JP2001010491A - 振動制御方法 - Google Patents

振動制御方法

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JP2001010491A
JP2001010491A JP11184504A JP18450499A JP2001010491A JP 2001010491 A JP2001010491 A JP 2001010491A JP 11184504 A JP11184504 A JP 11184504A JP 18450499 A JP18450499 A JP 18450499A JP 2001010491 A JP2001010491 A JP 2001010491A
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damping force
vehicle
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vibration
speed
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Yasuhiko Hara
靖彦 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の対向擦れ違い時に、対向車両による車
体の振動を抑制し、乗り心地を改善できる振動制御装置
における振動の制御方法を提供する。 【解決手段】 一端側を台車1に他端側を車体2に締結
して揺動可能に配設され減衰力可変ダンパ5と、車両の
速度を検出する速度センサ7と、車体2に設けられ車体
2の振動を検出する加速度センサ6と、加速度センサ6
からの信号に基づいて減衰力可変ダンパ5に制御信号を
出力するコントローラ4とを備えて車体2の振動を制御
するようにした振動制御装置において、速度センサ7か
らの速度信号と、加速度センサ6による車両の擦れ違い
により検出される加速度信号と、減衰力可変ダンパ5を
制御する減衰力制御用パターンPと、加速度信号による
車両の擦れ違い時の減衰力制御用パターンを出力するま
での時間Tmと減衰力制御用パターンを保持する時間T
kを設定するタイマとにより、車両の擦れ違い終了時に
コントローラ4より減衰力可変ダンパ5に減衰力制御用
パターンを出力して車両の擦れ違いによる振動を抑制す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、鉄道や自動車
等の車両の振動を制御する制御装置に関し、特に、高速
車両の対向擦れ違い時に発生する振動を抑えるようにし
た振動制御装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、この種の振動を制御するものとし
て、図8に示すように、列車の台車1上に設けたエアば
ね3を介して車体2が支えられており、台車1と車体2
間には一端側を台車1に他端側を車体2に締結されて揺
動可能にダンパ5が配設されて車体2の振動エネルギを
吸収するとともに、台車1の振動を車体2に伝える作用
をもっていて、減衰係数を高くすると車体2に直接作用
する加振力に対して有効であるが、台車1の方が加振さ
れている場合には車体2に伝わる振動が大きくなるもの
がある。
【0003】また、車体2の振動を抑制する方向にだけ
車体2の振動の大きさに見合う減衰力を発生するように
ダンパ5を減衰力多段切換のセミアクティブダンパに置
き換えて、車体2に設けた加速度センサからの信号に基
づいて車体の振動を抑制するようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の振動を制御するものにあっては、ばね上の車体の
絶対速度に比例したダンパの減衰力を発生させるため
に、一般的なスカイフック制御を行なっており、図9に
示すような列車の対向擦れ違い時に、列車の揺れに関し
て揺れを制御することを考慮していないため、 図10に
示すように、列車の対向擦れ違いの開始時Aと擦れ違い
の終了時Cとにおいて、な大きな振動w1,w2を受
け、不快感を感じると言う問題がある。
【0005】また、ダンパ4には、一般的に振動を大き
くする方向の力を逃がすような機構(アンロード機構)
が設けてあり、このため、台車の振動が車体に伝わりに
くくなっており、その時の減衰力パターンによっては、
列車の対向擦れ違い時の予期せぬ大きな振動を抑制する
ことができないと言う問題がある。
【0006】更に、駅等で停車中(あるいは低速走行
時)には、制御バルブの寿命、消費電力の節約のため、
スカイフック制御は行なわれず、通常のパッシブダンパ
特性となっており、パッシブダンパの減衰力特性は、故
障時の乗り心地をある程度確保するため、ダンパの減衰
力を最大にしていないために、他の列車の通過時に、擦
れ違い時に車体が揺れやすいと言う問題もあった。
【0007】そこで、この発明は、上記した事情を鑑み
て創案されたものであって、その目的とするところは、
列車の対向擦れ違い時に、対向列車による車体の振動を
抑制し、乗り心地を改善できる振動制御装置における振
動の制御方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、一端側
を台車に他端側を車体に締結して揺動可能に配設される
減衰力可変ダンパと、車両の速度を検出する速度センサ
と、車体に設けられ車体の加速度を検出する加速度セン
サと、加速度センサからの信号に基づいて減衰力可変ダ
ンパに信号を出力するコントローラとを備えて車体の振
動を制御するようにした振動制御装置において、速度セ
ンサからの速度信号と、加速度センサによる車両の擦れ
違いにより検出される加速度信号と、減衰力可変ダンパ
を制御する減衰力制御用パターンと、加速度信号による
車両の擦れ違い減衰力制御用パターンを出力するまでの
時間と減衰力制御用パターンを保持する時間を設定する
タイマとにより、車両の擦れ違い終了時に減衰力可変ダ
ンパに減衰力制御用パターンを出力して車両の擦れ違い
による振動を抑制する。
【0009】第2の発明では、前記速度センサからの速
度信号が零となる停車中において、減衰力可変ダンパに
最大減衰力制御用パターンを出力する。
【0010】第3の発明では、前記加速度信号による車
両の擦れ違い時の減衰力制御用パターンを出力する時間
と減衰力制御用パターンを保持する時間とを可変にす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明するに、前記従来例と同一の構成
要素に対しては同一の名称、符号を付して説明する。
【0012】この実施の形態に関わる振動制御装置は、
図1,2に示すように、台車1上に設けたエアばね3等
を介して支えられた車体2を有する列車等に装着されて
おり、主にコントローラ4、減衰力可変ダンパ(セミア
クティブダンパ)5、加速度センサ6、速度センサ7等
からなっている。
【0013】減衰力可変ダンパ5は、一端側を台車1に
他端側を車体2にそれぞれ締結され、揺動可能に配設さ
れており、制御弁8、ストロークセンサ9等を備えてい
る。
【0014】加速度センサ6は、車体2側に設けられて
車体2の左右方向の振動を検出し、速度センサ7は、列
車の走行速度Vを検出し、検出されたそれぞれの信号を
コントローラ4に入力するようにしてある。
【0015】コントローラ4は、加速度センサ6,速度
センサ7からの信号に基づいて、減衰力可変ダンパ5の
制御弁8に制御信号を出力して車体2の振動を抑制する
ようしてある。
【0016】ここで、加速度センサ6からの信号波形W
1(図6参照)から列車の擦れ違いを判定し、判定結果
に基づいて減衰力可変ダンパ5を制御して列車の擦れ違
いによる車体2の揺れを防止するプログラムについて、
図3のフローチャートを参照して説明する。
【0017】まず、ステップS1において、列車の速度
が零(V=0)であるか否かを判断する。
【0018】列車の速度が零であれば(V=0)ステッ
プS2に移行し、零でなけらば(V≠0)ステップS3
に移行する。
【0019】ステップS2では、停車中の擦れ違い時の
減衰力制御用パターンPを出力するまでの時間Tm、減
衰力制御用パターンPを保持する時間Tkをセットす
る。
【0020】ステップS3では、加速度センサ6よりの
加速度の絶対値|G|が擦れ違い検知のしきい値Gtよ
り大きいか否かを判断する。
【0021】加速度センサ6よりの加速度の絶対値|G
|が擦れ違い検知のしきい値Gtより小さければ、ステ
ップS4に移行して通常のスカイフック制御を行って元
に戻り、大きければ、ステップS5に移行する。
【0022】ステップS5では、タイマ1を作動させ
る。
【0023】そして、ステップS6では、加速度センサ
5により検出された加速度の値Gが正であるか否か(左
右のどちらかの方向であるか)を判定する。
【0024】加速度センサ6により検出された加速度の
値Gが正でなければ(負ならば)ステップS7へ移行
し、加速度の値Gが正ならばステップS11に移行す
る。
【0025】ステップS7では、タイマ1が擦れ違い時
の減衰力制御用パターンPを出力するまでの時間Tmよ
り小さいか否かを判定する。
【0026】タイマ1が擦れ違い時の減衰力制御用パタ
ーンPを出力するまでの時間Tmより小さければ、ステ
ップS8に移行して通常のスカイフック制御を行って、
ステップS7に戻る。
【0027】タイマ1が擦れ違い時の減衰力制御用パタ
ーンPを出力するまでの時間Tmより小さくなければ
(大きければ)、ステップS9に移行してタイマ2を作
動させる。
【0028】そして、ステップS9では、右側の擦れ違
い時の減衰力制御用パターンPを出力する。
【0029】一方、ステップ11では、タイマ1が擦れ
違い時の減衰力制御用パターンPを保持するまでの時間
Tkより小さいか否かを判定する。
【0030】タイマ1が擦れ違い時の減衰力制御用パタ
ーンPを保持するまでの時間Tkより小さければ、ステ
ップS12に移行して通常のスカイフック制御を行っ
て、ステップS11に戻る。
【0031】タイマ1が擦れ違い時の減衰力制御用パタ
ーンPを保持するまでの時間Tkより小さくなければ
(大きければ)、ステップS13に移行してタイマ2を
作動させる。
【0032】そして、ステップS14では、左側の擦れ
違い時の減衰力制御用パターンPを出力する。
【0033】ステップS15では、タイマ2が擦れ違い
時の減衰力制御用パターンPを保持するまでの時間Tk
より小さいか否かを判定する。
【0034】タイマ2が擦れ違い時の減衰力制御用パタ
ーンPを保持するまでの時間Tkより小さければ、ステ
ップS15に戻る。
【0035】タイマ2が擦れ違い時の減衰力制御用パタ
ーンPを保持するまでの時間Tkより小さくなければ
(大きければ)、ステップS16に移行してタイマ1、
2をリセットし、スッテプS1に戻る。
【0036】斯くしてこのプログラムを実行することに
より、列車との擦れ違いの始まるAの時点の加速度セン
サ6による第1の信号波形W1により擦れ違いを検出
し、数秒後の擦れ違いが終了するC時点の付近での第2
の信号波形W2による振動w2を抑制するため、Aの時
点では加速度Gの大きさ(G1もしくはG2)から対向
による擦れ違いかどうかを判別し、その極性(正の信号
か、負の信号か)でどちら側(右側か、左側か)の擦れ
違いであるかを判断し、C時点の付近での揺れを抑える
ために減衰力可変ダンパ5に減衰力制御用パターンPを
予測して決定し、擦れ違いの時間Tm中に合わせて揺れ
を抑える減衰力制御用パターンPを減衰力可変ダンパ5
に擦れ違いを保持する時間Tkに出力して、擦れ違い時
の揺れを抑制するようにしたものである。
【0037】このように、速度センサ7からの速度信号
Vと、加速度センサ6による列車の擦れ違いにより検出
される加速度信号W1と、減衰力可変ダンパ5を制御す
る制御用パターンPと、加速度信号W1による車両の擦
れ違い時の減衰力制御用パターンPを出力するまでの時
間Tmと擦れ違い制御用パターンPを保持する時間Tk
を設定するタイマ1,2とにより、列車の擦れ違い終了
時に減衰力可変ダンパ5に減衰力制御用パターンPを出
力して列車の擦れ違いによる振動を抑制するようにした
から、列車との擦れ違いかどうかを加速度Gの大きさか
ら判断して、擦れ違い時の振動に対応できる指令(減衰
力制御用パターンP)を出力することで、擦れ違い時の
不快な振動を低減することができる。
【0038】また、擦れ違い終了時のC時点の付近での
第2の振動w2に対し、あらかじめ減衰力制御用パター
ンPをセットできるアルゴリズムとしたため、偶然でな
く、確実な減衰力制御用パターンPをセットすることで
擦れ違い終了時に生じてた振動w2を、図7に示すよう
に、確実に低減できる。
【0039】さらに、列車との擦れ違いを加速度センサ
6のみで検出するようにしたから、擦れ違いを検出する
ための新たなセンサを付加する必要がなく、ソフトの変
更のみで対応することができる。
【0040】次に、第4図に示す第2の実施の形態は、
ステップS1において、列車の速度が零(V=0)であ
る停車中にあって、左右の擦れ違い判断を無視した最大
の減衰力制御用パターンを出力するようにした構成を相
違させたもので、その他は、第1の実施の形態と同じで
あり、ここでは相違する構成についてのみ説明し、他の
構成要素の詳細については省略する。
【0041】そこで、第2の実施の形態は、図4のフロ
ーチャートを参照して説明するに、ステップS1におい
て、列車の速度が零(V=0)であるか否かを判断す
る。
【0042】列車の速度が零であれば(V=0)ステッ
プS17に移行し、零でなけらば(V≠0)ステップS
3に移行する。
【0043】ステップS17では、左右の擦れ違い判断
を無視し、最大減衰力制御用パターンPmを停車中に常
時出力するようにしたものであり、駅で停車中他の列車
との擦れ違いで左右のどちら側での擦れ違いであるか分
からない場合でも、どちら側にあっても最大減衰力制御
用パターンを出力するようにしておけば、どちら側の擦
れ違いに対しても対応することができる。
【0044】更に、第5図に示す第3の実施の形態は、
加速度信号による列車の擦れ違い制御用パターンを出力
するまでの時間Tmと擦れ違い制御用パターンを保持す
る時間Tkとを可変にすることで、ステップS1におい
て、列車の速度Vを高速,低速,停車中の各段階に合わ
せてTm,Tkを設定し、左右の擦れ違いを判断して減
衰力制御用パターンを出力するようにした構成を相違さ
せたもので、その他は、第1の実施の形態と同じであ
り、ここでは相違する構成についてのみ説明し、他の構
成要素の詳細については、前記第2の実施の形態と同様
に省略する。
【0045】そこで、第3の実施の形態は、図5のフロ
ーチャートを参照して説明するに、ステップS1におい
て、列車の速度Vが高速,低速,停車中であるか否かを
判断する。
【0046】列車の速度Vが停車中であればステップ1
8に移行して停車中用のTm,Tkをセットし、速度V
が低速中であればステップ19に移行して低速用のT
m,Tkをセットし、更に、速度Vが高速中であればス
テップ20に移行して高速用のTm,Tkをセットし、
次のテップS3に移行するようにしたもので、加速度信
号による列車の擦れ違い制御用パターンPを出力するま
での時間Tmと擦れ違い制御用パターンPを保持する時
間Tkとを可変にすることで、列車の走行速度V(高
速,低速,停車中)に合わせてTm,Tkをセットし、
走行速度Vに応じたより最適な制御が可能となる。
【0047】尚、以上の実施の形態例は、列車について
の実施例であるが、列車に限らず他の自動車等の車両に
対しても本発明を適用することができることは言うまで
もないので省略する。
【0048】
【発明の効果】第1の発明によれば、一端側を台車に他
端側を車体に締結して揺動可能に配設される減衰力可変
ダンパと、車両の速度を検出する速度センサと、車体に
設けられ車体の加速度を検出する加速度センサと、加速
度センサからの信号に基づいて減衰力可変ダンパに制御
信号を出力するコントローラとを備えて車体の振動を制
御するようにした振動制御装置において、速度センサか
らの速度信号と、加速度センサによる車両の擦れ違いに
より検出される加速度信号と、減衰力可変ダンパを制御
する減衰力制御用パターンと、加速度信号による車両の
擦れ違い時の減衰力制御用パターンを出力するまでの時
間と減衰力制御用パターンを保持する時間を設するタイ
マとにより、車両の擦れ違い終了時にコントローラより
減衰力可変ダンパに減衰力制御用パターンを出力して車
両の擦れ違いによる振動を抑制するようにしたから、車
両との擦れ違いかどうかを加速度信号から判断するよう
にして、擦れ違い時の振動に対応できる指令(減衰力制
御用パターン)を出力することで、擦れ違い時の不快な
振動を低減することができる効果がある。
【0049】また、擦れ違い終了時の第2の振動に対
し、あらかじめ減衰力制御用パターンをセットできるア
ルゴリズムとしたため、偶然でなく、確実な減衰力制御
用パターンをセットすることで擦れ違い終了時の振動を
確実に低減することができる。
【0050】さらに、擦れ違いを加速度センサのみで検
出するようにしたから、擦れ違いを検出する新たなセン
サや装置を付加する必要がなく、ソフトの変更のみで対
応することができ安価にできる効果がある。
【0051】第2の発明によれば、速度センサからの速
度信号が零となる停車中において、減衰力可変ダンパに
最大減衰力制御用パターンを出力するようにしたから、
停車中他の車両との擦れ違いで左右のどちら側での擦れ
違いであるか分からない場合でも、どちら側にあっても
最大減衰力制御用パターンを出力するようにしておけ
ば、どちら側の擦れ違いに対しても対応することができ
る効果がある。
【0052】第3の発明によれば、加速度信号による車
両の擦れ違い時の減衰力制御用パターンを出力するまで
の時間Tmと減衰力制御用パターンを保持する時間Tk
とを任意に設定可能にしたから、車両の走行速度(高
速,低速,停車中)に合わせてTm,Tkをセットし、
車両の速度の違いに対応して考慮することができ、停車
中の擦れ違い時の振動も低減でき、走行速度に応じたよ
り最適な制御が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す振動制御装置を装着
した車両の下面図である。
【図2】同じく振動制御装置を装着した車両のシステム
図である。
【図3】同じく振動制御装置の制御内容を示すフローチ
ャートである。
【図4】同じく振動制御装置の他の制御内容を示すフロ
ーチャートである。
【図5】同じく振動制御装置の他の制御内容を示すフロ
ーチャートである。
【図6】同じく振動制御装置における加速度センサより
の信号波形図である。
【図7】同じく車両の擦れ違い時に発生する振動の波形
を示す振動波形図である。
【図8】従来例を示すスカイフック制御を施した車両の
側断面図である。
【図9】同じく車両の擦れ違いを説明する説明図であ
る。
【図10】同じく車両の擦れ違い時に発生する振動の波形
を示す振動波形図である。
【符号の説明】
1 台車 2 車体 3 エアばね 4 コントローラ 5 減衰力可変ダンパ 6 加速度センサ 7 速度センサ 8 制御弁 9 ストロークセンサ A 車両の擦れ違い開始時点 C 車両の擦れ違い終了時点 G 加速度の値 Gt 擦れ違い時の加速度のしきい値 P 減衰力制御パターン Pm 最大減衰力制御パターン Tm 加速度信号による車両の擦れ違い時に減衰力制御
用パターンを出力するまでの時間 Tk 加速度信号による車両の擦れ違い時に減衰力制御
用パターンを保持する時間 W1 車両の擦れ違い時の加速度センサからの第1の加
速度信号 W2 車両の擦れ違い終了時の加速度センサからの第2
の加速度信号 w1 車両の擦れ違い時に受ける振動波形 w2 車両の擦れ違い終了時に受ける振動波形

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側を台車に他端側を車体に締結して
    揺動可能に配設される減衰力可変ダンパと、車両の速度
    を検出する速度センサと、車体に設けられ車体の加速度
    を検出する加速度センサと、加速度センサからの信号に
    基づいて減衰力可変ダンパに制御信号を出力するコント
    ローラとを備えて車体の振動を制御するようにした振動
    制御装置において、速度センサからの速度信号と、加速
    度センサによる車両の擦れ違いにより検出される加速度
    信号と、減衰力可変ダンパを制御する減衰力制御用パタ
    ーンと、加速度信号による車両の擦れ違い時の減衰力制
    御用パターンを出力するまでの時間と減衰力制御用パタ
    ーンを保持する時間を設定するタイマとにより、車両の
    擦れ違い終了時にコントローラより減衰力可変ダンパに
    減衰力制御用パターンを出力して車両の擦れ違いによる
    振動を抑制するようにしたことを特徴とする振動制御方
    法。
  2. 【請求項2】 前記速度センサからの速度信号が零とな
    る停車中において、減衰力可変ダンパに最大減衰力制御
    用パターンを出力するようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の振動制御方法。
  3. 【請求項3】 前記加速度信号による車両の擦れ違い時
    の減衰力制御用パターンを出力するまでの時間と減衰力
    制御用パターンを保持する時間とを可変にするようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載の振動制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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