この制御システムはマイクロ・
コンピューター100により全体の動作の制御が行われ
る。
【0057】マイクロ・コンピューター100は、後述
するリード・オンリ・メモリ(ROM)104に格納さ
れたプログラムに従って処理を実行する中央処理装置
(CPU)102と、CPU102が実行するプログラ
ムなどを格納したROM104と、CPU102の制御
によって本発明による三次元スキャナー10が動作する
ことによって得られる形状データおよび色データをそれ
ぞれ記憶する形状データ記憶部106−1および色デー
タ記憶部106−2やCPU102の制御によって本発
明による三次元スキャナー10の動作が行われる際のワ
ーキング・エリアとしての領域などが設定されたランダ
ム・アクセス・メモリ(RAM)106とを有して構成
されている。
【0058】そして、マイクロ・コンピューター100
には、リード線82が接続されるアンプ110と、カラ
ー・フィルター112、114、116からの信号を入
力してマイクロ・コンピューター100に出力するアン
プ118と、リード線84が接続されるアンプ120と
が接続されている。
【0059】ここで、カラー・フィルター112は導光
部材64内に入射された光線のうちの赤(R)の成分の
信号を選択してアンプ118に出力するものであり、カ
ラー・フィルター114は導光部材66内に入射された
光線のうちの緑(G)の成分の信号を選択してアンプ1
18に出力するものであり、カラー・フィルター116
は導光部材68内に入射された光線のうちの青(B)の
成分の信号を選択してアンプ118に出力するものであ
る。
【0060】以上の構成において、図8に示す説明図を
参照しながら、上記した三次元スキャナー10の動作の
説明を行うものとする。
【0061】なお、上記したように、この三次元スキャ
ナー10においては、マイクロ・コンピューター100
によって所定の分解能に応じてモーター(図示せず)の
駆動が制御され、当該モーターの駆動によって、検出装
置28を固定的に配設した支持部材26が2本のレール
24−1、24−2に沿ってZ軸方向に移動され、ま
た、キャリッジ22が2本のレール20−1、20−2
に沿ってX軸方向に移動され、また、被測定物200が
配設されたテーブル16が2本のレール14−1、14
−2に沿ってY軸方向に移動されるものであるが、こう
した制御技術は公知の技術であるので、その詳細な説明
は省略するものとする。
【0062】まず、この3次元スキャナーを使用するに
あたっては、テーブル16上に、立体たる被測定物20
0を固定的に配設する。
【0063】それから、マイクロ・コンピューター10
0による発振制御信号に基づいて、アンプ110によっ
て増幅された電圧が、リード線80に接続された金属板
52とリード線82に接続された主電極72bとを介し
て、圧電素子54に印加される。
【0064】圧電素子54に電圧が印加されると、圧電
素子54は歪んで金属板52が振動し、金属板52の振
動に伴って接触子60が振動を開始するようになる。
【0065】なお、この際、圧電素子54が振動するこ
とによって生じた電圧は、帰還電極72cによって検知
され、リード線84に接続されたアンプ120を介して
マイクロ・コンピューター100へとフィードバックさ
れており、マイクロ・コンピューター100において
は、この電圧の変化によって、接触子60が被測定物2
00に接触したか否かを検出できるようになされてい
る。
【0066】ここで、接触子60が振動している状態に
おいて、2本のレール24−1、24−2に沿って支持
部材26をZ軸方向に下降して移動させ、2本のレール
20−1、20−2に沿ってキャリッジ22をX軸方向
に移動させ、2本のレール14−1、14−2に沿って
テーブル16をY軸方向に移動させ、接触センサー50
を被測定物200に対して相対的にX軸方向、Y軸方
向、Z軸方向の三次元の方向に移動させることにより、
接触子60の先端部60aをテーブル16上の被測定物
200の表面200aの所定の部位にZ軸方向から当接
させる(図8(a)参照)。
【0067】こうして接触子60の先端部60aが被測
定物200の表面200aと当接すると、接触子60の
振動が制止される(なお、本明細書においては、「被測
定物200の表面200aにおける接触子60の先端部
60aがZ軸方向で当接した部位」を、「接触点」と適
宜に称することとする。)。
【0068】接触子60の振動が制止されると、それと
同時に圧電素子54の振動も制止され、このため帰還電
極72cにより検知される電圧に変化が生じ、上記した
ようにマイクロ・コンピューター100は、接触子60
が被測定物200に接触したことを検出する。この検出
に応じて、支持部材26のZ軸方向への下降移動が停止
される。
【0069】その後、支持部材26がZ軸方向に上昇し
て移動され(図8(a)の矢印C方向)、これにより、
被測定物200の表面200aに当接して振動が制止さ
れた接触子60が、被測定物200の表面200aにお
ける接触点から所定の間隙(例えば、1mm)を有して
離隔される。即ち、導光部材64、66、68の先端部
が、所定の間隙(例えば、1mm)を有して接触点から
離隔されることになる。
【0070】この際、接触子60と被測定物200の表
面200aにおける接触点との当接が解除された時点
で、接触子60は振動を開始し、帰還電極72cにより
検知される電圧に変化が生じる。
【0071】そして、この接触子60と接触点との当接
が解除された際の帰還電極78によって検知される電圧
の変化に基づき、CPU102はXYZ座標上の点を示
す形状データとして、接触点のXYZ座標位置の情報を
形状データ記憶部106−1に記憶する。
【0072】さらに、接触子60と接触点との当接が解
除され、接触子60が被測定物200の表面200aに
おける接触点から所定距離(例えば、1mm)離隔した
状態において、接触点における反射光が導光部材64、
66、68へ入射されることになる(図8(b)参
照)。
【0073】なお、被測定物200の表面200aにお
ける接触点は、照明装置30によって光を照射されてお
り、導光部材64、66、68へは接触点からの反射光
が十分に入射されるようになされている。
【0074】また、導光部材64、66、68はステン
レスなどにより形成された外周部材62の内部に位置し
ているので、外周部材62により導光部材64、66、
68が保護されて、導光部材64、66、68の損傷が
防止されるとともに、外周部材62の外部の外乱を遮蔽
した状態で、導光部材64、66、68内に接触点にお
ける反射光を入射することができる。
【0075】導光部材64内に入射された光線は、導光
部材64内を伝送してカラー・フィルター112に至
り、カラー・フィルター112によって導光部材64内
に入射された光線のうちの赤の成分の信号のみが選択さ
れて、アンプ118に出力される。
【0076】一方、導光部材66内に入射された光線
は、導光部材66内を伝送してカラー・フィルター11
4に至り、カラー・フィルター114によって導光部材
66内に入射された光線のうちの緑の成分の信号のみが
選択されて、アンプ118に出力される。
【0077】また、導光部材68内に入射された光線
は、導光部材68内を伝送してカラー・フィルター11
6に至り、カラー・フィルター116によって導光部材
68内に入射された光線のうちの青の成分の信号のみが
選択されて、アンプ118に出力される。
【0078】そして、アンプ118においてカラー・フ
ィルター112から出力された赤の成分の信号と、カラ
ー・フィルター114から出力された緑の成分の信号
と、カラー・フィルター116から出力された青の成分
の信号とがそれぞれ増幅されてマイクロ・コンピュータ
ー100に出力される。
【0079】そして、CPU102は、アンプ118か
ら出力された信号に基づき、接触点における形状データ
に対応した色データとして、当該接触点の色の情報を色
データ記憶部106−2に記憶する。
【0080】上記のようにして、接触点における形状デ
ータと色データとを取得すると、接触子60と被測定物
200との相対的な位置を所定の分解能に応じた量だけ
変化させて、上記と同様の動作を繰り返すことにより、
次の接触点における形状データと色データとを取得する
ものである。
【0081】こうした動作を順次行うことにより、この
三次元スキャナー10においては、被測定物200の表
面200aの全面にわたって、形状データと当該形状デ
ータに対応する色データとを得ることができる。
【0082】つまり、上記した三次元スキャナー10に
おいては、導光部材64、66、68を備えた接触子6
0を被測定物200の表面200aを当接させたり、当
該当接を解除したりすることにより、上記した分解能の
精度に応じて、自動的に被測定物200の表面200a
の全面にわたる形状データと色データとを得ることがで
きる。
【0083】以上において説明したように、上記した三
次元スキャナー10は、接触子60を共有化して形状デ
ータと色データとを得るようにしたため、全体の構成が
複雑化することなく、製造コストの増加も抑制され、安
価に製造することができる。
【0084】また、上記した三次元スキャナー10にお
いては、接触子60と被測定物200の表面200aと
の接触点における形状データに対応した色データとし
て、当該接触点の色の情報を得るようにしているので、
形状データと色データとを対応させるマッピング作業な
どを行う必要がない。
【0085】さらに、接触子60を共有化して形状デー
タと色データとを得ているため、形状データを得るため
の検出領域の分解能と、色データを得るための検出領域
の分解能とが一致し、形状データの示す被測定物200
の表面200aの所定範囲において被測定物200の表
面200aが実際に有する色と、当該所定範囲の色とし
て色データの示す色とが一致するようになる。
【0086】なお、上記した実施の形態は、以下の
(1)乃至(8)に説明するように変形してもよい。
【0087】(1)上記した実施の形態においては、電
圧が印加されて振動した状態の接触子60が被測定物2
00の表面200aに当接し、その後、接触子60と接
触点との当接が解除された際の帰還電極78によって検
知される電圧の変化に基づいて、CPU102による形
状データを得るための処理が行われるような構成の接触
センサー50を用いるようにしたが、これに限られるも
のではないことは勿論であり、接触子60が被測定物2
00の表面200aに当接した際に検出手段(例えば、
圧電素子など)によって検知される電圧に基づいて、C
PU102による形状データを得るための処理が行われ
るような構成の接触センサーを用いるようにしてもよ
い。
【0088】(2)上記した実施の形態においては、接
触子60の先端部60aが被測定物200の表面200
aと離隔した状態において導光部材64、66、68内
に反射光が入射されるようにしたが、これに限られるも
のではないことは勿論であり、例えば、図9に示すよう
に先端部160aが斜めに切断されている接触子160
を用いて、接触子160の先端部160aが接触点に当
接した状態において、導光部材164、166、168
と接触点との間に所定の間隙が設けられるようにし、こ
れにより導光部材164、166、168内に反射光が
入射されるようにしてもよい。
【0089】即ち、導光部材に入射された接触点からの
反射光によって接触点の色を検出するに際しては、接触
子が接触点と接触しているか否かに関わらず、導光部材
に接触点からの反射光が入射されるように、導光部材と
接触点との間に所定の間隙を設けるようにすればよいも
のである。
【0090】なお、この(2)に示すような接触子16
0は、上記(1)に示す変形例に用いるとより有効であ
る。
【0091】(3)上記した実施の形態においては、接
触子60は取付具56によって金属板52に固定される
ようにしたが、これに限られるものではないことは勿論
であり、取付具56を用いずに、例えば、半田付けなど
によって接触子60を金属板52に直接的に固定するよ
うにしてもよい。
【0092】(4)上記した実施の形態においては、外
周部材62はステンレスにより形成されるようにし、導
光部材64、66、68はグラスファイバなどにより形
成されるようにしたが、これに限られるものではないこ
とは勿論である。例えば、外周部材62は硬質な物質で
あることが好ましいので、各種金属やセラミックスなど
を用いることができ、また、導光部材64、66、68
としては光透過性の高い石英ガラスなどを用いることが
できる。
【0093】(5)上記した実施の形態においては、接
触子60は外周部材62の内部に3本の導光部材64、
66、68が挿通されたものとしたが、これに限られる
ものではないことは勿論であり、接触子60は導光部材
64、66、68のみにより構成してもよく、その際に
は、金属板52に導光部材64、66、68を取付具5
6などにより一体的に配設するようにすればよい。
【0094】(6)上記した実施の形態においては、接
触子60は外周部材62の内部に3本の導光部材64、
66、68が挿通されるものとしたが、これに限られる
ものではないことは勿論であり、外周部材62の内部に
2本以下あるいは4本以上の導光部材を挿通するように
構成してもよい。例えば、接触子60が外周部材62の
内部に1本の導光部材を挿通するように構成される場合
には、当該1本の導光部材内に入射された光線を分光す
るプリズムなどの分光手段を用いるなど、導光部材の本
数に応じて他の構成の変更を適宜行えばよい。
【0095】(7)上記した実施の形態においては、照
明装置30はLEDなどにより形成されるようにした
が、これに限られるものではないことは勿論であり、ラ
ンプなどの他の照明手段により形成してもよい。
【0096】(8)上記した実施の形態ならびに上記
(1)乃至(7)に示す変形例は、適宜に組み合わせる
ようにしてもよい。例えば、上記した(5)に示す変形
例と(6)に示す変形例とを組み合わせて、接触子60
を1本の導光部材のみにより構成し、この1本の導光部
材を金属板52に配設するようにしてもよい。
【0097】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、簡潔な構成によって、しかも安価に、被測
定物の表面の形状ならびに色についての情報を得ること
ができるようにした三次元スキャナーを提供することが
できるという優れた効果を奏する。
【0098】また、本発明は、以上説明したように構成
されているので、繁雑な作業を必要とすることなしに、
高精度で被測定物の表面の形状ならびに色についての情
報を得ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による三次元スキャナーの実施の形態の
一例を示す概略構成説明図である。
【図2】図1に示す三次元スキャナーの検出装置を示す
概略構成説明図(正面図)である。
【図3】図1に示す三次元スキャナーの検出装置を示す
概略構成説明図(左側面図)である。
【図4】図2に示す検出装置の接触センサーを示す概略
構成説明図(正面図)である。
【図5】図2に示す検出装置の接触センサーを示す概略
構成説明図(背面図)である。
【図6】(a)は接触子を中心として示した一部拡大概
略斜視図であり、(b)は接触子の先端部を中心として
示した一部拡大概略斜視図である。
【図7】本発明による三次元スキャナーの実施の形態の
一例を示す制御システムのブロック構成図である。
【図8】(a)は接触子が被測定物の表面を走査する状
態を示す概略構成説明図であり、(b)は接触子を中心
として示した概念説明図である。
【図9】本発明による三次元スキャナーの接触子の他の
実施の形態の一例を示す概略構成説明図である。
【符号の説明】
10 三次元スキャナー 12 ベース部材 14−1、14−2、20−1、20−2、24−1、
24−2 レール 16 テーブル 18 側方部材 22 キャリッジ 26 固定部材 28 検出装置 30 照明 32 取付部材 40、42 孔 50 接触センサー 52 金属板 54 圧電素子 56 取付具 60、160 接触子 60a、160a 先端部 62 外周部材 64、66、68、164、166、168 導光部材 70 圧電セラミック 72 電極 74 アース電極 76 主電極 78 帰還電極 80、82、84 リード線 90 スペーサー 92a、92b、92c、94a、94b、94c、1
50、152 ネジ 100 マイクロ・コンピューター 102 中央制御装置(CPU) 104 リード・オンリ・メモリ(ROM) 106 ランダム・アクセス・メモリ(RA
M) 106−1 形状データ記憶部 106−2 色データ記憶部 110 アンプ 112 カラー・フィルター 114 カラー・フィルター 116 カラー・フィルター 118 アンプ 200 被測定物 200a 表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 G06F 15/64 Z Fターム(参考) 2F069 AA04 AA66 DD27 DD30 GG01 GG06 GG07 GG19 GG52 GG59 GG62 HH01 HH30 JJ07 JJ13 JJ19 JJ25 LL04 MM04 MM13 MM32 PP02 RR03 2G020 AA08 DA13 DA24 DA51 5B047 AA07 AB04 BC08 BC16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも導光部材を有して構成される
    接触子を備え、前記接触子の接触状態を示す信号を出力
    する接触センサーと、 前記接触センサーを被測定物に対して相対的に三次元方
    向で移動して、前記接触子を前記被測定物の表面に接触
    させる移動手段と、 前記接触センサーから出力される前記信号に基づいて、
    前記移動手段による前記接触センサーの移動によって前
    記接触子が前記被測定物の表面に接触したことを検知
    し、該検知したときにおける前記接触子が接触している
    前記被測定物の表面の部位の三次元位置を検出する位置
    検出手段と、 前記位置検出手段が三次元位置を検出した前記被測定物
    の表面の部位から所定の間隙を有して前記導光部材が離
    隔した状態で、前記導光部材に入射された前記位置検出
    手段が三次元位置を検出した前記被測定物の表面の部位
    からの反射光に基づいて、前記位置検出手段が三次元位
    置を検出した前記被測定物の表面の部位の色を検出する
    色検出手段とを有する三次元スキャナー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の三次元スキャナーにお
    いて、 前記接触子は、内部が中空の管状体である外周部材と、
    前記外周部材の内部に挿通された導光部材とを有して構
    成されるものである三次元スキャナー。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれか1項
    に記載の三次元スキャナーにおいて、 前記接触子は、導光部材として第1の導光部材と第2の
    導光部材と第3の導光部材とを有し、 前記色検出手段は、前記第1の導光部材に入射された反
    射光から赤色成分の信号を選択する第1の選択手段と、
    前記第2の導光部材に入射された反射光から緑色成分の
    信号を選択する第2の選択手段と、前記第3の導光部材
    に入射された反射光から青色成分の信号を選択する第3
    の選択手段とを有するものである三次元スキャナー。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3のい
    ずれか1項に記載の三次元スキャナーにおいて、 前記接触センサーは、圧電素子を有し、前記圧電素子に
    電圧を印加したときに生じる歪みにより前記接触子を振
    動させるとともに、該振動に応じた信号を前記接触子の
    接触状態を示す信号として出力し、 前記位置検出手段は、前記移動手段による前記接触セン
    サーの移動によって、前記接触子が前記被測定物の表面
    に接触して前記接触子の振動が抑制されることによる前
    記接触センサーから出力される前記信号の変化に基づい
    て、前記接触子が前記被測定物の表面に接触したことを
    検知するものである三次元スキャナー。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3または請
    求項4のいずれか1項に記載の三次元スキャナーにおい
    て、 前記導光部材は、屈曲可能な光ファイバーにより構成さ
    れるものである三次元スキャナー。
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