JP2001010754A - 画像形成装置 - Google Patents
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】トナ−像形成手段により形成されたトナ−像を
担持する像担持体と、前記像担持体に担持されているト
ナ−像をシート状媒体に転写する転写手段と、前記シー
ト状媒体に転写されたトナ−像を定着する定着手段とを
有し、前記転写手段と前記定着手段との間の前記シート
状媒体の搬送路に回転ガイドを設けた画像形成装置にお
いて、狭い搬送路であっても擦れ跡等の不具合を発生さ
せないように回転ガイドを設け、さらに回転ガイド跡も
発生させないような画像形成装置を提供すること。 【解決手段】回転ガイド6−2−1をトナ−の帯電極性
と同極性の帯電特性を持つ厚さ0.1mm〜0.3mm
の星形のシート状の樹脂材で構成した。
担持する像担持体と、前記像担持体に担持されているト
ナ−像をシート状媒体に転写する転写手段と、前記シー
ト状媒体に転写されたトナ−像を定着する定着手段とを
有し、前記転写手段と前記定着手段との間の前記シート
状媒体の搬送路に回転ガイドを設けた画像形成装置にお
いて、狭い搬送路であっても擦れ跡等の不具合を発生さ
せないように回転ガイドを設け、さらに回転ガイド跡も
発生させないような画像形成装置を提供すること。 【解決手段】回転ガイド6−2−1をトナ−の帯電極性
と同極性の帯電特性を持つ厚さ0.1mm〜0.3mm
の星形のシート状の樹脂材で構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電写真装置においては感光体から
トナ−像を転写後の転写紙について転写紙浮きによる転
写像の乱れやコスレなどの防止策として、ファンを設け
て転写紙を吸着させる構成となっていた。また、転写手
段から定着手段までの間の搬送路に、転写面に接するこ
とで回転する星形の回転体からなる回転ガイド(以下拍
車という。)を設け、この拍車で転写紙をおさえて転写
紙浮きの防止を図っている。
トナ−像を転写後の転写紙について転写紙浮きによる転
写像の乱れやコスレなどの防止策として、ファンを設け
て転写紙を吸着させる構成となっていた。また、転写手
段から定着手段までの間の搬送路に、転写面に接するこ
とで回転する星形の回転体からなる回転ガイド(以下拍
車という。)を設け、この拍車で転写紙をおさえて転写
紙浮きの防止を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例でファンで
転写紙を吸引する構成では装置が大型化し、コスト大と
なるだけでなく、騒音も問題となっていた。最近では装
置本体の小型化が求められており、自ずと転写手段から
定着手段までの搬送路も狭くなってしまうので転写紙の
浮きに対する許容空間の余裕度も小さくなっている。
転写紙を吸引する構成では装置が大型化し、コスト大と
なるだけでなく、騒音も問題となっていた。最近では装
置本体の小型化が求められており、自ずと転写手段から
定着手段までの搬送路も狭くなってしまうので転写紙の
浮きに対する許容空間の余裕度も小さくなっている。
【0004】従来の拍車は金属製或は樹脂製のものが使
われているが、星形をしていて転写面に接することで回
転する拍車の突起部に付着したトナ−が転写紙の白部を
汚したり、他のトナ−像を汚したりするなどの不具合が
生じていた。
われているが、星形をしていて転写面に接することで回
転する拍車の突起部に付着したトナ−が転写紙の白部を
汚したり、他のトナ−像を汚したりするなどの不具合が
生じていた。
【0005】このような不具合の対策としてエッチング
加工によって拍車の突起部の先端をより鋭利にして拍車
跡を軽減する策が講じられている場合もあるが、経時で
先端が摩耗してきたときに同様の不具合を生じる。さら
に、先端が摩耗しないように表面処理を施す案も考案さ
れているがコストが高く最近の低コスト化に反する。し
かも鋭利な先端であってもトナ−は付着するので拍車跡
は発生してしまう。
加工によって拍車の突起部の先端をより鋭利にして拍車
跡を軽減する策が講じられている場合もあるが、経時で
先端が摩耗してきたときに同様の不具合を生じる。さら
に、先端が摩耗しないように表面処理を施す案も考案さ
れているがコストが高く最近の低コスト化に反する。し
かも鋭利な先端であってもトナ−は付着するので拍車跡
は発生してしまう。
【0006】そこで、本発明の目的は狭い搬送路であっ
ても取り付け可能で擦れ跡、回転ガイドの跡が発生しな
いような画像形成装置を提供することを目的とする。
ても取り付け可能で擦れ跡、回転ガイドの跡が発生しな
いような画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、以下の構成とした。 (1).トナ−像形成手段により形成されたトナ−像を
担持する像担持体と、前記像担持体に担持されているト
ナ−像をシート状媒体に転写する転写手段と、前記シー
ト状媒体に転写されたトナ−像を定着する定着手段とを
有し、前記転写手段と前記定着手段との間の前記シート
状媒体の搬送路に回転ガイドを設けた画像形成装置にお
いて、前記回転ガイドの材質を前記トナ−の帯電極性と
同極性の帯電特性を持つ材質にした(請求項1)。 (2).(1)記載の画像形成装置において、前記回転
ガイドは樹脂のシ−トを星型に打ち抜くことにより製作
された薄板状をしていることとした(請求項2)。 (3).(1)又は(2)記載の画像形成装置におい
て、前記回転ガイドの厚みを0.1mm〜0.3mmに
した(請求項3)。 (4).トナ−像形成手段により形成されたトナ−像を
担持する像担持体と、前記像担持体に担持されているト
ナ−像をシート状媒体に転写する転写手段と、前記シー
ト状媒体に転写されたトナ−像を定着する定着手段と、
前記シート状媒体を前記像担持体から分離させるための
樹脂製の分離爪を有する画像形成装置において、前記転
写手段と前記定着手段との間の前記シート状媒体の搬送
路に回転ガイドを設け、さらに前記分離爪の先端部近傍
に別の小回転ガイドを配置した(請求項4)。 (5).(4)記載の画像形成装置において、前記分離
爪の先端近傍に設けられる小回転ガイドを、前記分離爪
の側面より一定距離離して支持する段差支持部を有する
こととした(請求項5)。 (6).(4)又は(5)記載の画像形成装置におい
て、前記転写手段と前記定着手段との間の前記シート状
媒体の搬送路に設ける回転ガイドを前記分離爪の回転軸
に対して回転自在とし、さらに前記分離爪の先端近傍に
設ける小回転ガイドを前記分離爪の先端近傍に設けられ
たボスに対して回転自在とし、さらにこれら2つの回転
ガイドを分離爪に対して相反する側に位置させているこ
ととした(請求項6)。
成するため、以下の構成とした。 (1).トナ−像形成手段により形成されたトナ−像を
担持する像担持体と、前記像担持体に担持されているト
ナ−像をシート状媒体に転写する転写手段と、前記シー
ト状媒体に転写されたトナ−像を定着する定着手段とを
有し、前記転写手段と前記定着手段との間の前記シート
状媒体の搬送路に回転ガイドを設けた画像形成装置にお
いて、前記回転ガイドの材質を前記トナ−の帯電極性と
同極性の帯電特性を持つ材質にした(請求項1)。 (2).(1)記載の画像形成装置において、前記回転
ガイドは樹脂のシ−トを星型に打ち抜くことにより製作
された薄板状をしていることとした(請求項2)。 (3).(1)又は(2)記載の画像形成装置におい
て、前記回転ガイドの厚みを0.1mm〜0.3mmに
した(請求項3)。 (4).トナ−像形成手段により形成されたトナ−像を
担持する像担持体と、前記像担持体に担持されているト
ナ−像をシート状媒体に転写する転写手段と、前記シー
ト状媒体に転写されたトナ−像を定着する定着手段と、
前記シート状媒体を前記像担持体から分離させるための
樹脂製の分離爪を有する画像形成装置において、前記転
写手段と前記定着手段との間の前記シート状媒体の搬送
路に回転ガイドを設け、さらに前記分離爪の先端部近傍
に別の小回転ガイドを配置した(請求項4)。 (5).(4)記載の画像形成装置において、前記分離
爪の先端近傍に設けられる小回転ガイドを、前記分離爪
の側面より一定距離離して支持する段差支持部を有する
こととした(請求項5)。 (6).(4)又は(5)記載の画像形成装置におい
て、前記転写手段と前記定着手段との間の前記シート状
媒体の搬送路に設ける回転ガイドを前記分離爪の回転軸
に対して回転自在とし、さらに前記分離爪の先端近傍に
設ける小回転ガイドを前記分離爪の先端近傍に設けられ
たボスに対して回転自在とし、さらにこれら2つの回転
ガイドを分離爪に対して相反する側に位置させているこ
ととした(請求項6)。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 [1]画像形成装置の構成 本例の画像形成装置では、像担持体としての感光体、ト
ナー像形成手段としての現像装置、帯電装置等を一体の
ケ−ス内に納めた感光体ユニット(以下、プロセスカ−
トリッジの略称として、PCUで示す。)20を使用し
ている。
する。 [1]画像形成装置の構成 本例の画像形成装置では、像担持体としての感光体、ト
ナー像形成手段としての現像装置、帯電装置等を一体の
ケ−ス内に納めた感光体ユニット(以下、プロセスカ−
トリッジの略称として、PCUで示す。)20を使用し
ている。
【0009】PCU20の詳細を示した図1により説明
する。矢印の向きに回転する感光体1は、除電ランプ8
からの光の照射を受けることにより、該感光体1上の電
位が初期化される。
する。矢印の向きに回転する感光体1は、除電ランプ8
からの光の照射を受けることにより、該感光体1上の電
位が初期化される。
【0010】次いで、感光体1は9時の位置にある帯電
ローラ2により一様に帯電され図示しない光走査装置か
ら8時の位置に出射される露光4により静電潜像が形成
され、7時の位置にある現像装置3によりこの静電潜像
がトナーにより可視像化されトナー像が形成される。現
像装置3は剤担持体部3−1と剤収容部3−2より構成
され、未使用状態では剤担持体部3−1と剤収容部3−
2の間に設けられたシール部材3−2−1により隔離さ
れている。
ローラ2により一様に帯電され図示しない光走査装置か
ら8時の位置に出射される露光4により静電潜像が形成
され、7時の位置にある現像装置3によりこの静電潜像
がトナーにより可視像化されトナー像が形成される。現
像装置3は剤担持体部3−1と剤収容部3−2より構成
され、未使用状態では剤担持体部3−1と剤収容部3−
2の間に設けられたシール部材3−2−1により隔離さ
れている。
【0011】剤担持体部3−1は剤担持体である現像ロ
ーラ3−1−1と感光体1への現像剤剤の供給量を制御
する現像ドクタ3−1−2より構成されている。剤収容
部3−2は図2に斜視図で示すように剤を攪拌し、また
現像ローラ3−1−1に剤を供給する第1撹拌部材3−
2−2、第2撹拌部材3−2−4と、剤中のトナーとキ
ャリアの混合比を透磁率により磁気的に検知するトナー
濃度センサ3−2−3と、図示されない現像剤(本例で
はトナーとキャリアとからなる)より構成される。
ーラ3−1−1と感光体1への現像剤剤の供給量を制御
する現像ドクタ3−1−2より構成されている。剤収容
部3−2は図2に斜視図で示すように剤を攪拌し、また
現像ローラ3−1−1に剤を供給する第1撹拌部材3−
2−2、第2撹拌部材3−2−4と、剤中のトナーとキ
ャリアの混合比を透磁率により磁気的に検知するトナー
濃度センサ3−2−3と、図示されない現像剤(本例で
はトナーとキャリアとからなる)より構成される。
【0012】なお、図2中、矢印は現像剤の搬送方向を
示し、矢印Aはリサイクルトナ−の侵入方向を示し、後
述するクリ−ニング部から回収されたリサイクルトナ−
受入口11に向かっている。またトナ−受入口12から
はここでは図示しないトナ−補給装置からトナ−濃度制
御により適量だけトナーが補給される。
示し、矢印Aはリサイクルトナ−の侵入方向を示し、後
述するクリ−ニング部から回収されたリサイクルトナ−
受入口11に向かっている。またトナ−受入口12から
はここでは図示しないトナ−補給装置からトナ−濃度制
御により適量だけトナーが補給される。
【0013】図1において、感光体1上に可視像が形成
された後、感光体1と転写ローラ15(図7〜図9参
照)とのニップ部により構成される感光体1上の4時の
位置にある転写部14によりシート状媒体である転写紙
にトナー像が感光体1より転写される。感光体1に静電
的に吸着した転写紙は感光体1の曲率を利用した所謂曲
率分離方式により、又は感光体1上2時の位置で接触す
る分離爪6−1により感光体1より離され、図7〜図9
に示すように感光体1の上方に位置する定着手段として
の定着装置16において定着ローラ16−1と加圧ロー
ラ16−2とのニップ部である定着ニップ部18を通紙
される際に、転写紙上のトナーが転写紙に定着され排紙
部へ排出される。
された後、感光体1と転写ローラ15(図7〜図9参
照)とのニップ部により構成される感光体1上の4時の
位置にある転写部14によりシート状媒体である転写紙
にトナー像が感光体1より転写される。感光体1に静電
的に吸着した転写紙は感光体1の曲率を利用した所謂曲
率分離方式により、又は感光体1上2時の位置で接触す
る分離爪6−1により感光体1より離され、図7〜図9
に示すように感光体1の上方に位置する定着手段として
の定着装置16において定着ローラ16−1と加圧ロー
ラ16−2とのニップ部である定着ニップ部18を通紙
される際に、転写紙上のトナーが転写紙に定着され排紙
部へ排出される。
【0014】転写されず感光体1に残留したトナーは、
クリーニングブレード7−1により掻き取られ、搬送路
7−3内に溜まったトナ−は搬送スクリュ−7−2(図
4参照)によりPCUの手前側まで搬送される。搬送ス
クリュ−7−2の駆動はここでは図示しないギヤによっ
て感光体1を駆動源として駆動される。
クリーニングブレード7−1により掻き取られ、搬送路
7−3内に溜まったトナ−は搬送スクリュ−7−2(図
4参照)によりPCUの手前側まで搬送される。搬送ス
クリュ−7−2の駆動はここでは図示しないギヤによっ
て感光体1を駆動源として駆動される。
【0015】PCU20の手前側まで搬送されたトナー
は、その後、図3に示すように搬送路排出口7−3−1
から落下経路9−1内にリサイクルトナ−として排出さ
れ、傾斜した落下経路内面9−2上に矢印で示すよう
に落ち、この傾斜した落下経路内面9−2を傾斜に従っ
て矢印で示すように落下していき、リサイクルトナ−
排出口10を通って図1に示す剤収容部3−2へと補給
される。このリサイクルトナ−排出口10は先程述べた
図2のリサイクルトナ−受入口11と対向する位置にあ
る。なお、図1に示した感光体シャッター5は開閉可能
な構成となっており、装置本体にセットされている状態
以外は感光体1を覆う。 [2]拍車及び分離爪 図1に示すように分離爪6−1、回転ガイドとしての拍
車6−2−1は分離爪ホルダ6−3に設けられていて、
これら分離爪6−1、拍車6−2−1、分離爪ホルダ6
−3等により分離爪ユニット6が構成されている。分離
爪ユニット6は分離爪6−1が感光体1上、2時の位置
で感光体1に接触するように設けられている。分離爪6
−1は拍車6−2−1の下方位置で分離爪ホルダ6−3
に枢着されている。分離爪ユニット6は、転写紙の進行
方向に直交する転写紙の幅方向の中心から等分に振り分
けられた2つの部位に位置し、それぞれ同一の構成とな
っている。その様子を図5、図6に示す。
は、その後、図3に示すように搬送路排出口7−3−1
から落下経路9−1内にリサイクルトナ−として排出さ
れ、傾斜した落下経路内面9−2上に矢印で示すよう
に落ち、この傾斜した落下経路内面9−2を傾斜に従っ
て矢印で示すように落下していき、リサイクルトナ−
排出口10を通って図1に示す剤収容部3−2へと補給
される。このリサイクルトナ−排出口10は先程述べた
図2のリサイクルトナ−受入口11と対向する位置にあ
る。なお、図1に示した感光体シャッター5は開閉可能
な構成となっており、装置本体にセットされている状態
以外は感光体1を覆う。 [2]拍車及び分離爪 図1に示すように分離爪6−1、回転ガイドとしての拍
車6−2−1は分離爪ホルダ6−3に設けられていて、
これら分離爪6−1、拍車6−2−1、分離爪ホルダ6
−3等により分離爪ユニット6が構成されている。分離
爪ユニット6は分離爪6−1が感光体1上、2時の位置
で感光体1に接触するように設けられている。分離爪6
−1は拍車6−2−1の下方位置で分離爪ホルダ6−3
に枢着されている。分離爪ユニット6は、転写紙の進行
方向に直交する転写紙の幅方向の中心から等分に振り分
けられた2つの部位に位置し、それぞれ同一の構成とな
っている。その様子を図5、図6に示す。
【0016】図5、図6に示すように、分離爪ユニット
6はPCU20の本体カバー20−1に取り付けられて
いて、分離爪6−1は該本体カバー20−1に形成され
た開口20−1−1,20−1−2を介して該本体カバ
ー20−1の内側に至り、感光体1に弾性的に押圧され
ている。
6はPCU20の本体カバー20−1に取り付けられて
いて、分離爪6−1は該本体カバー20−1に形成され
た開口20−1−1,20−1−2を介して該本体カバ
ー20−1の内側に至り、感光体1に弾性的に押圧され
ている。
【0017】分離爪ユニット6の取り付け位置は図7、
図8、図9に示すように、転写部14又は定着ニップ部
18の何れか又は両方により転写紙がくわえられて搬送
される際に転写紙が通過する領域である搬送路に面して
配置されている。分離爪6−1及び拍車6−2−1は、
ガイド13−1、13−2、13−3等とともに搬送路
の外延を構成している。
図8、図9に示すように、転写部14又は定着ニップ部
18の何れか又は両方により転写紙がくわえられて搬送
される際に転写紙が通過する領域である搬送路に面して
配置されている。分離爪6−1及び拍車6−2−1は、
ガイド13−1、13−2、13−3等とともに搬送路
の外延を構成している。
【0018】図10(a)、(b)、(c)に示すよう
に分離爪6−1は分離爪ホルダ6−3に軸6−2−1d
を以って枢着されていて、かつ、分離爪6−1と分離爪
ホルダ6−3との間は緊縮性のばね6−3−1により引
かれている。分離爪6−1はこのばね6−3−1の弾性
により感光体1に弾性的に押し当てられている。分離爪
ホルダ6−3と一体的に設けれらた軸6−2−2dには
拍車6−2−1が枢着されている。分離爪6−1及び拍
車6−2−1は搬送路に位置している。
に分離爪6−1は分離爪ホルダ6−3に軸6−2−1d
を以って枢着されていて、かつ、分離爪6−1と分離爪
ホルダ6−3との間は緊縮性のばね6−3−1により引
かれている。分離爪6−1はこのばね6−3−1の弾性
により感光体1に弾性的に押し当てられている。分離爪
ホルダ6−3と一体的に設けれらた軸6−2−2dには
拍車6−2−1が枢着されている。分離爪6−1及び拍
車6−2−1は搬送路に位置している。
【0019】図7において、実線矢印で示すように、給
紙部から送り出された転写紙は、1対のレジストローラ
17を経て転写部14を通り、定着装置内へ入り定着ニ
ップ部18を通り排紙部へ排紙される。搬送路におい
て、転写部14と定着ニップ部18とを直線で結ぶよう
に描かれた経路Pが狙いの経路であるが、転写紙の種類
や使用環境などで静電気や摩擦帯電によって破線で示す
経路P'のように狙いの経路Pからはずれて、所謂浮き
が発生する場合がある。
紙部から送り出された転写紙は、1対のレジストローラ
17を経て転写部14を通り、定着装置内へ入り定着ニ
ップ部18を通り排紙部へ排紙される。搬送路におい
て、転写部14と定着ニップ部18とを直線で結ぶよう
に描かれた経路Pが狙いの経路であるが、転写紙の種類
や使用環境などで静電気や摩擦帯電によって破線で示す
経路P'のように狙いの経路Pからはずれて、所謂浮き
が発生する場合がある。
【0020】また、図8に示すように転写紙の後端が転
写部14を抜けた後は、転写紙先端側の部位だけが定着
ニップ部18にくわえられた状態となり、転写紙後端側
の部位がフロート状になってガイド13−2と定着ニッ
プ部18とを結ぶ狙いの経路Qに対して経路Q'のよう
に浮きを発生してしまう場合がある。
写部14を抜けた後は、転写紙先端側の部位だけが定着
ニップ部18にくわえられた状態となり、転写紙後端側
の部位がフロート状になってガイド13−2と定着ニッ
プ部18とを結ぶ狙いの経路Qに対して経路Q'のよう
に浮きを発生してしまう場合がある。
【0021】図7における経路P'のような浮き、或は
図8における経路Q'のような浮きが発生すると、転写
紙上のトナ−像がPCU20側に接近して放電が起こり
トナ−像を乱したり、拍車6−2−1が無い場合には分
離爪6−1に転写紙がこすれてトナ−像を乱したりする
不具合が発生する。
図8における経路Q'のような浮きが発生すると、転写
紙上のトナ−像がPCU20側に接近して放電が起こり
トナ−像を乱したり、拍車6−2−1が無い場合には分
離爪6−1に転写紙がこすれてトナ−像を乱したりする
不具合が発生する。
【0022】これらの不具合を防止するため、分離爪6
−1に隣接して分離爪6−1より外側に外径部分をはみ
出すようにして拍車6−2−1を配置している。これに
より転写紙はトナ−像面が分離爪6−1に接触する前に
転写紙の被転写面(トナー付着面)が拍車6−2−1の
突起先端部に接触しつつ進行することにより、拍車6−
2−1が転写紙の進行と同期して連れ回って回転しなが
ら転写紙をガイドすることとなるので、未定着のトナー
像は乱さないこととなる。
−1に隣接して分離爪6−1より外側に外径部分をはみ
出すようにして拍車6−2−1を配置している。これに
より転写紙はトナ−像面が分離爪6−1に接触する前に
転写紙の被転写面(トナー付着面)が拍車6−2−1の
突起先端部に接触しつつ進行することにより、拍車6−
2−1が転写紙の進行と同期して連れ回って回転しなが
ら転写紙をガイドすることとなるので、未定着のトナー
像は乱さないこととなる。
【0023】但し、従来のようにトナ−が付いてしまう
材質の拍車だと、図7における経路P'或は図8におけ
る経路Q'を通るときに未定着なトナー像と接触するた
め、拍車6−2−1に転写紙後端側の部位のトナ−が付
き、この拍車6−2−1に付いたトナーが次の転写紙後
端側の部位の表面側(トナー像付着側)に付いてしま
い、白部を汚し或は画像を乱すという不具合となる。
材質の拍車だと、図7における経路P'或は図8におけ
る経路Q'を通るときに未定着なトナー像と接触するた
め、拍車6−2−1に転写紙後端側の部位のトナ−が付
き、この拍車6−2−1に付いたトナーが次の転写紙後
端側の部位の表面側(トナー像付着側)に付いてしま
い、白部を汚し或は画像を乱すという不具合となる。
【0024】このような不具合を解消するために拍車6
−2−1の材質をトナーの帯電極性と同極性の帯電特性
を持つ材質のものにした。その材質としては、高分子ポ
リエチレン或は超高分子ポリエチレン、フッ素樹脂等の
中から適宜選択して使用することができる。
−2−1の材質をトナーの帯電極性と同極性の帯電特性
を持つ材質のものにした。その材質としては、高分子ポ
リエチレン或は超高分子ポリエチレン、フッ素樹脂等の
中から適宜選択して使用することができる。
【0025】これらの何れの材質を選択するにしても、
厚みを0.1mm〜0.3mmのシート状に形成された
素材を星形に打ち抜くことで簡単に製作することができ
る。このように拍車6−2−1はシートを打ち抜くこと
により製作されたものであるので、シート状の一様な厚
みをしており、薄い樹脂材からなるので手で触れても安
全であるし、レイアウト上も厚みが薄いので省スペ−ス
化が可能であり、トナーと同極性の帯電特性を有するの
で静電的にトナーを反発することから従来問題とされた
拍車跡も確実に防止することができる。
厚みを0.1mm〜0.3mmのシート状に形成された
素材を星形に打ち抜くことで簡単に製作することができ
る。このように拍車6−2−1はシートを打ち抜くこと
により製作されたものであるので、シート状の一様な厚
みをしており、薄い樹脂材からなるので手で触れても安
全であるし、レイアウト上も厚みが薄いので省スペ−ス
化が可能であり、トナーと同極性の帯電特性を有するの
で静電的にトナーを反発することから従来問題とされた
拍車跡も確実に防止することができる。
【0026】なお、図7、図8、図9において、ガイド
13−3部にも回転ガイドとしての拍車6−2−2が設
けられているが、この拍車6−2−2は転写紙後端側の
部位が転写部14から外れて転写紙先端側の部位だけが
定着ニップ部18にくわえられ、この転写紙の後端側の
部位がガイド13−3に接触することによりトナー像が
乱されることを防止するためのガイドとして設けられた
ものであり、この拍車6−2−2についても拍車6−2
−1と同様な問題があるので、拍車6−2−1に対して
対処したと同じように、トナーの帯電極性と同極性の帯
電特性を有する材質の材料、例えば、高分子ポリエチレ
ン、超高分子ポリエチレン、フッ素樹脂等の中から適宜
のもの使用し、厚さも0.1mm〜0.3mmのシート
状に形成されたものを星形に打ち抜いたものを使用する
とよい。
13−3部にも回転ガイドとしての拍車6−2−2が設
けられているが、この拍車6−2−2は転写紙後端側の
部位が転写部14から外れて転写紙先端側の部位だけが
定着ニップ部18にくわえられ、この転写紙の後端側の
部位がガイド13−3に接触することによりトナー像が
乱されることを防止するためのガイドとして設けられた
ものであり、この拍車6−2−2についても拍車6−2
−1と同様な問題があるので、拍車6−2−1に対して
対処したと同じように、トナーの帯電極性と同極性の帯
電特性を有する材質の材料、例えば、高分子ポリエチレ
ン、超高分子ポリエチレン、フッ素樹脂等の中から適宜
のもの使用し、厚さも0.1mm〜0.3mmのシート
状に形成されたものを星形に打ち抜いたものを使用する
とよい。
【0027】ところで、転写紙の種類や使用環境によっ
ては、転写紙の両面にトナー像を形成する所謂両面画像
の形成時、例えば両面コピー時には、転写紙がカ−ルし
やすく、転写部14を抜けた転写紙後端側の部位は、図
9に経路Q"で示すように拍車6−2−1を巻き込むよ
うな形にカールして、転写紙後端側の部位が分離爪6−
1の先端部分に接触してトナー像が乱され、また、トナ
ーが分離爪6−1に付着して画質を低下させる場合があ
る。
ては、転写紙の両面にトナー像を形成する所謂両面画像
の形成時、例えば両面コピー時には、転写紙がカ−ルし
やすく、転写部14を抜けた転写紙後端側の部位は、図
9に経路Q"で示すように拍車6−2−1を巻き込むよ
うな形にカールして、転写紙後端側の部位が分離爪6−
1の先端部分に接触してトナー像が乱され、また、トナ
ーが分離爪6−1に付着して画質を低下させる場合があ
る。
【0028】つまり、経路Q"を辿るようなカールが発
生したときには、分離爪6−1の先端部に付いたトナ−
が転写紙を汚してしまうことがある。そこで、このよう
な不具合にも対処するため、分離爪6−1の近傍に別の
回転ガイドとしての小拍車を設ける。
生したときには、分離爪6−1の先端部に付いたトナ−
が転写紙を汚してしまうことがある。そこで、このよう
な不具合にも対処するため、分離爪6−1の近傍に別の
回転ガイドとしての小拍車を設ける。
【0029】小拍車を付加した分離爪ユニットを分離爪
ユニット6'と称し、図10(a)、(b)、(c)に
示す。図10(a)は分離爪ユニットの正面図、図10
(b)は同側面図、図10(c)は図10(b)におけ
るA−A矢視断面図、図10(d)は小拍車支持部の断
面図である。
ユニット6'と称し、図10(a)、(b)、(c)に
示す。図10(a)は分離爪ユニットの正面図、図10
(b)は同側面図、図10(c)は図10(b)におけ
るA−A矢視断面図、図10(d)は小拍車支持部の断
面図である。
【0030】これらの図において、分離爪6−1は軸6
−2−1dにより分離爪ホルダ6−3に枢着されてい
る。また、軸6−2−1dには拍車6−2−1の中心部
取り付け穴が差し込まれ拍車6−2−1は分離爪6−1
の回転軸6−2−1dに対して回転可能である。
−2−1dにより分離爪ホルダ6−3に枢着されてい
る。また、軸6−2−1dには拍車6−2−1の中心部
取り付け穴が差し込まれ拍車6−2−1は分離爪6−1
の回転軸6−2−1dに対して回転可能である。
【0031】図10(d)に示すように小拍車6−2−
3は分離爪6−1と一体的に設けられた軸6−1−1d
の軸方向一端部に形成された係合突起部6−1−1−e
に圧入により回転可能に取り付けられている。小拍車6
−2−3は軸6−1−1dの一部であるボス部の細い径
の部分に回転可能に嵌入されている。
3は分離爪6−1と一体的に設けられた軸6−1−1d
の軸方向一端部に形成された係合突起部6−1−1−e
に圧入により回転可能に取り付けられている。小拍車6
−2−3は軸6−1−1dの一部であるボス部の細い径
の部分に回転可能に嵌入されている。
【0032】小拍車6−2−3も拍車6−2−1と同様
高分子ポリエチレン或は超高分子ポリエチレン、フッ素
樹脂等材質の0.1mm〜0.3mm程度の厚さの星形
のシートからなる。よって、圧入で簡単にセットでき、
抜け止め用のリング等は必要ないので低コストで実施で
きる。
高分子ポリエチレン或は超高分子ポリエチレン、フッ素
樹脂等材質の0.1mm〜0.3mm程度の厚さの星形
のシートからなる。よって、圧入で簡単にセットでき、
抜け止め用のリング等は必要ないので低コストで実施で
きる。
【0033】ここで、図10(b)に示すように軸6−
1−1dの一端側における小拍車6−2−3の取り付け
は、小拍車6−2−3の側面部が、係合突起部6−1−
1eと軸部との間の溝の端面である段差支持部Sに接す
るようにして、分離爪6−1の面一定距離t1を確保し
ている。
1−1dの一端側における小拍車6−2−3の取り付け
は、小拍車6−2−3の側面部が、係合突起部6−1−
1eと軸部との間の溝の端面である段差支持部Sに接す
るようにして、分離爪6−1の面一定距離t1を確保し
ている。
【0034】このようにして、分離爪6−1と小拍車6
−2−3の位置までに一定距離t1を設けたので、小拍
車6−2−3が回転する際、分離爪6−1に摺擦して回
転不良を起こすことがなく、かつ、分離爪(6−1)に
付着したトナ−をまき散らすことがなくなるとともに、
小拍車6−2−3を分離爪6−1に組み付ける際に分離
爪6−1の先端を損傷させるという事態を回避すること
ができる。
−2−3の位置までに一定距離t1を設けたので、小拍
車6−2−3が回転する際、分離爪6−1に摺擦して回
転不良を起こすことがなく、かつ、分離爪(6−1)に
付着したトナ−をまき散らすことがなくなるとともに、
小拍車6−2−3を分離爪6−1に組み付ける際に分離
爪6−1の先端を損傷させるという事態を回避すること
ができる。
【0035】図10(b)から明らかなように、小拍車
6−2−3を分離爪6−1の先端近傍に設けられたボ
ス、つまり軸6−1−1dに、拍車6−2−1と小拍車
6−2−3を分離爪6−2−3に対して相反する側に位
置させているので、これら両拍車の回転軸が接近してい
る場合でも拍車同士が干渉することがないので省スペ−
スが図れる。
6−2−3を分離爪6−1の先端近傍に設けられたボ
ス、つまり軸6−1−1dに、拍車6−2−1と小拍車
6−2−3を分離爪6−2−3に対して相反する側に位
置させているので、これら両拍車の回転軸が接近してい
る場合でも拍車同士が干渉することがないので省スペ−
スが図れる。
【0036】さらに図10(a)、図10(b)に示す
ように小拍車6−2−3の半径をr、前記分離爪6−1
の外形から前記小拍車6−2−3が転写紙の搬送路側に
突き出した突き出し量、つまり、図10(a)に示すよ
うに拍車6−2−1の接線であって分離爪6−1の先端
部を通る線から外側に出た量をtとしたとき、1.5m
m<t<rとした。このようにすると、転写紙後端側の
部位にカールがある場合でも、分離爪6−1により感光
体1から分離された転写紙後端側の部位は確実に小拍車
6−2−3を経てから拍車6−2−1にガイドされるの
で、ジャムすることなくスムーズに転写紙は搬送され
る。
ように小拍車6−2−3の半径をr、前記分離爪6−1
の外形から前記小拍車6−2−3が転写紙の搬送路側に
突き出した突き出し量、つまり、図10(a)に示すよ
うに拍車6−2−1の接線であって分離爪6−1の先端
部を通る線から外側に出た量をtとしたとき、1.5m
m<t<rとした。このようにすると、転写紙後端側の
部位にカールがある場合でも、分離爪6−1により感光
体1から分離された転写紙後端側の部位は確実に小拍車
6−2−3を経てから拍車6−2−1にガイドされるの
で、ジャムすることなくスムーズに転写紙は搬送され
る。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、トナ−像
形成手段により形成されたトナ−像を担持する像担持体
と、前記像担持体に担持されているトナ−像を転写材に
転写する転写手段と、前記転写材に転写されたトナ−像
を定着する定着手段とを有し、前記転写手段と前記定着
手段との間の前記転写材の搬送路に回転ガイドを設けた
画像形成装置において、前記回転ガイドの材質を前記ト
ナ−の帯電極性と同極性の帯電特性をもつ材質にし、回
転ガイドの突起部にトナ−が付きにくくしたのでシート
状媒体上での回転ガイド跡の発生を防止でき、良好な画
像を提供することができる。
形成手段により形成されたトナ−像を担持する像担持体
と、前記像担持体に担持されているトナ−像を転写材に
転写する転写手段と、前記転写材に転写されたトナ−像
を定着する定着手段とを有し、前記転写手段と前記定着
手段との間の前記転写材の搬送路に回転ガイドを設けた
画像形成装置において、前記回転ガイドの材質を前記ト
ナ−の帯電極性と同極性の帯電特性をもつ材質にし、回
転ガイドの突起部にトナ−が付きにくくしたのでシート
状媒体上での回転ガイド跡の発生を防止でき、良好な画
像を提供することができる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、前記回転ガ
イドは樹脂のシ−トを星形に打ち抜くことにより製作で
き、簡素な型で加工することができるので安価であり、
かつ、ジャム処理の時ユ−ザ−手が触れるような場所に
配置しても安全な回転ガイドを提供することができる。
イドは樹脂のシ−トを星形に打ち抜くことにより製作で
き、簡素な型で加工することができるので安価であり、
かつ、ジャム処理の時ユ−ザ−手が触れるような場所に
配置しても安全な回転ガイドを提供することができる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、回転ガイド
の厚みを0.1mm〜0.3mmにすることで、厚すぎ
ることにより転写像が乱されることが防止され、かつシ
ート媒体上の回転ガイド跡を確実に防止できると共に、
薄すぎることにより強度不足となり組み付け性が悪くな
ることを防止でき、かつ、厚さの下限を0.1mmとす
ることにより誤って触ってしまったときに回転ガイドの
変形を防止し、また、回転ガイドの組み付け性の向上と
回転ガイドの変形防止を図ることができる。
の厚みを0.1mm〜0.3mmにすることで、厚すぎ
ることにより転写像が乱されることが防止され、かつシ
ート媒体上の回転ガイド跡を確実に防止できると共に、
薄すぎることにより強度不足となり組み付け性が悪くな
ることを防止でき、かつ、厚さの下限を0.1mmとす
ることにより誤って触ってしまったときに回転ガイドの
変形を防止し、また、回転ガイドの組み付け性の向上と
回転ガイドの変形防止を図ることができる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、トナ−像形
成手段により形成されたトナ−像を担持する像担持体
と、前記像担持体に担持されているトナ−像を転写材に
転写する転写手段と、前記転写材に転写されたトナ−像
を定着する定着手段と、前記転写材を前記像担持体から
分離させるための樹脂製の分離爪を有する画像形成装置
において、前記転写手段と前記定着手段との間の前記転
写材の搬送路に回転ガイドを設け、さらに分離爪の先端
近傍に別の小回転ガイドを配置することで、転写紙の浮
きによる回転ガイド跡を前者の回転ガイドで防止し、さ
らに、両面コピ−時や高湿環境時に転写紙がカ−ルした
場合に転写紙が前者の回転ガイドを巻き込む形で転写紙
後端が分離爪の先端に接触し、爪跡を発生させてしまう
不具合を後者の小回転ガイドで防止することができるの
で良好な画像を提供することができる。
成手段により形成されたトナ−像を担持する像担持体
と、前記像担持体に担持されているトナ−像を転写材に
転写する転写手段と、前記転写材に転写されたトナ−像
を定着する定着手段と、前記転写材を前記像担持体から
分離させるための樹脂製の分離爪を有する画像形成装置
において、前記転写手段と前記定着手段との間の前記転
写材の搬送路に回転ガイドを設け、さらに分離爪の先端
近傍に別の小回転ガイドを配置することで、転写紙の浮
きによる回転ガイド跡を前者の回転ガイドで防止し、さ
らに、両面コピ−時や高湿環境時に転写紙がカ−ルした
場合に転写紙が前者の回転ガイドを巻き込む形で転写紙
後端が分離爪の先端に接触し、爪跡を発生させてしまう
不具合を後者の小回転ガイドで防止することができるの
で良好な画像を提供することができる。
【0041】請求項5記載の発明によれば、分離爪先端
近傍に設けた小回転ガイドの取付位置が、前記分離爪の
側面より一定距離離して設けたことで、小回転ガイドが
回転する際、分離爪に摺擦して回転不良を起こすことを
防止し、かつ、分離爪に付着したトナ−をまき散らすこ
とがないようにするとともに、小回転ガイドを分離爪に
組み付ける際に分離爪の先端を損傷させることを防止で
き、確実にシート媒体上の回転ガイドによる爪跡の発生
を防止できる。
近傍に設けた小回転ガイドの取付位置が、前記分離爪の
側面より一定距離離して設けたことで、小回転ガイドが
回転する際、分離爪に摺擦して回転不良を起こすことを
防止し、かつ、分離爪に付着したトナ−をまき散らすこ
とがないようにするとともに、小回転ガイドを分離爪に
組み付ける際に分離爪の先端を損傷させることを防止で
き、確実にシート媒体上の回転ガイドによる爪跡の発生
を防止できる。
【0042】請求項6記載の発明では、転写手段と定着
手段との間の転写材の搬送路に設ける回転ガイドを前記
分離爪の回転軸に対して回転自在とし、さらに前記分離
爪の先端近傍に設ける小回転ガイドを前記分離爪の先端
部近傍に設けられたボスに対して回転自在とし、さらに
これら2つの回転ガイドを分離爪に対して相反する側に
位置させているので、省スペ−スが図れる。
手段との間の転写材の搬送路に設ける回転ガイドを前記
分離爪の回転軸に対して回転自在とし、さらに前記分離
爪の先端近傍に設ける小回転ガイドを前記分離爪の先端
部近傍に設けられたボスに対して回転自在とし、さらに
これら2つの回転ガイドを分離爪に対して相反する側に
位置させているので、省スペ−スが図れる。
【図1】感光体ユニットの断面図である。
【図2】剤収容部の外観斜視図である。
【図3】感光体ユニットの外観斜視図である。
【図4】感光体ユニット中の搬送スクリュー部の外観斜
視図である。
視図である。
【図5】感光体ユニットの外観斜視図である。
【図6】感光体ユニットの一部を拡大して示した部分外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図7】転写手段から定着手段に至る搬送経路に配置さ
れた拍車及び分離爪を説明した図である。
れた拍車及び分離爪を説明した図である。
【図8】転写手段から定着手段に至る搬送経路に配置さ
れた拍車及び分離爪を説明した図である。
れた拍車及び分離爪を説明した図である。
【図9】転写手段から定着手段に至る搬送経路に配置さ
れた拍車及び分離爪を説明した図である。
れた拍車及び分離爪を説明した図である。
【図10】図10(a)は分離爪ユニットの正面図、図
10(b)は同側面図、図10(c)は図10(b)に
おけるA−A矢視断面図、図10(d)は小拍車支持部
の断面図である。
10(b)は同側面図、図10(c)は図10(b)に
おけるA−A矢視断面図、図10(d)は小拍車支持部
の断面図である。
6−2−1 (回転ガイドとしての)拍車 6−2−3 (回転ガイドとしての)小拍車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 巽 謙三 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 善波 英樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 碓井 則之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 大堀 真由美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 山口 俊隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 水沢 浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 水石 治司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H032 DA12 DA14 3F049 CA02 CA21 LA02 LB03 3F053 AA19 AA21 LA02 LB03
Claims (6)
- 【請求項1】トナ−像形成手段により形成されたトナ−
像を担持する像担持体と、前記像担持体に担持されてい
るトナ−像をシート状媒体に転写する転写手段と、前記
シート状媒体に転写されたトナ−像を定着する定着手段
とを有し、前記転写手段と前記定着手段との間の前記シ
ート状媒体の搬送路に回転ガイドを設けた画像形成装置
において、前記回転ガイドの材質を前記トナ−の帯電極
性と同極性の帯電特性を持つ材質にしたことを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
記回転ガイドは樹脂のシ−トを星型に打ち抜くことによ
り製作された薄板状をしていることを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の画像形成装置におい
て、前記回転ガイドの厚みを0.1mm〜0.3mmに
したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】トナ−像形成手段により形成されたトナ−
像を担持する像担持体と、前記像担持体に担持されてい
るトナ−像をシート状媒体に転写する転写手段と、前記
シート状媒体に転写されたトナ−像を定着する定着手段
と、前記シート状媒体を前記像担持体から分離させるた
めの樹脂製の分離爪を有する画像形成装置において、 前記転写手段と前記定着手段との間の前記シート状媒体
の搬送路に回転ガイドを設け、さらに前記分離爪の先端
部近傍に別の小回転ガイドを配置したことを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項5】請求項4記載の画像形成装置において、 前記分離爪の先端近傍に設けられる小回転ガイドを、前
記分離爪の側面より一定距離離して支持する段差支持部
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】請求項4又は5記載の画像形成装置におい
て、 前記転写手段と前記定着手段との間の前記シート状媒体
の搬送路に設ける回転ガイドを前記分離爪の回転軸に対
して回転自在とし、さらに前記分離爪の先端近傍に設け
る小回転ガイドを前記分離爪の先端近傍に設けられたボ
スに対して回転自在とし、さらにこれら2つの回転ガイ
ドを分離爪に対して相反する側に位置させていることを
特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11183259A JP2001010754A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11183259A JP2001010754A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001010754A true JP2001010754A (ja) | 2001-01-16 |
Family
ID=16132545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11183259A Pending JP2001010754A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001010754A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101713951B (zh) * | 2008-10-02 | 2012-11-07 | 株式会社理光 | 定影装置及图像形成装置 |
-
1999
- 1999-06-29 JP JP11183259A patent/JP2001010754A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101713951B (zh) * | 2008-10-02 | 2012-11-07 | 株式会社理光 | 定影装置及图像形成装置 |
US8837998B2 (en) | 2008-10-02 | 2014-09-16 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device with guide member having multiple spurs and image forming apparatus incorporating same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050927 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051004 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060214 |